JPS61228042A - ゴム状重合体組成物 - Google Patents
ゴム状重合体組成物Info
- Publication number
- JPS61228042A JPS61228042A JP6909885A JP6909885A JPS61228042A JP S61228042 A JPS61228042 A JP S61228042A JP 6909885 A JP6909885 A JP 6909885A JP 6909885 A JP6909885 A JP 6909885A JP S61228042 A JPS61228042 A JP S61228042A
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- Japan
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- rubber
- aging
- polymer composition
- dihydroquinoline
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なゴム状重合体組成物に関し、詳しくは
、加硫後の天然ゴム及び合成ゴムの光、オゾン及び酸素
による老化、特に熱老化に対し優れた耐久性を有する一
般に天然ゴム及び合成ゴムの加硫ゴム製品は、光、オゾ
ン及び酸素による老化、並びに動的疲労による老化及び
熱による老化が認められ、使用に耐えなくなる。
、加硫後の天然ゴム及び合成ゴムの光、オゾン及び酸素
による老化、特に熱老化に対し優れた耐久性を有する一
般に天然ゴム及び合成ゴムの加硫ゴム製品は、光、オゾ
ン及び酸素による老化、並びに動的疲労による老化及び
熱による老化が認められ、使用に耐えなくなる。
従来かかる老化現象を防止するために、種々の老化防止
剤又は安定剤が使用され、特に熱老化の防止には、!、
2.’1−トリメチルー/、−−ジヒドロキノリン重合
体を主成分とする老化防止剤が使用されている。しかし
ながら、現在市販のJ、2. 弘−)リメチルー/、
2−ジヒドロキノリン重合体からなる老化防止剤では、
満足しうる性能が得られてい1iVs。
剤又は安定剤が使用され、特に熱老化の防止には、!、
2.’1−トリメチルー/、−−ジヒドロキノリン重合
体を主成分とする老化防止剤が使用されている。しかし
ながら、現在市販のJ、2. 弘−)リメチルー/、
2−ジヒドロキノリン重合体からなる老化防止剤では、
満足しうる性能が得られてい1iVs。
特に近年では、ゴム製品がか酷な条件下で使用されるこ
とが多く、ゴム配合物の耐熱老化性向上がますます要求
され、熱老化に対し優れた性能を有するゴム状重合体組
成物の開発が強く望まれているのである。
とが多く、ゴム配合物の耐熱老化性向上がますます要求
され、熱老化に対し優れた性能を有するゴム状重合体組
成物の開発が強く望まれているのである。
本発明者らは、これらの点に解決を与えるべく鋭意検討
の結果、2.J、 II−トリメチル−/、コージヒド
ロキノリン誘導体を天然ゴム及び合成ゴムに配合するこ
とによって極めて優れた耐熱老化性を発揮させることが
できることを見い出し、本発明に至った。
の結果、2.J、 II−トリメチル−/、コージヒド
ロキノリン誘導体を天然ゴム及び合成ゴムに配合するこ
とによって極めて優れた耐熱老化性を発揮させることが
できることを見い出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、一般式CI)及び/又は〔1)(
式中、Rは、水素、炭素数/−gのアルキル基又はアル
コキシ基を、5は、!又はコを示す。) で表わされる2、コ、1I−)リメチルー/、2−ジヒ
ドロキノリン誘導体を含有してなる優れた耐熱老化性を
有するゴム状重合体組成物を提供するものである。
式中、Rは、水素、炭素数/−gのアルキル基又はアル
コキシ基を、5は、!又はコを示す。) で表わされる2、コ、1I−)リメチルー/、2−ジヒ
ドロキノリン誘導体を含有してなる優れた耐熱老化性を
有するゴム状重合体組成物を提供するものである。
本発明のキノリン誘導体は、x、a、 II−)ジメチ
ル−1,,2−ジヒドロキノリンとホルマリン及びアニ
リン類との脱水縮合反応によって得られる。ここで用い
られるアニリン類としテハ、アニリン、p−トルイジン
、ys−)ルイジン、p−エチルアニリンtp−”−ブ
チルアニリン、3.t−キシリジンIP−7ニシジン、
p−7エネチジン等を挙げる事ができる。また、上記反
応は、溶媒を用いて行うが、この際の溶媒−プロパノー
ル等のアルコール類を用いるのが好ましい。
ル−1,,2−ジヒドロキノリンとホルマリン及びアニ
リン類との脱水縮合反応によって得られる。ここで用い
られるアニリン類としテハ、アニリン、p−トルイジン
、ys−)ルイジン、p−エチルアニリンtp−”−ブ
チルアニリン、3.t−キシリジンIP−7ニシジン、
p−7エネチジン等を挙げる事ができる。また、上記反
応は、溶媒を用いて行うが、この際の溶媒−プロパノー
ル等のアルコール類を用いるのが好ましい。
その他の反応条件は、目的に応じて適宜定めればよいが
、一般的には次の如くである。すなわちアニリン類1モ
ルとアニリン類1モルに対し、/ 00 ml ”/
l、好ましくは300m/〜700 mlのアルコール
及びアニリン類1モルに対し、/、ON/、5モル、好
ましくは/、 ON/、−モルの3j%ホルマ度調節し
て、OJ〜IO時間、好ましくは/−2時間攪拌して反
応させる。次に1反応液にアニリン類1モルに対して、
/、ON/、5モル好ましくは/、0− /、2モルの
2.J、 lI−トリメチルーツ、コージヒドロキノリ
ンを仕込み、加熱して、アルコール還流下、3〜30時
間、好ましくは1ON20時間攪拌して反応を終了する
。次に反応液を分液ロートに移し、静置する。下層に分
液した反応物を分取した後、蒸留釜で濃縮又は減圧蒸留
する事によって、目的とするキノリン誘導体を得る事が
できる。
、一般的には次の如くである。すなわちアニリン類1モ
ルとアニリン類1モルに対し、/ 00 ml ”/
l、好ましくは300m/〜700 mlのアルコール
及びアニリン類1モルに対し、/、ON/、5モル、好
ましくは/、 ON/、−モルの3j%ホルマ度調節し
て、OJ〜IO時間、好ましくは/−2時間攪拌して反
応させる。次に1反応液にアニリン類1モルに対して、
/、ON/、5モル好ましくは/、0− /、2モルの
2.J、 lI−トリメチルーツ、コージヒドロキノリ
ンを仕込み、加熱して、アルコール還流下、3〜30時
間、好ましくは1ON20時間攪拌して反応を終了する
。次に反応液を分液ロートに移し、静置する。下層に分
液した反応物を分取した後、蒸留釜で濃縮又は減圧蒸留
する事によって、目的とするキノリン誘導体を得る事が
できる。
次に、詳細な合成例を説明する。
〔合成例 l〜7〕
温度計、還流冷却器及び水銀シール付きかきまぜ機を備
え付けた7 00 mlの四ツロフラスコにアニリン類
(7,3モル。
え付けた7 00 mlの四ツロフラスコにアニリン類
(7,3モル。
メタノールf)FFr定量、 ss゛%ホルマリン水溶
L2 s、y g (o、3モル)を仕込み、30〜J
jtlで所定時間攪拌することKよって第一反応を終了
する。次に反応液に2.J、!−)IJメチル−l、コ
ージデドロキノリン!1.9g (0,3モル> を仕
込み、加熱して、メタノール還流下(67℃)、所定時
間攪拌することによって第二反応を終了する。得られた
反応液を分液ロートに移し、静置することによって下層
に分液した反応生成物を分取し、それを蒸留釜に移して
濃縮又は減圧蒸留することによって目的とするキノリン
誘導体を得た。
L2 s、y g (o、3モル)を仕込み、30〜J
jtlで所定時間攪拌することKよって第一反応を終了
する。次に反応液に2.J、!−)IJメチル−l、コ
ージデドロキノリン!1.9g (0,3モル> を仕
込み、加熱して、メタノール還流下(67℃)、所定時
間攪拌することによって第二反応を終了する。得られた
反応液を分液ロートに移し、静置することによって下層
に分液した反応生成物を分取し、それを蒸留釜に移して
濃縮又は減圧蒸留することによって目的とするキノリン
誘導体を得た。
得られた目的とするキノリン誘導体の構造確認は、元素
分析、赤外吸収スペクトル(工R)及びプロトン核磁気
共鳴スペクトルによって行った。
分析、赤外吸収スペクトル(工R)及びプロトン核磁気
共鳴スペクトルによって行った。
反応条件並びに得られた目的とするキノリン誘導体の元
素分析値、赤外吸収スペクトル、−プロトン核磁気共鳴
スペクトルの化学シフト値を第1表及び第−表に示した
。
素分析値、赤外吸収スペクトル、−プロトン核磁気共鳴
スペクトルの化学シフト値を第1表及び第−表に示した
。
なお、上述の赤外スペクトルは、20℃で岩塩板セルを
用いて測定し、プロトン核磁気共鳴スペクトルは、アセ
トン−46畳中、コO℃でテトラメチルシランを内部標
準に用いて測上記本発明のキノリン誘導体は、天然ゴム
はもちろんのことスチレンブタジェン共重合ゴム、ポリ
ブタジェンゴム、ボジイソブしンゴム等の合成ゴムに添
加され、ゴムへの添加量は、通常、ゴムioo重量部に
対して0.1〜7重量部、好ましくは00l−ダ重置部
である。
用いて測定し、プロトン核磁気共鳴スペクトルは、アセ
トン−46畳中、コO℃でテトラメチルシランを内部標
準に用いて測上記本発明のキノリン誘導体は、天然ゴム
はもちろんのことスチレンブタジェン共重合ゴム、ポリ
ブタジェンゴム、ボジイソブしンゴム等の合成ゴムに添
加され、ゴムへの添加量は、通常、ゴムioo重量部に
対して0.1〜7重量部、好ましくは00l−ダ重置部
である。
また、本発明のキノリン誘導体の使用に際して、それぞ
れの条件、目的に応じて他の添加剤、老化防止剤例えば
N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フ二二レンジ
アミン、 N、 N’−ジアリル−p−フ二二レンジア
ミン等を併用してもよい。
れの条件、目的に応じて他の添加剤、老化防止剤例えば
N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フ二二レンジ
アミン、 N、 N’−ジアリル−p−フ二二レンジア
ミン等を併用してもよい。
次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
〔実施例 l〜7〕
天然ゴム ioo重量部酸化亜鉛
j 〃 ステアリン酸 3 〃硫
黄 コ、j pHAIFブ
ラック jO#芳香族系オ
イル II#加硫促進剤
0.3 #からなる配合物を常法に従っ
て、10インチ【オープンロールによって配合し、/1
5℃にて30分間加硫し、試料を作製した。
j 〃 ステアリン酸 3 〃硫
黄 コ、j pHAIFブ
ラック jO#芳香族系オ
イル II#加硫促進剤
0.3 #からなる配合物を常法に従っ
て、10インチ【オープンロールによって配合し、/1
5℃にて30分間加硫し、試料を作製した。
この試料を用いて熱老化試験を行ったところ第3表に示
す結果を得た。
す結果を得た。
なお、熱老化試料は、JIS K 630/に準拠
し、試験管加熱老化試験機を用い、100℃にて2≠時
間熱老化させたのち物性を測定した。
し、試験管加熱老化試験機を用い、100℃にて2≠時
間熱老化させたのち物性を測定した。
第3表の結果から明らかのように、本発明による化合物
(1)及び/又は[31)で表されるキノリン誘導体を
含有してなるゴム状重合体組成物は、2.コ、II−)
リメチルー/、2−ジヒドロキノリン重合体を含有して
なるゴム状重合体組成物より耐熱老化性の向上が顕著で
あって、産業上有用な優れたゴム状重合体組成物である
。
(1)及び/又は[31)で表されるキノリン誘導体を
含有してなるゴム状重合体組成物は、2.コ、II−)
リメチルー/、2−ジヒドロキノリン重合体を含有して
なるゴム状重合体組成物より耐熱老化性の向上が顕著で
あって、産業上有用な優れたゴム状重合体組成物である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式〔 I 〕及び/又は〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、Rは水素、炭素数1〜4のアルキル基、又はア
ルコキシ基を、nは、1又は2を示す。)で表されるキ
ノリン誘導体を含有してなるゴム状重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6909885A JPS61228042A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | ゴム状重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6909885A JPS61228042A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | ゴム状重合体組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61228042A true JPS61228042A (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13392803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6909885A Pending JPS61228042A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | ゴム状重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61228042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104140574A (zh) * | 2014-08-10 | 2014-11-12 | 宁国市宁盛橡塑制品有限公司 | 一种耐热改性天然橡胶 |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP6909885A patent/JPS61228042A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104140574A (zh) * | 2014-08-10 | 2014-11-12 | 宁国市宁盛橡塑制品有限公司 | 一种耐热改性天然橡胶 |
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