JPS61228854A

JPS61228854A - 義足等の動力装具

Info

Publication number: JPS61228854A
Application number: JP60068397A
Authority: JP
Inventors: 良彦木村; 知良坂本
Original assignee: Agency of Industrial Science and Technology
Current assignee: National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date: 1985-04-02
Filing date: 1985-04-02
Publication date: 1986-10-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、関節として油圧アクチュエータを用いた構造
の、義足等の動力装具に関するものである。

［従来の技術］第５図、第６図に例示する従来の動力装具では、膝関節
用アクチュエータｌと股関節用アクチュエータ２は、パ
イプ（連結部材）３で連結されており、２つのアクチュ
エータｌ、２間の距離は固定したものであった。また、
各アクチュエータ１，２に油圧を導入出する油路として
は、ホース４が用いられていた。

［発明が解決しようとする問題点］上記従来の動力装具では、膝関節と股関節の距離が固定
されていたため、装着者が変わる場合、バイブ３を切断
するなどして、動力装具を作り直す必要があった。また
、油路にホース４を用いていたため、ホース４が動力装
具本体から大きく外にはみ出し、歩行の妨げになる等の
問題があった。

−する連結部材の長さを調節可能に構成し、かつ、本発
明の動力装具を利用する場合、装着者の関節間距離に応
じて連結部材の長さを調節して、装着する。

［実施例］以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

この実施例は、足部の動力装具であり、第１図、第２図
に概略構成、第３図、第４図に主要部の詳細を示す。第
１図、第２図において、１０は股関節として設けられた
揺動型の油圧アクチュエータ、１１は膝関節として設け
られた揺動型の油圧アクチュエータ、１２は足首用の油
圧アクチュエータである。油圧アクチュエータｌＯと１
１は、大腿部に相当する連結ロッド（連結部材）１３に
より連結され、また、油圧アクチュエータ１１と１２は
、下腿部に相当する連結ロッド１４により連結されてい
る。

の上端が固定されている。また、油圧アクチュエータ１
１の軸部１１ａには、連結ロッド１３の下端が固定され
、本体部１１ｂには、連結ロッドｌ下端が固定され、本
体部１．２ｂには、足部１６がここまでは、この種動力
装具の一般的な構成であり、本発明のポイントは以下の
点にある。

すなわち、連結ロッド１３．１４は、それぞれ長さ調節
が可能な構成となっており、またアクチュエータ！！、
１２用の作動油路は、全て構造材内部に設けられている
のである。これについて、詳しく述べる。

連結ロッド１３は、股間接部アクチュエータＩＯの本体
部ｔａｂに固定された上部ロッド１７と、膝間接用アク
チュエータ１１の軸部１１ａに固定された下部ロッド１
８を、連結板１９で連結したものである。第３図、第４
図に示すように、上部ロッド１７及び下部ロッド１８は
、長板状のもので、内部に長さ方向にのびる往路、遠路
の２本の油路２０．２１を有している。これら上部ロッ
ド１７及び下部ロッド１８の下端及び上端は、対向させ
られ、連結板１９の案内溝（図示略）にスライリ、ボル
ト２２を緩めた際に、上部ロッド１７が同士、２！同士
の連結は次のように行なわれている。すなわち、油路２
０．２１の接続端は若干大径に形成され、その大径部２
０ａ、２１ａに連結用のバイブ２５の両端をスライド自
在に挿入することにより、油路２０及び２１はそれぞれ
連結されている。なお、連結部の密閉性を保つために、
油路２０，２１の接続端には、０リング２６が設けられ
ている。

連結ロッド１４についても、全く同様の構成である。

このように構成された動力装具を使用するには、装着者
のサイズに対応させて、連結口、ラド１３．１４の長さ
を調節する。すなわち、連結板１９のボルト２２を緩め
て、連結ロッド１３．１４の長さを装着者のサイズに合
わせ、それからボルト２２を締め付けて、必要とするサ
イズの動力装具を得る。その場合、連結ロッド１３．１
４の長さを数の人に装着することができる。なお、この
動力でもよいし、義足、義手に適用してもよい。

［発明の効果］本発明によれば、次のような効果が得られる。

■連結部材の長さを調節可能に構成したので、装着者の
個人差に合わせて関節間の距離、たとえば膝関節と股関
節の距離を簡単にかえられる。したがって、装着者が変
わるからといって、作り直す必要がない。

■装着している状態においても長さ調節を行うことがで
き、装着者に最適な状態を設定できる。

■関節間の距離を変えられるので、１台で複数の人が使
用できる。

■油路を構造材の内部に通したので、歩行の妨げになる
ホースが不要となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の動力装具の概略溝・・・・
・・油路、２２．２３・・・・・・ボルト、２５・・・
・・・バイブ。出願人　工業技術院長　等々カ　達第１図　　　　　　　第２図第３図　　　　　　　第４図第５図　　　　　　　　第６図

Claims

【特許請求の範囲】

関節として設けられた２つの油圧アクチュエータを連結
する連結部材の長さを調節可能に構成し、かつ、その連
結部材の内部に、油圧アクチュエータを作動させるため
の油路を設けたことを特徴とする義足等の動力装具。