JPS6121394A - 液体充填装置 - Google Patents

液体充填装置

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JPS6121394A
JPS6121394A JP14112884A JP14112884A JPS6121394A JP S6121394 A JPS6121394 A JP S6121394A JP 14112884 A JP14112884 A JP 14112884A JP 14112884 A JP14112884 A JP 14112884A JP S6121394 A JPS6121394 A JP S6121394A
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liquid storage
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業−にの利用分野 本発明は、油圧ブレーキ回路等の液圧作動回路や油圧シ
リンダ、油圧モータ等の液圧機器に作動油等の液体を充
填する装置に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点従来、液
圧回路や液圧機器等の充填対象に作動油等の液体を充填
するには、トロコイドポンプ等の回転式のポンプで貯留
タンク内の液体を吸い上げて充填対象へ圧送する方法が
一般に採用されていたが、このような方法では、ポンプ
の吸い上げ側が負圧となるため、管路の接手部分やポン
プのシール部分等からエアーが吸い込まれ、これがポン
プの攪拌作用により細かい気泡となって液体中に分散し
て混入することがあり、このようにして混入した細かい
気泡は液体から分離して除去することが極めて困難であ
って、そのまま充填されると液圧機器が作動不良を生じ
、重大な事故を惹起するおそれがあった。
また、液圧回路等に液体を充填する際には、エアー抜き
が平行して行なわれるのであるが、その最終段階では気
泡の混入した液体が多量に排出されるため、その液体を
脱泡処理した後、貯留タンクへ戻して再使用されている
。しかるに、従来の脱泡処理は、回収した液体を一旦別
の脱泡タンクに入れ大気圧下で一定時間放置するか、あ
るいは、時間短縮のために脱泡タンク内を負圧に保つこ
とによって行なわれていたが、脱泡処理を自動化するに
は、脱泡タンクの液面を制御しつつ貯留タンクへ還流す
るために大掛かりな制御装置を必要とするばかりでなく
、大気圧下で行なうには大容積の脱泡タンクを必要とし
、また、脱泡タンクを負圧に保つには気密構造にすると
ともに真空ポンプを必要とし、さらに、液体がブレーキ
オイルのように吸湿性を有する場合には、脱泡タンクの
外気連通孔に除湿装置を設ける必要があって、設備が極
めて大型、かつ、複雑となって、大きな据付空、  間
が必要であり、また、取り扱いや保守管理が著しく煩雑
であった。
本発明はこのような欠点を除去し、充填する液体にエア
ーの混入がなく、また、回収した液体からエアーを確実
に除去することができ、しかも、構造が小型、かつ、簡
単で取り扱いが容易な液体充填装置を提供することを目
的とするものである。
実施例 本発明を油圧ブレーキ回路へブレーキオイルを充填する
装置に適用した第1実施例を第1図に基づいて説明する
。。
図において、aはリザーブタンクb、ブレーキペダルC
で駆動されるマスクシリンダd及びアクチュエータeを
管路で接続した油圧ブレーキ回路であり、本実施例の充
填装置は、リザーブタンクbヘブレーキオイルを注入し
つつ、ブレーキペダルCを繰り返し踏圧してマスクシリ
ンダdを駆動することにより回路全体にブレーキオイル
を充填し、充填中にアクチュエータeに設けたエアー抜
き口fから排出されるエアーとエアーの混入したブレー
キオイルを回収するものであって、基台1上に鉛直に立
設されたシリンダ2の中空が高さ方向の中央に固定され
た水平な仕切板3によって上下に仕切られ、その上部と
下部に夫々緊密に、かつ、上下摺動自由に嵌入された上
部ピストン4と下部ピストン5が仕切板3の中心孔6を
緊密に、かつ、上下摺動自由に貫通したロッド7の上下
両端に夫々固定されて一体的に連結されていて、シリン
ダ2の上端に嵌着された蓋板10と」二部ピストン4の
間に上部室Aが、シリンダ2の下端に嵌着された底板1
1と下部ピストン5の間に下部室Bが夫々構成されてお
り、シリンダ2の外周から仕切板3の」二面へ透設され
たポート8から加圧エアーが供給されると両ピストン4
.5が上昇し、シリンダ2の外周から仕切板3の下面へ
透設されたボート9から加圧エアーが供給される両ピス
トン4.5が下降して、上部室Aと下部室Bの体積が交
互に増大し、減少するようになっている。仕切板3の2
つのポー1−8.9は夫々戻しばねを備えたソレノイド
駆動の第1の方向切換弁12に図示の通りに接続され、
この第1の方向切換弁12は加圧エアー供給源13と真
空ポンプ14に夫々図示の通りに接続されており、また
、シリンダ2の蓋板■0に透設された一方のボー1−1
5には逆止弁16と絞り弁18を介設したエアー抜き管
17が接続され、このエアー抜き管17の他端は、リザ
ーブタンクbの注入口に被着されるキャップ19のエア
ー抜き孔20に接続されており、蓋板10に透設された
他方のボート21は、同じく戻しばねを備えたソレノイ
ド駆動の第2の方向切換弁22に図示の通りに接続され
、この第2の方向切換弁22は真空ポンプ14に接続さ
れた気液分離フィルタ23とブレーキオイルの貯留タン
ク24の還流孔25とに夫々図示の通り接続されており
、さらに、シリンダ2の底板11に透設されたボー1−
26は、同じく戻しばねを備えたソレノイド駆動の第3
の方向切換弁27に図示の通りに接続され、この第3の
方向切換弁27には、リザーブタンク))のキャップ1
9に貫設された注入管28に接続された供給管29と、
貯留タンク24のブレーキオイル内に挿入された吸上管
30とが、夫々、図示の通りに接続され、リザーブタン
クbの注入管28の先端は、充填すべきブレーキオイル
の液面の高さに一致するようt″−セットされており、
油圧ブレーキ回路aのアクチュエータeに設けたエアー
抜き口fは透明パイプ31によってエアー抜き管17に
接続されている。第1、第2及び第3の方向切換弁12
.22.27の各ソレノイド及び真空ポンプ14は制御
装置32の出力端子に接続されており、また、シリンダ
3の上部ピストン4の上面に突設された検出ロッド33
が蓋板10を緊密に、かつ、摺動自由に貫通してその突
出端にドッグ34が固定されているとともに、このドッ
グ34の通過経路に接触子を臨ませた数個のリミットス
イッチ35が所定の間隔を空けて配列されており、各リ
ミットスイッチ35は制御装置32の入力端子に接続さ
れている。
次に本実施例の作用を説明する。
上部ピストン4と下部ピストン5が図に実線で示す上端
位置にある状態において、第2及び第3の方向切換弁2
2.27のソレノイドが励磁されてソレノイド側に切り
換えられると、゛シリンダ2内下部室Bがリザーブタン
クbに、上部室Aがフィルタ23を介して真空ポンプ1
4に夫々連通する。ここで、第1の方向切換弁12のソ
レノイドを励磁してソレノイド側に切り換えると、加圧
エアー供給源j3から仕切板3の下側のボート9を通っ
て下部ビス1−ン5の上面の空室へ加圧エアーが供給さ
れるとともに上部ピストン4の下面の空室内のエアーが
上側のボート8から真空ポンプ14を通って排出される
ため、上部ピストン4と下部ビス1〜ン5がシリンダ2
内を一体的に下降し1、  」―部室Aの体積が増大し
て下部室Bの体積が減少し、下部室B内に充満していた
ブレーキオイルが底板11のボー1−26から供給管2
9を通ってリザーブタンクB内に注入され、ペダルCの
踏圧を繰り返すことにより、リザーブタンクB内のブレ
ーキオイルがマスクシリンダd及びアクチュエータe内
に充填されるとともに、これらの機器及び管路内に残っ
ていたエアー及びエアーの混入したブレーキオイルがエ
アー抜き口fから排出され1、上部室Aの容積の拡大と
真空ポンプ14の吸引による上部室A内の負圧により逆
止弁16が開弁して、エアー及びエアーの混入したブレ
ーキオイルが透明パイプ31及びエアー抜き管17を通
って上部室A内に流入する。エアー抜き管17に介設し
た絞り弁18はその上部室A側の負圧を維持するための
ものである。リザーブタンクB内のブレーキオイルの液
面が注入管28の先端の高さを超え、かつ、透明パイプ
31内を流れるブレーキオイルにエアーが混入しなくな
ったことが目視により確認さ九ると、エアー抜き口fに
設けられた開閉弁を手で閉じて透明パイプ31を外す。
次いで、第3の方向切換弁27のソレノイドの励磁が解
除されて戻しばね側に切り換わり、下部室Bが貯留タン
ク24に連通した状態で上下のピストン4.5が下降を
継続して下部室B内のブレーキオイルが貯留タンク24
へ戻され、図に鎖線で示すように、上下のビス1−ン4
.5がその行程の下端に達して下部室B内のブレーキオ
イルが貯留タンク24へ完全に放出されると、第1の方
向切換弁12のソレノイドの励磁が解除されて戻しばね
側に切り換わり、シリンダ2の仕切板3の上面側の空室
に加圧エアーが供給されるとともに下面の空室内の加圧
エアーが真空ポンプ14から排出されて上下のピストン
4.5が上昇を開始する。この直後に短時間だけ、第3
の方向切換弁27がソレノイド側に切り換わって下部室
Bがリザーブタンクbに連通し、リザーブタンクB内に
過剰に注入され・  でいたブレーキオイルが注入管2
8から吸い上げられ、供給管29を逆流して下部室Bへ
吸い戻される。この吸い戻しは、リザーブタンクB内の
ブレーキオイルの液面が注入管28の先端の高さに下が
るまで行なわれ、液面がその高さに下がって、エアーが
吸い込まれるようになると、第3の方向切換弁27がソ
レノイド側に切り換えられて下部室Bが貯留タンク24
に連通し、その中のブレーキオイルが下部室B内に吸い
上げられる。一方。
−1〕部室へは、上下のピストン4.5の下降行程及び
上昇行程の途中まで真空ポンプ14に連通していて、エ
アー抜き管17を通って吸引されたエアーとブレーキオ
イルのうちブレーキオイルは上部ビス1〜ン4の上面に
溜まり、エアー及びこれに混入したブレーキオイルの微
粒子がポート21から吸い出されてフィルタ23でブレ
ーキオイルが分離されるようになっており、6上下のピ
ストン4.5の上昇行程の最終段階において、第2の方
向切換弁22が戻しばね側に切り換わって、上部ピスト
ン4の上面に溜まったブレーキオイルが貯留タンク24
へ放出される。図に実線で示すように、上下のピストン
4.5が上端位置に達したとき、゛下部室Bの上部には
、リザーブタンクbからの吸い戻しの最終段階で吸い込
んだエアーが溜まり、また、その−・部が気泡となって
ブレーキオイル内に混入しているが、混入した気泡は浮
力により上部に集まるため、上下のピストン4.5の再
度の下降により底板11のポート26から油圧ブレーキ
回路aに供給されるシリンダ2の下端部のブレーキオイ
ルにはエアーは混入していない。
“に下のピストン4.5の」二昇行程におい士、リザー
ブタンクbからの吸い戻しが完了した時点で。
キ゛ヤツブ19を外し、次の新たな油圧ブレーキ回路a
のリザーブタンクbにキャップ19を被着し、エアー抜
きD fに透明パイプ31を接続して前記と同じ作動が
繰り返される。なお、真空ポンプ14は、」−下のピス
トン4,5の下降行程の途中から−1−昇行程の途中ま
で運転するようにしてもよく、このようしても、]二部
室Δ内は、」二下のビスi〜ン4.5の下降行程におい
ては容積の増大に伴って負圧となり、油圧ブレーキ回路
aのエアー抜きを行なう二とができる。この真空ポンプ
14の起動と停止及び第1、第2、第3の方向切換弁1
2.22.27のソレノイドの励磁とその解除は、上下
のピストン4.5とともに上下動するドッグ34と各リ
ミツ1〜スイッチ:(5どの係合及び必要に応じて設け
たタイマにより制御装置32から発せI゛)れる信叶に
よって行なわれる。
次に、本発明の第2実施例に第2図に基づいて説明オン
゛、1、 図において、52は基台51上に鉛直に立設されたシリ
ンダでその中空の上下方向の中央に仕切板53が固定さ
れ、その上方と下方の空室に嵌入された上部ピストン5
4と下部ピストン55が仕切板53の中心孔56を貫通
するロッド57で一体的に連結され、シリンダ52の上
端に嵌着された蓋板60と上部ピストン4の間に上部室
Cが、シリンダ52の下端に嵌着された底板61と下部
ピストン55の間に下部室りが夫々構成されており、仕
切板3の上面と下面に夫々開口したポート58.59は
第1の方向切換弁62に夫々図示の通りに接続され、こ
の第1の方向切換弁62は加圧エアー供給源63に図示
の通りに接続されており、また、シリンダ52の蓋板6
0に形成された一方のポート65は逆止弁66を介して
エアー抜き管67に接続され、このエアー抜き管67は
、リザーブタンクhと作動機器iからなる油圧回路gの
リザーブタンクhの開口に被着されたキャップ69のエ
アー抜き孔70に接続されていて1作動機器iに設けら
れたエアー抜き口jが透明パイブ81によってエアー抜
き管67に接続され、他方のポー1−71は第2の方向
切換弁72を介して真空ポンプ64と作動油の貯留タン
ク74の還流孔75に接続されており、さらに、シリン
ダ52の底板”61の一方のボート76は逆止弁77を
介して貯留タンク74の吸上管80に接続され、他方の
ボート68はリザーブタンクhに被着したキャップ69
の注入管78に供給管79によって接続されており、」
ユ下のピストン54.55を連結するロツ1−57のに
端に突設されて蓋板60の上面へ突出した検出ロッド8
3の先端にドッグ84が形成され、これに係合する数個
のリミットスイッチ85が配置されていて、これらのリ
ミットスイッチ85と真空ポンプ64及び第1、第2の
方向切換弁62.72のソレノイドが制御装置82に夫
々接続されている。
以上の構成になる液体充填装置の作動は、基本的に前記
第1実施例の装置の作動と同一であるので、同一構成に
なる部分の説明は省略するが、本実施例においては、上
下のピストン54.55を連結するロッド57の中心に
連通孔100が形成され、その上端は検出ロッド83の
付根に形成された小孔Lotを介して上部室Cに連通し
ており、その下端は第1のフロート弁Eを介して下部室
りの上部に連通しているとともに、供給管79には第2
のフロート弁Fが介設されている。第1のフロ・−ト弁
Eは、中心に下面開放の弁室103が形成されてその上
端に一ヒ部弁孔104の形成された筒体102が連通孔
100の下端部に嵌着され、さらにその下方に、上端゛
に下部弁孔106が形成され、かつ、外周に形成された
周溝107と下部弁孔106とが小孔108によって連
通されたプラグ105が螺着され、下部ピストン55を
ロッド57に締め付けて固定するナツト109とロッド
57と“にプラグ105の周溝107に連通する小孔1
10が形成され、この小孔110は、下部ピストン55
の下部をえぐって形成した凹部111に開口しており、
さらに、弁室103内にはぐ、充填液体である作動油よ
り比重の小さい球形の弁体112が嵌装された構造にな
り、また、第2のフロート弁Fは、底板61のボート6
8に連続するL字形の流通孔]、 l 4と下端にこの
114に連続する弁孔116を有する上下方向に細長い
弁室115が形成された弁箱113が底板61に固定さ
れ、この弁箱113の上面に、中央に供給管79が接続
される吐出孔118の形成された蓋板117が被着され
、この蓋板117の下面には吐出孔118と間隔を空け
て弁室115内に臨むストッパ119が突設されている
とともに、弁室115内には流通する作動油より比重の
小さい球形の弁体120が嵌装された構造になっており
、上下のピストン54.55が図に実線で示す上端位置
にあるとさ、下部室り内の上部にエアーが溜っていると
、上下のピストン54.55の下降行程の初期において
、そのエアーがフロート弁Eの下部弁孔106へ流れ、
自重によりその下部弁孔106を塞いでいた弁体112
を押し上げることにより開弁じて弁室103内に流入し
、上部弁孔104から連通孔100及び小孔101を通
って上部室Cへ送り込まれ、下部室り内のエアーの排出
が完了して弁室103内に作動油が流入すると、弁体1
12が浮力により上昇し、図に鎖線で示すように、上部
弁孔1.04に押し付けられてこれを閉塞するため、上
部室Cへの作動油の放出は最小限に止められ、その後の
下降行程において、下部室り内の作動油は正常に加圧さ
れてボート68から第2のフロート弁Fへ圧送され、自
重により弁孔116を塞いでいた弁体129を押し上げ
ることにより開弁して弁室115内に流入し、吐出孔1
18から供給買79を通ってリザーブタンクhへ供給さ
れる。ここで第2のフロート弁Fの弁体120は、図に
鎖線で示すように、浮力により上昇するが、ストッパ1
19に当接するため、吐出孔118を塞ぐことはない。
上下のピストン54.55が図′に鎖線で示す位置まで
下降して、リザーブタンクh内の作動油の液面が注入管
78の先端より高くなり、かつ、透明パイプ81から流
出する作動油にエアーの混入がなくなったことが確認さ
れると、エアー抜き口fに設けられた開閉弁を手で閉じ
て透明パイプ81を外す。次いで、第1の方向切換弁6
2の切り換わりにより上下のピストン54.55が上昇
を開始すると、下部室り内の圧力低下により第1のフロ
ート弁Eの弁室103内の作動油が下部室り内へ戻り、
これに伴って弁体112が下降して下部弁孔106が塞
がれ、下部室り内の体積の増大によりリザーブタンクh
内に過剰に注入されていた作動油が注入管78から吸い
戻されて供給管79を逆流し、弁体120の浮上により
開葬している第2のフロート弁Fを通って下部室りへ戻
される。リザーブタンクh内の作動油の液面が下がり、
“注入管78の先端の高さに−致して吸い戻しが完了し
、第2のフロート弁Fの4を室115の作動油が無くな
って注入管78から吸い込まれたエアーで満されると、
弁体120が自重により下降して弁孔116を塞ぐため
、余分なエアーが下部室り内に吸い込まれるのが防止さ
れ、」1下のピストン54.55の上昇が続くと、下部
室り内の圧力がさらに下がって逆止弁77が開弁じ、吸
いLげ管80から貯留タンク74内の作動油が下部室り
内に流入する。このように。
本実施例においては、供給管79に第2のフロート弁F
を介設したから、吸い戻しの際に下部室りへのエアーの
余分な吸い込みが防止され、また。
下部ピストン55に第1のフロート弁Eを設けたから、
ピストン54.55の下降行程の初期において、下部室
り内のエアーが上部室Cを通って排出される。このため
、前記第1実施例のように、リザーブタンクへの注入の
完了後、ピストンを最下位置まで下降させてエアー混り
の液体をタンクへ戻す必要がなく、サイクルタイムが短
縮される利点がある。
本実施例のフロート弁Eの変形例を第3図に基づいて説
明すると、筒体102の上部弁孔104の上方に雌ねじ
150が形成され、この雌ねじ150に螺合されたねじ
体151と弁体112の間にコイルばね152が装着さ
れていて、液体の粘度及び比重に応じてねじ体151の
ねじ込み量を調節することにより、弁体112が上部弁
孔104及び下部弁孔106を開閉する圧力を任意に設
定し得るようになっている。
上記実施例によって具体的に説明したように、本願の第
1の発明は、軸線を略鉛直方向に向けて設置したシリン
ダ内に上下に往復駆動される駆動ピストンを緊密に嵌合
して該シリンダ内に上部室と下部室を画成し、該下部室
の下端部を液体貯留タンクの吐出口と充填対象の注入口
とに交互に連通するように接続するとともに、前記上部
室の上端部を前記充填対象のエアー抜き口と前記液体貯
留タンクの戻し1コとに交互に連通ずるように接続して
なり、前記駆動ピストンの下降行程において前記下部室
内の液体を前記充填対象へ圧送しつつ前記充填対象から
排出されるエアーまたはエアーの混入した液体を前記上
部室内へ吸引し、前記駆動ビス1〜ンの」1昇行程にお
いて前記液体貯留タンクから前記下部室内へ液体を吸引
しつつ前記上部室内に溜った液体を前記液体貯留タンク
へ還流する構成としたことを要旨とするものであって、
ビス1〜ンの抑圧によりシリンダ内の液体を充填対象へ
供給するようにしたから、液体中にエアーが混入するお
それが少なく、また、液体の供給と平行して充填対象の
エアー抜きが吸引により強制的に行なわれてエアーを確
実に除去し得るとともに、エアー抜きの際に吸い出され
た液体が貯留タン・、りへ自動的に還流されるから、液
体が有効に利用され、さらに、構造が簡単で小型化する
ことができ、取り扱い及び保守管理が容易となる効果を
奏し、また、第2の発明は、軸線を略鉛直方向に向けて
設置したシリンダ内に上下に往復駆動される駆動ピスト
ンを緊密に嵌合して該シリンダ内に上部室と下部室を画
成し、該下部室の下端部を液体貯留タンクの吐出口と充
填対象の注入口とに交互に連通ずるように接続するとと
もに、前記上部室の上端部を前記充填対象のエアー抜き
口と前記液体貯留タンクの戻し口とに交互に連通ずるよ
うに接続してなり、前記駆動ピストンの下降行程におい
て前記下部室内の液体を前記充填対象へ圧送しつつ前記
充填対象から排出されるエアーまたはエアーの混入した
液体を前記上部室内へ吸引し、前記駆動ピストンの上昇
行程において前記液体貯留タンクから前記下部室内へ液
体を吸引しつつ前記」二部室内に溜った液体を前記液体
貯留タンクへ還流する構成とし、かつ、前記駆動ピスト
ンに前記下部室を前記上部室へ連通する連通孔を形成し
、該連通孔に、前記駆動ピストンの上昇行程において常
時閉弁し、下降行程においては、エアーまたはエアーを
混入した液体の流通を許容して液体のみの流通を阻止す
るフロート弁を介設したことを要旨とし、第1の発明の
上記効果に加えて、ピストンのストロークが短かくなっ
てサイクルタイムが短縮され、作業能率が向上する効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の回路図、第2図は第2実
施例の回路図、第3図はフロート弁Eの変形例の拡大断
面図である6 a:油圧ブレーキ回路(充填対象)b、h:リザーブタ
ンク f=:エアー抜き口 g:油圧回路(充填対象ン
  2.52ニジリンダ3.53:仕切板 4.54:
上部ピストン5.55:下部ピストン 7.57:ロッ
ド13.63:加圧エアー供給源 14 、6.L、:
真空ポンプ 17.67:エアー抜き管 24゜74:
貯留タンク 28.78:注入管 29.79:供給管
 32.82:制御装置 100:連通孔 A、C:上
部室 B、D:下部室E:フロート弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸線を略鉛直方向に向けて設置したシリンダ内に上
    下に往復駆動される駆動ピストンを緊密に嵌合して該シ
    リンダ内に上部室と下部室を画成し、該下部室の下端部
    を液体貯留タンクの吐出口と充填対象の注入口とに交互
    に連通するように接続するとともに、前記上部室の上端
    部を前記充填対象のエアー抜き口と前記液体貯留タンク
    の戻し口とに交互に連通するように接続してなり、前記
    駆動ピストンの下降行程において前記下部室内の液体を
    前記充填対象へ圧送しつつ前記充填対象から排出される
    エアーまたはエアーの混入した液体を前記上部室内へ吸
    引し、前記駆動ピストンの上昇行程において前記液体貯
    留タンクから前記下部室内へ液体を吸引しつつ前記上部
    室内に溜つた液体を前記液体貯留タンクへ還流する構成
    としたことを特徴とする液体充填装置 2 軸線を略鉛直方向に向けて設置したシリンダ内に上
    下に往復駆動される駆動ピストンを緊密に嵌合して該シ
    リンダ内に上部室と下部室を画成し、該下部室の下端部
    を液体貯留タンクの吐出口と充填対象の注入口とに交互
    に連通するように接続するとともに、前記上部室の上端
    部を前記充填対象のエアー抜き口と前記液体貯留タンク
    の戻し口とに交互に連通するように接続してなり、前記
    駆動ピストンの下降行程において前記下部室内の液体を
    前記充填対象へ圧送しつつ前記充填対象から排出される
    エアーまたはエアーの混入した液体を前記上部室内へ吸
    引し、前記駆動ピストンの上昇行程において前記液体貯
    留タンクから前記下部室内へ液体を吸引しつつ前記上部
    室内に溜つた液体を前記液体貯留タンクへ還流する構成
    とし、かつ、前記駆動ピストンに前記下部室を前記上部
    室へ連通する連通孔を形成し、該連通孔に、前記駆動ピ
    ストンの上昇行程において常時閉弁し、下降行程におい
    ては、エアーまたはエアーを混入した液体の流通を許容
    して液体のみの流通を阻止するフロート弁を介設したこ
    とを特徴とする液体充填装置
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