JPS6118678A - 間欠送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤ、ケーブル等一様断面を有する棒状・板
状連続物体の間欠送り装置に関する。

〔従来の技術〕

一モ）断面を有する棒状・板状等の連続体を間欠送りす
るだめには、一般に連続体を掴持（クラップ）する機構
と、これを送る機構とがそれぞれ必要であると５もに、
クラップ。

アノクランプ行程と送り行程との間で７−ケンス制ｉ卸
を行う回路及び安全のだめのインター日ツク回路が必要
となシ、具体的には、例えば、クランプ、アンクランプ
及び一定ストロークの送シ行程用の液圧又は空圧シリン
ダーを使用し、その制御には電磁弁又は手動弁を使用す
るのが一般的である。

従ってこの種の送９装置は構造が複雑で価格も高価であ
りかつメンテナンスも厄介である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、構
造簡単１価格低廉かつメンテナンス容易な連続物体の間
欠送り装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明は、前後方向に間欠送りされる被送物
を間に挾んで相互間隔をもって左右に対向するクランプ
金具及びバンクアップ金具と、上記クランプ金具を該被
送物の間欠移動距離を循環的にくり返えし移動するよう
にガイドする上下一対の長円状閉曲線ガイド溝を有する
第１のケーシングと、上記第１のケーシングに付設され
フレキシブルシャフトの回転力を入力することにより上
記クランプ金具を上記長円状閉曲線ガイド溝に沿って循
環的（で平行移動する機構と、上記第１のケーシングに
対向して設けられ上記バンクアップ金具を該被送物の間
欠移動距離にわたって前後方向に摺動自在に支承する第
２のケーシングと、上記クランプ金具及び上記バックア
ップ金具との間に設けられ上記相互間隔の変化を許容す
るとメもに上記バックアップ金具を上記クランプ金具の
移動に連動して上記間欠移動距離を往復的に移動する連
動手段と、上記第１のケーシングを上言己第２のケーシ
ングに向かって離開可能に押しつける手段とを具えたこ
とを特徴とする。

〔作　用〕

このような構成によシ、構造簡単１価格低廉、メンテナ
ンス容易かつ遠隔制御可能な連続物体の間欠送り装置を
得ることができる。

〔実施例〕

本発明を棒状体の間欠送りに適用した一実施例を図面に
ついて説明すると、第１図はその正面図、第２図は第１
図の水平断面図である。

上図において、Ｂは本装置によシ間欠的に送られる棒状
体、１及び２は開口部が互いに対向してそれぞれ軸方向
（送り方向）に延びる深い溝及び浅い溝を有する等長の
チャンネジ機構が付設されている。

それぞれ上端に突設されたヒンジアームを枢ができるよ
うＫなっている。

４．４は小ケーシング２の上下端にそれぞれ軸方向に貫
設され小ケーシング２を固定するだめの一対の支柱、５
は矢ケーシング１の溝に設けられた口字状断面を有する
クランプ金具、６は小ケーシング２のアリ溝に軸方向に
摺動自在に挿入され犬ケーシング１のクランプ金具５と
協働して棒状体Ｂを軸方向に間欠送シするだめのバンク
アップ金具、７，７はクランプ金具５及びバックアップ
金具６を互いに近接離開可能に案内するだめの上下１対
のガイドピンで、各ピンの左端はそれぞれクランプ金具
５の右端に固着されその右端はそれぞれバックアップ金
具乙の左端に摺動自在に挿入されている。

８はバンクアップ金具乙の右端面に付設されバックアッ
プ金具６を小ケーシング２の溝に沿って円滑に摺動させ
るための複数のローラベアリング、９は大ケーソング１
の左端部に穿設された軸方向の長孔を緩く挿通して延び
る駆動軸で、その内端はクランプ金具５の左端に穿設さ
れた透孔を貫通して延び先端にはベベルギヤ１１が嵌着
され、その外端は接手１２を介してフレキシブルシャフ
ト１３に固着されている。

１０はクランプ金具５を貫通して回動自在に枢支された
鉛直方向のピニオン軸で、ピニオン軸１０は後記する大
ケーシング１のガイド溝１６に沿って水平面上の長円状
軌道に沿って循環的に平行移動可能に支持されている。

１４はピニオン軸１０の上下部に嵌着された上下一対の
ピニオン、１５はピニオン軸１０の央部に嵌着されベベ
ルギヤ１１に歯合するベベルギヤ、１６は犬ケーシング
１の対向する上下内面に対称的に刻設された上下一対の
長円状のガイド溝で、各ガイド溝は軸方向に延びる平行
溝の前後端がそれぞれ半円状ガイド溝によシ滑らかに閉
じることにより長円状閉路を形成している。

１７は大ケーシング１の上下の対向する内面上に長円状
ガイド溝１６を等間隔で囲傅してピニオン１４の歯と同
一ピンチでそれぞれ樹立され長円状のラックと実質的ζ
で同一の作用を行う複数のラックピン、１８は大ケーシ
ング１及び小ケーノング２のそれぞれ下端をばね１９を
介して締めつけるポルｌ−１２０は゛バックアップ金具
６の前後端に突設され棒状体Ｂを緩挿するガイド孔を有
する補助ガイドである。

このような装置において、補助ガイド２０のガイド孔に
棒状体Ｂを挿通し、ボルト１Ｂにより適宜の力でばね１
９を介して両ケーシング１，２を締めると、クランプ金
具５は棒状体Ｂを挾んだ状態でバックアップ金具乙に向
って付勢される。

そこで、図示せざる駆動源Ｃてより遠隔的にフレキンプ
ル／ギフト１６を介して駆動軸９を回転すると、ベベル
ギヤ１１．１５を介してピニオン軸１０が回転し、これ
によりピニオン１４．１４が回転し、ピニオン１４．１
４はラックピノ１７に歯合しているから、ピニオン軸１
０つまシフランプ金具５がガイド溝１６に沿って平行移
動する。

従って初め第２図に示すように、ピニオン軸１０はａＫ
あり、そのときクランプ金具５は位置ａＫあってバック
アップ金具６との間に棒状体Ｂを挾圧接することによシ
バツクアップ金具６と協動してこれをクランプしており
、駆動軸９の回転によるピニオン１４の矢印方向の回動
によりピニオン軸１０は位置すを経て位置ｃ＝４で直線
的に移動し、その間バックアップ金具６もガイドピン７
．７を介してクランプ金具５に連動して棒状体Ｂをクラ
ンプした状態で位置ａからＣへ矢印方向に移動するから
、棒状体Ｂは距離ａ−ｃだけ軸方向に送られる。

その間バックアップ金具６の反力はローラーベアリング
８を介して円滑に小ケーノング２に支持される。

次にピニオン軸１０は位置Ｃから半円状ガイド溝１６に
沿って位置ｄに平行移動するので、クラップ金具５は位
置ｄに移動しバンクアップ金具６から離れることにより
棒状体Ｂをアノクランプし、棒状体Ｂの送シは一旦停止
する。

さらに、駆動軸９０回転に伴いピニオン軸１０は、位置
ｅ、ｆを経て再び位置ａに、クランプ金具５は位置ａに
それぞれ戻り、その間バンクアップ金具６はガイドピン
７を介してクランプ金具５に連動して軸方向に位置ｄか
らａへ小ケーソングかの溝に沿って円滑に摺動する。

クランプ金具５が位置ａに戻ると、クランプ金具５は棒
状体Ｂを再びバックアップ金具６と協動してクラップし
、前記要領と同一要領で棒状体Ｂを位置ａからＣに移動
し、以下この運動をくり返えすことにより、棒状体Ｂは
クラップ金具５のガイド溝１６に沿う一周ことに間欠的
に移動距離ａ−ｃつ＼軸方向にくり返し送られる。

このような装置によれば、下記の効果が奏せられる。

（１）　　回転運動のみの駆動源で棒状体のクランプ及
びアンクランプのくり返しによシ一定ストｏ−りづ＼間
欠的に棒状体を軸方向に送ることができる。

（２）クランプ、アンフラング、送り、Ｕターンのシー
ケンス制御及び電気的インターロック回路は不要とし、
機械的回転のみでンーケンス動作を行うと＼もに自動的
にインターロックが行われることにより送シ、誤動作が
生じない。

（３）構造が簡単でしかもフレキシブルシャフトにより
遠隔駆動ができる。

（４）一定の回路速度で一定の間欠送り速度が電線、映
写フィルム等の送シ機構に好適である。

〔発明の効果〕

要するに本発明によれば、前後方向に間欠送シされる被
送物を間に挾んで相互間隔をもって左右に対向するクラ
ンプ金具及びバックアップ金具と、上記クランプ金具を
該被送物の間欠移動距離を循環的にくシ返えし移動する
ようにガイドする上下一対の長円状閉曲線ガイド溝を有
する第１のケーシングと、上記第１のケーシングに付設
されフレキシブルシャフトの回転力を入力することによ
シ上記クランプ金具を上記長円状閉曲線ガイド溝に沿っ
て循環的に平行移動する機構と、上記第１のケーシング
に対向して設けられ上記バックアップ金具を該被送物の
間欠移動距離にわたって前後方向に摺動自在に支承する
第２のケーシングと、上記クランプ金具及び上記バンク
アップ金具との間に設けられ上記相互間隔の変化を許容
するとＸもに上記バックアップ金具を上記クランプ金具
の移動に連動して上記間欠移動距離を往復的に移動する
連動手段と、上記第１のケーシングを上記第２のケーシ
ングに向かって離開可能に押しつける手段とを具えたこ
とによシ、構造簡単、価格低廉、・・メンテナンス容易
かつ遠隔制御可能な連続物性の間欠送ジ装置を得るから
本発明は産業上極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す横断面図、第２図は第
１図の水平断面図である。 １・・・犬ケーシング、２・・・小ケーンング、３・・
・ヒンジピン、４・・・支柱、５・・・クランプ金具、
６・・・バックアップ金具、７・・・ガイドピン、８・
・ローラーベアリング、９・・・駆動軸、１０・・・ピ
ニオンＭ、１１・・・ベベルギヤ、１２・・・接手、１
３・・・フレキシブルシャフト、１４・・ピニオン、１
５・・・ベベルギヤ、１６・・ガイド溝、１７・・ラッ
クピン、１８・・・ボルト、１９・・・ばね、２０・・
・補助ガイド、 Ｂ・・・棒状体、ａ〜ｆ・・・ピニオン軸の位置、ａ′
〜ｆ′・・・クランプ金具の位置、ａ“〜ｆ“・・バン
クアップ金具の位置。 復代理人　弁理士　塚　本　正　文 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 前後方向に間欠送りされる被送物を間に挾 んで相互間隔をもって左右に対向するクランプ金具及び
   バックアップ金具と、上記クランプ金具を該被送物の間
   欠移動距離を循環的にくり返えし移動するようにガイド
   する上下一対の長円状閉曲線ガイド溝を有する第１のケ
   ーシングと、上記第１のケーシングに付設されフレキシ
   ブルシャフトの回転力を入力することにより上記クラン
   プ金具を上記長円状閉曲線ガイド溝に沿って循環的に平
   行移動する機構と、上記第１のケーシングに対向して設
   けられ上記バックアップ金具を該被送物の間欠移動距離
   にわたって前後方向に摺動自在に支承する第２のケーシ
   ングと、上記クランプ金具及び上記バックアップ金具と
   の間に設けられ上記相互間隔の変化を許容するとゝもに
   上記バックアップ金具を上記クランプ金具の移動に連動
   して上記間欠移動距離を往復的に移動する連動手段と、
   上記第１のケーシングを上記第２のケーシングに向かっ
   て離間可能に押しつける手段とを具えたことを特徴とす
   る間欠送り装置。