JPS61201001A

JPS61201001A - 衛生物品吸収体の形成方法

Info

Publication number: JPS61201001A
Application number: JP60040699A
Authority: JP
Inventors: 川瀬　嵩
Original assignee: Unicharm Corp
Current assignee: Unicharm Corp
Priority date: 1985-02-28
Filing date: 1985-02-28
Publication date: 1986-09-05
Also published as: JPH0451179B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、使い捨ておむつ・失禁パッドなどの衛生物品
、とくにその吸収体の形成方法に関する。

（従来の技術）従来、使い捨ておむつにおいて、身体に対する適合密着
性をはかるため吸収体をいわゆる砂時計型に形成し、さ
らに、吸収体の中央域における体液吸収容量の増大をは
かるため該中央域を厚層に形成し、さらにまた、着用者
の臀部が位置する吸収体の後側域における体液吸収容量
の増大をはかるため、該後側域を広幅に形成したものが
知られている。

一般に、吸収体を砂時計型に形成するには、吸収体の股
下区域における対向側端を切除するか、または、該対向
側端を折り返す方法が採られている。また、吸収体の中
央域を厚層に形成するのには、細幅、広幅の吸収体を別
々に形成してこれらを重ね合せる方法などが採られてい
る。

（発明が解決しようとする問題点）前述した従来のおむつの吸収体の形成方法において、吸
収体の股下区域における対向側端を切除するものは、吸
収体の材料経済のうえで好ましくなく、該対向側端を折
り返すものは、股下区域における側端形状が着用者の脚
回りに適合密着するように形成することが困難であり、
また、細幅。

広幅の吸収体を別々に形成してこれらを重ね合せるもの
などは、作業性に劣るといったことなどの難点がある。

（問題点を解決するための手段・実施例）本発明は、前
記問題点を有効に解決することが可能な吸収体の形成方
法をうるごとを目的とする。

本発明を図示の実施例にもとづいて説明すると。

以下のとおりである。

第１図において１本発明吸収体の構成材料である連続ウ
ェブを示す。連続ウェブ１は、従来一般に、使い捨てお
むつなどの吸収性衛生物品の吸収体として用いられてい
る吸水性材料、たとえば、粉砕パルプ、これと高吸水性
ポリマーの粉末との混合物などで形成する。連続ウェブ
１の片面または両面には、これを形成する際の粉砕パル
プのキャリヤーシートとなし、または、その形成時やお
むつとしての使用時の吸収体の保型をはかることなどの
ため、極く薄い透水性シートを用いることがある。

第１図に示すように、連続ウェブ１は、平行して対向す
る第１および第２外側縁２ａ、　２ｂを有、し。

これら外側縁間の中央部において、実線で示す入角形ま
たは鎖線で示す楕円形の各広幅部３とこれら間に介在連
続する細幅部４とからなる中央部材φ ５と、この両側に対称形をなす両側部材６αとが連続ウ
ェブ１の長さ方向に連続的に形成されるように第１およ
び第２縦方向仮想線５ａ、５ｂに沿って切断する。さら
に連続ウェブ１は、おむつ１個分の吸収部材をうるため
、中央部材５の対向する両店幅部３の一方の後方部にお
ける細幅部４との接続位置を横切る第１幅方向仮想線７
ａ、７ｂにおいて両側部材６ａ、６ｂを切断し、さらに
また広幅部３を第１幅方向仮想線７ａ、７ｂの近傍位置
で横切る第２幅方向仮想線８において切断する。切断す
べき両側部材６ａ、６ｂの第１幅方向仮想線７ａ、　７
ｂと７ａ、７ｂとの長さ方向間隔と、切断すべき中央部
材５の広幅部３の第２幅方向仮想線８と８との長さ方向
間隔とは、好ましくは同じくする。

かくして切断してえた中央部材５と１両側部材６ａ、６
ｂとは、第２図に示すように１重ねておむつ１個分の吸
収体を形成する。すなわち１両側部材６ａ、６ｂは、前
記第１および第２縦方向仮想線５ａ。

５ｂでの切断により生じた内側縁が外側に位置して対称
形になり、かつ前記第１および第２外側縁２ａ。

２ｂが内側に位置してこれらが適宜幅Ｗでずれて重なる
ように配置し、これらの上面に長さ方向にずれるように
中央部材５を重ねることにより形成する。両側部材６ａ
、６ｂの重ね幅Ｗは、両側部材６ａ。

６ｂを重ねた全体の幅が中央部材５の幅とほぼ同じにな
るように重ねである。

第３図に示す態様の連続ウェブ１は、第１幅方向仮想線
７ａ、７ｂにおいて切断すべき位置を中央部材５の対向
する各広幅部３の間の前方部へ偏倚する位置にすること
のほかは、第１図に示す態様の連続ウェブｌと同じであ
る。また第４図に示す吸収体は、第３図に示す連続ウェ
ブ１を切断してえた中央部材５と、両側部材６ａ、６ｂ
との重ね態様は。

両側部材６ａ、６ｂを重ねた全体の幅が中央部材５の広
幅部３の幅よりも大きくかつ長さ緑が一致するようにす
るほかは、第２図に示す吸収体の形成態様と同じである
。

なお、連続ウェブ１に示した縞模様状の縦方向線および
斜め方向線は、中央部材５と両側部材６ａ。

６ｂとを識別し易くするためのものである。

（作用・効果）斜上のような形成方法からなる本発明によれば、吸収体
の形成方法がきわめて簡単でおむつの高速生産に適する
とともに、その方法を実施するための装置もきわめて簡
単となり、そのためおむつの廉価量産が可能となる。そ
して、連続ウェブを中央部材と両側部材とに切断する縦
方向の曲線の周期・屈曲角・曲率を適宜選定することに
より、身体に適合密着する吸収体を形成することが可能
になるなどの利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明方法の実施例を示すもので、第１図はおむ
つ吸収体の構成材料とすべきウェブを連続的に形成しこ
れを縦および幅方向に切断した部分平面図、第２図は第
１図の連続ウェブからおむつ１個分の各部材に切断しこ
れを重ねてそのおむつの吸収体とした平面図、第３図は
第１図に相当する他の態様の部分平面図、第４図は第３
図の連続ウェブからおむつ１個分の各部材に切断してこ
れを重ねてそのおむつの吸収体とした平面図である。１・・・連続ウェブ　　　　２ａ・・・第１外側縁２ｂ
・・・第２外側＃　　　　３・・・広幅部４・・・細帽
部　　　　　５・・・中央部材６ａ、６ｂ・・・両側部
材

Claims

【特許請求の範囲】

（１）対向して平行する第１および第２外側縁を有する
連続ウェブを吸水性材料で形成すること、前記連続ウェ
ブを前記第１および第２外側縁間の中央部において各広
幅部とこれら間に介在連続する細幅部とからなる中央部
材とこの両側に対称形をなす両側部材とが前記連続ウェ
ブの長さ方向に連続的に形成されるように切断すること
、前記切断した両側部材を前記切断した中央部材の対向
する各広幅部間において幅方向に切断し、さらに前記切
断した中央部材の各広幅部を幅方向に切断すること、前記切断した両側部材を前記縦方向切断により生じた内
側縁が外側に位置して対称形になりかつ前記第１および
第２外側縁が内側に位置してこれらが互に幅方向に適宜
ずれて重なるように配置し、これらの上面に中央部材を
重ねること、からなることを特徴とする衛生物品吸収体の形成方法。
（２）前記中央部材の広幅部は八角形または楕円形にな
るように切断する特許請求の範囲１項記載の衛生物品吸
収体の形成方法。
（３）前記中央部材の広幅部は対向する前記両広幅部の
一方が長さ方向に短かくなるように幅方向に切断する特
許請求の範囲第１項記載の衛生物品吸収体の形成方法。
（４）前記両側部材は対向する前記両広幅部の一方に偏
倚する位置で幅方向に切断する特許請求の範囲第１項記
載の衛生物品吸収体の形成方法。