JPS61230916A - 積層板の成形方法 - Google Patents

積層板の成形方法

Info

Publication number
JPS61230916A
JPS61230916A JP60075030A JP7503085A JPS61230916A JP S61230916 A JPS61230916 A JP S61230916A JP 60075030 A JP60075030 A JP 60075030A JP 7503085 A JP7503085 A JP 7503085A JP S61230916 A JPS61230916 A JP S61230916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
heating
molded
vacuum chamber
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60075030A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ashida
芦田 信雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ashida Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashida Manufacturing Co Ltd filed Critical Ashida Manufacturing Co Ltd
Priority to JP60075030A priority Critical patent/JPS61230916A/ja
Publication of JPS61230916A publication Critical patent/JPS61230916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多層プリント配線板並びに銅張積層板、非銅
張積層板等の積層板をオートクレーブにて成形する方法
に関するものである。
従来の技術 従来、多層プリント配線板並びに該多層プリント配線板
に用いる銅張積層板、非銅張積層板等の積層板を成形す
る技術として、一般に、熱盤プレス方式が知られている
熱盤プレス方式は、被成形材を複数のプレート金型(#
1面板ともいう)を介して熱盤間に多数枚重ね載置した
後、加熱加圧して前記被成形材におけるプリプレグの樹
脂部を一旦軟化させ、然る後。
硬化させて被成形材を接着成形するものである。
また、真空加熱加圧し成形する技術として1本出願人が
先に出願している特願昭60−17451号、特願昭6
0−27480号がある。
この技術は、定盤(プラテン)20上に、被成形材lを
第10図に示すように鏡面板23を挟んで多段に積載配
置し、その上に耐熱性があり且つ柔軟性のある真空バッ
グフィルム30にて被覆密封して圧力容器内に収容し密
閉した後、前記真空バッグフィルム内を減圧すると共に
前記容器内に高圧蒸気を供給するか、または、高圧ガス
を供給し、該ガスを加熱して被成形材を加熱加圧し接着
硬化せしめ成形するものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前者の技術には、下記のような問題点を
抱えている。
被成形材のプリプレグは若干の水分や積層時の空気、塗
工紙布に内包されている空気および未反応の樹脂原料の
揮発性物質などが気泡として含まれたまま加熱加圧成形
されるため、積層板(被成形材)内部にボイドが発生し
、積層板の特性を著しく低下させている。
そのため、前記気泡を無くするよう加熱により軟化した
プリプレグの含浸樹脂を流動させてプリプレグに内包さ
れている気泡を外部に押し出させる手段を試みているが
、プリプレグの端部(周辺部)は放熱されており加熱温
度が低くなる。
一方、プリプレグの中央部は蓄熱されて加熱温度が高く
なり、従って、この時プリプレグの中央部では高温加熱
されるために含浸樹脂の溶融粘度が高くなっているもの
の、プリプレグの端部では加熱温度が高温でないため、
含浸樹脂の溶融粘度が低く、熱盤による高圧力(一般に
は40kg/crd程度)でプリプレグの溶融樹脂が流
出して積層板端部の厚みは中央部に比べて薄くなり板厚
のばらつきが生じ製品として問題がある。
そこで、従来、特開昭56−121734号。
特開昭59−62113号、特開昭59−76257号
等に示されているような各種の改善がなされているが、
それぞれ一長一短があり適切な改善策が切望されている
また、真空加熱加圧し成形する技術は1例えば。
被成形材1を加熱加圧プログラムに従い加熱し加圧した
場合、被成形材1は、一般に、4層、6層に成形したと
しても1〜2M前後と薄いものであるが1面積は330
au++X 500mm、  500wX 500mm
、  600mmX 600mm等と広く、シかも。
加熱は熱風や蒸気を用いているため被成形材の表面より
加熱される。そのため、被成形材は第10図に示すよう
に多段に積載された被成形材の上下面及び西側面から加
熱されるが、被成形材の積載が高くなればなるほど芯部
32(中間部の中央部)への熱伝達が遅くなり、従って
、被成形材1の表面部31と芯部32とは第11図のグ
ラフの実線と二点鎖線で示すように大きな温度差が生じ
る。
その温度差により、被成形材1のプリプレグは熱硬化性
樹脂を含浸させたものを用いているため。
その特性により被成形材の表面部31が溶融しているに
もかかわらず、その芯部32は未だ溶融せず、従って、
加圧による上からの押圧と減圧による横からの真空引き
を行う手段を用いても、なお。
プリプレグに内在している気泡(ガス)の押し出しがで
きず、従って、プリプレグ外部の真空中に排出させるこ
とが困難でありプリプレグ内部に気泡が残留する。
そこで、この気泡の残留をなくするため、被成形材1の
昇温速度をゆっくりにして被成形材の芯部32と表面部
31との温度差を少なくし気泡の残留を防止しているが
2反面、昇温が遅いため成形時間が長くなり、生産能率
を低下させるという新たな問題が生じている。
本発明は前述の各種問題点を解決することを目的として
開発したものである。
問題点を解決するための手段 本発明である積層板の成形方法は、積層板をオートクレ
ーブにて真空加熱加圧成形するにおいて。
温度制御可能に設けた発熱部材を、被成形材に適宜介在
せしめて定盤上の真空室内に積載し、前記真空室を密封
して圧力容器内に収容し密閉した後。
前記真空室内を減圧する手段と、前記圧力容器内に高圧
ガスを供給する手段と、前記供給された高圧ガスを加熱
する第1の加熱手段と、前記真空室内の発熱部材を加熱
する第2の加熱手段とを用いて、前記被成形材を加熱加
圧して接着硬化せしめ成形するものである。
実施例 以下、添付図面に従い本発明の詳細な説明する。
最初に、説明に先立ち本発明でいう積層板について説明
する。
本発明でいう積層板とは、多層プリント配線板並びに該
多層プリント配線板に用いる銅張積層板。
非銅張積層板(例えばアルミニウム張積層板)等ノ積層
板のことをいう。
被成形材とは、前記積層板を成形するための材料であり
、前記鋼張積層板、非銅張積層板を含み。
プリプレグ、銅箔などより構成したものである。
プリプレグとは9紙、ガラス布などの基材にフェノール
樹脂ワニスやエポキシ樹脂ワニスなど熱硬化性樹脂ワニ
スを含浸させて樹脂含浸シートを作成し、この樹脂含浸
シートを乾燥させてBステージ化したものである。
銅張積層板とは、前記プリプレグを定寸法に切断し、該
プリプレグを複数枚重ねてプリプレグの片面または両面
に銅箔を貼り合わせ加熱加圧し接着硬化成形したもので
ある。
多層プリント配線板とは、1例として片面鋼張積層板、
プリプレグ、内層回路板、プリプレグ。
片面銅張積層板を順次積層し加熱加圧し接着硬化成形し
たものである。
更に2本発明で用いる特殊な用語について説明する。
ボイドとは、積層板に用いるプリプレグには若干の水分
、積層時の空気、塗工紙布に内包されている空気および
未反応の樹脂原料の揮発性物質等が気泡として含まれて
おり、その状態のまま加熱加圧成形した場合に積層板内
部に発生するガス状の物体のことをいう。そして、この
ボイドの残溜は積層板の特性を著しく低下させる。
真空バッグフィルムとは、耐熱性があり、しかも柔軟性
のあるフィルムで被成形材を外部から遮断し、真空圧に
よって被成形材に密着させるものである。そして、一般
に、ナイロン6、ナイロン66、ポリテトラフルオロエ
チレン等のプラスチックフィルムが用いられている。
ブリーザとは、真空バッグフィルム内が減圧され、容器
内に圧力が負荷された時でも空気や反応によって発生し
たガス(気泡)を通過させ均一な圧力負荷を維持できる
ようにしたもので、一般に。
耐熱性のあるガラスクロスが用いられている。
シーラントとは、被成形材を定盤(プラテン)に対して
完全に密封し、成形中密封性を確保するもので、一般に
、粘着性のある粘土状の物体が用いられている。
定盤(プラテン)とは、被成形材を積層載置すると共に
被成形材の上面より加圧される圧力を受圧する平板状の
治具であり、一般に、加熱による歪が少なく、かつ上面
を平滑に加工した金属製の平板が用いられている。
次に、実施例の構成を説明する。
第1図、第2図に示すように、■は銅張積層板。
内層回路板、プリプレグ、銅箔などの被成形材。
2は被成形材を収容する圧力容器、3は容器2を密閉す
るための開閉用界である。
Aは、熱交換器4を介して容器2内に収容せしめた被成
形材1を加熱する第1の加熱手段であり。
必要に応じてガスを冷却する冷却手段を備えている。
Bは、高圧ガス(例えば高圧チッソガス、高圧炭酸ガス
、高圧空気など)を圧力容器2内に供給する高圧ガス供
給手段である。
Cは、熱交換器4により加熱された加熱ガスおよび冷却
ガス(例えば冷却水により冷却された高圧チッソガス、
高圧炭酸ガス、高圧空気、空気など)を容器2内の被成
形材1に送風し循環するようにした循環手段である。
Dは、真空室内を減圧する減圧手段である6Eは、定盤
上に被成形材1を多数積載する場合。
被成形材1の間に第3図に示す発熱部材Fを適宜介在さ
せると共に該発熱部材を加熱する第2の加熱手段である
次に、各手段および各部材についてその詳細を説明する
第1の加熱手段Aは、第1図、第2図に示すように容器
2の外部より内部の熱交換器4に高圧蒸気を供給するよ
うにしたもので、高圧蒸気を供給する自動弁5と冷却水
を供給する自動弁6とを容器2を貫通し熱交換器4に連
通して設け、更に。
該熱交換器の下方より容器2の下部を連通して排水用自
動弁7を設けたものである。また、高圧蒸気および熱交
換器4の替りに電気ヒータを用いてその加熱温度を制御
するよう構成してもよい。
高圧ガス供給手段Bは、容器2内に例えば14kg/c
otの高圧チッソガス、高圧炭酸ガス、高圧空気などの
高圧ガスを自動弁8を介して供給するよう設けたもので
、前記ガスは熱交換器4を介して加熱または冷却される
。そして、自動弁9を通じて排気される。また、容器2
内が所定の圧・力を越えた時に減圧するための安全弁1
0を設けている。
なお、第1の加熱手段の他の例として、容器2の外部で
加熱および冷却する手段を設け、その加熱ガスおよび冷
却ガスを容器2に供給するようにしてもよい。
循環手段Cは、容器2の内部にファン12を設け、更に
、該ファンを駆動するモータ13を容器2の外部に気密
を保持できるようにして設置したものである。そして、
ファン12により送られる加熱ガスおよび冷却ガスは第
1図に示す風胴板14の外周を通り抜け、風胴板14と
被成形材1との間を矢印に示すようにUターンして循環
できるよう構成している。
減圧手段りは、第1図、第2図に示すように容器2外部
に設置された真空ポンプ16から自動弁17を介して容
器2内部へ連通して配管したものである。そして、その
先端部は真空室G内部を減圧するため第5図に示す定盤
20の真空路27の配管部と着脱できるよう設けている
第2の加熱手段Eは、第3図に示すように平面状で且つ
その表面を平滑に仕上げた熱伝導性のよい平面板21に
発熱体22を挿入してなる発熱部材Fと、該発熱部材を
加熱して温度制御する制御手段Hとより構成している。
そして2発熱体22として2例えばニッケルクロム線等
の電熱線やシーズヒータ等の発熱体、電磁力発熱体9発
熱塗料材、セラミックス発熱体等の発熱体があり、また
発熱体自体を平面板状に形成したものでもよい。
更に、制御手段Hとしては2例えば、電気ヒータの場合
は電圧調整器や可変抵抗器等により電圧や抵抗を調整し
て発熱体の加熱温度を制御するよう構成しており、制御
方式としては1回路を入り。
切りする簡単な二位置制御、または、多位置制御。
比例制御などが用いられる。
第4図は、制御手段Hの本発明の一実施例を示すブロッ
ク線図である6図に示すように、平面板21、または鏡
面板23.または被成形材1に挿入せしめた温度検出器
24の値と設定値の値とを比較器にて比較し、その偏差
を増幅して駆動部に伝達し電圧調整器を作動させる。そ
して、電圧を調整して発熱部材Fの加熱温度を設定値に
なるよう制御するようにしたものである。
真空室Gは、第5図に示すように定盤20上に積載した
被成形材1と該被成形材を適宜に挟んでいる発熱部材F
とを方形の枠より成る側圧防止部材25にて適宜な隙間
を設けて囲い、更に、前記被成形材1を密封するため、
側圧防止部材25の上部には被成形材1を押圧する平板
状の押え部材26を側圧防止部材25に上下移動可能に
嵌合わせ、シール部材28にてシールして側圧防止部材
25の内部を密封するよう構成したものである。
また、第10図に示すように定盤20上に積載した被成
形材1と該被成形材を適宜に挟んでいる発熱部材Fとを
真空バッグフィルム30にて被覆し、シーラント33に
て密封したものでもよく。
また、前記押え部材26とシール部材28の替りに真空
バッグフィルム30を用いて側圧防止部材25の上面を
覆いシーラント33にて密封するよう構成してもよく9
本発明の実施例に限定されるものではない。
ここで1本発明において、被成形材を積層載置する状態
を説明する。
第6図に示すように定盤20上には真空路27を設けた
通気板34を配置し2次いで、fi面板23〜離型フィ
ルム35〜#4箔36〜プリプレグ37〜内層回路板3
8〜プリプレグ37〜銅箔36〜離型フィルム35〜#
i面板23〜離型フィルム35〜銅箔36〜プリプレグ
37〜内層回路板38〜プリプレグ37〜銅箔36〜離
型フィルム35〜M面板23と順次積載して一段となし
、この積重ねを複数段に重ねるが、その重ねる間に適宜
な間隔で発熱部材Fを挿入する。
この発熱部材Fの挿入は、被成形材1が厚くなる程その
個数を増やすことが好ましいが、経済性とプリプレグの
加熱温度により、一般に20閣ないし30mm前後毎に
1個挿入している。
更に、前記複数段に重ねられた被成形材1の表面部と芯
部とに温度検出器24を適宜挿入し、その検出信号を外
部の制御手段に伝達できるよう配線する。
そして、前記被成形材1を真空室G内部に収容し、該真
空室Gを密封する。
次に、その作用を第7図に示す加熱加圧プログラムに従
い説明する。
真空室G内部に収容し密封して準備された被成形材1を
、第1図および第2図に示す台車40の棚に載せ圧力容
器2内に搬入する0次に、定盤20の真空路の配管部を
減圧手段りの容器2内配管部に接続し扉3を閉じ容器2
を密閉する。
次に、真空ポンプ16と自動弁17とを作動させて前記
真空室G内を減圧すると共に、自動弁8を作動させて容
器2内に高圧ガスを供給し被成形材1を加圧する。
次に、自動弁5を作動させて容器2内の熱交換器4に高
圧蒸気を供給して前記高圧ガスを加熱し。
続いて、モータ13を駆動しファン12の回転により、
前記加熱された高圧ガスは風胴板14の外周を介し真空
室Gを通り循環する。
そして、被成形材1への加熱加圧が行なわれる。
次に1発熱体22を作用させて発熱部材Fを加熱し制御
手段Hにてその加熱温度を制御し、被成形材1は内部よ
り加熱される。
このように、被成形材1は外部からの熱風と。
内部からの発熱部材Fの双方から加熱されるため。
被成形材1の芯部32と表面部31とは、はぼ均一に加
熱できると共に、プリプレグ平面上の中央部と端部(周
辺部)もほぼ均一に加熱でき、従って、前記被成形材1
の芯部32と表面部31との温度差が小さくなり、更に
、プリプレグ平面上の中央部と端部(周辺部)との温度
差もなくなり。
各段毎のプリプレグ平面上の中央部と端部CM辺部)と
の溶融粘度はほぼ等しくなる。
そして、積層された被成形材1の加熱が進行し。
プリプレグ樹脂部の溶融粘度が最小になると、プリプレ
グ樹脂部内に存在している気泡は、樹脂部の上方へ浮い
た状態となるが、上からの圧力と横からの真空引きによ
り、プリプレグと銅箔との間を通り、プリプレグの端部
(周辺部)へと移動し真空中へ排出される。
続いて、被成形材1の温度を更に上昇させ、規定温度に
至りてしばらくその温度を維持し、被成形材1を接着硬
化させる。
被成形材1の接着硬化が終了すると、第1図に示す自動
弁5を逆作動させて高圧蒸気の供給を止める。次に、自
動弁6を作動させて冷却水を熱交換器4に供給し、容器
2内を循環しているガスを冷却する。次に、自動弁9を
作動させて前記容器2内の圧力を徐々に低下させる。
そして、被成形材1が冷却されると、全ての作動を停止
させ、扉3を開き被成形材1を外部へ搬出し一工程が完
了する。
ここで1寸法:330mmX500mrnのプリプレグ
、銅箔および2層内層回路板を第6図に示すように鏡面
板にて挟み、順次重ねて6唾の高さにし。
その間に発熱部材を2aTl毎に2個挿入し、第7図に
示す加熱加圧プログラムの条件にて成形したところ、被
成形材1の温度は、その芯部と表面部とは第8図に示す
ように温度差が小さくなり、プリプレグの中央部と端部
(周辺部)とは9発熱部材を温度制御しているため、そ
の温度差が無くなり。
その結果、ボイドの無い均一な板厚の4層銅張積層板を
所定時間内で成形することができた。
なお9本発明で用いる加熱加圧プログラムは第7図に示
す条件以外のもの2例えば第9図に示すようなものでも
よく9本発明の実施例に限定されるものではない。
発明の効果 以上2本発明によると下記のような効果を奏する。
積層板をオートクレーブにて真空加熱加圧成形するにお
いて、温度制御可能に設けた発熱部材を。
被成形材に適宜介在せしめて定盤上の真空室内に積載し
、前記真空室を密封して圧力容器内に収容し密閉した後
、前記真空室内を減圧する手段と。
前記圧力容器内に高圧ガスを供給する手段と、前記供給
された高圧ガスを加熱する第1の加熱手段と、前記真空
室内の発熱部材を加熱する第2の加熱手段とを用いて、
前記被成形材を加熱加圧して接着硬化せしめ成形するよ
うにしたから、被成形材を外部の熱風からと内部の発熱
部材からとの双方より加熱することができるため、被成
形材を外部からのみ加熱する従来の技術に比べて被成形
材の芯部と表面部との温度差を小さくできると共に。
発熱部材を温度制御しているため、プリプレグの中央部
と端部(周辺部)との温度差が無くなり。
ボイドの無い均一な板厚の積層板を成形することができ
る。
更に、第2の加熱手段を用ているため、被成形材のみを
加熱することができ、熱効率が高く、シかも、従来の技
術に比し成形時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一実施例を示す一部破断し
た概略側面図、第2図は前記第1図に示した装置の概略
縦断面図。第3図は第2の加熱手段の一実施例を示す立
体図。第4図は制御手段Hの本発明の一実施例を示すブ
ロック線図。第5図は真空室の一実施例を示す正面断面
図。第6図は本発明において被成形材を積層載置する状
態を示す概略縦断面図。第7図は本発明の被成形材を成
形する加熱加圧プログラムの一実施例を示す図。 第8図は本発明の被成形材を第7図で設定した加熱加圧
プログラムに従って成形した実測値を示したものである
。第9図は本発明の被成形材を成形する加熱加圧プログ
ラムの他の実施例を示す図。 第10図は被成形材を積載し真空バッグフィルムにて被
覆し密封せしめる従来の方法を示す概略縦断面図。第1
1図は被成形材を成形する加熱加圧プログラムの従来技
術の一実施例を示す図である。 これらの図において A:第1の加熱手段、B:高圧ガス供給手段。 C:循環手段、D=減圧手段、E:第2の加熱手段、F
:発熱部材、G:真空室、H:制御手段。 1:被成形材、2:圧力容器、3:扉、4:熱交換器、
5,6,7,8,9 :自動弁、10:安全弁、12:
ファン、13:モータ、14:風胴板。 16:真空ポンプ、17:自動弁、20:定盤。 21:平面板、22:発熱体、23:鏡面板、24:温
度検出器、25:側圧防止部材、26:押え部材、27
:真空路、28:シール部材、30:真空バッグフィル
ム、31:表面部、32:芯部。 33ニジ−ラント、:34通気板、35:離型フィルム
、36:銅箔、37:プリプレグ、38:内層回路板、
39:ブリーザ、40:台車。 第1図 第2図 第7図 第6図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 積層板をオートクレーブにて真空加熱加圧成形するにお
    いて、温度制御可能に設けた発熱部材を、被成形材に適
    宜介在せしめて定盤上の真空室内に積載し、前記真空室
    を密封して圧力容器内に収容し密閉した後、前記真空室
    内を減圧する手段と、前記圧力容器内に高圧ガスを供給
    する手段と、前記供給された高圧ガスを加熱する第1の
    加熱手段と、前記真空室内の発熱部材を加熱する第2の
    加熱手段とを用いて、前記被成形材を加熱加圧して接着
    硬化せしめ成形することを特徴とする積層板の成形方法
JP60075030A 1985-04-08 1985-04-08 積層板の成形方法 Pending JPS61230916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60075030A JPS61230916A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 積層板の成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60075030A JPS61230916A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 積層板の成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61230916A true JPS61230916A (ja) 1986-10-15

Family

ID=13564374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60075030A Pending JPS61230916A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 積層板の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61230916A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104197668A (zh) * 2014-09-24 2014-12-10 南京耀天干燥设备有限公司 一种改进的低温真空干燥箱
JP2019001111A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 株式会社羽生田鉄工所 熱処理方法及び熱処理装置
WO2021038805A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 株式会社芦田製作所 オートクレーブ成形装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104197668A (zh) * 2014-09-24 2014-12-10 南京耀天干燥设备有限公司 一种改进的低温真空干燥箱
CN104197668B (zh) * 2014-09-24 2016-03-02 南京耀天干燥设备有限公司 一种改进的低温真空干燥箱
JP2019001111A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 株式会社羽生田鉄工所 熱処理方法及び熱処理装置
WO2021038805A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04 株式会社芦田製作所 オートクレーブ成形装置
JPWO2021038805A1 (ja) * 2019-08-29 2021-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5037498A (en) Continuous honeycomb panel molding method
US5039371A (en) Apparatus for roll-consolidation of thermoplastic composite laminates
US5236646A (en) Process for preparing thermoplastic composites
US6251497B1 (en) Foam board
US6017484A (en) Method for manufacture of minimum porosity, wrinkle free composite parts
JP5877156B2 (ja) ロータブレードの製造方法及びその製造装置
US5116216A (en) Apparatus for preparing thermoplastic composites
US6041840A (en) Vacuum lamination device and a vacuum lamination method
US20130228275A1 (en) Method of processing a composite patch
US20140147676A1 (en) Composite material including fiber reinforced resin and lightweight core and production method and device therefor
JPS63251207A (ja) プリント配線板の成形方法及びその装置
JPH0333095B2 (ja)
JPS61230916A (ja) 積層板の成形方法
JPS61290036A (ja) 積層板の成形方法
WO1987005557A1 (en) Lamination of sheet materials
US4957432A (en) Forced jet convection oven for vacuum bagging
JPH0469065B2 (ja)
JPH0328287B2 (ja)
JP6918347B2 (ja) 熱処理方法及び熱処理装置
JPH0435129Y2 (ja)
JPS61287744A (ja) 積層板の成形方法
JP3243598B2 (ja) 真空積層装置および真空積層方法
JP4068335B2 (ja) ラミネータ
JPH0154173B2 (ja)
JP2000015655A (ja) 真空積層装置および真空積層方法