JPS61187960A - アンプル内蔵エアゾ−ル製品 - Google Patents
アンプル内蔵エアゾ−ル製品Info
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- JPS61187960A JPS61187960A JP60026805A JP2680585A JPS61187960A JP S61187960 A JPS61187960 A JP S61187960A JP 60026805 A JP60026805 A JP 60026805A JP 2680585 A JP2680585 A JP 2680585A JP S61187960 A JPS61187960 A JP S61187960A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/68—Dispensing two or more contents, e.g. sequential dispensing or simultaneous dispensing of two or more products without mixing them
- B65D83/682—Dispensing two or more contents, e.g. sequential dispensing or simultaneous dispensing of two or more products without mixing them the products being first separated, but finally mixed, e.g. in a dispensing head
- B65D83/687—Dispensing two or more contents, e.g. sequential dispensing or simultaneous dispensing of two or more products without mixing them the products being first separated, but finally mixed, e.g. in a dispensing head the products being totally mixed on, or prior to, first use, e.g. by breaking an ampoule containing one of the products
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明はアンプル内蔵エアゾール製品に関する。さらに
詳しくは、耐圧容器内の噴射剤や原液と分離しておくた
めに別種の有効成分を封じ込んだアンプルを内蔵しでな
るエアゾール製品に関する。 [従来の技術] 従来のアンプル内蔵エアゾール製品としては、たとえば
火間昭57−111361号公報に示されたらのがある
。このアンプル内蔵エアゾール製品はtJS4図に示す
ように、バルブ(51)のハウジング(52)の下方に
、ステム(53)の押し込み操作または螺進操作で下降
する破砕栓(54)を取りつけ、一方、その破砕栓(5
4)に臨ませてアンプル(55)を固定的に配置した構
成を採用している。そして使用時には、破砕栓(54)
の先端をアンプル(55)の壁面に突き当てて、アンプ
ル(55)を破壊し、封じ込まれていた有効成分を耐圧
容器(1)内に漏出させるようにしでいる。 [発明が解決しようとする問題点1 ところが上述のごとき従来のアンプル内蔵エアゾール製
品にはつぎのような欠点がある。 (イ)アンプル(55)を破壊するためにはステム(5
3)に大きい力で押し下げるか、あるいは大かい回転力
を加えて螺進せしめる必要がある。そのためステム(5
3)やパルプ(51)まわりに充分な強度を与えなけれ
ばならず、自然と寸法や重量が大となって使いにく(な
ったり、小型のエアゾール製品への適用が困難となる。 (ロ)ステム(53)を押し下げたり螺進させるのに大
きな力を要するので操作がやっかいで島る。 Q9破砕栓(54)によっては1個のアンプルしか破壊
できないので、2個以上のアンプルを用いることができ
ず、適用範囲が狭く限定される。 に)破壊されたアンプル片が吸入口などに詰まりやすく
、エアゾール製品の機能を阻害することが多い。 本発明は叙上の事情に鑑み、アンプルの破壊が容易にで
きて、用途範囲が広く、しかも機能的に安定しているア
ンプル内蔵エアゾール製品を提供することを目的とする
。 E問題点を解決するための手段] 本発明のアンプル内蔵エアゾール製品は、耐圧容器内に
、取外し自在の重錘を設けるとともに、取外された重錘
と衝突すると容易に破壊されるアンプルを多孔性の袋体
に入れて収容した構成を採用している。 [作 用] 本発明のアンプル内蔵エアゾール製品によるときは、重
錘を取外して自由に動く状態にしたうえで、耐圧容器を
手で持って振ると耐圧容器内で重錘とアンプルとが何度
も衝突するのでアンプルを容易に破壊することができる
。 また破壊されたアンプルの破片のうち比較的大きい破片
は袋体中に残されて外部へ出でこないので、吸込口など
が詰まることも防止される。 以上のように耐圧容器を振るだけで、アンプルを割るこ
とができるので、その操作は非常に楽であり、大きな力
が加わる部分もないので全体をシンプルに軽(作ること
ができる。 [実施例] つぎに本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。 第1図は本発明の一実施例にかかわるアンプル内蔵エア
ゾール製品(^)の縦断面図、第2図は本発明の他の実
施例にかかわるアンプル内蔵エアゾール製品(B)の縦
断面図、第3図は第2図における(1)(1)M(1)
M断面図である。 第1図において、(^)はアンプル(1)内蔵エアゾー
ル製品(以下、単にエアゾール製品という)を示し、(
1)は耐圧容器、(2)は重錘、(3)はアンプル、(
4)は袋体である。 耐圧容器(1)は、鋼、アルミニウム、ガラスチック、
ガラスなどで作られた耐圧性の容器であり、手で持ちや
すい大きさの円筒形に作られている。耐圧容器(1)の
上部にはマウンティングカップ(11)がかしめつけら
れており、そのマウンティングカップ(]1)にはハウ
ジング(12)が垂設されている。ハウジング(12)
の中心部軸方向には中空のパルプ室(13)が穿孔され
でおり、そのパルプ室(13)にはステム(14)が挿
入されでいる。ステム(14)は中心軸に沿って通孔(
15)が穿孔されており、その途中では横孔(16)が
形成されでいる。*たこのステム(14)はパルプ室(
13)内に挿入されているスプリング(17)によって
常に上方に持ち上げられているように付勢されでいる。 一方、ステム(34)の上端にjtPFボタン(18)
に取りつけられており、この押ボタン(18)に設けら
れた噴射孔(19)はその内部通路によって前記通孔(
15)に連通されでいる。この押ボタン(18)を指で
押し下げると、前記横孔(16)がパルプ室(13)と
連通されるようになっている。 前Eハウジング(12)の中程にはL型の接続管(20
)が設けられており、その接続管(20)にはディップ
チューブ(21)が接続されて、ディップチューブ(2
1)の先端の開口部(22)とパルプ室(13)とが連
通されている。なお前記開口部(22)は後述する袋体
(4)の網目より細かな目の網が取りつけられており、
アンプル(3)の細かな粉砕片が混入しないようにされ
ている。また(23)はキャップであり、耐圧容器(1
)の上端に着脱自在に装着される。 前記重錘(2)は後述するアンプル(3)を割るための
もので、液中で移動しやすいよう比重が太き(、かつ表
面が滑らかで表面積が小さい金属製、ガラス製または陶
製の球や円柱などが用いられる。*たそれはアンプル(
3)を割りやすいよう角部や突起を設けたものであって
もよい。 その重錘(2)は上端にボルト状の係止部(24)が形
成されており、つぎのようにしてハウジング(12)の
下部に取外し容易に取りつけられている。ハウジング(
12)の下部には四部(25)が形成されており、その
凹部(25)の内壁にはリング溝(26)に収納された
Oリング(27)が取りつけられている0重錘(2)は
その係上部(24)の肩部がOリング(27)に弾力的
に支えられて取りつけられている。そして、係止部(2
4)の上端面には前記ステム(14)の下端がハウジン
グ(12)を貫通して臨んでおり、それが下降すると係
止部(24)がOリング(2))をたわめながら滑り落
ち、重I!(2)が落下するようになっている。なお前
記凹部(25)の下方にはスカート部(28)が形成さ
れて、取りつけ状態での重錘(2)が安定するように軽
く保持されている。 前記アンプル(3)は、ガラス製などの小形密封容器で
あり、内部には粉末状あるいは液状の種々の有効成分が
封じ込まれている。そのアンプル(3)は前記重錘(2
)と衝突したとき割れやすいように、比較的薄肉に作ら
れ、その材質としではガラスや合成樹脂が用いられる。 そしてこのアンプル(3)は多孔性の袋体(4)に入れ
られて、耐圧容器(1)内に収容される。 前記袋体(4)は、網状の材料で作られた大きな開口部
のない袋であることがもっとも好ましい、その材質は内
容液に浸されない材質であればとくに制限はないが、た
とえばナイロン、テトロン、ビニロン、アクリル、レー
ヨン、ポリエチレン、ポリエステル、塩化ビニルなどの
合成樹脂や天然繊維が用いられる。この袋体(4)の網
目の大きさは、アンプル(3)が割れてできた破片のう
ち比較的大きなものが外部に流出しない程度の大きさで
あることが望ましく、そのように作られておれば膜状の
材料に無敗の孔を設けた袋体であってもよい。 以上のように構成されたエアゾール製品(^)は、耐圧
容器(1)内に原液と噴射剤を入れアンプル(3)内に
所望の有効成分を入れて使用に供される。 このエアゾール製品(^)で実際に噴霧するには、キャ
ップ(23)を外したのち押ボタン(18)を指で強く
押し下げ、ステム(14)の下端で係止部(24)上面
を強く押して、重錘(2)を落下させる。 そのうえで耐圧容器(4)を手で持ったままで強(振れ
ば、重錘(2)とアンプル(3)とが衝突して、そのと
きのショックでアンプル(3)が簡単に破砕される。こ
のようにしてアンプル(3)中の有効成分が原液中に溶
解、分散されると、再1押ボタン(18)を指で押した
ときに内容液が、デイップチ、 −7(21)−4続t
(20)→xsy1室(13)→横孔(16)→通孔(
15)と通って噴射孔(19)から噴射される。 本実施例のエアゾール製品(^)では、重錘(2)が耐
圧容器(1)内を自由に動き回って、アンプル(3)を
割るので、その操作が非常に栗になる。 また割られたアンプル(3)の大きな破片は袋体(4)
の中に閉じ込められるのでディップチューブ(21)な
どに詰まることがな(、その噴射機能が阻害されること
が防止される。 つぎに他の実施例にかかわるエアゾール製品(B)を説
明する。この実施例は第2〜3図に示されているように
、袋体(4)にアンプル(3)を2個収容した構成に係
わるものである。It圧圧器器1)は第1図に示された
耐圧容器(1)とほぼ同一の構成であるが、ディシブチ
ューブ(21)のみは耐圧容器(1)内に該ディップチ
ューブ(21)や装入りの7ンプル(3)を挿入しやす
くするため授統管(20)から直下方に一直線状に延び
た構成がとられ、そのディップチューブ(21)や装入
りのアンプル(3)を耐圧容器(1)の開口部から挿入
しやすくしでいる。なお第3図に示されているように、
ハウジング(12)の下方のスカート部(28)と重錘
(2)はディップチューブ(21)を通すための切欠き
が形成されている1重錘(2)は切欠きがある以外は第
1図に示されている重!!(2)と同じ構成のもので、
その取外しも押ボタン(18)を押し込んでステム(1
4)の先端で押し下げることにより容易に取り外される
ようになっている。 袋体(4)はアンプル(3)を2個収容するため大きめ
に作られており、その中にアンプル(3)を自由に動き
うる状態で収容している。なおこの袋体(4)は重錘(
2)を内部に収容するようにしており、重錘(2)は袋
体(4)にあけられた孔を通してその係止1!$(24
)を突塾出し、ハウジング(12)に取りつけられてい
る。袋体(4)の形状や材質は第1図に示された袋体(
4)と同じように網袋や多数の孔を有する袋が用いられ
、前述した合成繊維や天然繊維で作られる。以上の構成
の本実施例においても、押ボタン(18)を指で押し込
んで重錘(2)を取り外したのち、手に持った耐圧容器
(1)を振ってやれば、アンプル(3)と重錘(2)が
たがいに衝突して、アンプル(3)が容易に破壊される
。 本実施例においては2個のアンプル(3)にそれぞれ別
種の有効成分を入れておくことができるので、たとえば
一方のアンプル(3)にクロラミンTの粉末を、他方の
アンプル(3)に塩化亜鉛の粉末をそれぞれ収容してお
き、使用時にそれらを容器(2)内の原液(たとえば水
など)に溶解させで反応させながら有害物質除去スプレ
ーとして使用することがで終る。したがってアンプル(
3)内の有効成分の溶液が腐蝕性を有するとか、あるい
はあらかじめ反応させておくことが好ましくないエアゾ
ール製品に対しでも好適に用いることができる。 なお上記第2図に示される実施例においては、アンプル
(3)は2個収容されているが、袋体(4)をさらに大
きくするかあるいは個々のアンプル(3)の寸法を小さ
くして、3個以上のアンプル(3)を[容するようにし
てもよい。そのようにしたばあいには、さらに適用範囲
を広げることができる。 以上に二実施例を説明したが、これらの実施例において
いずれも、原液としては水、アルコール、灯油など有効
成分の溶解性にすぐれ、容器に対して腐蝕性がなく、凝
固点の低いものであれば好適に用いることができる。ま
た噴射剤としては通常、エアゾール製品に使用されるも
のはすべで使用することができる。なお耐圧容器(1)
内に、水、アルコール、噴射剤の混合物で、たとえば−
20℃で液状を保持し、かつ内圧が0.8〜2.5kg
7cm”を呈するものを入れておくときは、−20℃の
寒冷地においても、内容物を噴射させることができる。
詳しくは、耐圧容器内の噴射剤や原液と分離しておくた
めに別種の有効成分を封じ込んだアンプルを内蔵しでな
るエアゾール製品に関する。 [従来の技術] 従来のアンプル内蔵エアゾール製品としては、たとえば
火間昭57−111361号公報に示されたらのがある
。このアンプル内蔵エアゾール製品はtJS4図に示す
ように、バルブ(51)のハウジング(52)の下方に
、ステム(53)の押し込み操作または螺進操作で下降
する破砕栓(54)を取りつけ、一方、その破砕栓(5
4)に臨ませてアンプル(55)を固定的に配置した構
成を採用している。そして使用時には、破砕栓(54)
の先端をアンプル(55)の壁面に突き当てて、アンプ
ル(55)を破壊し、封じ込まれていた有効成分を耐圧
容器(1)内に漏出させるようにしでいる。 [発明が解決しようとする問題点1 ところが上述のごとき従来のアンプル内蔵エアゾール製
品にはつぎのような欠点がある。 (イ)アンプル(55)を破壊するためにはステム(5
3)に大きい力で押し下げるか、あるいは大かい回転力
を加えて螺進せしめる必要がある。そのためステム(5
3)やパルプ(51)まわりに充分な強度を与えなけれ
ばならず、自然と寸法や重量が大となって使いにく(な
ったり、小型のエアゾール製品への適用が困難となる。 (ロ)ステム(53)を押し下げたり螺進させるのに大
きな力を要するので操作がやっかいで島る。 Q9破砕栓(54)によっては1個のアンプルしか破壊
できないので、2個以上のアンプルを用いることができ
ず、適用範囲が狭く限定される。 に)破壊されたアンプル片が吸入口などに詰まりやすく
、エアゾール製品の機能を阻害することが多い。 本発明は叙上の事情に鑑み、アンプルの破壊が容易にで
きて、用途範囲が広く、しかも機能的に安定しているア
ンプル内蔵エアゾール製品を提供することを目的とする
。 E問題点を解決するための手段] 本発明のアンプル内蔵エアゾール製品は、耐圧容器内に
、取外し自在の重錘を設けるとともに、取外された重錘
と衝突すると容易に破壊されるアンプルを多孔性の袋体
に入れて収容した構成を採用している。 [作 用] 本発明のアンプル内蔵エアゾール製品によるときは、重
錘を取外して自由に動く状態にしたうえで、耐圧容器を
手で持って振ると耐圧容器内で重錘とアンプルとが何度
も衝突するのでアンプルを容易に破壊することができる
。 また破壊されたアンプルの破片のうち比較的大きい破片
は袋体中に残されて外部へ出でこないので、吸込口など
が詰まることも防止される。 以上のように耐圧容器を振るだけで、アンプルを割るこ
とができるので、その操作は非常に楽であり、大きな力
が加わる部分もないので全体をシンプルに軽(作ること
ができる。 [実施例] つぎに本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。 第1図は本発明の一実施例にかかわるアンプル内蔵エア
ゾール製品(^)の縦断面図、第2図は本発明の他の実
施例にかかわるアンプル内蔵エアゾール製品(B)の縦
断面図、第3図は第2図における(1)(1)M(1)
M断面図である。 第1図において、(^)はアンプル(1)内蔵エアゾー
ル製品(以下、単にエアゾール製品という)を示し、(
1)は耐圧容器、(2)は重錘、(3)はアンプル、(
4)は袋体である。 耐圧容器(1)は、鋼、アルミニウム、ガラスチック、
ガラスなどで作られた耐圧性の容器であり、手で持ちや
すい大きさの円筒形に作られている。耐圧容器(1)の
上部にはマウンティングカップ(11)がかしめつけら
れており、そのマウンティングカップ(]1)にはハウ
ジング(12)が垂設されている。ハウジング(12)
の中心部軸方向には中空のパルプ室(13)が穿孔され
でおり、そのパルプ室(13)にはステム(14)が挿
入されでいる。ステム(14)は中心軸に沿って通孔(
15)が穿孔されており、その途中では横孔(16)が
形成されでいる。*たこのステム(14)はパルプ室(
13)内に挿入されているスプリング(17)によって
常に上方に持ち上げられているように付勢されでいる。 一方、ステム(34)の上端にjtPFボタン(18)
に取りつけられており、この押ボタン(18)に設けら
れた噴射孔(19)はその内部通路によって前記通孔(
15)に連通されでいる。この押ボタン(18)を指で
押し下げると、前記横孔(16)がパルプ室(13)と
連通されるようになっている。 前Eハウジング(12)の中程にはL型の接続管(20
)が設けられており、その接続管(20)にはディップ
チューブ(21)が接続されて、ディップチューブ(2
1)の先端の開口部(22)とパルプ室(13)とが連
通されている。なお前記開口部(22)は後述する袋体
(4)の網目より細かな目の網が取りつけられており、
アンプル(3)の細かな粉砕片が混入しないようにされ
ている。また(23)はキャップであり、耐圧容器(1
)の上端に着脱自在に装着される。 前記重錘(2)は後述するアンプル(3)を割るための
もので、液中で移動しやすいよう比重が太き(、かつ表
面が滑らかで表面積が小さい金属製、ガラス製または陶
製の球や円柱などが用いられる。*たそれはアンプル(
3)を割りやすいよう角部や突起を設けたものであって
もよい。 その重錘(2)は上端にボルト状の係止部(24)が形
成されており、つぎのようにしてハウジング(12)の
下部に取外し容易に取りつけられている。ハウジング(
12)の下部には四部(25)が形成されており、その
凹部(25)の内壁にはリング溝(26)に収納された
Oリング(27)が取りつけられている0重錘(2)は
その係上部(24)の肩部がOリング(27)に弾力的
に支えられて取りつけられている。そして、係止部(2
4)の上端面には前記ステム(14)の下端がハウジン
グ(12)を貫通して臨んでおり、それが下降すると係
止部(24)がOリング(2))をたわめながら滑り落
ち、重I!(2)が落下するようになっている。なお前
記凹部(25)の下方にはスカート部(28)が形成さ
れて、取りつけ状態での重錘(2)が安定するように軽
く保持されている。 前記アンプル(3)は、ガラス製などの小形密封容器で
あり、内部には粉末状あるいは液状の種々の有効成分が
封じ込まれている。そのアンプル(3)は前記重錘(2
)と衝突したとき割れやすいように、比較的薄肉に作ら
れ、その材質としではガラスや合成樹脂が用いられる。 そしてこのアンプル(3)は多孔性の袋体(4)に入れ
られて、耐圧容器(1)内に収容される。 前記袋体(4)は、網状の材料で作られた大きな開口部
のない袋であることがもっとも好ましい、その材質は内
容液に浸されない材質であればとくに制限はないが、た
とえばナイロン、テトロン、ビニロン、アクリル、レー
ヨン、ポリエチレン、ポリエステル、塩化ビニルなどの
合成樹脂や天然繊維が用いられる。この袋体(4)の網
目の大きさは、アンプル(3)が割れてできた破片のう
ち比較的大きなものが外部に流出しない程度の大きさで
あることが望ましく、そのように作られておれば膜状の
材料に無敗の孔を設けた袋体であってもよい。 以上のように構成されたエアゾール製品(^)は、耐圧
容器(1)内に原液と噴射剤を入れアンプル(3)内に
所望の有効成分を入れて使用に供される。 このエアゾール製品(^)で実際に噴霧するには、キャ
ップ(23)を外したのち押ボタン(18)を指で強く
押し下げ、ステム(14)の下端で係止部(24)上面
を強く押して、重錘(2)を落下させる。 そのうえで耐圧容器(4)を手で持ったままで強(振れ
ば、重錘(2)とアンプル(3)とが衝突して、そのと
きのショックでアンプル(3)が簡単に破砕される。こ
のようにしてアンプル(3)中の有効成分が原液中に溶
解、分散されると、再1押ボタン(18)を指で押した
ときに内容液が、デイップチ、 −7(21)−4続t
(20)→xsy1室(13)→横孔(16)→通孔(
15)と通って噴射孔(19)から噴射される。 本実施例のエアゾール製品(^)では、重錘(2)が耐
圧容器(1)内を自由に動き回って、アンプル(3)を
割るので、その操作が非常に栗になる。 また割られたアンプル(3)の大きな破片は袋体(4)
の中に閉じ込められるのでディップチューブ(21)な
どに詰まることがな(、その噴射機能が阻害されること
が防止される。 つぎに他の実施例にかかわるエアゾール製品(B)を説
明する。この実施例は第2〜3図に示されているように
、袋体(4)にアンプル(3)を2個収容した構成に係
わるものである。It圧圧器器1)は第1図に示された
耐圧容器(1)とほぼ同一の構成であるが、ディシブチ
ューブ(21)のみは耐圧容器(1)内に該ディップチ
ューブ(21)や装入りの7ンプル(3)を挿入しやす
くするため授統管(20)から直下方に一直線状に延び
た構成がとられ、そのディップチューブ(21)や装入
りのアンプル(3)を耐圧容器(1)の開口部から挿入
しやすくしでいる。なお第3図に示されているように、
ハウジング(12)の下方のスカート部(28)と重錘
(2)はディップチューブ(21)を通すための切欠き
が形成されている1重錘(2)は切欠きがある以外は第
1図に示されている重!!(2)と同じ構成のもので、
その取外しも押ボタン(18)を押し込んでステム(1
4)の先端で押し下げることにより容易に取り外される
ようになっている。 袋体(4)はアンプル(3)を2個収容するため大きめ
に作られており、その中にアンプル(3)を自由に動き
うる状態で収容している。なおこの袋体(4)は重錘(
2)を内部に収容するようにしており、重錘(2)は袋
体(4)にあけられた孔を通してその係止1!$(24
)を突塾出し、ハウジング(12)に取りつけられてい
る。袋体(4)の形状や材質は第1図に示された袋体(
4)と同じように網袋や多数の孔を有する袋が用いられ
、前述した合成繊維や天然繊維で作られる。以上の構成
の本実施例においても、押ボタン(18)を指で押し込
んで重錘(2)を取り外したのち、手に持った耐圧容器
(1)を振ってやれば、アンプル(3)と重錘(2)が
たがいに衝突して、アンプル(3)が容易に破壊される
。 本実施例においては2個のアンプル(3)にそれぞれ別
種の有効成分を入れておくことができるので、たとえば
一方のアンプル(3)にクロラミンTの粉末を、他方の
アンプル(3)に塩化亜鉛の粉末をそれぞれ収容してお
き、使用時にそれらを容器(2)内の原液(たとえば水
など)に溶解させで反応させながら有害物質除去スプレ
ーとして使用することがで終る。したがってアンプル(
3)内の有効成分の溶液が腐蝕性を有するとか、あるい
はあらかじめ反応させておくことが好ましくないエアゾ
ール製品に対しでも好適に用いることができる。 なお上記第2図に示される実施例においては、アンプル
(3)は2個収容されているが、袋体(4)をさらに大
きくするかあるいは個々のアンプル(3)の寸法を小さ
くして、3個以上のアンプル(3)を[容するようにし
てもよい。そのようにしたばあいには、さらに適用範囲
を広げることができる。 以上に二実施例を説明したが、これらの実施例において
いずれも、原液としては水、アルコール、灯油など有効
成分の溶解性にすぐれ、容器に対して腐蝕性がなく、凝
固点の低いものであれば好適に用いることができる。ま
た噴射剤としては通常、エアゾール製品に使用されるも
のはすべで使用することができる。なお耐圧容器(1)
内に、水、アルコール、噴射剤の混合物で、たとえば−
20℃で液状を保持し、かつ内圧が0.8〜2.5kg
7cm”を呈するものを入れておくときは、−20℃の
寒冷地においても、内容物を噴射させることができる。
本発明のアンプル内蔵エアゾール製品はっぎの効果を奏
することができる。 (イ)アンプルを破壊するに際して、部分的に太きな力
が加わるところがないので、比較的小形軽量に作ること
ができ大型のエアゾール製品のみならず、小形のエアゾ
ール製品への適用も可能である。 (ロ)必要時にのみ耐圧容器を振るだけでアンプルを破
壊することができるので、操作が楽である。 992個以上のアンプルを用いることができるので、適
用範囲が広くなる。 に)破壊されたアンプルの大さな破片は袋体の中に閉じ
込められるので、内容物の噴射経路が大きな破片で詰ま
ることがなく、噴射機能が安定している。
することができる。 (イ)アンプルを破壊するに際して、部分的に太きな力
が加わるところがないので、比較的小形軽量に作ること
ができ大型のエアゾール製品のみならず、小形のエアゾ
ール製品への適用も可能である。 (ロ)必要時にのみ耐圧容器を振るだけでアンプルを破
壊することができるので、操作が楽である。 992個以上のアンプルを用いることができるので、適
用範囲が広くなる。 に)破壊されたアンプルの大さな破片は袋体の中に閉じ
込められるので、内容物の噴射経路が大きな破片で詰ま
ることがなく、噴射機能が安定している。
第1図は本発明の一実施例にかかわるアンプル内蔵エア
ゾール製品(^)の縦断面図、第2図は本発明の他の実
施例にかかわるアンプル内蔵エアゾール製品(B)の縦
断面図、第3図はPIS2図における(1)−[I)(
I)線断面図、第4図は従来のアンプル内蔵エアゾール
製品の説明図である。 (図面の主要符号) i:*圧穿器 2:重 錘 3:アンプル 4:袋 体
ゾール製品(^)の縦断面図、第2図は本発明の他の実
施例にかかわるアンプル内蔵エアゾール製品(B)の縦
断面図、第3図はPIS2図における(1)−[I)(
I)線断面図、第4図は従来のアンプル内蔵エアゾール
製品の説明図である。 (図面の主要符号) i:*圧穿器 2:重 錘 3:アンプル 4:袋 体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐圧容器内に、取外し自在の重錘と該重錘と衝突す
ると破壊されるアンプルとが収容されているエアゾール
製品であって、前記アンプルが多孔性の袋体に収容され
ていることを特徴とするアンプル内蔵エアゾール製品。 2 前記袋体が、ポリエチレン製の網袋であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンプル内蔵エア
ゾール製品。 3 前記アンプルが、ガラス製であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のアンプル内蔵エアゾール製
品。 4 前記袋体に前記アンプルが2個収容されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアンプル内蔵
エアゾール製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60026805A JPS61187960A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | アンプル内蔵エアゾ−ル製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60026805A JPS61187960A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | アンプル内蔵エアゾ−ル製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61187960A true JPS61187960A (ja) | 1986-08-21 |
JPH038833B2 JPH038833B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=12203509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60026805A Granted JPS61187960A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | アンプル内蔵エアゾ−ル製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61187960A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63175661A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-20 | Osaka Eyazoole Kogyo Kk | 内容物混合容器および該容器を用いた内容物混合吐出装置 |
JPS63126062U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-17 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP60026805A patent/JPS61187960A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63175661A (ja) * | 1987-01-14 | 1988-07-20 | Osaka Eyazoole Kogyo Kk | 内容物混合容器および該容器を用いた内容物混合吐出装置 |
JPH0570505B2 (ja) * | 1987-01-14 | 1993-10-05 | Osaka Eyazoole Kogyo Kk | |
JPS63126062U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038833B2 (ja) | 1991-02-07 |
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