JPS61199867A - 血管内留置カテ−テル - Google Patents

血管内留置カテ−テル

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JPS61199867A
JPS61199867A JP60039483A JP3948385A JPS61199867A JP S61199867 A JPS61199867 A JP S61199867A JP 60039483 A JP60039483 A JP 60039483A JP 3948385 A JP3948385 A JP 3948385A JP S61199867 A JPS61199867 A JP S61199867A
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JP
Japan
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catheter
blood
lumen
core material
blood vessel
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Pending
Application number
JP60039483A
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English (en)
Inventor
正章 井上
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BIO MEDICAL KK
Original Assignee
BIO MEDICAL KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は血管内に留置するカテーテルに関し、更に詳細
には、投薬、モニターの他、血液の体外カテーテル(カ
ニユーレも含む)に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、血管内に留置するカテーテルにおいて、 カテーテル本体と、カテーテル本体の内腔部に実質的に
密着するようにかつ着脱可能に挿入された芯材とから成
り、カテーテル本体の操作の際に前記芯材を取除いて操
作することにより、血管内留置カテーテル本体の内腔部
に血栓が生じるのを防止することができるようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
体外において血液透析を行う際に血液の体外循環用カニ
ユーレを血管に挿入したり、診断用、投薬用あるいは血
圧測定監視、血流速測定監視などの各種のモニター用等
に血管内にカテーテルもしだはカニユーレを挿入してお
くことは現在の外科的、内科的治療の常套手段となって
いる。しかし、血管内にカテーテルを留置するとカテー
テルの周囲に血栓が生じる問題がある。短期間に使用す
る血管内留置カテーテルの場合と異なり、長期間使用す
るカテーテルでは、当然血液に接触するカテーテルの周
囲に血栓が発生する。血液透析も1回に5−8時間を要
するが、急性の腎不全や薬物中毒、その他制がん療法等
に1週間ないし2ケ月近くカニユーレを血管内に留置す
ることがある。
また関心術のような心臓手術における術前術後管理にお
いても、心機能の測定や管理に血管内にカテーテルを挿
入して患者の様子を克明にモニターするが、この場合も
カテーテルの周囲に血栓を生ずることが問題となってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
血栓生成の問題は実はカテーテルの外周のみにあるので
はなく、更に深刻な問題はカテーテルの内腔部に生じる
血栓である。
通常カテーテルには先端に開口部がある他、カテーテル
の側面にも側孔を設けである。これは孔がカテーテルの
先端のみでは先端の孔が血栓発生や、血管壁への圧着等
の原因で閉塞すると最早カテーテルの用をなさないため
に側孔をカテーテル先端付近に設けておき、カテーテル
の機能を維持させようとするものである。この場合もこ
の側孔から浸入した血液が凝固することがある。
このように血管内に留置されるカテーテル(カニユーレ
も含まれる)の深刻な問題点として、血栓の生成がある
が、この血栓生成の様態は2つに分類することが出来る
。1つはカテーテルの外周面に生じる血栓であり、いま
1つはカテーテルの内部すなわち内腔部に生じる血栓で
ある。
血管内留置カテーテルの血液接触部の外周に血栓を生ず
ることに対する解決の手段として、(1)カテーテルの
性質を抗血栓性のよい素材で構成すること、(2)カテ
ーテルの血液接触部分に抗血栓性の優れた物質でコーテ
ィングすることなどがあり、いろんな試みがなされてい
る。
抗血栓性の優れた素材としてセグメントポリウレタンが
あり、又ポリウレタンとポリシロキサンを構成成分とす
るいろんな抗血栓材が開発されている。
これらの物質を利用した血管内留置カテーテルでは血液
接触外周面に生じる血栓はかなり防止出来るようになっ
ている。殊にカテーテルの外周面では血液が流れており
、血液の滞留がないために現在の抗血栓材料を使用する
とことによって血栓生成はかなり防止出来るようになっ
ている。
現在全く解決の手段がないのは血管内留置カテーテルの
内部、すなわちカテーテルの内腔に生じる血栓である。
カテーテルを通して、薬液を投与したり、あるいは血液
を内部に流したりする場合(たとえば血液体外循環用に
用いたときなど)は、血液が流れていたり、あるいは薬
液が流れているので問題はないが、問題はその後の血管
内にカテーテルを留置している間の血栓を如何に防止す
るかである。このときカテーテルの内腔の液は完全に滞
留の状態にある。血液がその中にあるときは急速に凝固
するし、薬液や生理食塩水がその内腔に満たされていて
もカテーテルの先端孔や側孔から血液が時間とともに拡
散して浸入して来ることはさけられない。この場合も血
液に流れがないため急速に凝固が生じる。
−Cに、このような血栓形成を防ぐために、使用後血液
中に留置するとき、カテーテルの内腔に、専用活性剤す
なわちヘパリン等を含んだ生理食塩水を満たしておくこ
とが行われている。
しかしながら、ヘパリン含有生理食塩水は時間とともに
拡散して血液中に流出し、一方、外周部を流れる血液が
カテーテルの先端孔や側孔から時間とともに拡散、侵入
して来るので、カテーテル内腔部では当然のことながら
流れがなくて滞留しているため、必然的に血液が凝固し
て血栓となる。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点を解決するため、本発明は血管内留置カテ
ーテル本体の内腔に生ずる血栓を防止するようにしたカ
テーテルを提供するものであり、このカテーテルは、血
管内に留置されるカテーテル本体と、カテーテル本体の
内腔部に着脱可能に挿入された線状の芯材とから成り、
前記芯材は前記内腔部に実質的に密着するように挿入さ
れて、カテーテル本体の先端孔及び/又は側孔を塞ぎ、
前記カテーテル本体を操作する際に前記芯材を前記内腔
部から取除いて操作するようにしたことを特徴とする。
このように、血管内に留置す為とき芯材が挿入されてい
ると実質的に内腔部が芯材で占められ、血液が側孔から
も先端孔からも侵入し得す、内腔に血栓を生ずることは
ない。又内腔が芯材で占められているので芯材を抜くと
内腔が完全な形で開口していることになる。本発明のカ
テーテルは抗血栓材質のポリウレタンで構成されること
が望ましいが、ポリ塩化ビニル製、ポリオレフィン製で
あってもよい。カテーテルの外周部を構成する部分は抗
血栓性のよいポリウレタンであるのが殊に望ましい。又
カテーテル外周面を、たとえば公知の抗血栓材、殊にポ
リウレタンやポリウレタンとポリシロキサンを構成成分
とする抗血栓材でコーティングすることが望ましい。
芯材を構成する材質も抗血栓性の点からポリウレタン製
であることが望まれるが、必ずしもポリウレタンでなく
ても、ポリ塩化ビニルであっても、ポリオレフィンであ
っても又シリコーン製であっても、フッ化樹脂たとえば
ポリテトラフルオロエチレンであってもよい。本発明の
原理は薬液路が円形で多重空孔構造になっているダブル
ルーメンや多ルーメンのカテーテルでもよいし、円形内
腔を隔壁で折半したサイド−バイ−サイド(はり合わせ
タイプ)のものでも用いられることは、その原理に照ら
して当然である。本発明の理解のために、以下シングル
ルーメンカテーテル(内腔がひとつであるカテーテル)
を例として説明するが、これらの原理は、血管内留置カ
テーテルであればマルチルーメンカテーテルでもサイド
−バイ−サイドのカテーテルでも同様に適用することが
出来る。
本発明に用いる線状の芯材の先端は、芯材をカテーテル
本体に挿入したとき、カテーテル本体の先端開口部より
少し突出するように構成するのがよい。これが突出せず
に、カテーテルの先端より内部に入りこむとそこに血栓
が生じることがある。
又この線状の芯材の先端は尖ったものであることが望ま
しく、特に弾丸状(bullet tip)であること
が望ましい。これは先端が角ぼっていると、そこで血液
の流れが乱れて、血栓発生の引金になることがある。こ
のため、先端の尖った弾丸状のものがよい。
以下本発明の理解のために例をあげてさらに詳細に説明
する。
〔実施例〕
第1図は血管内留置カテーテル本体Aの一例を示したも
のである。このカテーテル本体は先端孔1以外に側孔2
が複数個設けられていて、材料はポリウレタンである。
他端にはインジェクションキャップ(投薬用キャンプ)
3.3′が付設されている。
第2図は本発明に用いられる線状の芯材Bであり、本例
はポリウレタン製である。この芯材Bの先端4は弾丸状
の形をしておりこの芯材Bの外径は第1図のカテーテル
本体Aの内腔の内径にほぼ等しくなっており、これを実
際に第1図のカテーテル本体の内腔に挿入すれば実質的
に密着状態で挿入可能である。
第3図に本発明のカテーテルを実際に使用した様態を示
す。
第3図に示すように、血管内に留置するとき本発明の芯
材Bを挿入するこにより、先端孔lと側孔2は実質的に
ふさがされて血液が侵入しないのでカテーテルCの内面
が血栓でつまることがなくカテーテル本体を使用すると
きこの芯材Bを抜けば、カテーテルの内腔は完全に開口
しており、投薬等の使用目的を充分に達成することが出
来る。
〔発明の効果〕
本発明の実施により、血管内留置カテーテル本体の内腔
部に血栓を生じることが完全に防止されるので、安全か
つ問題なく長期間血管内に留置出来、患者の苦痛を減ら
せる他、血栓片の飛散による臓器への悪影響をなくし、
かつ医師の操作も楽であり、医療に大きい福音をもたら
すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる血管内留置カテーテル本体
の一例を示す正面図、第2図は本発明に用いられる線状
芯材の一例を示す正面図、第3図は本発明の血管内留置
カテーテルを実際に使用した様態の一例を示す図である
。 なお図面に用いた符号において、 A−・−−一−−−−−−・−・・・カテーテル本体B
−・−−一−−・−−−−−−−一芯材C・−・−・−
−−−−一−−−−−カチーテルト−・・・・−・−・
−・−・−*端孔2−−−−−−−−−−−−−−・・
−・側孔3.3′・−−−−−−・−・・インジェクシ
ョンキャップ4−・・−−−−−−−−−−−一−−先
端5・−・−一−−−−−−・・−・−・・血管壁であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 血管内に留置されるカテーテル本体と、カテーテル本体
    の内腔部に着脱可能に挿入された線状の芯材とから成り
    、前記芯材は前記内腔部に実質的に密着するように挿入
    されて、カテーテル本体の先端孔及び/又は側孔を塞ぎ
    、前記カテーテル本体を操作する際前記芯材を前記内腔
    部から取除いて操作するようにした血管内留置カテーテ
    ル。
JP60039483A 1985-02-28 1985-02-28 血管内留置カテ−テル Pending JPS61199867A (ja)

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JP60039483A JPS61199867A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 血管内留置カテ−テル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03114243U (ja) * 1990-03-08 1991-11-22
JP2018523541A (ja) * 2015-08-17 2018-08-23 アビオメド インコーポレイテッド 動脈アクセスのためのデュアルルーメンシース

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