JPS6120327Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120327Y2 JPS6120327Y2 JP3216281U JP3216281U JPS6120327Y2 JP S6120327 Y2 JPS6120327 Y2 JP S6120327Y2 JP 3216281 U JP3216281 U JP 3216281U JP 3216281 U JP3216281 U JP 3216281U JP S6120327 Y2 JPS6120327 Y2 JP S6120327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- collar
- cylindrical
- synthetic resin
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は板材面に取付けるのに適する合成樹
脂軸受に関する。
脂軸受に関する。
従来、板材面に取付ける合成樹脂軸受は金属製
軸受と同じ考え方により片側につばを設けて板材
軸受ハウジング孔に嵌入してつば面を当接させ、
反対端より締結手段により固定している。処がこ
のようにすると板材に対するゆるみ止めを必要と
する場合、ゆるみ止めのための座金、例えば小径
の場合ばね座金、大径の場合波形座金等を介する
必要がある。このような合成樹脂軸受は例えば複
写機、印刷機等には回転軸、軸方向摺動用として
機枠に多数装着されるのでゆるみ止めの座金を一
つ一つ装着するのは面倒であり、部品点数も多く
なるのである。
軸受と同じ考え方により片側につばを設けて板材
軸受ハウジング孔に嵌入してつば面を当接させ、
反対端より締結手段により固定している。処がこ
のようにすると板材に対するゆるみ止めを必要と
する場合、ゆるみ止めのための座金、例えば小径
の場合ばね座金、大径の場合波形座金等を介する
必要がある。このような合成樹脂軸受は例えば複
写機、印刷機等には回転軸、軸方向摺動用として
機枠に多数装着されるのでゆるみ止めの座金を一
つ一つ装着するのは面倒であり、部品点数も多く
なるのである。
そこでこの考案は板材面に取付けるのに適する
ゆるみ止めの作用を有する合成樹脂軸受を提供す
ることを目的とするのである。
ゆるみ止めの作用を有する合成樹脂軸受を提供す
ることを目的とするのである。
この考案の合成樹脂軸受は自己潤滑性、耐摩耗
性があり且つ弾性ある材料よりなり、円筒形端部
に円筒形端部から円筒形部に向つて拡がる傘形の
つばを設け、そのつばが設けられている部分の円
筒面内周を、つば側端部に向けて末広がりとなる
テーパー逃げ部としたものである。
性があり且つ弾性ある材料よりなり、円筒形端部
に円筒形端部から円筒形部に向つて拡がる傘形の
つばを設け、そのつばが設けられている部分の円
筒面内周を、つば側端部に向けて末広がりとなる
テーパー逃げ部としたものである。
以下、図面に従つてこの考案の実施例について
説明する。第1図は軸心を含む縦断面図である。
内周1はラジアル荷重を承持する円筒形軸受面で
あり、外周2は内周1に同心の円筒面であつて外
周端には推力荷重を担持できるつば3が設けてあ
り、つば3が設けられている部分の円筒面内周に
は、つば側端部に向けて末広がりとなるテーパー
逃げ部4が設けられ、外周にはねじ5が設けてあ
り、内周側両端部は夫々面取り6,7がされてい
る。
説明する。第1図は軸心を含む縦断面図である。
内周1はラジアル荷重を承持する円筒形軸受面で
あり、外周2は内周1に同心の円筒面であつて外
周端には推力荷重を担持できるつば3が設けてあ
り、つば3が設けられている部分の円筒面内周に
は、つば側端部に向けて末広がりとなるテーパー
逃げ部4が設けられ、外周にはねじ5が設けてあ
り、内周側両端部は夫々面取り6,7がされてい
る。
つば3は軸受端より軸受円筒部を蔽う方向に傘
型をなしている。
型をなしている。
この考案の合成樹脂軸受の材料はウレタン、ポ
リカポネート、ポリエステル、ナイロン、アセタ
ール樹脂等で自己潤滑性、耐摩耗性があり、且つ
弾性あるものが選ばれる。
リカポネート、ポリエステル、ナイロン、アセタ
ール樹脂等で自己潤滑性、耐摩耗性があり、且つ
弾性あるものが選ばれる。
第2図は板材に対するこの考案の合成樹脂軸受
の取付状態を示すものである。板材8に挿入され
たこの考案の合成樹脂軸受は図示二点鎖線で示さ
れるようになつており、ねじ5に図示のように外
周に円周溝9を板材8に当接する側の内径側端部
に逃げ10を設けることによりその間に推力方向
に弾撥するばね部11が構成せられたナツト12
がねじ込まれる。ナツト12を締付けるとナツト
12の板材8への当接面を基準にしてねじ5の円
筒部分は左行するのでつば3は傘形の部分が皿ば
ねのように弾撥して板材8に締付けられ二点鎖線
の形より実線の形になり、つば3の両端面は平行
平面となり、つば3の裏面は板材8の面と当接し
これによりつば3の図示右端面は軸心に直角な面
となり、軸の直角な段端面と当接でき推力を担持
できる。つば3が二点鎖線の形より実線の形にな
る際、逃げ部4は絞られて内周1とつらなる円筒
面となる。
の取付状態を示すものである。板材8に挿入され
たこの考案の合成樹脂軸受は図示二点鎖線で示さ
れるようになつており、ねじ5に図示のように外
周に円周溝9を板材8に当接する側の内径側端部
に逃げ10を設けることによりその間に推力方向
に弾撥するばね部11が構成せられたナツト12
がねじ込まれる。ナツト12を締付けるとナツト
12の板材8への当接面を基準にしてねじ5の円
筒部分は左行するのでつば3は傘形の部分が皿ば
ねのように弾撥して板材8に締付けられ二点鎖線
の形より実線の形になり、つば3の両端面は平行
平面となり、つば3の裏面は板材8の面と当接し
これによりつば3の図示右端面は軸心に直角な面
となり、軸の直角な段端面と当接でき推力を担持
できる。つば3が二点鎖線の形より実線の形にな
る際、逃げ部4は絞られて内周1とつらなる円筒
面となる。
逆につば3、逃げ部4は取付けて変形した状態
において第2図に実線で示されるように軸受とし
て通常の形になるように単体で製作されるので第
1図のつば3、逃げ部4は図示の形よりもそれら
を考慮して修正されるものである。尚、又逃げ部
4は取付後も軸と接しないように形成しておいて
もよい。
において第2図に実線で示されるように軸受とし
て通常の形になるように単体で製作されるので第
1図のつば3、逃げ部4は図示の形よりもそれら
を考慮して修正されるものである。尚、又逃げ部
4は取付後も軸と接しないように形成しておいて
もよい。
ナツト12は締付の際ばね部11が弾性変形し
てゆるみ止めの作用をする。ナツト12は慣用さ
れている通常のナツト部材でもよい。
てゆるみ止めの作用をする。ナツト12は慣用さ
れている通常のナツト部材でもよい。
このように取付けられているのでつば3、ナツ
ト12(通常のナツトについても同じ)は板材8
に圧を及ぼすのみならずナツト12がゆるもうと
してもつば3の弾力によりゆるむことがない。
ト12(通常のナツトについても同じ)は板材8
に圧を及ぼすのみならずナツト12がゆるもうと
してもつば3の弾力によりゆるむことがない。
以上は実施例を示すもので板材8へのナツトに
よる締付けは座金、カラー等を介してもよく又、
外周2のねじ5に代える締結手段例えば軸用止輪
を外周2に設けた円周溝に嵌め込んでもよく、或
は90度リードの二山ねじ溝に続く円周溝を外周2
に設けてワンタツチナツトを回動して締結する公
知の方法でもよい。
よる締付けは座金、カラー等を介してもよく又、
外周2のねじ5に代える締結手段例えば軸用止輪
を外周2に設けた円周溝に嵌め込んでもよく、或
は90度リードの二山ねじ溝に続く円周溝を外周2
に設けてワンタツチナツトを回動して締結する公
知の方法でもよい。
以上のとおり、この考案の合成樹脂軸受によれ
ばゆるみ止め手段を要しないのでナツトで締付け
だけでゆるみ止めが行われ、部品点数が減少し、
作業工数も少くなる。
ばゆるみ止め手段を要しないのでナツトで締付け
だけでゆるみ止めが行われ、部品点数が減少し、
作業工数も少くなる。
第1図はこの考案の合成樹脂軸受の実施例の縦
断面図、第2図は第1図の組立状態を示す縦断面
図である。 1・・内周、2・・外周、3・・つば、4・・
逃げ部、5・・ねじ、6,7・・面取り、8・・
板材、9・・円周溝、10・・逃げ、11・・ば
ね部、12・・ナツト。
断面図、第2図は第1図の組立状態を示す縦断面
図である。 1・・内周、2・・外周、3・・つば、4・・
逃げ部、5・・ねじ、6,7・・面取り、8・・
板材、9・・円周溝、10・・逃げ、11・・ば
ね部、12・・ナツト。
Claims (1)
- 円筒形部とその円筒形部の一端に設けられてい
るつば部とからなる合成樹脂軸軸受であつて、そ
のつば部は円筒形部の一端からその円筒形部に向
つて拡がる傘形を呈しており、つばが設けられて
いる部分の円筒面内周にはつば部が変形した取付
状態において軸受内径よりも小径とならない逃げ
部が設けられ、円筒形部外周には円筒形部外周に
設ける形状と係合してつばと相対し、該つば部に
弾性変形を生ぜしめて他部材を挾持して固定せし
める締結手段が配されてなることを特徴とした合
成樹脂軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216281U JPS6120327Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216281U JPS6120327Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144623U JPS57144623U (ja) | 1982-09-10 |
JPS6120327Y2 true JPS6120327Y2 (ja) | 1986-06-19 |
Family
ID=29829559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216281U Expired JPS6120327Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120327Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-06 JP JP3216281U patent/JPS6120327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57144623U (ja) | 1982-09-10 |
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