JPS61223628A - 漏水検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は水道などにあってその配水管が破損しその破損
箇所から漏水が生じた場合、自動的にその漏水箇所を発
見するための漏水検知装置に関する。

〔発明の技術的背景と問題点〕

この種の装置としては例えば特開昭５６−１０２２６号
公報のものが知られている。この装置は第３図に示すよ
うに、配水管１に発生する音を検音器２により集音し、
音−電流変換器３により電気信号に変換し、伝送線４に
より波形変換器５に送られ。

波形設定器６で設定された正常時信号と波形変換器５か
ら出る信号とを波形比較器７で比較し、そのずれが許容
値を超えれば判別器８により警報を出す。

上記構成により、配水管が破損し、その破損箇所から漏
水が生じた場合に、漏水箇所から噴出す、る漏水によっ
て発生する漏水音を集音して、その音と正常時の音とを
比較して漏水の有無を判別しよつとする。しかし、一般
には上記漏水音と紛られしい雑音が可成りある。例えば
配水管から枝分かれして附近Ｃ二給水口などがあれば給
水口から出る水の音も集音することになる。従ってその
他の雑音も少なくなる深夜を待たなければならない。

深夜であれば雑音と漏水音との差が大きくなり判別がつ
け易くなる。しかし、場所によっては自動　　　−車等
の交通に伴う雑音などが絶えないところがある。近年こ
の傾同が増加しており、夜間でも判別が難しくなりつつ
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、雑音を出来るだけ除去した信頼性のあ
る漏水検知装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明による漏水検知装置は第１図に示すように雑音を
除去する手段を持つものである。一般に外部より入る雑
音は、例えば自動車等の交通に伴う雑音などは、それが
通過するときに大きくなり、通過後は無くなるものと考
えられる。すなわち一過性のものがくり返されるものと
考えられる。したがって集音された入力から一過性の入
力を除去するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面をもとに説明する。第１
図において１１は配水管、１２は上記配水管に取付けら
れたセンサーで、音または振動を電気信号として検出す
る圧電素子などによる。１３はアンプで、センサーｎか
ら出力された電気信号な増巾する。１４は記憶手段で、
アンプ１３から出力された電気信号を時系列に記憶する
。１５はデータ選別手段で、上記記憶手段１４が記憶し
たデータから雑音データを除去する。１６は比較警報手
段で、正常時（漏水のない状態）のデータと検出された
データとを比較して、異常（漏水）があれば警報表示の
出力を行う。

上記構成において、配水管１１に発生する音や振動はセ
ンサー１２によって検出され電気信号にされる。この電
気信号はアンプ１３で数ボルトのレベルに増巾する。配
水管Ｈに発生する音や振動には、検出しようとする漏水
音の他に種々のものがある。

配水管から分岐された給水口（蛇口）から放出される水
の音や配水管の近くを走る自動車など：二よる音や振動
なども入り込む。これらを含む音や振動による電気信号
の波形は１２図に示すような波形である。すなわち最低
レベルの波形−；まじって短時間のレベルの大きな波形
が雑音としてところどころに入る。第２図ａは漏水がな
い場合を示すが、漏水が発生すると最低レベルが上がり
、第２図すに示すようになる。これらの信号の波高値を
取り出し、第２図Ｃに示すような波形変換を行ってから
、アナログ−ディジタル変換し、例えば１秒間隔のサン
プリング周期で記憶手段１４に記憶させる。その記憶さ
れたデータを取り出してデータ選別子Ｒ１５で雑音デー
タを除去する。すなわち一定時間（例えば１時間）のデ
ータを比較して、最低レベルのデータを選別する。最低
レベルのデータは雑音が除去されたものと考えられるの
で、−日を通して最低レベルは一定の値を示すことにな
る。ここでもし１ｍ水が発生すれば、−日を通しての最
低レベルは大きくなり、前もって設定して　・おいた正
常時の値と比較警報手段１６で比較し、差が一定値以上
になれば警報出力する。ここで記憶手段１５．データ選
別手段１６および比較警報手段１６はマイクロコンピュ
ータを利用することができることは言うまでもない。

また、上記の例では、音や振動の信号のうち波高値を取
り出したが、信号波形そのままを高速サンプリングでマ
イクロコンピュータに入力し、ｌサイクルの波形パター
ンの単位で処理し、最小波形パターンな選別し、正常時
の波形パターンと比較し、許容値以上の差があれば警報
出力してもよい。

淘、基準値となる正常時の値は１図示していないが比較
警報装置１６に押釦スイッチ入力を与え、正常時４：検
出されるデータを記憶させる。

〔発明の効果〕

以上の様に本発明によれば常時配水管に発生する音また
は振動を監視し、雑音による誤動作もなく、異常音を検
知し早期に漏水を発見できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明Ｃ二よる漏水検知装置の一実施例を示す
構成図、第２図は第１因において検出される音又は振動
の波形図、第３図は従来の漏水検知装置の例を示す構成
図である。 １１・・・配水管　　　　１２・・・センサー１３・・
・アンプ　　　　１４・・・記憶手段１５・・・データ
選別手段　１６・・・比較警報手段（７３１７）代理人
　弁理士　則　近　憲　佑　（ほか１名）第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 配水管に生ずる音または振動を検出するセンサーと、こ
   のセンサーの信号を増巾する手段と、この増巾された信
   号を記憶する手段、記憶された信号データから一過性の
   信号データを除去するデータ選別手段と、上記一過性の
   信号データを除去した後の信号データと予め正常時に記
   憶した信号データとを比較して警報を出す手段とを備え
   た漏水検知装置。