JPS6119435Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6119435Y2 JPS6119435Y2 JP1651380U JP1651380U JPS6119435Y2 JP S6119435 Y2 JPS6119435 Y2 JP S6119435Y2 JP 1651380 U JP1651380 U JP 1651380U JP 1651380 U JP1651380 U JP 1651380U JP S6119435 Y2 JPS6119435 Y2 JP S6119435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- baffle plate
- angle
- dryness
- granules
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 21
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 6
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 6
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 1
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 1
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- JCXJVPUVTGWSNB-UHFFFAOYSA-N nitrogen dioxide Inorganic materials O=[N]=O JCXJVPUVTGWSNB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000002912 waste gas Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は湿粒状物用の新規な乾燥機に関する。
例えば使用済み粒状活性炭を乾燥する方式とし
て従来の器機を利用してきた。特に特公昭52−
49430のようなロータリーキルン式乾燥機、スク
リユーコンベヤ式乾燥機などは連続操作が可能で
あり、さらに乾燥機の後に直結して高温の賦活再
生装置を設けることにより乾燥から焙焼、再生ま
で一貫して運転できるという利点から重用されて
いる。或いはこれらの方式で乾燥機を長めに作
り、後半部を昇温して焙焼、再生に充当すること
も一部で行われている。しかしこれらの方式は横
長の装置を使用するため場所を多く要し、また乾
燥から焙焼、再生に送るに当り均一な乾燥の調節
が比較的困難であり、またロータリーキルン式で
は被乾燥物の頻繁な落下による粉化、器壁の摩耗
が起こり、スクリユーコンベア式ではスクリユー
翼による粉化、器壁の摩耗が起こるという欠点が
ある。
て従来の器機を利用してきた。特に特公昭52−
49430のようなロータリーキルン式乾燥機、スク
リユーコンベヤ式乾燥機などは連続操作が可能で
あり、さらに乾燥機の後に直結して高温の賦活再
生装置を設けることにより乾燥から焙焼、再生ま
で一貫して運転できるという利点から重用されて
いる。或いはこれらの方式で乾燥機を長めに作
り、後半部を昇温して焙焼、再生に充当すること
も一部で行われている。しかしこれらの方式は横
長の装置を使用するため場所を多く要し、また乾
燥から焙焼、再生に送るに当り均一な乾燥の調節
が比較的困難であり、またロータリーキルン式で
は被乾燥物の頻繁な落下による粉化、器壁の摩耗
が起こり、スクリユーコンベア式ではスクリユー
翼による粉化、器壁の摩耗が起こるという欠点が
ある。
本考案は連続操作が可能で且つ一定品質の乾燥
粒状物が得られる乾燥機を提供するものである。
即ち本考案は堅型の筒状容器を使用し、その容器
中には中心に向つて下降する摺鉢状の金属製邪魔
板を複数段設け、且つその邪魔板は容器壁との角
度を上段より下段につれて大きくすることにより
湿粒状物がその乾燥度に合わせて段々と下降し、
ほぼ完全に乾燥してはじめて排出されるものであ
つて、容器下部より加熱気体を上方に通すことに
よつて乾燥させる乾燥機である。つまり粒状の被
乾燥物が湿潤状態にあれば粒状物と器壁および粒
状物同士の間で僅かな接着力がはたらき邪魔板と
器壁の角度が小さくとも、粒状物は邪魔板から落
下しないが、乾燥度が大きくなると接着力が小さ
くなり上記の角度では落下するから乾燥度に合わ
せて下段になるほど邪魔板の角度を大きくする。
これによつて常にその段での一定の乾燥度をもつ
た粒状物のみが落下するから最終段でほぼ完全に
乾燥され、かつその乾燥度の一定な粒状物が得ら
れることになる。各段における各角度は粒状の被
乾燥物の種類、含水率、粒度、器壁の滑らかさ等
により適宜決められ、常に一定ではない。
粒状物が得られる乾燥機を提供するものである。
即ち本考案は堅型の筒状容器を使用し、その容器
中には中心に向つて下降する摺鉢状の金属製邪魔
板を複数段設け、且つその邪魔板は容器壁との角
度を上段より下段につれて大きくすることにより
湿粒状物がその乾燥度に合わせて段々と下降し、
ほぼ完全に乾燥してはじめて排出されるものであ
つて、容器下部より加熱気体を上方に通すことに
よつて乾燥させる乾燥機である。つまり粒状の被
乾燥物が湿潤状態にあれば粒状物と器壁および粒
状物同士の間で僅かな接着力がはたらき邪魔板と
器壁の角度が小さくとも、粒状物は邪魔板から落
下しないが、乾燥度が大きくなると接着力が小さ
くなり上記の角度では落下するから乾燥度に合わ
せて下段になるほど邪魔板の角度を大きくする。
これによつて常にその段での一定の乾燥度をもつ
た粒状物のみが落下するから最終段でほぼ完全に
乾燥され、かつその乾燥度の一定な粒状物が得ら
れることになる。各段における各角度は粒状の被
乾燥物の種類、含水率、粒度、器壁の滑らかさ等
により適宜決められ、常に一定ではない。
排出はセミバツチでも湿粒状物の投入は連続的
にでき、その上堅型装置であるから場所をとらな
いほか、可動部がないため粒状物の粉化、装置の
摩耗がない等利点が多く、特に活性炭の再生装置
としての乾燥機に適している。
にでき、その上堅型装置であるから場所をとらな
いほか、可動部がないため粒状物の粉化、装置の
摩耗がない等利点が多く、特に活性炭の再生装置
としての乾燥機に適している。
本考案を図について具体的に説明する。
本考案乾燥機6は筒状容器7からなり、その中
に複数段(図では3段)の邪魔板1,1′,1″が
あり、容器下部はシユート5を経てロータリーバ
ルブ3でシールされるが、上部は最上段の邪魔板
1″の上に蓋があつても無くてもよい。湿粒状物
はシユート8より容器の上部に連続的に投入され
る。
に複数段(図では3段)の邪魔板1,1′,1″が
あり、容器下部はシユート5を経てロータリーバ
ルブ3でシールされるが、上部は最上段の邪魔板
1″の上に蓋があつても無くてもよい。湿粒状物
はシユート8より容器の上部に連続的に投入され
る。
邪魔板は容器の中心に向つて下降する摺鉢状を
なし、邪魔板と容器壁との角度θは上段より下段
につれて大きくなつている。即ちθ1>θ2>θ
3であるが、具体的には1例として0.5〜1.5mmφ
粒状活性炭の乾燥について、乾燥度と、粒状物が
邪魔板の傾斜面を転がる最低の壁面との間の角度
との関係は次の様である。
なし、邪魔板と容器壁との角度θは上段より下段
につれて大きくなつている。即ちθ1>θ2>θ
3であるが、具体的には1例として0.5〜1.5mmφ
粒状活性炭の乾燥について、乾燥度と、粒状物が
邪魔板の傾斜面を転がる最低の壁面との間の角度
との関係は次の様である。
角度θ゜ 含水率(ドライベース%)
45未満 100以上のものが落下する
45〜50 60〜100のものが落下する
50〜55 40〜60のものが落下する
55〜58 10〜40のものが落下する
58〜60 10未満のものが落下する
60以上 落下しない
これにより邪魔板の段数に応じ最上段で所望す
る乾燥度に合わせて角度を決め、さらに順次第2
段、第3段と下段になるにつれて角度を大きくし
て行き最下段で希望の乾燥度になる如くθ1を決
めれば、最下段の邪魔板より転がる活性炭は常に
一定の希望する乾燥度の乾燥活性炭がシユート5
を経てロータリーバルブ3より排出されることに
なる。
る乾燥度に合わせて角度を決め、さらに順次第2
段、第3段と下段になるにつれて角度を大きくし
て行き最下段で希望の乾燥度になる如くθ1を決
めれば、最下段の邪魔板より転がる活性炭は常に
一定の希望する乾燥度の乾燥活性炭がシユート5
を経てロータリーバルブ3より排出されることに
なる。
熱源としての加熱気体を容器下部4より上部に
強制的に送る機構はフアンその他の送風機器が用
いられ、シユート5と最下段邪魔板1との間隙を
通り粒状活性炭の間を抜けて逐次矢印のように上
方に向い湿活性炭に熱を与えながら上昇し容器上
部より排気される。加熱気体としては加熱空気が
一般的であり、温度200〜400℃が適当である。加
熱空気としては焙焼、再生炉等の排気又はこれと
熱交換した高温空気が好ましいが、同温度の窒
素、炭酸ガスなどの不活性気体も使用可能であ
り、乾燥すべき粒状物の種類により適宜変更でき
る。
強制的に送る機構はフアンその他の送風機器が用
いられ、シユート5と最下段邪魔板1との間隙を
通り粒状活性炭の間を抜けて逐次矢印のように上
方に向い湿活性炭に熱を与えながら上昇し容器上
部より排気される。加熱気体としては加熱空気が
一般的であり、温度200〜400℃が適当である。加
熱空気としては焙焼、再生炉等の排気又はこれと
熱交換した高温空気が好ましいが、同温度の窒
素、炭酸ガスなどの不活性気体も使用可能であ
り、乾燥すべき粒状物の種類により適宜変更でき
る。
さらに容器内に分配器2を設ければ分配器の内
部はデツドスペースとなり、その分乾燥機の容量
減となるが分配器の存在は加熱気体の通りをよく
するので乾燥を助長するため能力的には低下しな
い。分配器の角度も、邪魔板の角度と乾燥度との
関係のように上部分配器と下部分配器との間に角
度差を設けてもよいが、必ずしもその必要はな
い。
部はデツドスペースとなり、その分乾燥機の容量
減となるが分配器の存在は加熱気体の通りをよく
するので乾燥を助長するため能力的には低下しな
い。分配器の角度も、邪魔板の角度と乾燥度との
関係のように上部分配器と下部分配器との間に角
度差を設けてもよいが、必ずしもその必要はな
い。
筒状容器7は円筒状が好ましいが角柱状であつ
ても差支えない。
ても差支えない。
本考案の説明には湿粒状物として湿粒状活性炭
について行つたが、これと同様なもの、例えば湿
穀類、コークス、石炭などの比較的粗い粒子のも
のにすべて適用できる。
について行つたが、これと同様なもの、例えば湿
穀類、コークス、石炭などの比較的粗い粒子のも
のにすべて適用できる。
本考案の乾燥機は連続投入、連続ないしセミバ
ツチ排出ができ、しかも排出する乾燥物の乾燥度
は均一でバラツキがない。しかもたとえ湿粒状物
の種類、含水率、粒度が変つても、邪魔板の角度
を上段より下段につれて大きくする前提で適宜変
えることにより、その湿粒状物に合つた均一な乾
燥ができる。
ツチ排出ができ、しかも排出する乾燥物の乾燥度
は均一でバラツキがない。しかもたとえ湿粒状物
の種類、含水率、粒度が変つても、邪魔板の角度
を上段より下段につれて大きくする前提で適宜変
えることにより、その湿粒状物に合つた均一な乾
燥ができる。
また堅型装置であるから場所をとらないし、装
置自体回転など可動部分がないので粒状物の粉化
や装置の摩耗がない等装置の設備費が低廉で経済
的にも有利である。
置自体回転など可動部分がないので粒状物の粉化
や装置の摩耗がない等装置の設備費が低廉で経済
的にも有利である。
図は本考案の湿粒状物乾燥機の縦断面図であ
る。 1,1′,1″……邪魔板、2……分配器、3…
…ロータリーバルブ、4……容器下部(加熱気
体)、5,8……シユート、6……乾燥機、7…
…筒状容器、9……粒状活性炭、10……廃ガ
ス。
る。 1,1′,1″……邪魔板、2……分配器、3…
…ロータリーバルブ、4……容器下部(加熱気
体)、5,8……シユート、6……乾燥機、7…
…筒状容器、9……粒状活性炭、10……廃ガ
ス。
Claims (1)
- 複数段の金属製邪魔板1,1′,1″……を、中
心に向つて下降する摺鉢状に設けた筒状容器7で
あつて、該容器下部はシユート5を経てロータリ
ーバルブ3でシールされ、前記摺鉢状邪魔板は上
段より下段へつれて前記邪魔板と該容器壁とでな
す角度θを逐次大きくしてなり、且つ加熱気体を
該容器下部より上部に強制的に送る機構を有する
ことを特徴とする湿粒状物乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1651380U JPS6119435Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1651380U JPS6119435Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56119994U JPS56119994U (ja) | 1981-09-12 |
JPS6119435Y2 true JPS6119435Y2 (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=29612919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1651380U Expired JPS6119435Y2 (ja) | 1980-02-14 | 1980-02-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119435Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015182053A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | 川崎重工業株式会社 | 乾燥塔 |
-
1980
- 1980-02-14 JP JP1651380U patent/JPS6119435Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015182053A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | 川崎重工業株式会社 | 乾燥塔 |
JP2015224826A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | 川崎重工業株式会社 | 乾燥塔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56119994U (ja) | 1981-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Brammer et al. | Drying technologies for an integrated gasification bio-energy plant | |
CN107619208A (zh) | 一种用脱硫石膏生产建筑石膏的生产系统及其实现方法 | |
US4191530A (en) | Dryer | |
Ray | Drying | |
US2715282A (en) | Method of and apparatus for drying particulate material | |
CN106221717B (zh) | 一种炼焦工业中炼焦煤的干燥方法与装置 | |
CN104654776A (zh) | 一种回转式轻质微粉干燥设备 | |
US2671009A (en) | Method of drying calcium chloride and product produced thereby | |
CN203657355U (zh) | 一种煤泥的机械打散流态化干燥设备 | |
JPS6119435Y2 (ja) | ||
CN101290185A (zh) | 自控立式烘干机 | |
CN201041458Y (zh) | 自控立式烘干机 | |
CN2105650U (zh) | 可调斜板振动式多用途干燥器 | |
US2617545A (en) | Rotary feeder | |
US3641683A (en) | Asphalt plant drier with variable lifters | |
US3522012A (en) | Apparatus for mineral beneficiation | |
US4523906A (en) | Device for drying gypsum | |
CN2160865Y (zh) | 多层圆盘粒状物间接烘干、冷却机 | |
CN113587624B (zh) | 一种焊剂烘干机 | |
JPH10259992A (ja) | 穀物貯蔵施設 | |
US3537188A (en) | Dryer | |
CN1039509C (zh) | 多层圆盘连续真空干燥器 | |
CN1071014C (zh) | 高效节能旋流床组合式干燥新工艺 | |
SU1437655A1 (ru) | Сушилка дл полидисперсных материалов | |
CN2158176Y (zh) | 果脯脱水烘干机 |