JPS61220745A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

Info

Publication number
JPS61220745A
JPS61220745A JP6297085A JP6297085A JPS61220745A JP S61220745 A JPS61220745 A JP S61220745A JP 6297085 A JP6297085 A JP 6297085A JP 6297085 A JP6297085 A JP 6297085A JP S61220745 A JPS61220745 A JP S61220745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
input port
crushed
crushing
rotary blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6297085A
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤 保男
中原 拓夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diafoil Co Ltd filed Critical Diafoil Co Ltd
Priority to JP6297085A priority Critical patent/JPS61220745A/ja
Publication of JPS61220745A publication Critical patent/JPS61220745A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフィルム状物を安定に粉砕するための粉砕装置
に関する。
[従来の技術] 近年、フィルムは包装用、製版用、電気絶縁用、コンデ
ンサ用等に多方面で使用されており。
工業用産業素材として欠くことのできないものでなって
いる。フィルムの製造方法としても、その特性に応じて
種々の方式がとられており、無延伸、−軸延伸、二輪延
伸等積々の方式がとられている。
これらのフィルムの製造工程において、最終製品に至る
迄の過程で一部のものは、製品として使用できず、これ
らは再利用すべくリサイクルされている。これについて
、ポリエステル二軸延伸フィルム製造工程を例にとって
説明する。
第3図はポリエステル二軸延伸フィルムの製造装置を示
すものである。第3図において、フィルムの用途に応じ
た何種類かの原料が溶融機lにより溶融された後、押出
機2によりシート状に押し出され、更にキャスチングロ
ール3上で無定形シートとされる0次いで、縦延伸機4
に送られて長手方向に延伸され、更に、横延伸機(ステ
ンター)5によって長手方向に直交する方向に延伸され
、熱固定されて二軸延伸フィルムが形成される0次に引
取機6によってステンター5で作られたフィルムの両側
部を50・〜100mm11にカットする。このカット
により生じたステンター耳7は、図示せぬ粉砕機によっ
て粉砕された後、再使用される。ステンター耳7の除去
されたフィルムは、巻取機8によって巻取られるが、更
に、ユーザーの要求に応じた幅寸法にスリッター9によ
り分断される。
ここにステンター耳等を除去するのは以下の理由による
。ステンター5によって二軸延伸したフィルムは縦延伸
時のネックインにより両端部が厚くなっており、又ステ
ンター5で横延伸される際1両端部がクリップlOで把
持されるため、クリップ10把持跡がついており両端部
(耳と称する)は製品として使用できない、従って、ス
テンター5を出た時点でこの耳の部分は50−100m
m幅の範囲でカットされ、残りのフィルムのみが引取機
6を経て巻取機8で巻取られ、耳7は別のリサイクル工
程で処理され再生チップとなる。
また、巻取機8で巻取られた製品はスリッター9により
ユーザーの要求に合う幅及び長さに切断されロール状に
仕上げられるが、この工程においても、ロール端面をき
れいに仕上げるべく製品の両端部はスリット耳としてカ
ットする必要があり、この耳11もステンター耳7と同
様にリサイクル工程で処理され再生チップとなる。
リサイクル工程においては、ステンター延伸後にカット
されるステンター耳7及びスリッターでカットされるス
リッター耳11のいずれも先ず粉砕機により粉砕され、
乾燥された後、押出機2により溶融押出を受けてチップ
化され、製品原料の一部として再度使用される。二軸延
伸製膜工程においては、これらの耳が使用原料の30〜
40%を占めリサイクルは必要不可欠なものとなってい
る。
この中でも、ステンター5で発生するステンター耳7は
、生産速度と同速で引き取られ、粉砕機に供給され粉砕
が行われるのであるが、最近では成膜装置の高速化が進
み、生産速度も200mm以上になっており、また製品
の小型化が進められるに従い12ILm以下の薄物の生
産が多くなってきたこともあり、連続したステンター耳
を安定して粉砕することが生産安定化の大きなポイント
になってきている。即ち、通常、ステンター耳等の連続
したフィルム状物の粉砕においては、用途が限定されて
いるため、特別に連続したフィルム粉砕用として開発さ
れた装置は未だ存在せず、第4図に示すような固形物粉
砕用の回転刃方式の規格品としての粉砕機が存在するの
みである。従って、現状では固形物粉砕用の粉砕機を用
いざるを得ない。
第4図に示す粉砕機においては、固形の被粉砕物が投入
される投入口20を有し、その下部に形成されている円
形空間の粉砕室21内に投入物を粉砕する回転刃22が
設けられている。また、粉砕室21の下部には、回転刃
22によって粉砕した粉砕物を取り出すスクリーン23
が設けられている。更に、スクリーン23を通過して落
下する粉砕物25を排出するための排出口24が基台2
6内に設けられている。
被粉砕物は、投入口20から投入され、粉砕室21に送
り込まれた段階で回転する回転刃22によって粉砕され
、粉砕物は排出口24へ落下し、外部に送り出されて原
料チップとなる。
このような固形物用の粉砕機をフィルム状物の粉砕に用
いようとする場合、用途が固形物粉砕用であるために粉
砕能力が大き過ぎるため、フィルム状物を粉砕した場合
、喰い込みが激しく、供給するフィルム状物にかなりの
衝撃が加わってフィルム状物を回転刃23に供給される
途中で破断するため、フィルム状物を連続的に粉砕する
ことが困難となる。
これを解決するために従来は、第5図のように、第4図
に示した投入口20の上部にニップロール装置30を設
けて、供給するフィルム状物に衝撃が加わらないように
していた。ニップロール装置30は、第6図及び第7図
に示すように、ステンター耳等のフィルム状物28を両
面より圧接する駆動ローラ31及び従動ローラ32、従
動ローラ32の軸部に係着されて該従動ローラ32を駆
動ローラ31に押圧するシリンダ33、これらのローラ
31,32間にフィルム状物を案内するガイド34、駆
動ローラ31を軸支する軸受35、以上の部材31〜3
5を収納するハウジング36、駆動ローラ31を回転さ
せるモータ37、該モータ37の回転軸に装着されたプ
ーリ38と駆動ローラ31の軸端に装着されたプーリ3
9との間に懸架されてモータ37の回転力を駆動ローラ
31に伝達するベルト40より構成される。なお、ニッ
プロール装置30と投入口20の間にはベローズ27が
配設される。
かかる構成において、ガイド34を介して供給されるフ
ィルム状物28は、モータ37により一定速度で回転す
る駆動ローラ31とシリンダ33により一定の圧力で押
圧される従動ローラ32の間に送り込まれ、両ロール間
を出たフィルム状物28は、ベローズ27内を通って投
入口20に供給される。ニップロール装置30によって
一定速度で供給されるフィルム状物28は、回転刃22
によって細かく切断される。粉砕された粉砕物25は、
メツシュ網等によるスクリーン23を通過して排出口2
4へ落下する。排出口24より取り出された粉砕物25
は、輸送ラインに送り込まれ、一旦サイロ等に貯蔵され
た後、次の押出工程に送られる。
[発明が解決しようとする問題点] 第5図に示したような従来の粉砕装置においては、連続
したフィルム状物の粉砕片の嵩比重が0.1〜0.4と
小さい、そのため、この粉砕片がスクリーン23から落
下しにくく、やがて堆積して投入口20まで押し上がっ
て投入口20内に留まり、ついにはフィルム状物28の
供給が阻止され、回転刃22への喰い込みが停止し、安
定な粉砕ができなくなる。
更に、フィルム状物28の堆積がニップロール装置30
のローラ31.32に達する状態になると、ローラ31
及び32にフィルム状物28が巻き付いてローラを破損
させる。あるいは、一旦粉砕が停止した後、投入口のた
まり量の減少に伴い喰い込みが開始するが1回転刃22
とローラ31.32の間にたまっていた連続したフィル
ム状物が一気に喰い込み始める。そうすると、回転刃2
2から強い衝撃がフィルム状物に加えられる。この衝撃
はステンター耳の切断部(第3図の引取機6の近傍部分
)にまで影響し、耳切断部の変動をきたす、そして、耳
切断用刃によりノツチが入り、耳切れやフィルム破断等
のトラブルを引き起こされ、大きな生産阻害となる。
[問題点を解決するための手段1 本発明は、投入口より供給される被粉砕物を回転刃によ
り粉砕する粉砕装置において、投入口内に連続供給され
るフィルム状物をガイドする専用の投入口を形成したも
のである。なお、投入口を形成する仕切板の回転刃に近
接する端部と回転刃の間隙(距離)は3〜50mm程度
に設定して構成するのが好適である。
[作用] 本発明においては、投入口がフィルム状物のみを供給す
る投入口を別個に設けて構成されているので、粉砕物の
堆積によるフィルム状物の詰まりが無くなり、生産阻害
等が生じない、また、フィルム状物専用の投入口の下端
と回転刃の間隙を3〜50mmに設定した場合には、極
めて安定した粉砕処理が行われる。
[実施例] 以下1本発明の実施例に係る粉砕装置を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。なお、
第1図においては、第5図と同一の部分は同一の引用数
字で示したので重複する説明は省略する。
第1図に示すように、本実施例に係る粉砕装置において
は、投入口20の内部をその長手方向に2分割する仕切
板41が、投入口20内に設けられており、これにより
、フィルム状物専用の投入口40が形成されている。ま
た、仕切板41の下端と回転刃22の外周面との間隙4
2は、経験上最良の結果が得られた3〜50mmに設定
されている。
なお、仕切板41は、投入口20の全幅に亘って板状物
を取付ける第1図の構成のほか、第2図に示すように、
投入口20を2重構造にし、内側の投入口44をフィル
ム状物28の投入用に用いる構成をもとり得る。要は投
入口22内において、粉砕によって生じた粉砕物25′
と供給するフィルム状物28とを分離できさえずば良く
、この目的が達成される限り、投入口の形状はどのよう
なものであっても良い、但し、フィルム状物用の投入口
の開口面積は、被粉砕物の幅に応じて設定し、その圧み
方向に対してはできる限り狭くするのが、安定な粉砕を
実現する上で望ましい。
本発明では、いずれの投入口形状におても。
フィルム状物用の投入口40の下端と回転刃22の外周
面との間隙42は3〜50mmに設定するのが好ましい
0間隙42を3mm以下にすると。
間隙42に粉砕物25゛が入り込むことによって投入口
(第1図では仕切板41)を破損させるおそれがあり、
逆に、間隙42を50 m m以上にすると、粉砕物2
5°がフィルム状物共用の投入口40内に入り込み、そ
の連続粉砕性は第5図に示す従来装置の場合よりも悪く
なることがある。
なお、投入口40または44を形成するための材料は、
特に限定しないが、粉砕時にかなりの衝撃力が加わるほ
か、投入口下部よりの粉砕物が押し込まれるのに耐えう
るように剛性の強い材料を選定する必要がある。
以上の構成において、ニップロール装置30により下方
に送り出されたフィルム状物28は、投入口20内に形
成された専用の投入口40に送り込まれ、その下端より
回転刃22に喰い込まれて粉砕される。粉砕された粉砕
物の一部の粉砕物25はスクリーン23より落下し、そ
の他の一部は、回転刃22の回転と共に移動し投入口4
0を除く投入口20内に送り込まれ、粉砕物25° と
して堆積する。しかし、この粉砕物25°は投入口40
内に入り込むことはないので、従来のようにフィルム状
物の進行を妨げるおそれは無い。
従って、フィルム状物28は投入口40を通して安定に
連続供給され、連続粉砕が安定に行われる。
実験例 ポリエステル二軸延伸フィルム製膜装置によって121
L厚のフィルムを製膜し、これを引取機を出た後でステ
ンター耳を切断した。このステンター耳をガイドにより
第1@に示した本発明の粉砕機に導いて粉砕を行った。
この結果、約1年間の運転の間、耳喰い込み不良等によ
る粉砕機のトラブルは全く生じることが無かった。一方
、第5図に示した従来の粉砕機にあっては1年間の運転
に際し、6回のステンター耳喰い込み不良によるトラブ
ルが発生し、その内4回は粉砕機ニップロールへの巻き
付きであり、残る2回はステンター耳切断部でのノツチ
による耳切れであった。
更に、回転刃22と投入口40の間隙42についても、
5mm、15mm、25mm、40mmの各寸法につい
て長期に亘って実施を試みたが全く問題は生じなかった
[効果] 以上詳述した通り、本発明は、固形物粉砕用の投入口内
にフィルム状物を供給するための専用供給口を別途形成
したため、連続したフィルム状物を安定に粉砕すること
ができ、ひいては製膜工程の安定化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明に係るフィルム状物専用の投入口の他の例を示す斜視
図、第3図は二軸延伸フィルムの製造工程の一例を示す
説明図、第4図は固形物粉砕用の粉砕装置の一例を示す
断面図、第5図は第4図に示す粉砕装置を転用した従来
のフィルム状物粉砕用の粉砕装置を示す断面図、第6図
及び第7図は第5図に示したニップロール装置の詳細を
示す正面断面図及び平面断面図である。 20.40.44・・・投入口。 22・・・回転刃、    23・・・スクリーン、2
4・・・排出口、    26・・・基台、28・・・
フィルム状物。 30・・・ニップロール装置、 31・・・駆動ロール、  32・・・従動ロール、3
3・・・シリンダ、   41・・・仕切板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固形の被粉砕物を投入するための投入口を備え、
    該投入口より供給される被粉砕物を回転刃によって粉砕
    する粉砕装置において、被粉砕物としての連続したフィ
    ルム状物を前記回転刃へ導く第2の投入口を前記投入口
    内に形成したことを特徴とする粉砕装置。
  2. (2)前記回転刃の外周面と前記第2の投入口の回転刃
    に近接する端部との間隙を3mm〜50mmに設置する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の粉砕装
    置。
JP6297085A 1985-03-27 1985-03-27 粉砕装置 Pending JPS61220745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6297085A JPS61220745A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 粉砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6297085A JPS61220745A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 粉砕装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61220745A true JPS61220745A (ja) 1986-10-01

Family

ID=13215708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6297085A Pending JPS61220745A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 粉砕装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61220745A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63267455A (ja) * 1987-04-23 1988-11-04 三菱重工業株式会社 フイルム屑粉砕装置
JP2010125452A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Roland Nied 粉砕機および粉砕機の運転方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63267455A (ja) * 1987-04-23 1988-11-04 三菱重工業株式会社 フイルム屑粉砕装置
JPH0527460B2 (ja) * 1987-04-23 1993-04-21 Mitsubishi Jukogyo Kk
JP2010125452A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Roland Nied 粉砕機および粉砕機の運転方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3762256A (en) Polymeric web shredding
US4189291A (en) Apparatus and process for recovering scraps of thermoplastic material, even of heterogeneous shapes, by gradual melting and compression through one or more orifices
US2316283A (en) Preparation of plastic molding material
TW296973B (ja)
CN113368949A (zh) 一种pe管材碎料机
JPS61220745A (ja) 粉砕装置
JP3157409B2 (ja) 樹脂ペレットの製造方法及びその装置
JP2003291091A (ja) 耳屑風送方法及び装置並びにセルローストリアセテートフィルムの製造方法
CN217144528U (zh) 一种薄膜废料加工粉碎装置
CN112756051B (zh) 卷状废料破碎回收一体机
JPS6368394A (ja) シ−トの耳端の処理方法
KR101428662B1 (ko) 포장용 랩 제조장치
CN208117913U (zh) 薄膜边料裁切和收集装置
JP2004186193A (ja) 電気二重層コンデンサ用シート状電極の製造方法及びロール圧延装置
JP2670403B2 (ja) 金属条スリッタの耳屑処理方法及びその装置
JPH0289608A (ja) 熱可塑性樹脂スクラップ材の再生装置及びその再生装置を備えた熱可塑性樹脂シート等の成形ライン
CN219489061U (zh) 一种具有分段组件的塑料袋分切设备
JP2002102740A (ja) フィルム粉砕装置
CN210477465U (zh) 一种改性塑料切粒设备
CN211441072U (zh) 一种用于挤出机的边料回流装置
CN211415906U (zh) 一种塑料撕碎机
JPH0518105Y2 (ja)
CN211971250U (zh) 一种便于收卷的不干胶标签用模切机
CN217752277U (zh) 一种塑料薄膜废料边的粉碎回收装置
JPH0518104Y2 (ja)