JPS61222896A - 航空機の洗浄方法および装置 - Google Patents

航空機の洗浄方法および装置

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JPS61222896A
JPS61222896A JP60065182A JP6518285A JPS61222896A JP S61222896 A JPS61222896 A JP S61222896A JP 60065182 A JP60065182 A JP 60065182A JP 6518285 A JP6518285 A JP 6518285A JP S61222896 A JPS61222896 A JP S61222896A
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cleaning
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axis
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滝川 昇
健二 藤田
川瀬 勝己
桧垣 孝広
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • B64F5/00Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
    • B64F5/30Cleaning aircraft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S15/02Car cleaning plants

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は大型航空機を機械的に洗浄する方法および装置
に関する。
「従来の技術」 6      従来航空機の洗浄は一般に作業者が手作
業で行っており、このためジャンボジェット機等の大型
航空機の洗浄は20名程度の作業者が3〜4時而か面て
行うような非常な多くの労力と時間を要する作業となっ
ている。この洗浄作業は航空機が空港に駐機中整備作業
を行った後の残り時間を利用して行わなければならない
ので駐機時間が短い場合には屡々十分に洗浄ができない
という問題があった。航空機を頻繁に定期的洗浄を行う
ことは航空機の美観を保ち、発錆の防止、塗装寿命の延
長、および空気抵抗の減少による燃費の向上を余る上で
も望ましいことであり、このため小数の作業者により約
1時間程度の短時間で洗浄を完了できるように洗浄作業
を機械化する要請が生じた。
本発明者等はこの要請に応じて先に特願昭59−782
57号にJ3いて航空機を機械的に洗浄する一方法およ
び装置を提案した。この方法は航空様を載置するターン
テーブルと、洗浄笥囲は限られるが洗浄される航空はの
各部の形状に追従して位置および姿勢を変更できる一組
の少数の汎用の洗浄ブラシとを使用し、ターンテーブル
を少しづつ回転し洗浄ブラシの及ぶ航空機の洗浄区域を
次々と変えながら順次洗浄しターンテーブルが1回転し
たとき航空機の全洗浄区域を洗浄できるようにしたもの
である。
[発明が解決しようとする問題点」 上記先願の発明は、従来の手作業による洗浄に比較して
洗浄1間を可成り短縮することかできるが、−組の少数
の汎用の洗浄ブラシで航空機全体の洗浄を行うものであ
り、如何に機械化されても洗浄効果を考慮すると1個の
洗浄ブラシで所定時間に洗浄できる面積は限りがあるの
で、先願発明の方式では洗浄時間の短縮は未だ十分に満
足できるものとなっていない。
従って本発明は更に洗浄作業時間を短縮でき、しかも比
較的機構の簡単な機械的洗浄方法および装置を提供する
ことを目的とするものである。
「問題を解決するための手fflJ 概括的に述べると、上記目的を達成するために本発明は
ターンテーブルを使用する点で先願の発明の利点の一部
を利用するものであるが、航空機全体を区分けした複数
の洗浄区域の各々の形状にのみ追従できるように構成さ
れた洗浄ブラシを具えた複数の専用の洗浄機を各洗浄区
域に対して一つづつ設け、同時に複数個所の洗浄区域を
洗浄できるようにしたものである。
本発明をより詳細に述べると、−態様においては、地上
に設置されたターンテーブル上に洗浄すべき航空機を搬
入し少くとも主輪を該ターンテーブル上に載置せしめる
こと、ターンテーブル上の航空機の片側に配置され該航
空機の区分けされた特定の洗浄区域の各々に接近可能な
洗浄ユニットを有する複数個の専用の洗浄機を装架した
主洗浄台車を航空機の機軸に直角な方向に移動せしめ主
洗浄台車側の航空機の半部を前記洗浄機によって一斉に
洗浄すること、前記主洗浄台車を航空機から離れた位置
に移動されること、前記ターンテーブルを航空機を搭載
したまま180°回転せしめること、前記主洗浄台車を
再び航空機の近くに移動才しめ主洗浄台車側の航空機の
残りの半部を前記洗浄機によって一斉に洗浄すること、
から成る航空機の洗浄方法が提供される。
本発明の他の態様においては、地上に設置され洗浄すべ
き航空機を少くともその主輪を所定位置に載せて搭載す
るターンテーブルと、航空機のほぼ全長に及ぶ長さを有
し前記ターンテーブル上の航空機の機軸に平行して該タ
ーンテーブルの側方に配置され航空機に対し機軸に直角
な方向に前進後退し得る主洗浄台車と、前記ターンテー
ブル上に搭載された航空機の前記主洗浄台車側の半部に
おける区分された特定の洗浄区域の各々に接近可能な洗
浄ユニットを有し前記主洗浄台車に長手方向に移動可能
に装架された複数個の専用の洗浄機と、を有することを
特徴とする航空機の洗浄装胎が提供される。
「作用」 本発明は上記構成によりターンテーブル上の航空機の半
部を複数の洗浄機で一時に洗浄し、次にターンテーブル
を180°回転、ざじて航空機の他の半部を一時に洗浄
し、事実上2回の洗浄で航空機全体を洗浄できるので、
先願の発明に比較して洗浄作業時間を大巾に短縮するこ
とができる。
「実施例」 第1図および第2図は本発明の洗浄装貿の一実施例の全
体を示す平面図および正面図である。1は地上に設置さ
れたターンテーブル7上に搬入された航空機であり、そ
の側方に機軸に平行してトラス構造の主洗浄台車8が配
置される。ターンテーブル7は航空機1が2点鎖線で示
す如くその中心点がターンテーブルのほぼ中心に合致す
るように搬入されたとき航空機の少くとも主輪が載るよ
うな大きさである。主洗浄台車8は洗浄すべき航空機の
全長又はそれ以上に及ぶ長さを有し、下端に車輪を取付
けた左右1対の支持フレーム9.9で水平に支えられ、
ターンテーブル7の一側において機軸に直角に地上に敷
設された1対のレール10.10の上を走行してターン
テーブル7上の航空機1の機態3に近づぎ又遠ざかるこ
とができる。このため主洗浄台車3の架橋部分は航空m
iの少くとも主翼2を越える高さに設置される。 −主
洗浄台車8には航空機1の1胴上部洗浄機11、胴下部
洗浄機12、主翼上面洗浄113、主翼上面洗浄機14
、尾翼上部洗浄機15、尾翼上部洗浄機16が主洗浄台
車の長手方向に走行可能に装架されている。更にターン
テーブル7近くの地上にターンテーブルに搬入される航
空機1の機軸の方向に延びる1対のレール17.17が
敷設され、該レール17.17上を走行し航空機の機首
に向って近づき遠ざかることのできる頭部洗浄[18が
設けられる。各洗浄機は洗浄用回転ブラシと洗浄水噴射
ノズルとから成る洗浄ユニットを各洗浄機によって洗浄
される区域の面積に応じた数だけもっており、これ等の
洗浄ユニットは主洗浄台車8の上又はレール17.17
の上を長手方向に走行できる各洗浄機に専用の台車の上
に洗浄区域の形状、寸法に応じて位置、高さおよび姿勢
を調整できるように取付けられている。説明を進めるに
当り本明細古において便宜上ターンデープル7上の航空
機1の機軸に平行な方向をX方向、機軸に直角で水平な
方向および垂直な方向を夫々Y方向およびZ方向と定め
ることにすると、各洗浄機に専用の上記台車は全てX方
向に走行することになるので以後X台車と称することに
し、又今後説明が進むにつれ出てくるY方向およびZ方
向に移動する台車、その他の可動部材には夫々Yおよび
2なる呼称をつけることにする。
胴上部洗浄機11は主洗浄台車8に沿って長手方向にI
IJ)13の少なくとも機首4と尾翼5の部分を除く長
さにわたり走行できるようになっており、第3図、第4
図および第5図はその構造を拡大して示す側面図、平面
図、および正面図である。トラス構造のX台車19は主
洗浄台Tn8のターンテーブル側の上端縁と中間部に設
けたレール20゜20に係合し電動機(図示せず)によ
り駆動される車輪21をもってX方向に走行する。X台
車19からY方向(水平方向)に移動できるトラス構造
の複数個(図の実施例では6個)の7台重22が懸架さ
れ、各7台重22に7方向(垂直方向)に移動できるト
ラス構造の7台重23が装架され、Z台車23の下端に
洗浄ユニット24が枢着される。
各7台重22はX台車19の下面にY方向に水平に取付
けた数本のH形鋼から成るレース25のうらの隣り合う
2本に係合する車輪26が上端部に取り付けられてあり
、第6図に詳細に示す通りX台車19に取りつけられた
スプロケット27゜28の間にIIけ渡され各レール対
25の上方に延びるチェーン29に7台重22の上端部
を1個所において接続し、スプロケット28を減速機付
油圧モータ30で駆動することによりY台lI22はY
方向に移動することができる。
7台重23は第7図に示す通り7台重22の一側に垂直
に取り付けられたH形鋼から成る1対のレール31に係
合する車輪32をもっており、更に7台重22に取り付
けたスプロケット33゜34の間にレール31に沿って
平行に掛は渡されたチェーン35に1個所において接続
されスプロケット34を減速機付油圧モータ36で駆動
することによりZ方向に上下する乞とができる。
洗浄ユニット24は回転ブラシ37と回転ブラシの両側
に数個のノズルを配列させた洗浄水鳴射装置38とから
成り、電動機39の駆動により伸縮する操作杆40によ
り2台車23に対する回転ブラシ37の回転軸の角度を
調節できるようになっている。4)は回転ブラシ37を
駆動する電動機である。
胴下部洗浄機12は胴下部洗浄機11と同じく機首4と
尾915の部分を除く機113の部分を洗浄するもので
あるが主翼2の部分を洗浄通過できないので機Tl43
の前半部を洗浄するものと後半部を洗浄するものと2式
用意される。その構造の詳細を第3図、第8図および第
9図を参照して説明すると、トラスm37iのX台車4
2は主洗浄台車8のターンテーブル7側側面の中間部と
下部に設けたレール43.43に係合転動する車輪44
.44をもっており、このΦ輪44を電動n(図示せず
)で駆動することにより胴上部洗浄機11のX台車19
の下方を主洗浄台車8の長手方向に移動することができ
る。X台Lr142の一側に垂直に複数本(図示の実施
例では3本)のH形鋼のレール43′が取り付けられ、
隣り合う2本のレール43′に係合する車輪44′をも
った7台重45が複数個(図示の実施例では2個)垂直
方向に移動可能に装架される。各7台重45はL字形の
フレーム構造でその車輪44′は垂直部分に取り付けら
れており、第10図に示す如く7台重45はX台車42
に取り付けたスプロケット46.47に掛は渡されたチ
ェーン48に1個所で接続され、スプロケット46を減
速機付油圧モータ49で駆動することにより上下に動か
すことができる。
第11図に詳細に示す如く、胴下部洗浄機の各7台重4
5は水平部分にH形鋼の1対のレール50を形成され、
このレール50に係合する車輪51をもちレール5oの
間を水平に延びるY台車52が装架される。Y台1f5
2は減速機付き油圧モータ53で駆動されるチェーン5
4にJ:すY方向に移動する。Y台車52の先端には回
転ブラシ37と洗浄水噴9A38とを右する洗浄ユニッ
ト24を枢着し、電動機55で駆動される操作杆56に
より回転ブラシ37の角度を調節できることは胴上部洗
浄機11の場合と同じである。
主買上面洗浄t113は第12図、第13図および第1
4図に示す如く主洗浄台車8の下面両縁に沿って取り付
けたH形鋼のレール57.57上を転勤する車輪58.
58をもったX台車59を有する。車輪58はH形断面
の各レール57のウェブを挟みウェブの両側に配置され
る2個を1組として各レールに2組づつ合計8個配置さ
れ、レール57の内側に配置される車輪58は減速機付
油圧モータ60で駆動されX台車59を走行させる。
X台車59の下に一端をX台車59に枢着させ多端をX
台車59に設けたジヤツキ61で昇降させ傾斜角を調節
できる傾斜架台62が取り付けられている。更に傾斜架
台62には傾斜架台に沿ってY方向に移動できるY台車
63で設置ノられ、Y台車63の下に夫々テーブルリフ
タ64を介して3個の洗浄ユニット24が取りつけられ
ている。Y台車63には減速機付油圧モータ64′によ
って駆動される1対の車輪65.65と1対の遊動車輪
66.66が取り付けられ傾斜架台62の両側に取り付
けたレール67.67上を走行する。テーブルリフタ6
4はパンダグラフ状のリンクからなり電動機68で駆動
される操作杆69により伸縮される。3個の洗浄ユニッ
トは回転ブラシ37が回転ブラシ約1個分の長さだけ間
隔を置いて一線上に並ぶように配設される。
主要下面洗浄v114は複数個(図示の実施例では5儲
1)のX台車70を有しこれ等のX台車は地表面に近接
して主洗浄台車8の左右の支持フレーム9.9の間に架
は渡されたレール架台71に形成した複数対のレール7
1′の各々の上を走行する。第15図、第16図および
第17図について詳細に説明すると、6本のト1形鋼の
レール71′でフレーム状に形成されたレール架台71
の両端が主洗浄台車8の支持フレーム9.9に取り付け
られ、更にレール架台71の下面には地表面に接しレー
ル71′に直角な方向に回転する複数個のタイヤ付中輪
72が取り付けられる。各X台車70は両側に取り付け
た車輪73が隣り合うレール71′の上を転勤し走行す
る。各X台車70上には電動機駆動の操作杆74の操作
で7方向に伸縮するパンダグラブで構成されたテーブル
リフタ75によって7架台76が支持され、更にZ架台
76にはY方向に伸びるレールが取り付けられ、減速機
付油圧モータによって駆動されこのレールの上を転勤す
る車輪をもってY方向に移動できるY台車77が装架さ
れる。Y台車77上のブラケットに傾斜杆78の中間点
が枢着され、傾斜杆78に洗浄ユニット24が取り付け
られる。傾斜杆78は主翼上面洗浄機13の傾斜架台6
2の場合と同じように油圧シリンダ74′を使用して傾
斜角が調節される。洗浄ユニット24はこれまで説明し
た各洗浄機のものとほぼ同じ構造のものであるが回転ブ
ラシ37を支持するアーム79の中間点を傾斜杆78に
枢着し、アーム79の後端にバランスウェイト80を取
り付けて洗浄面に対し回転ブラシ37が適度の接触圧力
を゛与えるようにしている。5個の主翼上面洗浄機14
は洗浄作業を行っていないときレール架台71の両端部
に1つ訂ぎに与えられた2点鎖線で示す夫々の格納位置
に置かれ待機している。
第18図は尾翼上部洗浄v115と尾東下面洗浄機16
とを拡大して示す側面図である。これ等の洗浄機は第1
図および第2図に示す如く主洗浄台車8の両端部に1つ
づつ2式設ける。尾翼上部洗浄機15は主洗浄台車8の
各端部においてターンテーブル7側の上下端縁に設けた
レール82゜82に係合する車輪83.83をもったX
台車84を有し、このX台車84に垂直尾翼洗浄用のユ
ニットと水平尾翼上面洗浄用のユニットが装備される。
垂直属国用のY台車85がX台車84の上端から水平方
向に突出するフレーム86に設けたレールに係合する車
輪をもってY方向に走行し、更にY台車85の垂直方向
のレールに係合する車輪をもってZ台fff87が上下
動し、Z台rJ87の下端に傾斜架台88が枢着され、
傾斜架台88に2個の洗浄ユニット24が取り付けられ
る。傾斜架台88は電動機駆動の操作杆89により洗浄
ブラシ37が垂直尾翼面に倣うように角度を調節される
。X台車84の車輪83のい(っがは電動機に直結され
た駆動輪となっている。Y台車85および2台車87の
駆動は胴上面洗浄機11および胴上面洗浄機12に使用
されたものと同様の減速機付油圧モータで駆動されるス
ブロケッ1−・チェーン機構によりなされる。
X台車84には更に垂直方向のレールが設けられ、この
レールに係合する車輪をもって水平尾翼上面用の7台車
90が上下に動くことができる。
2台車90はL字形に組立てられたフレーム構造からな
り、その水平部分に取り付けたレールに係合する車輪を
もち水平方向に移動できるY台車91が装架される。Y
台車91の左端に2個の洗浄ユニット24を取り付けた
傾斜架台92が[される。傾斜架台92は電動機駆動の
操作杆93により回転洗浄ブラシ37が水平尾翼上面の
傾斜角に適合するように角度を調節される。これ等の水
平尾翼上面用の7台車90およびY台車91もスブロケ
ツ1−・チェーン機構により駆動される。
水平尾翼上面洗浄機16は主洗浄台車の各端部の下面に
取り付【ブだレール94.94に係合する車輪95.9
5をもったX台車96を有し、車輪95のいくつかは電
動機に直結された駆動輪としてX台車96を走行Vしめ
る。X台車96の下に垂直軸線の周りに旋回できるフレ
ーム97が懸下され、このフレーム97に垂直に取り付
けたレールに沿って上下できる7台車98が設けられ、
更に2台車98に対し水平方向に進退できるY台車99
を設ける。Y台車99の先端には2個の洗浄ユニット2
4を取り付けた傾斜架台100が枢着され、傾斜架台1
00の傾斜角は電動機駆動の操作杆101により水平尾
翼上面の傾斜角に調節される。7台車98およびY台車
99を駆動する機構は尾翼上部洗浄機15と同じくスプ
ロケット・チェーン機構を使用する。
第19図、第20図および第21図は頭部洗浄機18の
詳細を示す側面図、平面図および正面図である。第1図
において述べた通りターンテーブル7に搬入される航空
11の前方の地上にターンテーブルに向ってレール17
.17が敷設され、この上を電動機により駆動される車
輪102をもったX台車103が走行する。X台車10
3上にはY方向に移動できるY台車104が装架され、
更にY台車104に高さ方向に移動できる7台車105
か装架されている。これ等のY台rR104と7台車1
05の可動案内手段としてはこれまで説明した洗浄機の
各台車と同様にレールと車輪が使用され、駆動機構には
同じく減速機付油圧モータで駆動されるプロスケラト・
チェーン機構が使用される。7台車105の中心部を機
軸方向に延びる回転軸をもったターレット106が7台
車105のターンテーブルフ側の側面に取り付けられ、
ターレット106の表面に機首4に向って延びる4つの
フレーム状のアーム107が90’の角間隔で半径方向
に枢動可能に取り付(〕られ、各アーム107の先端に
洗浄ユニット24を取り付ける。ターレツl−106の
背面に歯111108が同軸に固定され、この歯車に噛
み合うビニオン109を電動機110で駆動し、ターレ
ット106を所定角度づつ旋回することができる。各ア
ーム107は電#I機で駆動される操作杆111により
ターレット106に対する角度が調節され、4つのアー
ムの先端の洗浄ユニット24で囲まれる区域の大きさを
調節できる。図中112は頭部洗浄fR18を操作する
ための電気装2を備えた運転室である。
なお図示されていないが、頭部洗浄機18の中心部には
テレスコピック機構により繰り出される機体先端検出装
置が設けられており、後述するようにターンテーブルに
搬入された被洗浄航空機の先端位買、機軸高さおよび機
軸のずれを検出し、この検出値と搬入される航空機の機
種により予め知られている形状、4沫のデータを制御装
ηに入力し、各洗浄ユニットが自動的に機体の輪郭に倣
うように各洗浄様の台車の勤ぎを自動制御することがで
きる。
以上の構成をもった本発明の洗浄装置は次の通り作動す
る。
先づ被洗浄航空Fj11は第1図に2点It1線で承り
如く機軸が主洗浄台車8に平行になるようにしてターン
テーブル7上に搬入され、主輪をターンテーブル上のス
トッパーで所定位置に固定する。このときターンテーブ
ル外の地上を走行できる支持台車113上に前輪を載せ
る。次に機体先端検出装置を備えた頭部洗浄l118が
レール17上をターンテーブル7上の航空機の機首4に
向って前進し、機体先端位置、機軸高さおよび機軸ずれ
を検出し、その検出値を電算機に入力した後一旦後退し
頭部洗浄1!118のターレット106の回転軸線が機
軸の線上にくるようにY台車104と7台車105が移
動する。次に頭部洗浄機18が再び機首に向って前進し
洗浄を開始する。又主洗浄台車8がレール10上を機体
に向ってY方向に萌進し第1図に2点鎖線で示すR前進
位置に達すると機態3および尾翼5の洗浄が始まる。胴
上部洗浄機11は6個の洗浄ユニット24がi朋3の洗
浄機側の半部の頂部から側部にかけ適当に分配されるよ
うに各Y台車22、および7台車23の位置、および各
回転ブラシ37の角度が調整される。こうして各回転ブ
ラシ37は各洗浄面に接触状態に置かれると回転を始め
同時に洗浄水の噴射が開始されると共にX台車19が主
洗浄台車8上をi+j13のほぼ全長にわたり必要回数
往復し洗浄を行う。
胴下部洗浄機12は機yの前部洗浄用と後部洗浄用の2
式設けられ、各胴下部洗浄機12は2個の洗浄ユニット
24が機JI43の下部の2個所に分配されるように各
7台車45およびY台車52の位置、および各回転ブラ
シ37の角度が調整され、前部用洗′fp機のX台車4
2は!III舅3の前部から主翼の付は根の前縁までの
間を後部用洗浄機のX台車42は機態3の後部から主翼
の付は根の後縁までの間を必要回数往復して洗浄を行う
。胴上部洗浄n11および胴下部洗浄機12共各洗浄ユ
ニツト24の間に洗浄されない隙間が生ずる場合は更に
洗浄ユニットの位置および角度を変えて未洗浄部分の洗
浄を行う。
胴上部洗浄機11および胴下部洗浄機12が洗浄を行っ
ている間開時に第1図の右端の尾翼上部洗浄機15およ
び尾翼下面洗浄機16のX台車84および96が主洗浄
台車8の右端付近を必要回数往復し尾W45の洗浄を行
う。このとき垂直尾翼用のY台車85.7台車87、水
平尾翼上面用の7台車90、Y台車91水平尾翼下面用
の7台車98.7台199の位置および各回転ブラシ3
7の角度が各洗浄面に合せて調整される。尾翼下面洗浄
機16はX台車96の往復動に加えて7台車98とY台
車99がX台車96に対し水平面内で往復旋回し2つの
洗浄ユニットの各々が分担する水平[IIQの洗浄区域
の巾に合致したストロークで往復運動するようになされ
る。各尾誓洗浄機は2個1組の洗浄ユニツ]・でカバー
される区域の洗浄が終ると次々と洗浄ユニットの位置を
ずらして残りの区域を洗浄し主洗浄台車8側の全尾履面
の洗浄を終る。
次に主洗浄台車8が機体からY方向に1ステップ後進し
14部に隣接する主翼の上下面を洗浄すべく停止する。
この位置において主洗浄台車8に装架された主翼上面洗
浄機13および主翼下面洗浄機14のテーブルリフタ6
4および75が伸張し、又夫々の傾斜架台62および傾
斜杆78の傾斜角が主翼の上下洗浄面の傾斜に合わせて
調節され夫々の回転ブラシ37が洗浄面に倣って接触し
回転を始めると同時に洗浄水を噴射する、両洗浄機のX
台車59および70は夫々のレール57および71′に
沿って主922の巾にわたりX方向に必要回数往復し洗
浄を行う。更に主洗浄台車8がこの位置に止まったまま
主翼上面洗浄機13はY台車63を回転ブラシ37の間
隔分だけY方向に突出させてX方向に往復し未洗浄部分
を洗浄する。次に主洗浄台車8が機体から離れる方向に
更に1ステップ後進し洗浄された区域に続く主翼の上下
面を同様に洗浄する。こうして主洗浄台車8を1ステツ
プづつ後進せしめながら主翼の洗浄を進め最後に主翼先
端の洗浄を行う。この間主賓下面に突出しているエンジ
ン部6は形状が複雑で自仙洗浄が困難であり、かつ洗浄
禁止区域もあるので丁度エンジン部に位置することにな
った主翼下面洗浄fl14のX台車70上のY台車77
はY方向に突出しエンジン部の洗浄を避(づるようにな
される。
以上の通り胴部3、尾翼5.1闘2の洗浄を行っている
間に頭部洗浄機18が前進し機首4の洗浄が行われる。
回転ブラシ37を機首4に当て頭部洗浄機18が前進中
アーム107の傾斜機構によって回転ブラシ37は機首
の輪部に倣って前進し又、機首の輪部に倣って後退する
。こうして1行程の洗浄が終るとターレット106が3
0”旋回し回転ブラシ37が再び1往復して隣りの区域
を洗浄し、ターレット106を30°づつ旋回させて計
3回の行程で全頭部区域の洗浄を終る。
以上の洗浄工程が終ると頭部洗浄機18および主洗浄台
車8が元の位置に後退し、ターンテーブル7が180°
回転し、機首4が第1図の右に尾W5が左になるように
航空Ii1の向きを変える。
主洗浄台車8が再び前進し、前述しプロセスで主洗浄台
車側に向けられた残りの半部の機態、尾翼、主翼が洗浄
される。このとき尾翼の洗浄は左端の洗浄fi15およ
び16で行われる。又この間以上の洗浄機で洗浄できな
いエンジン部6および主翼の付は根付近の胴下部を手作
業又は自走式の専用洗浄機の手動操作で洗浄する。こう
して航空機全面の洗浄が完了すると、ターンテーブル上
の主輪の固定を外し、前輪支持台車113を前輪から外
し、航空機はそのまま前進して搬入された元の方向に搬
出される。
以上説明した主洗浄台車8に装架された全洗浄機および
頭部洗浄機18の洗浄ユニットの運動は被洗浄航空機の
形状、寸法のデータおよび頭部洗浄機18に設けた検出
装置により検出された航空機の先端および機軸の位置の
データを電算機に入力し、電算機の指令で自動的に制御
することかできる。
「発明の効果」 本発明は、以上の通り、航空機を載置するターンテーブ
ルと、航空機の片側において各洗浄個所に適合した洗浄
動作を行うことのできる専用の洗浄機を多数装架した1
台の台車を使用し、全洗浄作業の間に1度航空機の向き
を変えて2回に分けて洗浄作業を行うだけで全洗浄工程
を終了することができるので、従来の洗浄装置に比べて
大巾に作業時間を短縮することができ、しがも1台のタ
ーンテーブルと1台の台車を使用するだけで洗浄機の数
も航空機の片側の洗浄に必要とするだけで足りるので比
較的構造も簡単であり、航空輸送業界の要望に十分答え
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明洗浄装置の一実施例の全概
要を示す平面図および正面図である。 第3図は本発明に使用される胴上部洗浄機および胴下部
洗浄機の一実施例の詳細を示す側面図、第4図および第
5図は、第3図の胴上部洗浄機の平面図および正面図、
第6図および第7図は第3図に示す胴上部洗浄機の要部
を拡大して示ず側面図である。 第8図および第9図は第3図の胴下部洗浄機の平面図お
よび正面図、第10図および第11図は第3図に示す胴
下部洗浄機の要部を拡大して示す側面図である。 第12図、第13図および第14図は本発明に使用する
主翼上面洗浄機の一実施例の詳細を示す側面図、正面図
および平面図である。 第15図、第16図および第17図は本発明に使用する
主翼上面洗浄機の一実施例の詳細を示す平面図、正面図
および側面図である。 第18図は本発明に使用するI’ll上部洗浄機および
尾翼下面洗浄機の一実施例の詳細を示す側面図である。 第19図、!520図、および第21図は本発明に使用
する頭部洗浄機の一実施例の詳細を示す側面図、平面図
および正面図である。 1・・・・・・航空機、2・・・・・・主翼、3・・・
・・・機態、4・・・・・・機首、5・・・・・・尾翼
、6・・・・・・エンジン、7・・・・・・ターンテー
ブル、8・・・・・・主洗浄台車、11・・・・・・胴
上部洗8t!1.12・・・・・・胴下部洗浄機、13
・・・・・・主翼上面洗浄機、 14・・・・・・主翼下面洗浄機、 15・・・・・・尾翼下面洗浄機、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地上に設置されたターンテーブル上に洗浄すべき
    航空機を搬入し少くとも主輪を該ターンテーブル上に載
    置せしめること、 ターンテーブル上の航空機の片側に配置され該航空機の
    区分けされた特定の洗浄区域の各々に接近可能な洗浄ユ
    ニットを有する複数個の専用の洗浄機を装架した主洗浄
    台車を航空機の機軸に直角な方向に移動せしめ主洗浄台
    車側の航空機の半部を前記洗浄機によつて一斉に洗浄す
    ること、前記主洗浄台車を航空機から離れた位置に移動
    させること、 前記ターンテーブルを航空機を搭載したまま180°回
    転せしめること、 前記主洗浄台車を再び航空機の近くに移動せしめ主洗浄
    台車側の航空機の残りの半部を前記洗浄機によつて一斉
    に洗浄すること、 から成る航空機の洗浄方法。
  2. (2)地上に設置され洗浄すべき航空機を少くともその
    主輪を所定位置に載せて搭載するターンテーブルと、 航空機のほぼ全長に及ぶ長さを有し前記ターンテーブル
    上の航空機の機軸に平行して該ターンテーブルの側方に
    配置され航空機に対し機軸に直角な方向に前進後退し得
    る主洗浄台車と、 前記ターンテーブル上に搭載された航空機の前記主洗浄
    台車側の半部における区分けされた特定の洗浄区域の各
    々に接近可能な洗浄ユニットを有し前記主洗浄台車に長
    手方向に移動可能に装架された複数個の専用の洗浄機と
    、 を有することを特徴とする航空機の洗浄装置。
  3. (3)前記洗浄機の各々は前記主洗浄台車上を長手方向
    に走行し得る少くとも1個のX台車と、前記X台車上に
    少くとも1個の前記洗浄ユニットを航空機の機軸に直角
    な垂直方向および水平方向に移動可能に支持する装置と
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第(2)項に
    記載の洗浄装置。
  4. (4)前記洗浄ユニットは前記X台車の走行方向に対し
    直角方向の回転軸をもつた回転ブラシを有することを特
    徴する特許請求の範囲第(3)項に記載の洗浄装置。
  5. (5)前記回転ブラシは前記X台車に対する回転軸の角
    度を変更し得ることを特徴する特許請求の範囲(4)項
    に記載の洗浄装置。
  6. (6)前記洗浄ユニットは前記回転ブラシの近傍に洗浄
    水噴射装置を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    (4)項または第(5)項に記載の洗浄装置。
  7. (7)前記主洗浄台車上に装架された洗浄機の各各によ
    つて洗浄される洗浄区域は航空機の胴上部、胴下部、主
    翼上面、主翼下面、尾翼上部および尾翼下面に区分けさ
    れていることを特徴する特許請求の範囲第(5)項又は
    第(6)項に記載の洗浄装置。
  8. (8)航空機の胴上部を洗浄する前記洗浄機は、前記主
    洗浄台車の両端部を除きターンテーブル側の側面の上半
    部に沿つて長手方向に走行可能なX台車と、該X台車か
    らX方向に配列されて懸下され機軸に直角な水平方向に
    移動可能な複数個のY台車と、該Y台車の各々に垂直方
    向に移動可能に装架されたZ台車と、該Z台車の先端に
    枢動可能に支持された1個の洗浄ユニットとを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(7)項に記載の洗浄
    装置。
  9. (9)航空機の胴下部を洗浄する前記洗浄機は前記主洗
    浄台車の両端部と主翼の存在する部分を除く2部分の夫
    々を主洗浄台車のターンテーブル側の側面の下半部に沿
    つて長手方向に走行可能な2台のX台車と、該X台車の
    各々にX方向に配列されて装架され垂直方向に移動可能
    な複数個のZ台車と、該X台車の各々に機軸に直角な水
    平方向に移動可能に装架されたY台車と、該Y台車の先
    端に枢動可能に支持された1個の洗浄ユニットとを有す
    ることを特徴する特許請求の範囲第(7)項に記載の洗
    浄装置。
  10. (10)航空機の主翼上面を洗浄する前記洗浄機は、前
    記主洗浄台車の中間部の下面に沿つて長手方向に走行可
    能なX台車と、前記X台車の下にX方向の枢軸線を中心
    に枢動可能に取り付けた傾斜架台と、機軸に直角な方向
    に移動可能に前記傾斜架台に装架されたY台車と、該Y
    台車の下にY台車の移動方向に所定の間隔をあけて取り
    付けた垂直方向に伸縮できる複数個のテーブルリフタと
    、該テーブルリフタの各々の下に取付けた1個の洗浄ユ
    ニットとを有することを特徴する特許請求の範囲第(7
    )項に記載の洗浄装置。
  11. (11)航空機の主翼下面を洗浄する前記洗浄機は、前
    記主洗浄台車にその下方地表面近くに平行に支持された
    架台に長手方向に形成された複数個の平行な走路の各々
    の上を走行可能な複数個のX台車と、該X台車の各々の
    上に支持され垂直方向に伸縮できるテーブルリフタと、
    該テーブルリフタの上に取り付けたZ架台と、機軸に直
    角な方向に移動可能に前記Z架台に装架されたY台車と
    、該Y台車の上にX方向の枢軸線を中心に枢動可能に取
    り付けた傾斜杆と、該傾斜杆に取り付けた1個の洗浄ユ
    ニットとを有することを特徴とする特許請求の範囲第(
    7)項に記載の洗浄装置。
  12. (12)航空機の尾翼上部を洗浄する前記洗浄機は、前
    記主洗浄台車の両端部の各々においてターンテーブル側
    の側面に沿って長手方向に走行可能な2台のX台車と、
    該X台車の各々の上部から機軸に直角な水平方向に移動
    可能に懸下された垂直尾翼用Y台車と、該垂直尾翼用Y
    台車に垂直方向に移動可能に装架されたZ台車と、該Z
    台車にX方向の枢軸線を中心に枢動可能に取り付けた傾
    斜架台と、前記傾斜架台の移動方向に配列されて傾斜架
    台に取り付けた複数個の垂直尾翼用洗浄ユニットと、前
    記X台車の各々に垂直方向に移動可能に装架された水平
    尾翼上面用Z台車と、該水平尾翼上面用Z台車に機軸に
    垂直な水平方向に移動可能に装架されたY台車と、該Y
    台車にX方向の枢軸線を中心に枢動可能に取り付けた傾
    斜架台と、前記傾斜架台の移動方向に配列されて傾斜架
    台に取り付けた複数個の水平尾翼上面用洗浄ユニットと
    を有することを特徴する特許請求の範囲第(7)項に記
    載の洗浄装置。
  13. (13)航空機の尾翼下面を洗浄する前記洗浄機は、前
    記主洗浄台車の両端部の各々において主洗浄台車の下面
    を長手方向に走行可能な2台のX台車と、該X台車の各
    々の下に垂直軸線を中心として旋回可能に懸下されたフ
    レームと、該フレームに垂直方向に移動可能に装架され
    たZ台車と、該Z台車に前記フレームを中心とする半径
    方向に移動可能に装架されたY台車と、該Y台車にY台
    車の移動方向に直角な枢軸線を中心に枢動可能に取り付
    けた傾斜架台と、該傾斜架台の移動方向に配列されて傾
    斜架台に取り付けた複数個の洗浄ユニットとを有するこ
    とを特徴する特許請求の範囲第(7)項に記載の洗浄装
    置。
  14. (14)更に前記ターンテーブル上の航空機の機軸の線
    上に沿つて地上を走行し航空機の機首に向つて進退可能
    で該機首を洗浄する頭部洗浄機を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(7)項に記載の洗浄装置。
  15. (15)前記頭部洗浄機は前記ターンテーブル上の航空
    機の機軸の線上に地上に敷設されたレール上を走行する
    X台車と、該X台車に機軸に直角な方向に移動可能に装
    架されたY台車と、該Y台車に垂直方向に移動可能に装
    架されたZ台車と、機軸に平行な回転軸を中心に回転可
    能に前記Z台車に装架されたターレットと、機首に向つ
    て延び前記ターレットの半径方向に直角な枢軸線を中心
    に枢動可能に所定の角間隔でターレットに取り付けた複
    数個のアームと、前記アームの各々の枢軸線に平行な回
    転軸を有し各アームの先端に取り付けられた1個の回転
    ブラシとを有することを特徴とする特許請求の範囲第(
    14)項に記載の洗浄装置。
  16. (16)前記頭部洗浄機は、前記ターンテーブル上に搬
    入された被洗浄航空機の先端位置、機軸高さ、および機
    軸のずれを検出する検出装置を有し、前記各洗浄機は該
    検出装置により検出されたデータ、および被洗浄航空機
    の形状、寸法に関するデータを入力された電算機の指令
    により各洗浄ユニットの動きを自動的に制御されること
    を特徴とする特許請求の範囲第(14)項に記載の洗浄
    装置。
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