JPS61217334A - 容器回転型のラベル貼付装置

Info

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は容器を回転させつつラベルを貼り付ける装置に
関するものである。

〈従来の技術〉容器の周辺にラベルを貼り付ける場合に、容器を前進さ
せるだけでなく、更に容器に回転を与えるとすれば、よ
り迅速な貼り付け作業が可能となる。

そのために従来は次のような装置が存在していたが各々
欠点があった。

〈イ〉ベルト式ひとつの駆動プーリに長いベルトをかけ、このベルトを
多数の容器回転台にかけてお（方式である。

この方式はベルトの摩耗やのび、あるいは水や油による
スリップによって容器回転台の回転速度が不正確となり
やすい。

従って特に高速回転を要求される装置には不適当である
。

く口〉内周両式内周歯ギヤの内部に沿って遊星歯車を回転させつつ移動
させ、この歯車に容器回転台を取り付けておく方式であ
る。

この方式では各部の寸法が固定されてしまうから、容器
の大きさ、ラベルの長さなどが変わった時には対応でき
ず、もっばら定まった寸法の容器とラベルにだけ使用で
きる専用機である。

く本発明の目的〉本発明は上記の点を改善するためになされたもので次の
ような、容器回転型のラベル貼り付け装置を提供するこ
とを目的とする。

〈イ〉高速回転でラベルを貼り付ける場合でも位置がず
れたりする可能性のない装置く口〉容器やラベルの寸法の変化に簡単に対応できる汎
用性の広い装置く本発明の構成〉次に本発明の一実施例について説明する。

くイ〉回転台の公転構造容器１を搭載して回転する回転台２の中心軸２１は、回
転盤３上に回転自在に多数取り付けである。

回転盤３は例えば歯車として構成し、その外側縁に歯３
１を形成し、この歯３１に公転用駆動源３２をかみ合わ
せる。

その結果回転台２に搭載した容器１は、後述するラベル
貼り付けドラム５と接触する円形軌跡上を移動すること
になる。

く口〉回転台の自転構造回転台２の中心軸に回転台ギヤ２２を固定し、この回転
台ギヤ２２にギヤ群４をかみ合わせる。

このギヤ群４は回転盤３の中央に位置させることも、あ
るいはその外側に位置させることもできる。

このギヤ群４の駆動源には速度制御モータ６を用いる。

この速度制御モータ６は公知の物であるが、特に回転数
をデジタル表示できるモータを用いると有効である。

〈ハ〉貼り付けドラムラベルを吸引して容器１に貼り付けるドラム５およびそ
の前段、後段の装置は公知のラベル貼り付け装置を利用
する。

貼り付けドラム５は回転軸５１と取り外し自在であり、
かつ回転軸５１は定位置に固定したものではなく、移動
可能に構成しである。

従って容器１やラベルの寸法が変わればその分だけ回転
軸５１を移動して調整できる。

〈作動〉〈イ〉公転運動公転用駆動源３２による駆動によって回転台２群は回転
盤３の円心を中心に公転を行う。

この公転運動によって、容器１が次々と貼り付けドラム
５と接触し、ラベルの貼り付けが行われる。

く口〉自転運動同時に速度制御モータ６により一定の回転運動を回転台
２に与える。

従って回転台２上の容器１は常に自転しつつ貼り付けド
ラム５と接触することになり短時間で全周囲にラベルを
巻き付けて貼り付けるこ七ができる。

〈ハ〉容器、ラベルが変化した時容器１やラベルのサイズを変える場合には回転＝　　４
　一台２を取り代えるだけでよい。

あとは速度制御モータ６の回転数を必要とする数に合わ
せれば、容器１の周長、ラベルの長さに応じた最適の回
転量を容器に与えることができる。

〈本発明の効果〉本発明は上記したようになるから次のような効果を期待
できる。

〈イ〉ギヤ群を介して容器に自転を与えるから、摩耗や
のび、あるいは油や水による不正確な伝達という問題は
発生しない。

従って高速で回転を与えても常に正確な位置にラベルを
貼り付けることができる。

く口〉容器やラベルの寸法が変わったら速度制御モータ
の回転数を変えてやるだけで常に最適の条件の回転量を
与えることができる。

従って多種類の容器を扱う装置としても経済的に利用で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図；本発明の詳細な説明図第２図：装置全体の説明図

【特許請求の範囲】容器を搭載する台に、貼り付けドラムに接触する軌跡上の公転を与えると共に
、容器を搭載する台に、ギヤ群を介して速度制御モータの回転を伝達し得るよう
に構成した、容器回転型のラベル貼付装置