JPS61192884A - 流体を圧縮し搬送するための作動機械 - Google Patents

流体を圧縮し搬送するための作動機械

Info

Publication number
JPS61192884A
JPS61192884A JP26631285A JP26631285A JPS61192884A JP S61192884 A JPS61192884 A JP S61192884A JP 26631285 A JP26631285 A JP 26631285A JP 26631285 A JP26631285 A JP 26631285A JP S61192884 A JPS61192884 A JP S61192884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring piston
ring
cylinder
drive
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26631285A
Other languages
English (en)
Inventor
クルト・ゲー・フイツケルシヤー
ハンス・ピーター・シヤバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP84114423A external-priority patent/EP0147654B1/de
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS61192884A publication Critical patent/JPS61192884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリンダ、シリンダ壁に平だ(接してシリン
ダに関して偏心的に配置された薄い壁のリングピストン
、シリンダとリングピストンとの間で吸込および押圧室
を互いに分離している分離素子、およびリングピストン
に回転運動を伝達する回転体を備えた機械、特に流体を
圧縮しまた搬送するための作業機械に関するものである
〔従来の技術〕及び〔発明が解決しようとする問題点〕 米国特許明細書魔4390328には、リングピストン
が楕円またはトロコイド状をしているこの種の機械が記
載されている。リングピストンは、薄壁状の、弾性可変
リングとして作られて゛いて、それは円形シリンダの内
部または円形シリンダの周りに配置されている。リング
ピストンは、少なくとも二つの突出部を持った回転体0
上または内部に配置されていて、これらの突出部の領域
においてシリンダの内壁または外壁に押付けられ、これ
により回転体の回転運動の際にリングピストンは予め定
められた角度範囲内でシリンダの壁において転がってい
る。これによって、分離素子を備えた分離スリットが転
がって通り過ぎる際にリングピストンはシリンダに対し
転がるのに必要な摩擦接触が確保され、同時に押圧およ
び吸込スリットがふさがれ、吸込および押圧スリットの
間の逆流が阻止される。変形可能なケースまたはロール
膜と称せられるリングシリンダは剛性の点において高い
要求を受ける。楕円リングピストンにおいて、さらに高
度にトロコイド状に作られたリングピストンにおいては
、高い交番剛性応力が生じるので、経済的吸込容積を考
えると大きい変形、従って円形リングからの偏位が生じ
るが、これは実用上では非常に薄いケースによってのみ
実現できる。このために搬送媒質による圧力負荷は小さ
しく値に制限される。さらに、変形可能なリングピスト
ンの復元力に基づく駆動軸受に対する問題点が生じる。
リングピストンの比較的大きい卵形度は高い交番曲げ応
力を起こし、従ってリングピストンの寿命に害を及ぼす
。さらに分離スリットが転がって通り過ぎると、リング
ピストンの比較的高い振動数のビビリが見られ、シリン
ダに対する衝撃のために分離スリ7)の近くにおける急
速な材料疲労が予期される。従ってシリンダに対する高
い剛性の材料が必要であった。リングピストンの高い復
元力は、付加的に軸受に対して圧縮力の作用をし、軸受
負荷を高くする。リングピストンの壁厚を増すことは、
応力分布を可成り大きくし、シリンダハウジングの転が
り帯域における局所的の単位面積当たりの圧力を高(す
るために高い剛性の材料が必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
初めに述べた種類の機械から出発して、上記の欠点に関
して、本発明の目的は、僅かの費用で、種々の構造部、
特にリングピストンとシリンダどの負荷を軽減し、僅か
の損耗しかない機械を作ることである0機械は機械的お
よび熱的効率が高く、真空および高圧条件に対して使用
されねばならない、シリンダの高い負荷強度を減らし、
駆動軸受に対する弾性復元力が減らされねばならない、
リングピストンとシリンダとの間には低い単位面積当た
りの圧力が生じるようにして、価格的に有利な簡単な材
料が使用できるようにする。低い交番剛性応力が与えら
れねばならない、さらに機械は運転が円滑で、高寿命を
持ち、ハウジング構造は簡単な信頼できる冷却、特に選
択的に空冷または水冷が可能でなければならない、主要
な構造データを保持して、機械は油無し運転、潤滑剤供
給または油供給を可能にしなければならない、結局、機
械は、シリンダに対して剛性強度の低い材料と、特に良
好な伝熱性とが利用されるように作られ、この場合に特
にアルミニウム合金が、また特に反応性の強いガスの場
合には青銅およびオーステナイトが有利であることが判
っている。
この目的を解決するために、リングピストンはほぼ円形
リング状として作られ、円形からの偏差は高くともリン
グピストン直径の5%であり、回転体を備えたリングピ
ストンの中心はシリンダ中心から転がり帯域の方向にお
いて、シリンダとリングピストンとの直径の差の半分に
等しい偏心率と変形度との和だけずらして配置されてい
るようにすることが提案される。変形によって、特に角
度10@より大きい予め定めることのできる転がり領域
において、平らな接触部が保証されていて、円形軌道上
のリングピストンの中心はシリンダの中心の周りを回転
させられる。
本発明による機械は、構造が簡単で、機能が非常に確実
であることを特徴としている。楕円、トロコイド状等に
作られたリングピストンに比較すると、本発明によるほ
ぼ円形のリングピストンは円形から比較的僅かの偏差、
最大でも5%を持っているだけであるので、僅少な変形
およ・び低い材料応力が、著しく簡単なやり方で達成さ
れる。変形度だけ偏心率を増大することにより、リング
ピストンは転がり領域においてシリンダ、あるいはシリ
ンダ内壁あるいは外壁にも密着する。他方において、分
離スリットが転がって通り過ぎるとき、予め定められた
摩擦モーメントが保持されたままで、吸引および押圧ス
リットが密に閉ざされていることが保証される。交番剛
性応力が小さいことは、上記スリットの転がり過ぎのと
きにも同じである0例えば直径比が1.12で、従って
偏心率が6%であれば、周辺角度の約30%の表面型な
りを得るためには、既に0.5χの変形度で充分である
本発明により提案された変形度または偏心率の増大は熱
的に定められた非円度を補償するのに充分である。高圧
力および低圧力に対する機械の適合性は、特にリングピ
ストンの壁厚を予め定めること、および上記の片寄りに
より達成される。大きい卵形度およびこれに伴う高い交
番曲げ応力が回避され、これによりリングピストンの高
い寿命が保証される。さらに、リングピストンから軸受
に作用する復元力が著しく軽減される。リングピストン
とシリンダハウジングとの間では転がり角度領域が大き
いことに相当して、良好な力分布、従って単位面積当た
りの低い面圧力が与えられる。
本発明の枠内においては、変形度は、リングピストン直
径の0.2〜2%の間の領域、特に0.5%にある。大
きい角度領域に亘るリングシリンダのシリンダ壁への良
好な適合が保証される0本発明の実施形態により、卵形
度、従ってリングピストンの実際の円形からの偏差は、
外径の5%以下、特に3%に保持される。転がり領域に
おける面圧力の軽減および均一化により、シリンダハウ
ジングに対して剛性の小さい良伝熱性の材料、とくにア
ルミニウム合金、さらに反応性ガスに対して青銅または
オーステナイトを使用することができる。
分離スライダに対する分離スリットの領域におけるリン
グピストンの頻繁に生じるビビリと、これに伴うリング
ピストンの衝撃とは著しく減少させられるが、このこと
は寿命および材料選択の点で特に重要である。結局、真
空および高圧力搬出のための主要構造成分を著しく変更
せずに、機械を使用することができる0本発明により作
られた機械によって99%までの1段真空と、16バー
ルまでの最終圧力に達することができ、このときシリン
ダハウジングに対しては剛性の小さい良伝熱材料を使用
できる。特別なハウジング構造は同じハウジングで選択
的に空冷あるいは水冷を可能にする0機械は主要な構造
特徴を保持したままで、油無し運転、油脂潤滑あるいは
注油に適している。
機械的および熱的効率を高くでき、僅かの損耗で静粛運
転ができる0本発明の枠においては、リングピストンは
シリンダ内に、あるいはシリンダの外に配置されてもよ
い。
特別な実施形態においては、回転体の上に複数の回転可
能な駆動ローラを周辺方向に互いにずらして配置し、転
がり領域の最も近くにある駆動ローラが、駆動ローラの
間の他の角度間隔より著しく大きい間隔で相互に配置さ
れている。複数の、特に五つの駆動ローラ上のリングピ
ストンの構造的に簡単な支持手段と、同時に、広い転が
り領域に亘る良好な接触とが与えられる。リングピスト
ンの角度間隔の大きさ、壁厚および変形度を予め定める
ことにより、高圧力および低圧力への適合が得られる。
転がり領域におけるリングピストンを平たくすることに
より個々の駆動ローラがリングピストンに接触しなくな
ることを回避するために、本発明によれば、駆動ローラ
は回転体の中心に関して異なった半径上に配置され、か
つ(あるいは)ローラ直径がそれに相当して異なるよう
に定めてもよい、不平衡を回避するために、さらに駆動
ローラは異なった壁厚を持ってもよい、変形度として示
されている偏心率拡大は、熱的に定められる非円度の補
償にも役立つものと思われる。
上記の実施形態は特に比較的高い圧力領域に適している
記載された実施形態においては、分離スライダに対する
リングピストンの相対位置に従って、リングピストンは
リング体の個々の駆動ローラの間で曲げられる。さらに
、分離スリットの領域においてリングピストンが接する
上部列位置においては、リングピストンは直径上で相対
する駆動ローラにより離され、これにより付加的な応力
が別の駆動ローラに作用し、軸受損失と効率の低下とが
生じる。駆動ローラの比較的に高い回転数は、すなわち
リングピストンと駆動ローラとの間の直径の差に応じて
駆動回転数は、上方に対して制限される。駆動ローラの
軸受、特に転動軸受に対する限界回転数に基づいて、限
界が考えられる0例えば駆動回転数300 Or、p、
mでは差は9000r、p、wとなる。
高い回転数により負荷能力が減らされ、寿命は低下させ
られ、これに相当する高い軸受温度により効率低下が生
じる。さらにリングピストンの比較的大きい復元力が生
じ、これは付加的に軸受に圧縮力を作用し、全体として
高い軸受負荷となる。
個々の駆動ローラの間に現れるリングピストンの曲げは
リングピストンの壁厚を大きくすることにより減らされ
るが、これにより応力分布を可成り大きくなるであろう
、ハウジングの転がり帯域に七神1FIFI白す?を七
匡+l十殖↓七勧  圏鉾小宣1、トド東lが必要とな
る。結局行き亘つた分離スリットの領域において高い頻
度で生じるシリンダに対するリングピストンの衝撃によ
る曲げが生じ、これにより実用上は分離スリットの近傍
に急速な材料疲労が生じる。
これらの上記の困難は、以下に述べる本発明による実施
形態により回避される。一つの実施形態によれば、リン
グピストンは、転がり領域において壁厚を減らされて、
特に同じ剛さの支持体として作られた軸受リングに支持
されている。他の実施形態においては、リングピストン
は二つの偏心的に支持された駆動ローラの上に浮動して
配置されていて、偏心体は周辺方向において予め定めら
れた角度だけずらして配置されている。結局、主要な実
施形態においては、リングピストンは弾性素子の上にも
配置されていて、それらの弾性素子は一つの軸受により
偏心体に関して回転可能に配置されている。これらの全
ての実施形態において、転がり領域に均一な応力分布が
得られ、リングピストンとシリンダ壁との聞の負茹ピー
々橘(蕃1./減少させられて回避されていることが重
要である。
衝撃、特に分離スリットが転がって通り過ぎる際の衝撃
的負荷は回避され、僅少の負荷に対する材料でもシリン
ダに対して使用されるようになる。
価格的にを利な、特に良伝導性材料、特にアルミニウム
合金がシリンダあるいはシリンダハウジングに使用され
る。それはリングピストンの内部から、およびハウジン
グからの熱導出に対して非常に重要である。ハウジング
内部のみならずリングピストン内部における通風スリッ
ト等のような適当な通風処置により熱はを利な条件で導
出される。
以下図面により本発明を実施例について説明する。
〔実施例〕
第1図は、シリンダ2として作られたハウジングを備え
た圧縮機の断面図を示し、このシリンダ内にはリングピ
ストン4が回転可能に配置されている。リングピストン
4は予め定められた転がり領域Aに亘ってシリンダ2の
内壁8に接しており、このシリンダは外側冷却フィン9
を持っている。
シリンダ2は長手方向に延びて行亘った分離スリットl
Oを持っていて、この分離スリット内に分離スライダ1
2が配置されている0分離スライダ12は圧縮ばね14
によりリングピストン4に後から押されている0分離ス
ライダ12は圧縮比1:2に相当して動作位置“下部列
位置”において示されている0分離スライダ12の中に
は押圧スリット16があり、これにはシリンダ内で出口
弁18が対応している。さらにシリンダ2には吸込スリ
ット20が見られる。リングピストン4は全周に亘って
一定の壁厚を持ち、内部では五つのローラ21〜25の
上に支持されている。
ローラ21および25は互いに間隔を置いて配置され、
リングピストン4は中央転がり領域Aに亘ってシリンダ
2の内壁8に平らに接するようにされている。リングピ
ストン4の中心26は円形シリンダ壁8の中心28から
間隔30に配置されているが、この間隔は、変形率dに
、シリンダ壁とピストンとの直径の差の半分に相当する
自然偏心率eを加えたものに相当する。この変形率、ま
たは常規偏心率eのdだけの増大が転がり領域Aにおけ
る所望の平面接触を生じさせる0本発明によれば、円形
軌道に上の中心26は中心28の周りを回転する。ロー
ラ21および25の間隔、リングピストン4の壁厚およ
び変形度dを予め定めることにより、運転条件に相当す
る適合が得られる。
転がり領域Aに最も近いローラ21.25は21〜25
の他のローラの相互より著しく大きい相互間隔を持って
いる。ローラ21.25の間隔を予め与えることにより
、本発明によれば同時に転がり領域が作用を受ける。駆
動ローラは回転体の上に非対称に配置されていてもよい
、さらに、本発明の枠においては、これらの駆動ローラ
は異なった半径上に配布されてもよく、あるいは異なっ
たローラ直径を持っていてもよく、それで大きい変形に
おいてもリングピストンの信頼できる支持を行うことか
できる。
本発明による圧縮機においては、経済的な吸込み容積と
いう点からリングピストンの直径はシリンダの直径より
約り%小さい。
第2図は第1図による圧縮機の縦断面図を示している。
駆動軸42には二つのフランジ軸31が接続されていて
、それらはまた接続ボルト41により接続されている。
接続ボルトは転動軸受により軸方向に間隔を置いて設け
られた三つの駆動ローラ23を支持し、これらの駆動ロ
ーラの上にリングピストン4が支持されている0図面に
お゛いて右のフランジ軸31は中心穴37を持ち、この
穴を介して冷却空気が吹込まれる。ハウジング蓋66内
の六68を通って冷却空気は外方へ出る。本発明によれ
ば内部冷却が行われ、圧縮機内部における熱の滞留が回
避される。シリンダとリングピストンとはほぼ同じ温度
であり、従って長さの変化は狭い範囲に保たれる。その
結果、リングピストン4とハウジング蓋66との間の軸
方向の密封間隙は、本発明により非常に小さく保たれる
全体の駆動ローラの接続ボルト41に対する偏心的に配
置された穴43の適切な配置により、構造的に簡単に偏
心率と変形度とは条件に相当して予め与えられる。
第3図は第1図による圧縮機を示しているが、長手軸の
周りに180°回転させられていて、圧縮比は約Iニア
となっている。合成ガス圧力32および分離スライダ1
2のばね力34はリングピストン4を鎖線で示した線3
6に相当して駆動ローラの間に変形させ、これにより、
負荷されていない吸込み帯域においては先ず付加的な半
径方向の力が駆動ローラに作用する。
特に、ローラ23.24.25の領域においては、リン
グピストン4は著しい曲げ力により付加的に強度に遺し
た負荷を受ける。
第4図は押圧スリット16と分離スリット20とからの
リングピストン4の転がり過ぎのときの第1図による圧
縮機を示している。ガス力と、分離スライダ12から作
用するばね力34とに基づいて、リングピストン4は直
径方向に向合うたローラ23から離れるようにされる。
この結果生じるリングピストン4の変形は、鎖線で示さ
れた線38で示されるが、ローラ23に対して間隔40
が確保される。
第5図は本発明の一つの実施形態であって、上記実施形
態と機能において一致する構造部分は同じ符号を有して
おり、さらに詳しくは説明しない。
駆動軸42には回転体として軸方向に間隔を置いて配置
された二つの駆動偏心体44が配置されているが、その
中の一つだけが見られていて、角度領域Bは質量平衡の
ために平らにされている。駆動偏心体44における長手
穴48は平坦部50と共にリングピストン4の内部への
冷却空気の良好な導通部となっている。リングピストン
4はそれぞれ内部軸受リング54を備えた針軸受52の
上の対応する偏心体上で回転できる。この場合に、角度
領域Bあるいは平坦部50の領域において軸受リング5
4の壁厚が小さくされて、転がり領域では著しく均一な
面圧力があるということは重要である。壁厚の変化は正
しく計算されていて、選ばれた予圧力または変形度dに
関連して、許容できない高い搬送圧力においては、転が
り領域Aにおいてリングピストン4が外されるように調
節されてもよい、信頼すべき過負荷保護が得られる。リ
ングピストン4は針軸受52の個々のローラを介して全
周に支持されている。針軸受の本発明による僅少な変形
度dは軸受直径の0.2〜0.7%の範囲にあり、針軸
受の動的特性を実用的に損なうことがない、変形のため
に軸受52の有効な軸方向の密封は実用上行われないの
で、この実施形態においては油脂または油滴潤滑が示さ
れている。提案された機械は価格的に有利に製造され、
真空に対しても、高圧力領域に対しても同様に使用され
る。そのように製造された圧縮機は、例えば0.271
のピストン行程で300Or、p、s+の回転数におい
て8101 /1lIinの搬送容量を持っている。こ
の場合にシリンダ内径は125鶴で、リングピストン直
径は113.4鶴である。
第6図による図面においては、半径方向内部に、内部軸
受リング54を備えた駆動偏心体44が見られる。簡単
のために、針軸受と、リングピストンとは図示されてい
ない、偏心体中心と、リングピストンの中心との既に述
べたdだけの偏位により、転がり領域56においてはシ
リンダ2の壁への所g!1/7′+欄門嗜曇−トづ−(
イ壬41憂1ス→−(胃t)ノー4−・LマA虐j狛1
【I:→1ζQが発生させられる。角度領域Bにおける
軸受リング54の壁厚を本発明により予め計算し得るよ
うに減少することにより、転がり領域における著しく均
一な面圧力が得られる0面圧力が小さいことにより、シ
リンダ2に対しては良伝熱材料、特にアルミニウム合金
を使用することができる。さらにまた重要なことは、分
離スリットが転がり過ぎても、甚だしい復元弾力が生ぜ
ず、これによって分離スリットの領域においては簡単な
やり方で障害が回避される。リングピストンはシリンダ
の壁でほぼ均一に転がり、煩わしい騒音が回避される。
第7図は、周面に亘って均一な壁厚を有する軸受リング
54を示している。これは第1図の公知の実施形態によ
るリングピストンに相当する。転がり領域における曲げ
のために、第6図の特別な形態に比して著しく高い応力
ピークが生じる。この応力ピークは矢印60で示されて
いて、それは分離スリットが転がり過ぎたときに叩き音
や、材料疲労を生じさせる。
第8図は別の実施形態を示しているが、そのすングピス
トン4は可撓性素子93の上に弾性的に支持されている
。これらの素子93は外側リング92と、内側リング9
4とを備えた車輪の螺旋状の輻として作られている。転
動軸受64は、この実施形態においては全く変形させら
れず、従って本発明により完全に密封されている。外側
リング92は同様に比較的薄い壁として作られているの
で、リング体4は転がり領域Aにおいて内壁に平らに接
しているが、さらに充分に均一な力分布が得られている
。車輪は目的に合うように、唯一っの片から作られてい
るので、製造および組立の際の利点がある。
第9図の実施形態は第8図によるものと原理では一致し
ているが、リングピストン4の支持のために彎曲した板
ばねとして作られた個々の素子93が設けられている。
この実施形態においても内部リング94は変形をしない
ので、この場合にも通常の密閉された転動軸受等を使用
できる。
第10図は浮動リングピストン4を備えた実施形態を示
す、駆動軸42には軸方向に間隔を置いてそれぞれ二つ
の駆動ローラ62,63が配置されていて、それらの転
がり運動は、駆動軸42に固定された偏心体44.45
により起こされる。
対応する駆動ローラ62への力の伝達は、それぞれ市販
の転動軸受64を介して行われる。これらの転動軸受は
本発明によれば変形させられず、さらに側方では容易に
密封されるので、真空応用には特に有利である。駆動軸
42は側方でそれぞれ一つのハウジング′!66の中に
支持されていて、穴68を通って冷却空気が吹き込まれ
る。そのような内部冷却により、これに関連する全ての
欠点を有する圧縮機内部の熱滞留が回避される0分離ス
ライダ12の上部には通常の舌状弁70があり、この弁
を介して圧縮された媒質が押出される。
第11図はその第10図による機械の断面図を示す、シ
リンダハウジング2は冷却媒質、例えば空気または水に
対する複数の長手チャンネル72を持っている0分離ス
ライダ12の中には一体にされた弁74が設けられてい
るが、これは以下第24図、第25図により詳述する0
本発明により一体にされた舌状弁により絞りあるいは戻
り損失が回避される。リングピストン4の内部には駆動
ローラ62が完全に軸方向に見られる。軸方向に向かっ
てその下に、従って図面の平面の下に、第2の駆動ロー
ラ63があり、これについては今の場合、小さい別様状
の領域だけが見えるが、この領域をはっきりさせるため
に十字線で示しである。
以下にさらに説明するように、リングピストン4は、本
発明により側方にずらされた駆動ローラ62の配置によ
り転がり角度領域56においてシリンダハウジング2の
壁8に押付けられている。内部冷却のため偏心体44は
長手チャンネル76を持っている。
第12図は応力を受けていない状態のリングピストン4
を示すもので、シリンダハウジングのシリンダ状内壁8
はY軸の領域において、今の場合は図面の左側において
、線状に接触している。偏心率eはシリンダ2の内径と
、リングピストン4の外径との差の半分に相当する。リ
ングピストン4の中には二つの駆動ローラ62.69−
A(νW六れていて、それらはリングピストン4の内部
穴よりも小さい予め定めされた大きさの直径を持ってい
て、X軸の領域においてはリングピストン4の内部穴に
潤滑が与えられるようにされている0本発明によれば、
二つの偏心体44はそれぞれある角度すだけY軸に関し
て反対に揺動させられる。
駆動ローラ62.63の外径は本発明の枠におい。
てはリングピストン4の内径より少なくとも0.5%小
さい、リングピストン4と駆動ローラとの間には、従っ
て行程fがある。それぞれ角度すだけの駆動ローラ62
.63の図示された本発明にょる揺動により、Y軸の領
域においては、自由空間78が生じ、これにより熱的に
定まる非円性が補償される0本発明の枠においては、揺
動は、リングピストンが既に予変形を受けたものとして
考慮されている。これによってシリンダとリングピスト
ンとの曲率半径は互いに近似させられ、これによって面
圧力に関して有利な条件が与えられる。
”IA動o−ラ62. 63の外径はリングピストン4
の内径よ的、5〜0.8%だけ−ePn!’ioA上め
ホさい、小さい範囲にあり、充分なばね行程が保証され
る0本発明の枠においては、少なくとも一対のそのよう
な駆動ローラ62.63が必要である。
リングピストンの必要な軸方向の長さに相当して、複数
のそのような駆動ローラ対が、目的に合うように駆動軸
上に軸方向に均一に間隔を置いて配置されてもよい。
第13図においては、ある値dだけ、Y軸方向の において左方に向かって自然偏心率ン珈大が示されてい
る。これにより、本発明によればリングピストン4は転
がり領域Aにおいてシリンダハウジング2の壁8に弾性
的に寄り添って、増大された角度範囲Cにおいて駆動ロ
ーラ62.63を抱付ける。Y軸の他方の側では、リン
グピストン4は駆動ローラ62.63から値d+fだけ
外れている。
第14図は圧縮比が約lニアにおける浮動リングピスト
ン4の軸受を示している0合成ガス圧力、およびばね−
圧力負荷により生じる力は駆動ローラ62へのリングピ
ストン4の抱付きを増大するが、リングピストン4は準
焦負荷の吸込室33において増大されて駆動ローラ62
.63から外される0本発明によれば、この場合に転が
り領域における弾性的の予応力は減少させられない、Y
軸の領域においては、応力のために小さくされた自由空
間78が見られるが、これは駆動ローラ62゜63に熱
的条件による非円性を補償できるようにさせる。
第15図は大体において第13図に一致するが、駆動ロ
ーラ62.63の他に一つのローラ80がリングピスト
ン4の内部に駆動軸上に、しかも軸方向に間隔を置いた
二対の駆動ローラ62.63の間に配置されている。こ
のローラ80はY軸上に突出し、転がり領域と直径方向
で向合って、駆動ローラ62.63の上に出ていて、自
由行程3だけしかない、リングピストン4の曲げは自由
行程に制限される。高い圧力においては、リングピスト
ン4の一層確実な支持が得られる。
第16図は圧縮比が約1:2のときのリングピストン4
の状態を示している。駆動ローラ62゜63への寄添い
は第11図によるよりも幾分小さい。
しかしながら両図面からは、ガス・スライダ合成力が転
がり領域における面圧力を増大し、リングピストン4が
無負荷吸込帯域33において駆動ローラから外されてい
るが、駆動ローラへの寄付きが圧縮度を増すに従って増
大していることが認められる。これによって、本発明に
よれば、転がり領域において全く一定の面圧力が得られ
る。![動ローラ62,63へのリングピストンの本発
明による寄添いによって、最高の圧力負荷においても、
リングピストン4の付加的応力は現れない。
本発明の枠においては最大変形力および応力分布は駆動
ローラ62,63の直径とリングピストンの内径との差
により予め定められる。特に、この僅少な直径差は0.
8〜3%の間にあり、従って駆動ローラとリングピスト
ンとの間の相対運動は僅少である。リングピストン4の
これに相当する僅少な応力は価格的に有利な材料の使用
を可能にする。弾性押圧力を正確に予め計算することは
、本発明の枠においては、リングピストン4の壁厚と、
上記直径差とに対応して予め定めることにより可能にさ
れる。
第17図は浮動リングピストン4を備えた機械の実施形
態の部分縦断面図である。駆動ローラ62.63は並軸
受により直接に二つの駆動偏心体44に支持されている
。リングピストン4は側方で、ばね82により後から導
かれた弾性密封素子84により密封されている。注油さ
れる並軸受を備えた本発明による機械は、中心線86の
右にもこれに相当して作られていて、そこからも駆動軸
42を駆動できる0本発明による中空駆動軸42により
、この実施形態においては、軸方向の六88を通って油
が供給され、半径方向の穴90を通って潤滑のために駆
動ローラ62.63の前記半径方向の軸受に導かれる。
油は駆動ローラ62.63の間でリングピストン4の内
部に入り、そこからハウジング1I66の穴68を介し
て導出される。
第18図は駆動ローラ62を示しているが、第19図に
は第18図の切断線Aに沿う断面図が示されている。第
19図から判るように、外側リング92と、内側リング
94との間には彎曲させられた案内羽根96が配置され
ていて、この羽根を介して冷却のために空気がリングピ
ストンの内部に吸い込まれる。
第20図および第21図は、二つの駆動偏心体44.4
6の正面図および軸方向断面図を示している。駆動偏心
体44は駆動軸に取付けるための調節ばね溝98を持っ
ている。駆動偏心体46は長手溝100を有し、これを
通ってねじ102が案内されているが、このねじは偏心
体44のねし山104にかみ合っている。従って、二つ
の偏心体44.46は公差を補償するため、および上記
予応力を調節するために相互に回転させられるが、この
場合にねじ102によって相互の応力および固定が行わ
れる。
第22図および第23図は動的原理では第5図に示され
たものに相当する機械の実施形態の横断および縦断面図
であるが、リングピストン4は矢張りピストンのような
ハウジング2に関して半径方向外側に配置されている。
この実施形態は特にベルト掛は運転、または電動機への
フランジ直結運転に適している。ハウジング2は、冷却
穴106を持ち、リングピストン4は針軸受108を介
して駆動リング110内に直接に支持されている。
駆動リング110はこの場合にもハウジング2に対して
値e+fだけずらされているので、リングピストン4は
転がり領域Aにおいて円形ハウジング2の外面に寄沿っ
ている。駆動リング110は角度領域Cに亘って切欠き
112を持ち、そこでは外部軸受リング114は縮小さ
れた壁厚を持っている。従って第5図による実施形態の
ときと全く同じ動的および応力的仮定が得られる0分離
スライダ12はハウジング2内で案内され、中心に向か
って動くことができる。ばね14と出口弁18とは中心
穴116の中に配置されている。搬送されて圧力を受け
ている媒質は蓋板120内の穴118を介して導出され
る。吸込みスライダ12に隣接した穴122を介して行
われる。駆動リング110は転動軸受124により蓋板
120に関して両側に支持されている。駆動リング11
0はベルト掛は運転用のリング溝126と、さらに冷却
フィン12Bとを有しているが、これらの冷却フィンは
質量平衡のために軸受リングに偏心的に配置されている
。冷却は本発明によれば、急速回転する外部リング11
0の対流により行われるが、熱い空気は外部リングの中
心穴を介してリングピストン4の外面から吸出される。
固定したハウジング2は、冷却穴106による空気また
は水によって付加的に冷却される。水冷の場合には、蓋
板120は閉鎖された板130によりおおわれている。
この構造の利点はコンパクトな円形構造、駆動リング1
10の自刃冷却、空気と水とによる組み合わせ冷却の可
能性、およびそれ以上に駆動リングの壁厚を変えること
による目的に合った質量平衡ということである。
第24図および第25図は、閉鎖状態および開放状態に
おけるシリンダハウジング2の分離スリット10内の一
体にされた出口弁74を備えた分離スライダの拡大図を
示している0分離スライダ12は少なくとも一つの半径
方向に行亘ったスリット132を持ち、目的に合うよう
に軸方向に間隔を置いて複数の同様のスリット132が
設けられている0弾性的に作られた弁板134は上記ス
リット132内で側方に案内されている。弁板134は
本発明によれば、分離スライダ長さの予め定められた大
きい長さ、特に約80%に亘って延びているので、弁を
開いたときは大きい出口面積が与えられている。この重
要な形態により、媒質、特にガスは小さい速度で、著し
い絞り損失なしに流出できる。従来の弁においては通過
面が弁板の蓋板より小さいことに注目すべきである。従
って、弁板は締圧力Peによって密封面に押付けられて
いるもので、弁を開(ためにそれに相当して高くされた
圧力が生じている筈である0例えば直径d、の円形通過
面f、が与えられて、直径d8の円形蓋面f3があると
、開口圧力P、はPeX(ax /d+ )”に等しい
。例えば通過穴の直径d、が14■で、密封面の直径d
!が17mで、終圧力が7 barであると、弁を持ち
上げるためには、シリンダ内では圧力が9.7 bar
以上に上昇しなけれはならない、このために必要な圧力
ピークはガスの温度上昇と、付加的に軸受−および材料
負荷とを生じさせる。本発明により提案された一体にな
った弁仮によりそのような圧力ピークは著しく回避され
る。弁板134の本発明による曲率により、分離スリッ
ト10内では準線形接触だけが与えられる。さらにこの
重要な曲率により流出損失が減らされ、同時にまた弁行
程も制限される。
第21図および第22図に示された特別な実施形態は、
特に真空および低圧力運転、および注油のときに適して
いる。弁スリット10の内面において往復して案内され
ている曲げられた弁板134は絞り間隙における逆流を
阻止し、蒸気および液体を含んでいるガスを搬送する際
には影響を受けず、さらに注油される機械においては冷
却油の支障を受けない出口を可能にする。
第26図〜第28図は一体にされた弁の実施形態を示し
ていて、これは高圧力および乾燥して運転している機械
に対して特に適している。
分離スライダ12は、二つの部分136.138からな
り、それらの間には弁板140が張られている。この実
施形態により、ハウジングの分離スリットにおける摩擦
損失は可成り減らされる。媒質は広いスリットを通って
内部にある弁室に入り込み、分離スライダの上側部14
4において流出する0面積の大きい入口スリット142
により、ガス速度は小さくなり、逆流損失は僅少に保た
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転体の五つの駆動ローラの上に支持されたリ
ングピストンを持つ、圧縮機として作られた機械の横断
面図、第2図は第1図による機械の縦断面図、第3図お
よび第4図は第1図による実施形態におけるリングピス
トンの曲げと外れとを示す正面図、第5図は縮小された
断面を有する軸受リングの上の転がり領域にリングピス
トンが配置されている機械の実施形態の原理的断面図、
第6図は第5図によるリングピストンの拡大図、第7図
は第1図に類似したリングピストンの拡大図、第8図お
よび第9図はリングピストンが弾性素子の上に配置され
ている機械の実施形態の断面図、第10図は浮動リング
ピストンを備えた作動機械の実施形態の縦断面図、第1
1図は第10図による機械の横断面図、第12図〜第1
6図は第1O図および第11図による作動機械の動的原
理を説明するための横断面図、第17図は浮動リングピ
ストンと注油される並軸受とを備えた実施形態の縦断面
図、第18図および第19図は駆動ローラの正面図およ
び断面図、第20図および第21図は転がり運動を起こ
すための二重偏心体の正面図および断面図、第22図は
第5図の原理によってはいるがリングピストンが外側に
あるものの実施形態の横断面図、第23図は第21図に
よる作動機械の縦断面図、第24図および第25図は閉
鎖された状態および開放された状態における一体にされ
た出口弁を備えた第4図による実施形態の分離スライダ
の拡大図、第26図〜第28図は内部にある一体にされ
た出口弁を備えた分離スライダの断面図、平面図および
側面図である。 2・・・シリンダ、4・・・リングピストン、6・・・
角度領域、8・・・壁、9・・・冷却フィン、10・・
・分離スリット、12・・・分離スライダ、14・・・
ばね、16・・・押圧スリット、18・・・出口弁、2
0・・・吸込スリット、21〜25・・・駆動ローラ、
26・・・4の中心、28・・・2の中心、30・・・
間隔、31・・・フランジ軸、32・・・ガス力、33
・・・吸込室、34・・・ばね力、35・・・押圧室、
36.38・・・線、40・・・間隔、41・・・接続
ボルト、42・・・駆動軸、43・・・穴、44.46
・・・駆動偏心体、48・・・長手穴、50・・・平坦
部、52・・・針軸受、54・・・軸受リング、58・
・・押圧力、60・・・矢、62.63・・・駆動ロー
ラ、6゛4・・・転動軸受、66・・・ハウジング蓋、
68・・・穴、70・・・舌状弁、72・・・長手チャ
ンネル、74・・・一体にされた弁、76・・・長手チ
ャンネル、78・・・自由空間、80・・・板、82・
・・ばね、84・・・密封、86・・・中心線、88・
・・軸方向穴、90・・・半径方向穴、92・・・外側
リング、93・・・素子、94・・・内側リング、96
・・・案内羽根、98・・・調節ばね溝、100・・・
長手スリット、102・・・ねじ、104・・・ねじ山
、106・・・冷却穴、108・・・針軸受、110・
・・駆動リング、112・・・切欠き、114・・・外
部軸受リング、116・・・中心穴、118・・・穴、
120・・・蓋板、122・・・長手穴、124・・・
転動軸受、126・・・リング溝、128・・・冷却フ
ィン、130・・・板、132.142・・・スリット
、134.140・・・弁板、136.138・・・1
2の部分、144・・・上側部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリンダ、シリンダ壁に平らに接してシリンダに関
    して偏心的に配置された薄い壁のリングピストン、シリ
    ンダとリングピストンとの間で吸込および押圧室を互い
    に分離している分離素子、およびリングピストンに回転
    運動を伝達するための回転体を備えた機械、特に流体を
    圧縮し搬送する作動機械において、リングピストン(4
    )はほぼ円形に作られていて、円形からの偏差はせいぜ
    いリングピストンの直径の5%であり、回転体を備えた
    リングピストン(4)の中心(26)は転がり領域(A
    )の方向においてシリンダ(2)の中心(28)から偏
    心率(e)と変形度(d)の和だけずらして配置されて
    いて、偏心率(e)はシリンダ(2)とリングピストン
    との直径の差の半分であり、変形度により転がり領域 (A)の大きさが予め定められることを特徴とする、流
    体を圧縮し搬送するための作動機械。 2、変形度(d)はリングピストンの直径の0.2〜2
    %の範囲で、目的に合うように0.5%であって、転が
    り領域(A)は10°より大きく予め定められていて、
    及び/又はリングピストン(4)の中心は一つの円軌道
    (に)の上でシリンダ(2)の中心(28)の周りを回
    転させられることを特徴とする、特許請求の範囲第項記
    載の機械。 3、リングピストン(4)の円形からの偏差がぜいぜい
    その外形の1%であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の機械。 4、回転体の上に複数の回転可能な駆動ローラ(21〜
    25)が周辺方向にずらして配置され、転がり領域(A
    )の近くにある駆動ローラ (21、25)が隣接して並べられた駆動ローラ(21
    〜25)の間の他の角度間隔より大きい間隔を相互に持
    っていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜第
    3項記載の中の一つの機械(第1図)。 5、回転体がハウジング蓋(66)の中に支持された二
    つのフランジ軸(31)を持ち、それらのフランジ軸は
    リングピストン(4)の内部で接続ボルト(41)によ
    り接続されていて、接続ボルト(41)も駆動ローラ(
    21〜25)も回転可能に配置されていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第4項記載の機械(第2図)。 6、リングピストン(4)が軸受リング(54、114
    )等の上に支持されていて、この軸受リングは転がり領
    域(A)では壁厚を薄くされていることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項〜第3項記載の中の一つの機械(
    第5図、第22図)。 7、軸受リング(54、114)が転がり領域(A)で
    は同じ強さの支持体として作られていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第6項記載の機械。 8、リングピストン(4)が一つの軸受、特に針軸受(
    52)の上に直接に支持され、この軸受の内方の軸受リ
    ング(54)は駆動偏心体(44)の上に配置されてい
    て、この駆動偏心体は転がり領域(A)では平坦部(5
    0)を持っていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    6項または第7項記載の機械。 9、軸方向に間隔を置いて二つの偏心体(44、46)
    が設けられていて、それらの偏心体は周辺方向では公差
    補償のため互いに揺動可動で、調節可能であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第6項〜第8項記載の中の一
    つの機械。 10°リングピストン(4)が弾性的に可撓な素子(9
    3)の上に配置されていて、それらの素子は軸受(4)
    により偏心体(4)に関して回転可能に配置されている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜第3項記載
    の中の一つの機械(第8図、第9図)。 11、弾性素子(93)が車輪の螺旋状に作られた輻と
    して作られており、この車輪はその内部リング(94)
    と共に軸受(64)の上に配置されていて、その薄い壁
    状の外側リング(92)の上にリングピストン(4)が
    配置されており、二つのリング(92、94)は素子(
    93)と共に特に唯一の片からなっていることを特徴と
    する、特許請求の範囲第10項記載の機械(第8図)。 12、素子(93)が個々のばねとして、特に曲げられ
    た板ばねとして作られていて、それらのばねは内部リン
    グ(94)の切欠き内に固定されていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第10項記載の機械(第9図)。 13、リングピストン(4)が偏心的に支持された二つ
    の駆動ローラ(62、63)等の上に浮動するように配
    置されていて、この駆動ローラの偏心体(44、46)
    は周辺方向では予め定められた角度(2b)だけ互いに
    ずらされていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項〜第3項記載の中の一つの機械(第7図、第8図)。 14、駆動ローラ(62、63)が、特に密封された軸
    受(64)によりそれぞれ一つの駆動偏心体(44、4
    6)の上に支持されていて、それらの駆動偏心体は駆動
    軸(42)に関して予め定められた角度(2b)だけず
    らされていることを特徴とする、特許請求の範囲第13
    項記載の機械。 15、駆動ローラ(62、63)がリングピストン(4
    )の内径より予め定められた値、5〜0.8%、特に0
    .5%より小さい、だけ小さい外径を持つことを特徴と
    する、特許請求の範囲第13項または第14項記載の機
    械。 16、軸方向に間隔を置いた少なくとも2対の駆動ロー
    ラ(62、63)が偏心体(44、46)と共に駆動軸
    (42)上に配置されていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第13項〜第15項記載の中の一つの機械。 17、駆動軸(42)の上に一つのローラ(80)が、
    特に2対の駆動ローラ(62、63)の間に配置されて
    いて、しかもリングピストン(4)の曲げを制限するよ
    うに転がり領域(A)に直径方向に向合っていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第13項〜第16項記載の
    中の一つの機械。 18、公差補償のため、または摩耗の際の調整のために
    二つの偏心体(44、46)がそれらの角度位置におい
    て互いに限界を明らかにして調節できるようになってい
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第13項〜第17
    項記載の中の一つの機械。 19、内部の自己冷却のために駆動ローラ(62、63
    )に通風羽根(96)が設けられていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第13項〜第18項記載の中の一つ
    の機械。 20、分離スライダ(12)が一つの弁板(134)を
    備えた一体の弁(74)を持ち、この弁板は特に一つの
    スリット内に配置されているか、二つの部分(136、
    138)の間に張られていることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項〜第19項記載の中の一つの機械。 21、弁板(134)が弧状に曲げられた密封面を持っ
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第20項記載
    の機械。 22、特に複数の弁板が分離スライダ(12)の長手方
    向で並んで配置されていて、弁板(134、140)に
    対応するスリット(132、142)は分離スライダ(
    12)の長さの大部分、特に80%までに亘って延びて
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第20項または
    第21項記載の機械。
JP26631285A 1984-11-29 1985-11-28 流体を圧縮し搬送するための作動機械 Pending JPS61192884A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP84114423A EP0147654B1 (de) 1983-12-05 1984-11-29 Maschine, insbesondere Arbeitsmaschine zum Verdichten und Fördern von Fluiden
EP84114423.1 1984-11-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61192884A true JPS61192884A (ja) 1986-08-27

Family

ID=8192315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26631285A Pending JPS61192884A (ja) 1984-11-29 1985-11-28 流体を圧縮し搬送するための作動機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61192884A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5676481A (en) * 1991-09-26 1997-10-14 Gillette Company Marking instruments
JP2005520988A (ja) * 2002-03-22 2005-07-14 ライボルト ヴァークウム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 偏心型ポンプおよび該ポンプを運転するための方法
US7338268B2 (en) 2003-12-26 2008-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Discharge valve device of a compressor
WO2015125596A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 哲哉 荒田 容積型圧縮機の吐出機構
JP2017538066A (ja) * 2015-05-08 2017-12-21 グアンドン メイジー コンプレッサー シーオー エルティーディーGuangdong Meizhi Compressor Co.,Ltd. 回転式圧縮機用のクランクシャフト、回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5676481A (en) * 1991-09-26 1997-10-14 Gillette Company Marking instruments
JP2005520988A (ja) * 2002-03-22 2005-07-14 ライボルト ヴァークウム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 偏心型ポンプおよび該ポンプを運転するための方法
US7338268B2 (en) 2003-12-26 2008-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Discharge valve device of a compressor
WO2015125596A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 哲哉 荒田 容積型圧縮機の吐出機構
JPWO2015125596A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 哲哉 ▲荒▼田 容積型圧縮機の吐出機構
JP2017538066A (ja) * 2015-05-08 2017-12-21 グアンドン メイジー コンプレッサー シーオー エルティーディーGuangdong Meizhi Compressor Co.,Ltd. 回転式圧縮機用のクランクシャフト、回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4580957A (en) Rotary fluid-flow machine with thin-walled annular piston
US4300875A (en) Positive displacement machine with elastic suspension
US4199308A (en) Axial compliance/sealing means for improved radial sealing for scroll apparatus and scroll apparatus incorporating the same
CN1097169C (zh) 涡旋机和使用涡旋机的压缩气生产设备
US5768974A (en) Swash plate type compressor
KR100318157B1 (ko) 용적형 유체기계
US3956904A (en) Compressor-expander for refrigeration having dual rotor assembly
JPS611801A (ja) 渦巻部材
US5542829A (en) Scroll compressor
US20110058970A1 (en) Rotary compressor and method
Teh et al. Theoretical study of a novel refrigeration compressor–Part I: Design of the revolving vane (RV) compressor and its frictional losses
JPH09119380A (ja) スクロール式圧縮機
US7104772B2 (en) Screw compressor
JP4514493B2 (ja) スクロール型流体機械
US6217303B1 (en) Displacement fluid machine
US6352418B1 (en) Displacement type fluid machine
JPS61192884A (ja) 流体を圧縮し搬送するための作動機械
JPS5958188A (ja) 無給油スクロ−ル流体機械
CN110778500A (zh) 压缩机和制冷设备
CN101371044A (zh) 真空泵
US5813843A (en) Scroll-type fluidic machine having a slider for axial thrust and rotation prevention
US7186098B2 (en) Eccentric pump and method for operation of said pump
JPH0419361B2 (ja)
JP3539189B2 (ja) スクロール流体機械
US4883414A (en) Rotating piston compressor