JPS61192094A - テ−プカセツトの鎖錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、特にＶｉ（Ｓ方式と呼ばれるビデオ用テー
プカセットにおいて、誤使用を防止したり、使用を禁止
することを目的とするテープカセットの鎖錠装置に関す
るものである。

従来の技術 テープカセットにはテープが露出する部分を開放・閉塞
するための保護パネルを設けたものがあり、特にビデオ
用テープカセットでは、例えば実開昭５６−９９６８３
号公報に示されているように第４図及び第５図のような
構造になっていた。すなわち保護パネルＩＦｉ凸片２を
押込まないと開けられないようになっている。

発明が解決しようとする問題点 ところが従来のこのようなテープカセットには、前記６
片２を指等で押込むと前記保護パネル１を開けることが
でき、露出したテープが傷付くことがある。また、この
ようなテープカセットは他人の使用を物理的に禁止する
機能を備えていない、という欠点があった。

そこで、本発明は容易に保護パネルを開けられてテープ
が傷付くことを防ぐとともに、テープカセットが他人に
使用されるのを禁止することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
テープ走行部を開放・閉塞する開閉可能な保護パネルに
切欠部を設けるとともに、カセット本体に凹穴を設け、
かつその切欠部及び凹穴にまたがって嵌合する鎖錠部材
を設けたものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

前記鎖錠部材は前記保護部材の切欠部とテープカセット
の本体側の凹穴とにまたがって嵌合されることによって
、前記保護パネルが開くことを一層困難にすることとも
に、同時に前記切欠き部を埋めてしまうことによって実
質的に前記切欠き部が存在しない状態となって、この切
欠部があることによってテープカセットを受は入れられ
るようになっている機器への装着を不可能にするのであ
る０ 実施例 以下、本発明の一実施例について説明する第１図はテー
プカセットの保護パネルの中央部の斜視図であって、保
護パネル１の中央部にはこのカセットを機器に装着でき
るようにする切欠部１＆が設けられている。

この切欠部１ａと機器への装着との関係についてはよく
知られていることであるから説明は省略する。

またカセットの本体にはランプ受納用の穴３が、前記切
欠部ｊ　ａと同一中心線上に設けられている。

本発明の鎖錠部材４を第３図に示す。この鎖錠部材４は
前記切欠部１ａとの嵌合部４ａと、前記凹穴３との嵌合
部４ｂとが中間部４Ｃで連結された構造である。

保護パネル１は、切欠部１ａの形が図示のように台形で
あるために、この鎖錠部材４が装着されている限り開け
ることができない。また切欠部１ａが鎖錠部材４により
て埋められているためにこのカセットは機器、すなわち
ビデオデツキに装着することが不可能である。

なお、前記鎖錠部材４は嵌合部４ｂを凹穴３に押込むこ
とによってテープカセットに取付けられるのであるが、
前記の作用をさらに確実にするにはラベル６をその上か
ら貼っておくようなこともできる。

発明の詳細 な説明したように本発明によると、保護パネルが容易に
開けられてテープが傷付くことを防ぎ、またテープカセ
ットの他人の使用を禁止することができて、特に秘密性
のあるテープカセットや貴重なテープカセットの保護の
面で有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のテープカセットの鎖錠装置
を示す斜視図、第２図は同装置の鎖錠部材を取外した状
態を示す斜視図、第３図は鎖錠部材を示す斜視図、第４
図、第６図はテープカセットの平面図と側面図である。 １・・・・・・保護パネル、１ａ・・・・・・切欠部、
３・・・・・・凹穴、４・・・・・・鎖錠部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープ走行部を開放・閉塞する開閉可能な保護パネルに
   切欠部を設けるとともに、カセット本体に凹穴を設け、
   かつその切欠部及び凹穴にまたがって着脱自在に嵌合す
   る鎖錠部材を設けたことを特徴とするテープカセットの
   鎖錠装置。