JPS61217025A - 光結合装置 - Google Patents
光結合装置Info
- Publication number
- JPS61217025A JPS61217025A JP5614185A JP5614185A JPS61217025A JP S61217025 A JPS61217025 A JP S61217025A JP 5614185 A JP5614185 A JP 5614185A JP 5614185 A JP5614185 A JP 5614185A JP S61217025 A JPS61217025 A JP S61217025A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- light
- optical
- optical waveguide
- saw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発 明 の 背 景
この発明は、2つの基板間で光を授受するための光結合
装置に関する。
装置に関する。
近年、多くの光処理機能を一基板上に集積化して作成す
る技術の研究が盛んに行なわれている。
る技術の研究が盛んに行なわれている。
基板上の所望の場所に光を導くために基板に光導波路が
形成される。多くの光機能素子を一基板上に集積化した
場合には、光縦横に伝播させなげればならないから、光
を伝播させるための光導波路がたがいに交差してしまう
ことがあるのは避けられない。光導波路の交差部では一
方の光導波路を伝播してきた光が交差する他方の光導波
路に漏れてしまうのでクロス・トーク量やS/N比の増
大を招くという問題がある。こような点から、−基板上
に集積化できる光機能素子の数は自ずと限られたものと
なってしまう。
形成される。多くの光機能素子を一基板上に集積化した
場合には、光縦横に伝播させなげればならないから、光
を伝播させるための光導波路がたがいに交差してしまう
ことがあるのは避けられない。光導波路の交差部では一
方の光導波路を伝播してきた光が交差する他方の光導波
路に漏れてしまうのでクロス・トーク量やS/N比の増
大を招くという問題がある。こような点から、−基板上
に集積化できる光機能素子の数は自ずと限られたものと
なってしまう。
そこで、多くの光機能をコンパクトに実現するための一
方策として、複数の基板を立体的に配置することが考え
られる。複数の基板を立体的に配置した場合には、基板
間で光の授受を行なう必要がある。しかもこの場合に、
基板間における光の授受のスイッチングが可能であるこ
とが好ましい。
方策として、複数の基板を立体的に配置することが考え
られる。複数の基板を立体的に配置した場合には、基板
間で光の授受を行なう必要がある。しかもこの場合に、
基板間における光の授受のスイッチングが可能であるこ
とが好ましい。
発 明 の 概 要
この発明は、2つの基板間での光の授受と光の授受のス
イッチングとを比較的簡単な構造で可能とし、コンパク
トな集積型光回路の実現のための一手段を提供すること
を目的とする。
イッチングとを比較的簡単な構造で可能とし、コンパク
トな集積型光回路の実現のための一手段を提供すること
を目的とする。
この発明による光結合装置は、光導波路がその表面に形
成された第1の基板と、この第1の基板に垂直に配置さ
れ、端面までのびた光導波路がその表面に形成された第
2の基板とを備え、第1の基板の光導波路表面と第2の
基板の光導波路の端面とが対向して接触しており、この
対向箇所を伝播する弾性表面波を発生する手段が第1の
基板に設けられていることを特徴とする。
成された第1の基板と、この第1の基板に垂直に配置さ
れ、端面までのびた光導波路がその表面に形成された第
2の基板とを備え、第1の基板の光導波路表面と第2の
基板の光導波路の端面とが対向して接触しており、この
対向箇所を伝播する弾性表面波を発生する手段が第1の
基板に設けられていることを特徴とする。
弾性表面波発生手段にはインターディジタル・トランス
デユーサ(以下IDTという)やガン・ダイオードがあ
る。上記の対向箇所に弾性表面波(以下SAWという)
が存在すると第1の基板の音響光学効果によって屈折率
の周期的構造が生じ。
デユーサ(以下IDTという)やガン・ダイオードがあ
る。上記の対向箇所に弾性表面波(以下SAWという)
が存在すると第1の基板の音響光学効果によって屈折率
の周期的構造が生じ。
この周期構造があたかもグレーティングとして作用する
ので光が回折され、2つの基板間で光の授受が可能とな
る。SAWの発生、停止は電気的に制御することができ
るので、2つの基板間での光の授受のスイッチングが可
能となる。
ので光が回折され、2つの基板間で光の授受が可能とな
る。SAWの発生、停止は電気的に制御することができ
るので、2つの基板間での光の授受のスイッチングが可
能となる。
このようにしてこの発明によると、2つの基板間で自在
にしかも三次元的に光を授受することができるとともに
、光の授受のスイッチングも可能となる。また、構成も
簡素で調整も容易である。
にしかも三次元的に光を授受することができるとともに
、光の授受のスイッチングも可能となる。また、構成も
簡素で調整も容易である。
さらにこの発明によると2つの基板を垂直に配置して光
結合を行なうことが可能となるから、一基板の面積を増
大させることなく2つの基板を立体的に配置して集積度
を高めることができる。基板の平面的な広がりを抑える
ことができるから、全体的にコンパクトな集積型光回路
の実現に役立つ。
結合を行なうことが可能となるから、一基板の面積を増
大させることなく2つの基板を立体的に配置して集積度
を高めることができる。基板の平面的な広がりを抑える
ことができるから、全体的にコンパクトな集積型光回路
の実現に役立つ。
実 施 例 の 説 間
第1図および第2図において、音響光学効果をもつ第1
の基板1の表面には適当な物質を基板1に拡散させるこ
とにより光導波路(光導波層を含む)3が形成されてい
る。第2の基板2は第1の基板1に垂直に配置されかつ
その端面が第1の基板1の表面に接している。第2の基
板2表面にも光導波路4が形成され、この光導波路4は
第1の基板1との接合端面までのびている。第1の基板
1の光導波路3表面と第2の基板2の光導波路4の端面
とが対向して接触している箇所が光結合部7である。
の基板1の表面には適当な物質を基板1に拡散させるこ
とにより光導波路(光導波層を含む)3が形成されてい
る。第2の基板2は第1の基板1に垂直に配置されかつ
その端面が第1の基板1の表面に接している。第2の基
板2表面にも光導波路4が形成され、この光導波路4は
第1の基板1との接合端面までのびている。第1の基板
1の光導波路3表面と第2の基板2の光導波路4の端面
とが対向して接触している箇所が光結合部7である。
第1の基板1の表面上にはIDT9が形成されている。
IDT9には高周波発生装置8によって高周波電圧が印
加される。これによりIDT9からSAWが発生し、基
板1上を伝播して光結合部7に向っていく。
加される。これによりIDT9からSAWが発生し、基
板1上を伝播して光結合部7に向っていく。
光結合部7にSAWが存在するとそこに屈折率分布の周
期構造、すなわち屈折率が高い部分と低い部分とが周期
的に形成され、これがグレーティングとして働く。した
がって、第1の基板1の光導波路3を伝播してきた光は
屈折率分布の周期構造によ、って回折され、第2の基板
2の光導波路4に移行する。
期構造、すなわち屈折率が高い部分と低い部分とが周期
的に形成され、これがグレーティングとして働く。した
がって、第1の基板1の光導波路3を伝播してきた光は
屈折率分布の周期構造によ、って回折され、第2の基板
2の光導波路4に移行する。
SAWが存在しなければ、第1の基板1の光導波路3を
伝播する光は破線の矢印で示すようにこの光導波路3を
直進していく。
伝播する光は破線の矢印で示すようにこの光導波路3を
直進していく。
IDT9への高周波電圧の印加をスイッチングすること
によりSAWの発生、停止を制御することができるので
、これにより第1の基板1の光導波路3の光が第2の基
板2の光導波路4に光結合するのをスイッチすることが
できる。
によりSAWの発生、停止を制御することができるので
、これにより第1の基板1の光導波路3の光が第2の基
板2の光導波路4に光結合するのをスイッチすることが
できる。
SAWのグレーティング作用を利用した光の回折のため
にはサブミクロン・オーダの周期のSAWが必要である
。このため、IDT9の作製には電子ビーム露光法によ
りマスクを形成し、ドライエツチングにより電極を作製
する技術が用いられよう。
にはサブミクロン・オーダの周期のSAWが必要である
。このため、IDT9の作製には電子ビーム露光法によ
りマスクを形成し、ドライエツチングにより電極を作製
する技術が用いられよう。
第1の基板1および第2の基板2には、これらの光導波
路3.4を伝播する光を発生する光源やその光を受光す
る素子などが設けられよう。またた第1および第2の基
板1,2の光導波路3,4の途上には、適当な光機能素
子や光処理部を設けることができる。
路3.4を伝播する光を発生する光源やその光を受光す
る素子などが設けられよう。またた第1および第2の基
板1,2の光導波路3,4の途上には、適当な光機能素
子や光処理部を設けることができる。
光結合部7にIDTを設け、このIDTに直流電圧を印
加することによっても光結合部7に屈折率の周期構造を
形成することができる。このような静的な構成も、特許
請求の範囲にいう「対向箇所を伝播する弾性表面波を発
生する手段」に含まれるものとする。
加することによっても光結合部7に屈折率の周期構造を
形成することができる。このような静的な構成も、特許
請求の範囲にいう「対向箇所を伝播する弾性表面波を発
生する手段」に含まれるものとする。
第3図は他の実施例を示している。ここでは2つの第2
の基板2a、2bが設けられ、これらの基板2a、2b
が第1の基板1に垂直に接している。第1の基板1には
複数の光導波路3が形成され、これに対応するように第
2の基板2a、2bにも複数の光導波路4が形成されて
いる。そして。
の基板2a、2bが設けられ、これらの基板2a、2b
が第1の基板1に垂直に接している。第1の基板1には
複数の光導波路3が形成され、これに対応するように第
2の基板2a、2bにも複数の光導波路4が形成されて
いる。そして。
第1の基板1の各光導波路3に対してIDT9がそれぞ
れ設けられている。
れ設けられている。
1つのIDT9および1つの光導波路3に着目する。I
DT9からパルス状のSAWが発生しこれが光導波路3
にそって伝播していくと、パルス状SAWが第2の基板
2aとの光結合部に達したときに光導波路3の光は基板
2aの光導波路4に導入される。続いてパルス状SAW
が基板2bとの光結合部に達したときに光導波路3の光
は基板2bの光導波路4に光結合される。このようにし
て、1つのSAW発生手段によって第1の基板1の光を
順次複数の第2の基板2a、2b等に移すことができる
。
DT9からパルス状のSAWが発生しこれが光導波路3
にそって伝播していくと、パルス状SAWが第2の基板
2aとの光結合部に達したときに光導波路3の光は基板
2aの光導波路4に導入される。続いてパルス状SAW
が基板2bとの光結合部に達したときに光導波路3の光
は基板2bの光導波路4に光結合される。このようにし
て、1つのSAW発生手段によって第1の基板1の光を
順次複数の第2の基板2a、2b等に移すことができる
。
SAWが連続状に発生している場合には、基板2aに回
折しなかった残りの光が基板2bに向うであろう。
折しなかった残りの光が基板2bに向うであろう。
第4図はさらに他の実施例を示している。第2の基板2
にはその上下両面に光導波路4a。
にはその上下両面に光導波路4a。
4bが形成されている。また、IDTに代えて。
SAW発生手段としてガン・ダイオード(ガン効果表面
波発生素子)19が設けられている。好ましくは、基板
1表面とガン・ダイオード19との間に金属ストリップ
の周期的アレイ17が配置される。
波発生素子)19が設けられている。好ましくは、基板
1表面とガン・ダイオード19との間に金属ストリップ
の周期的アレイ17が配置される。
電源18によって直流のまたはパルス状の高電界がガン
・ダイオード19に加えられるとSAWが発生し、上述
の実施例の場合と同様に光導波路3にそって伝播してい
く。光導波路3の光はこのSAWによって第2の基板2
の2つの光導波路4a、4bに同時にまたは順次移行す
る。
・ダイオード19に加えられるとSAWが発生し、上述
の実施例の場合と同様に光導波路3にそって伝播してい
く。光導波路3の光はこのSAWによって第2の基板2
の2つの光導波路4a、4bに同時にまたは順次移行す
る。
第2の基板2においては、その上下両表面に光回路を作
成することが可能となるので、同じ基板面積でほぼ2倍
の光回路を実現でき、光集積回路のコンパクト化に役立
つ。
成することが可能となるので、同じ基板面積でほぼ2倍
の光回路を実現でき、光集積回路のコンパクト化に役立
つ。
第5図はさらに他の実施例を示している。第2の基板2
が第1の基板1に斜めに接している。このようにするこ
とにより、第2の基板2から第1の基板1へのまたはこ
の逆の光の移行において。
が第1の基板1に斜めに接している。このようにするこ
とにより、第2の基板2から第1の基板1へのまたはこ
の逆の光の移行において。
第1の基板1の光導波路3を伝播する光に方向性をもた
せることができる。
せることができる。
第1図はこの発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の要部を拡大して示す断面図、第3図は他の実施例を
示す斜視図、第4図はさらに他の実施例を示す断面図、
第5図はさらに他の実施例を示す断面図である。 1・・・第1の基板、2.2a、2b・・・第2の基板
。 3.4,4 a、4 b−・・光導波路、9・ IDT
。 19・・・ガン・ダイオード。 以上 特許出願人 立石電機株式会社 代 理 人 牛 久 健 司外1名 第2図 第3図
図の要部を拡大して示す断面図、第3図は他の実施例を
示す斜視図、第4図はさらに他の実施例を示す断面図、
第5図はさらに他の実施例を示す断面図である。 1・・・第1の基板、2.2a、2b・・・第2の基板
。 3.4,4 a、4 b−・・光導波路、9・ IDT
。 19・・・ガン・ダイオード。 以上 特許出願人 立石電機株式会社 代 理 人 牛 久 健 司外1名 第2図 第3図
Claims (1)
- 光導波路がその表面に形成された第1の基板と、この第
1の基板に垂直に配置され、端面までのびた光導波路が
その表面に形成された第2の基板とを備え、第1の基板
の光導波路表面と第2の基板の光導波路の端面とが対向
して接触しており、この対向箇所を伝播する弾性表面波
を発生する手段が第1の基板に設けられている、光結合
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5614185A JPS61217025A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 光結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5614185A JPS61217025A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 光結合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217025A true JPS61217025A (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=13018795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5614185A Pending JPS61217025A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 光結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61217025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007073A1 (en) * | 2005-07-09 | 2007-01-18 | The Centre For Integrated Photonics Limited | Three dimensional optical path control by integrating rotated structures |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP5614185A patent/JPS61217025A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007007073A1 (en) * | 2005-07-09 | 2007-01-18 | The Centre For Integrated Photonics Limited | Three dimensional optical path control by integrating rotated structures |
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