JPS61207668A - 回転式乾燥器中での織物コンデイシヨニング方法及び器具 - Google Patents

回転式乾燥器中での織物コンデイシヨニング方法及び器具

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JPS61207668A
JPS61207668A JP61049511A JP4951186A JPS61207668A JP S61207668 A JPS61207668 A JP S61207668A JP 61049511 A JP61049511 A JP 61049511A JP 4951186 A JP4951186 A JP 4951186A JP S61207668 A JPS61207668 A JP S61207668A
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転式乾燥器中の織物のコンディショニング方
法及び器具に係る。本明細書中における「コンディショ
ニング」という用語は柔軟性及び静電気によるまとわり
つきの減少のようなある種の消費者が望む効果を洗濯し
た織物に与えることを意味している。本発明方法では、
自由流動粉末(free−flowing powde
r)の形状の織物コンディショニング剤を、回転式乾燥
器中で乾燥される前又は乾燥中に織物に直接適用する。
本発明は、コーティングしていない単純な自由流動粉末
の形状の石ケンをベースとする織物コンディショニング
剤を用いる織物のコンディショニング方法及び器具に関
する英国特許公開2136028号[(Uni 1ev
er)]明細書及びその特許請求の範囲に記載された発
明を改良したものである。
前述の英国特許公開2136028号では、洗濯用乾燥
器内の熱の作用下に粒径20〜1000Imの自由流動
粉末の形状のコンディショニング剤と共に湿った織物を
回転させることからなる織物のコンデイシヨニング方法
を特許請求の範囲としている。前記粉末は少なくとも5
5重量%の1種以上の08〜C22の飽和又は不飽和脂
肪酸の水溶性石ケンからなり、該石ケン混合物は少なく
とも5重量%のCの石ケンと、少なくとも5重け%のC
14の石ケンと、少なくとも12重量%のC16の石ケ
ンと、少なくとも20重量%のC18の石ケンからなり
、該石ケン混合物はいかなる保護被覆も持たない粉末の
形状である。
英国特許公開2136028号明細書で特定化された石
ケン混合物は優れた柔軟剤であるが、静電気によるまと
わりつきを減少させるには最適ではなかった。この特性
は少量のカチオン性物質を含有させることにより改良で
き、石ケンにジステアリルジメチルアンモニ〆ロリドを
組み合せると優れた抗静電気効果を有することが判明し
た(英国特許公開2136028号明細書の実施例23
と24を参照)。
しかしながら、最近これらのカチオン性物質は環境や安
全性の基準から攻撃を受けることが多くなってきており
、これらの物質を含有しない有効な柔軟化及び抗静電気
組成物を発見する努力がなされてきた。
今回、驚くべきことに、英国特許公開2136028号
明細書に記載した石ケン混合物とある種の非イオン性表
面活性剤との組み合せが、柔軟化及び静電気によるまと
わりつきの減少の両者に関して優れた織物コンディショ
ニング特性を有することが発見された。英国特許公開2
136028号の組成物と同様に、これらの組成物はコ
ンディショニングすべき織物に粉末の形状で適用する。
乾燥サイクル中又はそれ1;先立って、粉末又は顆粒状
の織物コンディショニング剤を織物に適用すること自体
は、英国特許公開2136028号のみではなく英国特
許公開2122657号[ユニリーバ−(Uni 1e
ver)]及び豪州特許52813/73号[エコノミ
ックスラボラトリー(Econoo+ics Labo
ratory)]からも既に公知である。英国特許公1
12122657号は本発明に使用するための好適な供
給器具を開示し、特許請求の範囲としている。
米国特許4040858号及び米国特許4096071
号[マーフィー(Hurphy)、ブロクター&ギャン
ブル(Procter & Gamble)]明細書は
ソルビタンエステルと相改変剤(石ケン又は硫酸アルキ
ル)を100:1〜1:1で含む織物柔軟化組成物を開
示している。
組成物は乾燥前に泡又は分散物として又はシェーカーか
ら散布することによってIIHに適用することができ、
又は織物と一緒に乾燥型中に置かれて8いる中空の開孔
ポリウレタンフォームスポンジ小袋中に包まれていても
よい。
英国特許公開1482782  [ブロクター&ギャン
ブル(Procter & Gan+ble)]明細書
は織物に腰(crispness)を与える織物のコン
ディショニング組成物を開示している。組成物は非イオ
ン性表面活性剤と、脂肪族アルコール、脂肪酸又は脂肪
酸の不溶性石ケン(カルシウム又はマグネシウム)のよ
うな非水溶性の腰を与えるための成分を含んでいる。
この組成物は乾燥サイクルを開始する前に織物上に顆粒
の形状で中空スポンジ、バック又はシート基体から分散
するか又は手で散布することができる。
本発明は織物のコンディショニング方法を提供し、この
方法は洗濯用乾燥器中で熱の作用下に、20〜1000
μsの範囲の粒径を有する自由流動粉末の形状のコンデ
ィショニング剤と共に湿った織物を回転させることから
なり、前記粉末は (+)  前述の英国特許公開2136028号で定義
された石ケン混合物の少なくとも80重量%と、(ii
)  平均5〜30モルの酸化エチレンでエトキシ化し
た少なくとも1種の016〜C22脂肪族アルコール5
〜20重量%とからなる。
を記で定義した組成物は回転式乾燥器中で織物に自由流
動粉末の形で適用すると、英国特許公開2136028
号の石ケン/カチオン性混合物と全く同様に非常に有効
なlI維の柔軟剤であり、又静電気によるまとわりつき
を減少させる。乾燥させる前又は乾燥サイクルの初期の
段階で織物に散布した粒子は先ず湿ったIINに付着し
、それから織物をおおうように広がる。
織物のコンディショニング剤が粉末の形状であることは
本発明の必須の特徴である。供給剤を用いず、シート基
体上に被覆又は含浸して適用する石ケンベースのコンデ
ィショニング組成物は織物に対し非常にわずかしか供給
されず、柔軟化の利点はほとんど得られないものであり
、石ケンはほとんどがシート基体上に残存したままであ
ることが判明した。これに対して本発明によれば、供給
剤を用いることな(容易にコンディショニング剤を織物
へ100%供給し得る。
粉末の粒径は供給の速度と均一性に影響する。
粒径が1000u!Rより大きいとコンディショニング
の均一性が不充分となることが判明しており、従って顆
粒とみなすのがより適当であるようなこの大きさ以上の
粒径を持つ粉末は本発明の範囲外である。粉末の粒径が
小さければ小さい程、乾燥器内で織物に対しより均一に
供給される。しかし、粒径が201J!Rより小さいと
呼吸の際に吸い込まれてしまうので安全性の面から望ま
しくない。好適な粒径は70〜500u!R1より好ま
しくは90〜250III11である。
本発明により使用される粉末のコンディショニング剤は
、前記の石ケン混合物を少なくとも80重量%の範囲で
、好ましくは少なくとも90重量%含んでいる。カチオ
ンは一般にアルカリ金属であり、好ましくはナトリウム
又はカリウム、アンモニウム、又はトリエタノールアミ
ンのような置換アンモニウムである。好ましくは、この
混合物はC12の石ケンを少なくとも7重量%、特に7
〜27%;014の石ケンを少なくとも6重量%、特に
6〜12%;C16の石ケンを少なくとも15重量%、
特に18〜28%;及びC18の石ケンを少なくとも2
5重量%、特に32〜54重量%含む。
本発明方法に使用する石ケン混合物は有意量の異なる4
つの鎖長を含有し、C1□〜C18の比較的広範な鎖長
の範囲のものである。
この混合物は飽和及び不飽和の石ケンの両者を含有し得
る。有利には、混合物はC18の不飽和石ケンを少なく
とも15重覆%、好ましくは少なくとも20重量%、特
に22〜38重量%含有するものである。
獣脂石ケンとココナツツ石ケンのような限定された鎖長
範囲を有する石ケン混合物と同様に単一鎖長の石ケンは
若干の織物柔軟化効果を示す。しかしながら、これらの
石ケンは全て、カチオン性の織物コンディショナー及び
拡散剤を担持する市販の含浸シートより効果が劣る柔軟
剤である。しかしながら、英国特許公開2136028
号に記載されたように、獣脂ココナツツ石ケンを混合す
ることにより得られる、より広くバランスのよい鎖長範
囲を有する混合物は非常に有効な柔軟化作用を与えるも
のであり、負荷織物当り3gの用量で、含浸シート型の
製品より優れてはいないにしても同等の柔軟化が得られ
ることが判明している。これらの混合物は45〜85重
量%の獣脂石ケンを含み、残りがココナツツ石ケンであ
ると有利である。
化粧用棒石ケンや織物洗濯用のフレークの石ケンに使用
されるココナツツ石ケンと獣脂石ケンの市販の混合物は
優れた柔軟化性能を提供することが発見された。このよ
うな混合物は脂肪含有量が過多であることがあり、即ち
、約10ffi 1%までの遊離脂肪酸を含有している
。これは柔軟化性能という点では有害ではないようであ
るが、石ケンを自由流動粉末に粉砕するのをより困難に
するものである。
獣脂及びココナツツの石ケンの混合物と共にいくつかの
典型的な混合物の鎖長分布を表に示す。
外 口 本発明に用いる粉末状の織物コンディショニング剤は少
量の、即ち20%を超えない、特定の非イオン性表面活
性剤、CI6〜C22の脂肪アルコール5〜30EOエ
トキシレートも含有する。これらの物質はそれ自身それ
程の柔軟化特性は有しておらず、そのためにコンディシ
ョニング組成物中でそれらを高い割合で使用することは
望ましくないが、5〜20重量%、好ましくは5〜10
重量%の少量で使用すると織物コンディショニング組成
物の抗静電気特性が非常に増強される。
加工上の理由から、約20℃以上の融点を持つ非イオン
性表面化活性剤を使用するのが有利である。
従って、比較的長い炭化水素鎖(016以上)の物質が
好ましい。獣脂アルコールのエトキシレート、例えば9
 Eo、 18EO及び25EOエトキシレートは全て
本発明に有用であり、これらは各々約33℃、37℃及
び44℃の融点を有している。材料25EOは自由流動
性の憤霧冷却粉末として利用し得、加工がし易く特に好
ましい。獣脂アルコールはほとんどC18のアルコール
からなる。石油化学的に得たC16〜C190xOアル
コールを(平均)1モル当り 7〜20酸化エチレン類
と混合したものも本発明での使用に成功した。
本発明により使用する粉末状の織物コンディショニング
剤は、例えば石グンとアルコールエトキシレートとを一
緒にスラリーにし、スラリーを乾燥させ、粉砕して所望
の粒径の範囲にふるい分けすることにより製造し得る。
又、非イオン性表面活性剤がそれ自体自由流動粉末であ
れば、成分を別々に粉砕し、ふるい分けしてから乾燥混
合してもよい。その他の加工の可能性は当業者により容
易に理解されよう。
組成物は主として既述の2つの主要成分からなるが、織
物コンディショニング効果全体を増強するだめに、例え
ば腰、香り又はアイロンのかけやすさ等の特性を付与す
るために又は粉末特性を改善するために選択した少量の
他の物質も含んでいでもよい。含有する任意の香料は好
ましくは織物直接性(fabric−substant
ive)のものであり、カプセル化することにより保護
すると有利である。
織物負荷当りの粉末コンディショニング剤の使用固はも
ちろん織物負荷と機械の大きさとの両者に依存する。英
国又は欧州の家庭用の回転式乾燥器での使用には、1.
5〜12g、好ましくは2.5〜10g、特に好ましく
は2.5〜7gの量が最適であることが判明した。
粉末のコンディショニング剤は、乾燥器のスイッチを入
れる前に回転式乾燥器の中の織物に手で単に分散させて
もよいが、好ましい実施態様では粉末コンディショニン
グ剤を供給器具中に含有させて、実際の乾燥工程中に織
物上に散布する。
供給器具は乾燥器の内表面で、ドアのような静止表面、
又は好ましくはドラム壁のような動く表面に固定しても
よい。しかしながら、より好ましくは、供給器具は乾燥
器内で固定されておらず、乾燥が進むにつれて織物の間
を自由に移動するようにする。
供給器具を用いると、一度にというよりむしろ徐々に乾
燥サイクルの初期の段階で織物上にコンディショニング
剤を分散し得る。粉末が付着するのに十分な程度織物が
湿っている間に粉末を全て織物上に供給するべきである
。従って、粉末を供給するべき時間の終結は、織物負荷
及びその当初の水分含量、及び回転式乾燥国自体に依存
する。
英国又は欧州の回転式乾燥器では、少なくとも2.5分
以上で、20分、好ましくは10分を超えない時間で粉
末を供給すると好ましいことが判明した。
上手く供給するためには、コンディショニング剤は供給
器具内にある間微細粉末のままでなければならないこと
は明らかである。そして粉末が織物上に沈澱したときに
後から流体の形に変換しなければならない。この点に関
して、本発明により使用する石ケンベースの粉末状コン
ディショニング剤は優れた性質を有していることが判明
した。
供給器具を使用して、特に−回の使用に対する正確な量
のコンディショニング剤を含有している使い捨ての一回
用量型にすると、コンディショニング剤の量をより正確
に調整することができる。
このような供給器具は、粉末を徐々にそして均一に供給
するような大きさの開口部を有する小さな容器の形状と
し得る。
従って、本発明は第2の形態として回転式乾燥器中の織
物をコンディショニングするための物品を提供し、この
物品は、最大の大きさが2,5#をィショニング剤を1
.5〜12g含有する容器からなる。
容器は適当な@ (1,5〜129、好ましくは2.5
〜1og)のコンディショニング剤を含有することがで
き、それを適当な速度で供給することができるような大
きさである、余り小さすぎてはならず、小さすぎると繊
維の間に捕えられてしまう。
容器の穴の大きさは、粉末状のコンディショニング剤を
制御下に供給し得るようにその粒径に適合していると有
利である。例えば、粒径が70〜500gの好ましい範
囲にあれば、容器は2000/J!Il!以上の開口部
を実質的に持たないのが有利であり、より好ましくは1
0007151以上の開口を実質的に持たないものであ
る。使用する粉末の最大粒径にほぼ等しい大きさの穴を
有する容器を使用すると、特に均一のコンディショニン
グが得られる。しかしなバら 艙tLまn1ぜ防働大の
条件下で5婆して犬きな粒子を形成する傾向を示すこと
があり、この場合には、開口部は凝集体に適応するよう
充分に大きくなければならない。
本発明の好ましい実施態様では、容器は、粉末を透過さ
せうる開口部をその表面の上部又は全体に有する柔軟な
シート材料から成る1回分量用の袋(SaChet)で
ある。好適な材料は、紙、不織布。
プラスチックフィルム及びそれらの積層体を包含する。
所望であれば、1つ以上の1回分量用の袋の壁を全表面
に均一に開口部を持つ材料で構成してもよい。この型の
非常に適した材料の例はティーバッグやコーヒーバッグ
を作・るのに使用される紙である。これは250/ff
i未満の粒径の粉末を供給するのに適していることが判
明した。
あるいは実質的に非多孔性材料を用い、所望の大きさ及
び配列の穴やスリットを所望の数だけ具備するものとし
てもよい。この第2の可能性は、例えば2000μsの
比較的大きな開口部が必要なとぎに好ましい。この型の
1回分量用の袋の使用は英国特許公!1u214982
5 号[1二’) −1< −(UNILEVER) 
]明細書及び特許請求の範囲に記載されている。
1回分量用の袋又は他の容器には粉末のコンディショニ
ング剤を透過しない取りはすしのできる外側のカバーを
設けるのが好ましい。このカバーは全ての開口を覆い、
開口を有する領域で容器を緊密に接触して、粉末が事前
に出てしまうのを防止する。この外側のカバーは回転式
乾燥器中に容器を置く直前に利用者がとりはずす。
有利には1回分量用の袋又は他の容器を、回転式乾燥器
用としては、より大きな粉末透過性の容器内に入れるこ
ともできる。この配置は、乾燥サイクルの初期に、小さ
い方の容器が湿った織物や水滴に直接接触することを防
ぐことを意図するものであり、このような接触はべたつ
きを生じさせ得るものである。外側の容器を使用するこ
とは、コンディショナーが局所的に多く散布され、それ
によりじみや汚れを引起すことを減少させることにも有
用である。さらに外側の容器によって付加的な大きさが
与えられるので、内側の容器は小さくても織物内に捕え
られることはない。
外側容器は、例えば、その中に小さい内側の容器が好ま
しくはむしろ陰ったりとフィツトする1回分量用の袋又
はバッグとし得る。ゆったりとフィツトしていると、内
側容器内の粉末の固りが湿った織物又は水滴と直接接触
する機会が減るので好ましい。外側容器は再使用可能な
ものとし、使い捨ての内側容器を再充填し得るようにす
ると有利である。例えば、外側容器は引き紐、柔軟な圧
着ボタン、ジップ−ファスナーなどで閉め得るものでよ
い、外側のバッグは例えば適当な開口織り【口nen−
veave1のm物材組で作られていてもよく−又は前
述の内側容器の1回分量用袋の実施態様と同じ材料及び
構造であってもよい。
本発明の非常に好ましい実ms様では、英国特許公開2
122657号[ユニリーバ−(Uni 1ever)
 ]の明細書及び特許請求の範囲に記載された器具を使
用して回転式乾燥中に粉末状の石ケンベースの織物コン
ディショニング剤を分散させる。この器具では、粉末状
の織物コンディショニング剤が粉末状の前記組成物を透
過させ得る材料からなる第一容器内に入れであるもので
あって、この第一容器は粉末の形状の前記組成物を出す
ための開口を有する第二容器内にあり、第二容器は実質
的に形状保持性であって乾燥器内でIIAHの間を容易
に移動し得る形状である。
外側容器は実質的に形状保持性であるが、完全に剛性の
ものである必要はない。しかし回転している織物の間を
動くにつれ、織物により顕著に変形するものであっては
ならない。さらに、容器はある程度エネルギー吸収性で
、ドラムと衝突するときの騒音が過剰ではないように吸
音性でなければならず、従って容器の壁はある程度柔軟
なものであることが望ましい。
外側容器の形状と大きさは、乾燥器の動きの下に負荷織
物の間を自由に動き、できるだけ均一にその内容物を供
給できるようなものでなければならない。外側表面はで
きるだけ滑かな輪郭とし、織物に捕えられる突出部や鋭
い縁がないものとする。原則として、隣接する面の間の
角度が余り地位されすぎなければどんな形状も適してい
る。全ての縁及び角を丸くすると有利である。主な軸の
比(長軸対短軸)は好ましくは5:1を超えないもので
あり、有利には2:1以下であり、はぼ1:1の比が特
に好ましい。
理想的な形状は球状又は実質的に球状であるものである
が、回転楕円体、楕円体、円柱状及び切頭円錐形状も又
非常に有利である。他の有効な形状として立方体、六角
柱、及び大きい方の面で接した2個の切頭円錐形状等が
あるが、その伯の可能な形状は当業者により容易に理解
されよう。
英国又は欧州の回転式乾燥器を使用するときには、外側
容器の最大の大きさは好ましくは少なくとも6cIRで
あることが実験的に判った。それより小さい容器は織物
の間に捕らえられてしまう傾向にある。
外側容器は任意の適当な大きさでよいが、重すぎてはな
らない。そうしなければ乾燥器を破損することになるか
らである。
もちろん、外側容器の材料は比較的耐久性のあるもので
なければならない。何故ならば、乾燥器の壁に対して何
回も衝突し、織物により圧縮されるからである。又、乾
燥器内での温度に対しても安定でなければならず、該温
度は一般には70℃を超えないが、古い機械又は維持の
仕方が悪い機械では100℃まで上昇することもある。
従って、外側容器の材料は少なくとも130℃まで、好
ましくは約170℃までの温度で安定であることが望ま
しい。
好適材料には熱可塑性及び熱硬化性樹脂、木、樹脂結合
した板紙、混凝紙及びカゼイン、天然及び合成ゴム、及
び例えばアルミニウムのような軽金属がある。板紙のよ
うな湿った織物と接触するには不適当な材料は例えばゴ
ム又はプラスチック材料又は金属箔等の被膜で保護して
もよい。他の多くの軽質で耐久性があり、熱安定性の材
料は当業者自身により容易に理解されよう。
十分に高い軟化点(好ましくは130℃以上)と耐久性
を有する熱可塑性材料は、射出、押出し又はブロー成形
のような成形技術で容易に好適な形状にできるという製
造上の利点を有する。好ましい材料にはポリスチレン、
高密度ポリエチレン及び、特にポリプロピレンがある。
ポリプロピレンの軟化点は130℃以上である。
外側容器は例えばスリットあるいは丸い穴のような開口
部を有し、そこを粉末のコンディショニング剤が通過す
る。これらは粉末状コンディショニング剤が通過する際
に障害とならないように内側容器の開口部より大きい。
好ましくは外側容器の開口部の面積合計は内側容器の開
口部の面積合計の少なくとも3倍の大きさであり、有利
には少なくとも5倍の大きさである。各開口部は、内部
容器が落ちないようなものであって、外側容器が本来の
形状と充分な耐久性を有するかぎり、できるだけ大きい
ことが望ましい。開口部の形状は、粉末の供給に関する
限り重要ではないが、外側容器の強度と柔軟性及び使用
中の騒音にはいくらか影響を与えることもある。例えば
球状のポリプロピレン容器の場合には、丸い穴よりもむ
しろ細長いスリットを使用すると、使用中の騒音が実質
的に減少するがこれは柔軟性が増加することによるもの
であると考えられる。
適宜、外側容器の表面、特に内側表面及び開口部の縁を
(本来疎水性ではないときに)ある程度疎水性にして水
滴を乾燥サイクルの初期の段階で外側表面に集め、水滴
が内部へ浸透することを防止又は減少させることができ
る。
外側容器の内部には、任意にその外側の壁からある距離
に内側容器を維持して、湿った繊維又は水滴と直接接触
しないようにするめの手段が具備されていてもよい。例
えば、内側の壁にスペーサーとして作用する突出部を設
けてもよい。又ビン又はベグのような固定手段を設置し
て内側容器を固定位置に保持してもよい。この手段は、
1回分母用袋のような柔軟な内部容器を使用した場合に
、これがくしゃくしゃになるのを防止するという利点を
有す、る。外側容器を射出成形により製造する場合には
、このようなビン又はペグはその一部分として容易に形
成することができる。スペーサーリブ又は上述の如きそ
の他の突出部もこの方法で容易に形成し得る。
前述のように、内側容器は剛性又は柔軟性のものであっ
てよいが、外側容器内で自由に動き回る場合には柔軟性
であるのが好ましい。これは騒音の理由による。しかし
ながら、前述のように固定手段を外側容器内に具備する
ときには、騒音の問題を生ずることなく所望により剛性
の内側容器を使用することができる。
有利には外側容器は再使用するのに十分な耐久性を有す
るものであり、内側容器を容易に挿入又は除去し得るよ
うな構造とする。このように、一連の内側容器と共に外
側容器を何回も使用することが可能である。さらに、特
に大きい負荷が予想されるときには2つの内側容器を同
時に使用してもよい。例えば、1つの内側容器を挿入又
は除去し得るに十分な程度に入口の1つを曲げて太き(
し得るように外側容器をデザインしてもよい。より便利
には、外側容器を容易に分離したり再び結合できる2つ
以上の部分で構成してもよい。所望に応じ、部分を蝶番
のようなもので接合して完全には分離しないようにして
もよい。閉鎖した容器の外側表面をできるだけ滑らかな
ままにし、回転式乾燥器中で使用中に間違って開くこと
のないような方法で部品を結合するべきである。好適な
方法の例としてスナップ−フィツト、ねじ止め及び内部
フックを輪ゴムで結合する方法等がある。
同じ外側容器で一連の内部容器を使用するときには、新
しいものを挿入する前に使用した内側容器を除去する必
要はなく、内側容器が例えば柔軟な1回分量用の袋の型
である場合には、空になればほとんど場所を取らない。
実際、スリットのあるポリプロピレン球内で空の袋を除
去することなく10個の1回分量用の袋を連続的に使用
できる。
外側容器が再使用でき、十分な数の内側容器が再充填用
に別々に使用できるときには、その内容物が事前に放出
されることを防ぐためにこれら内側容器に外側の包装又
はカバーを設けることが望ましいことは明らかである。
外側の包装又はカバーも、使用前の貯蔵及び操作中に粉
末コンディショニング剤を大気の湿気から保護するため
に防湿性であるのが有利である。
このような外側包装又はカバーが、粉末フンディジ」ニ
ング剤が透過し得る内側容器の全表面領域と緊密に接触
していることが必要である。この2つの間に空間が残さ
れると、この空間内に粉末が出てゆき、外側の包装又は
被膜を除去するときに失われてしまうことになる。
従って外側の包装又はカバーは、内側容器の全ての透過
性表面領域と緊密に正確に合致し得る柔軟なシート材料
であるのが好ましい。
内部容器に密着するように作られ、その後除去される任
意のフィルム又はシートが原則として好適であり、材料
は他のものの間から内側容器自体に使用する材料及び被
覆することが必要な部分に応じて他のものから選択され
る。
1回分量用の袋で比較的大きな部分が粉末透過性であり
、全体がそうであって外側被膜が必要であるようなティ
ーバッグ状の袋の場合には、外側被膜は、製品が適当な
保存有効期間を有するよう湿気や香料を道通しない比較
的耐久性のある材料であることが好ましい。それ自体又
は熱溶融性接着剤によりヒートシールし得る材料が特に
有利である。
プラスチックフィルムは好適であるが、接着が静電気的
な力による「密着フィルム(clingfilm)型(
ポリ塩化ビニリデン)の薄いフィルムは静電気防止剤を
含む粉末のコンディショニング剤には効果がない。しか
しながら、静電気的な力によらない他のプラスチックフ
ィルムは好適である。例としてはネスコフィルム(Ne
scofilm)  (商標)と称する可塑化ポリエチ
レンフィルム及びパラフィルム(Parafilm) 
(商標)と称するパラフィン−ワックス被覆した包装フ
ィルムがある。
しかしながら、好ましくは外側被膜は金属箔又は金属箔
を含むものからなり、アルミ箔は伸長せず、積層しやす
く、除去しやすく、貯蔵中に香料が損失することを防止
または減少させる耐湿性の外層となり得るので特に好ま
しい。紙の外層に箔を積層して、比較的高価な箔を非常
に薄い層として使用することが有利である。
他の複合材料にも所望の特性を結合させ得るものがある
。例えば、金属で処理した熱可塑性フィルムはく例えば
ポリエステル)水分−不透過性とヒートシール性とを便
利に組み合せることができる。紙自体は湿気に対する耐
性が不十分なために理想的ではないが、ワックス又はプ
ラスチック材料を被覆又は積層した紙は非常に好適であ
る。
例えば、1回分量用の袋は金属箔/紙又は紙/金属箔/
紙の積層で便利に形成される。ここで用いる紙という用
語には不織布も含んでいる。例えば袋の1つの側をティ
ーバッグ紙のような粉末透過性の紙又は不織布として金
属箔上に積層し、更に任意に紙の外層を有し、他方を不
透過性材料(金属箔のみ、不透過性の紙又は不織布のみ
、又は積層体)としたものである。種々の層の間の結合
は少量の熱溶融接着剤を用いるヒートシールを用いるの
が好ましい。金属箔と透過性材料の間の結合は、外側容
器に挿入して使用する直前に外側のく箔)層をはがすこ
とができるように意図的に弱くしておく。
上記の検討は、内側容器が全体的に又はほぼ全体的に外
側包装で囲まれている必要がある場合に関するものであ
る。内側容器自体が耐湿性で比較的耐久性があり、粉末
不透過性の材料からなり、比較的小さい部分に開口部を
有する場合には、その部分のみを覆えばよいことは明ら
かであり、従って外側包装又はカバーは内側容器の全体
の寸法と比べて小さく、耐久性や水分や香料の不透過性
に関する上記のような厳密な要求は必要ないであろう。
このような場合には感圧接着剤で被覆したラベル又はタ
グで十分である。これは所望であれば記述の材料のいず
れでもよいが、比較的小さい部分のラベル又はタグには
紙だけのものが適している。
この型の内側容器の例は、1つの壁のみに互いに比較的
接近して位置する少数の孔を有する例えばポリエチレン
のようなプラスチックフィルムの1回分量用の袋である
。接着剤被覆した強い紙のラベルを使用して開孔の部分
だけ覆うようにすることができる。この型の袋の問題点
はプラスチックフィルムの接着力の低さによるものであ
って、事前の輸送又は保存の間にラベルがとれてしまう
かもしれない。この問題は、プラスチックフィルムに適
当な表面処理を行うか、好ましくは、紙又は不織布を最
外層として有するプラスチックの積層体で袋全体又は孔
のある壁を作ることにより解決され得る。これも又所望
の特性を組み合せる複合材料の1つの例である。
内側容器に関してもちろん他の多(の材料や構成が可能
であるが、当業者により容易に理解されるであろう。
本発明方法及び器具によれば、安価で環境に障害を与え
ないような材料を用い、分配剤のような添加剤を使用す
る必要なしに非常に効果的な織物の柔軟化が得られるこ
とが判明した。
添附図面を参照して以下に本発明の器具について更に詳
細に記載するが、これ等は単に例示することのみを目的
とするものである。
ここで、添附の第1〜4図を参照すると、本発明方法に
適する器具1は外側容器2と、粉末の織物コンディショ
ニング剤4を含有する内側容器3とからなる。
外側容器2は直径が少なくとも6α、例えば9αの中空
のポリプロピレンの球であり、この球は外表面が滑らか
になるような形状の堅固なスナップで一体に結合された
上半球5と下半球6からなる。両方の半球は約2〜3履
の巾の平行な複数のスリット8をそれぞれ有している。
下半球6はその底から上に伸びている一体化されたビン
9を有している。
例えば4aIiX4c11の大きさの柔軟な多孔性織布
材料の1回分量用の袋である内側容器3はビン9の間に
留められており、ビン9の間に堅く留められているとき
には球2の台壁から離れているようになっている。袋3
は粒径18G〜250 声に粉砕した粉末状の織物コン
ディショニング組成物を含有している。
消費者は、当初例えば1つの球2と複数の袋3を供給さ
れる。
消費者に先ず供給される袋3を第5図に示す。
袋3の第一の壁10は粉末状織物コンディショニング組
成物4に対し不透過性の材料であり、紙の内層12に積
層したアルミ箔の外層11からなる。箔の1111は紙
の1ii12で古椿大れ補強大れるので釡堂「薄くてよ
い。袋の第二の壁13も積層体からなり、その内層14
はティーバッグやコーヒーバッグに使用するような孔の
大きさが約250JIRの多孔性の紙からなり、外層1
5はアルミ箔である。所望に応じ、もう1つの紙の層(
図示していない)を、箔1111及び15の一方又は両
方の外側に積層してもよい。
これによりさらにより薄い箔の層も使用できる。
もちろん第5図及び第6図に示す4つの層の厚さは全て
判り易くするために非常に誇張しである。
層はその縁の部分16でヒートシールにより接着されて
おり、そのために少量の熱溶融接着剤が使用されている
。紙の層12と14との間の結合は比較的強く、一方ア
ルミニウム層11及び15と紙の1112及び14との
間の結合はそれぞれ比較的弱い。何故ならばアルミニウ
ムは元来接着性が低いからである。層15の端部17は
1つの接着部分を越えており、消費者が引っばるための
つまみを形成している。
第5図に示すような袋3はアルミ箔で完全に覆われてお
り、従ってその内容物4は大気中の水分から保護され、
組成物4中にある全ての香料も又保持されることを指摘
しておく。
使用直前に、消費者は引っばるためのつまみ17を孤ん
で層15を除去し、第6図に示すように透過性のI!f
14を露出させる。層15は、1ili14を引き裂い
たりその他の眉間のシールを開いたりすることなり15
は容易に除去し得る。これは前述したように、1I11
5が袋の他の部分に比較的弱く接着しているからである
。層15は破棄し、袋3は使用し得る状態となる。層1
1と12との間の結合も比較的弱いが、引っばるための
つまみやその他の剥離開始部を具備しないので、アルミ
ニウム層11は一般に剥離しない。
その次に消費者は球2のスナップをはずし、ビン9の間
に袋を留めて、再び球を一体にスナップで止める。これ
で器具は回転式乾燥器中で使用し得る状態となる。
第7図及び第8図は、本発明方法に使用するのに適した
別の型の1回分量用の袋を示している。
袋18は、第8図ではほとんど実寸で示され、第7図で
は第5図及び第6・図に対応する拡大率で示されている
。これはポリエチレンフィルム19と紙20との積層体
からなり、フィルム19は最も内側にある。図示したよ
うに、袋18は1つの積層シートがらなり、1つの縁2
1は折ってあり、他の縁22はヒートシールで閉じであ
る。あるいは2枚のシートを使用、して4つの緑を全て
ヒートシールにより閉じることもできる。直径約2m 
(200ha+ )の穴23を袋の1つの壁にバンチし
たが、穴の数や大きさは粉末4の適当な供給速度が得ら
れるように選択した。穴23は袋の壁の比較的小さな部
分を占めるよう、比較的近接した位置に設ける。第8図
で点線で示す接着ラベル24は穴のある部分を覆ってい
る。ラベル24は袋の外壁の紙に容易に接着するが、使
用直前に消費者が容易に除去することができるものであ
る。
第9図、第10図及び第11図は、本発明方法に使用す
る外側容器の型を示している。第9図の容器25は縦横
比(長軸と短軸との比)が約1:1の六角柱の形状であ
り、樹脂結合した板紙を折って形成したものであり、比
較的大きな円形の開口部26を有している。
第10図及び第11図は射出成形したプラスチック材料
の容器27及び28を示しており、いずれも2つの切頭
円錐を接続した形状である。容器21と28の縦横比は
各々約2:1と約L5:1である。これらは内部容器を
挿入するために、一体化された小さな「蝶番」 (図示
せず)でのみ接続された上部分はスナップで一体化する
ことができる。
本発明を以下の非限定実施例により更に説明する。
実施例 実施例においては、まとわりつき試験を用いて、回転式
乾燥器中で種々の織物コンディショニング処理の静電気
防止効果を比較した。
6JX3cIRのナイロンとポリエステル織布シートの
試験片を、綿と合成繊維(ナイロン、アクリル、ポリエ
ステル)とをほぼ半々で含む混合物のきれいな洗濯物(
乾燥量12.1)に含有させた。
洗濯物当り 1009のパーシル(Persil) (
商標)自動洗濯機用洗剤を用い、リンスコンディショナ
ーは使用せず、ミール(Miele)  (商標)42
9前面型(front−leading)自動洗濯機で
洗濯物を洗った。
すすぎ、脱水の後、洗濯物を後記のように回転式回転式
に乾燥させた洗濯物から試験片を取り出し、そのまとわ
りつき時間を次のように測定した。
まとわりつき時間用の装置は、各々25cIR×10c
mで垂直に対し20°傾いた4枚のアース金属プレート
を設けた基体からなる。試験片を選択したプレート上に
置ぎ、次にE、H,T、荷電を用いてプレートに6.5
kVを荷電した。誘導された電荷により静電気的な引力
で試験片はプレートにくっつくが、電荷が漏出するにつ
れて引力が減少し、最後には試験片は自重によりプレー
トからすべり落ちる。試験片がプレートにくっついてい
てすべり落ちるまでの時間(まとわりつき時間)を測定
した。次に、異なるプレート上で測定を繰り返し、平均
のまとわりつき時間を計算した。
電荷を容易に消散させる(従って、使用中に静電気を起
すことが少ない)織物のま、とわりつき時間は短く、一
方電導特性が少ないために誘発した電荷を消散させにく
い(従って、使用中に静電気を起しやすい)織物のまと
わりつき時間はより長い。ナイロンやポリエステルのよ
うな合成繊維は後者のカテゴリーに属する。静電気防止
剤は合成繊維の表面電導特性を改善し、まとわりつき時
間を減少させることが期待される。
実施例 1 試験片を含有する、上述のような洗濯物を、種々の割合
での石ケンと獣脂アルコール25EOの混合物により回
転式乾燥器中でコンディショニングした。使用した石ケ
ン混合物は獣脂石ケン82%とココナツツ石ケン18%
とからなり、獣脂アルコール25EOは噴側冷却した粉
末形状のルチンソール(Lutensol) (商標)
 AT 25(BASF)である。粒径<300#lI
の粉末は各々の成分を別々に粉砕してふるい分けした後
に乾燥混合して製造した。前に添付の第7及び8図を参
照して記載したような、直径2J11の供給用の穴を具
備する6αX6.51のストラレン(Storalen
e)  (商標)不織布の1回分量用の袋に6gの粉末
をつめた。前に添付の第1〜4図を参照して記載したよ
うなポリプロピレンの球状の外側容器の内部に8袋を入
れた。球の直径は9c11でアッタ。フリーダ(Cre
da)  (商標)デボネア(Debonair) (
商標)回転式乾燥器の中に、洗濯して遠心脱水した織物
洗濯物と一緒に球状の容器を入れ、次に低温にセットし
て洗濯物を乾燥させた。次に試験片を取り出してまとわ
りつき時間を測定した。
結果は以下に示す。
組成(重[)    まとわりつき時間(秒)獣脂アル
コ      ポリニス 石ケン  −ル25EOナイロン チルなしく対照) 
      >598”   >say”100   
   0    >586”   >529”96.7
      3.3   562   27893.3
      6.7   45    5691.7 
     8.3   30    3190    
   10    25”    23”122回の平
均: *印のない数字は1回の結果この結果は、石ケン
ベースに比較的少量の獣脂アルコール25EOを含有さ
せるとまとわりつき時間が実質的に減少することを示し
ている。
友11−1 実施例1と同様の方法で、獣脂アルコールのエトキシ化
の程度を変化させることによる効果を検対した。エトキ
シレートは非常に粘着性があるので、18EO及び9E
Oエトキシレートを含有するコンディショニング組成物
は乾燥混合で製造することができなかった。従って全組
成物は、スラリー化、乾燥、粉砕及びふるい分けにより
製造し、18EO及び9EOエトキシレートを含有する
ものは乾燥後に凍結して粉砕操作を行いやすくした。実
施例1に記載したようにポール及び1回分量用袋からな
る器具から6gの組成物を供給した。各組成物は91.
7重量%の石ケン(60%は獣脂、40%はココナツツ
、7.5xは遊離脂肪!lりと8.311%のエトキシ
化獣脂アルコールからなる。この時に使用した回転式乾
燥器はフリーダ・リバーサー(Creda Rever
sarie) (商標)であり、高温及び低温の両方を
用いた。結果は下記の通りであった。
エトキシ 温I11定 まとわりつき時間(秒)化度 
        ナイロン ポリエステル25    
 低温   2214 25     高温   3848 これらの結果は全て1回の結果であるが、石ケンのみで
得られたもの(実施例1参照)と比較して3つの獣脂ア
ルコールエトキシレートは全て実質的にまとわりつき時
間を減少させた。18EOエトキシレートがまとわりつ
き時間を最も減少させたが、前述のように加工上の理由
から25EOエトキシレートが好ましい。
11五−ユ 獣脂アルコールのエトキシレートの代りに、種々のエト
キシ化の程度のC16〜C190xOアルコールを用い
て、実施例2の試験手順を繰り返した。
使用した石ケン混合物は実施例1のもの(獣脂82%、
ココナツツ18%)であり、石ケンとエトキシ化アルコ
ールの割合は91.1%と8.其であった。エトキシレ
ートの融点は:20E037.5℃、15E0 36℃
、12E8 29.5℃、7E024℃であった。全組
成物はスラリー化し、凍結し、粉砕し、ふるい分けする
ことにより製造した。回転式乾燥器はフリーダ・デボネ
アを低温にセットして使用した。結果は下記の通りであ
った。
まとわりつき時fit(秒) エトキシ化度   ナイロン ポリエステル7    
       Is         75これらの結
果は全て1回の結果であるが、やはり石ケンのみ(実施
例1)に比べて4つのアルコールエトキシレートは全て
まとわりつき時間を減少させることを示している。
一1−1 比較のために、米国で市販されている含浸シート製品で
あるブロクター&キャンプル(Procter &Ga
mble)のボーンス(Bounce) (商標)のま
とわりつき時間に対する効果を測定した。フリーダ・デ
ボネア及びリバーサー回転式乾燥器を低温と高温に設定
し、洗濯物当りボーシス1シートを用いて6回測定した
。まとわりつき時間は下記の通りであった。
ナイロン ポリエステル フリーダ デボネア 低温、3回の平均   >600    143クリー
ダ リパーサー 高温、2回の平均    528    128クリー
ダ リパーサー 低温、 1回        307    49Bこ
れらの時間は全て、実施例1,2及び3において本発明
により得られたものより実質的に大きいものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の器具の平面図、第2図はその立面図、
第3図は第2図の直線■−■における水平断面図、第4
図は第1図の直線TV−IVにおける垂直断面図、第5
及び6図は第1〜4図の器具の一部分く内側容器)の拡
大図、第7図は別の内側容器の拡大断面図、第8図はほ
ぼ実寸の第7図の内側容器の平面図、第9〜11図は他
の外側容器の機略図である。 1・・・・・・器具、2・・・・・・外側容器、3・・
・・・・内側容器、4・・・・・・織物コンディショニ
ング剤。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径20〜1000μmの自由流動性粉末形状の
    コンディショニング剤と共に、洗濯用乾燥器中の熱作用
    下で湿った織物を回転させることからなり、前記粉末が
    C_8〜C_2_2の飽和又は不飽和脂肪酸の石ケンの
    混合物からなり、前記石ケン混合物は少なくとも5重量
    %のC_1_2の石ケンと少なくとも5重量%のC_1
    _4の石ケンと少なくとも12重量%のC_1_6の石
    ケンと少なくとも20重量%のC_1_8の石ケンとか
    らなり、前記石ケン混合物はいかなる保護被膜も持たな
    い粉末形状である織物のコンディショニング方法であっ
    て、粉末が少なくとも80重量%の前記石ケン混合物と
    、平均5〜30モルの酸化エチレンでエトキシ化した少
    なくとも1種のC_1_6〜C_2_2脂肪族アルコー
    ル5〜20重量%とからなることを特徴とする前記方法
  2. (2)粉末の織物コンディショニング剤が前記エトキシ
    化アルコールを5〜10重量%含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)前記エトキシ化アルコールが獣脂アルコールのエ
    トキシレートであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の方法。
  4. (4)前記エトキシ化アルコールが獣脂アルコール25
    EOであることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の方法。
  5. (5)前記エトキシ化アルコールが20℃より高い融点
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
    4項のいずれかに記載の方法。
  6. (6)前記石ケン混合物が7〜27重量%のC_1_2
    の石ケンと、6〜12重量%のC_1_4の石ケンと、
    18〜28重量%のC_1_6の石ケンと、32〜54
    重量%のC_1_8の石ケンとを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載の方
    法。
  7. (7)前記石ケン混合物が22〜38重量%の不飽和C
    _1_8の石ケンを含有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第6項のいずれかに記載の方法。
  8. (8)前記石ケン混合物が45〜85重量%の獣脂石ケ
    ンと15〜55重量%のココナッツ石ケンを含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項から第7項のいず
    れかに記載の方法。
  9. (9)粉末の粒径が70〜500μmの範囲であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項のいずれ
    かに記載の方法。
  10. (10)粉末の粒径が90〜250μmの範囲であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)回転式乾燥器中で織物の間を自由に移動し得る
    供給器具から乾燥の間に粉末の織物コンディショニング
    剤が織物上に散布されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第10項のいずれかに記載の方法。
  12. (12)明細書の実施例のいずれかに実質的に記載され
    た特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  13. (13)特許請求の範囲第1項に記載の方法に使用する
    ための、最大の大きさが2.5mmを超えない複数の開
    口を有する容器からなる供給器具であって、前記容器が
    特許請求の範囲第1項から第10項のいずれかで特定化
    された粉末状の織物コンディショニング剤を1.5〜1
    2g含有していることを特徴とする前記器具。
  14. (14)前記容器が前記粉末状の織物コンディショニン
    グ剤を2.5〜10g含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第13項に記載の器具。
  15. (15)前記容器が紙、不織布、プラスチックフィルム
    又はこれらの材料の任意の2つ以上から成る積層体の1
    回分量用の袋であることを特徴とする特許請求の範囲第
    13項又は第14項に記載の器具。
  16. (16)前記容器が、前記粉末状の織物コンディショナ
    ーが出るための開口を有する第二の容器内にあり、前記
    第二の容器が実質的に形状保持性であり、乾燥器内の織
    物の間を容易に移動できるような形状であることを特徴
    とする特許請求の範囲第13項から第15項のいずれか
    に記載の器具。
  17. (17)添付の第1図から第11図のいずれかに示し、
    それを引用して実質的に明細書に記載した特許請求の範
    囲第13項に記載の器具。
  18. (18)実質的に実施例のいずれかに記載された特許請
    求の範囲第13項に記載の器具。
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JPS59168179A (ja) * 1983-03-08 1984-09-21 ユニリ−バ−・ナ−ムロ−ゼ・ベンノ−トシヤ−プ 織物をコンデイシヨニングするための方法および装置

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