JPS6122249Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122249Y2
JPS6122249Y2 JP1977075151U JP7515177U JPS6122249Y2 JP S6122249 Y2 JPS6122249 Y2 JP S6122249Y2 JP 1977075151 U JP1977075151 U JP 1977075151U JP 7515177 U JP7515177 U JP 7515177U JP S6122249 Y2 JPS6122249 Y2 JP S6122249Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
substrate
diaphragm
piezoelectric element
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977075151U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS543186U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1977075151U priority Critical patent/JPS6122249Y2/ja
Publication of JPS543186U publication Critical patent/JPS543186U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122249Y2 publication Critical patent/JPS6122249Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械的振動或いは衝撃等を電気信号に
変換して感知する様にした圧電形振動感知器に関
するもので製作が容易であり、小型化でき、常に
安定した検出が可能であることを特徴とするもの
である。
従来この種振動感知器として、実公昭26−9195
号に係るものが提供されている。該振動感知器は
2枚の薄い圧電素子の一方の中央部に錘を支承し
た振動板を金属筐体の内壁に懸架してなるもので
あるが小型化して周波数を下げることがむずかし
く、さらに振動板の懸架作業に手数を要し、製作
が困難であり、さらに振動板の厚さ及び大きさに
よつて共振周波数(撓み易い周波数)がかわるた
め、用途に応じてそれぞれ大きさを異にした金属
筐体を製作しなければならない欠点があつた。
すなわち、振動板が厚ければ周波数は上がり、
薄ければ周波数は下がり、振動板が大きければ周
波数は下がり、小さければ周波数は上がるもので
あるが、例えば必要とする低い共振周波数を得る
ためには一般的に振動板を大きくしなければなら
ず、さらにそれを懸架する金属筐体も振動板の大
きさに合せて大きくする必要があり小型化ができ
ず、しかも均一な周囲懸架作業が頗る面倒である
とともに懸架手段及び懸架具合によつて検出値に
変動が生ずる欠点があつた。
本考案は上記従来型の欠点を除去するもので、
以下図に示す一実施例にて本考案を説明すると、
1は基板で、該基板1は例えば合成樹脂等の成形
にて必要とする接続用の端子7を一体的に設けて
おく。同基板1上には所要の蓋体2を装着し、例
えば円筒形等の器体を構成する。一方蓋体2の内
径より小さい大きさの例えば円板型の金属製の振
動子3を形成し、該振動子3には上記器体内に固
定するため、例えば第2図、第3図示のごとく、
その周側に3〜2本の支持脚4を放射状にプレス
加工等の際に一体的に形成し、これを折曲げて基
板1上に固定する。この振動子3上にはチタン酸
鉛、ジルコン酸鉛等の圧電素子5を接着剤等にて
貼り付けると共に該圧電素子5及び振動子3にそ
れぞれリード線6を接続し、同リード線6の端部
をそれぞれ端子7に接続する。
以上の構成において、上記圧電素子5は所要の
共振周波数Fに設定するものとし、同周波数Fは
K:円板のヤング率、Eポアソン比等円板の材質
で決まる定数、 α:円板の半径 t:円板の厚さとして F=Kt/α〔Hz〕 で材質並びに形状的要素によつて定めることがで
きる。この円板の共振周波数を1000Hz程度とし、
かつ機械的振動及び衝撃を数Hz〜数10Hzを検出す
るものとすると同圧電素子5は外部より加えられ
る機械的エネルギに略比例した電気エネルギを検
出することができる。
以上説明した様に本考案に係る振動感知器は上
記器体を振動もしくは衝撃を受ける被振動検知物
体上に固定すれば、同物体の振動等は基板1を通
し、基板1上に固定した支持脚4を経て振動子3
に伝播し、該振動子3に撓み等の変形を生ぜしめ
る。すなわち、振動子3の中央部は宙に浮いた状
態にあり、基板1の振動にかかわらず、静止状態
を維持しようとする慣性のため撓み等の変形が生
じ、同時に機械的エネルギが生じ、この機械的エ
ネルギが一体に接着した圧電素子5に加えられ、
この機械的エネルギに略比例した電気エネルギを
検出することにより所要の機械振動を相対的に検
知することができる。
以上の説明から明らかな様に本考案の振動感知
器は基板1に支持脚4を一体的に形成した金属製
の振動子3を用いたため、製作も容易であり、前
述した振動板の大きさは振動子3と展開した脚部
4を含めた大きさXに近い状態となるものであ
る。すなわち、実際の振動子3より大きい振動板
として作用するため、特に低い周波数を得るた
め、振動板の大きさを調整する場合には従来に比
べて小型化ができるものである。
さらに、基板1あるいは蓋体2の大きさに左右
されず、固有振動数を得ることができ、常に安定
した検出を行うことができ、また検出々力も外部
から加えられる機械エネルギに略比例した電気エ
ネルギとして検出でき、この電気信号に基づいて
任意の情報処理等を行うことができる。さらに機
械的構成により上記圧電素子5に直接振動を加え
ない様に構成しているので、衝撃等に強い振動感
知装置を構成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す圧電形振動感
知器の要部切欠斜視図、第2図は同じく振動子の
平面図、第3図は他の実施例を示す振動子の平面
図である。 1……基板、2……蓋体、3……振動子、4…
…支持脚、5……圧電素子、6……リード線、7
……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と同基板に装着する蓋体にて器体を形成
    し、同器体内には基板上に固定するため周囲に複
    数の支持脚を一体的に形成した金属性の振動子を
    設け、かつ同振動子上面にはチタン酸鉛、ジルコ
    ン酸鉛等の圧電素子を貼付け、該圧電素子及び前
    記振動子からそれぞれリード線を設けたことを特
    徴とする圧電形振動感知器。
JP1977075151U 1977-06-09 1977-06-09 Expired JPS6122249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977075151U JPS6122249Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977075151U JPS6122249Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS543186U JPS543186U (ja) 1979-01-10
JPS6122249Y2 true JPS6122249Y2 (ja) 1986-07-04

Family

ID=28989330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977075151U Expired JPS6122249Y2 (ja) 1977-06-09 1977-06-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122249Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687823A (en) * 1979-12-17 1981-07-16 Teretsukusu Komiyunikeeshiyonz Piezoelectric transducer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS543186U (ja) 1979-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6122249Y2 (ja)
JPH08297139A (ja) 半導体加速度センサ
JPS604820A (ja) 小形振動式レベル検出器
CA2529136A1 (en) Vibration sensor
JPH0711447B2 (ja) 加速度センサ
JPS6032588Y2 (ja) 振動検出器
JPH088454Y2 (ja) 加速度センサ
JPS6229931Y2 (ja)
JPS5924975Y2 (ja) 圧電式残量検知装置
JPS5910878Y2 (ja) 超音波セラミックマイクロホン
JPS58207800A (ja) トランスジユ−サ
JPS643089Y2 (ja)
JPS5910486B2 (ja) 温度センサ
JPS59878Y2 (ja) 圧電ブザ−
JPS6025195Y2 (ja) 圧電発音体
JPS62217477A (ja) ヘツドタツチ検出用スライダ
JPS6061613A (ja) 円筒振動式角速度計
JPS6120503Y2 (ja)
JPS5932733B2 (ja) 加速度検出器
JPS641839Y2 (ja)
JPS5929440Y2 (ja) 電気音響変換器
JPS6027430Y2 (ja) 電気ピアノのフレーム構造
JPS6217744Y2 (ja)
JPH0136157Y2 (ja)
JPS6328841Y2 (ja)