JPS6121138A - エラストマ−表面の粘着性を減少させるための表面処理 - Google Patents

エラストマ−表面の粘着性を減少させるための表面処理

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JPS6121138A
JPS6121138A JP13921284A JP13921284A JPS6121138A JP S6121138 A JPS6121138 A JP S6121138A JP 13921284 A JP13921284 A JP 13921284A JP 13921284 A JP13921284 A JP 13921284A JP S6121138 A JPS6121138 A JP S6121138A
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JP
Japan
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elastomer
cellulose
epdm
coated
epdm elastomer
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JP13921284A
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English (en)
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ラルフ・エイ・マグリオ
ジヨン・ダブリユー・フイールドハウス
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Bridgestone Firestone Inc
Original Assignee
Firestone Tire and Rubber Co
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Publication date
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、EpDM及び関連するエラストマーの表面粘
着性を減少させる方法並びにセルロースで被覆された表
面を有するEPDMエラストマーに関する。
未硬化EPf)Mエラストマーは、該未硬化EPDMエ
ラストマーの二表面を互いに直接接触させれば強力に接
着し合うという十分な程度の粘着性を示す。したがって
、例えば、未硬化EPDMエラストマーの2枚のシート
を互いに接触させ又は未硬化エラストマーシートをロー
ルに巻取って互いに十分な時間接触させたIO,までお
くと、シートを分離し又はロールを巻戻すことは不可能
ではないにしろ非常に困難である。エラストマー表面間
の結合は硬化されることにより非常に強くなるので、エ
ラストマーのシート又はロールを硬化手順に供するとか
かる問題は大きく拡大される。
取扱い中又は硬化後に互いに接着するEPDMエラスト
マー衣面の諸問題を克服するためには、抗粘着(アンチ
ーステイツギング)剤又は潤滑剤をエラストマー表面に
被覆させることが必要である。タルク、雲母、澱粉及び
金属ステアリン酸塩を含むいくつかのかかる抗粘着剤が
該エラストマー又はポリマー技術において公知である。
ニジストマーに使用される最も一般的抗粘着剤はタルク
面張力を効果的に減少させ、それにより表面が粘着しあ
う傾向を減少させる。タルク及び雲母はエラストマー表
面に強力に接着するが、その板状構造のために粘着し合
うことなくp面は互いに滑りあう。
指摘した通シ、タルク及び雲母は有効なEPDMエラス
トマー表面用抗粘着剤である。しかしながら、これらの
物質はある種のEPDMエラストマーの施用に主要な欠
点を示す。この欠点はろく屋根への施用に利用されるE
PDMエラストマーにおいて特に明白である。かかる施
用において、屋根の適用範囲を完全にするためには触圧
接着剤で硬化EPDMエラストマーの二枚又はそれ以上
のシートを添え継ぎにし合うことが必要である。しかし
ながらタルク及び雲母は、硬化EpDMシートを添え継
ぎにし合うのに触圧接着剤が使用されるときに添え継ぎ
又は継目の剥離接着(peeladhesion )に
負の効果を及ばずことが見出された。したがって最大の
重なシ添え継ぎ強度を得るためには、添え継ぎ合うべき
ニジストマー表面部分からタルク又は雲母を完全に取除
くことが必要である。しかしながら、タルク及び雲母を
除去することは、これらの物質がエラストマー表面に強
力に接着しているため、困難で時間がかかる。明らかで
あるように、硬化E p n htエラストマーシート
をろく屋根に施用することは激しい労働作業である。従
って、タルク又は雲母を完全に取り除く必要があるとい
うことは重大な欠点である。
前述の観点から、EPDM添え継ぎの剥月接着に逆の影
響を及ぼさない、したがって取除く又は少なくとも完全
に取除く必要のない抗粘着剤を発見すれば大きな成功と
なろう。
本発明に従うと、EPDMエラストマー表面の粘着性を
減少させる方法は、該EPDMエラストマーの表面を粒
状セルロースで被覆することを含むことから成る。得ら
れるセルロース被覆したEPDMエラストマーは、表面
粘着問題に直面することなく種々の取扱い及び硬化作業
に供せられ得る。セルロース被覆した硬化EPDMエラ
ストマーのシートは、セルロース被覆を最初に取除く必
要なく触圧接着剤で添え継ぎをし合うことができる。
本明細書及び特許請求の範囲の中で使用される「EPD
M」の語は、ASTM(アメリカン・ソサエティ・フォ
ー・テスティング・アンド・マテリアルズ)−7)−1
418−64において示されるのと同じ定義の意味で用
いられ、エチレン、プロピレン及びツエンモノマーのタ
ーポリマーヲ意味する。
EPDMターポリマー及びその例証的製造方法は、米国
特許記3.280.082号及び英国特許第1.030
.289号を含む種々の、特許に記載されておシ、その
開示は参考により本明細書中に組込まれている。好適な
ターポリマーは、約40〜約80重量パーセントのエチ
レン、約1〜約10重世パーセントのジエンモノマー及
び残すがプロピレン、から成るモノマー混合物からつく
られる。
該ターポリマーをつくるのに利用され得るツエンモノマ
ーは好適には非共役ジエンである。使用され得る非共役
ツエンの例は、ソシクロペンタソエン、アルキルジシク
ロペンタツエン、1,4−ペンタツエン、1.4−へキ
サツエン、1.5−ヘキサツエン、1.4−へシタツエ
ン、2−メチル−1,5−へキサツエン、シクロオクタ
ジエン、1.4−オクタツエン、l、7−オクタツエン
、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−n−y’ロ
ピリデン−2−ノルボルネン、5−(2−メチル−2−
ブチル)−2−ノルボルネンなどである。
いくつかの上記EpDMエラストマーは市販されている
。典型的市販EPDMエラストマーはビスタ07 (V
istalon) 2504であって、50重量パーセ
ントのエチレン、45重量ツクーセントのプロピレン及
び5重量パーセントの5−エチリデン−2−ノルがルネ
ンのターポリマーでアリ、GPCによる測定で約47.
000の数平均分子量(Mn)、GPCによる測定で約
1 ? 4.000の重量平均分子it(MU)及び約
40のムーニー粘度(ML、  1 + 8.100℃
)を有し、エギソン拳ケミカル・カンノぐニー(Ezx
on CにemicαlCompαnu>社から入手可
能である。他の典型的市販EPDMエラストマーは、ノ
ーデル(Nor−d#1)1070であって、デュボy
 (dlbpont )社から人手可能な、GPC’に
よる測定で87000のMn及び188000のMwを
有するエチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエンー
ターポリマーである。
指摘の通り、EPI)Mエラストマーの光面粘着性は、
本発明の方法に従い粒状セルロースで該エラストマー表
面を被覆することによ郵減じることができる。タルク及
び雲母と異なシ、セルロースは無定形構造を有しており
、閉じ込めによる場合を除きそれ自体又はエラストマー
表面に強力に接着しない。従って、エラストマの取扱い
中及び硬化中における表面粘着を防ぐためにどんなに過
剰にセルロースをエラストマー表面に施しても、所望な
らば軽いブラッシング又は他の軽い枳械的作用によシ該
セルロースを取シ除くことができる。
さらに、今まで記載されたように、セルロースは剥離接
着に逆に影響を及はさないため、触圧接着剤を使用して
2つのニジストマー表面を添え継ぎ合わせる間にセルロ
ース被覆を取除く必要はない。
事実上あらゆる粒状セルロースを、該EpDMエラスト
マー表面同志の粘着を防止するのに用いることができる
。好適な粒状セルロースは、200番メツシュスクリー
ンを通過し得る粒度をもつものである。
粒状セルロースの被覆はあらゆる都合のよい方法によ#
)EPDM表面に施用され得る。したがって、例えば、
粒状セルロースは粉状散布(ダスティング)又ははけ塗
り(ブラッシング)により施用され得る。他にも、しば
しば好適には、EPDkfエラストマーシートを粒状セ
ルロースを満たした適当な容器(例えばトラフ)に通す
ことによりニジストマー表面に粒状セルロースを施すこ
ともできる。
以下の実施例は、本発明の本質をさらに例証するために
示畑れるものであって、本発明の範囲を限定するものと
みなされるものではない。
−l O− 実施例では、EPDMエラストマー衣面が互いに又は他
の基体に処理中及び硬化中に粘着するのを防ぐ場合のセ
ルロースの効果を評価にするために、一連の予試験を行
なった。触圧接着剤を用いてセルロース被覆したEPD
Mエラストマー表面を結合し合うことにより形成される
添え継ぎの剥離接着に対するセルロースの効果も評価し
た。比較のために、いくつかの実施例では、タルクを同
一試験に供した。
実験l ノーデル型6“×6“X 0.060“のに、’ p 
D Mエラストマーの未硬化シート二枚を各々の側に2
00メツシユセルロースではけを用いて被扱した。各側
に被覆したセルロースの量は、約1〜29/平方フイー
トであった。セルロース被覆したEPDMシートを次い
で6“×6“Xo、060″鋼金型中に置き300〜3
20°Fで4時間硬化させた。型を次いで冷却させ、開
き、セルロース被覆した硬イヒEPDMシートを取りだ
し71c0該鋼金型の@簡にエラストマー表面は全く粘
着しな力1つた。
実験2 ノーデル型のEPDMエラストマーの0.060”厚さ
のシートを、2回の/セスで200メツシユの粒状セル
ロースを含有するV−形状トラフを通してp:pDMシ
ートの各表面にセルロース被覆を施すことにより予試験
を行なった。E P D Mシートをセルロースで両側
をシート材1平方フイートにつきセルロース約12のレ
ベルで被覆シた。セルロース被覆したEPDMシートヲ
次いでマンドレル上に巻き、大きなオートクレーブ中に
置き300〜320°Fで4時間硬化させた。セルロー
ス被覆した硬化p:pDMシートのロールを次いで巻戻
してエラストマー券面の相互粘着性防1Fにおけるセル
ロースの有効性を評価した。巻戻しにおいて、EPDM
シートは、エラストマー表面の粘着又は接着の証拠を何
ら示さなかった。
同様の実験をセルロースの代わシにタルクを用いて行な
い、剥離接着試験の対照として役立つ材料を得た。
タルク被覆した硬化EPDMシートとセルロースこの比
較評価では、触圧接着剤を用いてメルク被覆した硬化E
PDHの2枚の6“×6“Xo、060”シートを結合
させることにより形成された重なり添え継ぎの剥離接着
を、同じ触圧接着剤を用いてセルロース被覆した硬化E
PDHの2枚の6“×6“X 0.060 ”シートを
結合させることにより形成された重なり添え継ぎの剥離
接着と比較した。
試験試料は、タルク又はセルロース被覆を予め取シ除か
ないものと、また種々の溶剤及び機械的取除き手順を用
いて被覆を取シ除いてエラストマー表面の予備処理した
ものとを作った。
剥離接着ス) IJツブは、一般にl“幅のペイントブ
ラシを用いて結合されるべき各硬化EPDAfシートの
表面の3“×4“成上に触圧接着剤被覆を施すことによ
シ作った。接着剤被覆した表面を次いで該表面が触れた
ときにちょうど粘着性(tacky )であるようにな
るまで乾燥させた。接着剤被覆した表面を次いで互いに
接触させて手で押し合わせた。次いで、2“×2“直径
の鋼ローラーを用いて重なり添え継ぎをローリングする
ことによシ試験ストリップに圧力をかけた。次いで剥離
接着試験をする前に試験ス) IJツブを種々の時間積
々の温度で老化させた。タルク又はセルロース被覆を取
り除く試みを行った場曾には、これは触圧接着剤を施す
前に行なわれることに注意せねばならない。
評価において使用される触圧接着剤は、ターボリマー1
002につき約10〜約100ミリ当量の中和されたス
ルホネート基を有する中和された亜鉛スルホン化E p
 Dmエラストマー、1種の不機炭化水素溶剤又は有機
炭化水素溶剤の混合物、及び脂肪族アルコール、パラ−
アルキル化フェノール、ホルムアルデヒド及びアルキル
フェノール又ハエトギシ化アルキルフェノールからなる
組成物であった。該触圧接着剤は1.1982年9月3
0日出願の1,11/、フィールドハウス(Field
−house )の未決の通し番号の出願第431.4
03号に記載されており、それはここに普通に瞼受入に
論渡され、その開示は参考によりここに組込まれている
剥離接着は、1リニアルインチについてのポンド数(P
LI)で報告されており、種々の温度で7日間老化させ
た試験ストリップについて室温(すなわち22℃)で剥
離接着を行なった。剥離接着は、ASTM  D−41
3に記載されたT剥離接着試験を用いて、インストロン
試験機上で2“7分で操作して行なった。試験ストリッ
プを形成するために結合させあわせたニジストマー表面
上に使用された表面被覆の同定、もしあるならば表面被
覆の除去のだめの表面調製及び剥離接着条件並びに結果
を表中に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、EPDMエラストマーの表面を粒状セルロースで被
    覆することを含むEPDMエラストマーの表面粘着性を
    減少させる方法。 2、該粒状セルロースが、200番メッシュスクリーン
    を通過可能な粒度である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、粉状散布又ははけ塗により該EPDMエラストマー
    を被覆させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、該EPDMエラストマーのシートを粒状セルロース
    を満たした容器中に通すことにより該エラストマーを被
    覆させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、粒状セルロースで被覆された表面を有するEPDM
    エラストマーを含むことからなる物品。 6、該EPDMエラストマーがシートの形である特許請
    求の範囲第5項記載の物品。 7、該EPDMエラストマーがロールの形である特許請
    求の範囲第5項記載の物品。 8、該EPDMエラストマーが湾曲又は湾曲していない
    、特許請求の範囲第5項記載の物品。
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