JPS6122051Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6122051Y2 JPS6122051Y2 JP8083480U JP8083480U JPS6122051Y2 JP S6122051 Y2 JPS6122051 Y2 JP S6122051Y2 JP 8083480 U JP8083480 U JP 8083480U JP 8083480 U JP8083480 U JP 8083480U JP S6122051 Y2 JPS6122051 Y2 JP S6122051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- spring
- center
- operating lever
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のセンターレバー式パーキング
ブレーキの操作中にリリーススプリングが不快音
を発生することを防止するための防振構造に関す
る。
ブレーキの操作中にリリーススプリングが不快音
を発生することを防止するための防振構造に関す
る。
従来のセンターレバー式パーキングブレーキの
リリーススプリング防振構造としては例えば、第
１図に示す様なものがある。図中１は操作レバー
で、その一部は内側に切り曲げて、スプリングス
トツパー２を形成してある、３はグリツプ、４は
リリースボタンで、リリースロツド５に連結され
てある。６はリリーススプリングで、前記スプリ
ングストツパー２とリリースボタン４の間に圧縮
状態に介装してある。７はリリーススプリング６
の外周に装着した防振チユーブで、リリースボタ
ン４を介して、ラチエツトギヤー（図示せず）と
リリースロツド５の先端の爪（図示せず）との噛
み合いによつて生じる振動が伝播しない様にして
いる。
リリーススプリング防振構造としては例えば、第
１図に示す様なものがある。図中１は操作レバー
で、その一部は内側に切り曲げて、スプリングス
トツパー２を形成してある、３はグリツプ、４は
リリースボタンで、リリースロツド５に連結され
てある。６はリリーススプリングで、前記スプリ
ングストツパー２とリリースボタン４の間に圧縮
状態に介装してある。７はリリーススプリング６
の外周に装着した防振チユーブで、リリースボタ
ン４を介して、ラチエツトギヤー（図示せず）と
リリースロツド５の先端の爪（図示せず）との噛
み合いによつて生じる振動が伝播しない様にして
いる。
しかしながら、この様な従来の防振構造にあつ
ては防振チユーブ７が、リリーススプリング６の
外周に比較的密着しているため熱によつて膨張し
て、防振効果がなくなつたり、或いは温度の低下
で収縮して、リリーススプリングの作動を妨げた
りするのみならず、防振チユーブ７の端縁部が、
リリーススプリングのコイルの間に挾まれて、リ
リーススプリングの動作を害することがある。
ては防振チユーブ７が、リリーススプリング６の
外周に比較的密着しているため熱によつて膨張し
て、防振効果がなくなつたり、或いは温度の低下
で収縮して、リリーススプリングの作動を妨げた
りするのみならず、防振チユーブ７の端縁部が、
リリーススプリングのコイルの間に挾まれて、リ
リーススプリングの動作を害することがある。
本考案は以上の様な従来の欠点に着目してなさ
れたもので、防振チユーブ７は使用せず、リリー
ススプリング６をその一部が操作レバー１の内面
と接する様に湾曲させて、支持することによつて
上記欠点を解消することを目的とするものであ
る。
れたもので、防振チユーブ７は使用せず、リリー
ススプリング６をその一部が操作レバー１の内面
と接する様に湾曲させて、支持することによつて
上記欠点を解消することを目的とするものであ
る。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第２図はこの考案の一実施例を示す図である。
操作レバー１の中心を通る、リリースロツド５の
先端部に固着したリリースボタン８の内端面８′
はリリースロツド５の中心線に対しリリーススプ
リング６の作動を妨げぬ程度の適当な角度がつい
ていてその案内により、リリーススプリング６は
スプリングストツパー２との間に適当な圧縮状態
で湾曲して介装し、湾曲したリリーススプリング
６の一部９が操作レバー１の内面１０に接してい
る。
操作レバー１の中心を通る、リリースロツド５の
先端部に固着したリリースボタン８の内端面８′
はリリースロツド５の中心線に対しリリーススプ
リング６の作動を妨げぬ程度の適当な角度がつい
ていてその案内により、リリーススプリング６は
スプリングストツパー２との間に適当な圧縮状態
で湾曲して介装し、湾曲したリリーススプリング
６の一部９が操作レバー１の内面１０に接してい
る。
次に作用を説明する。
以上の様に本考案のパーキングブレーキでは、
パーキングブレーキ操作時、リリースボタン８を
介して、ラチエツトギヤー（図示せず）とリリー
スロツド５の先端の爪（図示せず）との噛み合い
によつて生じる振動は、リリーススプリング３の
湾曲部の一部９が、操作レバー１の内面１０と接
しているので、伝播されず、不快音は発生しな
い。
パーキングブレーキ操作時、リリースボタン８を
介して、ラチエツトギヤー（図示せず）とリリー
スロツド５の先端の爪（図示せず）との噛み合い
によつて生じる振動は、リリーススプリング３の
湾曲部の一部９が、操作レバー１の内面１０と接
しているので、伝播されず、不快音は発生しな
い。
第３図には他の実施例を示す。この実施例はリ
リースボタンの内端面に角度をつけるかわりに操
作レバー１を切り曲げたスプリングストツパー１
１，１２に段差ａを設けて、リリーススプリング
６を湾曲させたもので、前記実施例に較べ加工が
容易である。
リースボタンの内端面に角度をつけるかわりに操
作レバー１を切り曲げたスプリングストツパー１
１，１２に段差ａを設けて、リリーススプリング
６を湾曲させたもので、前記実施例に較べ加工が
容易である。
第１図は従来品の一部横断面図、第２図は本考
案の一部横断面図、第３図は他の実施例を示す一
部横断面図である。 １……操作レバー、２……スプリングストツパ
ー、３……グリツプ、４……リリースボタン、５
……リリースロツド、６……リリーススプリン
グ、７……防振チユーブ、８……リリースボタ
ン。
案の一部横断面図、第３図は他の実施例を示す一
部横断面図である。 １……操作レバー、２……スプリングストツパ
ー、３……グリツプ、４……リリースボタン、５
……リリースロツド、６……リリーススプリン
グ、７……防振チユーブ、８……リリースボタ
ン。
Claims (1)
- センターレバー式パーキングブレーキにおい
て、操作レバーの中心を通るリリースロツドの先
端部に固着したリリースボタンの内端面は前記リ
リースロツド中心線に対して角度がついていて、
前記内端面と前記操作レバー内方に切り曲げされ
たスプリングストツパーとの間に、前記内端面の
案内で湾曲してその湾曲部の一部が前記操作レバ
ーの内面に接する様にリリーススプリングが介装
されたことを特徴とするセンターレバー式パーキ
ングブレーキの防振構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8083480U JPS6122051Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8083480U JPS6122051Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575350U JPS575350U (ja) | 1982-01-12 |
| JPS6122051Y2 true JPS6122051Y2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=29443256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8083480U Expired JPS6122051Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5876461U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-24 | スズキ株式会社 | 自動車の駐車ブレ−キレバ− |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP8083480U patent/JPS6122051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575350U (ja) | 1982-01-12 |
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