JPS61203380A - 膨張食品用パツケ−ジならびにその製造方法 - Google Patents

膨張食品用パツケ−ジならびにその製造方法

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JPS61203380A
JPS61203380A JP60269212A JP26921285A JPS61203380A JP S61203380 A JPS61203380 A JP S61203380A JP 60269212 A JP60269212 A JP 60269212A JP 26921285 A JP26921285 A JP 26921285A JP S61203380 A JPS61203380 A JP S61203380A
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pouch
container
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food
package according
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JP60269212A
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ロルフ・ジー・イングストロム
ダグラス・エム・フインチヤム
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II A SUUIIN CO
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II A SUUIIN CO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は膨張性食品用のパッケージの改良、殊にポツプ
コーンのような膨張性食品用のパウチ(pouch)お
よび容器の組合せに関する。本発明はまた、かかるパッ
ケージを製造する方法に関する。
従来技術には膨張性食品パッケージが多数存在する。か
かるパッケージはポツプコーンの如き膨張性食品用に設
計されたものであり、食品を未調理状態で保管したシ食
品をその膨張した状態のまま内蔵するという両方の働き
を行うものである。
ポツプコーンのような食品のばあい熱源に穀粒をさらす
と食品が膨張することによってパッケージが同様に膨張
することになる。最初はこれらのパッケージは金属もし
くは金属箔容器であり、例えば従来の熱対流炉内や調理
用ストーブバーナ上にパッケージを配置することによっ
て熱源にさらすようになっていた。つい近年では電子レ
ンジの開発にともなって、電子レンジ内で膨張性食品を
料理するだめの新しいパッケージと容器が幾つか利用で
きるようになっている。それらの大半は板紙で構成され
たもので電子レンジで加熱する間にそれが膨張したとき
に食品を内蔵するだめの手段が種々備えられている。
かかる従来技術によるパッケージの一つは膨張性の紙袋
から成り、その内部にポツプコーンのような膨張性食品
が料理油等と共に配置される。紙袋はその後折りたたま
れてコンパクトに保管される。マイクロ波のエネルギー
が加えられると、ポツプコーンがはじけて食品を内蔵す
る働きを行う紙袋を膨張させることになる。別のパッケ
ージはまず開かれる膨張性板紙容器から成り、ポツプコ
ーン穀粒、料理油等が直接パッケージの底部内に配置さ
れる。その後、パッケージに掛金を施してパッケージを
マイクロ波による加熱作用に付す。
更にもう一つの従来技術によるパッケージは、多角形基
底部と、複数の側壁と1食品が膨張したときに上方に開
く頂部の花弁もしくは葉状の部分とから構成される外側
板紙容器から成る。食品はプラスチックの食品パウチに
よってこの外側容器内に内蔵される。
この後者の凰式のパッケージの有利な点の一つは、内側
のプラスチック製パウチが封止されるために食品に比較
的長期の保存寿命を与えることができるという点である
。このため冷凍しなくとも食品を長期間食料8店の食品
棚に保蔵しておくことができる。
上述の膨張性プラスチック製パウチを備えたこの従来パ
ッケージは、多くの点で容認できるパッケージではある
けれども、幾つかの制約をもっている。まづ、プラスチ
ック製パウチは比較的小さな多角形ベース部分を備えた
比較的低く平坦な外側容器内に内蔵される。そのため、
パッケージ自体が不安定になり、プラスチックパウチを
開いたシバツケージを取扱ったシするときに注意しない
と食品がこぼれる結果を招くことが多い。
第二に、プラスチック製パウチは冷凍せずとも食品の保
存寿命を十分延ばす働きを行うけれども、如何にしても
外側容器に取付けることはできない。
そのため、食品が加熱されその膨張が完了した後では、
内容物をこぼさないでパウチを開けるのは困難なげおい
が多い。例えば、膨張食品がポツプコーンであるばあい
には、ポツプコーンを内蔵するプラスチックパウチはパ
ウチが開いたシ容器を運びまわったシするばあいに外側
容器内で移動しがちになる。パウチがこのように移動す
るとポツプコーンがこぼれたシバウチが外側容器から落
下したシする結果をもたらすことが多い。ポツプコーン
がはじけている間でも破裂している穀粒の力がパウチ位
置をシフトさせ、その結果とじ目が適当な開き位置にこ
々くなるおそれがある。こうした事態が起こると高温の
料理油がとじ目と長時間接触して早期に破裂して電子レ
ンジのフロア−にこぼれるという不都合な結果をもたら
すおそれがある。
第三に、膨張性のパウチは加熱したときにパウチの破裂
や閉じ目の部分の破裂を惹き起こすような大きさに膨張
することになるのが普通である。
今日のパウチ設計の不利な点はとじ目が破損する位置や
それが実際に破損するときに生ずる開口の大きさに対し
て何ら制御手段が施こされていないという点である。開
口の大きさはポツプコーンがパウチから漏れることを可
能にするに十分の大きさであることが多い。
従って、安定的で、膨張性のパウチが加熱中にシフトし
たすせず、加熱中にパウチのとじ目が無統制に破損した
りパウチが破裂したシしないような膨張性食品用パッケ
ージに対する必要が存在するわけである。
発明の要約 現在存在するパッケージとその製造方法の改良発明とし
て、本発明はポツプコーンの如き膨張食品に使用される
外側容器と膨張食品パウチの組合せに関するものである
。殊に、本発明によるパッケージは、ベース(基底部)
と複数の側壁を有する外側容器を備えている。側壁は膨
張状態の食品を内蔵するのに十分な高さを備えている。
ベースは容器に十分安定度を付与することによって容器
がひつくり返ったシしないような大きさで、しかも料理
中に調理油の捕集を可能にするような小ささでなければ
ならない。この外側容器内には膨張食品を内蔵するため
の封止中心部分を備えた膨張性プラスチック食品パウチ
が配置される。
熱が食品パウチに加えられると、食品は膨張することに
よって同時にプラスチックパウチと外側容器を膨張させ
る。
容器の開放した頂部はパウチの膨張を許容するためにベ
ースよシも大きくなっていることが望ましい。
食品を膨張させている間だけでなく、パウチを開いてパ
ッケージを持ち歩くときにもプラスチックパウチが外側
容器内を移動しないようにするために外側容器の内側表
面の少なくとも一部は、マイクロ波にさらしたときに外
側容器内のプラスチックパウチと融合したシ接着したシ
する傾向をもった被覆層を備えている。望ましい実施例
のばあい、この被覆層はポリエチレンのような合成材料
であって室温下で固体であるが、ポツプコーンの穀粒を
はじくために必要な水準のマイクロ波エネルギーにさら
したときに粘着性をもつことになる。
この被覆層が軟化するとプラスチックパウチが被覆層に
融合して食品が膨張する間にパウチが移動する危険がな
くなる。
熱源が取除かれた後、被覆層は硬化することによって膨
張したパウチを外側容器に固定することになる。
望ましい実施例のばあい、外側容器の内側表面全体を被
覆する。しかしながら、内側表面をパターン被覆してパ
ウチが例えば容器の上側に付着しないようにすることが
望ましいばあいもある。このようなパターン被覆は、パ
ウチが早期に側壁の上部に接触してそれと融合すること
なく容器の側壁をはい上がることを可能にするものであ
る。
本発明によるパッケージの他の特徴は、容器の頂縁部を
接続する折シ返し頂部フラップが存在する点である。こ
のフラップは、フラップを所定位置に保持しパッケージ
を閉じた位置に保持するために使用される小量の感熱性
接着剤その他の材料を備えている。
フラップが加熱されると、パッケージを保持する感熱性
接着剤が溶けて、膨張中の内側パウチによって押しはが
されることになる。この特徴のためにパッケージの使用
は更に簡単になり、使用者は単に容器を電子レンジ内に
置き何ら準備段階を踏ますとも電子レンジを作動させる
ことができる。
本発明のもう一つの特徴は、設計した欠陥を組込んだ成
形とじ目(molded seam)を備え、とじ目の
破壊位置とそのような欠陥にょシ惹き起される開口の大
きさを制御することができるようなパウチを備えている
という点である。強い材料と封止技術が使用されるばあ
いにはこのことは特に有益である。かかる場合にはパウ
チの破裂を避けることができ、とじ口開口の大きさを制
限してポツプコーンの漏れを避けることができる。
従って、本発明の目的は、外側容器と膨張性の内側パウ
チから成る膨張食品用パッケージの改良形を提供するこ
とである。
本発明のもう一つの目的は、膨張性パウチと、食品加熱
中に該パウチを容器に取付けるだめの手段を備えた外側
容器を有する膨張食品用パッケージの改良形を提供する
ことである。
本発明のもう一つの目的は、外側容器の内側面の少なく
とも一部がある材料で被覆され、該材料は食品の加熱中
に粘着性となシ膨張中のプラスチックパウチに付着して
パウチが移動しないようにした膨張食品用パッケージの
改良形を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、容器底部附近の領域のみが
食品が加熱されるときに膨張中の食品パウチと融合もし
くは付着することになる材料で被覆された膨張食品パッ
ケージ用の外側容器を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、かかるパッケージを製造す
るための方法を提供することである。
本発明の更にもう一つの目的は、とじ目の破壊位置とこ
の破壊によって生ずる開口の大きさを制御するためにと
じ目的に欠陥を設計したパウチの改良形を提供すること
である。
本発明のもう一つの目的は、とじ目的に設計した欠陥を
有する以上の改良パウチを製造する方法を提供すること
である。
次に本発明の実施例を図面により説明す。
先づ、本発明の膨張食品パッケージの主要構成部分を描
いた第1図、第2図、および第3図について述べること
にする。第1図は外側容器10の斜視図を描いたもので
、第2図と第3図は容器10内に挿入するために装着し
た膨張食品パウチ29を描いたものである。容器はベー
ス15とベース15から上部方向に延びる複数の側壁1
1゜12.13.14を備えている。側壁14の上級部
に沿って閉鎖フラップ16が接続されている。
望ましい態様のばあい、側壁11−14はそれぞれベー
ス15と接続し該ベースから上部方向に延びている。ま
た、側壁11.12.13.14はそれぞれ折シたたみ
線に沿って隣接した側壁と接続しておシ膨張食品パウチ
29(第2図および第3図)を内蔵するための空胴を形
成している。
側壁11.13は複数の折シたたみ線19.20を備え
、外側容器を第6図と第7図に描いたようなほぼ三角形
の断面形を備えたパッケージ内へ折シ込むことができる
ようになっている。第1図。
第6図、第7図に示す如く、フラップと、各側壁12.
14の上部は孔21を備えており、パッケージを陳列の
目的でつるすことができるようになっている。側壁11
−14の高さはパウチ29と食品をそれらの完全に膨張
状態で十分に内蔵することができるほどの高さでなけれ
ばならない。側壁の高さは第2図に示したように、その
平坦位置にあるほぼ円形パウチ29の約4分の1ないし
2分の1でなければならない。図面に示した望ましい態
様は、側壁の高さがパウチ29の径の約3分の1である
ことを示す。
第1図、第5図に最も良く描かれている如く、小量の感
熱性接着材28.28がフラップ】6の内表面に配置さ
れているため容器がその閉じた形にへこんだときに、接
着材28.28はフラップ16を側壁12の上部に接着
させパッケージをその閉じた位置に維持することになる
接着材28.28はそれカ、−加熱中にマイクロ波エネ
ルギーにさらされたときに溶けるかさもなければ側壁1
2からはずれてカートンが第1図に描いた形に開くこと
ができるようになるように形成する。
このため、食品が加熱されたときに食品パウチが膨張す
ることが可能になる。
望ましい態様のばあい、容器】Oはそれぞれほぼ台形に
形成されてベース15から上部方向と外側方向に延びる
ようになった四側部を備えている。
しかしながら、容器10は他の多くの形と数の側壁を備
えることができるという点を念頭におかれたい。しかし
ながら、容器ベースは側壁上級部により限定された開い
た頂部よシも小さくすることが肝要である。そのため、
はじけなかった芯と調理油が容器の下方部分内へ逆落下
しそこに集中することになる。また、そのことによって
パウチが膨張するときに傾斜側壁がパウチを案内し支え
ることが可能になる。容器ベース面積値は容器頂部面積
値の6分の1と3分の2の間になければならない。図面
の態様は容器頂部面積のほぼ2分の1のベース面積を示
すものである。
容器10は標準的な固体漂白スルフェート(SBS)に
よる板紙素材その他の類似材料により作り、第10図、
第11図に示した型の切欠きブランクにより成形する。
第10図と第11図はブランクの二つの態様を示したも
のだが、それらは組立てたときに第1図に描いたタイプ
の外側容器を形造ることになる。第10図のブランクは
ベース15と側壁11,12,13.14と接続タブ1
1α、IIh、13α、13bを備えている。タブ11
iZ、Ilbは側壁11と一体に接続されそれぞれ側壁
12.14に接続される。同様にしてタブ13α、13
bは側壁13と一体に接続されそれぞれ側壁12.14
に接続される。
第11図のブランクはベース15と十分に成形された一
対の側壁12.14と側壁部分111’、 lidおよ
び13C,13dを備え、それらは組立てたときに共に
接続してそれぞれ側壁11.13を形づくる。図面の通
り、部分11j、13dはそれぞれ三角形部分よシ成り
、部分11C,13Cは一対の三角形部分を備えている
。接続タブ17は各部分11C,13Cの外縁部上に設
けられ部分11c、 13Cをそれぞれ部分lid、1
3dに接続する。
第11図の態様のばあい、オイル保持タブ18がベース
の各端部に設けられ調理中にパウチから漏れるオイル等
を含むようにしである。
以下に詳細に説明するが第1図と第4図にも示す如く、
容器10の内側表面の少なくとも一部22は、マイクロ
波のエネルギーにさらされたときに軟化し粘着し内側表
面のその部分が膨張性パウチ29に向かって融けて付着
する材料で被覆される。(第2図および第3図) 本発明の有利な点は、かかる被覆層22を容器10の内
側表面全体もしくは容器の内側表面の種々な部分にのみ
塗布することKよって得られるものである。(第9図に
示したような)−態様のばあい、構造体は容器10ベー
ス附近のみにかかる被覆層を備えている。
かかる構造によって膨張性パウチ29が側壁11−14
の内側表面をのぼり完全に膨張し早期に側壁に融けつい
たシすることがなくなるわけである。
本発明の別の態様のばあい、容器の内側表面全体が被覆
層22によって被覆される。これは第1図、第4図、第
6図および第7図に示した態様であり、望ましいもので
ある。
第9図に示した別の態様では、接着が望ましい容器10
の内側表面部分だけが第一被覆層で被覆されている。殊
に、ベース15と、側壁下縁部の一部だけがマイクロ波
エネルギーにさらされたときにパウチ29に接着するこ
とになる材料25で被覆されている。
上記被覆層に対しては種々の材料を使用することを考え
ることができるけれども、それは一定の特性を備えてい
なければならない。
マイクロ波エネルギーにさらされたときに食品パウチ2
9に接着することになる被覆層は、室温下では固体でポ
ツプコーンの芯をはじかせるために必要とされるレベル
のマイクロ波エネルギーにさらされたときに軟化し粘着
性にならなければならない。本発明によりボツブコーン
がはじかれる間パッケージ内のオイルはポツプコーンが
はじけはじめるまで約300〜356°Fに加熱される
ことになろう。オイル温度はその後低下することになろ
う。望ましい態様と方法のばあいには、この被覆材は食
品パッケージの外表面を被覆するために食品工業で一般
に使用されているポリエチレンもしくはパラフィンを基
材とした材料である。
かかる材料は従来技術によるパッケージ品において通常
水分障壁もしくはシーラーとしての働きを行うものであ
る。本発明による構造と方法において被覆材として満足
な働きを行う一般的な被覆材は板材に塗布する普通のポ
リエチレン被覆材もしくはMobil、Du Pont
およびW、 L Grace製の如き板材に塗布される
任意の加熱シール被覆材を包括するものである。
第2図と第3図は膨張食品パウチ29を描いたものであ
る。望ましい態様のばあい、パウチ29は合成染すマ膜
30.31による一対の対向層から構成されている。該
二つの層30.31はそれらが食品を貯蔵する間保存性
を維持するうえで有効である限シ同一のもしくは異なっ
た成分によって構成することができる。これらの層を構
成する材料は同時に電子レンジ内で加熱すると発生する
温度と水蒸気に耐えうるものでなければならない。
その他、以上の層30.31を構成する材料は互いに有
効な封止効果を構成しそれらが周縁部のまわシに封止さ
れその間に包囲した空間を形成することができるような
ものでなければならない。
対向層30.31の周辺に沿って形成される封止材32
は層間に膨張食品27を収容するに十分な大きさの包囲
空間を提供することになる。食品がポツプコーンの如き
製品のばあいには、膨張可能な空間ははじけない芯体の
原容積の少なくとも10倍でなければならない。
層30.31間に形成された封止材は公知の接着剤、溶
剤もしくは加熱封止手段によって形成することができる
。シールは封止幅が約8分の1と2分の1インチ間にあ
るようにして加熱封止法によって行う。熱封を行うため
に層30.31の内側表面は熱封材を備えている。
加熱するとパウチ内の空気が膨張しポツプコーンがはじ
けるときにポツプコーンが膨張するためにパウチ29内
には相当の圧力が発生する。この圧力はパウチの内側表
面に対してその幾らかが解放されなければならないよう
な水準の応力をつくシだす。もし辺縁部のシール32が
十分強力であるならば、この応力はパウチの破裂をひき
おこすおそれがある。もしシール32が通常そうである
ようにパウチ材料自体よシも弱いならば、とじ目の一部
が破損することになろう。
従来技術による構造のばあい、この破損位置も開口の大
きさも予見できなかった。第2図と第12図に示した本
発明の態様の構造のばあい、パウチ29の辺縁封止材3
2は設計した欠陥ないし弱くした部分33を備えている
。この設計欠陥33は狭くした部分であるかもしくは封
止材32が欠如していることであってそのためとじ目3
2が欠陥33部分で破損することになる。
望ましい構造のばあい、パウチ辺縁封止材32の内側辺
縁部は収斂する封止線34.35に沿ってパウチの外側
縁部に収斂する。これらの線34゜35は開口33に収
斂する。
収斂線34に沿った辺縁封止の厚さと破損範囲が変化す
るために、収斂線34.35に沿うパウチ内の開口の大
きさは、パウチ29内に形成された圧力の大きさに依存
することになろう。
開口33は約4分の1インチ幅だけ封止されておらず、
線34.35は開口の一方側のほぼ1インチの距離から
開口33へ向かって収斂する。また同様にして開口33
がシールが全く欠如しているばあいや狭まったシール部
分を構成するばあいも考えることができる。
食品パウチ29を形成するために用いるフィルム材料は
酸素と水分に対してほぼ不透過性のものとして販売上必
要な時間パッケージ食品の鮮度を維持することができる
ものでなければならない。
少くとも6ケ月、殊に12ケ月間貯蔵することが必要で
あると考えられるが、その正確な時間は食品の性質に依
存することになろう。
脂肪と共にパッケージしたポツプコーン弊のばあい、フ
ィルムはポツプコーンの芯の水分量が相当変化すること
を許すものであってはならず、また酸素がフィルムを透
過して脂肪の腐臭を生じさせることがあってはならない
望ましい構造のばあい、層30.31の外側表面はデュ
ポン社製の5URLYNの如き酸素水分遮断材により被
覆される。
パウチ29の両層30.31は同一材料で作られること
が望ましい。ポ1jエチレンテレフタレートの如きポリ
エステルは、その酸素と水分を透過させる性質が少ない
ためにこの特別の目的のために殊に有効なパッケージ材
料であることが判っている。フィルム層30.31は約
0.027 mmと0.0254+mの間の厚さを備え
ていなければならない。
ポリエチレンテレフタレート以外の材料を各種使用する
こともできる。例えば、当該技術分野においては使用で
きる適当な代りのフィルム材料は、ポリ塩化ビニリデン
、ポリエチレンポリ塩化ビニルおよびポリプロピレンの
ラミネートとすることができるということが知られてい
る。同様に、ナイロンを基材にした種々の材料を使用す
ることもできる。
第2図と第3図に描いた包囲された中央部分を備えだパ
ウチを形成するに先立って層間に食品27を形成しなけ
ればならない。このことは、フィルム層を支持構造上へ
配置しその後ポツプコーン芯とパターもしくは野菜油の
混合物の如き所定量の食品をフィルム上へ配置すること
によって行うことができる。第二のフィルム層をその後
第一層の頂部上へ配置しシール32を周縁に形成する。
適当な設計による熱封手段を用いることによって設計開
口33と収斂線34.35を形成する。その後、余分な
材料をパウチから切シ取るとパウチは容器lO内に配置
する準備が整う。ほぼ円形の平坦状パウチ29(単位イ
ンチ)の直径はそれが開いた位置にあるばあいの容器頂
部面積のほぼ4分の1ないし2分の1であることが望ま
しい。
(単位平方インチ) パウチの直径は容器頂部面積の約6分の1であることが
望ましい。
本発明に従って膨張食品パッケージを構成するためには
、外側容器10を構成する板紙の材料はまず同板紙を、
マイクロ波エネルギーにさらしたときに食品パウチ29
に接着するポリエチレンもしくはパラフィンを基材とし
た材料で被覆することによって準備する。次に、この材
料からブランクを切シ取った後組立てて外側容器10を
形造る。
その内部にポツプコーンの如き膨張食品を内蔵した食品
パウチ29を図のようにとじ目を水平に配置した容器1
0内に配置する。その後、容器を第6図と第7図に示し
た形に閉じ接着剤28.28の部分に上ってフラップ1
6を側壁12の上方外側縁に取付ける。(第1図) そ
の後、パッケージの使用態勢が整うことになる。
本発明の望ましい態様と方法の説明はすこぶる特殊であ
るけれども、本発明の精神から外れることなく各種変更
を施こすことを考えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を破断した本発明の膨張食品パッケージの
外側容器の斜視図、第2図は第1図に示した外側容器内
へ挿入して本発明のパッケージングに使用する膨張食品
パウチの上面図、第3図は第2図の区分線3−3に沿っ
て描いた膨張食品パウチの部分断面図、第4図は第1図
の区分線4−4に沿って描いた本発明の膨張食品パッケ
ージの外側容器の部分断面図、第5図は第1図の区分線
5−5に沿って描いた部分断面図、第6図は本発明の膨
張食品パッケージの(閉じた形の)斜視図、第7図は第
6図の区分線7−7に沿って描いた閉じた膨張食品パッ
ケージの部分断面図、第8図は完全に膨張した形の外側
容器と内側パウチで膨張したポツプコーンを内蔵してい
るものを描いた本発明の膨張食品パッケージの斜視図、
第9図は本発明による膨張食品パッケージ外側容器の第
二番目の態様の一側壁の部分断面図、第10図は本発明
による外側容器の一態様の正面図で板紙素材片から切り
取ったときのその平坦状の形を示したもの、第11図は
本発明による外側容器ブランクの第二番目の態様の正面
図で板紙素材片から切取ったときの平坦形を示したもの
、第12図は設計欠陥の態様を示したパウチ縁部の正面
図。 10・・・外側容器 29・・・パウチ 15・・・ベ
ース11、12.13.14・・・側壁 16・・・フ
ラップ19、20・・・折シたたみ線 (外5名) 手続補正書(方式) 1.事件の表示           軸昭和乙θ年子
1軒願第ユb7λ12号 2.0の名称 考案 3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 住所 2、ゴオ  A−・=トスヤ1−ン・ 〃ンI?ニー4
、代理人

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱源にさらされる間に膨張する食品の膨張を許容
    することのできるパッケージにおいて、ベースと、該ベ
    ースから上方へ延びる複数の側壁により画成される内側
    表面を備えた外側容器と; 該外側容器内に配置された膨張食品パウチと; 該外側容器の内側表面の少なくとも一部に設けられ、熱
    源にさらされたときに該容器の内側表面に該膨張食品パ
    ウチを接着させる働きを行う被覆層、とから成るパッケ
    ージ。
  2. (2)該被覆層が室温下では固体であるが熱源にさらさ
    れたときに粘着性となる材料から構成される特許請求の
    範囲第1項記載のパッケージ。
  3. (3)該熱源がマイクロ波エネルギーである特許請求の
    範囲第2項記載のパッケージ。
  4. (4)該被覆層がポリエチレンもしくはパラフィンを基
    材とした被覆層である特許請求の範囲第3項記載のパッ
    ケージ。
  5. (5)該側壁の一つが対向側壁に取付けられるためのフ
    ラップ部分を備えて該パッケージをその閉じた位置に維
    持し、該フラップはマイクロ波エネルギーにさらしたと
    きに剥離する感熱性接着剤を備えている特許請求の範囲
    第1項記載のパッケージ。
  6. (6)該被覆層がベースにのみ塗布される特許請求の範
    囲第1項記載のパッケージ。
  7. (7)該被覆層がベースと、側壁の下方縁部にのみ塗布
    される特許請求の範囲第1項記載のパッケージ。
  8. (8)膨張食品パウチがポリエステル膜材料により構成
    される特許請求の範囲第1項記載のパッケージ。
  9. (9)側壁がそれぞれほぼ台形の形をしている特許請求
    の範囲第1項記載のパッケージ。
  10. (10)ベース面積値が容器の開いた頂部面積値の3分
    の1ないし3分の2の間にある特許請求の範囲第1項記
    載のパッケージ。
  11. (11)ベース面積値が容器の開いた頂部面積値の約2
    分の1である特許請求の範囲第10項記載のパッケージ
  12. (12)食品パウチがその平坦部でほぼ円形であるが側
    壁の高さは該食品パウチ径の4分の1と2分の1の値の
    間にある特許請求の範囲第1項記載のパッケージ。
  13. (13)側壁の高さが食品パウチ径の約2分の1である
    特許請求の範囲第12項記載のパッケージ。
  14. (14)食品パウチがほぼ円形で食品パウチの径が容器
    の開いた頂部の面積値の4分の1ないし2分の1の間に
    ある特許請求の範囲第1項記載のパッケージ。
  15. (15)食品パウチの径が容器の開いた頂部の面積の約
    3分の1である特許請求の範囲第14項記載のパッケー
    ジ。
  16. (16)ベースが全体として矩形であり、一対の対向側
    壁のそれぞれが三つの三角形区画から構成され、該三角
    形区画の一つが側壁の下方端部を限定する側部と、容器
    の頂縁部の先端を備えている特許請求の範囲第1項記載
    のパッケージ。
  17. (17)ベースがほぼ矩形であつて該ベースの対向縁部
    がそれぞれ上部方向へ延びるタブ部分を備える特許請求
    の範囲第1項記載のパッケージ。
  18. (18)非膨張位置の容器がほぼ矩形の断面形をしてい
    る特許請求の範囲第1項記載のパッケージ。
  19. (19)熱源にさらす間に膨張する食品の膨張を許容で
    きるパッケージにおいてベースと該ベースから上部方向
    に延びる複数の側壁とにより画成される内側表面を有す
    る外側容器と; 該容器内に配置され互いに面対関係に配置された一対の
    層と該層の周囲に形成され該層を共に封止する辺縁封止
    材を備え、該辺縁封止材がその周縁部に沿つて少なくと
    も一つの設計欠陥を有することによつて熱と食品の膨張
    によりひきおこされる膨張の結果その内部に形成される
    圧力を制御して解放することが容易になつた膨張食品パ
    ウチ、とからなるパッケージ。
  20. (20)辺縁封止材が少なくとも一つの設計欠陥は別と
    して、ほぼ一定の幅である特許請求の範囲第19項記載
    のパッケージ。
  21. (21)一対の層が全体として円形である特許請求の範
    囲第20項記載のパッケージ。
  22. (22)設計欠陥が辺縁封止材中に開口を備えている特
    許請求の範囲第19項記載のパッケージ。
  23. (23)辺縁封止材が一対の収斂線に沿つて該開口に収
    斂する特許請求の範囲第22項記載のパッケージ。
  24. (24)膨張食品パッケージを製造する方法が、まず被
    覆層を板紙材の一表面に塗布し、 容器ブランクを該容器ブランクから切取り、容器を該容
    器から組立てることによつて一表面が該容器の内側表面
    を形成するようにし、膨張食品パウチを該容器内へ挿入
    し、第一被覆層をマイクロ波にさらしたときに膨張食品
    パウチをその一表面に接着させるのに効果的な材料とす
    る方法。
  25. (25)膨張食品パッケージ用の膨張食品パウチを製造
    する方法において、 一定量の膨張食品をパウチ材の第一層に配置し、 パウチ材料の第二層を食品と該第一層上に配置し、 該第二層を縁部封止材に沿つて第一層に接着させ、 膨張食品パウチ内に形成される圧力の解放の制御を容易
    にするために該辺縁封止材内に少なくとも一つの設計欠
    陥部分を形成する、ことから成る方法。
  26. (26)設計欠陥が開口を備えている特許請求の範囲第
    25項記載の方法。
  27. (27)辺縁封止材が一対の収斂線に沿つて該開口へ収
    斂する特許請求の範囲第26項記載の方法。
JP60269212A 1984-11-29 1985-11-29 膨張食品用パツケ−ジならびにその製造方法 Pending JPS61203380A (ja)

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