JPS61181472A - 血管穿刺法及び穿刺具 - Google Patents

血管穿刺法及び穿刺具

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JPS61181472A
JPS61181472A JP60023145A JP2314585A JPS61181472A JP S61181472 A JPS61181472 A JP S61181472A JP 60023145 A JP60023145 A JP 60023145A JP 2314585 A JP2314585 A JP 2314585A JP S61181472 A JPS61181472 A JP S61181472A
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JP
Japan
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puncture
tip
puncture needle
blood vessel
needle
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Application number
JP60023145A
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English (en)
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福留 武朗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、血管特に体内の血管に正しく穿刺針を刺入す
るための血管穿刺方法及びその穿刺具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、血管にカヌラ(弾性套管)又はカテーテル等を装
着した穿刺針を刺入し、針を抜きとって血管内にカヌラ
又はカテーテルを留置し、これによって種々の検査或い
は治療がなされている。
上記のような場合や通常の注射時の穿刺の際に、管の場
合は、なんとか正しく穿刺できても、体内の見えない血
管に対しては、その所在を熟知しているその道の専門的
熟練者でも正確に穿刺できる確率はやや悪くなることは
否めない。
一方現在、超音波を用いてドツプラー効果を利用して血
流から反射される超音波のパルス波形を音又は可視波形
によって検知することにより、体表面から体内の血管の
位置を知る装置があるが、この装置により、体内深く存
在する血管の位置を正確に知ることは困難であり、又、
この装置は穿刺針との直接的結合関係のないものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、従来は体内に存在している血管に正確に穿刺針
を刺入することには、相当な困難性を伴い、かつ、不適
当な場所に刺入した場合には二種々の危険を伴うため、
常に確実に所望の血管に正しく穿刺針を刺入する方法の
確立が要望されていた。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決し
た、穿刺方法及びそれに用いる穿刺具を提供することで
ある。より具体的には、穿刺針の先端に血管を検知する
眼を備えた穿刺具を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は、穿刺針の液注入側末端部に設けられる
シリンダー部又は穿刺針内部にドツプラー効果を利用し
た血流検知装置のセンサー先端を配置し、該センサー先
端より穿刺針先端を通じて液体を充填してなることを特
徴とする血管穿刺方法に関するものである。
本発明において、ドツプラー効果を利用した血流検知装
置(以後単にドツプラーと云うことにする)は、既に市
販され実用に供されている。このものは超音波を血管に
向けて発射し、血管内を流れる血球により反射される超
音波の、血管内を通る血流の速度変化に基づくドツプラ
ー効果により変化する周波数をオッシログラフ等による
波形又は音波形によって捉え、血流の存在位置、即ち、
血管の位置を検知する装置である。この波形は、動脈流
と静脈流によって全く異なっているから、動脈と静脈の
区別もできる。
本発明において、穿刺針とは、通常種々の目的に用いら
れている穿刺針のすべてを云う。
穿刺針の液注入側には、血管内に穿刺がなされたことを
確認するための血液逆流を観察するためのシリンダーが
連結されている。
本発明においては、ドツプラーのセンサーの先端部を穿
刺針の液注入側に位置せしめ、該先端と穿刺針先端の間
にドツプラーの発受信超音波の通路を形成せしめる点に
特徴がある。
即ち、センサー先端の超音波発信端から穿刺針の先端ま
では、超音波の遮断物を設けないことが必要である。遮
断物としては、空気のような気体や金属のような硬い固
体が挙げられる。液またはゲル又は人体の軟部組織等は
超音波が透過し易い物質である。従って、通常の場合、
穿刺針の先端とセンサーの先端の間には、液体をつめて
連絡させれば良い。この液体は血管内の血液と接触する
ものであるから、人体に害のあるものであってはならな
い。生理的食塩水その他通常の注射液等がこれに該当す
る。
ドツプラーのセンサー先端は穿刺針の先端に向けて設け
るか、そうでない時は、超音波の向きを変えて超音波が
針先に向かうように進路を変更することが必要である。
超音波は通常の音に比べて直進性だからである。
センサー先端は直接液に触れても構わないが、実際の穿
刺具においては、仕切りを設けて直接接触しないように
するのが、殺菌消毒の必要から開放される点で好ましい
。この仕切りは勿論超音波を通すものでなければならな
いが、所謂高分子物質の膜は殆どすべてこの目的に用い
得る。
従って、本発明において、センサー先端より穿刺針先端
を通じて液体を充填するとは、センサー先端と液体の間
に超音波を通す仕切りの介在する場合をも包含するもの
である。この場合センサー末端を仕切り面に接触する時
空気層のような超音波遮断層の介在を避ける必要がある
穿刺針には、通常の薬液注射用の針も勿論包含されるが
、心臓その他の臓器等の検査・治療用の諸カテーテルを
血管内に留置する為の目的で用いられる穿刺針も勿論む
しろ主役として含まれる。
次に、本発明の方法を実施するための穿刺具について述
べる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の穿刺具の一例を示す断面図である。
図において、1は穿刺針、2は穿刺側先端、3は液注入
側端部であり、4は端部3が嵌入されるシリンダー部、
5はシリンダー部に設けられた液注入用側枝管、6はシ
リンダー上部に設けられた隔壁、7はシリンダー上部の
ドツプラーのセンサー先端を結合するための部分である
。8は超音波伝播液(注射液)である。
本発明の穿刺具は以上で完結するが、図面にはドツプラ
ーのセンサー先端部9とカヌラ10を示しである。カヌ
ラの代わりに針の内部に通すガイドワイヤやカテーテル
も良く用いられる。
上の実施例はほんの一例を示したもので、本発明の範囲
は勿論これにより制限されない。
又、センサーの形状に工夫を加えて、より細くして針の
中を通す工夫も考えられよう。しかし、さしあたり現存
のセンサーを用いる第1図のようなセンサーの配置でも
、液で連通される限り、本発明の目的は達成される。
〔作用〕
本発明の方法によれば、ドツプラーを作動させながら、
液を針内部に満たし、針を体内に刺し込めば、針先が動
脈又は静脈に近づいた時に、動脈流又は静脈流の信号音
又は波形が耳に聞こえ又は眼に見えるので、所望の血管
の存在箇所を確かめながら穿刺することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、体内奥深くにある所望の血管に
も一度で正しく穿刺針を刺入できるので、不適当な穿刺
による種々のリスクから開放される。
又、本発明の穿刺具は従来の使い捨て用穿刺具に僅かな
変更を加えるだけで製作できるので極めて実用的である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の穿刺針の一例を示す側断面図である
。 1・・・穿刺針 2・・・穿刺側先端 3・・・液注入側端部 4・・・シリンダー 5・・・液注入用枝管 6・・・隔壁 7・・・センサー挿入端部 8・・・超音波伝播液(注射液) 9・・・ドツプラー・センサー先端 10・・・カヌラ 特許出願人   福 留 武 朗 代理人弁理士  星 野   透 第11 ・番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)穿刺針の液注入側末端部に設けられるシリンダー
    部又は穿刺針内部にドップラー効果を利用した血流検知
    装置のセンサー先端を配置し、該センサー先端より穿刺
    針先端を通じて液体を充填してなることを特徴とする血
    管穿刺方法。
  2. (2)穿刺針の液注入側末端部に設けられるシリンダー
    部が超音波透過可能の仕切りにより仕切られ、かつ、液
    注入用側管を備えてなることを特徴とする血管穿刺具。
JP60023145A 1985-02-08 1985-02-08 血管穿刺法及び穿刺具 Pending JPS61181472A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60023145A JPS61181472A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 血管穿刺法及び穿刺具
EP86101419A EP0190719A3 (en) 1985-02-08 1986-02-04 Puncturing apparatus

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JP60023145A JPS61181472A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 血管穿刺法及び穿刺具

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JPS61181472A true JPS61181472A (ja) 1986-08-14

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ID=12102398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60023145A Pending JPS61181472A (ja) 1985-02-08 1985-02-08 血管穿刺法及び穿刺具

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JP (1) JPS61181472A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830874A (ja) * 1971-08-25 1973-04-23
JPS53107190A (en) * 1977-03-01 1978-09-18 Tokyo Shibaura Electric Co Electron scan ultrasonic diagnosing device
JPS55143135A (en) * 1979-02-26 1980-11-08 Howmedica Method of measuring volume and flow rate of fluid
JPS6012042A (ja) * 1983-06-30 1985-01-22 富士通株式会社 超音波診断装置

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