JPS61234366A - 信号レベル検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ある特定周波数以上の周波数成分端（ふス
処や＋７に１１．光切＝＾ｗＪ−尤椿山すｚＪ暑ユ１゜
ベル検出回路に関するものである。

従来の技術 従来の信号レベル検出回路は、第４図に示すように、信
号発生源１より発生した信号をハイパスフィルタ２′に
通すことによって特定周波数以上の周波数成分を抽出し
、ハイパスフィルタ２′の出力ｖＡ　（第５図（Ａ））
をレベル設定回路３にて設定した設定レベルＶＢ　（第
５図（（Ａ）　）と比較回路４で比較し、ハイパスフィ
ルタ２′の出力■９が設定レベル■８を超えたときに比
較回路４よりパルス状の出力Ｖ。（第５図（Ｂ））を発
生させ、出力Ｖ。の最初のパルスに応答して動作判定回
路５が外部へ送る検知信号ＶＤ　（第５図（Ｃ））のレ
ベルを高レベルにするようになっている。

発明が解決しようとする問題点 上記した従来の信号レベル検出回路は、特定周波数以下
の成分に対して、ハイパスフィルタ２′のゲインを完全
にＯにすることが難しいため、信号レベルによってはハ
イパスフィルタ２′から出力される特定周波数以下の周
波数成分のレベルが設定レベルｖ８を超えることがあり
、このときに比較回路４がそれを検知し動作判定回路５
が外部へ送る検知信号■。を高レベルにする（誤動作）
という問題があった。

また、ハイパスフィルタ２′の出力ｖＡが設定レベルＶ
Ｂを超えた瞬間に信号Ｖ。を発生させるように構成して
いるので、第６図（Ａ）に示すように、ノイズ等によっ
てハイパスフィルタ２′の出力ｖＡが瞬時的に設定レベ
ル■８を超えたときも動作判定回路５が第６図（Ｂ）に
示すように検知信号ＶＤを高レベルにする（誤動作）と
いう問題があった。

この発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、
特定周波数以下の周波数成分による誤動作を防止できる
とともにノイズによる誤動作を防止することができる信
号レベル検出回路を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この発明の信号レベル検出回路は、信号発生源より発生
した信号の特定周波数以上の周波数成分を抽出するハイ
パスフィルタと、このハイパスフィルタの出力を設定レ
ベルと比較し前記ハイパスフィルタの出力が前記設定レ
ベルを超えたときにパルス状の出力を発生する比較回路
と、この比較回路の出力をカウントしカウント値が設定
値を超えたときに出力を発生するカウンタ回路と、前記
カウンタ回路を前記特定周波数に応じた周期に前記設定
値を掛けた値の周期でクリアするカウントクリア回路と
、前記カウンタ回路の出力に応じて判定出力を発生する
動作判定回路とを備える構成にしたことを特徴とする。

作用 このように構成すると、特定周波数以上の周波数成分の
レベルが設定レベルを超えたときには、カウンタ回路が
リセットされるまでにカウンタ回路のカウント値が設定
カウント値を超えることになって特定周波数以上の周波
数成分のレベルが設定レベルを超えたことを検出でき、
特定周波数以下の周波数成分のレベルが設定レベルを超
えたときには、カウンタ回路のカウント値が設定カウン
ト値に達するまでにカウンタ回路がクリアされ、またノ
イズにより設定レベルを超えるようなことがあっても、
これは瞬間的なもので持続はしないため、同様にカウン
タ回路のカウント値が設定カウント値に達するまでにカ
ウンタ回路がクリアされ、特定周波数以下の周波数成分
およびノイズによる誤動作を防止できる。

実施例 この発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説
明する。この信号レベル検出回路は、第１図に示すよう
に、信号発生源１より発生した信号をハイパスフィルタ
２に通すことによって特定の周波数以上の周波数成分を
抽出し、ハイパスフィルタ２の出力ｖＡ　（第２図（Ａ
））をレベル設定回路３による設定レベルＶＢ　（第２
図（Ａ））と比較回路４で比較し、ハイパスフィルタ２
の出力ｖＡが設定レベルＶＢを超えたときに比較回路４
よりパルス状の出力ｖｃ　（第２図（Ｂ））を出力させ
、この出力■。をカウンタ回路７でカウントさせ、カウ
ント値Ａ（第２図（Ｄ））がカウント値設定回路６で設
定した設定カウント値Ｂ（第２図（Ｄ））と一致したと
きにカウンタ回路７より出力を発生させ、この出力によ
って動作判定回路５の検知信号ＶＤ　（第２図（Ｅ））
を高レベルにする（判定出力発生）ようになっている。

また、カウンタ回路７はカウントクリア回路８からのク
リア信号ＣＬ（第２図（Ｃ））によって周期的にクリア
されるように構成されており、クリア信号ＣＬの周期は
特定周波数における周期（ハイパスフィルタ２のカット
オフ周波数における周期）に設定カウント値を掛けた値
に設定される。

この信号レベル検出回路は、ハイパスフィルタ２から特
定周波数以下の周波数成分が出力される場合、第３図（
Ａ）のように出力ｖＡが設定レベルＶＢを超えると、比
較回路４から第３図（Ｂ）のようなパルス状の出力Ｖ。

が発生し、この出力ｖｏをカウントするカウンタ回路７
はそのカウント値Ａを第３図（Ｄ）のように１つずつ増
加していくが、カウント値Ａが設定カウント値Ｂに達す
る前に）ウンタ回路７がカウントクリア回路８からの第
３図（Ｃ）のクリア信号ＣＬによってクリアされるため
、カウント値Ａは設定カウント値Ｂに達することはなく
、動作判定回路５の信号ＶＤは第３図（Ｅ）のように高
レベルとはならず、特定周波数以下の周波数成分によっ
て誤動作することはない。

また、ノイズによって瞬時的にハイパスフィルタ２の出
力ｖＡが設定レベルＶＢを超えることがあっても、設定
レベルＶＢを超える回数が設定カウント値Ｂに至らない
ため、動作判定回路５の信号ＶＤが高レベルとなること
はなく、ノイズによって誤動作することはない。

なお、特定周波数以下の周波数成分については、カウン
タ回路７．カウント値設定回路６およびカウントクリア
回路８によって動作判定回路５が出力■。を高レベルに
することがないようにしているので、ハイパスフィルタ
２のゲイン特性の傾きは第４図のハイパスフィルタ２′
のゲイン特性の傾きよりゆるやかであってもよい。すな
わち、遮断周波数以下の周波数成分の減衰率をことさら
大きくする必要はない。

発明の効果 この発明の信号レベル検出回路は、比較回路から出力さ
れるパルスを所定周期毎にクリアされるカウンタ回路で
カウントさせ、そのカウント値が設定カウント値に達し
たときにカウンタ回路から出力を発生させるようにした
ため、特定周波数以上の周波数成分のレベルが設定レベ
ルを超えたときには、カウンタ回路がリセットされるま
でにカウンタ回路のカウント値が設定カウント値を超え
ることになって特定周波数以上の周波数成分のレベルが
設定レベルを超えたことを検出でき、特定周波数以下の
周波数成分のレベルが設定レベルを超えたときには、カ
ウンタ回路のカウント値が設定カウント値に達するまで
にカウンタ回路がクリアされ、またノイズにより設定レ
ベルを超えるようなことがあっても、これは瞬間的なも
ので持続はしないため、同様にカウンタ回路のカウント
値が設定カウント値に達するまでにカウンタ回路がクリ
アされ、特定周波数以下の周波数成分およびノイズによ
る誤動作を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図およ
び第３図はそのタイミング図、第４図は従来の信号レベ
ル検出回路のブロック図、第５図および第６図はそれぞ
れその各部のタイミング図である。 １・・・信号発生源、２・・・ハイパスフィルタ、３・
・・レベル設定回路、４・・・比較回路、５・・・動作
判定回路、６・・・カウント値設定回路、７・・・カウ
ンタ回路、８・・・カウントクリア回路 第４図 一二二 第５図 〜 一一一一二つ ／ｖＤ 第６図 Ｏ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 信号発生源より発生した信号の特定周波数以上の周波数
   成分を抽出するハイパスフィルタと、このハイパスフィ
   ルタの出力を設定レベルと比較し前記ハイパスフィルタ
   の出力が前記設定レベルを超えたときにパルス状の出力
   を発生する比較回路と、この比較回路の出力をカウント
   しカウント値が設定値を超えたときに出力を発生するカ
   ウンタ回路と、前記カウンタ回路を前記特定周波数に応
   じた周期に前記設定値を掛けた値の周期でクリアするカ
   ウントクリア回路と、前記カウンタ回路の出力に応じて
   判定出力を発生する動作判定回路とを備えた信号レベル
   検出回路。