JPS6120769A - プラテンのクラツチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、プラテンのクラッチ装置に関する。

発明の技術的背景及びその問題点 従来、プラテン軸の端部に回転自在に嵌合したプラテン
ギヤと、プラテン軸の端部に回り止めして嵌合した従動
輪との対向面に、互いに噛合するクラッチ歯を形成し、
モータの回転をプラテンギヤ及び従動輪を介してプラテ
ン軸に伝え、ペーパーをセットするためプラテン軸を手
動で回転させる場合には、プラテン軸の端部に回り止め
して嵌合したプラテンノブをスラスト方向へ押し込み、
この押し込み力によシブラテンギヤを従動輪から離反さ
せて両者を動力遮断状態に維持するようにしたクラッチ
装置が存する。

このよう表ものは、誤字を発見した場合、クラッチを切
り、手動によりプラテンを逆方向に回し、印字ヘッドを
コレクトリボンを介して印字訂正箇所に一致させて消字
するときにも操作するものである。このとき、プラテン
ギヤと従動輪との対向面に形成したクラッチ歯を係合す
ることＫよりプラテンのディテント作用が得られ、プラ
テンのラジアル方向の位置が定められる。しかし、クラ
ツチの断続をプラテンノブの軸方向への動作によって行
なうため、プラテンの軸方向の遊びによりプラテンが微
動し、このためにきれいに消字することができない欠点
を有している。

発明の目的 この発明はこのような点に鑑みなされたもので、クラッ
チ操作時にプラテンの軸方向への動′ｒＡ′に、阻止し
うるプラテンのクラッチ装置をうろことを目的とする。

発明の概要 この発明は、プラテンノブの外周に操作部材を外周方向
へ付勢して半径方向へ出没自在に設け、プラテンノブを
握りその把力によｐ操作部材を内方へ移動させ、この動
作によってプラテンノブ−と従動輪とのいずれか一方を
軸方向へ移動させてクラッチを切り、シたがって、プラ
テン軸を軸方向へ移動させる必要がなく、クラッチの断
続にともなうプラテンの軸方向への動きを防止しうるよ
うに構成したものである。

発明の実施例 この発明の一実施例を図面に基いて説明する。

一部しか図示しないが（１）はプラテンで、このプラテ
ン（１）の端部から突出するプラテン軸（２）の端部に
は、図示しないが伝動ギヤを介して常時モータに連結さ
れたプラテンギヤ（３）が回転自在及び軸方向へスライ
ド自在に嵌合されているとともに、従動輪（４）がネジ
（５）により固定されている。これらのプラテンギヤ（
３）と従動輪（４）との対向面には互いに噛合し合う多
数のクラッチ歯（６）が形成され、プラテンギヤ（３）
と従動輪（４）とによりクラッチ（７）が形成されてい
る。プラテンギヤ（３）はクラッチスプリング（８）に
よシ従動輪（４）側に付勢されている。また、プラテン
ノブ（９）がプラテン軸（２）の外方端に固定されてい
る。

しかして、二つの操作部材である操作釦αＯがプラテン
ノブ（９）の外周に形成した切欠α玲に嵌合されている
。これらの操作釦（ト）は回動自在のレバー（６）を有
し、これらのレバー（ロ）の内方端はプラテン軸（２）
に固定した金具（２）に回動自在に取付けられている。

また、プラテン軸（２）の中心に形成された中空部α◆
には、プラテンギヤ（３）を押圧するピン（ハ）を有す
るスライダαＱがスプリングαのによシ右方へ付勢され
てスライド自在に嵌合され、このスライダα０の右端と
レバー（２）とには変換部であるリンクα枠の両端が回
動自在に連結されている。また、プラテン軸（２）には
ピン（イ）の両端を突出させるスリット（至）とスライ
ダαＱの右端の耳部員を突出させるスリットナっとが形
成されている。

このような構成において、モータを駆動するとその回転
はプラテンギヤ（３）、従動輪（４）、プラテン軸（２
）及びプラテンノブ（９）、プラテン（１）へと伝達さ
れる。これにより、プラテン（１）に巻回されたペーパ
ー（図示せず）は一方向−・送られる。

ペーパーをセットしたｐ誤印字を発見してプラテン（１
）を逆送勺するときは、プラテンノブ（９）を握シ一方
向に回す。この把力により操作釦（ト）がレバー（２）
を回動させつつプラテンノブ（９）の内方へ移動し、こ
の動作によシリンジ（２）がスライダαｄ’を軸方向へ
スライドさせ、スライダαＱがピン（ト）をもってプラ
テンギヤ（３）ヲ押して従動輪（４）から離し、これに
よりクラッチ（７）が切れる。他方ではプラテンノブ（
９）に作用する偶力によ多プラテン軸（２）とスライダ
α６と従動輪（４）とプラテン（１）とが一体的に回転
し、ペーパーが送られる。プラテンノブ（９）から手を
離すと、スプリングα力の力によりスライダαＱとリン
ク（ト）とレバー（６）と操作釦αＱとが復帰し、クラ
ッチスプリング（８）の力によりプラテンギヤ（３）が
従動輪（４）に噛合してクラッチ（７）が継がる。

このように、クラッチ操作時にはプラテン軸（２）を押
し込むことがないので、プラテン（１）の軸方向への動
きを防止することができる。したがって、消字をする場
合においても消字すべき部分に印字ヘッドをコレクトリ
ボンを介して正確に対向させることができ、消し残しを
防ぐことができる。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、プラテンノブへ
の把力によりクラッチを切ることができ、したがって、
クラッチ操作においてプラテン軸にスラスト方向への力
が作用することがなく、したがって、プラテンの軸方向
への動キヲ防止して印字位置及び消字位置を正確に定め
ることができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示す水平断面図である。 ２・・・プラテン軸、３・・・プラテンギヤ、４・・・
従動輪、６・・・クラッチ歯、７・・・クラッチ、９・
・・プラテンノブ、１０・・・操作釦（操作部材）、１
６・・・スライダ、１８・・・リンク（変換部）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラテン軸の端部にモータに駆動されるプラテンギヤを
   回転自在に嵌合するとともに従動輪とプラテンノブとを
   回り止めして嵌合し、前記プラテンギヤと前記従動輪と
   の対向面にクラッチ歯を形成してこれらのプラテンギヤ
   と従動輪とによりクラッチを形成し、前記プラテン軸に
   軸方向へのスライド動作により前記プラテンギヤと前記
   従動輪とのいずれか一方をスライドさせて選択的にクラ
   ッチを切るスライダを設け、前記プラテンノブの外周に
   操作部材を外周方向へ付勢して半径方向に出没自在に設
   け、前記操作部材の動作を前記プラテン軸の軸心方向へ
   の推力に変換する変換部により前記操作部材と前記スラ
   イダとを連結したことを特徴とするプラテンのクラッチ
   装置。