JPS61181430A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空吸引式の電気掃除機に関するものである。

従来の技術 近年１個人用の小型電気掃除機の需要が高まりつつあり
、小型かつ高性能の電気掃除機の開発が重要視されてき
ている。以下、従来の電気掃除機について、第６図及び
第７図に従い説明する。

１０は集塵ケースであり、集塵ケース１ｏの内部には環
状のフィルタ保持台１１がビス（図示せず）により固定
されている。ただしフィルタ保持台１１と集塵ケース１
ｏの間には環状のゴムパツキン１２が挾まれ、フィルタ
保持台１１と集塵ケース１ｏとの間の気密性を保ってい
る。１２は集塵ケース内に収納されるフィルタであり、
フィルタ１３の外周部にはゴムで構成された気密部材１
４が嵌着されている。気密部材１４はフィルタ保持台１
１に圧入されており、フィルタ１３は集塵ケース１ｏ内
に固定されている。１５は電気掃除機本体（以下１本体
という）であり１本体１５の前面部には集塵ケース１ｏ
がフィルタ１３を収納した状態で取り付けられている。

第７図は第６図の要部拡大図である。第７図において気
密部材１４にはリップ部１４ａが設けられ。

リップ部１４ユはフィルタ保持台１１に密着し、フィル
タ１３とフィルタ保持台１１間の気密性を保っている。

また、気密部材１４に設けられたリップ部１４ｂは本体
１６に密着し、本体と集塵ケース間の気密性を保ってい
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら以上のような構成では、集塵ケース１ｏに
嵌着された、気密部材１４がフィルタ保持台１１に圧入
され、リップ部１４八がフィルタ保持台１１に密着され
て集塵ケース内部を密閉するという構造である為、集塵
ケース１ｏを本体１５から外した状態においてもリップ
部１４ａは常時フィルタ保持台に密着しており、フィル
タ１３を集塵ケース１ｏに収納した状態で回転させる事
が困難であり、フィルタ１３を集塵ケース１０内で回転
させて塵落しをする事が出来なかった。

本発明は以上の問題点を解決するものであり。

集塵ケースを本体から外した際、フィルタを集塵ケース
内に収納した状態で容易に回転出来るようにした電気掃
除機を提供する事を目的とする。

問題点を解決する為の手段 以上のような問題点を解決する為、本発明における電気
掃除機は、フィルタを集塵ケース内で容易に回転出来る
ようゆるく保持して収納し、電気掃除機本体側に突出す
るリップ部を有する環状の気密部材を集塵ケースとの間
に気密性を保つよう設け、気密部材のリップ部を集塵ケ
ース内のフィルタ側に折り返した構成とし、集塵ケース
を電気掃除機本体に取り付ける際、リップ部が電気掃除
機本体に押されて曲げられ、リップ部の内縁部が集塵ケ
ースに収納されたフィルタに隙間なく圧接されるよう構
成してなるものである。

作用 上記の手段により、フィルタはゆるく保持させる事が出
来る為、集塵ケースを電気掃除機本体から外した状態で
は、フィルタを容易に回転させる事が出来る。一方、集
塵ケースを電気掃除機本体に取り付けた状態では気密部
材のリップ部が電気掃除機本体に押されて曲げられ、リ
ップ部の内縁部がフィルタに隙間なく圧接され、よって
フィルタと集塵ケースの間を密閉する事が出来る。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。

第１図において、１は吸引機能を有する電気掃除機本体
（以下、本体とする）であり、吸気孔１Ｎより空気を吸
い込み、排気孔１ｂより排気する構造となっている。２
は内部にフィルタを収納した状態で本体１の前面部に取
シ付けられた集塵ケースである。２ｂは集塵ケースに設
けられた吸込口である。３は集塵ケース２内に収納され
たフィルタであり、集塵ケース２内にビス（図示せず）
により取り付けられたフィルタ保持台４により保持され
ている。集塵ケース２の内壁には厘落し用Ｉ７７”　２
　ａが複数個設けられており、フィルタ３を集塵ケース
内で軸Ａを中心に矢印Ｂの方向へ回転させる事により、
リプ２２Ｌにフィルタ３の外側に設けられた突起部３ａ
が轟り、フィルタ３に振動を与えるよう構成されている
。フィルタ３の内部には、フィルタ３を集塵ケース内で
回転させる事が出来るよう１把手３ｂが設けられている
。

６はゴムで構成され、集塵ケース２の内部に集塵ケース
２の内壁とフィルタ保持台４との間に密着して取り付け
られ、集塵ケー２２の本体側に突出するリップ部が設け
られた気密部材である。

第２図は第１図における要部拡大図である。フィルタ保
持台４にはフィルタ３に設けられたリプ３Ｃが嵌り込む
よう溝４ａが設けられている。溝４２Ｌはリプ３Ｃが容
易に嵌り込み、フィルタ３を容易に回転出来るよう十分
広く構成されている。

集塵ケース２よシ本体側に突出した気密部材６のリップ
部６＆は、集塵ケース２内のフィルタ側に折り返されて
おり、集塵ケース２を本体１に取り付けた状態では、リ
ップ部Ｓ＆が本体１の前面部１Ｃに圧接され、さらに内
縁部５ｂがフィルタ３のシール面３ｄに圧接されるよう
構成されている。

つまり、集塵ケース２を本体１に取り付ける際、集塵ケ
ース２より外側に突出した気密部材５のリップ部５ａＵ
本体１の前面部１ｃに接し、前面部１Ｃに押されて曲げ
られる事により、気密部材５の内縁部６ｂはフィルタ３
のシール面３ｄに圧接される。さらに本体１の前面部１
Ｃによって押される事により、内縁部６ｂはシール面３
ｄ上を内側方向に移動し、気密部材５の内径は弾性によ
りわずかに小さくなる。

第３図は第１図において１本体１から集塵ケース２を取
り外した状態の集塵ケース２を示す図であり、また第４
図は第３図における要部断面図である。第３図及び第４
図において、気密部材５は弾性によって起き上り、内縁
部５ｂはフィルタ３のシール部３ｄから離れている。フ
ィルタ３を集塵ケース内に収納した状態で塵落しを行う
為にはフィルタ３の把手３ｂを持って軸Ａを中心に回転
させる。第５図は第３図に示す集塵ケース２をＥ−４：
’で切断した断面図である。

第６図に示すようにフィルタ３を回転させる事により、
フィルタ３の外側に設けられた突起部３２Ｌが集塵ケー
ス内に設けられたリブ２Ｎに当り。

さらにフィルタ３を回す事により、突起部３２Ｌが押さ
れてリプ２２Ｌは突起部３ａを乗り越える。フィルタ３
を回転し続ける事により、以上の動作が繰り返され、結
果としてフィルタ３に振動を与え。

フィルタ３に付着した塵を落す事が出来る。

以上のように本実施例は、集塵ケース２を本体１から外
した場合に、フィルタ３を集塵ケース２に収納した状態
で容易に回転させる事が出来、フィルタ３に振動を与え
、フィルタ３に付着した塵を集塵ケース２内で落す事が
出来る。この為、微小な塵を空気中に舞い上げる事なく
、衛生的に塵落しが出来るという大きな効果を得る事が
出来る。

また集塵ケース２を本体１から外した状態では、リップ
部６ａはフィルタ３に圧接されないので。

塵を捨てる際、フィルタ３を容易に取り外し、又、容易
に取り付ける事が出来る。

発明の効果 本発明における電気掃除機は、集塵ケース内にフィルタ
を容易に回転させることが出来るように収納し、集塵ケ
ースの開口部側に集塵ケースとの間に気密性を保つよう
環状の気密部材を固定し。

この気密部材に電気掃除機本体側に突出して内縁部が集
塵ケース内のフィルタ側に折り返されたリップ部を設け
、リップ部は、集塵ケースを電気掃除機本体に取り付け
た状態では、集塵ケース内部に収納されたフィルタに圧
接して集塵ケースとフィルタとの間を密閉するようにし
たものであり。

集塵ケースを電気掃除機本体から外した状態では、フィ
ルタはゆるく保持させることができる為、フィルタを集
塵ケース内に収納した状態で容易に回転させる事が出来
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における電気掃除機の一実施例における
一部欠截正面図、第２図は同要部拡大断面図、第３図は
第１図において集塵ケースを電気掃除機本体から外した
状態の要部断面図、第４図は同要部拡大断面図、第５図
は第３図のＥ−４’線における断面図、第６図は従来例
における電気掃除機の要部断面図、第７図は同要部拡大
断面図である。 １・・・・・・電気掃除機本体、２・・・・・・集塵ケ
ース、３・・・・・・フィルタ、６・・・・・・気密部
材、５Ｎ・・・・・・リップ部、６ｂ・・・・・・内縁
部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 真空吸引機能を有する電気掃除機本体と、上記電気掃除
   機本体の吸気口側に取り付けられる集塵ケースと、上記
   集塵ケース内部に回転可能となるよう収納されるフィル
   タと、上記集塵ケースの上記電気掃除機本体に向う開口
   部側に外周部が上記集塵ケースとの間に隙間が生じない
   よう密着され、固定された環状の気密部材とを有し、上
   記気密部材は、上記電気掃除機本体側に突出するリップ
   部を有し、上記リップ部は上記フィルタ側に折り返され
   、上記集塵ケースを上記電気掃除機本体に取り付ける事
   により、上記リップ部は上記電気掃除機本体に押されて
   曲げられ、その内縁部が上記フィルタに隙間なく圧接さ
   れるよう構成した電気掃除機。