JPS61179838A - 加熱ガラス切断用Co基合金製シヤ−ブレ−ド - Google Patents

加熱ガラス切断用Co基合金製シヤ−ブレ−ド

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JPS61179838A
JPS61179838A JP72985A JP72985A JPS61179838A JP S61179838 A JPS61179838 A JP S61179838A JP 72985 A JP72985 A JP 72985A JP 72985 A JP72985 A JP 72985A JP S61179838 A JPS61179838 A JP S61179838A
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JP
Japan
Prior art keywords
glass
cutting
shear blades
base alloy
shear blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP72985A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yanagisawa
柳澤 宣雄
Shinichi Yamamoto
真一 山本
Hiroshi Yamanochi
山ノ内 博
Yukio Ichikawa
幸雄 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
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Publication of JPS61179838A publication Critical patent/JPS61179838A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶融あるいは赤熱状態などの加熱状態にあ
るガラス!、特に高速で切断するのに用いられる(”o
基合金製シヤーブレードに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、例えばガラスびん、ガラス食器、ガラスコツプ
、さらにテレビやOA機器のブラウン管などのガラス製
品は、第1図に概略図で示されるように、溶融炉あるい
は保持炉1内にある溶融がラス2を、その底部に形成し
たオリフィス3から連続的に排出せしめ、この排出した
加熱ガラス流4t、前記溶融炉1の底部下方位置に設け
た2枚1組の水平往復動のシヤーブレード5によって切
断して所定寸法のガラスチップ6とし、このガラスチッ
プ6を、さらに下方に設置した金型7内で連続的にガラ
ス製品に成形することによって製造されている。
この場合、上記シヤーブレード5は、第2図(mlに平
面図で、同(b)に正面図で例示される形状tもつもの
であり、通常高速度鋼製であり、加熱ガラス流4の切断
は、断面鋭角にして平面形状がV型の刃先5a、5a同
志が交ることによって行なわれる。また1図中5bは取
付は孔を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように加熱ガラス流を切断する高速度鋼製シヤーブ
レードは、高速の場合には、その切断速度が120[o
1/―にも達し、さらに加熱ガラス流の温度も700〜
1400℃の高温になるため、冷却液スプレーによる冷
却によっても刃先が摩耗し易く、それも極端に丸く摩耗
する摩耗形態tとるようになり、この結果製品不良の原
因となるシャー傷などがガラスチップに発生するように
なることから、比較的短時間で使用寿命に至るものであ
った。
また、上記のようにシヤーブレードは、高速度鋼製であ
るために、その刃先温度が600℃を越えると軟化が著
しく、極端に摩耗が進行するようになるごとから、その
作動中、刃先温度が600℃以上にならないように、例
えば石けん水と油の混合液からなる冷却液をスプレーし
て冷却しているが、この冷却液がしばしばガラステップ
に飛散付前して、ガラステップを局部的に冷却し、この
ように温度差のあるガラスチップを成形すると、製品不
良が多発し、著しい歩留低下を招くものであった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、冷却液
を必要とせず、また必要としても飛散の起らない僅かな
量の使用ですみ、かつ摩耗の著しく少ない加熱ガラス切
断用シヤーブレードを開発すべく材料面から研究を行な
った結果、加熱ガラス切断用シヤーブレードt1重量%
で(以下%は重量%を示す)。
Cr:20−40%、 WおよびMoのうちの1種または2種:2へ17%、C
:0.7A−3%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Ni、Fe、St、およびMnのうちの1種または2種
以上:0.1−10%、 を含有し、残りがCOと不rif避不純物からなる組成
を有するCo基合金で構成すると、このCo基合金製シ
ヤーブレードにおいては、前記Co基合金がすぐれた高
温強度および高温硬さをもち、かつ素地に均一分散した
Cr炭化物を主体とする炭化物によってすぐれた耐摩耗
性を示し、さらにその表面には加熱ガラスとの反応を阻
止するCr#I!化物を主体とする酸化皮膜が形成され
るようになることから、実用に際して、冷却液を使用せ
ず、また使用したとしても僅かな使用で十分な状態で、
すぐれた耐摩耗性を示し、しかもその刃先の摩耗形態が
摩耗進行によっても切断性能を失なわない鋭角摩耗形態
をとり、この結果シャー傷などの発生なく、著しく長期
に亘っての使用が可能となるという知見を得たのである
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、シヤーブレードを構成するCo基合金の組成を上記
の通りに限定した理由を以下に説明する。
(al  Cr Cr成分には、素地に固溶して、シヤーブレードの高温
強度および高温硬さを向上させ、かつC成分と結合して
炭化物を形成し、耐摩耗性を向上させる作用があるほか
、使用中、高温にさらされるとブレードの表面にCr酸
化物を主体とする酸化皮膜を形成して、加熱ガラスとの
反応性(ぬれ性)を抑制し、もって刃先の摩耗を低減す
ると共に、その刃先摩耗を切断性能の劣化がきわめて少
ない鋭角摩耗とする作用があるが、その含有量が20%
未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方40%
′lt越えて含有させると、靭性が低下するようになっ
て、ブレードに欠けなどに原因する摩耗が増大するよう
になることから、その含有itを20へ40%と定めた
(bl  WおよびMo これらの成分にも% Cr成分と同様に、素地に固溶し
て高温強度および高温硬さを向上させ、さらにC成分と
結合して炭化物を形成し、耐摩耗性を向上させる作用が
あるが、その含有量が2%未満では前記作用に所望の効
果が得られず、一方17g6を越えて含有させると、酸
化皮膜が剥離しやすくなることから、その含有量’&2
〜17%と定めた。
(c)  C C成分には、上記のようにCr、W;およびMo酸成分
結合して炭化物を形成し、耐摩耗性l向上させる作用が
あるが、その含有量が0.74未満では炭化物の形成が
不十分で所望の耐摩耗性を確保することができず、一方
3%を越えて含有させると、靭性が低下し、特に熱衝撃
性が劣化するようになることから、その含有量’g0.
7〜3%と定めた。
(dl  Ni、Fe、St、およびMnこれらの成分
には、その一部が素地に固溶して、これを強化し、他の
一部がCr成分と共に、より付省力の高い酸化皮膜を形
成する作用があるので、より苛酷な条件下での使用に際
して会費に応じて含有されるが、その含有量が0.1%
未満では前記作用に所望の向上効果が見られず、一方1
0g6を越えて含有させると耐摩耗性に劣化傾向が現わ
れるようになることから、その含有it Y O,1〜
10%と定めた。
〔実施例〕
つぎに、この発明のシヤーブレードを実施例により説明
する、 通常のfgwl法により第1表に示される成分組成tも
ったCO基合金溶湯を調製し、精密鋳造することによっ
て本発明シヤーブレード1〜15をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた本発明シヤーブレード1〜1
5を、それぞれ81図に概略図で示されるガラス製品の
製造装置に組込み、 溶融ガラス2の種類:ソーダガラス系、加熱ガラス流4
の切断部温度:900℃、加熱ガラス流4の直径=10
■φ、 シヤーブレード5の切断速度=100回/分。
ガラステップ6の長さ:50■、 の条件でガラス製品を製造し、ガラス製品にガラステッ
プ6に形成されたシャー傷が原因の欠陥が現われるまで
のシヤーブレードの使用時間を測定した。これらの測定
結果な第1表に合せて示した、また、第1表には、比較
の目的で、熱間加工により製造された高速度鋼(C:0
.85%、Cr:4.10%、Mo: 5.0295.
 W: 6.01%. V :2.03’&含有し、残
りがFeと不可避不純物からなる組成を有する高速度鋼
)製の従来シャーブレードの同一条件での使用時間!示
した。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明シヤーブレード1〜
15は、いずれも従来シヤーブレード1=比して一段と
でぐれた使用寿命を示し、約5倍以上の使用時間を示す
ことが明らかである。
上述のように、この発明のCO基合金製シヤーブレード
は、すぐれた高温強度および高温硬さ!有し、さらにそ
の表面には加熱ガラスとの反応な阻止するCr酸化物を
主体とした酸化皮膜が形成されるので、実用に際しては
、すぐれた耐摩耗性を示すばかりでなく、刃先の摩耗形
態も鋭角摩耗となるので、著しく長期に亘ってすぐれた
切断性能を発揮するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス製品の製造装置を示す概略図、第2図(
alはシヤーブレードの平面図、第2図(blはシヤー
ブレードの正面図である、 1・・・溶融炉あるいは保持炉、 2・・・溶融ガラス、   3・・・オリフィス。 4・・・加熱ガラス流、 5・・・シヤーブレード、6
・・・ガラスチップ、 7・・・金型。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Cr:20〜40% WおよびMoのうちの1種または2種:2〜17%、 C:0.7〜3%、 を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有するCo基合金で構成したことを特徴と
    する加熱ガラス切断用Co基合金製シヤーブレード。
  2. (2)Cr:20〜40%、 WおよびMoのうちの1種または2種:2〜17%、 C:0.7〜3%、 を含有し、さらに、 Ni、Fe、Si、およびMnのうちの1種または2種
    以上:0.1〜10%、 を含有し、残りがCoと不可避不純物からなる組成(以
    上重量%)を有するCo基合金で構成したことを特徴と
    する加熱ガラス切断用Co基合金製シヤーブレード。
JP72985A 1985-01-07 1985-01-07 加熱ガラス切断用Co基合金製シヤ−ブレ−ド Pending JPS61179838A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015190004A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 国立大学法人東北大学 機械部品
US9289037B2 (en) 2011-10-20 2016-03-22 Mythrial Metals Llc Hardened cobalt based alloy jewelry and related methods
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