JPS61226219A - 増減速駆動機用歯車の創成歯切法 - Google Patents

増減速駆動機用歯車の創成歯切法

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JPS61226219A
JPS61226219A JP6809085A JP6809085A JPS61226219A JP S61226219 A JPS61226219 A JP S61226219A JP 6809085 A JP6809085 A JP 6809085A JP 6809085 A JP6809085 A JP 6809085A JP S61226219 A JPS61226219 A JP S61226219A
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Takayuki Kondo
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/08Profiling
    • F16H55/0833Flexible toothed member, e.g. harmonic drive

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Gear Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、波動歯車装置を用いた増減速駆動機用歯車の
創成歯切法に関するものである。
[従来の技術] C、W、 Musser氏の発明 (米国特許第290
8143号明細書、1959)による、いわゆるハーモ
ニック・ドライブ(波動歯車装置)は、たわみ材のたわ
みを利用した駆動装置で、その構成要素であるサーキュ
ラスプライン(剛歯車)及びフレクススプライン(波動
歯車)の歯形としては、直線歯形あるいはインボリュー
ト歯形が用いられてきた。
しかしながら、その歯形は、厳密な歯車のかみあい理論
に基づいて決定されたものではなく、減速比が大きい場
合の近似的解析結果によるものである。現状のハーモニ
ック番ドライブの効率が低い理由の一つに、不適正な歯
形による無理なかみめいがある。減速比が小さくなった
場合、歯形が特に問題となる。
このように、ハーモニック・ドライブを含め、一般的に
波動運動をする歯車に関しては、まだ一般の歯車に比べ
て研究は少なく、より円滑なかみおいを得るためには、
波動運動をする歯車の幾何学的運動及び歯のかみあいに
ついて十分な解析を打い、それにより歯形を決定する必
要がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、増減速駆動機に用いる波動歯車装置の
歯車を、十分な解析のもとに決定した適切な歯形となる
ように、しかもその波動歯車装置における波動発生器を
有効に利用して加工するための簡易な創成歯切法を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の創成歯切法は、一方
を変形しない剛体の歯車(この明細書においては「剛歯
車」と呼ぶ。)とすると共に、他方を波状の運動をする
歯車(この明細書においては「波動歯車」と呼ぶ。)と
し、その波動歯車に波動遅動を発生させる機構(この明
細書においては「波動発生器」と呼ぶ。)により、上記
剛歯車と波動歯車をその複数の波状凸部でかみあわせ、
このとき隣接する凸部と凸部との間の剛歯車と波動歯車
の歯数に差を設けることによって、かみあい部の移動と
共に剛歯車と波動歯車との間に相対的移動を可能とした
波動歯車装置において、互いにかみあう剛歯車と波動歯
車の一対の歯のそれぞれと同じ相対運動を行う仮想的運
動板(この明細書においては「ころがり運動板」と呼ぶ
、)の形状を、歯の相対運動の瞬間中心がそれぞれの歯
に固定した平面上に描く軌跡として設定し、歯のかみあ
い点における両歯形の共通法線が上記ころがり連動板の
接触点を通るという条件のもとに、上記剛歯車及び波動
歯車の歯形を形成し、その波動歯車の創成に際し、上記
波動発生器によって被削材に波動運動を行わせ、同時に
直線歯形9カツターの切刃を波動発生器に固定した座標
に対して平行移動させ、その創成を行うものである。
[実施例] 以下、本発明の創成歯切法を解析の過程に沿ってさらに
詳細に説明する。
fJS1図(a)に示す波動歯車装置は、歯数の僅かに
異なる内歯車と外歯車とを備え(内歯の歯数〉外歯の歯
数)、それらの歯車の一方の内歯車を変形しない剛歯車
lとし、いまこれを固定したとして、他方の外歯車を径
方向にたわみ変形可能な薄肉中空円筒状の波動歯車2と
なし、その波動歯車2を、その内部に回転可能に配設し
たカムとじて機能する波動発生器3のローラ4.4によ
り、放射方向にたわみ変形させて、上記剛歯車lと複数
の凸部でかみあわせると共に、それらのかみあい部を波
動発生器3の回転によって移動させることにより、波動
歯車を波動発生器の回転と反対の方向に回転させること
ができる。
第1図(b)は、波動歯車装置の異種例を示すもので、
同図(a)のものとは逆に、外歯車を剛歯車11とし、
内歯車を波動歯車12とし、波動歯車12の外側にロー
ラ14,14を備えた波動発生器13を回転可能に設け
たものである。剛歯車を固定した場合、波動歯車は波動
発生器と同じ方向に回転する。
■、基礎条件 上記波動歯車装置において、いま、波動歯車が薄板のた
わみ材でできている場合を考えると、歯底の部分の板厚
は歯の部分に比べて極端に薄いため、変形はもっばら歯
底の部分で生じていると考えられる。即ち、相異なる歯
は相対的に移動するが、−歯一歯は剛体と考えることが
できる。これをさらにわかりやすく説明するならば、波
動歯車の動きは、歯の部分をリンクとし、歯底の部分を
ヒンジとするチェーンの運動とまさに同じである。また
、薄板が弾性変形するとき、変形前と同じ長さを保つ中
立線が存在するが、これはチェーンのヒンジの中心をな
めらかに結んだ線と同じと考えてよい。
そこで、いま第2図に示すように、波動歯車の一歯一歯
に固定した座標系で、中立線上の点N、における接線u
i を横座標、法線vI (これは歯の中央を通るもの
とする。)を縦座標とする直交座標系(Xi  ui+
Vi  : iは歯の番号)を考える。このとき、次の
ような仮定を置く。
「波動、歯車が運動するとき、歯に固定した座標(M−
u、v)からその歯を観察したとき歯形は変らない。ま
た、中立線上において、各歯のピッチMI+Ml”lは
一定である。」 波動歯車の変形量が小さい場合、この仮定は妥当である
と考えられる。
一歯一歯を剛体と考えるならば、一般的な歯形解法に従
って歯の運動を調べ、歯形を決定することができる。即
ち、第3図に示すように、歯形C1及びころがり連動板
P1を一体のものとし、歯形C2及びころがり運動板P
2を一体のものとすると、歯のかみあい点Cにおける歯
形の共通法線Tは、同じ相対運動を行うころがり運動板
pl、p2のころがり接触点(瞬間中心)Pを通る、と
いう機構学的必要条件を与えて歯形を決定することがで
きる。
■、波動歯車の運動 波動歯車を使った装置には、平面運動として直線運動を
させるものと回転運動をさせるものが考えられる。ここ
では回転運動について調べるが、それによって直線運動
は容易に理解できる。
いま、剛歯車と波動歯車は、それぞれ同じ固定中心のま
わりに回転運動できるものとする。そして、波動歯車は
、回転運動と同時に波動発生器の回転に起因して波動運
動を行い、且つn個の凸部をもち、それぞれの凸部の頂
点近傍で剛歯車とかみあっているとする。ここで、剛歯
車は、基準ピッチ円直径do、歯数ZRの円筒歯車であ
り、そして、波動歯車は、変形前において中立線が直径
d−1歯数Zwの円筒歯車であり、且つ、上記中立線は
変形によってその長さを変えることなく、基準ピッチ曲
線になり、剛歯車の基準ピッチ円上のピッチと同じピッ
チでかみ合っているものとする。普通、歯数Z−と歯数
ZRは等しくなく、第1図(a)はZII<ZRノ場合
であり、同図(b)はZw>ZRの場合である。
なお、ここでは、波動発生器はn個の凸部をもつ非円形
カムと考え、薄肉の波動歯車の内側にその中立線を伸縮
させることなく嵌入させ、カムの回転によって波動歯車
に波動連動を発生させる第1図(a)の場合を想起しな
がら考察する。また、カムと波動歯車との間に摩擦力は
ないものと考える。
さて、いまある時点において、第4図に示すように、軸
の回転中心Oを原点とする剛歯車に固定した直交座標(
0−x、y)を考え、y軸は波動歯車の中立線の凸部頂
点Noを通るものとする。この状態から数えて、剛歯車
の歯数2分だけ凸部頂点が移動するよう非円形カム(波
動発生器)を回転させ、そのとき頂点Noが点Mに移動
したとして、この軌跡を調べる。
カムの回転に伴って波動歯車の中立線の凸部頂点が点Q
に移動したとすると、始め(0−x。
y)に一致していたカムに固定した座標(0−X、Y)
は、第4図に示すように回転し、剛歯車に対するカムの
回転角φは角Mo0Qに等しく、となる。
次に、中立線甫同の弧の長さSを求めると、点Mと点Q
の間の波動歯車の歯数は同じくZであり、そのピッチは
中立線見上でπda/Zwであるから、 (1)式と(2)式より、 となる。
ここで変形後の中立縁立の形状は、軸の回転中心Oを原
点とし、凸部頂点Qと点Oを結ぶ軸(以下長軸と呼ぶ)
からの角度をθ、原点0からの距離をrとする、次のよ
うな極座標で表わされるものとする。
r=’f(θ)        ・φφ拳(4)いま、
非円形カムはn 4mの凸部をもち、f(θ)は2π/
nを周期とする関数であるとすると、これを一般にフー
リエ級数で表わせば、次のようになる。
f(θ) =−+ 、X、、(a kcos(knθ)
+ b h  5in(knθ))−−(5)ここで。
(k = 1.2.・ ・ −) この曲線の凸部頂点から角度θまでの弧の長さをSとす
ると、 となる。
結局、(3)式と(7)式を等しいと置き、符号を含め
て表わすと。
となる。
ただし、これから以後、角度は時計回りを正とじ、φは
y軸を基準として長袖のなす角度、θは長袖を基準とし
て動径MOのなす角度とする。
(8)式から、角度θと角度φの関係を簡単な初等関数
で表わすことはできないが、数値積分によって必ず求め
ることができる。
さて、中立線見上の点Mの (x、y)座標を(XM、
Ys)とすると、 となる。
次に第4図において、歯に固定した座標、即ち、中立縄
文上M点における接線Uを横座標、法線Vを縦座標とす
る直交座標(M−u、v)と、剛歯車に固定した座標(
o−x、y)との相対運動を調べる。
y軸を基準にy軸とy軸となす角度をψとすると、 ψ= φ十 〇十ル          11  番 
・ ・ (lO)となる。
ただし、動径MOを基準としてy軸のなす角度を鉢とす
ると、 より川を求めることができる。
結局、 (M−u、v)座標は(0−x、y)座標に対
して (X M I V M)だけ並進し、ψだけ回転
する。
座標変換式は、 ・・・・(12) となる。
■、両歯形解法 第5図において、剛歯車ORと波動歯車CWは0点でか
みあっているとする。いま、カムをわずか動かしたとき
、両歯車はP点を中心(瞬間中心)とじて運動するもの
とすれば、このP点は、剛歯車CRに固定した座標 (
0−x、y)から観察しても、波動歯車Cttに固定し
た座標(M−u、v)から観察しても、止まって見える
はずである。
これを式で表わすと、P点の (x、y)座標値(x 
p、 y p)及び(u 、 v)座標値(up、vp
)を定点と考え、(12)式をφで微分すると、= 0 = O Φ・・・(13) (13)式から、 となる。これを(12)式のx、yに代入すれば、(u
p、vp)も求まる。
いま、波動発生器(カム)を回転させ、このP点の軌跡
を求めれば、これが、それぞれの歯と同じ相対運動を行
うころがり連動板PR、pvの形状となる。
結局、歯形の解法は、いま求めた一方のころがり運動板
に固定された歯形を与えたときに、それと共役な相手の
歯形を求める問題に帰着される。
そのときの機構学的必要条件は、歯のかみあい点Cにお
ける共通法線Tが、ころがり運動板の接触点Pを通るこ
とである。
■、具体的計算例 ■−1,ころがり運動板の形状 これまでの解析の結果、(4)式あるいは(5)式、(
6)式で波動歯車の変形後の中立線文の形状が与えられ
ると、(8)式から剛歯車と波動歯車の相対的回転角の
関係がわかり、(14)式、(12)式からころがり運
動板の形状が求まることがわかった。
そこで、現在、ハーモニック拳ドライブに使用されてい
るカムの形状を例に、具体的計算を行ってみる。
2個の凸部をもつ非円形カムの形状は楕円に似ており、
いま負荷によって波動歯車(フレクススプライン)とカ
ムとの間にすき間は生じないものと仮定すると、波動歯
車の中立線の形状は次のような極座標で表わされる。
これは長袖に関して対称で、πを周期とする偶関数であ
り、(5)式の最も単純な形である。
波動歯車が変形する前の中立線の直径(Lを求め・  
・  拳 (16) となる。
次に、剛歯車(サーキュラスプライン)の基準ピッチ円
上のピッチto=πdo/Zt+と波動歯車の中立線上
のピッチts=πda/Z−は等しいので、なる関係が
ある。
ここで、波動歯車の中立線の最大径d+δと剛歯車の基
準ピッチ円直径doとは1次のように係数入で結ばれて
いるものとする。
d+δ=入do         ・・・・(18)入
=1.0のとき、すなわち、剛歯車の基準ピッチ円が中
立線とその最大径の点で接する状71は、ちょうど、イ
ンボリュート歯車の標準歯車に相当し、また、λ≠1の
状態は転移歯車のかみあいに相当する。
(17)、(18)式より、 となり、変形量δを与える式が求まる。
(14)式はφで微分した形になっているが、これはθ
で微分しても同じなので、結局、 ・ ・ ・ ・ (21) となり、ころがり運動板の形状が求まる。
第6図(a) 、 (b) 、 (c)は歯数比Za/
Zw=1.1を例に、それぞれ入=1.0.  λ<1
.0.  入> 1.0について、剛歯車と波動歯車の
ころがり運動板P*、Pwを示したもので、波動歯車の
歯が凸部頂点に位置していた時点から、6非円形カムを
剛歯車に対してφ(=200)だけ回転させた状態を示
す、このころがり運動板は(20)式、(21)式から
れかるように、dψ/dθ→0においである漸近線に近
づく形状をしている。そして、これらは滑りなくころが
り接触運動を行い、第6図(a) 、(d) 、(C)
ではP点がその接触点である。また、波動歯車が変形す
る前、すなわち、中立線が円形のとき、歯に固定した座
標(M−u、v)における歯車の回転中心Oの座標位置
を07として1MおよびO′の剛歯車に対する軌跡LH
、Loを示す。このとき、M点、0′点はPwと同じ相
対連動を行うので、それぞれM点あるいは0′点に立て
た軌跡LMあるいはLミの法線はP点を通ることになる
■−2,剛歯車がインボリュート歯形のときの波動歯車
の歯形 歯車の歯形は無数に考えられるが、ここでは実用上、現
在最も広く用いられているインボリュート曲線を剛歯車
の歯形として与え、それと共役な相手歯形を波動歯車の
歯形とする例について述べる。
第7図において、歯形ORは剛歯車の歯形であって、基
礎円半径をrqRとするインボリュート曲線とする。そ
して、それとかみあう波動歯車の歯形を歯形C−とじ、
いま、歯形CRと波形Cwは点Cにおいてかみあってい
るものとすると1点Cに立てた歯形の共通法線Tは、歯
形Crt及び歯形Gwと同じ相対運動を行うころがり運
動板のころがり接触点Pを通ると同時に、インボリュー
ト歯車の基礎円と点Eで接する。
いま、歯の中央を通る軸をy軸とする剛歯車の歯に固定
した座標を(0−x 、y)として、その座標における
0点の座標値(xc、yc)を求める。
OFがy軸となす角度γには、 γ R=jan−1(xp   /  yp)    
   ・  e   e   拳  a  (22)角
POEをτRとすると、 7R=C03−’(rqR/ 5〒Tp2) * * 
(23)となる。ただし、xp、ypはP点の (x、
y)座標値で、(20)式で与えられる。
また、基礎円上の歯溝幅半角をσRとすると、ただし、
α0はインボリュート歯形の基準圧力角、XRは転位係
数である。
インボリュートの性質から、 CE=BE=rq*(±γR+でR+σR)・(25)
また、 CE = rqRtan(±γa +τR壬 νR) 
・ −(2B)故に、 νR”’)’R± (? R−jan−1(±γR+?
R+σR)        ・―・−・(27)結局、 XC=OCsinνH =r9R1+(±γR+ τR+ a−R)2sinν
Byc =OCcosνR =r、Rl+(±TR+ ? R+ a+t)2cos
νR・舎・−(28) となる。
復号は上弓が左歯面、下号が右歯面に対応する。
この座標X c + V cを波動歯車に固定した座標
(M−u、v)から観察すると、波動歯車の歯形が求ま
る。すなわち、(12)式のX、yに座標値X c +
 V cを代入したときのu、vが求める歯形となる。
第8図に、歯aZR=22、圧力角200の標準インボ
リュート歯形ORの剛歯車に対して、バックラッシなし
、且つ入;lの状態でかみあう歯数Zw=20の波動歯
車の歯形CWを、計算例に基づいたものとして示す。
なお、同図に、剛歯車とかみあう歯数20、圧力角20
’標準インボリユート歯車の歯形CSを点線で示す、こ
れから、波動歯車の歯形Cwは標準インボリュート歯形
aSに比べて歯先と歯元で歯厚が減少しているのがわか
る。
第8図の歯形について、波動歯車の運動している状態を
第9図に示す、第9図中で、点線は、剛歯車と基礎円上
でかみあう点の運動の軌跡を示す、実際に歯車を製作す
るときは、歯が干渉しないように適当に設計する必要が
ある。
■、波動運動を利用した直線歯形のカッターによる創成
歯切法 波動歯車装置による波動運動を利用して、直線歯形のカ
ッターにより創成歯切りを行う方法について述べる。
歯形を創成するためには、剛歯車と波動歯車のかみあい
点において、両歯形の共通接線となるようにカッターの
切刃を移動させればよい。
さて、剛歯車と波動歯車のかみあい点は、それぞれの歯
車の座標からみると、それぞれの歯形上を移動するが、
波動発生器に固定した座標からみると、第10図のよう
な軌跡、即ちかみあい線t、cを描く、ただし、第10
図は、■節で述べた例と同様に、剛歯車はインボリュー
ト歯形の場合であり・、剛歯車(座標0−x、y:y軸
は歯溝の中心を通る)に対して波動発生器(座標o−x
、y)を角度φ(=lO°)だけ回転したときの剛歯車
、波動歯車、カッター切刃Cに及びころがり運動板PR
1Pwも合わせて示した。なお、かみあい線は左歯面に
ついてのみ示した。
ここで、かみあい点Cの(x 、 y)座標値を(Xc
、Yc)、また(X 、 Y)座標値を (Xc、yc
 )とすると、 となる。ただし、XC,VCは(28)式で与えられる
また、点Cにおける両歯形の共通接線(切刃Cに)とY
軸のなす角度をαにとすると。
αに=±(γR−φ)+τR・・・(30)となる、た
だし、角度γR1τRは(22)式、(23)式で与え
られ、復号は上弓が左歯面、上号が右歯面に対応する。
そして、カッターの切刃Cにを、第10図の位置、即ち
波動発生器に固定した座標において(28)式、(30
)式で示される位置にくるようにすれば歯形が創成され
る。
ここで、(30)式において、角度1φ1の値が小さい
とき、角度γにはほぼ角度φに等しく、角度αにはほぼ
角度τRに等しい。また、角度τRはほぼ一定値なので
、結局、角度1φ1の値が小さいとき、角度αにはほぼ
一定である。即ち第10図において、かみあい線がほぼ
直線となっている部分において角度αには一定とみなし
てよい。
結局、波動歯車の歯形を実用的に創成するには、波動発
生器によって被削材に波動運動を行わせ、同時にカッタ
ーの切刃を波動発生器に固定した座標に対して平行移動
させればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はそれぞれ異なる波動歯車装置の
一部を示す断面図、第2図は波動歯車の座標についての
説明図、第3図は歯形ところがり運動板の関係を示す説
明図、第4図は波動歯車の1歯の運動を示す説明図、第
5図は剛歯車と波動歯車のかみあいを示す説明図、第6
図 (a)〜(C)は剛歯車と波動歯車のそれぞれのこ
ろがり運動板の異種例を示す説明図、第7図はインボリ
ュート歯形を有する剛歯車と波動歯車のかみめいを示す
説明図、第8図はインボリュート歯形を有する剛歯車と
かみあう波動歯車の歯形を示す説明図、第9図は剛歯車
とかみあう波動歯車の運動を示す説明図、第1O図は波
動運動を利用した創成歯切法の説明図である。 1.11・・剛歯車、    2.12・・波動歯車、
3.13・・波動発生器。 第1図 (a) <b) 第4図 第8図 第10図 手続補正書 昭和!ρ年 7月−6日 1、事件の表示 昭和  60年特許願第     68090  号2
 発明の名称 増減速!I!動機用歯車の創成歯切法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所  東京都千代田区霞が関1丁目3番1号(1
14)氏  名  工業技術院長 等 々 力  達5
 補正命令の日付 自  発 6、補正の対象                  
       76吋弧)マ〉、補正の内容 (1)明細書第12頁に記載の(7)式を下記の通り補
正する。 記 記 (2)明細書第12頁に記載の(83式を下記の通り補
正する。 記 (3)明細書第14頁下から2行目に記載の「運動する
ものとすれば、」を、r相対運動するものとすれば、」
と補正する。 (4)明細書第16頁第1行〜2行に記載の「波動発生
器#参〇求めれば、」を下記の通り補正する。 「波動発生器 (カム)を回転させ、このP点がそれぞ
れの歯に固定した圧機に描く軌跡を求めれば、」 (5)明細書第18頁第11行に記載の「転移歯車」を
「転位歯車」と補正する。 (6)明細書第14頁木行に記載の「第6図(a) 、
 (d) 。 (C)」を「第6図(a)、(b)、(c) Jと補正
する。 (7〕明細書第20頁第5行に記載の「軌゛跡LM、L
’OJを「軌跡LM、LO’Jと、第7行に記載の「軌
跡LMあるいはL’o Jを「軌跡LMあるいはLO′
」 とそれぞれ補正する。 (8)明細書第18第11に記載の「波形CwJを「歯
形Owlと補正する。 (8)明細書第22頁に記載の(27)式を下記の通り
補正する。 記 「νa = γR± ((R−jan−1(±γR+?
R+ σR))          舎 ・ ・ ・ 
・ (27)J(lO)明細書第26頁第9行に記載の
「結局、波動歯車の歯形を」を下記の通り補正する。 記 「結局、インボリュート歯形の剛歯車とかみあう波動歯
車の歯形を」 (11)明細書第14頁に記載の(12)式を下記の通
り補正する。 記 ・ ・ ・ 拳 (12)J (12)図面の第8図を別紙の通り補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一方を変形しない剛体からなる剛歯車とすると共に
    、他方を波状の運動をする波動歯車とし、その波動歯車
    に波動運動を発生させる波動発生器により、上記剛歯車
    と波動歯車をその複数の波状凸部でかみあわせ、このと
    き隣接する凸部と凸部との間の剛歯車と波動歯車の歯数
    に差を設けることによって、かみあい部の移動と共に剛
    歯車と波動歯車との間に相対的移動を可能とした波動歯
    車装置において、互いにかみあう剛歯車と波動歯車の一
    対の歯のそれぞれと同じ相対運動を行うころがり運動板
    の形状を、歯の相対運動の瞬間中心がそれぞれの歯に固
    定した平面上に描く軌跡として設定し、歯のかみあい点
    における両歯形の共通法線が上記ころがり運動板の接触
    点を通るという条件のもとに、上記剛歯車及び波動歯車
    の歯形を形成し、その波動歯車の創成に際し、上記波動
    発生器によって被削材に波動運動を行わせ、同時に直線
    歯形のカッターの切刃を波動発生器に固定した座標に対
    して平行移動させることを特徴とする増減速駆動機用歯
    車の創成歯切法。
JP6809085A 1985-03-30 1985-03-30 増減速駆動機用歯車の創成歯切法 Granted JPS61226219A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001179540A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd 歯切り盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001179540A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd 歯切り盤
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