JPS61235060A - アモルフアス金属部材の製作方法 - Google Patents
アモルフアス金属部材の製作方法Info
- Publication number
- JPS61235060A JPS61235060A JP9401585A JP9401585A JPS61235060A JP S61235060 A JPS61235060 A JP S61235060A JP 9401585 A JP9401585 A JP 9401585A JP 9401585 A JP9401585 A JP 9401585A JP S61235060 A JPS61235060 A JP S61235060A
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- amorphous
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- metal member
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野］
本発明はアモルファス金属部材の製作方法に係り、特に
複雑な形状の部材をも容易に製造することができるアモ
ルファス金属部材の製作方法に関するものである。
複雑な形状の部材をも容易に製造することができるアモ
ルファス金属部材の製作方法に関するものである。
［従来の技術］
アモルファス金属は、周知のように、原子配列に規則性
のない非晶質構造の金属であり、結晶質金属にはみられ
ない物理的特性、化学的特性を有している。特に、高硬
度、高耐食性、高透磁率性等の特性を利用した各種部材
の研究開発が盛んである。
のない非晶質構造の金属であり、結晶質金属にはみられ
ない物理的特性、化学的特性を有している。特に、高硬
度、高耐食性、高透磁率性等の特性を利用した各種部材
の研究開発が盛んである。
このアモルファス金属の製造方法としては。
ガン法、ピストンアンビル法、プラズマジェットスプレ
ィ法等の方法の他、気相蒸着法、ロールクエンチング法
、フィラメントキャスチング法等が知られている。前者
のガン法、ピストンアンビル法、プラズマジェットスプ
レィ法では、いずれも少量の薄片しか得ることができな
い、気相蒸着法としては、スパッタリング法、真空蒸着
法等があるが、いずれも部材表面に蒸着された膜状物し
か得られていなかった。また、ロールクエンチング法、
フィラメントキャスチング法でも、薄帯状もしくは線状
のものしか得られておらず、所定の三次元形状のものや
凹凸のある薄肉構造物を得ることは困難である。また、
アモルファス金属は、高硬度であると共に剛性が高いと
ころから、プレス加工等の方法によっては立体的形状を
有するアモルファス金属部材を成形加工することは極め
て困難である。
ィ法等の方法の他、気相蒸着法、ロールクエンチング法
、フィラメントキャスチング法等が知られている。前者
のガン法、ピストンアンビル法、プラズマジェットスプ
レィ法では、いずれも少量の薄片しか得ることができな
い、気相蒸着法としては、スパッタリング法、真空蒸着
法等があるが、いずれも部材表面に蒸着された膜状物し
か得られていなかった。また、ロールクエンチング法、
フィラメントキャスチング法でも、薄帯状もしくは線状
のものしか得られておらず、所定の三次元形状のものや
凹凸のある薄肉構造物を得ることは困難である。また、
アモルファス金属は、高硬度であると共に剛性が高いと
ころから、プレス加工等の方法によっては立体的形状を
有するアモルファス金属部材を成形加工することは極め
て困難である。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、所定形状の溶解除去可能な材質の型を用意し
、この型の表面にアモルファス金属を蒸着させる０次い
でこの型を溶解除去して、この型の表面に倣った形状の
アモルファス金属部材を得る。
、この型の表面にアモルファス金属を蒸着させる０次い
でこの型を溶解除去して、この型の表面に倣った形状の
アモルファス金属部材を得る。
［作用］
本発明においては、型の表面に倣った形状のアモルファ
ス金属部材を得ることができるので、従来のアモルファ
ス金属の製造方法では困難であった、所定の三次元形状
や、凹凸のある構造体を得ることが可能とされる。
ス金属部材を得ることができるので、従来のアモルファ
ス金属の製造方法では困難であった、所定の三次元形状
や、凹凸のある構造体を得ることが可能とされる。
［実施例］
以下図面を参照して実施例について説明する。
第１図〜第４図は本発明の第１実施例に係るアモルファ
ス金属部材の製作方法を説明する図である。この第１実
施例においては、凹凸のある薄板状のアモルファス金属
部材を製作する。先ず目的とする凹凸が型面に設けられ
ている型ｌを製作しく第１図）１次いで第２図に示すよ
うにこの型ｌの型面にスパッタリング等の気相蒸着法に
よってアモルファス金属２を蒸着させる０次、いで第３
図のように、この型１を溶解除去し型面に付着形成され
ていたアモルファス金属２だけを残す、これにより、第
４図に示すような凹凸のある薄板状のアモルファス金属
部材３が得られる。
ス金属部材の製作方法を説明する図である。この第１実
施例においては、凹凸のある薄板状のアモルファス金属
部材を製作する。先ず目的とする凹凸が型面に設けられ
ている型ｌを製作しく第１図）１次いで第２図に示すよ
うにこの型ｌの型面にスパッタリング等の気相蒸着法に
よってアモルファス金属２を蒸着させる０次、いで第３
図のように、この型１を溶解除去し型面に付着形成され
ていたアモルファス金属２だけを残す、これにより、第
４図に示すような凹凸のある薄板状のアモルファス金属
部材３が得られる。
第１図〜第４図においては、凹凸のある薄板状部材を製
作しているが、第５図に示すように、波形の型面を有す
る型４を用いれば、全く同様の手順によって第６図に示
すような波板状のアモルファス金属部材５を得ることが
できる。
作しているが、第５図に示すように、波形の型面を有す
る型４を用いれば、全く同様の手順によって第６図に示
すような波板状のアモルファス金属部材５を得ることが
できる。
第７図ないし第９図は本発明の第２実施例を示す斜視図
である。この実施例においては、先ず円筒状の型６を用
意しくなお円柱状であってもよいが後工程における溶解
量を減らすために、なるべく薄肉の円筒状部材がよい、
）次いで第８図に示すように、この円筒状の型６の周ｍ
ｌにスパッタリング等の気相蒸着法によってアモルファ
ス金属７を蒸着させる。なお、この蒸着に際しては、円
筒状の型６を軸部材８によって支持し、円筒状の型６を
その軸心回りに回転させながらスパッタリング等の気相
蒸着を施すことにより、円筒状の型６の周面に満偏なく
均一な厚さのアモルファス金属を蒸着させることが可能
である０次いで１円筒状の型６を溶解除去し、その周面
に蒸着されていたアモルファス金属７だけを残すように
する。
である。この実施例においては、先ず円筒状の型６を用
意しくなお円柱状であってもよいが後工程における溶解
量を減らすために、なるべく薄肉の円筒状部材がよい、
）次いで第８図に示すように、この円筒状の型６の周ｍ
ｌにスパッタリング等の気相蒸着法によってアモルファ
ス金属７を蒸着させる。なお、この蒸着に際しては、円
筒状の型６を軸部材８によって支持し、円筒状の型６を
その軸心回りに回転させながらスパッタリング等の気相
蒸着を施すことにより、円筒状の型６の周面に満偏なく
均一な厚さのアモルファス金属を蒸着させることが可能
である０次いで１円筒状の型６を溶解除去し、その周面
に蒸着されていたアモルファス金属７だけを残すように
する。
そうすると、第９図に示すように、薄肉円筒状のアモル
ファス金属部材９が得られる。
ファス金属部材９が得られる。
第１０図ないし第１２図は本発明の第３実施例を示す斜
視図である。この第３実施例においては、第１Ｏ図に示
すように、一端が半球面となっている一端封じの円筒状
の型１０を用意し、第１１図に示すようにこの型ｌＯの
周面にスパッタリング等の気相蒸着法によってアモルフ
ァス金属１１を蒸着せしめる。この際、型ｌＯを軸部材
１２で支持し軸心回りに回転させると共に、型１０を紙
面で上下方向の姿勢となるように姿勢転換し、型１０の
先端の球面部分にもむらなくアモルファス金属部材を蒸
着せしめるのが好ましい。
視図である。この第３実施例においては、第１Ｏ図に示
すように、一端が半球面となっている一端封じの円筒状
の型１０を用意し、第１１図に示すようにこの型ｌＯの
周面にスパッタリング等の気相蒸着法によってアモルフ
ァス金属１１を蒸着せしめる。この際、型ｌＯを軸部材
１２で支持し軸心回りに回転させると共に、型１０を紙
面で上下方向の姿勢となるように姿勢転換し、型１０の
先端の球面部分にもむらなくアモルファス金属部材を蒸
着せしめるのが好ましい。
次いで、アモルファス金属ｉｔだけが残留するように型
１０を溶解除去する。そうすると、第１２図に示すよう
に、一端が球面形状に封じられている円筒状部材（キャ
ップ状部材）１３が得られる。
１０を溶解除去する。そうすると、第１２図に示すよう
に、一端が球面形状に封じられている円筒状部材（キャ
ップ状部材）１３が得られる。
本発明において、型の材質としては、後工程における溶
解除去が容易に行える材質とする。具体的には、アルミ
ニウムやアルミニウム合金のように酸やアルカリに容易
に溶解する金属、或いは各種の有機溶剤に簡単に溶ける
合成樹脂などが好ましい。
解除去が容易に行える材質とする。具体的には、アルミ
ニウムやアルミニウム合金のように酸やアルカリに容易
に溶解する金属、或いは各種の有機溶剤に簡単に溶ける
合成樹脂などが好ましい。
また本発明において、気相蒸着法としては、スパッタリ
ングの他真空蒸着法等をも用い得る。更に１本発明は、
第４，６．９，１２図に示す以外の形状のアモルファス
金属部材を製作し得ることは明らかである。
ングの他真空蒸着法等をも用い得る。更に１本発明は、
第４，６．９，１２図に示す以外の形状のアモルファス
金属部材を製作し得ることは明らかである。
［効果］
以上詳述した通り１本発明のアモルファス金属部材の製
作方法によれば、複雑な三次元形状や凹凸形状の構造物
を製造することができる。しかも、製作工程は所要形状
の型を製作し、且つスバッタリング等の気相蒸着を施し
た後この型を溶解除去するだけでよく、極めて筒便であ
る。従って、本発明の方法によれば、耐食性、高硬度、
高靭性等優れた特性を有する三次元ないし凹凸を有する
構造体を得ることができる。
作方法によれば、複雑な三次元形状や凹凸形状の構造物
を製造することができる。しかも、製作工程は所要形状
の型を製作し、且つスバッタリング等の気相蒸着を施し
た後この型を溶解除去するだけでよく、極めて筒便であ
る。従って、本発明の方法によれば、耐食性、高硬度、
高靭性等優れた特性を有する三次元ないし凹凸を有する
構造体を得ることができる。
第１図ないし第１２図は本発明の実施例方法を説明する
図であり、第１図〜第６図の各図は第１実施例に係る方
法を説明する。また第７図〜第９図の各図は第２実施例
の方法を説明する。第１Ｏ図〜第１２図は第３実施例の
方法を説明する。 １．６．１０・・・型、 ２．７．１１・・・蒸着されたアモルファス金属、３．
５，９．１３・・・アモルファス金属部材。 代理人 弁理士 重 野 剛 第１図 第２図
図であり、第１図〜第６図の各図は第１実施例に係る方
法を説明する。また第７図〜第９図の各図は第２実施例
の方法を説明する。第１Ｏ図〜第１２図は第３実施例の
方法を説明する。 １．６．１０・・・型、 ２．７．１１・・・蒸着されたアモルファス金属、３．
５，９．１３・・・アモルファス金属部材。 代理人 弁理士 重 野 剛 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）所定形状の溶解除去可能な材質の型にアモルファ
ス金属を蒸着させ、次いでこの型を溶解除去して該型面
に倣った形状のアモルファス金属部材を得る工程を有す
ることを特徴とするアモルファス金属部材の製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9401585A JPS61235060A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | アモルフアス金属部材の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9401585A JPS61235060A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | アモルフアス金属部材の製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61235060A true JPS61235060A (ja) | 1986-10-20 |
Family
ID=14098669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9401585A Pending JPS61235060A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | アモルフアス金属部材の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61235060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215636A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Dymco:Kk | アモルファス円筒製造装置及びアモルファス円筒製法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5588927A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pipe and its manufacture |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP9401585A patent/JPS61235060A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5588927A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pipe and its manufacture |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009215636A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Dymco:Kk | アモルファス円筒製造装置及びアモルファス円筒製法 |
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