JPS6118453Y2 - - Google Patents

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JPS6118453Y2
JPS6118453Y2 JP11889578U JP11889578U JPS6118453Y2 JP S6118453 Y2 JPS6118453 Y2 JP S6118453Y2 JP 11889578 U JP11889578 U JP 11889578U JP 11889578 U JP11889578 U JP 11889578U JP S6118453 Y2 JPS6118453 Y2 JP S6118453Y2
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constant
thermistor
dew point
temperature
relative
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塩化リチウム露点計の露点をもとに
相対湿度を計測する相対湿度計に関するものであ
る。
雰囲気温度及び露点温度より相対湿度を求める
この種の回路としては、従来より第1図に示すよ
うなものがあつた。すなわち、第1の変換器1に
よつて露点温度Tdが電気信号に変換され、更
に、第1の関数発生器2によつて、温度Tdにお
ける飽和水蒸気圧Pdに対応した電気信号edに近
以変換される。一方、雰囲気温度Tは第2の変換
器3によつて電気信号に変換され、更に、第2の
関数発生器4によつて温度Tにおける飽和水蒸気
圧Pに対応した電気信号eに近以変換される。割
算器5は前記電圧edを前記電圧eで除算しPd/
Pに対応した電圧ed/eを得るものである。相
対湿度RHは次式で表わされるから、 RH=Pd/P×100 (%) (1) 割算器5の出力ed/eは相対湿度RHに対応した
値である。
このようにして相対湿度を求めることができる
が、関数発生器を必要とするため回路が複雑とな
り、実用に供しがたい欠点があつた。
本考案は、このような欠点を除き簡単な回路に
より高精度でしかも信頼性の高い相対湿度計を実
現しようとしたものである。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。第
2図は本考案に係る相対湿度計の一実施例を示す
電気的接続図である。図において、10は帰還路
に雰囲気温度を検出する温度センサーとして第1
のサーミスタ11を有する演算増幅器、12は塩
化リチウム露点計で、その露点温度を検出する温
度センサーとしての第2のサーミスタ13を有す
るものである。第2のサーミスタ13の一端は演
算増幅器10の反転入力端子(−)に接続され、
また、他端は負電圧−viの電源14に接続されて
いる。なお、第1のサーミスタ11は特定のB定
数、例えば5300のものであり、第2のサーミスタ
13はそれよりも実質的にほぼ400小さいB定数
を有するものである。演算増幅器10の非反転入
力端子(+)はコモンラインに接続されている。
このような構成において、雰囲気温度がt℃、
冷却式露点計における露点温度がtd℃の場合、第
1及び第2のサーミスタ11,13が示す抵抗値
をRs1,Rs2とすると、演算増幅器10の出力電
圧Voは次式に示すように抵抗値の比に対応した
値となる。
Vo=Rs/Rs・vi (2) なお、抵抗値Rs1,Rs2は次式で表わされる。
Rs1=Ro1exp(B/t+273−B/To) (3) Rs2=Ro2exp(B/td+273−B/To)(4) ただし、Ro1,Ro2は温度To゜Kにおける第1
及び第2のサーミスタ11,13の示す抵抗値
で、B1,B2は第1及び第2のサーミスタ11,
13のB定数である。
また、雰囲気温度t℃及び露点温度td℃に対す
る飽和水蒸気圧をそれぞれP及びPdとすると、
クラシウス・クラペイロン(Clausis−
Clapeyrom)の定理 dP/dT=r/T(Vg−V)(4−1) ただし、Tは絶対温度、dTは微小温度変化量、
dPはdTに対する飽和圧微小変化量、Vは単位
質量の液体が状態(P,T)にあるときの体積、
Vgは単位質量の液体が状態(P,T)にあると
きの体積、rは単位質量の蒸発熱において、 水の場合V<Vg/1000であるから、 V≪Vg 1気圧ではほぼ理想気体と見なせるから PVg=RT 0〜50℃ではrはほぼ一定 であることから、次式が得られる。
dP/dT=r/T・P/RT l/PdP=r/R・l/TdT 両辺を積分すると、 LogP=r/R・l/T+C(Cは定数) A=C,B=r/Rと置くと P=exp(A−B/T) となる。ここで、水の飽和水蒸気圧は0℃で6,
11mbar,50℃で123.4mbarであるから、 6.11=exp(A−B/273) 123.4=exp(A−B/323) したがつて、B〓5300,A〓21ゆえに、 P〓exp(21−5300/t+273) (4−2) 他方、塩化リチウムの飽和蒸気圧Pdは、35.5℃
で6.1mbar,106.8℃で123.4mbarであるから、同
様にして次式が得られる。
Pd〓exp(18−4900/td+273) (4−3) (4−2)式と(4−3)式より Pd/P=C・exp(5300/t+273−490
0/td+273)(5) ただし、Cは定数 を得る。
ここで、サーミスタ11,13のB1,B2定数を
5300,4900に選定されているとすれば、(3),(4)及
び(5)式により Pd/P=C・D・Ro/Ro・Rs/Rs
(6) を得る。ここに、Dは定数である。
次いで、(6)式を(2)式に代入すると次式を得る。
Vo=1/C・D・Ro/Ro・Pd/P・v1 (7) したがつて、出力電圧Voは相対湿度RHに対応し
た値である。このようにして精度よく相対湿度を
求めることができる。
なお、(7)式において、C,D,Ro1,Ro2,Vi
はそれぞれ一定であるので出力電圧Voは相対湿
度RH(Pd/P)の0〜100%において正比例の
関係にあり、直線性が保証される。
なお、サーミスタのB1,B2定数をそれぞれ
5300,4900に特定したが、必ずしもこの値に限つ
たことはなく、定数の差B1−B2が実質上ほぼ400
であれば、たとえ前記特定値よりずれた値であつ
てもよい。たとえば、B1,B2がほぼ3500以上で
あれば、定数を加算するような適当な補正回路を
付設するなどにより実用上充分な精度で相対湿度
を求めることができる。また、出力電圧Voでメ
ータ等を駆動すれば相対湿度を直読で表示するこ
とができる。
以上説明したように、本考案の相対湿度計によ
れば、雰囲気温度及び塩化リチウム露点計の露点
温度を異なつたB定数を有する2個のサーミスタ
により抵抗値に変換し、それぞれの抵抗値の比か
ら相対湿度を求めることができ、簡単な回路で高
精度、高信頼性の相対湿度計を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の相対湿度計の構成説明図、第2
図は本考案に係る相対湿度計の一実施例を示す電
気的接続図である。 10……演算増幅器、11……第1のサーミス
タ、12……塩化リチウム露点計、13……第2
のサーミスタ、14……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 塩化リチウム露点計と、 特定のB定数を有し雰囲気温度(t℃)に対応
    した抵抗値を呈する第1のサーミスタを帰還抵抗
    とし、この第1のサーミスタのB定数より所定の
    量だけ小さいB定数を有し前記塩化リチウム露点
    計の示す露点温度(td℃)に対応した抵抗値を呈
    する第2のサーミスタを入力抵抗としてなる増幅
    器と、 前記第1のサーミスタに電圧を供給する電源と
    を具備し、クラシウス・クラペイロンの定理に基
    づいた下記の近似式を実質上満足するように前記
    第1のサーミスタB定数としてほぼ5300のB定
    数、第2のサーミスタB定数としてほぼ4900のB
    定数を用い、前記増幅器の出力より相対湿度に対
    応する電圧信号を得るようにしたことを特徴とす
    る相対湿度計。 記 Pd/P=C・exp(5300/t+273−490
    0/td+273) ただし、Pは雰囲気温度t℃に対する飽和水蒸
    気圧、Pdは露点温度td℃に対する飽和水蒸気
    圧、Cは定数。
JP11889578U 1978-08-30 1978-08-30 Expired JPS6118453Y2 (ja)

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JPS5536341U JPS5536341U (ja) 1980-03-08
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