JPS61205488A - 電気パルスによる生物学的細胞の融合法 - Google Patents

電気パルスによる生物学的細胞の融合法

Info

Publication number
JPS61205488A
JPS61205488A JP61045135A JP4513586A JPS61205488A JP S61205488 A JPS61205488 A JP S61205488A JP 61045135 A JP61045135 A JP 61045135A JP 4513586 A JP4513586 A JP 4513586A JP S61205488 A JPS61205488 A JP S61205488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
cell
fusion
medium
clones
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61045135A
Other languages
English (en)
Inventor
ユルゲン・トラビンスキー
ギユンター・ヒユーブナー
ボルフガング・パフハウゼン
ハンス‐ゲオルク・オピツツ
ウタ・オピツツ
アルフレート・ツエムブロート
ホルスト・デイーター・シユルンベルガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS61205488A publication Critical patent/JPS61205488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N13/00Treatment of microorganisms or enzymes with electrical or wave energy, e.g. magnetism, sonic waves
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/10Cells modified by introduction of foreign genetic material
    • C12N5/12Fused cells, e.g. hybridomas
    • C12N5/16Animal cells
    • C12N5/163Animal cells one of the fusion partners being a B or a T lymphocyte

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、細胞の接触が機械的に発生させた後、細胞の
融合を電気的に誘導する方法、およびこの方法をモノク
ローナル抗体の生産に適用することに関する。
細胞を融合することにより、性質の新しい組み合わせを
達成することができる。これは、最近において、例えば
、モノクローナル抗体の発現に導き、これらのモノクロ
ーナル抗体は薬品および生物学的基礎研究において多く
の新しい可能性を開いた。
多数の異なる型の細胞を、ポリエチレングリコールまた
は適当なビヒクルを使用する細胞の化学的1融合法によ
り、互いに融合することができるが、多くの細胞につい
て、融合の頻度は比較的低い。
融合の純粋に物理学的方法は汎用な応用可能性を提供す
る。この方法において、細胞膜を高い振幅の短時間の電
気パルスにより可逆的につぶれさす、Mの構造が混乱さ
れたこれらの場所において、膜の接触が存在する場合、
細胞融合は起こることができる。
電気融合(electrofusion)を実施するた
めに要する細胞の接触は種々の方法で発生させることが
できる。U。ジンマーマン(Zimmermann)の
報告された電気融合系[ジンマーマン(Zimmerm
ann)、U、、1982、バイオヒミカ・エト・バイ
オフィジカ・アクタ(Biochim、Biophys
、、Acta)、694.227−277]において、
細胞の接触は不均質交番電場(誘電泳動)の助けにより
達成される0次いで、融合は高い振幅の短時間の電気パ
ルスにより達成される。
ノイマン(Neumann)は、タマホコリカビ(Di
ctyostelium)c7)細胞の懸濁液へ電気パ
ルスを加えた後細胞融合を達成した[ノイ−F7 (N
eumann)、E 、、ゲリッシ(Gerisch)
、G、およびオパッ(Opatz)、ナラ−ルビラセン
シャツテン(Naturwi 5senschafte
n)67.414−415]、これらの細胞は自己凝集
性であり。
その結果、懸濁液中において、細胞融合に要求される細
胞が接触する性質をすでに有する。
他の実験において、テイシエ(Teissiさ)は3T
3−線維芽細胞の単層培養物にパルスを加えることによ
り、細胞菌叢中に細胞融合を発生させることができるこ
とを示した[テイシエ(Teissi&)、J、ら、1
982、サイエンス(Science)、Vo1、21
6.537−5381゜この場合において、細胞(単層
)の生長の挙動のため培養物中に密接な接触がすでに存
在するので、細胞を接触させるために必要な特別の手段
を必要としない。
細胞の懸濁液中に細胞の接触を発生されるための他の方
法は、ロー(L o)らにより1984年に報告された
[ロー(Lo)、M、M、S 、ら、1984、ネイチ
a、−(Nature)、V。
1.310.792−794] 、このため、人工的に
生産されたアビジン−抗原複合体を牌細胞と混合し、こ
の時抗原はリンパ球の膜上に位置する抗原特異的抗体と
付加物を形成する。抗原のアビジン側鎖(pendan
t)は、骨髄腫細胞の膜へ結合しているビオチンと結合
する。これは骨髄腫細胞とリンパ球との間の特別の接触
を発生させる。
すでに上に述べたように、誘電泳動は多数の細胞接触を
達成する1つの方法である。この方法において、融合す
べき細胞は不均質の交番する電場の助けにより凝集し、
こうして密接な膜の接触を生ずる。
しかしながら、このような細胞の凝集を達成するために
は、電流束により発生される熱を最小としなくてはなら
ない、なぜなら、熱運動およびそれに関連する混乱は細
胞の接触を乱すからである。この理由で、U、ジンマー
マン(Zimmermann)は、低いイオンの媒質、
例えば1等張マンニトール溶液中で研究している[ジン
マーマン(Zimmermann)、U、、1982、
バイオヒミカ・エト・バイオフィジカ拳アクタ(Bio
chim、Biophys、、Acta)、694,2
27−277;ジンマーマン(Z i mme rma
nn)、U 、ら、1981゜アンゲバンテ拳ヘミ−(
Angewand t eChemi e)、93.3
32−351] 。
融合の前に、細胞をこのような培地の中に移さなくては
ならない、しかしながら、このような溶液の使用は細胞
を損傷させる。その上、誘電泳動およびパルスの適用に
用いられる融合室は、その室の大きさおよび立体的配置
のために、わずかに数1000の細胞の融合を可能とす
るだけである。従来、この方法により抗体生産性ハイブ
リドーマの調製を立証することは不可能であった。
電気融合によりハイプリドーマ細胞を調製する方法を後
述する。この方法は電気融合に要求される細胞の接触は
機械的方法により発生されることを特徴とする特 このような方法は、濾過、透析または沈降であることが
できる。遠心による細胞の接触の発生はとくに好ましい
、これは緊密に詰められた細胞の沈降物を生ずる。
その後、細胞融合は電気パルスにより誘導される。
2種類の細胞間の電気融合のため、均質な電場が電気パ
ルスの開始時に少なくとも局所的に存在しなくてはなら
ないことが、文献から知られている[ジンマーマン(Z
immermann)、Uo、1982、バイオヒミカ
・エト・バイオフィジカ・アクタ(Bi ochim、
Bi o phys、、Acta)、694.227−
277]、細胞膜は電気絶縁体と見なすことができるが
、細胞の内部および外部の空間は導電性と見なすことが
できるので、細胞膜の強い極性化が電気パルスの発生す
る時間経過において起こり、その結果iti的パーフォ
レージ覆ン(electrical  perfora
tion)が起こる。このパ゛−フォレーションはそう
でなければ不均質である電場に局所的な場の歪みを生成
する。しかしながら、生物学的細胞の密な沈降物におい
て、顕著な場の歪みおよび不均質性が期待されなくては
ならない、これにより、電場の立体的構成を推定するこ
とはきわめて困難となる。これらの情況のもとで、電気
融合法を首尾よく適用して細胞の沈降物を密にできると
いうことは、驚くべきことであった。
本発明の方法の全体は、誘電泳動を省略することができ
、こうして培養基の交換を省略することができるので、
正常の細胞培養基中で実施することができる。したがっ
て、非生理学的培地、例えば、マンニトールによる細胞
の損傷、あるいは誘電泳動の交番する場による細胞の損
傷は回避することができる。
第1図は、短くかつ電気的に高い電圧パルスを発生する
ために本発明において使用する電気パルス発生器きを示
し、この発生器は高電圧装置(1)、それにより抵抗器
(3)を経て充電されるコンデンサ(2)、および手動
操作により切換え可能な水素充填サイラトロン管(4)
の形態の高速作動抗電圧スイッチから成る。
コンデンサの容量および生理学的懸濁液の抵抗に依存し
て、発生されるパルスは5勝秒〜100ル秒の半値幅お
よび3kVまでのパルスの高さを有する。電極の装置は
、互いに2mmの距離で配置された2枚の平行な大きさ
2%5mmの白金板から成っていた。記載する方法は、
モノクローナル抗体を生産するハイブリドーマ細胞の調
製するために用いた。
この目的に骨髄腫細胞およびリンパ球を互いに融合させ
る。2つの型の細胞を細胞培養基中で混合し、混合比は
1:10〜10:1が適当であることが明らかにされた
使用する細胞の適する培養基を媒質(mediUm)と
して使用することができる。
蛋白質1例えば、ウシ血清アルビミン(BSA)1オバ
ルブミンなどを融合媒質に添加することは、融合される
細胞の収率に影響を及ぼす、媒質に蛋白質すると、蛋白
質不合媒質に比較して収率が増加する。最適な蛋白質濃
度を越えると、融合収率は再び低下する。
融合媒質への0.02%〜2%のBSAの添加は適当で
あることが明らかにされた。好ましくは、0.1%のB
SAを使用溶液する。また、融合媒質へのFCS (ウ
シ胎児血清)の添加は、融合収率に影響を及ぼす、20
〜40%(V/V)を媒質に添加すると、融合収率は同
一のパルスのパラメーターにおいてこれより高いかある
いは低い濃度の使用に比較して増加する。融合媒質中の
0%〜100%のFCSの範囲を融合のために使用する
ことができる。0%〜50%のFCSの濃度はとくに適
当であることがわかった。好ましくは、10%〜30%
のFCSを添加する。
この媒質中で混合された細胞を、短い時間で高いg数に
おいて遠心する。1.5ml容のエッペンドルフ(Ep
pendorf)容器を遠心に使用t6.200Xg 
〜2200Xg17)g数、および10分〜5秒の遠心
時間は適当であることがわかった。好ましくは、細胞は
8秒間2000Xgでエッペンドルフ(Eppendo
rf)遠心機において遠心した0次いで、電極を沈降物
の中に沈め、そして電気パルスの適用により融合を発生
させた。パルスの60秒後に、電極を注意して細胞の沈
降物から取り出す、電極はできるだけ早く除去すること
が好ましい、なぜなら、細胞の接触は、融合プロセスの
完結前に、物質の撹拌のために破壊されるであろうから
である。
電極を抜出した後、細胞培養基の層を細胞の沈殿物の上
に、細胞をかきまぜないようにして、注意して適用する
。その後、細胞を1〜60分間約15℃〜38℃におい
てインキュベーションした後、再懸濁し、そして適当な
培養容器へ移す、室温(RT)において20〜40分の
インキュページ璽ンは最良の結果を与えた。
雑種クローンの生長を、数日後に、この分野において知
られている適当な選択培地中で観察することができる。
電気融合のために細胞の接触を発生させる他の方法より
すぐれた本発明による方法の利点:融合された細胞が抗
体を生産したということは、電気融合によるハイプリド
ーマの生産について従来記載された方法のいずれも、こ
れまで開示していない、1つの例外はロー(L o)ら
の研究である[e2− (Lo)、M、M、S 、ら、
1984、ネイチャー(Nature)、Vo1、31
0.792−794]、本発明による方法は抗体の生産
に導くことが立証され、抗体の生産速度はロー(LO)
らが報告する実験におけるよりも実質的に高かった。さ
らに、ロー(Lo)と比較して1本発明による方法は実
質的にいっそう簡単な方法でかつ細胞を化学的に取扱わ
ないで実施することができる0例えば、ポリエチレング
リコール(PEG)またはウィルスの助けを借りる他の
方法に比較して、細胞の損傷を起こしうる、細胞に影響
を及ぼす化学物質を使用する必要がまたない、その上、
ウィルスが遊離する危険はない。
その上、本発明による使用すると、いかなる他の方法よ
りもいっそう高い生体雑種の融合頻度が達成される。提
案するこの方法は、細胞の型を無視した、汎用の融合法
である。この方法は、いっそう簡単なかついっそう効率
的な方法を提供するとうことにおいて、モノクローナル
抗体を調製する既知の方法を豊かにする。
実」日1」 HGPRT陰性のマウスの骨髄腫細胞系統x63  A
g  8653をマウスの牌細胞と融合した。
B a l / cマウスを、用ヤツメウナギ(riv
er  lamprey)のビリデン蛋白質[ランペト
ラ・フルビアチリス(Lampetra  fluvi
atilis)(7)ビテリン]ノ腹腔内の反復注入に
より前記蛋白質に対して免疫化した。
注入毎に、各マウスに、リン酸塩緩衝化塩化す1− !
j ラム溶液(PBS)中の300%gのランペトラ・
フルピアチリス(Lampetra  fluvlat
ilis)のビテリンを与えた。最初の注入後6日に、
動物にさらに1100ILのビテリンを腹腔内に投与し
た。免疫の応答は、この第2回の投与後3日に、放射線
免疫検定法(RIA)において抗原特異的血清抗体を決
定することにより検査した。検眼かの(ret ro−
o rbt t a l)静脈叢の穿刺により血液を得
た。lOOルgのビテリンの第3回目の注入をさらに1
0日後に実施した。第3回目の抗原の注入後3〜6日に
、動物を飽和C02雰囲気中で殺し、モして肺臓を無菌
条件下に切除し、モして磨砕より個々の細胞懸濁液に粉
砕した。細胞をBSS (均衡塩溶液)で2回洗浄し1
次いで培地RP、MI1640@ (KC生物学的)培
地/10%のFe2の中に取り、モしてX63細胞と混
合した。使用したすべての細胞をRPMI 1640@
培地(KC生物学的)中でio%のRC3,30IU/
m1(7)ペニシリン、30p、gのストレプトマイシ
ン(KC生物学的)および2ミリモルのグルタミン(K
C生物学的)の存在下に37℃で5%のCO2のもとに
培養した。
骨髄腫細胞より2倍ないし20倍多いリンパ球を使用し
て、とくに高い融合収率が得られた。1骨髄腫細胞:2
リンパ球〜1骨髄腫細胞=8リンパ球の混合比は、非常
にとくに適当であることが明らかにされた。
後述する実験浴において、t、5xto’のX63細胞
および3.0XlOフの牌細胞を混合し、そしてエッペ
ンドルフ(Eppendorf)遠心機のエッペンドル
フ反応器中で2000×gにおいて8秒間遠心した。上
澄み掖を完全に除去し、そして第1図の電極装置を細胞
の沈殿物の中に挿入した。
示す4実験の各々において、2パルスを細胞に60秒の
間隔で適用した。対照バッチは実験バッチと同様に処理
したが、パルスを適用しなかった。
最後のパルス後30秒に、電極を細胞沈降物から注意し
て除去し、そして細胞を1mlのRPM11640@+
lO%のFe2で覆った。室温で60分間インキュベー
ジ、ンした後、沈降物を注意した再懸濁させ、そして細
胞をtxto・細胞/ m lに希釈し、そして培養板
[コスタ−(C。
5tar)] に接種した。
X63ハイブリドーマ細胞をHAT選択培地中で選択し
た。この目的に、5トモルの7ミノプテリン、100ト
モルのハイポキサンチンおよび40pモルのチミジン[
すべてはフロー拳ラボラトリーズ(Floe  Lab
、)から入手可能]を正常RPMI 1640@培地(
10%のFe2)に添加した。
ム 振幅  パルス クローン 融合No、  KV/am  の数  の数2゜5  
 2   233 3゜0   2   183 3.5   2    22 4.0   2    24 IL(続き) Ig陽性(%) 抗原陽性(%) 0       0(対照バッチ) 測定せず     測定せず 測定せず     測定せず パルスの半値幅はすべての場合において30IL秒であ
った。
生産されたクローンの培養物からの上澄み液を、再クロ
ーニング後に、RIAにおいて免疫グロブリンについて
試験した。
抗体を培地中に分泌した雑種クローンを、特異的放射線
免疫検定法(RI A)において抗体特異性について試
験した。
RIAは使捨て容器(FLOW  M  17451)
内で次の方法に従い実施した: −容器の丸底を1.007z Iのランペトラ番フルビ
アチリス(Lampetra  fluviati 1
 i S) ry)ビテリン(1mg/m1、PBS中
)で4℃で24時間被覆する。
一容器をリン酸塩緩衝化塩化ナトリウム溶液(PBS)
+3%のBSAで3回洗浄する。
−室温においてPBS、3%のBSAとともに2時間イ
ンキュベーションする。
−PBS、0゜3%のBSAで3回洗浄する。
一試験すべき培養物の上澄み液の1001Llを室温で
2時間添加する。
一容器をPBS(0,3%のBSA)で3回洗浄する。
一1oOILlc7)”’I標識抗マウス免疫グロブリ
ン(120,000cpm、ヤギ抗マウスエg、100
ILCi/mlのNEX  159、NENに相当する
)を室温で2時間添加する。
−容器をPBSで5回洗浄する。
一γ−カウンター(LKB  1270)で活性を測定
する。
抗原特異性生産性を有するクローンのうちで、最大の数
の抗体を培地中に分泌する22クローンをさらに培養し
た。生体外の10継代培養後、これらの細胞をBa1b
/cマウスの腹腔内に注入して腹水症を発生させた。こ
のマウスの継代培養後に、クローンのうち13のクロー
ンは免疫プロプリンの生産を停止していたか、あるいは
抗体の量は無視しうるほどに少なかった。
残りの9のクローンを、それらの染色体の数について、
およびまたそれらにより生産された抗ビテリン蛋白質抗
体のクラス(class)について検査した。
染色体の数は、すべての場合において、融合しない細胞
について期待されるものよりも大きい。
Igのクラスの決定は、特異的抗血清を使用するオウチ
ターロニイ(Ouchterlony)免疫拡散試験に
より実施した。
表2が示すように、2つのクローンはクラス■gMの抗
体を生産し、そして7つのクローンはIgG1抗体を生
産した。
友ヱ クローンの番号 Igのクラス 染色体の数7    
  Gl      79 8     M      78 9      G1     76 11      G1     88 18      Gl      6419     
 M       7420      G1    
 76 21      Gl      測定せず22   
   Gl      94X63  融合せず   
     46マウスのリンパ球        40
支電1」 マウス ヒト ヘーロハ ブリ′−マ ヘテ0ハイブリドーマ(heterohybridom
as)を生産するために・、ネズミの骨髄腫系統X63
  Ag  8653をヒト抹消血管リンパ球(hPB
L)と融合した。x63細胞系統は酵素に欠乏するため
に、得られるヘテロハイブリドーマはHAT培地中で選
択することができる。
hPBLは淡黄色コート(buffy  coal)(
全血の遠心分離後に赤血球上に静止するリンハ球層)か
ら、フィコール・ハイバーク(Fico l I  H
yaque@)を使用する勾配遠心により単離し、そし
て、単離後、BSSで2回洗浄した。
細胞を10%のFe2を含むRPM116400培地中
に取り、x63細胞と2:1の牌で混合し、細胞の合計
数は1.5XIO?細胞/実験であった。この細胞混合
物をエッペンドルフ(Eppendorf)遠心機のエ
ッペンドルフ反応器中2000Xgにおいて10秒間沈
降させた。
遠心後、上澄み液の培地を完全に除去し、そして第1図
に示す電極装置を細胞沈降物中に挿入した。
各々3.5kV/cmおよび30ル秒の期間の3パルス
を60秒の間隔で適用して、細胞沈降物中で細胞融合に
導いた。
最後のパルスの適用後60秒に、電極を細胞沈殿物から
注意して除去し、そして細胞をRPM11640@培地
/10%のFe2で覆った。室温で30分のインキュベ
ーション後、細胞を再懸濁させ、そしてコスタ−板の中
に1×10・細胞/mlのRPMI+lO%のFC3+
HAT(7)最終濃度でまいた。
11日後、最初の雑種クローンが培養板の中に発現した
。14日後、合計70のクローンを選択培地において検
出することができた。
同様に増殖したリンパ球から形態学的に良好に分化した
雑種細胞は、約1000〜2000細胞のクローンの集
団に生長した。融合後20〜25日に、細胞は不規則に
発生する細胞分割を示し、そして死亡した。
酵素に欠乏する(ハイホキサンチン−ホスホリボシルト
ランスフェラーゼ陰性)ヒト骨髄腫細胞系統W I −
L 2 c l 3を電気融合およびハイブリドーマの
培養に使用できるかどうかについて試験するために、1
0’の骨髄腫細胞をBa1b/cマウスの4XlO”7
の牌細胞と融合した。このため、細胞を、−緒に沈降さ
せた後、4kV/cmの電気パルスに60秒の間隔で2
回暴露させた。第2回目のパルス後60秒に、電極を注
意して除去し、そして細胞をRPMI1640’@/1
0%のFe2で覆った。室温において1時間インキュベ
ーションした後、細胞を再懸濁させ、モして10−5細
胞70.2mlの濃度でマイクロプレート (micr
oplate)のウェル(well)の中にまいた。ウ
ェルには1日前にiosのマウス牌細胞/マイクロプレ
ートのウェルがフィーダー細胞(feeder  ce
ll)として導入されていた。ハイブリ・ドーマの培養
に使用した選択培地はRPMI1640@+lO%のF
CS+501LモルのハイポキサンチンおよびlOpモ
ルのアザセリンであった。13日後、10マイクロプレ
ートのウェル当り4クローンの比が見出された。これら
のクローンはそれ以上詳しく研究しなかった。
10?の対数期のWI−L2c13細胞および抹消血管
からの刺激されていない単核細胞[フィコール(Fic
oll)分離後]を混合した。2パルスの5kV/cm
を細胞沈殿物に適用しく1分の間隔で)次いで1mlの
培養基(RPMIIsaoe+to%んPFC3)を添
加した。1時間後、細胞をマイクロプレートのウェル(
培養容fi0.2ml/ウェル)の中にまいた。培養基
の組成は次の通りであった:RPMI1640@+ペニ
シリン(100U/ml)、ストレプトマイシン(lo
oJLg/ml)、L−グルタミン(2ミリモル)、へ
ペス(Hepes)緩衝液(4ミリモル)、2−メルカ
プトエタノール(50JLモル)および10%(V/V
)のウシ胎児血清(Fe8)ならびにハイポキサンチン
(50pモル)およびアザセリン(10ILモル)[プ
ッチン(Buttin)ら:F、メルチャーズ(Mel
chers)、M、ボッター(Potter)およびN
、ワーナー(Warnerr)、リンパ球のハイブリド
ーマ(Lymphocyte  Hybridomas
)、スプリンガー・フェルラーグ・ベルリン−ハイデル
ベルグ−ニューヨーク、1979.27−361.培養
物のインキュベーションを湿気飽和空気中で37℃およ
び7.5%のC02で実施した。
20〜26日後、マイクロプレートのウェルをクローン
の生長について検査し、そしてクローンが生長している
ウェルを培養物の上澄み液中の抗体の存在について次の
ようにしてサンドイッチのエリザ(Elisa)により
試験した:ヤギからの抗ヒトIgGまたは抗ヒ) I 
gM抗体[メダック(Medac)社、ハンブルグ]を
PBSでl:100に希釈し、マイクロエリザ(mic
r。
elisa)板[イムノロン(Immun o l 。
n)■]中で4℃において(100gl/ウェル)−夜
インキュベーシオンすることにより結合し、そして形成
的な表面を1%のオバルミン溶液で飽和した0次いで、
50IL1の細胞培養物の上澄み液またはヒト対照Ig
GまたはIgM(メダック)または培養基を添加し、4
℃で一夜インキユベーションした。
特異的結合を明らかにするために、物質を50ptの抗
と)IgGまたは抗ヒ) I gMヤギ抗体(これらの
抗体にはペルオキシダーゼが複合している)[PBS/
ツイ−y (Twe e n) 20@(2000: 
1)で1 : 200に希釈されている;メダック社]
で覆い、そして37℃で2時間インキュベーションした
すべての工程の間において、物質をPBS/ツイーン2
0@で3〜5回洗浄した。501LlのH2O2/クロ
モゲン(chromogen)溶液を添加した[1ml
のABTS溶液(2、2’−アジノージー3−エチルー
ベンゾチアゾリン−スルホン酸)当り25終lのPBS
中のH2o2の0・1%の溶液;1mg/mlのクエン
酸緩衝液、PH4]。
この反応を1501Ll c7) 0 、5%cy)N
aN3溶液で停止させ、そして吸光を405nmにおい
てマイクロエリザ読取器で測定した。
表3は、a)1つの実験においてクローンが生長したマ
イクロプレートのウェルの数、およびb)上澄み液中で
抗体が検出可能であったクローンの比率を示す。
1】 ヒ  ハ ブリ ′−マ      びウェル クロー
ンを IgM陽性の IgG陽性含むウェル 上澄み液
   の上澄み液選択培地中で生長した細胞は、融合相
手の細胞よりも顕著に大きい、核学的研究によると、こ
れらの細胞の染色体の数はリンパ球または骨髄腫細胞中
の染色体の数よりも大きいが、2つの融合相手の染色体
の合計よりも小さいことが示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、短くかつ電気的に高い電圧パルスを発生する
ために本発明において使用する電気パルス発生器きを示
し、この発生器は高電圧装置(1)、それにより抵抗器
(3)を経て充電されるコンデンサ(2)、および手動
操作により切換え可能な水素充填サイラトロン管(4)
の形態の高速作動抗電圧スイッチから成る。 l 高電圧装置 2 コンデンサ 3 抵抗器 4 サイラトロン管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電気融合の実施に要求される融合すべき細胞間の細
    胞の接触を機械的に発生させることを特徴とする電気融
    合によりハイブリドーマ細胞系統を調製する方法。 2、細胞の接触は遠心により発生させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、細胞の接触は濾過により発生させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、細胞の接触は透析により発生させることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の方法
    により調製されたことを特徴とするハイブリドーマ細胞
    系統。
JP61045135A 1985-03-02 1986-03-01 電気パルスによる生物学的細胞の融合法 Pending JPS61205488A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853507398 DE3507398A1 (de) 1985-03-02 1985-03-02 Methode zur fusionierung biologischer zellen mit hilfe elektrischer impulse
DE3507398.5 1985-03-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61205488A true JPS61205488A (ja) 1986-09-11

Family

ID=6264002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61045135A Pending JPS61205488A (ja) 1985-03-02 1986-03-01 電気パルスによる生物学的細胞の融合法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0193769A1 (ja)
JP (1) JPS61205488A (ja)
DE (1) DE3507398A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4752284A (en) * 1986-12-05 1988-06-21 Biscar Jean P Artificial gravity intracellular molecular extraction
US5007995A (en) * 1989-05-11 1991-04-16 Olympus Optical Co., Ltd. Device for electrofusion of cells
CA2178950A1 (en) * 1993-12-14 1995-06-22 Yajun Guo Tumor cell fusions and methods for use of such tumor cell fusions

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3321238C2 (de) * 1983-06-11 1985-05-02 Kernforschungsanlage Jülich GmbH, 5170 Jülich Verfahren und Vorrichtung zur Fusion von Zellen
DE3321226C2 (de) * 1983-06-11 1985-05-09 Kernforschungsanlage Jülich GmbH, 5170 Jülich Verfahren zur Fusion von Zellen

Also Published As

Publication number Publication date
EP0193769A1 (de) 1986-09-10
DE3507398A1 (de) 1986-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3392883B2 (ja) 抗体製造方法
Schreier et al. Antigen-specific T-helper cells stimulate H-2-compatible and H-2-incompatible B-cell blasts polyclonally.
Abo et al. Characterization of human granular lymphocyte subpopulations expressing HNK‐1 (Leu‐7) and Leu‐11 antigens in the blood and lymphoid tissues from fetuses, neonates and adults
Martinez-A et al. B-cell activation by helper cells is a two-step process
US4594325A (en) High fusion frequency fusible lymphoblastoid cell line
Rasmussen et al. T cell-dependent hapten-specific and polyclonal B cell responses require release of interleukin 5.
Yamauchi et al. Molecular composition of an antigen-specific, Ly-1 T suppressor inducer factor. One molecule binds antigen and is IJ-; another is I-J+, does not bind antigen, and imparts an Igh-variable region-linked restriction.
JPH05506573A (ja) HIV―1糖タンパクに反応性を有するIgG―1ヒトモノクローナル抗体およびその使用方法
Ohnishi et al. Improvement in the basic technology of electrofusion for generation of antibody-producing hybridomas
Kozbor et al. In vitro stimulated lymphocytes as a source of human hybridomas
JPS58501257A (ja) ヒト非分泌性プラスマサイトイドセルライン
Bazin et al. Increased proportion of B cell hybridomas secreting monoclonal antibodies of desired specificity in cultures containing macrophage-derived hybridoma growth factor (IL-6)
US20230295294A1 (en) Anti-tim3 single-chain antibody and use thereof in preparing medicine for treating tumor
Borrebaeck In vitro immunization for the production of antigen‐specific lymphocyte hybridomas
Ichikawa et al. In vitro immunization of human peripheral blood lymphocytes: establishment of B cell lines secreting IgM specific for cholera toxin B subunit from lymphocytes stimulated with IL-2 and IL-4
Dorfman The optimal technological approach to the development of human hybridomas
JPS61205488A (ja) 電気パルスによる生物学的細胞の融合法
EP0057107A2 (en) Method of manufacturing monoclonal antibodies and cells capable of manufacturing such antibodies
Steinitz et al. Establishment of specific antibody producing human lines by antigen preselection and EBV-transformation
Nagarkatti et al. Characterization and function of autoreactive T-lymphocyte clones isolated from normal, unprimed mice
Schmitt et al. Efficient generation of stable antibody forming hybridoma cells by electrofusion
JPS61271983A (ja) 腫瘍会合抗原に対するヒト脾細胞の生体外免疫処置法
Jahn et al. Establishment of human Ig producing heterohybridomas by fusion of mouse myeloma cells with human lymphocytes derived from peripheral blood, bone marrow, spleen, lymph node, and synovial fluid: Effect of polyclonal prestimulation and cryopreservation
Gordon et al. The preparation and properties of macrophage-L cell hybrids
US20230322940A1 (en) Anti-cd44 single-chain antibody and use thereof in preparing drug for treating tumor