JPS61174889A - メツセ−ジ表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はホテル等における双方向ＣＡＴＶシステムのメ
ツセージ表示方法に関するものである。

従来の技術 従来ホテル等の双方向ＣＡＴＶシステムにおいては、宿
泊客にメツセージその他の伝言事項を伝えたい場合には
、客室内に設置されている双方向ｃＡ’ｒｖ用の端末装
置て設けられているメツセージランプをセンタ装置から
の指令によシ点灯し、その宿泊客に対しメツセージがあ
る旨を伝えている。あるいは、各客室に文字多重放送受
信用のデコーダを双方向ＣＡＴＶ用端末装置とともて用
い、センタ装置内に文字多重放送用送出装置を設け、文
字多重放送用にあてられたテレビ信号を用い、テレビ信
号の垂直帰線区間（ＶＢ　Ｉ区間）に各客室のメツセー
ジ情報を多重するか、あるいは全フィールドを用い、フ
ルフィールドとして上記メツセージ情報を多重して送出
し、各客室の双方向ＣＡＴＶ用端末装置において、メツ
セージ情報が多重されているテレビ信号を受信し、その
出力信号を文字多重放送用デコーダに供給することによ
り、多数のメツセージ情報の中からデコーダにより該当
するメツセージを抜き出し、ＴＶ画面上にそのメツセー
ジを表示する方法が行なわれている。

文字多重放送用デコーダを用いた従来例の構成を第４図
に示す。第４図においてセンタ装置１００内にあるホテ
ルのホストコンピュータ１ｏ１よシ出力された客室デー
タ１１５が伝送制御用コンピュータ１０２に入力される
と、それらのデータに基づきＣＡＴＶ端末装置１４０へ
送信し、それらの制御を行なう送信データ１１２が作成
され、モデム１０６によシ変調され、データ信号出力１
１４として分波混合器１０７に加えられる。この変調さ
れたデータ信号は同軸ケーブル１３２を介し、幹線増幅
器１３０、分岐ｉ　１３１　’）ヘテ、ＣＡＴＶ端末装
置１４０へと伝送される。同様にセンタ装置１００内に
おいてアンテナ（図示せず）等で受信されたＴＶ信号１
０８ＣＡＴ”／端末装置１４０へと伝えられる。各客室
におかれだＣＡＴＶ端末装置１４０内の双方向ＣＡＴＶ
端末装置１４２により、上記データ信号の受信、処理お
よびＴＶ倍信号受信が行なわれ、この装置内のモデム（
図示せず）を介して、センタ装置１ｏ○よシ送信された
データに対する応答信号が返される。これらの信号は逆
の経路をたどシ、センタ装置１０ｏ内のモデム１０６よ
シ受信データ１１３として伝送制御用コンピュータ１０
２へと入力され、それらのデータが処理される。

上記のよう廻して、センタ装置１００と各客室におかれ
たＣＡＴＶ端末装置１４０との間のデータの授受が行な
われる。さらにメツセージ表示機能をもたせるため、セ
ンタ装置１ｏＯ内に文字多重送出装置１０３を設け、ホ
ストコンピュータ１０１より表示すべき該当客室の指示
メツセージ画面の種類が伝送制御装置１０２へ出される
と。

この制御装置によシ、端末へメツセージ受信のだめのコ
マンドを送出するとともに、文字多重送出装置１０３と
のインターフェイス１１１を介し、メツセージを表示す
るべき端末装置のアドレス番号を出力する。これを受け
た文字多重送出装置１０３は画面ファイルディスク１０
４の中からホテルホストコンピュータ１０１によシ指定
されたメツセージ画面に該当する画面データを選択し。

画面データ出力１０９より内部へとり込むとともに、該
画面データに送出すべき客室に対応するアドレス番号を
付加し、ビデオ信号のＶＢＩ（垂直帰線期間）内の文字
多重放送用に割り当てられた区間に文字多重データとし
て重畳する。この重畳期間はＶＢＩのみならず、フルフ
ィールド方式として全映像信号部分に重畳してもよい。

さらにこのように文字多重データが重畳されたビデオ信
号は文字多重用Ｔｖ変調器１０６により、高周波信号の
形で送出される。

これらの文字多重データは、先に述べた伝送制御用コン
ピュータ１０２から送出されたメツセージ受信のだめの
コマンドを端末装置が受信することにより、文字多重デ
ータが送出されている周波数のＴＶ倍信号受信すべく、
前もって双方向ＣＡＴＶ端末装置１４２内のチューナ（
図示せず）を目的の周波数に設定している。したがって
双方向ＣＡＴＶ端末装置１４２によシ、チューナが自動
選局され、ビデオ信号出力１４４として前記文字多重デ
ータの重畳されたビデオ信号が文字多重放送用デコーダ
１４３へ供給される。さらに制御信号１４６によシ、文
字多重放送用デコーダ１４３内のビデオスイッチ（図示
せず）を文字多重放送用の出力信号側へと切シ換える。

デコーダ内では、ビデオ信号に多重された文字多重デー
タの中から自己のアドレス番号と一致したデータの検出
を行ない、一致しているとそのデータを取り込み、処理
を行なった後メツセージ画面出力としてデコーダ出力１
４６よシＴｖ受像機１４１へ出力し、メツセージの表示
をＴＶ画面上に行なう。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記方式においては、各客室にメツセージ
を表示するため、従来のホテル双方向ＣＡＴ”／システ
ムに比べ、新たに、センタ装置内に文字多重送出装置、
画面ファイルディスクや文字多重用ＴＶ変調器が必要と
なるだけでなく、端末装置内にも文字多重放送用デコー
ダが新たに必要となシ、全客室に備えるためには、多額
の費用が必要となり、システムのコストアップをまねく
こととなる。さらには、多数の客室に短時間でメツセー
ジを送出するためには文字多重データの重畳区間を全映
像信号区間としたフルフィールド方式を採用しなければ
ならないが、この場合には、メツセージ表示用として専
用のＴＶチャンネル１波を割シ当てなければならず、他
の映像サービュ用のチャンネル、例えばペイＴＶ放送な
どが１波減ることとなる。まだ、双方向ＣＡＴＶ端末装
置内のチューナも文字多重信号を受信するだめには従来
の双方向ＣＡＴＶシステムと比べ群遅延特性などを良く
する必要があるとともに、ビデオ信号を出力するだめの
映像検波回路も同様の必要性が生じてくるなどの欠点を
有している。

本発明は双方向ＣＡＴＶシステムにおいて、従来の端末
装置内にメツセージの表示を行なうだめのメツセージ表
示発生回路をもち、その中にいくつかのメツセージパタ
ーンをＦｔＯＭ化して持つことにより、センタからのコ
マンドのみてよりメツセージの選択を行ない表示するこ
とにより従来文字多重放送形式でメツセージ分送出する
方式が有していた欠点を除き、安価でしかも容易に客室
内のＴＶ受像機にメツセージを表示することが可能なメ
ツセージ表示方法を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明においては、従来のホテル双方向ＣＡＴＶ用端末
装置内にメツセージ表示回路を設け、それにメツセージ
の表示パターンを数種類ＲＯＭ化して持つことにより、
センタ装置からの指令によシ、その中のパターンを選択
するとともに、さらにこれらの表示パターンに加えセン
タからの書き込みデータにより任意のパターン全自由に
書き込む構成となっている。

作用 本発明は上記した構成により、従来の双方向ＣＡＴＶシ
ステムのセンタ装置内に文字多重送出装置、画面ファイ
ルディスクや文字多重用ＴＶ変調器を用いずに、安価な
構成でＴ’７受像機にメ。

セージを表示することができる。

実施例 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第１図はホ
テル双方向ＣＡＴＶシステムにおける本発明のメツセー
ジ表示方法を示す構成図であり、第２図は第１図におけ
るＣＡＴＶ端末装置を示す構成図であり、第３図は本発
明におけるセンタ端末間の伝送制御手順の１例を示す模
式図である。

ホテル等での双方向ＣＡＴＶシステムにおいては、１つ
のセンタ装置に多数の客室の端末装置が接続されており
、それらが同軸ケーブルで結ばれている。センタ装置２
００は第４図のセンタ装置から文字多重関係の部分を除
いたものであり、従来の双方向ＯＡ’ｒｖシステムのセ
ンタ装置と何ら変わるところはない。ホテルのホストコ
ンピュータ２０１よりある客室に対し、メツセージの表
示要求が発生すると、ホストコンピュータ２０１より出
力された客室番号（端末アドレス）、メツセージ種別デ
ータ、書き込み表示データ２０８が伝送制御用コンピュ
ータ２０２に入力される。このデータが入力されると、
伝送制御用コンピュータ２０２により伝送フォーマット
の形式に直され、送信データ２０６としてモデム２０３
へ出力される。モデム２０３により変調された後、下り
データ信号として分波・混合器２０４を通してＴｖ信号
２０６と合成された後、幹線ケーブル２１２へ出力され
る、これらの信号は幹鏑増＠器２１０゜分岐器２１１を
経て、端末装置２２０内の双方向ＣＡＴＶ端末装置２２
１へと入力される。入力された信号即ち第２図における
ＲＦ入出力端子３０６に入力されたデータ信号およびＴ
Ｖ倍信号分配器３００により２分配され、分配された各
出力３０７と出力３０Ｂは各々チューナ３ｏ１、モデム
３０４へと入力される。モデム３０４に入力された下り
データ信号は復調された後、受信データ３０９として双
方向ＣＡＴ”／用端末装置２２１の全ての制御、処理を
行なう制御用マイクロコンピュータ３０５において検定
、処理が行なわれる。第３図にセンタと端末間の伝送制
御手順の１例を示す。

下シデータ信号としてメツセージ表示コマンドを受けと
ると、制御用マイクロコンピュータ３０６は、リレー駆
動信号３３３を出力し、ＡＣリレー３３２をＯＮ状態と
し、ＡＣ出力３３４に接続されている端末のＴＶ受像機
２２２のＡＣ電源を投入する。既にＴＶ受像機の電源が
ＯＮされている場合はこの限りではない。また制御用マ
イクロコンピュータ３０６からのチューナ制御信号３１
１によシ、チューナ３０１を制御することによ）％任意
のチャネルのＴＶ信号を受信する。これてより映像中間
周波数て変換されたチューナ出力３１２は、検波回路３
０２により、映像、音声のそれぞれの検波が行なわれ、
ビデオ信号出力３１４と音声信号出力３１３が得られる
。

さらに検波回路３０２において同期信号の分離抽出がな
され、同期信号出力３１５がメツセージ表示回路３１８
に加えられる。

一方制御用マイクロコンピュータ３０５によムメッセー
ジ表示回路３１８へ表示回路制御データ出力３１６から
どのメツセージ表示パターンを選択するかの表示種別デ
ータおよび選択された表示メツセージに加えてセンタよ
り送られてきた任意の書き込み表示データ、例えばメツ
セージ依頼人の氏名などのデータが送り込まれる。この
書き込み表示データはキャラクタジェネレータ部３２４
に内蔵されている文字フォントを指定するためのもので
６Ｃ、キャラクタジェネレータ部３２４の文字フォント
がアルフアベットで構成されておれば２６文字程度を、
カタカナであれば４６文字程度を指定するコードである
。これらのコードはＪＩＳのコード表に準拠する必要は
なく、内部的に定めたコードでよい。これらのデータは
表示制御部３１９により、表示種別データが表示パター
ン選択信号出力３２５、書き込み表示データがキャラク
タ指定信号出力３２７として表示パターンメモリ部３２
２および表示メモリ部３２３へ各々入力される。表示パ
ターンメモリ部３２２はあらかじめ定められた数種類の
メツセージパターンを貯えているものであり、通常ＲＯ
Ｍが用いられ、キャラクタジェネレータ部３２４に対応
するコード形式で表示すべきメツセージの文章が書かれ
ている。表示パターン選択信号出力３２５からの信号に
よシ、上記の表示パターンメモリ部３２２の中から該当
するメツセージが選択され、表示メモリ部３２３へとそ
の文字コードデータが書き込まれろ。一方キャラクタ指
定信号出方３２了からの書き込み表示データも同様に表
示メモリ部３２３に書き込まれる。表示メモリ部３２３
はＲＡＭで構成されており、表示すべきメツセージの数
種類のパターンのうち最長のものを格納できるビットの
長さがあればよい。まだ検波回路３０２からの同期信号
出力３１６は表示クロック発生部３２０に加えられてお
り、客室で視聴されているＴＶ画面に重ねてメツセージ
をオンスクリーン表示するため、ＴＶ信号と表示クロッ
クとの同期をとるだめのものであり、該同期信号により
メツセージを表示するだめの表示クロックは同期がとら
れる。

表示クロック発生部３２０からの表示りＯ，り出力３２
８は表示制御部３１９、表示メモリ部３２３、キャラク
タジェネレータ部３２４に加えられ、全ての回路が表示
クロック出力３２８に同期して動作が行なわれる。表示
メモリ部３２３に書き込まれたメツセージデータは書き
込みが完了すると順次表示クロック３２８に同期して読
み出され、メツセージゲータ出力３２９から出力され、
さらにキャラクタジェネレータ部３２４において入力さ
れた文字コードデータに従ってキャラクタパターンシー
１１百？＝　　ｔ　　、−、−１７−、・ン　、ζｌ　
−・ノ１４→１　つ　。ヘ　し　！　−フ゛１り示出力
合成部３２１に加えられる。表示出力合成部には検波回
路３０２からのビデオ信号出力３１４が加えられており
、ビデオ信号トメッセージパターンとが合成され、合成
ビデオ出力３３１となる。

合成ビデオ出力３３１は音声出力３１３とともにＲＦモ
ジュレータ３０３に加えられ、再びＴＶ信号の形に変調
された後、ＲＦ出力端子３１゛７よシ出力され、Ｔ’ｌ
／受像機２２２へと入力される。このようにして、各客
室でＴＶを見られていてもオンスクリーン表示によシ、
必要なメツセージを瞬時にＴＶ画面上に表示することが
できるとともに、不在中であっても自動的にＴＶの電源
をＯＮＬ、それにオンスクリーンでメツセージ表示が可
能となる。

発明の効果 本発明によれば、従来の文字多重放送方式によるものに
比べ、センタ装置内に文字多重放送用の送出装置が一切
不要となフ、従来のホテルの双方向ＣＡＴＶシステムの
センタ装置そのままの形態で端末林＃をおきかうるだけ
でメ１．セージ表７Ｆ−力；可能になるだけでなく、オ
ンスクリーン表示ノだめ従来のランプ点灯に比べ非常に
目につきやすい。

また端末装置内のチューナ検波回路等においても群遅延
特性その他の特性が文字多重放送方式に比しメソセージ
表示に対し影響がなく、従来のものをそのまま利用する
ことができる。さらには端末内の制御用マイクロコンピ
ュータにメツセージ表示回路を組み込み１チツプマイコ
ンとすることあるいは最近のＴＶ受像機用のチャンネル
表示等をオンスクリーン表示するだめのＣＲＴインター
フェイスＩＣなども流用することができ、文字多重放送
方式に比べ非常に安価で実現できるなどすぐれた効果を
得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるメツセージ表示方法
を示す構成図、第２図は第１図の双方向ＣＡＴＶ端末装
置の具体的な構成図、第３図はセンタと端末間の伝送制
御手順の一例を示す模式図、第４図は従来の双方向ＣＡ
ＴＶシステムにおけるメツセージ表示機能として文字多
重放送方式を用いた方法を示す構成図である。 ２００・・・・・・センタ装置、２０２・・・・・・伝
送制御用コンピュータ、２０３・・・・・モデム、２２
０・・・・・・端末装置、２２１・・・・・・双方向Ｃ
ＡＴＶ端末装置、３０１・・・・・・チューナ、３０５
・・・・・・制御用マイクロコンピュータ、３１８・山
・・メツセージ表示回路、３２２・・・・・・表示パタ
ーンメモリ部、３２３・・・・・・表示メモリ部、３２
４・・・・・・キャラクタジェネレータ部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）双方向ＣＡＴＶシステムの端末装置内に数種類の
   メッセージ表示用のパターン発生器を具備し、センタ装
   置からの指示によりパターンの選択を行ない、メッセー
   ジ表示をＴＶ画面上に行なうメッセージ表示方法。
2. （２）端末制御用マイクロプロセッサにメッセージ表示
   機能をもたせた特許請求の範囲第１項記載のメッセージ
   表示方法。