JPS61211201A - 厨芥処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、厨芥処理装置に係り、特に厨芥を減圧下で加
熱乾燥して処理する厨芥処理装置に関するものである。

〔発明の背景〕

厨芥を減圧下で加熱乾燥して処理する厨芥処理装置とし
ては、例えば、特公昭５９−３６１８１号公報に記載の
ような、加熱装置を有する容器と、該容器を減圧する流
水形減圧器と、該流水形減圧器の減圧用水を加圧循環せ
しめる加圧ポンプと、循環水の温度を検出して新水を補
給する新水補給装置とからなるものが知られている。

しかし、この装置では、厨芥処理装置における厨芥め減
圧下での加熱乾燥処理の運転操作を自動化して、取扱い
を平易にしようとする認識を有していない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、厨芥の減圧下での加熱乾燥処理の運転
操作を自動化することで、取扱いを平易°＃【できる厨
芥処理装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、厨芥が投入される容器と、該容器内を減圧排
気する排気手段と、前記容器内の前記厨芥を加熱する加
熱手段と、前記容器の厨芥投入用の蓋の開閉を検知し前
記容器内と外部とを連通させる連通手段を前記蓋の閉時
に閉止させ前記排気時点で前記加熱手段の作動を開始さ
せる圧力検知手段と、前記容器内での前記厨芥の処理過
程で生じ排気される蒸気の温度を検知し該温度が所定温
度以上１こ達した時点で前記加熱手段の作動を停止させ
該加熱手段の作動の停止後前記温度が所定温度以下に達
した時点で前記排気手段の作動を停止させ前記連通手段
を開放させる温度検知手段とを具備したことを特徴とす
るもので、蓋開閉検知手段、圧力検知手段及び温度検知
手段の作用により厨芥の減圧下での加熱乾燥処理の運転
操作を自動で行えるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を図面により説明する。

図面で、容器１０は、大気中に設置されている。

容器１０の頂部は開放されている。容器１ｏの開放端に
は、蓋２０が開閉可能に設けられている。

蓋開閉検知手段であるマイクロスイッチ３ｏが、容器１
０の側ｆｉｔと設けられている。マイクロスイッチ３０
は、！２０が閉時のみ作動する。連通手段である電磁弁
４ｏは、容器１０の側壁に容器ｌ。

内と外部である大気とを連通可能に設けられている。排
気手段である真空ポンプ５ｏは、容器ｌ。

外に設置されている。吸気管５１の一端は、容器１０内
に連通して容器１ｏ側壁１こ連結され、他端は、真空ポ
ンプ５０の吸気口Ｉζ連結されている。

真空ポンプ５ｏの排気口Ｉこは、排気管５２が連結され
ている。温度検知手段である温度検知器６゜は、吸気管
５１内を流通する蒸気の温度を検知可能に吸気管５１の
途中６と設けられている。加熱手段であるマイクロ波加
熱器７ｏは、容器１０外に設置され、容器１０内に投入
された厨芥８ｏをマイク波照射により加熱可能に容器１
ｏの側壁Ｉこ設けられている。圧力検知手段である真空
計９０が、容器１０内の圧力を検知可能に容器１０に設
けられている。制御盤１００は、容器１０外に設けらレ
テイる。制御盤１００１こは、マイクロスイッチ３０、
電磁弁４０．真空ポンプ５０．温度検知器６０、マイク
ロ波加熱器７ｏ及び真空計９０がそれぞれ接続されてい
る。尚、冷却ファン７１は、マイクロ波加熱器７ｏを冷
却可能に設けられ制御盤１００に接続されている。

図面で蓋２０が開けられ、厨芥８ｏが容器ｌ。

内に投入される。その後、蓋２ｏは閉じられる。

蓋２０が閉じられた時点でマイクロスイッチ３゜が作動
し、これにより制御盤１００を介して電磁弁４０が閉止
される。これにより容器ｌｏ内と大気との連通がしゃ断
され容器ｌｏ内は気密封止される。この状態で、制御盤
１００を介して真空ポンプ５０の作動が開始され容器ｌ
ｏ内は減圧排気され始める。容器ｌｏ内の圧力は真空計
９０により検知される。減圧排気の過程で、真空計９０
により検知された容器１０内の圧力が所定圧力に達した
時点で、制御盤１００を介してマイクロ波加熱器７０の
作動が開始される。このマイクロ波加熱器７０の作動に
より容器１０内の厨芥８０にはマイクロ波が照射され、
これ１こより厨芥８０は減圧下で加熱され乾燥処理さ、
れる。この処理過程で厨芥８０からは蒸気が発生し、こ
の蒸気は、真空ポンプ５０の作動で排気される。この排
気される蒸気の温度は、温度検知器６０により検知され
る。

温度検知器６０で検知された蒸気の温度が所定温度以上
に達した時点で、制御盤１００を介してマイクロ波加熱
器７０の作動は停止される。尚、厨芥８０の乾燥状態と
乾燥処理過程で厨芥８０から発生する蒸気の温度との間
には、相関関係が存在し、それ故、厨芥８０が充分に乾
燥状態になった場合に対応する蒸気の温度を所定温度と
する。その後、温度検知器６０で検知された蒸気の温度
は低下（容器１０内の温度も低下）し、この温度が所定
温度以下に達した時点で、制御盤１００を介して真空ポ
ンプ５０の作動が停止され、電磁弁４０が開放される。

これにより、容器１０と大気とは連通状態となり、蓋２
０が開けられる。その後、乾燥処理済みの厨芥８０は、
容器ｌＯ外へ取り出されて廃棄、焼却される。

本実施例では、厨芥の減圧下での加熱乾燥処理の運転操
作を自動で行えるため、操作者は、厨芥投入用の蓋の開
閉操作のみを行うだけで済み取扱いが平易ｉこなる。

尚、本実施例では、加熱手段としてマイクロ波加熱器を
用いているが、その他に電気ヒータを用いるものや、熱
媒を利用したもの等を用いても良い。又、蓋開閉検知手
段、圧力検知手段、温度検知手段は、検知結果によって
連通手段や排気手段や加熱手段にそれぞれ操作信号を出
力する機能を有しており、制御盤の使用は不可欠なもの
ではない。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したようＩこ、厨芥の減圧下での加
熱乾燥処理の運転操作を自動で行えるので、取扱いの平
易な厨芥処理装置を提供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明による厨芥処理装置の一実施例を示す装
置構成図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、厨芥が投入される容器と、該容器内を減圧排気する
   排気手段と、前記容器内の前記厨芥を加熱する加熱手段
   と、前記容器の厨芥投入用の蓋の開閉を検知し前記容器
   内と外部とを連通させる連通手段を前記蓋の閉時に閉止
   させ前記排気手段の作動を開始させる蓋開閉検知手段と
   、前記容器内の圧力を検知し該圧力が所定圧力に達した
   時点で前記加熱手段の作動を開始させる圧力検知手段と
   、前記容器内での前記厨芥の処理過程で生じ排気される
   蒸気の温度を検知し該温度が所定温度以上に達した時点
   で前記加熱手段の作動を停止させ該加熱手段の作動の停
   止後前記温度が所定温度以下に達した時点で前記排気手
   段の作動を停止させ前記連通手段を開放させる温度検知
   手段とを具備したことを特徴とする厨芥処理装置。