JPS61236503A - 光フアイバ−端面形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、人体の治療用レーザーや、工場における物の
加工計測等に用いるレーザーの導光路としての光ファイ
バーの端面形成方法に関するものである。

従来の技術 近年導光路に光ファイバーを用いたレーザー照射装置が
実用化段階に達してお夛、ＹＡＧレーザ効率の良いＣ０
２レーザーの光ファイバーもハロゲン化物等の材料で開
発されてきている。又、光ファイバーの先端を凹凸状に
形成し、光ファイバー出射口でレンズ効果をもたせる等
の技術もある。

しかしここで、光ファイバーの伝送効率を上げるために
、光ファイバー中の不純物等は、高度な製造技術で取シ
除かれる様になったが、レーザー光を入出射する端面は
、研摩テープ等による研摩仕上げで行なっている。

、発明が解決しようとする問題点 この場合研摩面に、研摩材のと粒等が付着し、そのと粒
がレーザー光の吸収源となシ、熱を発生し、端面が焼損
し伝送効率を著しく低下させる。

この内出射端は特に照射物に近く物体からの反射光や、
光ファイバー内のレーザー光の集中等で焼損しやすい。

又、ＹＡＧレーザー用の石英光ファイバーでは光ファイ
バー外周に傷をつけ、折ることにより、端面を鏡面化し
ている方法もあるが、パワーレーザー光を導光する場合
は端面上のわずかな傷も、伝送効率を低下させる原因と
なっている。又、石英ファイバーやノ・ロゲン化物等の
ファイバーを外部から熱を加え端面形成法があるが（そ
の−例を第６図に示す）これは先端付近−帯を加熱する
ため、加熱しない部分との結晶性質が異なシ、又、特に
ハロゲン化物等の多結晶光ファイバーは、プリフォーム
をファイバー化した後に再度加熱すると、特性が変化す
る等好ましくなへ第６図の１５は光ファイバーで、保持
部１６で保持され周囲を加熱炉１７で加熱し、端面１８
に鏡面の押圧板１９を押し当て端面を形成する方法であ
る。更に、光ファイバーを途中で接続したい場合や、２
本の光ファイバーの間にレンズや、ウィンドウを入れ結
合したい場合は、第４図の場合は難しく上記で記載した
再加熱により伝送効率の著“　しい低下を示す。

本発明は以上の様な問題を解決するために、光ファイバ
ーにパワーレーザー光を入射しながら、同種ファイバー
、あるいは異種ファイバー、更にレンズやウィンドウ等
の結合を伝送効率が著しく低下することなく端面を形成
することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明はパワーレーザー光を導光する光ファイバーの一
端から所定のパワーレーザー光を入射し、前記光ファイ
バーの他端に前記光ファイバーと同種か、もしくは異質
物質を押圧し、前記光ファイバーの端面を形成及び接続
を行うことを特徴とする光ファイバー端面形成方法であ
る。

作　　用 本発明の技術的手段による作用は次の様になる。

すなわち、光ファイバーの端面を形成する場合、一端か
らレーザー光を入射すると、レーザー光は、光ファイバ
ーのみがかれていない端面で吸収され加熱される。この
事により、この近傍の結晶は溶融状態になシ、その部分
へ、鏡面の物体（ミラー等）や同種又は異種の光ファイ
バー端面を押し当てることによシ、光ファイバー端面を
鏡面あるいは、接合する様形成するものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図から第４図において説明する
。１はレーザー照射装置で、パワーレーザーを用いて人
体の切開や金属加工物の切断、穴あけ作業を行なうもの
で、本発明のパワーレーザーｉ送用光７フイハを内蔵し
た可撓性に富んだ光ファイバーケーブル２をもった装置
である。第２図は本発明の一実施例におけるもので、３
が光ファイバーで一端からレーザー光４を集光レンズ５
で集光し入射させている。光７フイパー３はブロック６
に保持されておシ、７は端面が鏡面７′の押圧板である
。又、８は光ファイバー３の先端にレンズ効果等を形成
する凹あるいは凸状押圧板である０次に光ファイバー３
の端面形成部近傍には熱電対９が取シつけられ、光ファ
イバー３の端面近傍の温度を測定し、レーザー制御器１
ｏへ信号を送る。それによシ、光ファイバ３へ入射する
レーザー光を制御する。温度測定は一実施では熱電対で
あるが、もちろん赤外温度計等信の温度計でも良い。こ
の様にして光ファイバー３の端面近傍温度が、光ファイ
バー製造時の温度（ＫＲ３ｓ等は２５０’Ｃ近辺）にな
る様パワー制御を行ない第２図では抑圧板を押し当て、
第３図では、ウィンドウ１１を押え更に、同種又は異種
の光ファイバー１２を押し当てる。第４図では、同種又
は異種の光ファイバー１２を直接押し当て接続する０又
と合部をカバー１４し窒素、アルゴンガス中で行なうと
良い。この様に端面を形成したり、接続可能な光ファイ
バーのレーザ一応用は、今後人体内部の手術等で先端部
分のみ可撓性に優れた光ファイバーや、円筒形光ファイ
・へあるいは異形光ファイバー等長さ的には短かくても
特殊な光ファイバ−が要求されることに対して十分対応
できる。

発明の効果 上記の様な一実施例の構成で光ファイバーの端面を形成
したシ、異種又は同種の光ファイバー接合を行なうと、
光ファイバー内を通るレーザー光の吸収による発熱のた
め、つまシレーブー光が吸収する。悪い面のみ溶解する
ことにより、光７フイパー全長に及ぼす熱影響が非常に
小さく、正常結晶に悪影響を及はさず伝送効率の著しい
低下がない安定な端面や接合が行なえる。又、内部吸収
熱のため、外部から与える熱に比べ、光ファイバー保持
部や、端面形成の抑圧板等による熱伝導による熱の逃げ
がなく、温度は安定し短時間の形成が可能である。又研
摩テープなどを用いないためと粒の付着による焼損もな
い。又、実際レーザー照射装置に接続した状態において
も、容易に作業が行なえる等、その工業的価値は大なる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光ファイバー端面形成方法を実施した
レーザー照射装置の外観斜視図、第２図。 第３図、第４図はそれぞれ同光ファイバー端面形成方法
を実施した装置の断側面図、第６図は従来例の光ファイ
バー端面形成方法を実施した装置の断側面図である。 ３・・・・・・光ファイバー、４・・・・・・レーザー
光、６・・・・・・集光レンズ、７・・・・・・押圧板
、９・・・・・・熱電対、１゜・・・・・・レーザー制
御器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）パワーレーザー光を導光する光ファイバーの一端
   から所定のパワーレーザー光を入射し、前記光ファイバ
   ーの他端に前記光ファイバーと同種か、もしくは異質物
   質を押圧し、前記光ファイバーの端面を形成及び接続を
   行うことを特徴とする光ファイバー端面形成方法。
2. （２）光ファイバーに入射させるパワーレーザー光のパ
   ワー制御手段を備えた特許請求の範囲第１項記載の光フ
   ァイバー端面形成方法。
3. （３）パワー制御手段で光ファイバーの端面温度を、光
   ファイバー製造時の押し出し温度と同等に制御した特許
   請求の範囲第２項記載の光ファイバー端面形成方法。