JPS6120364B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレスせん孔機内に角棒を挿入およ
び押込み、該棒がせん孔機の孔あけおよび圧延軸
線に沿つて配置されるようにした装置に係る。

プレスせん孔機は高温（hot）角棒を丸形の軸
線方向孔あきブルームに転換させるような機械で
あり、以下において略語PPMで表示する。PPM
は主として丸みぞつきロールを含む二重ミル
（duomill）と、圧延機の圧延およびせん孔軸線に
沿つて取付けられて二重ミルの出口側面から延び
るチヤツクと、二重ミルに直面するチヤツクの端
に固定されたビツト（bit）と、圧延およびせん
孔軸線に共軸であつて二重ミルへ角棒を案内する
ようにした概ねトンネル入口案内体とを含む。

角棒をPPMにおいて丸型の軸線方向孔あきブ
ルームに変換するためには、棒が圧延軸線に沿つ
て正確に保持されかつロールのみぞ間に押込まれ
てドリルビツトに接するようにされなければなら
ない。

圧延およびせん孔要件を最適方法に適合させる
ためには、棒に作用する軸線方向スラストがかな
り大きくなければならない一方、棒がロール間で
一定のかなり低い速度（例えば平均0.4m／sec）
で動かなければならないことは周知である。

このために、従来技術においては、高動力の液
圧式または機械式のアクチユエータが使用され、
該アクチユエータが往復台（carriage）をゆつく
りと動かすことができて該往復台がPPM圧延軸
線に対して平行な方向に案内され、該往復台が圧
延軸線に一致する長手方向軸線を有するスラスト
ロツドを支持した。

往復台は、PPMに対して相対的に、角棒を収
容する空間がスラストロツドの自由端とPPM入
口案内体の入口との間にある遠隔位置、および二
重ミル入口付近にあるが該入口を塞いでいない位
置から、動くことができる。

棒がスラストロツドとPPM入口案内体との間
に位置決めされる時間と、棒が孔あき丸型ブルー
ムに完全に変換される時間との間において、棒が
移動する距離は以下の２つの部分に分割すること
ができる。すなわち、 １ 棒挿入部分、この部分は入口案内体の口部と
棒がロールに接触する場所との間で移動する部
分である。および ２ スラスト部分、この部分は棒が所望の変換を
受けて対応する軸線方向孔あき丸型ブルームに
変換される残余部分である。

部分１，２は共に減少した速度、すなわちアク
チユエータの設定操作速度で移動が行なわれる。
さらに、新しい角棒が入口案内体の上流部の圧延
軸線に沿つて位置決めされる時、アクチユエータ
の減少した速度で動く摺動体（slide）がPPMか
ら離隔した位置へ戻つてスラストロツドとPPM
入口案内体との間に棒を収容する空間が残される
ようになるまで待つことが必要である。

この結果、PPMの生産性は低速度による遊び
時間により大いに減少することになるが、従来技
術では、減少した速度が認識されるPPMの構造
的作動要件により課せられるスラスト部分のみを
除いて、この遊び時間を有して往復台が挿入部分
とPPMから遠隔した位置への完全な戻りとを通
つて移動した。

これはプレスせん孔機の従来技術の挿入および
スラスト装置における主な技術的な欠点である。
この欠点はPPMが丸型の軸線方向孔あきブルー
ムを製造するのに毎分当り４個またはそれ以上の
加工物の割合で作業する管圧延機に使用される時
に一層注目される。

本発明は、角棒をPPM内に挿入および押込む
装置であつて該装置の構造的および機能的な特性
が前記技術的欠点を概ね減少または除去するよう
な特性である装置を提供する問題に基づいてい
る。

このために、本発明による装置は、作用方向
R₁を有して棒をPPM内に導入させる設定速度で
該棒を押進させる第１のスラスト装置と、作用方
向Ｒを有して棒を設定速度で押進してPPM内で
該棒を圧延と同時にせん孔する第２のスラスト装
置と、作用方向R₁がPPM圧延軸線Ａに一致しか
つ作用方向Ｒが圧延軸線Ａから離隔する位置から
作用方向R₁が圧延軸線Ａから離隔しかつ作用方
向Ｒが軸線Ａに一致する位置へあるいはこの逆に
第１および第２のスラスト装置を同時に動かすア
クチユエータとを含む。

本発明の第２の特徴によれば、スラスト装置の
作用方向Ｒ，R₁は同一平面内にありかつ所定の
離隔関係にある。

本発明の第３の特徴によれば、第１および第２
のスラスト装置が板上に取付けられ、該板がアク
チユエータによつてPPM圧延軸線に対して角度
をなす方向に動くように案内される。

本発明の他の特徴によれば、板は概ね揺れ台状
の座を備えて形成され、該座が作用方向R₁と共
軸的に延びかつ作用方向R₁がPPM圧延軸線から
遠隔した位置にある時に棒を収容するようにされ
る。

利点を有して、板の１方の端が圧延およびせん
孔軸線と交叉する垂直軸線を有するピボツトのま
わり回転可能である一方、板の他方の端がプレス
せん孔機の入口案内体付近に位置決めされて、板
上に取付けられた第１および第２のスラスト装置
の両作用方向が圧延軸線と同じ平面内にありかつ
圧延軸線が垂直ピボツト軸線と交叉する点におい
て交叉する。

本発明の他の特徴および利点は、非限定的な添
付図面を参照した、再棒をプレスせん孔機内に挿
入および押込む装置の好適であるが排他的でない
実施例の以下の詳細な説明から明白になる。

添付図面において、参照番号１がプレスせん孔
機を示し、該プレスせん孔機が周知のように主に
丸みぞつきロールを有する二重ミル２，３と、圧
延およびせん孔軸線Ａに沿いかつ二重ミルの出口
側から延びるチヤツクであつて該チヤツクが二重
ミルに直面する端においてビツト５を支持するチ
ヤツク４と、概略的に参照番号６で示されかつ角
棒７を二重ミルへ案内して該棒を丸型の軸線方向
孔あきブルームに変換するようにした概ねトンネ
ル入口状の案内体とを含む。

参照番号８は剛な水平の長方形板を示し、該長
方形板は入口案内体６の口部６ａの上流において
PPMを貫通する棒７の運動方向に配置される。
PPMから離れた板の端は、以下の説明から明白
であるように、支承材９が介在されて垂直ピボツ
ト１０上で回転可能であり、該ピボツトは地面に
固定されて迫持台を形成する構造物１１で支持さ
れる。ピボツト１０の垂直方向軸線１０ａは圧延
およびせん孔軸線Ａと点Ｏで交叉する。

板８の下側には、複数対の車輪１２が板に沿つ
て規則正しく離隔して設けられる。各対は係合し
かつそれぞれ対応する軌道１３に沿つて動く。軌
道１３は円弧を形成しかつ同心状であり、そして
ピボツト１０の垂直軸線１０ａ上に共通の曲率中
心を有する。

板８はこのようにしてピボツト１０の垂直軸線
のまわりを回転できるが、主として所定長さを有
する長方形部分８ａと、所定の寸法と幅を有して
下方側部分８ｃを形成する概ね円のせん形形状で
ある部分８ｂとを含む。

スラスト装置１４、例えば含油動的
（oleodynamic）シリンダは通常の方法で板８上
に取付けられる。装置１４の作用方向Ｒは水平で
あり、かつピボツト１０の重直軸線と圧延および
せん孔軸線Ａとの交叉点Ｏを通つて延びる。スラ
スト装置１４は往復台１５上を軸線方向に作動
し、該往復台は板８により形成されてスラスト装
置の作用方向Ｒに対して平行に所定の長さ延びる
水平案内体１６，１６内を往復動できる。往復台
１５は該往復台をスラストロツド１８の端１８ａ
に取外し可能に係合させる通常のフツク状の保持
具１７を有し、該スラスト棒も同様にスラスト装
置１４の作用方向Ｒと共軸的に延びる。ロツド１
８は板８に固定された通常の環状保持具１９によ
り保持されて案内されるが、適当な形状と寸法の
断面を有してPPM入口案内体６内に係合しかつ
動く。

スラスト装置１４はこのように構成かつ寸法決
めされて往復台が低速の時に往復台１５に強い推
力を与えるようにするが、その推力と速度は棒７
はPPM内で圧延と同時にせん孔する時に認識さ
れる作業要件にしたがつて予め決められる。

第２のスラスト装置２０、例えば含油動的シリ
ンダは通常の方法（図に示さず）によつて板８
上、すなわちさらに特定すると該板の下方部分８
ｃに取付けられる。装置２０の作用方向R₁は水
平であり、軸線Ａとピボツト１０の垂直軸線との
交叉点Ｏを通つて延び、かつ方向Ｒに対して一定
の所定角度αを形成する。方向Ｒ，R₁は軸線Ａ
と同じ平面内にある。

スラスト装置２０はこのように設計および寸法
決めされて、スラスト装置１４において可能であ
る設定推力と設定速度に較べて、かなりの高速時
に一層弱い推力を作用させるようにする。

全体的に参照番号２１で示す傾動装置がスラス
ト装置１０の側面において板８の部分８ｃ上に取
付けられる。装置２１は例えばスラスト装置２０
の作用方向R₁に対して平行である長手方向軸線
を有する所定長さの回転可能に設置したピボツト
２２と、板８の下方部分８ｃに固定した１対の軸
受２３，２３と、ピボツト２２上に取付けられて
該ピボツトから突出する複数個のてこ２４とを含
む種類のものである。各てこ２４の突出部分はＬ
字型であつて、角棒７を収容するようにした垂直
ウエブ２４ａ，２４ｂを含む。参照番号２５が概
略的にアクチユエータ、例えば液圧シリンダを示
し、該アクチユエータがピボツト２２を該ピボツ
トの長手方向軸線のまわりでてこ２４のウエブ２
４ａが水平でありかつ板８の外側の方へ延びる第
１の位置からウエブ２４ａが水平でありかつ板の
内側の方へ延びる第２の位置へ回転させる。

参照番号２６は棒用の垂直壁または迫持台を示
し、該垂直壁は板８に固定されてスラスト装置２
０の作用方向R₁に対して平行ピボツト２２と反
対側の板の側面から延びる複数個の支承材２７に
より支持される。

壁２６は、所定寸法を有しかつレジスタ
（register）によつて位置決めされてもよいが、
てこ２４が第２の位置になる時にてこ２４と共同
作動して、揺れ台状の座Ｓを形成し、該座が方向
R₁と共軸的に延びかつ以下に説明する方法で棒
７を収容するようになる。

参照番号２８は床板を示し、該床板は地面に固
定され、そして圧延機入口側面６と概ね直線をな
して軸線Ａと平行にかつ板８の下方で延びる。床
板２８は概して複数個の直立材２９を含み、該直
立材が板８の上方へそれぞれ対応する横方向スロ
ツト２９ａを通つて突出し、該スロツトが板に形
成されかつピボツト１０の垂直軸線１０ａ上に共
通中心を有する円弧をなして延びる。直立材２９
は、角棒が入口案内体６を通つて圧延機内に導入
されるその時に角棒７を支えるように、寸法決め
され、かつ設計される。このために、直立材２９
は棒案内装置（全体的に参照番号３０で示す）と
共同作動するが、該棒案内装置は通常のものにで
きる。添付図面において、装置３０は主として概
ねＵ字型の断面と平行なウエブ３１ａおよび３１
ｂを有する箱型部材３１（第３図）を含み、該箱
型部材は底が開放されて全ての直立材２９を越え
て延び、該直立材と一緒になつて“トンネル”を
形成し、該トンネルが角棒７を取囲みかつ適当に
案内するのに適切な寸法を有することになる。さ
らに詳しくは部材３１の垂直壁３１ｂは、板８に
よりしつかりと固定されて、アクチユエータ３
３、例えば液圧シリンダによつて第１のスラスト
装置１４の作用方向Ｒに対して平行なピボツト３
２のまわりで傾動される。この傾動作動は直立材
２９と装置３０とが形成するトンネル内に棒７を
側方的に挿入するために必要である。

第３図における参照番号３４は板８をピボツト
１０の垂直軸線のまわりで回転させるのに使用す
る複動液圧シリンダを概略的に示す。参照番号３
５，３５ａは両方向における回転を制限する２個
の止め装置を示す。

第３図において、参照番号３６は通常のころ軌
道を示し、該ころ軌道は板８の側面に配置されて
棒７を連続して供給し、本発明による装置を使用
したPPMに該棒を搬送する。参照番号３７は複
数個のスラスト装置の１つを示すが、該スラスト
装置は棒７をころ軌道３６からてこが前記の第１
の位置に保持された時の傾動装置２１内のＬ字型
てこ２４の群へ搬送させるのに使用する。

本発明による装置は以下のように作動する。す
なわち、 作業サイクルの開始時に、板８がピボツト１０
に対して角度をなして位置決めされて、スラスト
装置１４の作用方向Ｒが圧延およびせん孔軸線Ａ
に一致させられる。板８がこの位置にある時、傾
動装置２１がころ軌道３６の端部分と並んで平行
になり、そして全てのてこ２４もまた軌道３６に
直面する。棒案内装置３０の垂直壁３１ｂは上昇
した位置にある。

角棒７がスラスト装置３７の作用で傾動装置２
１上に置かれる。次に、含油動的シリンダ２５が
傾動装置２１を該傾動装置の長手方向軸線のまわ
りで回転させ、そして棒７がスラスト装置２０の
作用方向R₁と軸線方向に心合わせされて垂直壁
すなわち迫持台壁２６に接して位置決めされる。

次に、板８が含油動的シリンダ３４の作用によ
りピボツト１０のまわりで回転させられ、該板が
止め装置３５に接触し、この位置で方向R₁が圧
延およびせん孔軸線Ａに一致することとなる。板
８の前記回転の終了時に、棒７が棒案内装置３０
の垂直壁３１ａに接して直立材２９の群上に位置
決めされる。壁３１ｂが降下して棒７を案内トン
ネルに閉じ込めるようになり、この後でスラスト
装置２０が該棒を入口案内体６を通つて迅速に挿
入し、該棒がPPMロール２，３の入口に入れる
ことになる。この工程段階で、スラスト装置２０
が初期の位置に戻り、この時にシリンダ３４が直
ちに板８を回転させて方向Ｒが軸線Ａに一致する
位置にする。

板８は新しい棒７が傾動装置２１上に置かれる
間は運動しない。スラスト装置１４は、往復台１
５とロツド１８とを介して、棒７をピボツト５に
対して強く押しつけるように設計された強い推力
を与える。

棒７が丸型の軸線方向孔あきブルームに変換さ
れると、スラスト装置１４は初期の位置へ戻る。
ストラストロツド１８が入口案内体６の口部６ａ
から離れると直ぐに、シリンダ３４が板８を傾動
装置２１上に置かれた新しい棒７が挿入できる位
置に回転させる。

本発明による装置の主な利点は棒をPPM内に
装填および挿入するのに従来必要とされた遊び時
間をかなり減少させたことである。この理由は以
下の通りである。すなわち、 (1) PPM内で圧延かつ同時にせん孔される角棒
が、該棒をかなりの速度で駆動できるように寸
法決めかつ設計したスラスト装置の使用によつ
て、比較的短い時間内に、前記に定義したよう
な挿入部分を通つて移動できる。

(2) スラストロツド１８がPPM入口案内体から
非係合になると直ぐに新しい角棒が圧延および
せん孔軸線Ａに沿つて位置決めできる。この結
果、従来の技術に対比して、遊び時間が完全に
除去される。なぜならばスラストロツドを支持
しかつ作動させる往復台１５が初期の位置、す
なわちPPMからも離れた位置に戻つてスラス
トロツドの自由端とPPM入口案内体の口部と
の間に新しい角棒を収容する空間を残すように
なるからである。および (3) 角棒が丸型の軸線方向孔あきブルームに変換
されている間に新しい棒がスラスト装置１４，
２０を支持する剛板上に装荷されるので、新し
い角棒を圧延およびせん孔するために装荷する
時の付加的な時間が節約される。

明らかに、装置の前記実施例は好適であるが、
特許請求の範囲に明らかにした本発明の範囲から
逸脱することなく該装置に数多くの構造的変形を
加えることができる。第４図においては、例え
ば、可動板は軸線Ａに対して垂直な数多くの軌道
１１３に沿いかつ２個の止め装置１３５，１３５
ａの間において可動的に案内される板１０８であ
る。この場合、スラスト装置１１４，１２０の作
用方向Ｒ，R₁は平行であり、さらに軸線Ａと同
じ平面内にある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の平面図、第２図は
第１図の線−に沿つた断面図、第３図は第１
図に示す装置のＸ方向から見た図、そして第４図
は第１図の装置の変形実施例の平面図である。 １……プレスせん孔機、２，３……二重ミル、
４……チヤツク、５……ビツト、６……トンネル
状入口案内体、７……角棒、８，１０８……水平
な長方形剛板、９，２３，２７……支承材、１
０，２２，３２……ピボツト、１２……車輪、１
３……軌道、１４，２０，３７……スラスト装
置、１５……往復台、１６……案内体、１７，１
９……保持具、１８……スラストロツド、２１…
…傾動装置、２４……てこ、２５，３３……アク
チユエータ、２６……垂直壁、２８……床板、２
９……直立材、３０……棒案内装置、３４……複
動液圧シリンダ、３５，３５ａ，１３５，１３５
ａ……止め装置、３６……ころ軌道。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 角棒をプレスせん孔機内に挿入および押込
   み、該棒がせん孔機の圧延および孔あけ軸線に沿
   つて配置されるようにした装置において、作用方
   向R₁を有して棒７を設定速度で押進して該棒を
   プレスせん孔機内に導入させる第１のスラスト装
   置と、作用方向Ｒを有して棒７を設定速度で押進
   してプレスせん孔機で該棒７を圧延しかつ同時に
   孔あけする第２のスラスト装置１４と、作用方向
   R₁がプレスせん孔機の圧延軸線Ａに一致しかつ
   作用方向Ｒが圧延軸線Ａから離隔する位置から作
   用方向R₁が圧延軸線Ａから離隔しかつ作用方向
   Ｒが圧延軸線Ａに一致する位置へあるいはこの逆
   に第１および第２のスラスト装置２０，１４を同
   時に動かすアクチユエータとを含むことを特徴と
   するプレスせん孔機内に角棒を挿入および押込む
   装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の装置におい
   て、スラスト装置１４，２０の作用方向Ｒ，R₁
   が同一平面にあり、かつ所定の離隔関係にあるこ
   とを特徴とするプレスせん孔機内に角棒を挿入お
   よび押込む装置。 ３ 特許請求の範囲第２項に記載の装置におい
   て、作用方向Ｒ，R₁が圧延軸線Ａと同一平面に
   あることを特徴とするプレスせん孔機内に角棒を
   挿入および押込む装置。 ４ 特許請求の範囲第１項から第３項までのうち
   の１つの項に記載の装置において、スラスト装置
   １４，２０が板８，１０８上に取付けられ、該板
   がアクチユエータ３４によつてプレスせん孔機の
   圧延軸線Ａに対して角度のある方向に可動的に案
   内されることを特徴とするプレスせん孔機内に角
   棒を挿入および押込む装置。 ５ 特許請求の範囲第４項に記載の装置におい
   て、板８が圧延軸線Ａと交叉する垂直軸線１０ａ
   を有するピボツト１０のまわりに枢着された１方
   の端８ａを有するが、板の他方の端がプレスせん
   孔機の入口案内体６の付近に位置決めされ、板８
   に取付けられたスラスト装置１４，２０の作用の
   共平面方向Ｒ，R₁が所定の角度αを形成しかつ
   軸線Ａとピボツト１０の垂直軸線１０ａとの交叉
   点Ｏにおいて交叉し、かつアクチユエータ３４が
   ２つの止め装置３５，３５ａの間の垂直軸線１０
   ａのまわりで板８を回転させるようにしたことを
   特徴とするプレスせん孔機内に角棒を挿入および
   押込む装置。 ６ 特許請求の範囲第４項に記載の装置におい
   て、板１０８がアクチユエータ３４によつて２つ
   の止め装置１３５，１３５ａの間で軸線Ａに対し
   て垂直な方向に可動的に案内されること、板１０
   ８上に取付けたスラスト装置の作用方向Ｒ，R₁
   が平行になりかつ軸線Ａと同一平面内にあること
   とを特徴とするプレスせん孔機内に角棒を挿入お
   よび押込む装置。 ７ 特許請求の範囲第５項または第６項に記載の
   装置において、板８，１０８が概ね揺れ台状の座
   Ｓを備えて形成され、該座が第２のスラスト装置
   とプレスせん孔機の入口案内体６の付近にある板
   ８，１０８の端との間で作用方向R₁に対して共
   軸に延びることを特徴とするプレスせん孔機内に
   角棒を挿入および押込む装置。