JPS61197168A - 固定装置 - Google Patents

固定装置

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JPS61197168A
JPS61197168A JP3517985A JP3517985A JPS61197168A JP S61197168 A JPS61197168 A JP S61197168A JP 3517985 A JP3517985 A JP 3517985A JP 3517985 A JP3517985 A JP 3517985A JP S61197168 A JPS61197168 A JP S61197168A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固定装置、たとえばねじが切られているボルト
、ナツト、あるいはプラグ等の固定部材と、その着脱用
の特殊連結装置とに関し、特に安全保障のための盗難防
止技術に関するものである。
特許文献や市場で多種類の盗難防止用固定部材が知られ
ている。この様な固定部材を開示している特許としては
、米国特許第4170918号、第3134291号、
第3134292号、第3482481号、第3411
396号号及び英国特許第1549321号、第148
1442号等がある。
又、この技術分野では、着脱すべきボルト、ナツト或い
はプラグ等に固く係合しそれを確実に保持する様々な連
結装置(レンチ、スパナ)が知られている。この様な連
結装置は、例えば、米国特許第3693484号、第3
362267号、第4187747号、第390682
2号、第3094020号、第3354756号に開示
されている。又、球・スリーブ型保持アセンブリーを使
用した迅速離脱コネクターを開示している文献として、
例えば、英国特許第1558208号や米国特許第41
98080号がある。
しかしながら、上述の様々な特許を含め、本件出願人が
利用できる先行技術のどれをとっても、連結装置とそれ
により着脱すべき固定部材(ボルト、ナンド等)を互い
に固く係合させる機構に、両者(連結装置と着脱すべき
固定部材)の相対的回転を防止する装置を設けるアイデ
アは見られない。ただ、この様な構造に最も近いものが
上述の米国特許第3693484号に見られる。即ち、
この先行技術では、球・スリーブ型カップリングを使用
して連結装置と固定部材を互いに固く係合させると共に
ピンを用いて両者の相対的回転を防止している。
そこで、本発明が提供しようとするものは、固定部材と
その着脱用の連結装置(特殊工具)である。後者は前者
と容易に係合させ得ると同時に一度係合させれば前者か
ら離脱しないだけでなく両者の相対的回転も許さない保
持係合性能を有するものである。
更に詳しく言えば、本発明の一構成例として、固定され
るべき相手方部材との回転係合に適した形状を備えたシ
ャフト部と、連結装置に使用される保持エレメントが嵌
まる係合用の穴か複数個形成された頭部とから成る固定
部材が提供される。
また、本発明の望ましい一実施例では、前記固定部材の
頭部には、断面形状が略円形の係合用の穴が複数個形成
され、かつその穴の中心軸が前記シャフト部の中心軸に
直角な面と鋭角を成すように位置させられる。
また、本発明の望ましい一実施例として、頭部に複数個
の係合用の穴が形成されている固定部材に使用する連結
装置であって、次の様な特徴を備えたものが提供される
。即ち、この連結装置は、その本体に、前記固定部材の
頭部の係合用穴の配置に対応して複数個の保持エレメン
トが保持されており、そして、同保持エレメント位置を
変えるための位置変更手段が設けである。詳しく言えば
、この手段はたとえばスリーブであって、第1位置で、
前記保持エレメントを上記固定部材の頭部との係合、非
係合を容易に行い得る引っ込み位置に位置させる一方、
第2位置で、前記保持エレメントを、それが前記固定部
材の頭部の係合穴に嵌まってその頭部が連結装置との相
対的回転も阻まれる係合位置に位置させるものである。
また、本発明の一実施例では、次の様なスリーブが上述
の保持エレメント位置変更手段になっている。即ち、こ
のスリーブは、固定部材の中心軸に添って第1位置から
第2位置へ移動させ得るものか、或いは、第1位置から
ある角度だけ回転させて第2位置へ回転位置を位置変更
させ得るものである。
また、本発明の望ましい一実施例では、固定部材は半球
状頭部を持ち、この頭部に於いて、固定部材の中心軸か
ら下方へ典型的な場合で約60度の角度を成すひとつの
平面に複数個形成されている。あるいは、これら各係合
用穴を相異なる平面上に形成し、係合用穴相互の間隔は
同じでなくともよい。又、係合用穴の大きさは全て同し
であっても相違していても良い。この様に係合用穴を形
成すればひとつの盗難防止システムが得られ、係合用穴
の形態に対応した連結装置を使用しない限り、固定部材
取り外しは不可能である。
さらに、本発明の付記すべき特徴として、固定部材と連
結装置との係合は完全に不動ではなく、わずかではある
があそびがあるという点が挙げられる。これにより、効
果的な固定部材取付けに必要な固定部材と連結部材との
微妙なアライメントを容易に行ない得る。
次に、図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
先ず、第1図には本発明の望ましい一実施例であるボル
ト状の固定部材が示しである。この固定部材は中心軸1
2方向にシャフト部IOを有しており、同ンヤフト部1
0にはこの様な固定部材に典型的なものとして、所定の
雄ねじ14がその下部に切られている。上記シャフト部
10には頭部16が一体形成されている。本発明の望ま
しい一実施例に従えば、上記頭部16は略半球形状であ
って、上記中心軸12に対して直角なディスク状表面1
8を備えている。
上記頭部I6の球状表面には複数個の係合用の穴(so
ckets) 2. O1即ち窪みが形成されている。
これらの穴20はできれば断面円形である事が望ましく
、又球状表面に均一に配置すると共に上記ディスク状表
面18に対して平行な一平面上(すなわち中心軸12方
向の位置が同じ)に位置させるのが望ましい。更に本発
明の望ましい一実施例に於いては、穴20の中心軸を、
前記中心軸12と下向に約60度の角度を成して交差す
るように位置させる。
上記穴20は所望数だけ設けることができるが、図示の
実施例では6個とされている。固定部材とその頭部16
の寸法並びに穴20の寸法も必要に応して自由に選択で
きる。又、頭部16を含めた固定部材の全体形状も必要
に応して自由に選択できる。
既述の「特許請求の範囲」のみならずこの「発明の詳細
な説明」に於いても、便宜上、固定部材を説明の対象と
するが、固定部材以外の他の部材(element)に
ここで説明した一般的タイブの係合用穴を有する頭部を
設け、その部材を後述の連結装置で回転操作することも
できる。即ち、本発明の固定部材は何かを固定するある
いは何かに固定される部材に限定されるものではなく、
本発明による確実な非回転係合を可能ならしめる他の或
いは追加の機能を備えた均等な他のタイプの部材にも広
く及ぶものである。
次に、第2A、2B図は、本発明の一実施例としての連
結装置(wrench element)を第1図の固
定部材との関連で示している。この連結装置は本体30
を有しており、同本体30は略円柱体状に形成されてい
る。上記本体30には、その第1密着表面に従来の標準
万能スパナ(例えば、従来構造のラチェットスパナ)の
四角形頭部を受け入れるソケット(穴)32が形成され
ている。更にこのソケット32の内壁面には、スパナの
四角形頭部を同ソケット32との係合状態に保持すべく
同四角形頭部側面から一部が突き出たバネ付勢の球を収
容すべき窪み34が複数個設けである。上記ソケット3
2の代わりに、他のスパナアタッチメント手段を設けて
も良いし、或いはスパナハンドルを本体30に直接固定
又は本体30と一体に形成しても良い。典型的な場合に
あっては、ソケット32が形成されている本体30の一
部36の表面はつかみ易い様に表面加工されている。こ
の部分36は、比較的直径が大きい部分で、以下この部
分を「グリップ」と称する。
上記グリップ36に隣接して、同グリップ36より小径
の中間部38が位置している。この中間部38’vこは
開口40.42を有する貫通穴44が形成されている。
貫通穴44内にはコイル状のバネ48が収容されており
、このハネ48は球4Gを各々開口40と42の方へ付
勢している。この球46はスリーブ70を後述の2つの
位置のうちいずれか一方に保持するためのものである。
本体30の上記中間部38に隣接して、球60を収容す
るソケット(穴)52が複数個形成されているソケット
形成部50が位置している。上記ソケット52は、各々
がソケット形成部50の半径方向外側面に開けである大
きな第1の開口54とソケット形成部50の内側湾曲面
58に開けである小さな第2の開口56により、貫通し
て形成されている。各ソケット52内には保持エレメン
トとして機能する球60が設けである。この球60は、
上記第1の開口54を通り抜は得るが、上記第2の開口
56を通り抜ける事はできない大きさを持っている。そ
して、上記ソケット形成部50の底部を取り囲む状態に
て、後述のスリーブ70の中心軸方向への動きを防止す
るリング62が設けら、4″している。
球60はソケット52内に於いて、可能な最も内周側の
位置から最も引き込んだ外周側の位置へと自由に動き得
るものである。
ここ迄説明した構造は第2A、2B図だけでなく、第3
A、3B図の実施例でも同じである。
第2A、2B図の実施例には、軸方向に滑動可能のスリ
ーブ70が設けである。このスリーブ70の円筒形外面
には、ベース30の場合と同様、ローレット溝等をつけ
たつかみ面72が表面加工しである。又、スリーブ70
の内側には一対の窪み74.76が環状に形成してあり
、両窪み74゜76は環状の突起78により分離されて
いる。更に、スリーブ70には、その下側開口内周側の
エツジ肩部にも窪み80が形成されている。
次に、第2A、2B図の装置の機能を簡単に説明する。
第2A、2B図に見られる通りスリーブ70がベース3
0のグリップ36と当接状態にある、即ち引っ込み位置
にある時、球46は窪み76内にあってスリーブ70を
上記引っ込み位置に保持している。この状態に於いて、
球60はスリーブ70の窪み80内にその一部分が位置
しており、従って、内周側一杯の位置へ押し付けられて
はいない。上記法60はソケット52内で自由に動き得
るだけでなく、頭部16の穴20のエノン84はボール
60をクリヤして中心軸方向へ自由に通過しく°する。
(つまり、第2A図の状態から第2B図の状態になり得
る)ため、係合用の穴20を複数個備えた固定部材82
の様な部材の本体30に対する係合(当接)、非係合は
容易に行い得る。
第2B図に於いて、スリーブ70は軸方向にスライドし
て本体30のグリップ36から離れた位置にあり、従っ
て球46は窪み74内に位置してスリーブ70を上記路
れた位置に保持する役割を果たしている。この状態に於
いて、スリーブ70はその窪み80より上方で球60に
当接してその球60を内周側一杯の位置へ押し付ける。
球60がこの位置にある時、穴20のエツジ84はそれ
以上法60をクリヤして通過することはできず、固定部
材の頭部16は湾曲面58に密着している。
又、頭部16の複数個の穴20は分散して位置している
ので、上記状態では固定部材の頭部1Gは本体30に対
し回転し得ない。
この様なスリーブ70の第2A図から第2B図への動き
並びにその逆の動きは、球46が、バネ48により外周
側へ付勢されているだけでなく、スリーブ70により内
周側にも押し戻されるために行なわれるものである。
次に、連結装置の他の別実施例を示した第3A。
3B図を説明する。既述の通りこの実施例の基本構造は
上述の実施例と同じであるため、その説明は省略する。
第2A、2B図の実施例では、連結装置の固定部材に対
する係合はスリーブ70を軸方向にずらす、つまり、そ
れをベースから離れる方向に移動させることにより行な
うが、第3A、3B図の実施例では上記係合を、スリー
ブ70′を本体30に対しある角度だけ相対回転させる
ことにより行なう。この方法は、この実施例に使用する
スリーブ70“の一部分を示した第4図を参照するとよ
く理解で−きる。即ち、スリーブ70“には、その中心
軸と平行な方向に、長さが半分の窪み86と全長に亘る
窪み88が交互に形成しである。この窪み86と88は
2個の球4.6の間隔と対応した間隔で配置されたもの
であって、スリーブ70“は、球46が両方共窪み86
か88のいずれかに嵌まる様に、その回転位置を決める
ことができる。
球46が両方共窪み88に嵌まっている時(第3A図)
、球60は内側一杯の位置に押し付けられてはおらず、
従って固定部材は、第2A図の状態の場合と同様、連結
装置の内側湾曲面58に係合させることもできれば、そ
れから離すこともできる状態にある。そこで、スリーブ
70°の回転位置を第3A図から第3B図に示す位置に
変える、つまり、球46が両方共窪み86に嵌まる様に
スリーブ70′をある角度だけ回転させると、球60は
内周側一杯の位置に押し付けられる。というのは、窪み
86はスリーブ70′の下端迄形成されていないからで
ある。この状態では、固定部材の穴20のエツジ84は
それ以上法60をクリヤできず、固定部材は本体30の
湾曲面58に密着する。これは第2B図の状態と同しで
ある。
以上2つの実施例に於いて、リング62はスリ−ブのベ
ース30からの離脱を防止するものである。
次に、第5図に示したものは、本発明による更に他の連
結装置で、これはナンド、ボルト等を含む多様な固定部
材に使用できるものである。この連結装置は、主要な点
で第2A、2B図のものと同様のものであるが、本体8
9にはその軸方向に貫通する縦通穴90が設けである点
が相違する。
この縦通穴90は、固定部材であるす7ト91を取付は
中のボルトのねし付き(ねじが切っである)ロッド部分
が差し込まれるものである。
この第5図の実施例では上述の様に縦通穴9゜が設けで
あるため前記貫通穴44と球46は設けない替わりにリ
ング92が設けである。このリング92は外側に張り出
す傾向を持ったものである。
典型的な場合にあっては、このリング92は第7図に示
すように波形を成してバネ材をその材質としており、ス
リーブ゛94に当接してそれを2つの機能位置のいずれ
かに保持している。第5図の連結装置の他の構造は第2
A、2B図のものと同様で、その動きも全く同しである
次に、第6図に示したものは、第5図の連結装置と同種
であるが、第5図にはない特徴を備えたものである。す
なわち、スリーブ98を軸方向に必要なだけずらすため
の細長いロンド96が設けられている。この構造では、
作業者はたとえ手が固定部材に届かな(とも連結装置の
固定部材に対する係合、非係合を行ない得る。上記ロン
ド96は第2A、2B図の実施例に設けることもできる
又、第5図、6図の実施例はいずれも、それに何ら変更
を加えずとも、ナンドとボルトの両方に使用できる。更
に、第3A、3B図の装置の遠隔操作を行なう為の手段
を設けることもできる。
次に、第8図に示したものは固定部材の他の実施例であ
る。即ち、第1図の固定部材では係合用の穴は全て中心
軸12に直角な同一平面に円周方向の等間隔で配置され
ていて、径および深さ等の穴形状も全て同じであるのに
対し、第8図では、穴形状は全て異なるだけでなく、大
間の間隔も均等でなく、更には、穴が位置している平面
も同じでない。この場合、係合用穴の穴形状、相互間隔
、中心軸方向の相対位置が一つでも異なれば、連結装置
との係合が不可能となり、効果的な盗難防止となる。こ
のような係合用穴の配置は、穴形状、相互間隔、中心軸
方向の相対位置の少なくとも一つを要素とするコード化
が行われたものと考えることができ、そのコードを符合
するコードを備えた連結装置のみにて固定部材の着脱が
可能となる。
以上説明した様に、対応した形態の特定の連結装置がな
ければ取り外せない形態の係合用穴を備えた固定部材を
製造することにより盗難防止システムが得られる。既述
の如く、係合用の穴形状、間隔及びそれを位置させる平
面等は変えることができる。又、例えば係合用の穴の形
態等の他の要因も必要に応じて変えることができる。な
お、付言すれば、本件技術熟練者であれば、本発明は以
上説明した実施例に限定されるものではない事が理解で
きるであろう。本発明の範囲は既述の「特許請求の範囲
」によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である固定部材を示している
。第2A図は本発明の望ましい一実施例である連結装置
と固定部材の部分切取図である。 この図では連結装置と固定部材は相互に非係合状態にあ
る。第2B図では第2A図の連結装置と固定部材が相互
に係合状態にある。第3A図は本発明のもう一つの望ま
しい実施例である連結装置と固定部材の部分切取図。こ
の図では連結装置と固定部材は相互に非係合状態にある
。第3B図では第3A図の連結装置と固定部材が相互に
係合状態にある。第4図は第3A、3B図の実施例に使
用するスリーブの一部分を示している。第5図は本発明
の更にもう一つの実施例である連結装置の部分切取図。 同連結装置はナツトと係合状態にある。 第6図は遠隔接近係合、非係合を行い得る様に製造され
た連結装置とナンドの断面図。第7図は第5図の実施例
に使用するリングを示している。第 □8図は上述の実
施例のものとは別形態の固定部材の係合用穴を示してい
る。 10:シャフト部   16:頭部 20:係合用の穴 30:本体 60:球(保持エレメント) 70ニスリーブ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定されるべき部材と回転係合し得る形状を備え
    たシャフト部と、断面が略円形の係合用の穴が少なくと
    も3個形成されている頭部とを有する固定部材と、 本体と、前記固定部材の係合用の穴に対応して該本体に
    配置されている少なくとも3個の略球状の保持エレメン
    トと、内面に窪みが少なくとも1個形成されていて、第
    1並びに第2位置のいずれか一方に選択的に位置させら
    れることにより前記保持エレメントの位置を定める部材
    であって、前記第1位置では前記保持エレメントと半径
    方向圧接状態になく、前記第2位置では前記保持エレメ
    ントと半径方向圧接状態にあって同エレメントを取り囲
    んでおり、そして、前記第1位置では前記保持エレメン
    トを、前記固定部材の前記本体との係合、非係合を容易
    に行い得る前記窪み内の引っ込み位置に位置させる一方
    、前記第2位置では前記保持エレメントを、前記固定部
    材が前記本体に係合せしめられて両者が相対的に回転し
    得ない被押付位置に位置させるスリーブとを有する連結
    装置と を含むことを特徴とする固定装置。
  2. (2)前記固定部材の頭部が大体に於いて半球状である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の固定装
    置。
  3. (3)前記固定部材の係合用穴が該固定部材のシャフト
    部の中心軸に対し直角な一平面上に配置されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の固定装置。
  4. (4)前記固定部材の少なくとも3個の係合用穴の中心
    軸が固定部材の中心軸に対し下方に少なくとも約60度
    の角度を成す様に位置していることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の固定装置。
  5. (5)前記固定部材のシャフト部は該固定部材の中心軸
    方向に長手形状に形成され、前記固定部材の頭部は、略
    半球状であってシャフト部に対し直角な平面上にその直
    径が位置するように形成されており、前記固定部材の頭
    部の少なくとも3個の係合用穴とほぼ等間隔で配置され
    ているものである特許請求の範囲第1項記載の固定装置
  6. (6)前記固定部材のシャフト部には雄ねじが切られて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固定
    装置。
  7. (7)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は互いに
    形状の異なる複数個の穴から構成されているものである
    特許請求の範囲第1項記載の固定装置。
  8. (8)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は相異な
    る間隔で配置された複数個の穴から構成されているもの
    である特許請求の範囲第1項記載の固定装置。
  9. (9)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴には、前
    記固定部材のシャフト部の中心軸に対し直角ではあるが
    、別々の平面上に位置する複数個の係合用穴が含まれて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固定
    装置。
  10. (10)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は、そ
    の穴相互間の間隔のうち少なくともひとつの間隔、各穴
    の相対的位置、及びサイズのいずれか一つ以上を要素と
    するコード化配置されており、前記保持エレメントが上
    記コード化配置に対応してコード化配置されている連結
    装置を使用しない限り、前記固定部材を係合着脱できな
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固定装
    置。
  11. (11)前記スリーブを前記第1位置から前記第2位置
    へ軸方向に移動させ得ることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の固定装置。
  12. (12)前記スリーブを第1位置からある角度だけ回転
    させることにより、前記第2位置へ、回転位置的に位置
    変更可能であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の固定装置。
  13. (13)前記保持エレメントが球体であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の固定装置。
  14. (14)前記スリーブを前記第1又は第2のいずれかの
    位置に選択的に保持する手段を備えていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の固定装置。
  15. (15)前記スリーブにその遠隔操作を可能ならしめる
    手段が取り付けてあることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の固定装置。
  16. (16)前記固定部材の雄ねじが切られている部分を受
    け入れる細長い穴が本体に設けてあることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の固定装置。
  17. (17)外周縁に沿って形成されている断面が略円形の
    少なくとも3個の係合用穴を有し、中心軸を中心にして
    回転させると固定されるべき部材と係合し得る環状の固
    定部材と、 本体と、前記固定部材の係合用穴に対応して該本体に配
    置されている略球状の保持エレメントと、内面に窪みが
    少なくとも1個形成されていて、第1並びに第2位置の
    いずれか一方に選択的に位置させられることにより前記
    保持エレメントの位置を定める部材であって、前記第1
    位置では前記保持エレメントと半径方向圧接状態になく
    、前記第2位置では該保持エレメントと半径方向圧接状
    態にあって同エレメントを取り囲んでおり、そして、前
    記第1位置では前記保持エレメントを、前記固定部材の
    前記本体との係合、非係合を容易に行ない得る前記窪み
    内の引っ込み位置に位置させる一方、前記第2位置では
    前記保持エレメントを、前記固定部材が前記本体に係合
    せしめられて両者が相対的に回転し得ない被押付位置に
    位置させるスリーブとを有する連結装置と、 を含むことを特徴とする固定装置。
  18. (18)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は、互
    いに形状の異なる複数個の穴から構成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第17項記載の固定装置。
  19. (19)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は、相
    異なる間隔で配置された複数個の穴から構成されること
    を特徴とする特許請求の範囲第17項記載の固定装置。
  20. (20)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴には、
    固定部材の頭部の中心軸に対し直角ではあるが別々の平
    面上に位置する複数個の穴が含まれていることを特徴と
    する特許請求の範囲第17項記載の固定装置。
  21. (21)前記固定部材の頭部の複数個の係合用穴は、そ
    の係合用穴相互間の間隔のうち少なくとも一つの間隔、
    各穴の相対的位置、およびサイズの何れか一つ以上を要
    素とするコード化配置されており、前記エレメントが上
    記コード化配置に対応してコード化配置されている連結
    装置を使用しない限り前記固定部材を係合着脱できない
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の固定装
    置。
  22. (22)前記固定部材の頭部が略半球状を成し、前記複
    数の係合用穴全てが前記固定部材の頭部の中心軸に対し
    直角な一平面上に配置され、かつ前記保持エレメントが
    球体である特許請求の範囲第17項記載の固定装置。
  23. (23)前記スリーブを前記第1位置から前記第2位置
    へ軸方向に移動させ得ることを特徴とする特許請求の範
    囲第22項記載の固定装置。
  24. (24)前記スリーブを前記第1位置からある角度だけ
    中心軸まわりに回転させることにより、前記第2位置へ
    位置変更可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    22項記載の固定装置。
  25. (25)前記スリーブを第1又は第2のいずれかの位置
    に選択的に保持する手段を備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第22項記載の固定装置。
  26. (26)前記スリーブにその遠隔操作を可能ならしめる
    手段が取り付けてあることを特徴とする特許請求の範囲
    第22項記載の固定装置。
  27. (27)前記固定部材の頭部の係合用穴は全て、該固定
    部材の中心軸に対し直角な一平面上に位置していると同
    時にそれら係合用穴の中心軸が前記中心軸に対し下方に
    約60度の角度を成す所に位置させられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第22項記載の固定装置。
  28. (28)中心軸方向に長手形状を成し、固定されるべき
    部材と回転係合し得る形状を持ったシャフト部と、略半
    球状を成し、前記中心軸に対し直角な平面上に直径が位
    置するように形成されている頭部とを有し、該頭部には
    断面形状が略円形である係合用穴が少なくとも3個、大
    体に於いて等間隔で形成されており、連結装置に使用さ
    れている保持エレメントを選択的に前記係合用穴に半径
    方向圧接係合させることができるとともに、該係合用穴
    に前記保持エレメントが圧接係合している時には前記連
    結装置と共に一体的に回転し得る一方、前記係合用穴に
    前記保持エレメントが圧接係合していない時には前記連
    結装置を外すことができるようにしたことを特徴とする
    固定部材。
  29. (29)外周縁に沿って相互に間隔をおいて形成されて
    いる断面形状が略円形の少なくとも3個の係合用穴を有
    して環状を成し、中心軸まわりに回転させると、固定さ
    れるべき部材と係合するとともに、連結装置に使用され
    ている保持エレメントを選択的に前記係合用穴に半径方
    向圧接係合させることができ、しかも、前記係合用穴に
    前記保持エレメントが圧接係合している時には前記連結
    装置と共に一体的に回転し得る一方、前記係合用穴に前
    記保持エレメントが圧接係合していない時には前記連結
    装置を外すことができるようにしたことを特徴とする固
    定部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225421A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Takigen Mfg Co Ltd ボルト及びボルト締め付け具

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