JPS61208440A - 加熱器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、圧電素子を重量検知装置に使用し、測定した
被加熱物の重量により加熱コントロールを行う加熱器に
関するものである。

？宕ｆ央量古２１ｒ’＞ 従来、加熱器例えば電子レンジに用いられている重量検
知装置（重量センサー）としては、重量に比例して移動
する電極板と、重量に関係なく移動しない固定電極板と
の間の静電容量を検出して重量を求める機構のものが用
いられている。

しか・し、上記の構成では重量センサーを構成する部品
が多く、かつ部品の組立精度が要求されるため、作業が
繁雑となり、高価になるという欠点を有していた。　　
　　　　　゛ く　　目　　的　　〉 そこで、本発明は、構造が簡単でかつ安価であると共に
組立作業を簡易化し得、しかも強度的に強い重量検知装
置を有する加熱器の提供を目的としている。

〈実施例〉 以下、本発明を電子レンジに適用した一実施例を第１図
ないし第・７図（ｂ）により説明すると、本例における
電子レンジは、加熱室１内に小量だけ昇降自在に設けら
れたターンテーブル２と、前記加熱室１の底壁３に昇降
自在に設けられた当接体４と、前記チーフル２）、に載
置された被加熱物５の重量に応じて出力信号（電圧）を
生ずる重量検知装置６とを具え、該重量検知装置６は、
前記被加熱物５の重量により前記当接体４の中央部４ａ
に圧着される小径円板状の陽極側ジルコン酸チタン酸鉛
系磁器製圧電板７（例えば厚さ０．２ｍｎ＋、直径１３
ｍｍ）と大径の陰極側金属板８（例えば厚さ０゜２ｍｍ
、直径２０ｍｍ）とが互いに貼り合わされた圧電素子９
と、前記金属板８の外周端部８ａに当接され前記底壁３
に昇降不能に設けられた円筒状受け体１０とから構ｒ＆
されている。

また、重量測定時における仕様以上の重量物（仕様は３
ｋｇ以下）の被加熱物５のターンテーブル２の周辺部へ
の載置や、被加熱物Ｓの上方からの落下による圧電板７
の破損を防止する必要がある。

この場合、セラミックスが引張り力に弱く、圧縮力に強
いという性質を有しているので、第７図（ａ）に示すよ
うに圧電素子９の金属板８を圧電板７より上面にすると
圧電板７が破損し易くなる。

そこで、第３図（ａ）に示すように圧電素子９の圧電板
７を金属板８より上面にして圧電板７の破損を防止して
ν・る。

参考までに本願発明者の行なった実験の結果を記すと、
例えば第７図（ａ）においては当接体４上に１．４５ｋ
ｇの重量物を置いた場合、圧電板７の破損が起きたが、
第３図（ａ）においては、当接体４上に８ｋｇの重量物
を置いても破損がなかった。

そして前記受け体１０は、第６図（ａ）、（ｂ）の様に
、その中央に前記当接体４及び圧電素子９を収納するた
めの収納凹部１０ａが形成され、該収納四部１０ａに圧
電素子９が配され、該圧電素子９の上に当接体４が載置
されている。当接体４は、第５図（ａ＞、（ｂ）の様に
、中央円柱部４ａと７ランジ形当接部４ｂとからなり、
直径５＋ｎｍの円柱部４ａの下面４ｄは外径２Ｏｎ＋＋
ｎの当接部４ｂの下面４ｅより差Ｄ（０，１５ｍｍ）だ
け下位とされ、前記中央円柱部４ａの上部は加熱室１の
底壁３に形成された昇降孔３ｂに嵌合されており、その
上面４ｃは前記加熱室１の底壁３面と同一平面上に置か
れている。

また、前記受け体１０には二個の取付孔１０ｂが穿設さ
れており、前記取付ね上孔１０ｂに嵌合する取付ねじ１
１で加熱室１の底壁３に固定されている。

さらに、前記ターンテーブル２は、底壁３に対し三脚型
支持ローラ脚１２の先端に回転自在に支持されたローラ
１２ａ上に載せられることに上り回動自在に支持されて
おり、該支持ローラ脚１２はカップリング１３を介して
回転モータ１４の回転軸１５に連結されている。この場
合、周知の様に、支持ローラ脚１２が一回転するごとに
ターンテーブル２は二回転するように設定されている。

そして回転モータ１４は、前記加熱室１を包囲するよう
に前記加熱室１底壁３ａ裏面３ｃに設けられた取枠体１
６に固定されている。また前記重量検知装置６は、支持
ローラ脚１２のローラ１２ａの軌道上の加熱室１の底壁
３の裏側に配されている。

上記の構成においで、被加熱物５の重量測定は、回転し
ている支持ローラ脚１２のローラ１２ａが重量検知装置
６上に来た時に、当接体４が被加熱物５の重量に相当す
る力でローラ１２ａに押され、その力が圧電板７に加わ
り、電圧か発生することにより行なわれる。この場合、
被加熱物５の重量が支持ローラ脚１２を介して当接体４
の中央円柱部４ａに懸けられると、当接体４の中央円柱
部４ａに当接している圧電板７の中央部が押圧され、圧
電板７及び金属板８が撓み、金属板８の外周端部８ａが
当接体４方向へ近づく。同時に当接体４の当接部４ｂが
金属板８の外周端部８ａに圧着せしめられるため、圧電
板７には圧縮力のみが加わることになり、その破損は生
じない。

以上の様に、本実施例における重量検知装置６は、従来
のものに比し、部品点数が少ないので構造が簡単となり
、組立が容易である。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本考案の範囲内で修正、付加されることは勿論である
。

く効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明は、加熱室内に昇
降自在に設けられたテーブルと、前記加熱室の底壁に昇
降自在に設けられた当接体と、前記テーブル上に載置さ
れた被加熱物の重量に応して出力信号を生ずる重量検知
装置とを具え、該重量検知装置は、前記被加熱物の重量
により前記当接体の中央部に圧着される小径の圧電板と
その下側の大径の金属板とが互いに貼り合わされた圧電
素子と、前記金属板の外周端部に当接され前記底壁に昇
降不能に設けられた受け体とから構成されたことを特徴
とする加熱器に関するものである。

したがって、本発明によると、重量検知装置は圧電素子
を用いているので、従来のものに比して部品点数を滅じ
、構造が簡単となり安価であると共に組立作業を簡易化
し得る。しかも圧電素子の圧電板側に当接体が圧接する
ので、過大な荷重や衝撃力に耐え得る重量検知装置を提
供できるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明加熱器を電子レンジに適用した実施例の
縦断正面図、第２図はそのターンテーブルを除いた平面
図、第３図６）はその要部の縦断正面図、第３図（ｂ）
はその平面図、第４図（ａ）は圧電素子の正面図、ｐｔ
Ｓ４図（ｂ）はその平面図、第５図（、）は当接体の断
面図、第５図（ｂ）はその底面図、第６図（ａ）は受け
体の縦断正面図、第６図（ｂ）はその平面図、第７図（
、）は金属板を圧電板の上面に配置した場合の重量検知
装置の縦断正面図、第７図（ｂ）はその平面図である。 １：加熱室、２：テーブル、３：底壁、４：当接体、５
：被加熱物、６：重量検知装置、７：圧電板、８：金属
板、８ａ：外周端部、９：圧電素子、１０：受け体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱室内に昇降自在に設けられたテーブルと、前記加熱
   室の底壁に昇降自在に設けられた当接体と、前記テーブ
   ル上に載置された被加熱物の重量に応じて出力信号を生
   ずる重量検知装置とを具え、該重量検知装置は、前記被
   加熱物の重量により前記当接体の中央部に圧着される小
   径の圧電板とその下側の大径の金属板とが互いに貼り合
   わされた圧電素子と、前記金属板の外周端部に当接され
   前記底壁に昇降不能に設けられた受け体とから構成され
   たことを特徴とする加熱器。