JPS61199756A - プル−ンエキスの製造方法 - Google Patents

プル−ンエキスの製造方法

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JPS61199756A
JPS61199756A JP60040588A JP4058885A JPS61199756A JP S61199756 A JPS61199756 A JP S61199756A JP 60040588 A JP60040588 A JP 60040588A JP 4058885 A JP4058885 A JP 4058885A JP S61199756 A JPS61199756 A JP S61199756A
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JP
Japan
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extract
prune
adsorbent
prune extract
adsorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP60040588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Otsu
吉朗 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miki Trading Co Ltd
Original Assignee
Miki Trading Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61199756A publication Critical patent/JPS61199756A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プルーンエキスの製造方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 一般に、プルー7の生果実は変質が激しく、生果実のま
まで長期間保存する等のことは困難であり、そのために
、プルー7は乾燥果実またはエキスとして保存され使用
される。
そこで従来、プルーンエキスの製造は、水、エタノニル
、または水とエタノールの混液等の適当な溶媒により抽
出されるものであり、即ち、ンルー゛ンの生果実の乾燥
工程、エキスの抽出工程、そして濃縮工程を経て製造さ
れるものである。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来技術にあっても、プルーンエキスは得ら
れるものであるが、そのプルーノの性質上、苦味や渋味
あるいは過度の酸味等を生じ、この苦味や渋味等がプル
ーノエキスの味を損ねるという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するために、この発明によれば
、プルーノの生果実の乾燥工程、エキスの抽出工程、そ
して濃縮工程より成るプルーンエキスの製造方法におい
て、吸着剤による吸着工程を設けたことを特徴とするプ
ルーンエキスの製造方法が提供される。
上記構成において、吸着工程は、抽出工程と濃縮工程と
の間に設けることができる。
また上記構成において、吸着工程は、濃縮工程のヰ中に
設けることができる。
更に上記構成において、吸着工程は、濃縮工程の後に設
けることができる。
また更に上記構成において、吸着工程は、複数個所にお
いて設けることができる。
更にまた上記構成において、吸着剤は、活性炭とするこ
とができる。
また1記構成において、吸着剤は、吸着機能を有する天
然産の土類または無機物あるいは有機物よj選ばれた1
種又は2種以上のものとすることができる。
また次に上記構成において、吸着工程におけるプルーン
エキスは、0.5〜70%の糖度とすることができる。
更に上記構成において、吸着剤は、その使用量をプルー
ノエキスの重量比1〜30%とすることができる。
また更に上記構成において、吸着工程は、ろ紙パルプ等
のろ過補助材と吸着剤とを併用することができる。
更にまだ上記構成において、吸着工程は、バッチ式また
はカラム式あるいはその組合せとすることができる。
なお、上記吸着機能を有するものとして例えば、天然産
の土類としては7−ラ土、フロリダ土、ケイソウ土、活
性白土等、無機物としては活性マグネシア、アルミナ、
ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、水酸化カルシウム、炭酸
マグネシウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム
、炭酸カルシウム、シリカゲル、活性酸化マグネシウム
等、有機物としてはセルロース末等であればよい。
(作用) 抽出されたプルーンエキスは吸着剤による吸着工程を経
ることにより、プルーノの性質上手じる苦味や渋味ある
いは過度の酸味等は、その吸着剤に吸着されて除去され
るごとく作用するよって吸着させた後にプルーンエキス
と吸着剤とを分離すれば、良好な味を有するプルーンエ
キスが提供できるものである。
(実施例) 以下にこの発明の詳細な説明する。
実施例1 プルーノの乾燥果実1に対して水3の重量比で加え、約
100℃に加熱してプルーンエキスを抽出し、次に遠心
分離を行い上澄を分離し、充分に加熱乾燥させた活性炭
をエキス量に対して重量比10チとなるように抽出エキ
ス中に加え、ろ過した後活性炭を分離し、減圧下にて濃
縮して糖度約70チとすることにょシプルーンエキスと
する。
実施例1における比較検査 上記実施例の吸着工程を有する方法により得られたプル
ーンエキスと、吸着工程のみを除いた同方法により得ら
れたプルーンエキスとについて、20名による官能検査
を行い、苦味、渋味、過度の酸味の有無、嗜好について
比較を行った。
表  1 官能検査の結果である表1から明らかなように、吸着工
程を経て製造されたプルーンエキスは、苦味、渋味、過
度の酸味が除去され、良好な味を有することが確認され
た。
実施例2 プルー7の乾燥果実1に対して水3を加え、約95℃に
加熱して抽出し、次に遠心分離を行い上澄を分離して抽
出エキスとし、このエキスを、エキスに対する重量比7
チに当る活性炭を20本のガラスカラムに充填したもの
の中を通過させ、ろ過後、減圧下にて濃縮して糖度70
%とすることによりブルーンエキスとする。
実施例2における比較検査 表  2 表2から明らかなように、吸着をカラム式にしても、製
造工程中に吸着工程が存在することにより、良好な味を
有するプルーンエキスが得られることが認められる。
実施例3 プルー7の乾燥果実1に対して水4を加えく。
約100℃に加熱して抽出し、遠心分離を行い上澄を分
離し第1エキスとする。
さらに、第1エキス抽出済のブルーン果実1に対して水
3を加え、約100℃に加熱して抽出し、遠心分離を行
い上澄を分離し第2エキスとする。
次に上記第1エキスのものと第2エキスのものとを合せ
、減圧下にて糖度約30tsまで濃縮し、その濃縮エキ
スに、充分に活性化されたアルミナをエキスに対し15
チ重量比で加え、ろ過し、吸着剤であるアルミナと分離
し、減圧下にて濃縮して糖度70チとすることによりプ
ルーンエキスとする。
実施例3における比較検査 表  3 □−」 表3から明らかなように、全製造工程中における吸着工
程を設ける個所が異なったり、吸着剤が変化しても、製
造工程中に吸着工程が存在することにより、良好な味を
有するプルーンエキスが得られることが認められる。
実施例4 前記実施例3と同様に第1エキスと第2エキスを得、そ
の第1エキスと第2エキスとを合せて減圧下にて濃縮し
糖度約70%とすることにより濃縮エキスとし、そのエ
キスに対して重量比20%の加熱乾燥させた活性炭を1
5本のガラスカラムに充填したものの中を温時濃縮エキ
スを通過させ、ろ過してプルーンエキスとする。
実施例4における比較検査 表  4 表4から明らかなように、濃縮工程の後に吸着工程を設
けても、良好な味を有するプルーンエキスが得られるこ
とが認められる。
実施例5 プルー7の乾燥果実1に対し水2を加え、約95°Cに
加熱してプルーンエキスを抽出し、遠心分離を行い上澄
を分離してブルーンエキスとする。
このエキスに、ケイ酸マグネシウムをエキス量に対して
重量比10%と、ろ過補助材としてろ紙パルプを重量比
10%とを加え、ろ過し、エキスを分離して取出し、減
圧下にて濃縮して糖度約70%とすることによりプルー
ンエキスとする実施例5における比較検査 表  5 表5から明らかなように、吸着剤としてケイ酸マグネシ
ウムを使用すると共に、ろ過補助材を使用しても、良好
な味を有するプルーンエキスが得られることが認められ
る。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明は、プルーンエキスの製
造工程において吸着剤による吸着工程を設けることによ
り、プルー7の性質上発生する苦味や渋味あるいは過度
の酸味等を吸着剤一本2て吸着除去できるものであシ、
そのような苦味や渋味等が除去された良好な味を有する
ブルーンエキスを提供できる等の効果を有するものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プルーンの生果実の乾燥工程、エキスの抽出工程、
    そして濃縮工程より成るプルーンエキスの製造方法にお
    いて、吸着剤による吸着工程を設けたことを特徴とする
    プルーンエキスの製造方法。 2 吸着工程が、抽出工程と濃縮工程との間に設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプルーンエ
    キスの製造方法。 3 吸着工程が、濃縮工程の途中に設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のプルーンエキスの製造
    方法。 4 吸着工程が、濃縮工程の後に設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のプルーンエキスの製造方
    法。 5 吸着工程が、複数個所において設けられたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか
    に記載のプルーンエキスの製造方法。 6 吸着剤が、活性炭であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のプルーン
    エキスの製造方法。 7 吸着剤が、吸着機能を有する天然産の土類または無
    機物あるいは有機物より選ばれた1種又は2種以上のも
    のからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第5項のいずれかに記載のプルーンエキスの製造方法
JP60040588A 1985-03-01 1985-03-01 プル−ンエキスの製造方法 Pending JPS61199756A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49108261A (ja) * 1973-02-19 1974-10-15
JPS50123843A (ja) * 1974-02-21 1975-09-29
JPS538789A (en) * 1976-07-12 1978-01-26 Sumitomo Electric Ind Ltd Apparatus for manufacturing coaxial cable insulator

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49108261A (ja) * 1973-02-19 1974-10-15
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JPS538789A (en) * 1976-07-12 1978-01-26 Sumitomo Electric Ind Ltd Apparatus for manufacturing coaxial cable insulator

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