JPS61200212A - 夜間反射性吸音板 - Google Patents

夜間反射性吸音板

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JPS61200212A
JPS61200212A JP60040308A JP4030885A JPS61200212A JP S61200212 A JPS61200212 A JP S61200212A JP 60040308 A JP60040308 A JP 60040308A JP 4030885 A JP4030885 A JP 4030885A JP S61200212 A JPS61200212 A JP S61200212A
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JP
Japan
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sound
sound absorbing
absorbing
absorption coefficient
particles
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JP60040308A
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JPH0447722B2 (ja
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新美 喜久雄
典弘 池田
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Kikusui Line Co Ltd
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Kikusui Line Co Ltd
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  • Building Environments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無機質吸音板に反射性を付与することにより
、主として防音壁に利用し、道路および交通産業の分野
に寄与する吸音板を創出しようとするものである。
(従来の技術) 従来、無機質吸音板としては、グラスウール、ロックウ
ール等の無機質繊維を有機結合剤で結合したものを使用
した金属製吸音壁等が道路用として多用され、更に近年
においては、多孔性セラミックを主体としたもの(例え
ば実公昭49−4321、特公昭55−23795)あ
るいは異なる厚みの吸音材を適宜比率で組み合せて一体
成形したもの(実開昭58−115508)等があった
。特にセラミック吸音板は、吸音性にすぐれているほか
、不燃性、耐水性、耐触性、耐候性等金属やプラスチッ
クでは得難いネ 諸性能をそなえており、近年殊要が増大し、関心が高ま
っているのが現状である。
一方、道路交通の分野、特に高速道路においては、騒音
問題に加えて、安全対策として自動車運転者の視線誘導
の重要性が指摘されており、その対策として視線誘導標
等の増設やその大型化が必要とされているが、かかる装
置はコストの増大をきたすばかりでなく、依然として点
や線での誘導であるため、その効果においても十分期待
に応えるものではなかった。
そこで、近年高速道路等の主要な箇所に着層した防音壁
を利用し、面によるスケールの大きい視線誘導をはかる
ことによって交通の円滑とる、 (発朗が解決しようとする問題点) 本発明は、主として道路用パネル型防音壁を対象とする
無機質吸音材にかかるものであるが上記の従来技術にお
いて通常使用される一定標率の吸音性能を低下させるこ
となく、該防音壁が夜間反射効果による車両の視線誘導
等の機能を兼ねることを可能にした吸音板を提供するも
のである。
又本発明は、外見形状が従来の吸音板車体と変らず、か
つ従来方法と同様に設置し得ると共に、防音壁に併せて
視線誘導標等の保安用品を設置する必要をなくし、しか
もカーブ地点をはじめとする視線誘導の効果を著大なら
しめることによって、交通問題解決の一助たらしめるも
のである。
(問題解決のための手段) 本発明は、一定の粒度範囲を設けたセラミック固体粒子
と無機質結合剤を均一に混合して下層部とし、次にその
表層部に一定の粒度範囲のガラスピース又は粉砕ガラス
等の反射材およびセラミック面体粒子(又はセラミック
面体粒子を省略)と無機質結合剤とを均一に混合して表
層部とし、次いで上部から加圧して一体成形しこれを焼
成して多孔性かつ表面に反射性を有する吸音板を得られ
るものである。
本発明の吸音板は、従来の吸音板に比し吸音性能を下げ
ることなく、一定席の反射機能をそなえると共に、機械
的強度を上げるために、反射材の粒径および形状の選択
、焼成温度の調整等による試作を重ね、得られたもので
ある。
(作用) 上記によって得られた吸音板を防音壁に利用するときは
、夜間通行車両のヘッドライトの光が吸音板表層部の反
射材によって再帰反射し、防音壁および道路形状等を明
確に視認することができ、円滑安全な車両誘導がなされ
るもので媒 ある。又該防音壁によって音エネルギーが遺エネルギー
に変換され、吸音効果を併せ発揮するものである。
(実施例) 次に本発明の実施例を記載して具体的に説明する。
実施試料とした吸音板はA−Dの4個とし、仕上り厚さ
をすべて2Qmtnとした。又試料はそれぞれ下層部と
表層部とから成り、その厚さ比率を3=1と設定した。
以下の各実施例における効果測定は、まず吸音率につい
て行なった。測定法はJIS A 1405に吸音率測
定方法」により行ない、測定条件として遮音板とのパッ
クスペースを59mmに設定した。
実施例1 下層部として、粒径1.0〜2.Qmmのセラミツ部を
均一に混合した後、成形型に混合物を注入した。次に表
層部として、屈折率1.93を有する590〜1140
μのガラスピーズ75重量部と粒径1.0〜2,0ff
IflIのセラミック固体粒子25重付部に均一に被覆
されるようにシリカゾル30重量部を混合撹拌した後、
成形型の下層部上に注入し、上部より加圧成形し、成形
したものを電気炉で350°03時間焼成して成品(試
料A)を得た。
吸音率測定の結果は、各周波数毎の吸音率および曲線が
後記の比較例1の吸音率測定値にほぼ近似し良好な物性
を示した。
実施例2 下層部を実施例1と同一条件とし、表層部として、屈折
率1.51を有する3360〜4760μのガラスピー
ズ100重量部に均一に被覆されるようにシリカゾル1
0重量部を混合撹拌した後、成形型の下層部上に注入し
、上部より加圧成形し、成形したものを電気炉で350
 ’c3時間焼成して成品(試料B)を得た。
吸音率測定の結果は、各周波数毎の吸音率は比較例1に
比し500〜630Hz帯において若干低下した以外は
、はとんど近接しており良好と認められた。
実施例3 下層部を実施例1と同一条件とし、表層部とニーで 屈
折率1.51を有する2000〜2380μのガラスピ
ーズ100重量部に均一に被覆されるようにシリカゾル
10重量部を混合撹拌した後、成形型の下層部上に注入
し、上部より加圧成形し、成形したものを電気炉で35
0°C3時間焼成して成品(試料C)を得た。
5之 吸音率測定の結果は、各周蝮数毎の吸音率は試BBにほ
ぼ近似し良好と認められた。
実施例4 下層部を実施例1と同一条件とし、表層部として、粒径
1.0〜2.0 mmのガラス粉砕粒子100重量部に
均一に被覆されるようにシリカゾル20重量部を混合撹
拌した後、成形型の下層部上に注入し、上部より加圧成
形し、成形したものを電気炉で350°C3時間焼成し
て成品(試料D)を得た。
吸音率測定の結果は、各周波数毎の吸音率が比較例1に
比し、主要周波数帯において、いずれも0.1前後低下
しており、良好とはいえないが、他の実施試料と同じく
曲線にバラつきがなく、吸音板として中度の性能を認め
られるものであった。
次に前記各実施例と対比するため、本発明にようない試
料による次の比較例について実験を行なった。
比較例1 下層部と表層部との区分を設けず、粒径1.0〜2.0
 mmのセラミック固体粒子100重量部に均一に被覆
されるようにシリカゾル30重量部を混合撹拌した後、
成形型に混合物を注入し上部より加圧成形し、成形した
ものを電気炉で350°C3時間焼成して20Inm厚
の成品(試″BE)を得た。
吸音率測定の結果は一般のセラミック吸音体の音響特性
に匹敵する数値を得た。
比較例2 下層部と表層部との区分を設けず、粒径1.0〜2.0
 mmのガラス粉砕粒子100重量部に均一に被覆され
るようにシリカゾル20重;M g6を混合撹拌した後
、成形型に混合物を注入し上部より加圧成形し、成形し
たものを電気炉で350’C3時間焼成して20mm厚
の成品(試料F)を得た。
吸音率測定の結果は、500〜630H2の周波数帯で
著しいピークを示したが、他の各周波数では比較例1に
比し0.2前後低下した帯域が多く、高低差の著しい曲
線を示した。
以上の各実施例および比較例における吸音率測定結果の
対比は図面(グラフ)で示す。
次に、上記実施例による試HA−Dおよび比較例2によ
る試@Fについて輝度測定を行なった。
測定結果は次表のとおりであった。
@(1)測定方法は、測定機器としてスペクトラブリチ
ャード・フォトメーターモデル1980を用い、測定条
件として受光器高さ137.75cm。
光源高さ87.25cm、距票25mに設定した。
(2)基邸値は、一般道路標示における基邸によった数
値を示す。
上表のごとく、試!l:lは視認性良好な輝度を示し、
試料AおよびCはこれに次ぎ、良好であった。又試料り
およびFは輝度の測定値としては高い数値ではないが、
試料りは前記の吸音率、輝度を総合した本発明の利用度
についての限界線にあるものと判定された。
(発明の効果) 本発明は、防音壁への利用により防音壁自体の効用を広
くし、道路交通雁策に寄与するところが大きい。交通安
全上の主要な用途は、必恕箇所の防音壁の全面反射性に
よる視線誘導であるが、このほか防音壁の一部にブロッ
ク方Sにこれを組み込み、交通上のブロック表示をする
等の多用途に利用することも可能である。叉、本発明の
溝成は完全な無機質であるため、浸面宿についても無機
質吸音板の長所たる不・燃性、耐火性、耐候性等の長所
を発揮し、耐久性のある反射体を供給することができる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例による夜間反射性吸音板の吸音率測
定結果を示すグラフである。 特許出願人  菊水ライン株式会社 代理人    弁理人 曽我力三 A・・実施例1 B・・実施例2 C・・実施例3 D・・実施例4 図面         E・・比較例IF・・比較例2 1i!! m 数(Hz) 手 続 補 lE  書(自発) 昭和60年7月8日 (再提出) 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1.5件の表示 昭和60年特許願第040308号 Z 発明の名称 夜間反射性吸音板 3、 補正をする丹 n件との関係  特許出願人 住所  名古屋小雨[メ加■本通1丁目26番地名称 
菊水ライン株式会社 4、 代理人 シ 補正の対象 図面(グラフ)に記職した垂直入射吸音率の数値A・・
実施例I B・・実施例2 C・・実施例3 D・・実施例4 図面         E・・比較例IF・・比較例2 周波数(Hz)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック固体粒子と無機質結合剤との混合材を
    下層部とし、ガラス等の球状粒子又は粉砕粒子たる反射
    材とセラミック固体粒子と無機質結合剤との混合材を表
    層部として下圧し、一体成形して焼成し多孔性の板体と
    したことを特長とする夜間反射性吸音板。
  2. (2)表層部をガラス等の球状粒子又は粉砕粒子たる反
    射材と無機質結合剤との混合材とした特許請求の範囲第
    1項の夜間反射性吸音板。
JP60040308A 1985-03-02 1985-03-02 夜間反射性吸音板 Granted JPS61200212A (ja)

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JPH0447722B2 JPH0447722B2 (ja) 1992-08-04

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