JPS6120273Y2 - - Google Patents

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JPS6120273Y2
JPS6120273Y2 JP4664979U JP4664979U JPS6120273Y2 JP S6120273 Y2 JPS6120273 Y2 JP S6120273Y2 JP 4664979 U JP4664979 U JP 4664979U JP 4664979 U JP4664979 U JP 4664979U JP S6120273 Y2 JPS6120273 Y2 JP S6120273Y2
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JP
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proportional
circuit
signal
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failure
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の電子式燃料噴射装置または
電子式気化器における空燃比制御装置の故障警報
装置に関するものである。とくに、排気センサの
出力と設定値との偏差に応じたP(比例)I(積
分)信号に基づいて内燃機関への燃料を調量する
空燃比制御装置の故障警報装置に関する。
従来、排気センサ自体の故障検出は、たとえば
特開昭50−77932号「空燃比制御装置の警報回
路」および特開昭52−46890号「酸素センサの故
障検知回路」などが知られている。しかしこれら
は排気センサの故障に限られ、空燃比制御装置の
閉ループ制御における障害、たとえば排気センサ
のみならず制御回路や燃料調量機械系の故障を検
出して警報することはできない。
本考案はこのような従来の欠点をなくし、閉ル
ープ制御における故障を検出することのできる空
燃比制御装置の故障警報装置を提供することを目
的とする。
この目的は次のような本考案による空燃比制御
装置の故障警報装置によつて達成される。すなわ
ちこの故障警報装置は、PI制御信号をモニタしこ
の制御信号中に含まれるP分信号を検出してその
発生回数を計数する手段と、故障を表示する手段
と、この計数手段に接続され計数した発生回数が
所定の回数に達するまで表示手段を付勢し、計数
した発生回数が所定の回数に達した後は表示手段
を消勢状態に保持する比較保持手段とを含み、こ
れによつて空燃比制御装置の閉ループ制御系に含
まれる故障を検出して警報するものである。
本考案の一態様によれば、計数手段は、PI制御
信号を受信して所定の時間遅延させる遅延回路
と、この遅延回路からの遅延した信号とPI制御信
号とを比較してP分信号に同期した信号を形成す
る第1の比較回路と、第1の比較回路に接続され
P分信号に同期した信号を累積する積分回路とを
含み、比較保持手段は、積分回路の出力電圧を基
準電圧と比較して前者が後者より低いときは表示
手段を付勢し、前者が後者より高いときは表示手
段を消勢するとともに基準電圧を積分回路の出力
電圧より低くして表示手段の消勢状態を保持する
ようにした第2の比較回路を含んでもよい。
本考案は、空燃比制御装置の正常動作中は通常
の内燃機関の運転状態において少なくとも1回は
閉ループ制御動作が行なわれるため、PI制御信号
中に含まれるP分の発生回数を調べれば空燃比制
御装置の動作の正常性を知ることができるという
原理に基礎をおいている。
次に本考案による空燃比制御装置の故障警報装
置の実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本考案による故障警報装置を内燃機関
に適用した例を示すブロツク図である。同図にお
いて、エンジン1から排気浄化装置6に至る排気
管4に設けた排気センサ5の出力に応じて、制御
回路3が燃料調量装置2の燃料噴射量を調整する
閉ループ制御系が示されている。制御回路3に本
考案による故障警報装置10が接続されている。
故障警報装置10は図示のように、制御信号動
作判定回路7,メモリ8および表示器9からな
る。制御信号動作判定回路7は制御回路3のP
(比例)I(積分)信号をモニタしてその信号中
のP分発生回数を計数する。それが所定の回数に
達しないとメモリ8は空燃比制御装置の閉ループ
制御が異常であると判定する。メモリ8は閉ルー
プ制御が正常であると判定するとその出力状態を
保持して表示器9を消勢する。閉ループ制御が異
常であると判定すると表示器9は外部に可視ない
し可聴表示する。
第2図は第1図に示す故障警報装置10の詳細
な回路構成を示す回路図である。同図において制
御信号動作判定回路7は、抵抗R1およびコンデ
ンサC1からなる一次遅れ回路と、入力抵抗R2
ヒステリシス抵抗R3および演算増幅器A1からな
る比較回路とによつてP分検出回路を構成する。
入力信号端子12には空燃比制御装置の制御回路
3からPI信号が供給される。P分発生回数は、コ
ンデンサC2およびC3と、ダイオードD1およびD2
と、コンデンサC3の電圧V2をクランプする抵抗
R5およびR6ならびにダイオードD4からなる回路
と、電源Vccがオフの場合にコンデンサC3の電荷
を放電するダイオードD3および抵抗R4とを含む
回路で計数される。なお容量C3は容量C2より大
きく設定する。
メモリ8は、抵抗R7〜R10,ダイオードD5およ
び演算増幅器A2により構成され、判定回路7の
出力電圧V2を、抵抗R7およびR8の分圧による基
準電圧V〓と比較し、出力電圧V2が低い場合に
は表示器9を駆動し、反対の場合には表示器9を
消勢して増幅器A2の出力電圧V3を低レベルに保
持する機能を有する。
表示器9は発光ダイオード(LED)D6で構成
されるが、ランプなどの他の発光表示手段または
ブザーなどの可聴表示器を使用してもよい。
次に第3図を参照して動作を説明する。時刻t0
において回路の電源Vccを投入、すなわちエンジ
ン1の始動を行なう。このとき入力信号端子12
に現われる制御回路3からのPI信号は排気センサ
5が非活性状態であるため第3図A1の前半に示
すように平坦である。したがつてP分検出回路の
出力V1も低レベルで一定であり(同図A2),コン
デンサC3の端子電圧V3は抵抗R5およびR6によつ
て決まる分圧値V20にクランプされている(同図
A3)。このとき判定回路7の出力電圧V2,すなわ
ちV20はメモリ8の基準電圧V〓より低いので、
増幅器A2の出力電圧V3が高レベルとなり(同図
A4)、発光ダイオードD6が付勢されて発光する。
このようにしてエンジン始動時における故障警報
装置の動作試験が行なわれ、装置の正常性が確認
できる。
エンジン始動後排気センサ5が活性状態になり
閉ループ制御を開始すると、PI信号はP分14を
含むため第3図A1右半分に実線で示すような三
角波となる。したがつて抵抗R1およびコンデン
サC1による一次遅れ信号は同図A1に点線で示す
三角波となる。この両信号を比較回路の増幅器
A1の非反転入力(+)および反転入力(−)に
入力してP分に同期した矩形波V1を得る(同図
A2)。P分発生回数を計数する回路は、この矩形
波V1によりコンデンサC2を介してコンデンサC3
を充電する。したがつてコンデンサC3の端子電
圧すなわち回路7の出力電圧V2はP分発生ごと
に階段状に上昇する(同図A3)。メモリ8の増幅
器A2は、その反転入力(−)の階段波V2を分圧
器R7およびR8の基準電圧V〓と比較する。階段
波V2が基準電圧V〓を超えるとこの比較回路の
出力V3は高レベル「1」から低レベル「0」に
遷移し(同図A4)、発光ダイオードD6が消勢され
閉ループ制御が正常であることを表示する。この
低レベルは、また同図A4に点線で示すように、
ダイオードD5を介して基準電圧V〓をその値に
クランプする。したがつてメモリ8の出力V3
低レベル状態を保持し、これは電源Vccを切断す
るまで継続し、表示器9も消勢状態を保持する。
閉ループ制御に何らかの異常がある場合にはPI
信号にP分が含まれないので、上述したエンジン
始動時の回路動作と同じ回路動作によつて判定回
路7の出力電圧V2が基準電圧V〓を超えること
はなく、表示器9は始動時に点灯したまま点灯状
態を継続する。したがつて故障表示が行なわれ
る。この様子を第3図B1ないしB4に示す。
本考案による故障警報装置は以上のように構成
したことにより空燃比制御装置における閉ループ
制御の障害を速やかに運転者に表示することがで
きる。またエンジン始動時における装置の正常動
作チエツクと始動後の故障表示とを識別すること
なく同一回路で実行し、始動後の閉ループ制御が
正常である場合にのみ表示器を消灯するようにし
たことにより、回路構成が簡略化された。またこ
のような故障表示が速やかに得られることは、内
燃機関の保守性の向上,有害排気物の長期排出の
防止,および触媒による排気浄化装置の場合には
その劣化の防止にも寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空燃比制御装置の故障警
報装置の実施例を示すブロツク図、第2図は第1
図に示す故障警報装置の詳細な回路図、第3図は
第2図に示す回路の各部における信号波形を示す
波形図である。 主要部分の符号の説明、7……制御信号動作判
定回路、8……メモリ、9……表示器、10……
故障警報装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 排気センサの出力と設定値との偏差に応じた
    比例積分制御信号に基づいて内燃機関への燃料
    を調整する空燃比制御装置の故障警報装置であ
    つて、該比例積分制御信号をモニタし該比例積
    分制御信号中に含まれる比例分を検出してその
    発生回数を計数する計数手段と、故障を表示す
    る表示手段と、前記計数手段によつて計数され
    た発生回数が所定の回数に達するまで前記表示
    手段を作動せしめ、該計数された発生回数が所
    定の回数に達した後は前記表示手段の作動を停
    止せしめる比較保持手段とを含み、これによつ
    て空燃比制御装置の閉ループ制御系に含まれる
    故障を検出して警報することを特徴とする故障
    警報装置。 2 前記計数手段は、比例積分制御信号を受信し
    て所定の時間遅延させる遅延回路と、該遅延回
    路からの遅延した信号と比例積分制御信号とを
    比較して比例分信号に同期した信号を形成する
    第1の比較回路と、該第1の比較回路に接続さ
    れた該比例分信号に同期した信号を累積する積
    分回路とを含み、前記比較保持手段は、該積分
    回路の出力電圧を基準電圧と比較して前者が後
    者より低いときは前記表示手段を付勢し、前者
    が後者より高いときは前記表示手段を消勢する
    とともに前記基準電圧を該積分回路の出力電圧
    より低くして該表示手段の消勢状態を保持する
    ようにした第2の比較回路を含むことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の故障
    警報装置。 3 前記表示手段は発光ダイオードを含む可視表
    示器であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の故障警報装置。
JP4664979U 1979-04-09 1979-04-09 Expired JPS6120273Y2 (ja)

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JPS55146839U JPS55146839U (ja) 1980-10-22
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