JPS61209750A - 加熱鋳型 - Google Patents
加熱鋳型Info
- Publication number
- JPS61209750A JPS61209750A JP4954385A JP4954385A JPS61209750A JP S61209750 A JPS61209750 A JP S61209750A JP 4954385 A JP4954385 A JP 4954385A JP 4954385 A JP4954385 A JP 4954385A JP S61209750 A JPS61209750 A JP S61209750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- ingot
- graphite
- casting
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 39
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 39
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 32
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims abstract description 23
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 claims abstract description 14
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000011224 oxide ceramic Substances 0.000 claims abstract description 3
- 229910052574 oxide ceramic Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 7
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 8
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 8
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 7
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 2
- 239000007790 solid phase Substances 0.000 description 2
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910018540 Si C Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/059—Mould materials or platings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は連続鋳造に用いる加熱鋳型に関し、特に表面品
質の優れた一方向凝固組織の鋳塊を長時間安定して製造
できるようにしたものである。
質の優れた一方向凝固組織の鋳塊を長時間安定して製造
できるようにしたものである。
一般に鋳塊表面は完全な平滑面でなく、凹凸を有し、し
ばしば局部的な亀裂を生じ、特に連続鋳造法によって得
られる鋳塊には、鋳型内の移動による鋳型との摩擦によ
って亀裂等の表面欠陥を発生し易い。このような欠陥は
鍛造や圧延等の塑性加工に先きだって除去する必要があ
り一般には表面研削又はきず取りを行なっているが、亀
裂が深いと除去することができず、塑性加工ができない
ため不良品となる。
ばしば局部的な亀裂を生じ、特に連続鋳造法によって得
られる鋳塊には、鋳型内の移動による鋳型との摩擦によ
って亀裂等の表面欠陥を発生し易い。このような欠陥は
鍛造や圧延等の塑性加工に先きだって除去する必要があ
り一般には表面研削又はきず取りを行なっているが、亀
裂が深いと除去することができず、塑性加工ができない
ため不良品となる。
このような不都合を解消するため、加熱鋳型による連続
鋳造法が特公昭55−46265号公報に提案されてい
る。この方法は第3図に示すように鋳型(1)を外周に
設けた発熱体(2)により加熱して、鋳型内面(1a−
)を鋳造金属の融点以上に加熱し、鋳型、(1)内に一
端から溶湯(3)を供給して他端から引出す鋳塊に2、
鋳型(1)の出口近傍に設けた冷却装置(5)から水を
吹付けて鋳塊を直接冷却することにより、鋳型(1)内
で鋳塊く4)と接する溶湯(3)を凝固させ、鋳塊(4
)を矢印方向に回転するビンチロール(6)により連続
的引出すようにした 。
鋳造法が特公昭55−46265号公報に提案されてい
る。この方法は第3図に示すように鋳型(1)を外周に
設けた発熱体(2)により加熱して、鋳型内面(1a−
)を鋳造金属の融点以上に加熱し、鋳型、(1)内に一
端から溶湯(3)を供給して他端から引出す鋳塊に2、
鋳型(1)の出口近傍に設けた冷却装置(5)から水を
吹付けて鋳塊を直接冷却することにより、鋳型(1)内
で鋳塊く4)と接する溶湯(3)を凝固させ、鋳塊(4
)を矢印方向に回転するビンチロール(6)により連続
的引出すようにした 。
ものである。この方法は鋳型内面(1a)を鋳造金属の
融点以上に加熱し、鋳塊を直接冷却して鋳造するもので
、鋳型からの固相の生成及び成長がなく、鋳塊表面が最
終凝固部となるため、内面及び表面品質の優れた一方向
凝固組織の鋳塊を連続的に製造することができる。
融点以上に加熱し、鋳塊を直接冷却して鋳造するもので
、鋳型からの固相の生成及び成長がなく、鋳塊表面が最
終凝固部となるため、内面及び表面品質の優れた一方向
凝固組織の鋳塊を連続的に製造することができる。
加熱鋳型による連続鋳造法では、鋳型内の鋳塊先端とI
IBとの界面、即凝固界面を凸状とすることが望ましい
。しかし一般金属では液相から固相への相変態にともな
う凝固収縮と、温度降下による熱収縮を起し、第4図に
示すように鋳型(1)と鋳塊(4)との間に空隙(7)
を生じ、しかも鋳型内面(1a)の温度が鋳造金属の融
点より高いため、空隙(7)内に溶湯が侵入する。この
侵入する溶湯先端(3a)と鋳塊先端(4a)間の間隔
、即ち溶湯の侵入深さくX)が大きいと、第5図(イ)
に示すように侵入した溶湯が鋳塊(4)への熱移動によ
り凝固し、鋳塊【4)の矢印方向に寸法変動を引き起し
たり、また第5図(ロ)に示すように侵入した溶湯が凝
固すると、熱移動により鋳型(1)が冷やされるため、
鋳塊(4)の表面に薄い凝固殻(4b)が生成し、これ
が鋳塊(4)の矢印方向の引き出しによる鋳型(1)と
の摩擦により破断し、クラック(8)の発生原因となる
。従って表面品質の優れた鋳塊を製造するためには溶湯
の侵入深さくX)をできるだけ小さく抑えることが強く
望まれている。
IBとの界面、即凝固界面を凸状とすることが望ましい
。しかし一般金属では液相から固相への相変態にともな
う凝固収縮と、温度降下による熱収縮を起し、第4図に
示すように鋳型(1)と鋳塊(4)との間に空隙(7)
を生じ、しかも鋳型内面(1a)の温度が鋳造金属の融
点より高いため、空隙(7)内に溶湯が侵入する。この
侵入する溶湯先端(3a)と鋳塊先端(4a)間の間隔
、即ち溶湯の侵入深さくX)が大きいと、第5図(イ)
に示すように侵入した溶湯が鋳塊(4)への熱移動によ
り凝固し、鋳塊【4)の矢印方向に寸法変動を引き起し
たり、また第5図(ロ)に示すように侵入した溶湯が凝
固すると、熱移動により鋳型(1)が冷やされるため、
鋳塊(4)の表面に薄い凝固殻(4b)が生成し、これ
が鋳塊(4)の矢印方向の引き出しによる鋳型(1)と
の摩擦により破断し、クラック(8)の発生原因となる
。従って表面品質の優れた鋳塊を製造するためには溶湯
の侵入深さくX)をできるだけ小さく抑えることが強く
望まれている。
(問題点を解決するための手段)
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、溶湯の侵入深さが
鋳型内面と溶湯との濡れ性により左右されることを知見
し、更に検討の結果、溶湯の侵入深さを小さく抑え、表
面品質の優れた一方向凝固組織の鋳塊を長時間安定して
製造することができる加熱鋳型を開発したもので、鋳型
内面を鋳造金属の融点以上に加熱して一端から溶湯を供
給し、他端から引出す鋳塊を直接冷却して鋳造する鋳型
において、鋳型の内面側を黒鉛又は炭化物セラミックで
形成し、その外側を酸化物又は窒化物セラミックで形成
したことを特徴とするものである。
鋳型内面と溶湯との濡れ性により左右されることを知見
し、更に検討の結果、溶湯の侵入深さを小さく抑え、表
面品質の優れた一方向凝固組織の鋳塊を長時間安定して
製造することができる加熱鋳型を開発したもので、鋳型
内面を鋳造金属の融点以上に加熱して一端から溶湯を供
給し、他端から引出す鋳塊を直接冷却して鋳造する鋳型
において、鋳型の内面側を黒鉛又は炭化物セラミックで
形成し、その外側を酸化物又は窒化物セラミックで形成
したことを特徴とするものである。
即ち本発明は鋳型内面を鋳造金属の融点以上に加熱し、
一端から溶湯を供給し、他端から引出す鋳塊を直接冷却
して、鋳型内の鋳塊と接する溶湯を凝固させて連続鋳造
する鋳型として、棒状鋳塊の製造には、第1図(イ)、
(ロ)に示すように鋳型(1)の内面側(9)を円筒状
態の黒鉛又は炭化物セラミックで形成し、その外側(1
0)を酸化物又は窒化物セラミックで形成し、板状鋳塊
の製造には第2図(イ)、(ロ)に示すように鋳型(1
)の内面側(9)を中空板状の黒゛鉛又は炭化物セラミ
ック形成し、その外側(10)−を酸化物又は窒化物セ
ラミックで形成したものである。
一端から溶湯を供給し、他端から引出す鋳塊を直接冷却
して、鋳型内の鋳塊と接する溶湯を凝固させて連続鋳造
する鋳型として、棒状鋳塊の製造には、第1図(イ)、
(ロ)に示すように鋳型(1)の内面側(9)を円筒状
態の黒鉛又は炭化物セラミックで形成し、その外側(1
0)を酸化物又は窒化物セラミックで形成し、板状鋳塊
の製造には第2図(イ)、(ロ)に示すように鋳型(1
)の内面側(9)を中空板状の黒゛鉛又は炭化物セラミ
ック形成し、その外側(10)−を酸化物又は窒化物セ
ラミックで形成したものである。
本発明鋳型は内面側に黒鉛又はSt C。
Ti C,Zr C等からなる炭化物セラミックを用い
、外側にMCI O,A、e20. Zr O等からな
る酸化物セラミック又はSiN等からなる窒化物セラミ
ックを用い、次のようにして容易に形成することができ
る。
、外側にMCI O,A、e20. Zr O等からな
る酸化物セラミック又はSiN等からなる窒化物セラミ
ックを用い、次のようにして容易に形成することができ
る。
例えば棒状の黒鉛、筒状の黒鉛又は筒状の炭化物セラミ
ック上に酸化物又は窒化物セラミックを溶射し、その後
内面加工を施して棒状鋳塊用鋳型とし、板状の黒鉛、中
空板状の黒鉛又は中空板状の炭化物セラミック上に酸化
物又は窒化物セラミックスを溶射し、その後内面加工を
施して板状鋳塊用鋳型とするか、あるいは筒状又は中空
板状の酸化物や窒化物のセラミック内面に、炭化物セラ
ミックを溶射し、その後内面加工して棒状又は板状鋳塊
用鋳型とする。
ック上に酸化物又は窒化物セラミックを溶射し、その後
内面加工を施して棒状鋳塊用鋳型とし、板状の黒鉛、中
空板状の黒鉛又は中空板状の炭化物セラミック上に酸化
物又は窒化物セラミックスを溶射し、その後内面加工を
施して板状鋳塊用鋳型とするか、あるいは筒状又は中空
板状の酸化物や窒化物のセラミック内面に、炭化物セラ
ミックを溶射し、その後内面加工して棒状又は板状鋳塊
用鋳型とする。
尚、一体化した鋳型について説明した。が、これに限る
ものではなく、鋳型を割り型にしてもよい。
ものではなく、鋳型を割り型にしてもよい。
〔作 用〕
加熱鋳型による連続鋳造において、鋳型と鋳塊間の溶湧
侵入深さは鋳型と溶湯の濡れ性により左右されるところ
から、本発明では各種鋳型材料の中から各種金属及び合
金の溶湯に対して濡れ性の悪い黒鉛又は炭化物セラミッ
クにより鋳型の内面側を形成することにより、溶湯侵入
深さを小さく抑え、鋳塊の表面品質及び寸法の均一性を
向上したものである。
侵入深さは鋳型と溶湯の濡れ性により左右されるところ
から、本発明では各種鋳型材料の中から各種金属及び合
金の溶湯に対して濡れ性の悪い黒鉛又は炭化物セラミッ
クにより鋳型の内面側を形成することにより、溶湯侵入
深さを小さく抑え、鋳塊の表面品質及び寸法の均一性を
向上したものである。
一方黒鉛又は炭化物セラミックはその使用条件によって
酸素と反応し、酸化損耗が著しく工業的には使用できな
いものである。そこで各種鋳型材料の中から耐酸化性が
優れた酸化物又は窒化物セラミックにより黒鉛又は炭化
物セラミックで形成した鋳型の外面をシールするように
鋳型外側を形成することにより、鋳型の耐酸化性を向上
せしめたものである。
酸素と反応し、酸化損耗が著しく工業的には使用できな
いものである。そこで各種鋳型材料の中から耐酸化性が
優れた酸化物又は窒化物セラミックにより黒鉛又は炭化
物セラミックで形成した鋳型の外面をシールするように
鋳型外側を形成することにより、鋳型の耐酸化性を向上
せしめたものである。
酸化物又は窒化物セラミックは耐酸化性が優れ、tIi
型として寿命が長いが、加熱鋳型としては鋳塊の表面品
質及び寸法の均一性が劣るも、鋳型の内面側を黒鉛又は
炭化物セラミックで形成することにより、鋳塊の表面品
質及び寸法の均一性は著しく向上し、かつ工業的規模で
の使用に耐えるようにしたものである。
型として寿命が長いが、加熱鋳型としては鋳塊の表面品
質及び寸法の均一性が劣るも、鋳型の内面側を黒鉛又は
炭化物セラミックで形成することにより、鋳塊の表面品
質及び寸法の均一性は著しく向上し、かつ工業的規模で
の使用に耐えるようにしたものである。
実施例(1)
各種鋳型材料について溶湯との濡れ性を調査した。その
結果を第1表に示す。
結果を第1表に示す。
調査方法は純Cu、Cu−7%3n 、 Qu −40
%Zn、純AJI!、A、e−10%Si、純Fe及び
Fe−2%Cの加工材から直径10a11.高さ20履
の金属小片を切り出し、これら小片を鏡面加工した平板
状(501m1lX 50mm 、厚さ5#l111)
の各種鋳型材の表面に置き、電気炉中でArガスを流し
ながら小片の融点より50℃高い温度に加熱溶解した後
冷却し、金属小片の溶融後の形状を測定した。即ち金属
は濡れ性の良い鋳型材料上では初期の高さく20m)が
小さくなり、直径(10層)が大きくなる。また濡れ性
の悪い鋳型材料上では^さがそれほど小さくならない。
%Zn、純AJI!、A、e−10%Si、純Fe及び
Fe−2%Cの加工材から直径10a11.高さ20履
の金属小片を切り出し、これら小片を鏡面加工した平板
状(501m1lX 50mm 、厚さ5#l111)
の各種鋳型材の表面に置き、電気炉中でArガスを流し
ながら小片の融点より50℃高い温度に加熱溶解した後
冷却し、金属小片の溶融後の形状を測定した。即ち金属
は濡れ性の良い鋳型材料上では初期の高さく20m)が
小さくなり、直径(10層)が大きくなる。また濡れ性
の悪い鋳型材料上では^さがそれほど小さくならない。
そこで高さを測定し、金属と鋳型材料の濡れ性を判断す
る指標とした。尚、調査に用いた材料は、黒鉛、Si
C,zr c、Ti C,Si N、Ti N。
る指標とした。尚、調査に用いた材料は、黒鉛、Si
C,zr c、Ti C,Si N、Ti N。
8N、Mg O,Afz Os 、Y2 05
。
。
Ti Oz 、Ca O,Zr Oz及びWである。
第1表から明らかなように黒鉛及び炭化物が各種金属及
び合金の溶湯に対する濡れ性が悪いことが認められる。
び合金の溶湯に対する濡れ性が悪いことが認められる。
そこで内径1sm、外径30j11゜長さ50Mの黒鉛
鋳型とSiC鋳型を作成し、これを用いて純銅の加熱鋳
型連続鋳造を行なった。
鋳型とSiC鋳型を作成し、これを用いて純銅の加熱鋳
型連続鋳造を行なった。
しかしこれ等鋳型は1200℃程度に加熱されるため、
使用雰囲気中の酸素と反応し、酸化損耗が著しく、寿命
が短いことが判った。即ち黒鉛鋳型は6〜7時間、Si
C鋳型は30〜35時間の使用により鋳造に耐えられな
くなり、酸化損耗は鋳型が大気と接する部分から発生、
進行している。
使用雰囲気中の酸素と反応し、酸化損耗が著しく、寿命
が短いことが判った。即ち黒鉛鋳型は6〜7時間、Si
C鋳型は30〜35時間の使用により鋳造に耐えられな
くなり、酸化損耗は鋳型が大気と接する部分から発生、
進行している。
実施例(2)
実施例(1)から黒鉛や炭化物は各種金属及び合金の溶
湯に対する濡れ性が悪いが、鋳型として耐酸化性が劣る
ため、大気と接する部分を耐酸化性の優れた材料でシー
ルする必要がある。
湯に対する濡れ性が悪いが、鋳型として耐酸化性が劣る
ため、大気と接する部分を耐酸化性の優れた材料でシー
ルする必要がある。
そこで内径15麿、外径20履、長さ50履の黒鉛性筒
体を作成し、その外周面に耐熱性の優れたAλz05や
・Z「02セラミツクを約5N1の厚さにガスプラズマ
溶射して鋳型を作成し、これを用いて純銅の加熱鋳型連
続鋳造を行なった。
体を作成し、その外周面に耐熱性の優れたAλz05や
・Z「02セラミツクを約5N1の厚さにガスプラズマ
溶射して鋳型を作成し、これを用いて純銅の加熱鋳型連
続鋳造を行なった。
このようにして得られた鋳塊の表面欠陥数、直径標準偏
差及び鋳型の寿命を調べた。これ等の結果を黒鉛、Si
C,A、ez O3,Zr 02及びSiNからなる
内径15厘、外径30a11.長さ6〇−の従来鋳型を
用いた場合と比較して第2表に示す。
差及び鋳型の寿命を調べた。これ等の結果を黒鉛、Si
C,A、ez O3,Zr 02及びSiNからなる
内径15厘、外径30a11.長さ6〇−の従来鋳型を
用いた場合と比較して第2表に示す。
鋳造条件は溶湯温度1120℃、引出速度200m*/
1n、冷却水温25℃、冷却水量1,2/Sinとし、
鋳造スタートより3時間後の1時間当りの渦流探傷法に
よる表面欠陥数と、得られた鋳塊直径のバラツキと鋳型
の耐用時開を調べた。
1n、冷却水温25℃、冷却水量1,2/Sinとし、
鋳造スタートより3時間後の1時間当りの渦流探傷法に
よる表面欠陥数と、得られた鋳塊直径のバラツキと鋳型
の耐用時開を調べた。
週121!
□
□
第2表から明らかなように黒鉛やSiCからなる従来鋳
型では鋳塊の表面品質及び直径の均一性が良好なるも、
酸化損耗が著しく、工業的に使用できない。またAiz
Og 、Zr 02 。
型では鋳塊の表面品質及び直径の均一性が良好なるも、
酸化損耗が著しく、工業的に使用できない。またAiz
Og 、Zr 02 。
SiNからなる従来鋳型では酸化損耗が少ないが、鋳型
内面の劣化により鋳造不可能となり、鋳塊の表面品質及
び直径の均一性が□劣る。
内面の劣化により鋳造不可能となり、鋳塊の表面品質及
び直径の均一性が□劣る。
これに対し鋳型内面側をCやSiCで形成し、その外周
側にAJ!z Osやz「02セラミツクをWj114
シた本発明鋳型は鋳塊の表面品質及び直径の均一性が優
れており、酸化損耗も少なく、工業的規模での使用に充
分耐えることが判る。
側にAJ!z Osやz「02セラミツクをWj114
シた本発明鋳型は鋳塊の表面品質及び直径の均一性が優
れており、酸化損耗も少なく、工業的規模での使用に充
分耐えることが判る。
また本発明鋳型は使用に際し、溶湯中の酸素を充分に除
去し、更に鋳型周囲を不活性ガスでシールすれば寿命を
150時間以上に伸ばすこともできる。
去し、更に鋳型周囲を不活性ガスでシールすれば寿命を
150時間以上に伸ばすこともできる。
発明の効果〕
このように本発明鋳型によれば高品質の鋳塊を高能率で
、しかも長時間安定した製造が可能となる顕著な効果を
奏するものである。
、しかも長時間安定した製造が可能となる顕著な効果を
奏するものである。
、凹面の簡単な説明
第1図(イ)、(0)は本発明鋳型の一例を示すもので
、(イ)は側断面図、(ロ)は(イ)図のA−A’線に
おける断面図、第2図(イ)。
、(イ)は側断面図、(ロ)は(イ)図のA−A’線に
おける断面図、第2図(イ)。
(ロ)は本発明鋳型の他の一例を示すもので、(イ)は
側断面図、(ロ)は(イ)図の B−B′線における断
面図、第3図は加熱鋳型連続鋳造法の一例を示す説明図
、第4図は第3図の凝固界面近傍の拡大図、第5図(イ
)、(ロ)は鋳塊の表面欠陥の生成過程を示すもので、
(イ)は直径不均一の発生状況、(ロ)はクラック発生
状況の説明図である。
側断面図、(ロ)は(イ)図の B−B′線における断
面図、第3図は加熱鋳型連続鋳造法の一例を示す説明図
、第4図は第3図の凝固界面近傍の拡大図、第5図(イ
)、(ロ)は鋳塊の表面欠陥の生成過程を示すもので、
(イ)は直径不均一の発生状況、(ロ)はクラック発生
状況の説明図である。
1・・・ 鋳 型 2・・・ 発熱体3・・・
溶 湯 4・・・ 鋳 塊5
・・・ 冷却装置 6・・・ ピンチロール7・
・・ 空 隙 8・・・ クラック9・・・
鋳型内面側 10・・・ 鋳型外側X・・・ 溶湯
侵入深さ 第1図 (イ) (ロ)A
′ 第2図
溶 湯 4・・・ 鋳 塊5
・・・ 冷却装置 6・・・ ピンチロール7・
・・ 空 隙 8・・・ クラック9・・・
鋳型内面側 10・・・ 鋳型外側X・・・ 溶湯
侵入深さ 第1図 (イ) (ロ)A
′ 第2図
Claims (2)
- (1)鋳型内面を鋳造金属の融点以上に加熱して一端か
ら溶湯を供給し、他端から引出す鋳塊を直接水冷して鋳
造する鋳型において、鋳型の内面側を黒鉛又は炭化物セ
ラミックで形成し、その外側を酸化物又は窒化物セラミ
ックで形成したことを特徴とする加熱鋳型。 - (2)炭化物セラミックにSiC、TiC又はZrCを
用い、酸化物セラミックにMgO、Al_2O又はZr
Oを用い、窒化物セラミックにSiNを用いる特許請求
の範囲第1項記載の加熱鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4954385A JPH0636964B2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 加熱鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4954385A JPH0636964B2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 加熱鋳型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61209750A true JPS61209750A (ja) | 1986-09-18 |
JPH0636964B2 JPH0636964B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=12834103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4954385A Expired - Lifetime JPH0636964B2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 | 加熱鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636964B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6475149A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 | Furukawa Electric Co Ltd | Method for preventing oxidation of graphite mold for continuous casting |
US5651411A (en) * | 1993-12-27 | 1997-07-29 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for and method of continuous casting |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP4954385A patent/JPH0636964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6475149A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 | Furukawa Electric Co Ltd | Method for preventing oxidation of graphite mold for continuous casting |
US5651411A (en) * | 1993-12-27 | 1997-07-29 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for and method of continuous casting |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636964B2 (ja) | 1994-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4274471A (en) | Process for continuous casting of metals and an apparatus therefor | |
JPH0350613B2 (ja) | ||
US3206808A (en) | Composite-ingot casting system | |
CA1220606A (en) | Refractory coating of edge-dam blocks for the purpose of preventing longitudinal bands of sinkage in the product of a continuous casting machine | |
US4665970A (en) | Method of producing a metallic member having a unidirectionally solidified structure | |
JPS61209750A (ja) | 加熱鋳型 | |
EP0153014B1 (en) | Casting apparatus and method for the horizontal casting of copper | |
JPH0255642A (ja) | ストリツプ鋼を連続的に鋳造する方法および装置 | |
CA1054334A (en) | Continuous casting mold for metals | |
JP2574471B2 (ja) | 薄肉鋳片の連続鋳造装置用冷却ドラム | |
JPH0352747A (ja) | 高融点且つ活性な金属の連続鋳造方法 | |
JPH0191948A (ja) | 鋳塊の半連続鋳造法及び鋳造装置 | |
JPH03133543A (ja) | 連続鋳造法 | |
JPH0243569B2 (ja) | ||
JPS60234740A (ja) | 鏡面を有する銅鋳塊の連続鋳造法 | |
JPH06304701A (ja) | ニッケル又はニッケル銅合金用連続鋳造水冷鋳型 | |
JPH0275445A (ja) | 連続鋳造用モールドおよび連続鋳造方法 | |
JPH04157181A (ja) | 2硼化物をコーティングした黒鉛製るつぼ又は鋳型 | |
JPS58157552A (ja) | 金属材料の連続鋳造法 | |
JPS60248833A (ja) | 一方向凝固組織を有する金属条の製造法 | |
JPH09164454A (ja) | 薄板連続鋳造装置 | |
JPH02175049A (ja) | 金属管の連続鋳造法 | |
JPH0255645A (ja) | 急冷薄帯製造用の冷却ロール | |
JPH04220140A (ja) | 丸ビレットまたはビームブランクの連続鋳造方法及びその連鋳鋳型 | |
JPH0199747A (ja) | 真空溶解―加圧連続鋳造用複合モールド |