JPS61224018A - 無効電力補償装置 - Google Patents

無効電力補償装置

Info

Publication number
JPS61224018A
JPS61224018A JP60065414A JP6541485A JPS61224018A JP S61224018 A JPS61224018 A JP S61224018A JP 60065414 A JP60065414 A JP 60065414A JP 6541485 A JP6541485 A JP 6541485A JP S61224018 A JPS61224018 A JP S61224018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
thyristor
temperature
junction temperature
thyristor switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60065414A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Yoshino
輝雄 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP60065414A priority Critical patent/JPS61224018A/ja
Publication of JPS61224018A publication Critical patent/JPS61224018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/70Regulating power factor; Regulating reactive current or power

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電力系統にサイリスタスイッチを介して分路
リアクトルを接続してなる無効電力補償装置に関するも
のである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
この種の装置はサイリスタスイッチを位相制御すること
により補償無効電力を調整できることからサイリスタ制
御リアクトル式無効電力補償装置(以下、TCRという
)として知られている。第6図は、このようなTCPの
一例を示すものである。第6因においては、系統母線B
1から変圧器1を介して母線B2を導出し、この母線B
2に分路リアクトル2とサイリスタスイッチ3とを直列
にして接続している。なお、第6図にはLC形のフィル
タ4も母線B2に付加的に接続する構成のものが示され
ている。サイリスタスイッチ3のオンオフおよび制御角
αは制御装置5によって制御される。このように構成さ
れたTCPはその設置点の電圧調整あるいは無効電力補
償を制御装置5の助けにより行なう。
第6図における電力系統B1の電圧■3、サイリスタス
イッチ3の端子電圧■□、およびサイリ」 スタスイッチ3の電流(=分路リアクトル2の電流)I
Tの各波形を、制御角αの比較的大きい場合について第
7図に、それの小さい場合について第8図にそれぞれ示
す。両図に示すようにサイリスタスイッチ3の制御角を
変化させることによりサイリスタ電流すなわちリアクト
ル電流を制御し、それによってTCRの遅れ無効電力を
制御する。
この機能を通して電力系統B1の電圧調整あるいは無効
電力補償を行なう。
系統電圧が上昇した場合、TCRは遅れ無効電力を供給
し、電圧を下げる働きをする。この場合、サイリスタに
流れる電流■■は制御角αが一定であるとすれば、系統
電圧V、に比例して増加する。
サイリスタ電流I□の増加に伴いサイリスタ接合温度T
・が上昇する。サイリスタバルブは第7図または第8図
に示されるような運転電圧に対し、通常の接合温度では
十分余裕をもって耐えられるように設計されている。し
かし、第9図に示すように、接合温度がある値’ ja
+axを超えるとサイリスクの耐圧は急激に低下する性
質があるので、第7図の電圧■、に耐えられず破壊する
恐れがある。
したがって従来の制御方式においては一例として第10
図に示すように、制御角αを大きくして(180°方向
に変化させて)サイリスタバルブ電流1□を絞り、接合
温度Tjが上昇しないようにする制御方法がとられてい
た。しかし、この場合、サイリスタバルブは保護できる
が、制御角αを大きくするので遅れ無効電力Q。U□が
小さくなり、系統電圧■Pはさらに上昇する結果になる
また、系統電圧上昇によるサイリスタパルプ連続過負荷
を検出してサイリスタバルブの運転を停止するような保
護をかける方式もある。しかし、いずれの場合もサイリ
スタバルブは保護できるが、TCR本来の系統電圧調整
ができな(なり、さらにTCHの遅れ無効電力が減少し
たり零になったりするので、かえって系統電圧を高くす
るという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は以上の事情を考慮してなされたもので、サイリ
スタバルブを保護しつつ、電圧抑制のための遅れ無効電
力を可及的に供給することの可能な無効電力補償装置を
提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明は、電力系統の電圧を
検出す電圧検出手段と、前記サイリスタスイッチの素子
接合温度を検出する温度検出手段と、前記電圧検出手段
によって検出された電圧が所定値以上になり、かつ前記
温度検出手段によって検出された素子接合温度が所定値
以上になったとき制御角を絞る方向に前記サイリスタス
イッチを制御し、前記電圧および素子接合温度が共に前
記各所定値未満になったとき前記サイリスタスイッチの
絞り制御を解除する保護手段とを具備したことを特徴と
するものである。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。制御装置5は第6図
に示した制御装置5と実質的に同一のものであって、検
出された系統電圧■、と基準電圧vrerとの偏差に応
じてその偏差を零にするための制御角αを出力する。サ
イリスタスイッチ3の素子接合温度Tjおよび系統電圧
Vpがそれぞれ予め設定された設定値を超過したとき、
それを検知するためにレベル検出器6.7が設けられて
いる。これらのレベル検出器6.7にはハンチング防止
のためにヒステリシス特性を持たせ、リセットレベルは
より低いレベルとするのがよい。レベル検出器6.7は
それぞれの入力値が設定値以上となったとき゛1″出力
を出し、それぞれAN[)回路8およびNOR回路9に
導かれる。両レベル検出器6,7の出力が共に“1”に
なるとAND回路8が゛1″出力を出し、R8型フリッ
プ70ツブ(以下、FFという)10をセットする。
FFl0はそのQ出力を制御角選択回路11に送出し、
制御装置5からの通常時の制御角αを固定された制御角
α=90°に切換える。両レベル検出器6.7の出力が
共に“O″になるとNOR回路9が゛1″出力を出し、
FF10をリセットさせる。それによりFF10のQ出
力もリセットされ、制御角選択回路11を介して制御装
置5からの制御角αに切換えられる。
第1図の装置の動作を、第2図を参照しながら説明する
。系統電圧V、が上昇して定格値よりも高い■pfll
axとなった場合、制御角αが一定のままであるとサイ
リスタ接合温度Tjが次第に上昇する。そこでレベル検
出器7により系統電圧■、が所定の値より上昇したこと
が判定され、高レベル信号゛1″が出力される。また、
サイリスタ接合温度が例えば第9図に示すサイリスタ耐
圧特性の折曲点温度” jmaxに達するとレベル検出
器6が11111信号を出力する。両レベル検出器6.
7が゛1″信号を出力することによりAND回路8が゛
1″出力となりFF10がセットされる。これにより制
御角選択回路11によりα=90°の制御が選択される
。この切換により第6図のサイリスタスイッチ3の電圧
・電流V  、I□の波形は第8図に示すようになる。
すなわち、サイリスタスイッチ3は完全通電状態となり
、サイリスタスイッチ3の極間電圧■■はほとんどゼロ
となる。
したがってサイリスタの耐電圧は必要なくなるので、サ
イリスタ接合温度T・が折曲点温度T jmaxよりも
上昇し、サイリスタの耐電圧が常時より減少しても運転
を継続することができる。
系統電圧の上昇原因が除去され、正常な系統電圧に回復
するとサイリスタ接合温度Tjも減少する。そこで、こ
の接合温度Tjが所定のリセット接合温度Tjres以
下となり、かつ系統電圧V、も所定の値以下になるとN
OR回路9の出力が“1″となりFF10をリセットす
る。これにより制御角選択回路11を介して制御装置5
からの制御角による通常制御に戻る。なお、制御系のハ
ンチングを防止するために、レベル検出器6,7にヒス
テリシス特性を持たせるのみならず、同レベル検出器も
しくは制御角選択回路11に遅延回路を後置しておくの
が望ましい。
以上のように制御することにより、第2図において制御
角αが90’に設定される期間ではTCRの遅れ無効電
力Q。Ulが増加し、系統電圧V、の上昇を抑制する働
きを維持する。従来の第10図の場合と比較して系統電
圧V、の上昇をより小さくすることができる。また、第
8図に示すようにサイリスタスイッチ3には電圧がかか
らないので、耐圧の接合温度上昇による低下(第9図)
に係わりなくTCPの運転を継続することができる。
第3図はサイリスタ接合温度推定値Tj′を推定するサ
イリスタ接合温度推定回路12を設けた実施例を示すも
のである。同推定回路12はサイリスク電流■□と制御
角αとからサイリスタ接合温度推定値■j′を推定し、
これをレベル検出器6に第1図の実施例におけるサイリ
スタ接合温度Tjの代りに入力する。他の装置部分は第
1図の実施例と変わりがなく、その作用・効果も変わり
がない。
第4図は第3図に類似する変形実施例を示すものである
。この実施例においては、サイリスタ接合温度推定回路
12でサイリスタ接合温度推定値■j′を得るのに、系
統電圧Vpと制御角αを用いるものであり、他は第3図
と同一である。この実施例によっても第1図のものと同
様の作用・効果を得ることができる。
第5図は本発明のさらに他の実施例を示すものである。
この実施例においては、サイリスタ接合温度T・が第2
図に示すように系統電圧V、の変化に対しである遅延特
性をもって変化することに着目し、サイリスタ接合温度
Tjがたとえば折曲点温度” jmaxに達する前に制
御角α−906を選択し、リセット接合温度Tjres
以下になってから制御装置5による通常の制御角を選択
するように制御角選択回路11を駆動する論理信号を出
力する遅延論理回路13を設けたのが特徴である。この
構成においても第1図の実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、電力系統が過電圧と
なったとき、サイリスタスイッチを保護すると同時にT
CPの遅れ無効電力を増加させ、過電圧抑制効果の大き
い無効電力補償装置を提供することができる。このこと
はまた、サイリスタスイッチにとっては最大連続過電圧
を考慮した設計とする必要がないことになり、それだけ
より小容量のサイリスタバルブを用いることができるの
で、経済設計を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成を示すブロック図
、第2図は第1図の装置により制御されるサイリスタ制
御リアクトルの開動作特性を示す特性図、第3図、第4
図、第5図はそれぞれ第1図に類似する本発明の他の実
施例を示すブロック図、第6図は本発明を適用する電力
系統と従来の無効電力補償装置を示す接続図、第7図、
第8図は第6図の装置における異なる制御角のときの系
統電圧、サイリスタスイッチ電圧、およびサイリスタス
イッチ電流の波形図、第9図はナイリスタ接合温度と耐
圧特性の関係を示す特性線図、第710図は第6図の装
置によるりイリスタ制御リアクトルの開動作特性を示す
特性図である。 B1・・・系統母線、1・・・変圧器、2・・・リアク
トル、3・・・サイリスタスイッチ、5・・・制御装置
、6.7・・・レベル検出器、8・・・AND回路、9
・・・NOR回路、10・・・フリップフロップ(FF
)、11・・・制御角選択回路、12・・・サイリスタ
接合温度推定回路、13・・・遅延論理回路。 出願人代理人  猪  股    清 62 図 aur 拓 3 図 ら4 図 55 図 ら6 図 も7 図 死8 図 色9 図 jmax フ4シス7(飴献−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統にサイリスタスイッチを介して分路リアク
    トルを接続してなる無効電力補償装置において、前記電
    力系統の電圧を検出す電圧検出手段と、前記サイリスタ
    スイッチの素子接合温度を検出する温度検出手段と、前
    記電圧検出手段によって検出された電圧が所定値以上に
    なり、かつ前記温度検出手段によって検出された素子接
    合温度が所定値以上になったとき制御角を絞る方向に前
    記サイリスタスイッチを制御し、前記電圧および素子接
    合温度が共に前記各所定値未満になったとき前記サイリ
    スタスイッチの絞り制御を解除する保護手段とを具備し
    たことを特徴とする無効電力補償装置。 2、前記温度検出手段は前記サイリスタスイッチを流れ
    る電流に基づいて素子接合温度を演算により推定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の無効電力補
    償装置。 3、前記温度検出手段は前記サイリスタスイッチの制御
    角と前記電力系統の電圧とから素子接合温度を演算によ
    り推定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の無効電力補償装置。
JP60065414A 1985-03-29 1985-03-29 無効電力補償装置 Pending JPS61224018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60065414A JPS61224018A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 無効電力補償装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60065414A JPS61224018A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 無効電力補償装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61224018A true JPS61224018A (ja) 1986-10-04

Family

ID=13286352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60065414A Pending JPS61224018A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 無効電力補償装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61224018A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216112A (ja) * 1990-02-22 1992-08-06 Samsung Electron Co Ltd 過電圧及び過熱防止電源回路
JP2012050221A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Tabuchi Electric Co Ltd 太陽光発電システムおよびこれに用いる出力電圧制限回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216112A (ja) * 1990-02-22 1992-08-06 Samsung Electron Co Ltd 過電圧及び過熱防止電源回路
JP2012050221A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Tabuchi Electric Co Ltd 太陽光発電システムおよびこれに用いる出力電圧制限回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MXPA02003775A (es) Rele diferencial del tipo limitador mejorado.
US4246622A (en) Overload protective device of electric motors
JPS61224018A (ja) 無効電力補償装置
GB2055257A (en) Method and device for controlling a high voltage dc transmission system
JP6666295B2 (ja) サイリスタ式自動電圧調整器
KR20200004635A (ko) 초전도한류기 전압을 계전요소로 이용한 방향성 과전류계전기 및 이의 정정 방법
GB2059695A (en) Overcurrent protection relay
JP3328039B2 (ja) 静止形無効電力補償装置
JP2792085B2 (ja) 無効電力補償装置の制御方式
JP2624837B2 (ja) 静止形無効電力補償装置
JPS60190125A (ja) 無効電力補償装置の制御方法
RU2319272C1 (ru) Способ защиты тиристорного преобразователя в аварийном режиме
JP2004527196A (ja) 監視すべき電流の波形検出を含む過電流トリップ装置
JPS5812557Y2 (ja) サイリスタ変換器の保護装置
JPH0795730A (ja) 電力系統連系用インバ−タ
JPH0731301Y2 (ja) 無効電力補償装置の制御装置
JPS6115662B2 (ja)
SU714566A1 (ru) Устройство дл тепловой защиты электродвигател
JP2601422B2 (ja) 高調波補償装置
JPH06217529A (ja) 降圧チョッパ装置
SU1545281A1 (ru) Устройство блокировки дифференциальной защиты генератора автономной энергосистемы при повреждени х соединительных проводов
JPH0433113A (ja) 無効電力補償装置
JPS6046794A (ja) 電動機の過負荷保護装置
JPH0744788B2 (ja) 無効電力補償装置の制御方式
JPH0584524B2 (ja)