JPS61205295A - アンヒドロホスホノヌクレオシドおよびその製造法 - Google Patents

アンヒドロホスホノヌクレオシドおよびその製造法

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JPS61205295A
JPS61205295A JP4582785A JP4582785A JPS61205295A JP S61205295 A JPS61205295 A JP S61205295A JP 4582785 A JP4582785 A JP 4582785A JP 4582785 A JP4582785 A JP 4582785A JP S61205295 A JPS61205295 A JP S61205295A
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JP4582785A
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Toshio Tatsuoka
立岡 敏雄
Kayoko Imao
今尾 佳代子
Kenji Suzuki
賢治 鈴木
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 (式中RおよびR1は同一または異なって水素原子また
はアシル基を表わし R2およびR3は同一または異な
って水素原子またはアルキル基を表わす)ヲ有スる新規
化合物アジピノホスホノヌクレオシドおよびその製法に
関する。
さらに詳しく述べれば、核酸の生合成阻害剤であシ、そ
れ故、制がん剤および抗ウィルス剤として今後の発展が
期待される前記一般式(1)で表わされるアラビノホス
ホノヌクレオシドに関するものである。
〔従来の技術〕
核酸の生合成阻害剤は、数多く合成されておりプリン系
生合成阻害剤として6−メルカプトプリンが、またピリ
ミジン系生合成阻害剤としては5−フルオロウジシル等
がよく知られている。
ホスホノヌクレオシドの中では、これまでに5′−ホス
ホネートについて5′−デオキシ−5′−ホスホノウラ
シルを始めとして、数多くの化合物が合成されてきた(
A、Hol’y Tetrabsdron Lstte
rsy881頁、1967年)。しかしながら1′位に
ホスホノ基およびホスホノメチル基を有するヌクレオシ
ドについては何ら記載はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕 核酸の生合成阻害剤を見い出し、制がん剤や抗ウィルス
剤に応用するこころみは多くなされている。しかしなが
らぎリミジン生合成経路のうち、オロテートホスホリ?
シルトランスフェレース(Orotats Phosp
horiboayl Transferase)による
核酸塩基とホスホリ?シルピロホスフェート(Phos
phorlbosyl Pyrophosphate)
の縮合段階における遷移状態に対応した拮抗阻害剤に関
する研究はいまだなされていない。
本発明者は、この拮抗阻害剤としてホスホリゲシルピロ
ホスフェートの1位炭素−酸素一リン結合の酸素を炭素
にすると共に1位に核酸塩基を導入した遷移状態類似化
合物の合成を計画した。
これら生合成阻害剤は制がん剤や抗ウィルス剤のみなら
ず中枢神経作用薬や農薬、例えば殺虫剤としての用途が
期待される。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はオロテートホスホリゲシルトランスフェレース
による核酸塩基とホスホリ?シルピロホスフェートの縮
合段階における遷移状態に対応した拮抗阻害剤である新
規化合物、下記一般式(1)を有するアラビノホスホノ
ヌクレオシドおよびその製造法である。
本発明の一般式(1) (式中RおよびR1は同一または異なって水素原子また
はアシル基を表わし R2およびR5は同一またけ異な
って水素原子またはアルキル基を表わす)ヲ有スる新規
化合物アラビノホスホノヌクレオシドは以下の方法によ
シ合成できる。
この前記式(1)を有する本発明化合物は一般式(2)
O (式中R* R2およびR5は前記と同一意義を表わす
)を有する新規化合物鉱酸で処理するかまたは鉱酸で処
理したのちアシル化することによシ得られる。
この一般式(2)で表わされるアンヒドロホスホノヌク
レオシドは次に示す工程によシ容易に得られる。
即ち、D−72クトースよシ得られる式(3)を有する
既知化合物である2、3′−アンヒドロ−β−D−フラ
クト72ノシルウラシル(A、Ho1.’yらNucl
aic Ac1d Res、、 1巻、289頁、19
74年)を出発原料とした。
この化合物(3)において糖の4′および6′位の水酸
基を選択的に保護し化合物(4) (式中R4は保護基を表わす)とする。ここで用いられ
る保護基は選択的に糖の4′および6′位が保護される
ものであれば何でもよいが、ジクロルテトライソプロビ
ルジシロキサンを保護剤として用いるのがよい。
この化合物(4)を次いで酸化することによシ一般式(
5) (式中84は前記と同一意義を表わし、R5は低級アル
キル基を表わす)を有するアルデヒド等側体が得られる
。ここで用いられる酸化剤としてはジメチルスルホキシ
ドかよく、例えばジメチルスルホキシドとトリフルオロ
酢酸・ピリジン・ジシクロへキシルカル−ジイミド、ジ
メチルスルホキシトドリン酸・ジシクロへキシルカルゲ
ジイミドおよびジメチルスルホキシドと無水酢酸があげ
られる。
又反応温度は室温ないし50℃が好ましい。
この酸化反応において、生成物であるアルデヒドはハイ
ドレート体になりやすく、精製工程において用いた溶媒
、特にアルコール、と反応し前記一般式(5)で表わさ
れるアルデヒド等価体が得られる。
例えば精製にシリカグルカラムクロマトグラフィーを用
い塩化メチレン・メタノールで溶出すると基Rはメチル
基となる。
このアルデヒド等価体(5)と一般式(6)%式%)(
6) (式中Rはアルキル基を表わす)で表わされるジアルキ
ルホスファイトを塩基存在下反応さすと一般式(7) (式中R4およびR6は前記と同一意義を表わす)を有
するホスホノヌクレオシドが得られる。
ここで塩基とはトリアルキルアミン、例えばトリエチル
アミン、ジイソゾロビルエチルアミン、トリイソゾロビ
ルアミンなどや金属アルコキシド、例えばナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド
、カリウム−t−ブトキシドなどが挙げられる。又水素
化ナトリウムも好適である。・シアルキルホスファイト
の代りに例えばジベンジルホスファイトやジフェニルホ
スファイトを用いると各々基Rがペンシル基、フェニル
基である化合物が得られる。
この反応において、反応温度は0°〜55℃が好ましく
、溶媒はエーテル系またはアルコール系が最もよい。
この化合物(7)の糖部分の1′位水酸基を除去するに
はまずチオエステルとする。チオエステル化剤としては
例えば1,1′−チオカルぎニルジイミダゾールやフェ
ニルクロロチオノカル♂ネートなどの活性チオエステル
化剤が挙げられる。これらの試薬を塩基存在下又は塩基
の存在なしで塩基系、炭化水素系またはエーテル系の溶
媒中作用させることにより一般式(8) (式中84およびR6は前記と同一意義を表わし、Yは
複素環基またはアリールオキシ基を表わす)とする。用
いられる塩基としては芳香族アミンまたけトリアルキル
アミンがよく、例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジ
メチルピリソン又はジメチルアミノピリジンが好ましい
得られたチオエステル化合物(8)のチオエステル基は
、次いでラジカル還元に付すことによシ一般式(9) (式中R4およびR6は前記と同一意義を表わす)を有
するホスホノヌクレオシド(9)が得られる。ここでい
うラジカル還元とは、例えば水素化トリアルキルスズを
用いる方法がよく、水素化トリブチルスズとアゾビスイ
ソブチロニトリルを用いる方法が最適である。
また用いる溶媒は芳香族炭化水素系がよい。
この化合物(9)の脱保護は一般的に用いられている方
法でよい。例えばシリル系の保護基の場合、最も一般的
なテトラアルキルアンモニウムフロリドを用いて脱保護
はできる。又反応溶媒は本反応に関与しないものであれ
ばよい。
このようにして得られる一般式(2a)(式中86は前
記と同一意義を表わす)をアシル化すると一般式(2b
) (式中人はアシル基を表わし、R6は前記と同一意義を
表わす) で表わされるアンヒドロホスホノヌクレオシドが得られ
る。
アシル化物(2b)は一般的な手法、即ち無水酢酸、ア
セチルクロリド、プロピオニルクロリド、ブチリルクロ
リド、ベンゾイルクロリド、ベンゾ、イルプロミド、ト
ルイルクロリド、ベンゾイルシアニドまたはシンナモイ
ルクロリドなどのアシル化剤と塩基存在下または塩基の
存在なしで反応させることによシ容易に得られる。
前述の化合物(2m)および(2b)はアルコール系溶
媒中鉱酸と処理することによシおのおの対応する一般式
(1a) (式中Rは水素原子またはアシル基を表わしR6は前記
と同一意義を表わす)を有するアラビノホスホノヌクレ
オシドが得られる。鉱酸としては例えば塩酸、硫酸、硝
酸およびリン酸があげられる。
前述の化合物(9)も同様に鉱酸で処理することにヨF
)対応fるアラビノホスホノヌクレオシドニするが、酸
で処理するときに脱保護されるものもある。
得られた本発明化合物(1&)はアシル化することによ
り一般式(1b) (式中RおよびR6は前記と同一意義を表わし、Bはア
シル基を表わす)を有するアラビノホスホノヌクレオシ
ドとなる。
又化合物(1a)および(1b)をヨードトリメチルシ
シンと処理すると式(1c) υH を有する化合物が得られる。この反応において温度は室
温以下が好ましい。
この化合物(IC)はイオン交換樹脂を用いることによ
シ容易に精製することができる。
前述の一般式(2a)で表わされる化合物で基R6がメ
チル基の場合には例えばt−ブチルアミンと加熱するこ
とにより下記式 で表わされるホスホノヌクレオシドが得られる。
この化合物を用い前述の如く誘導すると、例えば式(1
d) で表わされるアラビノホスホノヌクレオシド力よ得られ
る。
次に実施例でもりて本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明がこれら実施例の範囲に限定されるものでない
ことはいうまでもない。
参考例1 2.3’−0−アンヒドロ−4’、6’−0−(1,1
,3,3−テトラインプロピルジシロキサン−1,3−
ジイル)−β−D−フラクトフラノシルウラシル2.3
’−0−アンヒドロ−β−D−フラクトフラノシルウラ
シル909ダ(3,55ミリモル)を5011Llのジ
メチルホルムアミドにとかし次いで990W19のイミ
ダゾール(14,56ミリモル)を加えた。
この溶液を一20℃に冷やし1,3−ジクロル−1,1
,3,3−テトラインプロピルジシロキサン(1,29
m7 、3.75ミリモル)を加え之、−20℃で30
分、室温で3時間攪拌したのち溶媒を留去した。残渣を
クロロホルムで稀釈し、クロロホルム層を水洗し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し1.60gの粗生成物を得た
この粗生成物をシリカダルカラムクロマトグラフィーに
付しメタノール・塩化メチレン(5:95)で溶出し標
記化合物9281n9を得た(収率53チ)。
性状:無色油状物質 IRスペクトル(フィルム、cm  ):3250,2
950゜2860.1630.1530.1475.1
’405NMRスペクトル(CDCL3.δppm) 
: 0.9−1.15 (m、28H) 。
3.82−4.01 (m、 4H) 、 4.16 
(dd、 IH,J=13.5.6.0Hz)。
4.47(dd、 IH,J−5,2、8,4Hz) 
、 5.41 (d 、 IH,J−5,2Hz ) 
、5.92 (d t I H、J = 8.1 Hz
 ) 、5.98 (d d −I H−J −9,2
、6,0Hz ) 、 7.33 (d 、 IH,J
=8.1Hz)参考例2 2.3’−0−アンヒドロ−1′−メトキシ−4’、6
’−0−(テトラインプロピルジシロキサン−1,3−
ジイル)−β−D−7ラクトフラノシルウラシル参考例
1の化合物2.12.pを42111jの無水ジメチル
スルホキシドにとかし無水ベンゼン42−1無水ぎりジ
ンQ、34m7(l当量)、トリフルオロ酢酸0.16
1117(0,5当量)およびジシクロへキシルカルゲ
ゾイミド2.63.9(3当量)を順次加え室温で一夜
放置した。
不溶物を戸別しp液に酢酸エチルを加え水で2回洗った
のち乾燥(無水硫酸マグネシウム)し濃縮した。残渣を
シリカダルカラムクロマトグラフィーに付し塩化メチレ
ン・メタノール(97:3〜90:10)で溶出し標記
化合物を2.121!(収率97チ)得た。
主生成物は以下の物性を有する。
IHス−1!クトル(KBr、m−’):1660.1
540.1470mxペクト/I/ (CDC15*δ
ppm):0.8−1.2(m、28H)。
3.50 (s 、 3H) 、 3.8−4.2(m
、4H) 、 4.3−4.6(m、IH)。
5.06(brs、IH)、5.33(d、IH,J=
6.0Hz)、5.90(d、IH,J=7.8Hz)
、7.60(d、IH,J=7.8Hz)もう一方の異
性体の物性 NM11tスペクトル(CDCt3.δppm):0.
8−1.2(m、28H) r3.50(s、3H)、
3.8−4.2(m、4H)、4.3−4.6(m、I
H)。
4.98(bra、LH)、5.43(d、IH,J=
6.0Hz、5.94(d。
IH,J=7.8Hz)、7.38(d、IH,J−7
,5Hz)参考例3 2.3’−0−アンヒドロ−1′−ジエチルホスホノ−
4’、6’−0−(テトライソピロピルジシロキサン−
1,3−ジイル)−β−D−7ラクトフラノシルウラ参
考例2の化合物264+119を20mのテトラヒドロ
7ランにとかし、27611I9のジエチルホスファイ
ト(4当量)と092811!Llのトリエチルアミン
(4当量)を加え1昼夜攪拌した。反応液を濃縮し残渣
をシリカダル(50,!i’)のカラムクロマトグラフ
ィーに付し塩化メチレン・メタノール(95:5)で溶
出し304■(収率94チ)の標記化合物を得た。
この化合物は水酸基とリンに関し2種類の異性体が存在
し、その比率は65:35であった。
主生成物の物性 UVスペクトル(エタノール、λmalnm ) :2
47(8950)、226(10300) IRスイクトル(KBr、crt!−’):1660.
1550.148ONMR7,ベクトル(cDcz、、
δppm):0.8−1.1(m、28H) 。
1.37(t、6H,J=6.9Hz)、3.9−4.
0(m、2H)、4.15−4.45(m、6H)、5
.08(dd、IH,J =12.5,7.9Hz)。
5.75(d、IH,J=5.6Hz)、5.88(d
、IH,J=7.1Hz)。
6.86(brdd、IH,J=14.4.7.9Hz
)、7.70(d、IH,J−7,1Hz) もう一方の異性体の物性 曳スペクト/l/ (CDC1,、δppm):0.8
−1.1(m、28H) 。
1.38(t、6H,J−6,9Hz)、1.75(b
r、IH)、3.90−4.05(m、2H)、4.1
5−4.45(m、6H)、5.18(d、IH。
J=12.7Hz)、5.81(d、IH,J−5,6
Hz)、5.91(d、IH。
J=7.1Hz)、7.38(d、IH,J−7,1H
z)参考例4 2.3’−0−アンヒドロ−1′−ジメチルホスホノ−
4’、6’−0−(テトライソピロピルジシロキサン−
1,3−ジイル)−β−D−フラクトフラノシルウラシ
ル 参考例2の化合物400rn9を401nlのテトラヒ
ドロフランにとかし342In9のジメチルホスファイ
ト(4当量)と0.43dのトリエチルアミン(4当量
)を加え参考例3と同様に反応した。精製はシリカグル
カラムクロマトグラフィーを用い塩化メチレン・メタノ
ール(9:1)で溶出し4181n9(収率89チ)の
標記化合物を得た。
この化合物は水酸基およびリンに関し2種類の異性体が
存在し、その比率は3:2であった。
主生成物の物性を以下に示す。
性状:無定形結晶 UVスペクトル(エタノール、λmax、nm) : 
247(8670) 、226(10100)IRスペ
クトル(KBr、crn−’) :1660 、154
0 、147ONMRスペクト/l/ (CDC13,
δppm) : 0.8−1.1 (m 、 28H)
 。
3.7−4.0(m、8H)、4.3−4.4(m、2
H)、5.17(dd、IH。
J=8.2,13.2Hz)、5.67(d、IH,J
=4.0Hz)、5.84(d、IH,J=7.8Hz
)、6.97(dd、IH,J−8,2,15,2Hz
)。
7.68(d、IH,J−7,8Hz)マス7(クトル
(rrV′z) : 563 (M”−43)もう一方
の異性体の物性 性状:無定形結晶 ■スペクトル(CDCt、、δppm):5.71(d
、IH,J −4,0Hz)、5.85(d、IH,J
=7.8Hz)、6.97(dd、LH。
J=8.2,15.2Hz)、7.43(d、IH,J
−7,8Hz)参考例5 2.3’−0−アンヒドロ−1/−0−(フェニルオキ
シチオノル?ニル) −1’−ジエチルホスホノ−4/
、67− o −(テトライソプロピルジシロキサン−
1,3−ジイル)−β−D−フラクトフラノシルウラシ
ル 参考例3の化合物500Ivを50!lllの1,2−
ジクロルエタンにとかし140■の4−ジメチルアミノ
ピリジン(1,5当量)と147■のフェニルクロロチ
オノカル−ネートを加え室温で1時間攪拌した。次に4
9rvのフェニルクロロチオノカルざネートを加え、更
に2時間室温で攪拌した。塩化メチレンで稀釈し、有機
層を2回水洗したのち乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲ
ル(20g)のカラムクロマトグラフィーに付し塩化メ
チレン・メタノール(99:1および97:3)で溶出
し5771Q(収率98チ)の標記化合物を得た。
このものはチオエステルとリンに関し2種の異性体が存
在し、その比率は65:35でありた。
主生成物の物性: 性状:無定形結晶 UVスペクトル(エタノール、nm):239(ε=1
4100)、229(ε−16200)IRスペクトル
(KBrecIn−’) :1660.1560−14
70冷電スペクト/l/ (CDC/、、、δ) :0
.90−1.12(m、28H) 。
1.34(t、3H)、1.38(t、3H)、3.9
5−4.00(m、2H)。
4.07−4.30 (m、 5H) 、 4.48−
4.55(m、 IH) 、 5.67(d。
IH)、6.11(d、IH)、6.35(d、IH)
、7.02−7.10(m。
2 H) 、7.1−7.5 (m 、3 H) 、7
.53 (d * I H)もう一方の異性体の物性: 性状:無定形結晶 出αスペクトル(CDC1,、δ):5.70(d、I
H)、6.05(d、IH)、6.38(d、IH)、
7.1−7.5(m、4H)参考例6 2.3’−0−アンヒドロ−t’−o−(イミダゾルー
1−イルチオカル−ニル)−1’−ジエチルホスホノ−
4’、6’ −0−(テトライソプロピルジシロキサン
−1,3−ジイル)−β−D−フラクトフラノシルウラ
シル 参考例3の化合物19.71n9を1,2−ジクロルエ
タンにとかし6.631#の1,1′−チオカル〆ニル
ジイミダゾールを加え室温で3時間攪拌した。濃縮後、
残渣をシリカゲルの分取薄層を用い酢酸エチルで分離す
ることによ、915.6In9(収率68チ)の標記化
合物を得た。
このものはチオエステルとリンに関し2種の異性体が存
在し、その比率は6:4であった。
主生成物の物性: 性状:無定形結晶 NMRスーeクトpv (CDCl2.δ) :0.8
5−1.13(m、28H) 。
1.28(t、3H)、1.30(t、3H)、3.7
4−3.98(m、3H)。
4.05−4.26(m、4H)、4.58(dd、I
H)、5.68(d、IH) 。
6.11(d、IH)、6.57(d、IH)、7.1
2(m、IH)、7.45(d 、 IH) 、 7.
63(m、 IH) 、 8.39(m、 IH)もう
一方の異性体の物性: 性状:無定形結晶 蘭スペクトル(CDCl2.δ) : 1.27(t 
、 3H) 、 1.36(t、3H)、3.86−4
.00(m、3H)、4.05−4.36(m、4H)
4.5z(dd、tH)、s、76(a、1a)、6.
os(a、xu)。
6.54(d、IH)、7.11(m、IH)、7.3
4(d、IH)、7.43(me IH) 、 8.2
8(m、 IH)参考例7 2.3’−0−アンヒドロ−1’−0−(フェニルオキ
シチオノカルがニル) −1’−ジメテルホスホノー4
’、6’ −0−(テトライソプロピルジシロキサン−
1,3−ジイル)−β−D−72クトフラノシルウラシ
ル参考例4で得た化合物250Mgを用い参考例5と同
様の方法で反応・精製し2861r19(収率93チ)
の標記化合物を得た。この化合物には2種類の異性体が
存在し、その比率は3:2であった。
主生成物の物性: 性状:無定形結晶 云スイクトル(エタノール、λmaxr nm ):2
37 (g−15300)、229(#−16100)
!Rスペクトル(KBr、m−’ ): 1660 、
1560 、1460〔α〕。ニー35.5°(クロロ
ホルム)マススイクトル(rn7′z) : 699 
(M+−43) 、 637もう一方の生成物の物性:
無定形結晶 参考例8 2.3’−0−アンヒドロ−1′−デオキシ−11−・
クエチルホスホノ−4’ 、 6’−0−(テトライソ
プロピルジシロキサン−1,3−ジイル)−β−D−フ
ラクトフラノンルウランル 0.671R9のアゾビスイン!チロニトリルと水素化
トリーn−ブチルスズ’1201dのベンゼンにとかし
、5分間加熱還流したのち7.3〜の参考例5の化合物
のベンゼン溶液を加え、1時間還流した。
反応液を濃縮し残渣をシリカダルの分取薄層に付し、塩
化メチレン・メタノール(95:5)で分離することに
より5.1■(収率84チ)の標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 〔α)D: −66,7°(クロロホルム)UVスペク
トル(エタノール、 nm ) : 225(g=90
40)。
247(ε=7640) IRスペクトル(KBr、m  ):1630,154
0.146ONMRス被クトル(CDCl2.δ):0
.93−1.13(m、28H)。
1.25(t、3H)、1.27(t、3H)、2.5
6(dd、IH)、2.63(dd、IH)3.85−
4.03(m、3H)、4.04−4.23(m、4H
)=4.49(dd、IH)、5.48(d、IH)、
6.09(d、IH)、7.34(d、IH) 高分解能マススペクトル(M+) 計算値:618.2555 実測値:618.2542 参考例9 2.3’−0−アンヒドロ−1′−デオキシ−1′−ツ
メチルホスホノ−4’、6’−0−(テトライソプロピ
ルジシロキサン−1,3−ソイル)−β−D−フラクト
フラノシルウラシル 参考例7の化合物286■を用いて参考例8と同様に反
応し17019(収率75チ)の標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 [α]Dニー57.3°(クロロホルム)UVスペクト
ル(エタノール、 nm ) : 248(g=783
0)、−226(ε−9000) IRスヘクトk (KBr、 z−’):1650.1
550.147ONMR、Xペクトfiv (CDCl
2.δ):0.85−1.13(m、28H) 。
2.62(dq、2H)3.73(d、3H)、3.7
6(d、3H)、3.89(dd、IH)、3.96(
dd、IH)、4.03(m、IH)、4.50rdd
、IH)、5.43(d、IH)、6.09(d、IH
)、7.39(d、IH’) マススペクトル(mHz ) : 547 (M”−4
3)参考例10 2.3” Q−アンヒドロ−1′−デオキシ−1′−ゾ
メチルホスホノーβ−D−7ラクトフラノシルウラシル 参考例9で得喪化合物706■1c窒素気流下5QmA
+のテトラヒドロフランにとがしテトラ−n−プチルア
ンモニウムフクロドのテトラヒドロ7う3/(1モル溶
液2.63m)溶液を一25℃で加え15分間攪拌した
。反応液IC7滴の水を加え分解したのち濃縮し残渣を
シリカダル(60g)のカラムクロマトダラフイーに付
し念。塩化メチレン−メタノ−k(87,5: 12.
5”t’200111114.85:15で200II
t)で溶出し393■(収率94%)の標記化合物を得
た。
性状:無定形結晶 UVスペクトル(エタノール、λroax、nm):2
49(g−7480) 224(g=9670)IRス
ヘ/ トk (KBr、csI−’ ):1660*1
630,1530,148ONMRスペクトル(CD、
00 、δppm):2.96(ddlIH*J−19
,0,16,1Hz) −3,42−3,50(m、2
B)−3,72(d。
3H,J−11,5Hり3.78(d、3H,J−11
,0H1)、4.25−4.33(m 、IH) 4.
52−4.56(d 1IH) −5,41(a −I
H) *6.07(d、IH,J=7.4Hz)、7.
98(d、lH,J−7,4Hz )マススペクトルC
m7g ) : 348 (M+) 、 331 (M
”−0H)参考fFIHx 2.3’−Q−アンヒドロ−1′−デオキシ−1′−メ
チルホスホノ−β−D−7ラクトフラノシルウラシル参
考例1参考化10123■を171のt−ブチルアミン
にとかし4時間加熱還流したのち濃縮し、残渣を水にと
かしダウエックス樹脂(Dowaz50WX4 ) ’
tl” 用いたクロマトグラフィーに付し水で溶出した
。溶出液を濃縮することにより1181R9(収率:定
量的)の標記化合物が得られた。この化合物はリン酸に
対し2つの異性体がおり、その生成比は8:3であった
主生成物の物性: 〔α)D−−23,9°(メタノール)UVスペクトル
(エタノール、λmax * nm ) : 253(
g−6660) 222(#−7440)IRx−4り
) ル(KBr、cln−’):3500+1660.
1540゜48O NMRスペクトル(CD、OD、δppm):2.73
(dd、IH。
J =18.2 、16.3Hz)、2.88(dd、
LH,J=17.3 、16.3Hz) 。
3.46 (t 、 2H,J=3.8Hz) 3.6
3 (d 、 3H,J=11.0Hz)。
4.25−4.32(m、 IH) 、 4.50−4
.53(m、 IH) 、 5.50、(!1゜IH)
 、 6.09 (d 、 IH,J=7.2Hz)7
.97 (d 、 IH、J=7.2Hz)マススペク
トル(rrv/z):299(M”−35)もう一方の
異性体の物性: NMRx−!クト/I/ (CD50D 、δppm)
:2.83(dd、IH。
J=18.7 、15.4Hz)3.48(t、 2H
,J==4.1Hz) 、 3.63(d 。
3H,J=11.5Hz)4.23−4.28(m、 
IH) 、4.46−4.49(m。
IH) 、 5.38(s 、 IH)6.03(d 
、 IH,J=7.0Hz) 、 7.68(d 、 
IH,J=7.0Hz) 参考例12 2.3’−0−アンヒドロ−4’ 、 6’ −0−ジ
アセチル−11−デオキシ−1′−ジメチルホスホノ−
β−D−7;yクト7ラノシルウラシル 0COCR。
参考例10の化合物16.2WIgを2Nの無水ピリシ
ンにとかし無水酢酸1dを加え室温で2時間攪拌した。
反応液を濃縮し、残渣を塩化メチレンで希釈し、有機層
を水洗、乾燥後濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層ク
ロマトグラフィーに付し塩化メチレン−メタノール(9
5:5)で展開分離することにより16.6WI9(収
率83%)の標記化合物を得た・ 性状:無定形結晶 参考例13 2.3’−0−アンヒドロ−4’、6’−0−ジベンゾ
イル−1′−デオキシ−1′−ジメチルホスホノ−β−
D−フラクトフラノシルウラシル 参考例10の化合物292#’t30iuのアセトニト
リルにとかし0.59−のトリエチルアミン(5mjL
)と255ηのベンゾイルシアニド(2,2幽量)を加
え1.5時間室温で攪拌した。反応液を濃縮、塩化メチ
レンで抽出した。有機層を水洗、乾燥後濃縮して得られ
九残渣をシリカダル(50Ii)を用い九カラムクロマ
トグラフィーに付し、塩化メチレン・メタノール(97
:3,100yLl)および塩化メチレン・メタノール
(95:5,100−)で溶出することにより349■
(収率75チ)の標記化合物t−得た。
性状:無定形結晶 UV、(ベクトル(エタノール、λmax * nm 
) : 230(ε−32800) IRスペクトル(KBr 、cm  ) :1720.
1660,1550゜1470.1280.1030.
72ONMRス(クトルCCDCL3.δppm) :
2.81 (dd、IH。
J−34,7、16,2Hz) 、 2.87(dd 
、 IH,J=34.3 、16.2Hz)−3,72
(d、3H,J=10.7Hz)、3.77(d、3H
,J=12.0Hz)。
4.39(dd 、 IH,J−5,8、12,3Hz
 ) 、4−47 (d d 、I HtJ=5.2 
、12.3Hz )4.77−4.83(m、 IH)
 、 5.77Cdd、IH。
J=1.3 、3.6Hz)5.83(d 、 11.
 J=1.3Hz ) 、 5.98(d 。
IH,J=7.1Hz)7.38−7.46(m、4H
)、7.48(d、IH。
J−7,1Hz) 、 7.56(m、 IM) 、 
7.63(n、IH) t 7.92(m。
2H)、8.07(m、2H) マススペクトル(%/Z) :431 (M+−125
) 、 326(M+−参考例14 2.3’−0−アンヒドロ−1′−デオキシ−1′−ジ
エチルホスホノ−β−D−フラクトフラノシルウラシル H 参考例8で得た化合物80!!v′ft:511Llの
無水テトラヒドロフランに溶かし、水冷下にn−テトラ
ブチルアンモニウムフロリドのテトラヒドロフラン(1
モル溶液0.26ゴ)溶液を加え30分攪拌した。反応
液に水t−3滴加え、濃縮したのち、残渣を分取薄層ク
ロマトグラフィーに付し塩化メチレン・メタノール(8
7,5:12.5)で展開分離し31.1■の標記化゛
合物を得た(収率64チ)性状:無定形結晶 〔α)D: −6,82°(メタノール)UVスペクト
ル(λI’EHLX r nff1 *エタノール)二
255(ε−5590) IRスヘク) ル(KBr、cIn−’):3300,
1660.1530゜148O NMRスイクトル(CDC2,、δppm):1.30
(t、3H。
J−6,6Hz)、1.34 (t 、 3H,J−6
,9Hz ) 、 2.83 (d 、 2H。
J=17.9Hz)、3.52−3.67(m、2H)
、4.05−4.18(m、5H)。
4.38(m、IH)、5.45(a、IH)、6.0
1(d、IH,J=7.8Hz)。
7.48 (d 、 I H、J−7,8Hz)高分屏
能マススペクトル 計算値: 376.1035 実測値: 376.1055 参考例15 2.3’−0−アンヒドロ−4’、6’−0−ジアセチ
ル−1′−デオキシ−1′−ジエチルホスホノ−β−D
−フラクトフラノシルウラシル COCH3 参考例14で得た化合物15.6〜t2111の無水ピ
リジンにとかし、11R1の無水酢酸を加え、窒素気流
下室温で2時間攪拌し念。反応液を@縮し、残渣を塩化
メチレンにとかし、有機層を水洗した。
乾燥後、濃縮し残渣をシリカダル分取薄層クロマトクラ
フィーニ付し塩化メチレン−メタノール(95,: 5
 )で展開し12.7■(収率66%)の標記化合物を
得た。
性状:無定形結晶 NMRスペクトル(coct、 eδppm) : 1
.28 (t 、 3H*J旗7.2Hz) 、1−3
1 (t −31e J−7,2Hz ) 、1.99
 (m 、3H) 。
2.17(a、3H)、2.62(dd、IH,J−1
6,6,18,7Hz)。
2.83(dd、IH,J−16,6,18,7Hz)
、4.00(dd+IH。
J=12.5,3.8Hz)、4.02−4.17(m
、4H)、4.26(dd。
IH,J=12.5.4.1Hz)、4.49(m、I
H)、5.38(m、IH)。
5.62(bra、IH)、6.11 (d、IH,J
=7.4Hz)、7.34(d。
IH,J−7,4Hz) 参考ガニ6 2.3’−0−アンヒドロ−4’、6’−0−少ペンゾ
イルー1′−デオキシ−1′−ジエチルホスホノ−β−
D−フラクトフラノシルウラシル 参考例14の化合物9.01119を1IILlのアセ
トニトリルにとかし、3滴のトリエチルアミンと7.3
■のベンゾイルシアニド(2,2当量)を加え室温で1
.5時間攪拌した。更に3.651!1gのベンゾイル
シアニドを加え1.5時間攪拌した。反応液を塩化メチ
レンで希釈し、2回水洗し乾燥した。濃縮後の残渣をシ
リカグル分取薄層クロマトグラフィーに付し塩化メチレ
ン−メタノール(95,: 5 )で展開し11.91
nIi(収率85%)の標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 NMRスペクトル(CDCl2.δppm) :1.2
7 、1.30(t 。
各3H,J=7.4Hz ) 、 2.70(dd 、
 IH,J−16,3、18,4Hz)。
2゜85(dd、IH,J=16.3,18.4Hz)
、4.02−4.18(m。
4H)、4.35−4.50(m、2H)、4.79(
m、IH)、5.78(m、IH)、5.84(brs
、IH)、6.05(d、IH,J=7.7Hz)。
7.33(d 、 IH,J=7.7Hz)、 7.4
0−7.68(m、 6H) 。
7.90−8.12(m、4H) 参考例17 2.3’−0−アンヒドロ−1′−デオキシ−1′−ホ
スホノ−β−D−フラクトフラノシルウラシル200■
の参考例8の化合物を窒素気流下20m1の塩化メチレ
ンにとがし、647169(10当量)のトリメチルシ
リル沃素を0℃で加え、30分間攪拌し念。反応液に水
を加え濃縮しメタノールにとかした。この溶液をイオン
交換樹脂(Dowex50Wx4 )に通し、水で溶出
した。溶出液を濃縮し、次いでイオン交換樹脂(Dow
ex50WX 4 )に通し、水で溶出した。溶出液t
−111縮し、次いでイオン交換樹脂(DovsxlX
2)t−用い精製した。溶出は0.05N塩酸を用い、
溶出液を濃縮し86.2〜(収率83%)の標記化合物
を得た。
性状:無定形結晶 〔α)Dニー6.510(メタノール)UVスペクトル
(エタノール、λmax r nm) : 253(ε
−6720)、223(ε−6730)IRスペクトk
 (KBr、cm−’):3500J1660,148
0゜NMRスペクトル(CD3001δppm):2.
76(dd、IH。
J−18,3,15,6Hz)、3.10(dd、IH
,J−18,3,15,6Hz)。
3.47(dd、]H,J=12.4,3.0Hz)、
3.56(dd、IH。
J−12−4,3,0Hz)+4.37−4.41(m
、lH)、4.61(d、IH。
J=1.1Hz)、5.64(s、IH)、6.43(
d、IH,J−7,3Hz)8.33cd、IH,J−
7,3Hz)実施例1 1′−デオキシ−1′−ジメチルホスホノ−β−D−7
ラクトフラノシルウラシル H 参考例10の化合物146+119を10111Qエタ
ノールにとかし20−の3N塩酸を加え室温で4日間攪
拌した。反応液を濃縮し、残渣をシリカダルの分取薄層
クロマトグラフィーに付し塩化メチレン・メタノール(
85:15)で分離し1171n9(収率76%)の標
記化合物を得た。
性状:無定形結晶 〔α)D:+18.1°(クロロホルム)UVスペクト
ル(エタノール、nm):263(ε−10400)I
Rスペクトk (KBr 、cm−’ ) :3400
 、1690 、146ONMRスペクトル(CDsO
D rδppm):2.97(dd、IH。
J = 19.4.15.7 Hz ) 、3.2−3
.4 (m 、I H) 13.66 (d t 3H
−J=11.1Hz)、3.70(d、3H,J−11
,3Hz)、3.72(d。
2HIJ=4.3Hz ) 、4.08 (d 、IH
−J−0,8Hz ) e 4.27(dt+IH,J
−0,8,4,3Hz)、4.35(g、IH)、5.
60(d。
IH,J=8.4Hz)、8.03(d、IH,J=8
.4Hz)マススペクトル(rrV/z) :256(
M+−110)実施例2 1′−デオキシ−1′−メチルホスホノ−β−〇−フラ
クトフラノシルウラシル 参考例11の化合物5〜を用いて実施例1と同様に反応
させて5.31R9(定量的)の標記化合物を得九。
性状:無定形結晶 IRスペクトル(KBr、cm  ):3400,15
70,142ONMRス4クトル(CD、OD 、δp
pm):2.51 (dd、IH。
J=17.0.16.2Hz’)、2.95(dd、I
H,J−17,0,16,2Hz)。
3.52(d*3HeJ−10,51(z)、3−55
−3.85(m、2H)。
4.08(d、IH,J=2.2Hz)、4.27−4
.33(m、IH)、4.41(s、IH’)、5.6
0(d、IH,J−8,4Hz)、8.12(d、IH
J=8.4Hz) マススペクトル(rV/z)’: 335(M”−17
)実施例3 1′−デオキシ−1′−ジメチルホスホノ−4’、6’
−0−ジベンゾイル−β−D−フラクトフラノシルウラ
シル 参考例13の化合物339■を2311tlのエタノー
ルにとかし23mの2N塩酸を加え室温で1夜攪拌した
。反応液を濃縮し、残渣をシリカゲル(50g)のカラ
ムクロマトグラフィーに付し塩化メチレン・メタノール
(95:5)で溶出することにより348Wv(定量的
)の標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 〔α)D:+12.9°(クロロホルム)uv、r、ベ
クトル(エタ/−A/、 nm):261(a=119
00)。
230(ε−27500) 。
IRスペクトル(KBr 、3−’ ) :3300 
、1720 、1460 。
1400.1280,11l1 00Nスペクトル(CDCA、 、δppm):2.6
4(dd、IH。
J=19.5,16.2Hz)、3.31(dd、IH
,J−17,5,16,2Hz)。
3.65(d、3H,J=10.9Hz)、3.66(
d、3H,J=10.9Hz)。
4.63−4.78(m、3H)、4.80−4.93
(m、2)L)、5.41(d。
1)1.J−0,7Hz)、5.67(d、IH,J=
7.6Hz)、7.39−7.51(m、4H)、7.
52−7.63(m、2H)、7.92(d、IH。
J−7,6Hz ) 、 7.97−8.10(m、4
H) 、 9.83(brj、 IH)マススペクトル
(ns/z) : 462(M −112) 、444
 。
430.326 実施例4 1′−デオキシ−17−シメチルホスホノー3/、、a
/、6/−〇−トリアセチルーβ−〇−フラクトフラノ
シルウラシル u、cco。
実施例1の化合物7.39Q11/のピリジンにとかし
、0.5mの無水酢酸を加え室温で3時間攪拌した。反
応液を濃縮し、残渣に塩化メチレンを加え2回水洗した
。有機層を乾燥後、濃縮し得られ九残渣をシリカゲルの
分取薄層クロマトグラフィーに付し塩化メチレン・メタ
ノール(95:5)で溶出した。溶出液を濃縮すること
により8.611v(収率87%)の標記化合物を得た
性状二油状物質 〔α)D:+9.61°(クロロホルム)UVスペクト
ル(エタノール+ nm ) : 263(’−104
00)IRスペクトル(CHCL3.画 ):1750
,170ONMRスペクトk (CDCL、 lδpp
m) : 2.01 、2.08 、2.17(各s 
、 3H) = 2.61 (dd 、 IH,J口1
5.8)、3.26(dd。
IH,J=15.8,17.8Hz)、3.70(d、
3H,J−12−6)−3,72(d、3H,J=12
.6Hz)、4.22(dd、IH,J=11.7゜5
.6Hz)、4.37−4.42(m、IH)、4.5
3(dd、IH,J=11.7゜4.6Hz)、5.0
1(d、IH,J=2.6Hz)、5.61(s、IH
)。
5.73(d 、 IH,J=8.3Hz ) 、 7
.79(d 、 IH,J=8.3Hz)。
8.55(bra  IH) マススペクトル(rrV/z):381 (M+−11
1)実施例5 11−デオキシ−1′−ジメチルホスホノ−β−D−フ
ラクトフラノシルウラシル 実施例3の化合物57.4■を2.51111のメタノ
ールにとかし2.5111の0.1そルナトリウムメト
キシド−メタノールを加え室温で16時間攪拌した。
反応液にイオン交換樹脂(Dowex50WX4 )を
加え、弱酸性にしたのち戸別した。F液を減圧濃縮し2
9.3〜(収率80チ)の標記化合物を得た。
この化合物の物性は実施例1の化合物と同じである。
実施例6 1′−デオキシ−1′−ホスホノ−β−D−フラクトフ
ラノシルウラシル 実施例4の化合物112f1gt20x/の塩化メチレ
ンにとかし一30℃で65滴のトリメチルシ・リルヨウ
素を加え2時間攪拌した。反応液に水を加え、濃縮し残
渣を少量の水にとかしイオン交換樹脂(DovexlX
2)のカラムを用い水および0.I N塩酸で溶出した
溶出液を濃縮し、残渣を無水メタノールにとかし4倍モ
ルの炭酸カリウムを加え水冷下1時間攪拌し念。
このメタノール溶液をイオン交換11i 脂(Dow@
z50WX4)を用い中和し、炉別した。F液を濃縮す
ると44゜8ダ(収率60ts)の標記化合物が得られ
た。
性状:無定形結晶 NMRスペクトル(CD30D 、δppm) : 2
.92(dd 、 IH。
J−15,6、18,5Hz ) 、 3.10−3.
20(m、 IH) 、 3.78(m。
2H) 、 4.11−4.15(m、 IH) 、 
4.30−4.35(m、 11) 。
4.41 (s、IH)、5.62(d、1)1.J=
8.4Hz)、8.09(d。
IH,J=8.4Hz) 実施例7 1′−デオキシ−1′−ジエチルホスホノ−41,61
−0−ゾペンゾイルーβ−D−7ラクトフラノシルウラ
シル 参考例16の化合物を用い、実施例3と全く同じ方法で
標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 NMR(CDCL、 、δppm) :1.22 、1
.23(t 、各3H,J−7,2Hz)、2.63(
dd、IH,J=15.5,18.7Hz)−3,27
(dd。
11、 J=15.5 、18.7Hz) 、 4.0
1 、4.05(q 、各2H,J=7.2Hz ) 
、 4.33(m、 IH) 、 4.61−4.79
 (m、 3H) 、 4.90(m、IH)、5.4
2(brs、IH)、5.68(d、IH,J=7.9
Hz ) 、 7.4−7.65(m、 6H) 、 
7.94(d 、 11. J=7.9Hz )8.0
0−8.10(m、4H) 、 9.32(brs 、
 IH)実施PIIB 1′−デオキシ−1′−ジエチルホスホノ−β−D−フ
ラクトフラノシルウラシル H 実施例7の化合物101n9を0.51Llのメタノー
ルにとかし0.5111の0.1モルナトリウムメトキ
シド・メタノール溶液を加え室温で16時間攪拌した。
反応液をイオン交換樹脂(Dowax50WX4 )で
中和したのち、戸別した。F液を減圧濃縮すると6.5
■(収率89チ)の標記化合物が得られた。
性状:無定形結晶 UVスペクトル(エタノール、λmax、nm):26
3(ε=11500) IRスペクトル(KBr、crn−”):3400,1
700,1460〔α)D:+16.2°(メタノール
)曳スペクトル(CD30D、δppm):2.94(
dd、IH。
J=19.4.18.9Hz)、3.20−3.35(
m、IH)、3.72(d。
2H,J=4.6Hz)、3.96−4.12(m、4
H)、4.07(bra、IH)4.26(dt、IH
,J=2.8,4.6Hz)、4.34(brs+IH
)5.61(d、IH,J=8.4Hz)、8.03(
dtIH,J−8,4Hz)マススペクトル(rrV/
z) : 332(M+−62) 、 303 、28
3実施例9 1′−デオキシ−1′−ジエチルホスホノ−3/、4/
、s/−0−トリベンゾイル−β−D−フラクトフラノ
シルウラシル 実施例7の化合物3.5■を1麻のアセトニトリルにと
かし、2滴のトリエチルアミンと2■のベンゾイルシア
ニドを加え室温で2時間攪拌した。
濃縮後、残渣をシリカグルの分取薄層クロマトグラフィ
ーに付し塩化メチレン・メタノール(95:5)で溶出
し3.9■(収率95チ)の標記化合物を得た。
性状:無定形結晶 NMRスペクトル(CDCz、 、δppm):1.2
5(t、6H。
J=7、IHz)、2.78(dd、IH,J=16.
2,19.4Hz)、3.43(dd、IH,J=16
.2,18.8Hz)、4.04.4.09(q 、各
2H。
J=7.1Hz)、4.65−4.78(m、2H)、
4.94(dd、IH。
J−11,3,2,6Hz)、5.53(d、IH,J
=2.6Hz) 、5.79(d、IH,J=8.8H
z)、6.00(a、IH)、7.15−7.34(m
4H) 、 7.39−7.72(m、 7H) 、 
7.92(m 、 2H) 、 8.00 (d 。
I H、J=8.8Hz ) 、 8.09 (m 、
 2H)〔発明の効果〕 本発明化合物のアラビノホスホノヌクレオシドはマウス
白血病P388に対し活性を有する。
例えば、実施例8の化合物はioomp、mの投与量で
優位な抗腫瘍活性を示す。このことより、本発明化合物
は新しい抗腫瘍、抗ウィルス薬として今後の発展が期待
される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中RおよびR^1は同一または異なって水素原子ま
    たはアシル基を表わし、R^2およびR^3は同一また
    は異なって水素原子またはアルキル基を表わす)を有す
    るアラビノホスホノヌクレオシド。
  2. (2)アシル基がアセチル基、プロピオニル基、ブタノ
    イル基、ベンゾイル基、トルオイル基またはシンナモイ
    ル基である特許請求の範囲第1項記載の化合物
  3. (3)アルキル基がメチル基、エチル基、イソプロピル
    基またはブチル基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子またはアシル基を表わし、R^2お
    よびR^3は同一または異なって水素原子またはアルキ
    ル基を表わす) を有するアンヒドロヌクレオシドを酸で処理するか、酸
    で処理したのちアシル化することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R、R^2およびR^3は前記と同一意義を表わ
    し、R^1は水素原子またはアシル基を表わす)を有す
    るアラビノホスホノヌクレオシドの製法。
  5. (5)酸が鉱酸である特許請求の範囲第4項記載の製法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995001986A1 (en) * 1993-07-09 1995-01-19 E.I. Du Pont De Nemours And Company Dideoxyfructonucleotides and deoxyfructonucleotides as dna polymerase substrates

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WO1995001986A1 (en) * 1993-07-09 1995-01-19 E.I. Du Pont De Nemours And Company Dideoxyfructonucleotides and deoxyfructonucleotides as dna polymerase substrates

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