JPS61174813A - フロ−テイング・スレシホ−ルド・スイツチング回路 - Google Patents

フロ−テイング・スレシホ−ルド・スイツチング回路

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JPS61174813A
JPS61174813A JP60015987A JP1598785A JPS61174813A JP S61174813 A JPS61174813 A JP S61174813A JP 60015987 A JP60015987 A JP 60015987A JP 1598785 A JP1598785 A JP 1598785A JP S61174813 A JPS61174813 A JP S61174813A
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JP60015987A
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Inventor
Retsu Yamakawa
烈 山川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 比較されるべき電流をそれぞれ発生する2つの非線形電
流源が直列に接続され、この接続点の電位によってMO
S  FETよりなるフローティング・スイッチがオン
、オフされる。
目    次 (1)発明の背景 (1,1)技術分野 (1,2)従来技術 (2)発明の概要 (2,11発明の目的 (2,2)発明の構成と効果 (3)実施例の説明 (3,1)グランディト・スイッチとフローティング・
スイッチ (3,2)フローティング・スレシホールド・スイッチ
ング回路 (3,3)サクセッナ (3,4)m子化回路 (3,5)加算回路 (3,5,1)りOツクワイズ・サイクリング回路 (3,5,2)全加算回路 (3,6)減算回路 (3,6,1)カウンタ・サイクリング回路(3,6,
2)全減算回路 (3,7)割算回路 (3,8)乗算回路 (1)発明の背景 (11)技術分野 この発明は、多値論理回路システム、アナログ回路シス
テム等における基本回路たとえば減算回路や加算回路の
基本構成要素となるフローティング・スレシホールド・
スイッチング回路に関する。
(1,2)従来技術 ]ンピュータをはじめとする多くのディジタル回路シス
テムの基礎となる2値論理のもついくつかの限界を補完
ないしは克服するものとして多値論理およびその演算回
路の研究が盛んに行なわれている。2値論理がOと1の
2つの値を取扱い、2値論理回路システムで用いられる
信号がこれら2つの値に対応した2つのレベルをとるの
に対して、多値論理は3つ以上の値を取扱い、多値論理
回路シテムで用いられる信号は3つ以上のレベルをとる
多値論理(回路システム)は2値論理(回路シテスム)
と比較して次のような利点をもっているといわれている
1)Oと1の間の不確定な状態の記述が可能である(た
とえば3値の場合)。
2)IC基板上の配線領域およびピン数を減少させるこ
とができ、実効的な集積度を高めることができる。たと
えば、64値の場合には2値論理回路の1/6の配線領
域で足りる。
3)10値マシンの実現によって人間と同じ論理を用い
ることが可能になるから、2値マシンで必要であったエ
ンコーダやデコーダが不要となる。
ところで、2値、多値という観点とは別に、情報処理シ
ステムで用いられる回路モードという観点からみると、
従来の回路システムは2つに分類することができる。そ
の1つは、電圧モード回路システムであり、ここでは情
報は信号電圧の大きさと極性によって表わされる。従来
の2値のディジタル回路のほとんどはこの電圧モードの
ものであり、電圧モードのいくつかの多値論理回路も報
告されている。他の1つは電流モード回路システムであ
り、ここでは情報は信号電流の大きさと向きによって表
わされる。
たとえばI2L回路はこの電流モード回路のカテゴリー
に属し、供給電圧が低い、遅延時間/電力の積が小さい
、高密度集積化が可能でVLS■に適している等の特長
をもっている。121回路の多値論理システムへの応用
も報告されている。たとえば、T、TiCh DaOl
“ThresholdI2L  and  Its  
Application  to  BinarySy
Olietric Functions and Hu
ltivalued Logic”、 IEEE Jo
urnal of 5olid−3tate C1rc
uits。
vol、5c−12,NO,5,463−472(19
77年10月):T。
Tich Dao、Edward J、HacCIus
key and Lewisに。
Ru5sell 、  ”  Hultivalued
  IntearatedInjection  Lo
gic”  、  IEEE  Trans、Co1p
ut、、vol、 C−26,No、 12. p9.
1233−1241(1977年12月)。
しかしながら、RL回路はバイポーラ・トランジスタに
よって構成されているので、この回路で用いられる多出
力電流ミラーがエラーを生じることは不可避であり、と
くにこの多出力電流ミラーの1またはそれ以上のコレク
タが飽和したときにはこのエラーは著しくなる。したが
って、2値論理回路システムにP L回路を適用しても
特に支障はないとしても、多値論理とくに10値以上の
多値論理回路システム中にI2 L回路を用いることは
極めて困難である。
さらに、既に報告されている■2L回路において用いら
れるスイッチング回路はグランディト・スイッチを含む
ものであり、これはスイッチのオン、オフにかかわらず
電力を消費する、グランディト・スイッチを含む回路を
並列に接続する場合には逆流防止用のダイオードが必要
となるといった欠点をもつ。
(2)発明の概要 (2,1)発明の目的 この発明は、多値論理回路システムのために使用しても
エラーがなくしたがって10値以上の多値論理回路シス
テムが突環可能であり、しかもフローティング・スイッ
チを使用すること−によりグランディト・スイッチの持
つ欠点を克服した、多値論理回路システムやアナログ回
路システムの基本的要素となるフローティング・スレシ
ホールド・スイッチング回路を提供するものである。
(2,2)発明の構成と効果 この発明によるフローティング・スレシホールド・スイ
ッチング回路は、比較されるべき電流をそれぞれ発生す
る2つの非線形電流源が直列に接続されることにより構
成され、かつこれらの非線形電流源の直列回路が一定の
供給電圧により駆動される電流比較回路、およびこの電
流比較回路の2つの非線形電流源の結節点の電1シによ
ってオン、オフ制御されるMOS  FETよりなるフ
ローティング・スイッチを備えていることを特徴とする
このフローティング・スレシホールド・スイッチング回
路は、フローティング・スイッチを制御するための信号
が電圧モードであり、フローティング・スイッチによっ
てスイッチされる信号が電流モードであるから、これを
「ハイブリッド・モード回路」と呼ぶことにする。
フローティング・スイッチは、電流源または前段の回路
の出力側と出力端子または次段の回路の入力側との間に
接続され、そこを流れる電流をオン、オフにするために
用いられる。2つの非線形電流源は、たとえばMOS 
 FETよりなる電流ミラーにより構成されよう。
この発明による70−ティング・スレシホールド・スイ
ッチング回路は、後に詳述するように、多値論理のため
の基本演算回路の基本構成要素となり、このスイッチン
グ回路を用いて多くの演算回路を実現することができる
。MOSFETを用いているからエラーがほとんど無く
、10値以上の多値論理回路さえも容易につくることが
可能である。もちろん、この発明によるスイッチング回
路はアナログ演算のための回路システムにも適用できる
。さらに、フローティング・スイッチを用いているから
低消費電力であり、並列接続における逆流防止のための
ダイオードが不要となるなど多くの利点をもっている。
(3)実施例の説明 (3,1)グランディト・スイッチと70−ティング・
スイッチ 電流モード、電圧モードのいずれのモードで動作する回
路システムにおいても、これらの回路システムで用いら
れるスイッチはその接続形態によって2種類に分けるこ
とができる。グランディト・スイッチとフローティング
・スイッチである。電流モード回路システムにおけるグ
ランディト・スイッチとフローティング・スイッチが第
1図(A>および(B)にそれぞれ示されている。
第1図(A)にお、いて、電流Jの電流源(2)と出力
端子(4)を結ぶラインの途上に結節点(5)が設けら
れ、この結節点(5)とアース(または電源端子)との
間にスイッチ(1G)が接続されている。これがグラン
ディト・スイッチである。
スイッチ(1G)は制御信号発生回路(3)から出力さ
れる制御信号によりオン、オフされる。スイッチ(1G
)がオンの場合には、電流源(2)から出力される電流
Jは、鎖線で示されるように、スイッチ(1G)を通っ
てアースに流れるので、出力端子(4)の出力電流I。
は0となる。スイッチ(1G)がオフとなると、電流源
(2)の出力電流がそのまま出力端子(4)に現われる
から、出力電流I。はJとなる。
第1図(B)においては、スイッチ(1F)は電流源(
2)と出力端子(4)との間に接続されている。このス
イッチ(1F)はアースから浮いているので70−ティ
ング・スイッチと呼ばれる。スイッチ(1F)がオンの
場合には電流源(2)の出力電流Jが°このスイッチ(
1F)を通して出力端子(4)に現われるから出力電流
I はJとなる。スイッチ(1F)がオフとなれば、電
流源(2)の出力電流はこのスイッチ(1F)により遮
断されるから、出力電流I。は0となる。
フローティング・スイッチを用いた回路と比較すると、
グランディト・スイッチを用いた回路は2つの大きな欠
点をもっている。
欠点の1つは、グランディト・スイッチを含む回路は、
このスイッチのオン、オフ状態に関係なく常に電力を消
費することである。第1図(A)において、スイッチ(
1G)がオンであれば、電流Jはこのスイッチ(1G)
を通してアースに流れ、オフの場合には電流Jは出力電
流I。どなる。これに対して第1図(B)のフローティ
ング・スイッチを含む回路においては、スイッチ(1F
)がオンの場合には電流Jは出力電流I。とじて流出す
るが、スイッチ(1F)がオフの場合には電流はどこに
も流れず、電力は消費されない。
グランディト・スイッチを含む回路のもう1つの欠点は
、このような回路を並列に接続した場合に顕著に現われ
る。第2図において、第1図<A>に示された回路が2
つく第2図に(gl)、(g2)で示す)並列に接続さ
れ、それらの出力端子が結節点(6)で結ばれ出力端子
(7)につながっている。一方の回路(gl)にはグラ
ンディト・スイッチ(1G)が、他方の回路(g2)に
はグランディト・スイッチ(2G)がそれぞれ設けられ
ている。
回路(gl)のスイッチ(1G)がオフ、回路(Q2)
のスイッチ(2G)がオンである状態を考える。この場
合には、回路(gl)の出力電流I。1はJとなり、回
路(g2)の出力電流I。2はOである。回路(gl)
の出力電流I。1は結節点(6)から出力端子(7)に
流出せず、そのほとんどが、鎖線I で示すように、結
節点(6)および(5)からオンであるスイッチ(2G
)を通ってアースに流れてしまう。
したがって、端子(7)から流出する出力電流I0は、
(Io1+Io2)に等しくならない。I。
−(IQi+ 102)とするためには、第2図に鎖線
(8)で示すように、各回路(Ω1)(g2)の出力側
に逆流防止用ダイオードを設ける必要がある。
これに対して、第1図(B)に示されているようなフロ
ーティング・スイッチを含む回路を2つ並列に接続した
としても、上述のような不都合が生ずることはなく、出
力側に逆流防止用ダイオードを接続する必要はない。
フローティング・スイッチを含む回路がグランディト・
スイッチを含む回路に比べて上述のような利点をもって
いることから、以下に示す回路ではフローティング・ス
イッチが採用される。
フローティング・スイッチは、バイポーラ・トランジス
タまたはMO8形FET(電界効果トランジスタ)によ
って構成することができる。
バイポーラ・トランジスタをオン、オフ制御するために
はある程度の電力の消費が必要であるのに対して、MO
S  FETの制御においては電力をほとんど要しない
。この観点からMOSFETの方がフローティング・ス
イッチとして優れているといえる。以下の説明では、各
回路においてMOS  FETからなるフローティング
・スイッチが用いられる。
(3,2)フローティング・スレシホールド・スイッチ
ング回路 第3図は70−ティング・スレシホールド・スイッチン
グ回路の一例を示している。フローティング・スイッチ
(1F)としてはNチャネルMO8形FET (N−M
OS  FET)が用いられており、そのドレインが電
流源(2)に、ソースが出力端子(4)にそれぞれ接続
され、サブストレートは接地されている。またこのMO
SFETのゲートには、制御信号発生回路(3)から出
力される制御電圧が印加される。
制御信号発生回路(3)は電流比較回路であり、Pチャ
ネルMO8形FET(P−MOS  FET)よりなる
電流ミラー(11)とN−MOS  FETよりなる電
流ミラー(12)とから構成されている。ここに図示さ
れた電流ミラーは、2つのMOS  FETからなり、
これらのFETのゲ−トが相互に接続されかつこれらの
ゲートが一方のFETのドレインに接続されることによ
り構成される電流ミラーと等価である。もちろんソース
およびゲートを共通にして2つのFETを一基板上に容
易に集積化して作製することができる。電流ミラー(1
1)は、入力端子(13)によってそのゲートに吐き出
し電流(流れ出す方向の電流)11が与えられると、出
力側ドレインから同じ値の電流11を吐き出すように作
用する。電流ミラー(12)は、入力端子(14)によ
ってそのゲートに吸い込み電流(流れ込む方向の電流)
12が与えられると、出力側ドレインに同じ値の電流I
2を吸い込むように作用する。
電流ミラー(11)のソースは正電源子V、に接続され
、電流ミラー(12)のソースは接地されている。これ
ら2つの電流ミラー(11012)の出力側トレインは
結節点(15)によって相互に接続され、この結節点(
15)がフローティング・スイッチ(1F)を構成する
MOS  FETのゲートに接続されている。
さて、電流[、が電流I2より大きい場合には電流ミラ
ー(11)がオンとなり、電流ミラー(12)は吸い込
み出力電流I2を発生する。したがって、結節点(15
)の電位はハイ・レベル(電源電圧+VDにほぼ等しい
)になる。このハイ・レベルの電圧がフローティング・
スイッチ(1F)を構成するN−MOS  FETのゲ
ートに印加されるので、このFETはオンとなる。した
がって、電流源(2)の電流Jが出力電流I。とじて端
子(4)から流出される。
逆に、電流I が電流I2よりも小さい場合には、電流
ミラー(12)がオンとなり、電流ミラー (11)は
吐き出し出力可I11を発生する。このため結節点(1
5)の電位はOつ・レベル(はとんどOV)になるので
、フローティング・スイッチ(1F)のFETはオフの
状態を保つ。出力電流I。はOである。
電流I を一定値として固定し、電流11を変化させた
場合に、電流I が電流I2を超えればフローティング
・スイッチ(1F)がオンとなり、出力電流I。はJの
値となる。電流11が電流■2より小さくなればフロー
ティング・スイッチ(1F)はオフとなり、出力電流I
。はOとなる。第3図の回路は、電m I 2をスレシ
ホールド値として電流11の値に応じて出力電流I。が
JとOの2レベルに変換される。また、第3図の回路で
はフローティング・スイッチが用いられている。そこで
、このような回路を「フローティング・スレシホールド
・スイッチング回路」と呼ぶ。
電流l を一定値として固定し、電流I2を変化させた
と考えた場合には、電流11がスレシホールド値になる
さらに第3図の回路は興味ある特徴をもっている。すな
わち、フローティング・スイッチ(1[)をオン、オフ
制御するための信号は「電圧」信号(電圧モード)であ
る(結節点(15)の電位)。これに対して、フローテ
ィング・スイッチ(1F)によってスイッチされる信号
(フローティング・スイッチを流れる信号)は「電流」
信号(電流モード)である。このように、電圧モードと
電流モードとが組合されて作動する回路を「ハイブリッ
ド・モード回路」と呼ぶことにする。このようなハイブ
リッド・モード回路は、電圧モードで動作する回路を制
御回路として持つこともできるし、電流モードで動作す
る回路を被制御回路および制御回路としてこれらに接続
することも可能となるので、汎用性がきわめて高くかつ
その応用範囲が広い。
因みに制御信号発生回路(電流比較回路)(3)で比較
される信号は電流モードである。したがって、この第3
図の回路は電流/電圧/電流のモード変換を行なってい
ると言える。
第4図はフローティング・スレシホールド・スイッチン
グ回路をモデル化して示したものである。
第4図(A)は、第3図における電流ミラー(11)お
よびその入力端子(13)を電流源(21)に、電流ミ
ラー(12)およびその入力端子(14)を電流源(2
2)にそれぞれ置きかえたものである。電流比較回路(
3)は、一般的に、2つの非直線電流源が直列に接続さ
れかつ一定の供給電圧によって駆動されるものと特徴づ
けることができる。
第4図(B)は、フローティング・スイッチ(1F)と
してP−MOS  FETが用いられた回路を示してい
る。このFETは、そのソースが電流源(2)に接続さ
れ、そのドレインが出力端子(4)に接続されている。
またこのFETのサブストレートは電源電圧+voに接
続されている。この回路においては、I くI2で結節
点(15)の電位がロウ・レベルになったときにFET
(フローティング・スイッチ(IF) )がオンとなり
、出力電流I。とじてJが得られる。また、1  >I
2で結節点(15)の電位がハイ・レベルになると、F
ETはオフとなり、出力電流r。
はOとなる。
以下にフローティング・スレシホールド・スイッチング
回路のいくつかの応用例について述べる。
(3,3)サクセッサ rを基数(ラディクスまたはベース)とするアナログお
よび多値論理におけるサクセツサ(SLlCCeSSO
r)の動作は、次式で表わされる。
f(x)三(X+1)Hodr   ・11)第(1)
式において、Hodはモジュロ代数におけるモジュロ(
Hodulo)の略記号である。第(1−1)式はアナ
ログ演算および多値論理演算の両方に通用する一般的な
表現である。第(1−2)式は、多値論理において±0
.5のノイズ・マージンを考慮した場合の表現であり、
第(1−3)式は第(1−2)式変形したものである。
これらの式から分るように、サクセッサは入力(変数)
Xに1を加えて出力し、出力が基数rに達したら出力を
Oに戻すという動作をする。
第(1−2)式で表わされるノイズ・マージンを考慮し
たサクセッナの一例が第5図に示されている。入力Xは
、入力端子(32)にこの値Xを表わす吸い込み入力電
流として与えられる。入力端子(32)は、2出力電流
ミラー(または電流分配回路) (33)のゲートに接
続されている。2出力電流ミラー(33)の2つのドレ
インからはXの値の2つの吸い込み電流が出力される。
2出力電流ミラー(33)の一方の出力用ドレインは、
1の値の吐き出し入力電流を与える電流源(41)と(
r−o、s)の値の吸い込み入力電流を与える電流源(
40)との結節点(36)に接続されている。この結節
点(36)と電流源(40)との間にはもう1つの結節
点(35)が設けられ、この結節点(35)がフローテ
ィング″・スイッチ(第3図または第4図(A)のフロ
ーティング・スイッチ(1F)に対応) (31)のゲ
ートに接続されている。
結節点(35)から(36)に向って(X+1)の値の
電流が流れる。2出力電流ミラー(33)の一部、電流
源(40)(41)および結節点(35)(36)が上
述の制御信号発生回路(3)に対応し、結節点(35)
が結節点(15)に対応する。したがって、(r−0,
5) > (X+1 )になったとぎに結節点(35)
の電位がハイ・レベルになり、フローティング・スイッ
チ(31)はオンとなる。それ以外のときにはスイッチ
(31)はオフに保たれる。
他方、2出力電流ミラー(33)の他方の出力用ドレイ
ンは電流ミラー(38)に接続され、これらの間に、結
節点(37)により1の値の吐き出し入力電流を与える
電流源(42)が接続されている。
結節点(37)において(X+1>の演算が行なわれる
から、電流ミラー(38)の出力側からは(X+1)の
値の電流が流出する。この電流ミラー(38)の出力側
がフローティング・スイッチ(31)を介して出力端子
(34)に接続されている。
したがって、フローティング・スイッチ(31)がオン
のとき(r −0,5>X+1 ) 、出力端子(34
)には(X+1)の値の吐き出し出力電流が現われ、ス
イッチ(31)がオフとなれば(r−0、5≦X+1)
この出力電流はOとなる。
第6図は第(1−3)式の表現の演算を行なうサクセッ
サを示している。第5図と比較すると、電流源(41)
が省略され、電流源(40)が(r−1,5)の値の吸
い込み入力電流を与えるものに変っている。第6図の回
路と第5図の回路が同じ動作を行なうことは容易に理解
できよう。
電流源の出力電流、とくに電流源(40)の出力電流の
値を定める基数rの値を可変としておけば、第5図およ
び第6図の回路は、任意の基数をもつ多値論理に適用す
ることが可能となる。
また、第5図の電流源(40)の出力電流値をr、第6
図の電流源(40)の出力電流値を(r+1)とすれば
、ノイズ・マージンを考慮しないサクセッサとなる。
第7図はサクセッサの入出力特性の一例を示している。
実線で示されている特性はr=4でかつ0.5のノイズ
・マージンを考慮した場合のものである。鎖線(A n
a)はr=4でかつノイズ・マージンを考慮しない場合
、鎖線(r 10)はr=10でかつノイズ・マージン
を考慮した場合の特性をそれぞれ示している。
(3,4) 量子化回路 r値論理(r:基数)における量子化回路(quant
izer)  (または、アナログ/多値変換回路)の
動作は次のように定義される。
ここでiはOまたは正の整数、すなわちO≦i≦r−1 第(2)式の(i−0,5)≦x<(i+0.5)にお
ける±0.5は量子化される整数の中間の値をとったも
ので、もちろん、この値0.5に代えて1未満の任意の
値を採用することができる。
r=4とした場合の量子化回路の一例が第8図に示され
ている。
1の値の吸い込み入力電流を与える3つの電流m (5
2a)(52b)(52c)が設けられ、コレラハフロ
ーティング・スイッチ(51a051bH51c)(第
4図(B)のフローティング・スイッチ(1F)に対応
)を介して結節点(51)で相互に接続され、この結節
点(57)に出力端子(54)が接続されている。
吊子化されるべき入力(変数)Xは、入力端子(56)
にこの値Xを表わす吸い込み入力電流として与えられる
。入力端子(56)は、3出力電流ミラー(または電流
分配回路) (53)のゲートに接続されている。3出
力電流ミラー(53)の3つの出力用ドレインからはX
の値の3つの吸い込み出力電流が出力される。
3出力電流ミラー(53)の1つの出力用ドレインは0
.5の値の吸い込み入力電流を与える電流源(50a)
と結節点(55a)において接続され、この結節点(5
5a)がフローティング・スイッチ(51a)のゲート
に接続されている。3出力電流ミラー(53)の一部、
電流@ (50a)および結節点(55a)が上述の制
御信号発生回路(3)に対応し、結節点(55a)が結
節点(15)に対応する。したがって、0.5≦Xにな
ったときに結節点(15)の電位がロウ・レベルになり
、フローティング・スイッチ(51a)がオンとなる。
同様に、3出力電流ミラー(53)の一部、1.5の吸
い込み入力電流を与える電流源(50b)、結節点(5
5b)およびフローティング・スイッチ(51b)がフ
ローティング・スレシホールド・スイッチング回路を構
成し、1.5≦Xになったときにスイッチ(sib)が
オンとなる。
さらに、3出力電流ミラー(53)の一部、2.5の吸
い込み入力電流を与える電流源(50c) 、結節点(
55c)およびフローティング・スイッチ(51c)が
フローティング・スレシホールド・スイッチング回路を
構成し、25≦Xになったときにスイッチ(51c)が
オンとなる。
したがって、X<0.5の場合には、すべてのフローテ
ィング・スイッチ(51a)〜(51c)はオフで、出
力端子(54)の出力電流はOである。0.5≦X<1
.5の場合には、スイッチ(51a)のみがオンとなり
、出力電流は1の値を表わす。15≦x<2.5の場合
にはスイッチ(51a)と(51b)がオンとなるから
、1の値の2つの電流が結節点(57)で加算され、出
力電流は2の値となる。
2.5≦Xになると、すべてのスイッチ(51a)〜(
51C)がオンとなるから、出力電流は3となる。
このようなr=4の場合の量子化回路の入出力特性が第
10図に示されている。
3つの電流源(52a) 〜(52c)は、第9図に示
すように3出力電流ミラー(59)で置きかえることが
できる。入力端子(58)には1の値の吐き出し入力電
流が与えられる。
基数rの値をさらに大きくする場合には、1の値の電流
源とフローティング・スレシホールド・スイッチング回
路との組合せ回路をさらに増加させかつその出力側を結
節点(57)に接続すればよいのは容易に理解できよう
さらに、結節点(57)では電流の加算を行なっている
が、減算を行なうようにしてもよい。結節点における電
流の減算は電流の向きを変えればよい。たとえば、電流
源(52a)を3の値の吸い込み入力電流を与えるもの
とし、電流源(52b)(52c)をそれぞれ1の値の
吐き出し入力電流を与えるものとする。スイッチ(51
a)がオン、他のスイッチ(51bH51c)がオフの
場合には、出力端子(54)には3の値の吐き出し出力
電流が現われる。スイッチ(51a)と(51b)がオ
ン、スイッチ(51c)がオフの場合には出力電流は2
の値の吐き出し電流になる。すべてのスイッチ(51a
)〜(51c)がオンの場合には出力電流は1、すべて
のスイッチ(51a)〜(51c)がオフの場合には出
力電流はOとなる。
(3,5)加算回路 加算回路には、クロックワイズ・サイクリング(clo
ckwise cycling)回路および全加算回路
(fut! adder)が含まれる。
(3,5,1)クロックワイズ・サイクリング回路rを
基数とするr値論理におけるクロックワイズ・サイクリ
ング回路の動作は次式で表わされる。
f  (x、  y)  三 (x+y)   Nod
  r−(3)・・・(3−1) 第(3−1)式における値0.5は多値論理回路におい
て考慮されたノイズ・マージンである。ノイズ・マージ
ンを考慮した場合にはこれを1未満の任意の値にとるこ
とができる。
第(3−1)式の演算を実行するクロックワイズ・サイ
クリング回路の一例が第11図に実線で示されている。
2つの入力〈変数)x、yは、入力端子(66x)(6
6y)にそれぞれこれらの値を表わす吸い込み入力電流
として与えられ、結節点(69)で加算される。結節点
(69)は2出力電流ミラー(または電流分配回路) 
(63)のゲートに接続されている。
この2出力電流ミラー(63)に(x+y)の値の電流
が与えられるから、その2つの出力用ドレインからは(
x+y)の値の吸い込み電流がそれぞれ出力される。
2出力電流ミラー(63)の1つの出力用ドレインは(
r−0,5)の値の吸い込み入力電流を与える電流源(
60)と結節点(65)において接続され、この結節点
(65)が70−ティング・スイッチ(61)(第4図
(B)のフローティング・スイッチ(1F)に対応)の
ゲートに接続されている。2出力電流ミラー(63)の
一部、電流源(60)および結節点(65)が上述の制
御信号発生回路(3)に対応し、結節点(65)が結節
点(15)に対応する。したがって、(r’ −0,5
) > (x+y)のときには結節点(65)の電位は
ハイ・レベルであり、フローティング・スイッチ(61
)はオフの状態を保ち、(r−0,5)≦(x+y)と
なると結節点(65)の電位がロウ・レベルになり、フ
ローティング・スイッチ(61)はオンとなる。
他方、2出力電流ミラー(63)の他の出力用ドレイン
は電流ミラー(67)のゲートに接続され、この電流ミ
ラー(67)の出力側が出力端子(68)に接続されて
いる。また、両電流ミラー(63)と(67)との間に
結節点(64)が設けられ、この結節点(64)とrの
値の吸い込み入力電流を与える電流源(62)との間に
上述のフローティング・スイッチ(61)が接続されて
いる。
上述のように(x+y) < (r −0,5)のとき
にはフローティング・スイッチ(61)はオフである。
したがって、電流ミラー(67)は2出力電流ミラー(
63)の上記他方のドレインの出力電流(x+y)によ
って直接に駆動され、この電流ミラー(67)からは(
x+y)の値の吐き出し電流が出力される。出力端子(
68)の出力電流は(x+y)である。
(r−0,5)≦(X+V)になるとフローティング・
スイッチ(61)がオンとなる。したがって、rの値の
吸い込み電流が電流源(62)からスイッチ(61)を
通して結節点(64)に流入する。非線形Ti流源(6
2)と2出力電流ミラー(63)の一部□と結節点(6
4)は電流比較回路(上述の制御信号発生回路(3))
を構成する。電流ミラー(67)はこれにより制御され
るフローティング・スイッチと考えることができる。
もしくx+y)<rであれば、結節点(64)はハイ・
レベルになるから電流ミラー(67)はオフとなり、出
力端子(68)の出力電流はOとなる。
r≦(x+y)になれば(このとき、フローティング・
スイッチ(61)はオンである)、結節点(64)で(
(x+y)−r)が演算され、この差電流((x+y)
−r)が吐き出し入力電流として電流ミラー(61)に
供給される。したがって、出力電流は(x+y−r)と
なる。
以上のようにして、第(3−1)式で表わされる演算が
第11図の実線で示された回路によって行なわれる。
r=4の場合におけるこのようなりロックワイズ・サイ
クリング回路の入出力特性が第12図に示されている。
ただし、横軸の(+ Cin)および縦軸の(、C,o
)を除く。
電流源(60)および(62)の出力電流値(とくにr
の値)を変えることにより、このクロックワイズ・サイ
クリング回路は任意の基数rの多値論理に適用できるよ
うになる。電流源(60)の出力電流値に含まれるノイ
ズ・マージン(第11図の0.5の値)も任意に変える
ことにより、所望のノイズ・マージンを設定することが
できる。
ノイズ・マージンを限りなく0に近づければ、第11図
の回路はアナログ演算のためのクロックワイズ・サイク
リング回路になろう。
(3,5,2)全加算回路 rを基数とするr値論理における全加算回路の動作は次
のように表現される。
ザム: f (X、V、C,o) 三(x+y+cHo) Nod r ・・・(4−1) ここでザム(sun、和)とは加算結果にお【プる当該
桁の値を示す。また、C1oは1桁下位の桁からのキャ
リ入力(carry−in、繰込み)を表わす。第(4
−1)式は、具体的には第(3−1)式において(x+
y)を(x + y + Cin)で置きかえた内容を
表わす。
・・・(4−2) キャリ(carry−out 、桁上げ)とは1桁上位
の桁に加算する値または信号である。
全加算回路は上述のクロックワイズ・サイクリング回路
に若干の修正を加えることにより容易に得られる。破線
で示された回路を含む第11図の回路全体が全加算回路
である。
キャリ入力C1oのために入力端子(66c)が設けら
れ、この端子(66c)は結節点(69)に接続されて
いる。入力端子(66c)にはキャリ入力C1゜(1ま
たは0)の値の吸い込み入力電流が与えられる。したが
って、2出力電流ミラー(63)には、(x + y 
+ Cin)の値の電流が入力する。
第(4−1)式の演算が行なわれることはクロックワイ
ズ・サイクリング回路についての上述の動作説明で容易
に理解できよう。サムを表わす電流は出力端子(68)
から出力される。
キャリ出力C3utのために、1の値の吸い込み入力電
流を与える電流源(72)とキャリ出力Coutの出力
端子(74)とが設けられ、これらの間にフローティン
グ・スイッチ(71)(P−MOSFET)が接続され
ている。このフローティング・スイッチ(71)のゲー
トには結節点(65)と同電位の制御電圧が結節点(7
3)から与えられる。
フローティング・スイッチは電圧モードの信号によって
制御されるから、このように2つのフローティング・ス
イッチ(61H71)の制御信号を共用することが可能
となることにも注目すべきである。
(x+y−+−C・)<(r−0,5)の場合にはin フローティング・スイッチ(71)のゲートはハイ・レ
ベルであり、このスイッチ(71)はオフの状態を保つ
。したがって、キャリ出力C6,tはOである。(X+
V+CHo)≧(r−0,5)となればフローティング
・スイッチ(71)のゲートはロウ・レベルとなるから
、スイッチ(71)がオンとなり、電流源(72)の電
流がスイッチ(71)を通して出力端子(74)に現わ
れる。キャリ出力C8゜1は1の値の吐き出し電流とな
る。
全加算回路(r−4)の入力/サム出力特性および入力
/キャリ出力特性が第12図および第13図に示されて
いる。
(3,6)減算回路 減算回路には、カウンタ・サイクリング(counte
r cycling)回路および全減算回路(full
 5ubtracter)が含まれる。
(3,6,1)カウンタ・サイクリング回路rを基数と
するr値論理におけるカウンタ・サイクリング回路の動
作は次式で表わされる。
f (x、 y)三(x−y) Nod r ・(5)
・・・(5−1) 第(5−1)式、の演算を実行するカウンタ・サイクリ
ング回路の一例が第14図に実線で示されている。
2つの入力(変数)x、yは入力端子(86XH86y
)にそれぞれこれらの値を表わす吸い込み入力電流とし
て与えられる。入力Xを表わす電流は電流ミラー(99
)でその向きが反転され、さらに2出力電流ミラー(ま
たは電流分配回路)(83)に入力する。したがって、
2出力電流ミラー(83)の2つの出力用ドレインから
はXの値の吐き出し電流がそれぞれ出力される。入力端
子(86x)に吐ぎ出し入力電流を与え、この端子(8
6x)を2出ノj電流ミラー(83)の入力側に直接に
接続することにより、電流ミラー(99)を省略するこ
ともできる。入力yを表わす電流は2出力電流ミラー(
84)に入力し、この電流ミラー(84)の2つの出力
用ドレインからyの値の吸い込み電流がそれぞれ出力さ
れる。
2出力電流ミラー(83)の一方の出力用ドレインと2
出力電流ミラー(84)の一方の出力用ドレインとは結
節点(85)で相互に接続されている。
この結節点(85)には0.5の値の吸い込み入力電流
を与える電流源(80)が接続されている。さらにこの
結節点(85)はフローティング・スイッチ(81) 
(第4図(B)のフローティング・スイッチ(1F)に
対応)のゲートに接続されている。2出力電流ミラー(
83)の一部、2出力電流ミラー(84)の一部、結節
点(85)および電流源(80)が上述の制御信号発生
回路(3)に対応し、結節点(85)が結節点(15)
に対応する。したがって、(X−y)<−0,5のとき
に結節点(85)の電位はロウ・レベルになりフローテ
ィング・スイッチ(81)はオンとなる。そして、−〇
、5≦(x−y)になると結節点(85)の電位がハイ
・レベルになるからフローティング・スイッチ(81)
はオフとなる。
他方、2出力電流ミラー(83)の他方の出力用ドレイ
ンはダイオード(87)を介して出力端子(88)に接
続されている。ダイオード(87)はこの出力用ドレイ
ンから吐き出される電流に対して順方向となるように接
続されている。また、この出力用ドレインとダイオード
(87)との間に、ドレイン側からダイオード(87)
に向って順に結節点(89)(90)が設けられている
。rの値の吸い込み入力電流を与える電流源(82)と
結節点(89)との間に上述のフローティング・スイッ
チ(81)が接続されている。さらに、2出力電流ミラ
ー(84)の他方の出力用トレインが結節点(90)に
接続されている。
(X−y)<−0,5のときにはフローティング・スイ
ッチ(81)はオンであるからrの値の電流が結節点(
89)に流入する。したがって結節点(89)において
(x+r)の加算が行なわれ、この加算結果を表わす電
流が結節点(89)から(90)に向って流れる。結節
点(90)からはyの値の電流が流出しているから、結
節点(90)ではl1l(x+r)−y)の減算が行な
われ、この減算結果を表わす電流がダイオード(87)
を経て出力端子(88)に表われる。出力電流は(X−
y十r)の値を表わす。
−0,5≦X−yとなるとフローティング・スイッチ(
81)はオフになる。したがって、結節点(89)から
(90)に流れる電流はXである。
もし、−〇、5≦(X−V)<Oであれば、すなわち(
x+0.5)≧yかつx<yの場合には、結節点(90
)で行なわれる減算結果(x−y)を表わす電流の向き
はダイオード(87)に対して逆方向となる。したがっ
て、この電流はダイオード(87)によって阻止され、
端子(88)の出力電流はOとなる。
もし、O≦(x−y) 、すなわちX≧yであれば、結
節点(90)における減算結果(x−y)を表わす電流
はダイオード(87)を経て出力端子(88)に吐き出
し出力電流として現われる。
以上のようにして、第(5−1)式で表わされる演算が
第14図の実線で示された回路によって行なわれる。
r=4の場合におけるこのようなカウンタ・サイクリン
グ回路の入出力特性が第15図に示されている。ただし
、横軸の(−B、o)および縦軸の(、B、o)を除く
。この図において、(x−y)=3.5の位置で鎖線t
で示すようにグラフが立下るのが望ましいが、実線上は
問題はない。
電流源(82)の出力電流値(とくにrの値)を変える
ことにより、このカウンタ・サイクリング回路は任意の
基数rの多値論理に適用できるようになる。電流源(8
0)の出力電流値で表わされるノイズ・マージン(0,
5の値)も任意に変えることにより、所望のノイズ・マ
ージンを設定することができる。ノイズ・マージンを限
りなくOに近づければ、第14図の実線の回路はアナロ
グ演算のためのカウンタ・サイクリング回路になろう。
(3,6,2)全減算回路 rを基数とするr値論理における全減算回路の動作は次
のように表現される。
差  :  f  (x、  y、  Jo)三(x−
V−Jo) Hod r = [x −(y+s、、) ] Hod r・・・(
6−1) ここで、差(Differへnce)とは減算結果にお
ける当該桁の値を示す。(X)が被減数、(y+8、)
が減数である。Bioは1桁下位の桁に対n するボロー人力(Borrov−in、貸し出し)を表
わす。第(e−i)式は、具体的には第(5−1)式に
おいて(x−y)を(x−y−Jo)で置きかえ・・・
(6−2) ボロー出力(borrow−out、借り上げ)とは1
桁上位の桁に対する借りを表わし、1桁上位の桁から減
算する値または信号である。
全減算回路は上述のカウンタ・サイクリング回路に若干
の修正を加えることにより容易に得られる。破線で示さ
れた回路を含む第14図の回路全体が全減算回路である
ボロー人力Jnのために入力端子(86B)が設けられ
、この端子(86B)は電流ミラー(84)の入力側に
結節点(95)で接続されている。入力端子(86B)
にはボロー人カB 1n(1またはO)の値の吸い込み
入力電流が与えられる。したがって、2出力電流ミラー
(84)の入力電流は(y + B in)となる。上
述のカウンタ・サイクリング回路において減数yが(y
 + B in)に置きかえられるだけであるから、第
(6−1)式の演算が行なわれるのは容易に理解できよ
う。差を表わす電流は出力端子(88)から出力される
ボロー出力B。utのために、1の値の吸い込み入力電
流を与える電流tii(92)とボロー出力B。、tの
出力端子(94)とが設けられ、これらの間にフローテ
ィング・スイッチ(91)(P−MOSFET)が接続
されている。このフローティング・スイッチ(91)の
ゲートには結節点(85)と同電位の制御電圧が結節点
(93)から与えられる。
(x−y−JyL) < −0,5すなわち(x−Bi
n” 0.5> < yの場合には、フローティング・
スイッチ(91)のゲートはロウ・レベルであり、この
スイッチ(91)はオンになる。したがって、電流源(
92)の電流がスイッチ(91)を通して出力端子(9
4)に現われるから、ボロー出力B  はut 1となる。(x −y −B H,)≧−0,5すなわ
ち(x−B、、+ 0.5)≧yとなればフローティン
グ・スイッチ(91)のゲートはハイ・レベルとなるか
ら、スイッチ(91)がオフとなり、ボロー出力B。0
.はOとなる。
全減算回路(r=4)の入力/差出力特性および入力/
ボロー出力特性が第15図および第16図に示されてい
る。
なお、入力端子(86Ba)結節点(95a)で示すよ
うに、ボロー人カBtYLを被減数Xから減算するよう
にしてもよい。ただし、この回路は、X=0、Bi、−
1のときには使用できない。
(3,7)割算回路 rを基数とするr値論理における割算回路(divid
er)の動作は次式で与えられる。
商(quotient) : Q = i      
 −(7−1)剰余(residue):R三(x+r
 −Jo)  1lod y・・・(7−2) ただし、r>i≧O(iは正の整数) i−y−0,5≦r−Bio+x <(i+1)・y−0,5 ここで(X+r−Bio)は被除数、yは除数である。
Blnは1桁上位の桁からの借り(ボロー、borro
w)を表わす。
第(7−1)式および第(7−2)式をr−4の場合に
さらに具体的に表わすと次のようになる。
(x + r −B、、) < (y−0,5>の場合
(y−0,5>≦(x+r−Jo)<Vの場合y≦(x
+r−Bio)< (2y−0,5>の場合 (2y−0,5)≦(x+r−B= )<2Vの場合 2y≦(x+r−871) < (3’y−0,5>の
場合 (3y−0,5)≦(x+r−Jo)<3Yの場合 3y≦(x+r−Jo)の場合 Q=3 R=x+r−BHo−3y  ・(7−9)第17図は
r=4の場合における割算回路の一例を示している。こ
の回路は、上述の量子化回路と70−ティング・スレシ
ホールド・スイッチング回路の組合わせによって構成さ
れている。したがって第8図に示された量子化回路の各
構成要素に対応する部分には同一符号が付けられている
。ただし、フローティング・スイッチ(51a) 〜(
51C)は第8図ではP−MOS  FETで構成され
ているが、第17図においてはN−MOS  FETで
構成されている。このため、これらのフローティング・
スイッチを制御するための制御信号を発生する電流比較
回路における電流の向きも第8図と第17図とでは逆に
なっている。量子化回路の出力端子(54)に面出力Q
が現われる。
第17図の割算回路はまた上述の全減算回路の変形と考
えることもできる。
一方の入力(変数)Xは入力端子(106X)に吸い込
み入力電流として与えられる。この端子(106x)は
電流ミラー(103)に接続されているから、電流ミラ
ー(103)からはXの値の吸い込み出力電流が得られ
る。端子(106x)に入力する電流Xの向きを変える
ことにより電流ミラー(103)を省略することができ
る。
ボロー人力B in (r = 4の場合には、o、 
iまたは2の値をとる)を表わす入力電流が入力端子(
106B)から4出力電流ミラー(102)に与えられ
ている。4出力電流ミラー(102)の4つ(基数rに
等しい)の出力用ドレインは相互に接続されているとと
もに、電流ミラー(103)の出力側に結節点(112
)により接続されている。
したがって、結節点(112)には4出力電流ミラー(
102)によってr−B、oの値の吐き出し入力が与え
られる。
KIiS点(112) ニオイT (x + r −B
 in)の加算が行なわれる。これが被除数となる。被
除数(x+r−8,、)を表わす吐き出し入力電流は4
出力電流ミラー(110)に入力する。、4出力電流ミ
ラー(110)の3つの出力用ドレインは量子化回路の
一部をなす。すなわち、第8図の電流ミラー(53)に
対応する。4出力電流ミラー(110)のもう1つの出
力用ドレインはダイオード(107)を経て剰余Rの出
力端子(ioa)に接続されている。ダイオード(10
7)は、この出力用ドレインから吐き出される電流に対
して順方向になるように接続されている。
除数を表わす入力(変数)yは入力端子(106y)を
経て9出力電流ミラー(104)に吸い込み入力電流と
して与えられている。9出力電流ミラー (104)の
1つの出力用ドレインは4出力電流ミラー(110)の
1つの出力用トレインと結節点(105a)において接
続されている。この結節点(1σ5a)は結節点(10
9a)を経てフローティング・スイッチ(51a)のゲ
ートに接続されている。結節点(105a)と(109
a)が第8図の結節点(55a)に対応する。結節点(
105a)には0.5の値の吸い込み入力電流を与える
電流1(100a)が接続されている。この電流源(1
00a)と、この電流源(100a)に結節点(105
a)を介して接続された9出力電流ミラー(104)の
1出力用ドレインとの組合せが第8図の電流源(50a
)に対応する。結節点(105a)には、(x+r−J
o)の吸い込み電流が電流ミラー(110)から、0.
5の吸い込み入力電流が電流源(100a)から、yの
吐き出し入力電流が電流ミラー(104)からそれぞれ
与えられる。
9出力電流ミラー(104)の他の2つの出力用ドレイ
ンは相互に接続されかつ結節点(105b)を介して4
出力電流ミラー(110)の他の1つの出力用ドレイン
に接続されている。結節点(105b)には電流ミラー
(104)によって2yの値の吐き出し入力電流が与え
られる。結節点(105b)には電流源(100b) 
(電流値0.5)が接続されているとともに、結節点(
109b)を介してフローティング・スイッチ(51b
)が接続されている。これが第8図の電流源(50b)
および結節点(55b)に対応する。
同様に、9出力電流ミラー(104)のさらに他の3つ
の出力用ドレインは相互に接続されかつ結節点(105
c)を介して4出力電流ミラー(110)のさらに他の
1つの出力用ドレインに接続されている。結節点(10
5C)には電流ミラー(104)によって3yの値の吐
き出し入力電流が与えられる。結節点(105C)には
電流源(100C) (電流値O5)が接続されている
とともに、結節点(109c)を介してフローティング
・スイッチ(51C)が接続されている。これが第8図
の電流源(50c)および結節点(55C)に対応する
9出力電流ミラー(104)の残りの3つの出力用ドレ
インはそれぞれフローティング・スイッチ(101a)
(101b)(101c)を介してダイオード(107
)のアノード側に結節点(111aH111b)(11
1c)により接続されている。これらの70−ティング
・スイッチ(101a)(101b)(101c)は結
節点(109a)(109b)(109c) (すなわ
ち結節点(105a)(105b)(105C))の電
位によって、オン、オフ制御される。
(x+ r −Jo> < (y −0,5)の場合に
は(第(7−3)式)、すなわち(x+r−3,o+0
.5)<yの場合には、すべての結節点(105a)〜
(105C)の電位はロウ・レベルにあり、すべてのフ
ローティング・スイッチ(51a)〜(51c)および
(101a)−・(101c)はオフの状態にある。し
たがって、高出力QはOである。また剰余出力端子(1
08)には、電流ミラー(110)の出力電流がそのま
ま現われるので、剰余出力Rは(x+r・B in)と
なる。
(y−0,5)≦(x+r−3,o)<yの場合(第(
7−4)式)、すなわちy≦(x+r−Bi。
+ 0.5) < (y+ 0.5)  (<2y)の
場合には、結節点(105a)の電位のみがハイ・レベ
ルになり、フローティング・スイッチ(51a)と(1
01a)がオンとなる。したがって、商Qの出力端子(
54)には1の値の吐き出し出力電流が現われる。フロ
ーティング・スイッチ(101a)がオンとなることに
より結節点(111a)にはyの値の吐き出し入力電流
が与えられるので、結節点(111a)では((x+r
−Jo)−1)の演算が行なわれる。
この減算結果は負になるが、この逆方向電流はダイオー
ド(107)により阻止されるので、端子(108)の
剰余出力Rは0となる。
y≦(x+r−Bio) < (2y−0,5> (第
(7−5)式)、すなわち(V<)  (V+ 0.5
)≦(X+r−B、o+ 0.5) <2Mの場合にも
、結節点(105a)の電位のみがハイ・レベルとなり
、フローティング・スイッチ(51a、) (101a
)がオンとなる。高出力Qは1の値である。また、結節
点(111a)における減算結果(x+r−Bln−y
)は負にはならないからこの減算結果を表わす電流がダ
イオード(107)を経て出力端子(108)に剰余出
力Rとして吐き出される。
(x+r−Jo)の値が大きくなるにしたがって結節点
(105b)(105c)の電位が順次ハイ・レベルに
なり、フローティング・スイッチ(51b0101b)
 、(51C)(101C)が順次オンとなっていく。
この結果、第(7−6)弐〜第(7−9)式で表わされ
るような高出力Qと剰余出力Rとが得られるのは容易に
理解できよう。
r =4、y−2とした場合の第17図の回路の入出力
特性すなわち、入力(x+r−BHn)と出力Rおよび
Qとの関係が第18図に示されている。このグラフにお
いて、ボロー人力JnはOおよび1に限定されている。
第17図の割算回路は、多出力電流ミラー(102)(
104)(110)における出力用ドレインの数、畿子
化回路における電流源やフローティング・スイッチの数
、フローティング・スイッチ(101a)〜(101c
)や結節点(111a) 〜(111C)の数等を変え
ることにより、任意の基数rの多値論理に適用しろるの
はいうまでもない。電流源(100a)〜(100c)
の出力電流値で表わされるノイズ・マージン(0,5の
値)も任意にえることにより、所望のノイズ・マージン
を設定することができる。
ノイズ・マージンを限りなくOに近づければ、第17図
の回路はアナログ演算のための割算回路になろう。
(3,8)乗算回路 rを基数とするr値論理における乗算回路(multi
plier)の動作は次式で与えられる。
キャリ(carry)  : C= i    −(8
−1)ut 積(DrOdLICt)   :  P=  (X  
−V  )   Nod  r・・・(8−2) ただし、r>i≧O(iは正の整数) i・「≦x−y≦(i+1)・r−0,5ここで、キャ
リC3utは1桁上位の桁への桁上げを表わす。積Pは
乗算結果を表わす数値のうち当該桁の値を表わすもので
ある。また、0.5はノイズ・マージンである。
r=4の場合における乗算回路の一例が第19図に示さ
れている。この図から分るように、乗算回路は、上述の
量子化回路と割算回路とによって構成される。
第19図の回路中の量子化回路(140)において、第
8図に示す構成要素と同一物には同一符号が付けられて
いる。第8図の1の値の電流源(52a) 〜(52c
)に変えて、入力端子(126)と3出力電流ミラー(
120)とが設けられている。入力端子(126)には
一方の入力であるXの値を表わす吸い込み入力電流が与
えられ、3出力電流ミラーによってXの値を表わす3つ
の電流が生成されている。他方の入力端子であるyの値
を表わす電流は入力端子(56)によって与えられてい
る。yの値に応じてフローティング・スイッチ(51a
)〜(51c)がオン、オフ制御される。yの値が大き
くなればオンとされるフローティング・スイッチの数が
増大する。したがって、結節点(57)からは(x −
y)の値を表わす電流が吐き出され、この電流が次段の
割算回路(1411に送られる。
r値論理において、乗算結果の最大値は(r−1)x(
r−1)である。これは次のように変形される。
(r−1) x (r−1) 干r2−2r+1 =rX (r−2) +1     ・・・(8−3)
したがって、キャリ出力C8,tの最大値は(r−2)
である。このため、乗算回路における割算回路部分にお
いては(r−2)個の電流比較回路が必要となる。(r
−1)値の割算回路を用意すればよいことになる。
第19図における割算回路(141)はあたかも(r−
1)値の割算回路のように構成されている。この図にお
いて、第17図の割算回路と同一物には同一符号が付け
られている。ただし、割算回路(141)内の量子化回
路の一部を構成する電流源(122a)(122b)、
フローティング・スイッチ(121a)(121b)等
においては前段の量子化回路(140)の構成要素と混
同を避けるために同一符号が()内に記入されている。
第17図の高出力Qの端子(54)が第19図ではキャ
リ出力C3utの出力端子(124)に対応する。出力
端子(ioa)に積出力Pが現われる。第17図の多出
力電流ミラー(104)は、第19図では電流源(13
1)(132)(133)(134)として描かれてい
ることは容易に理解できよう。
上述の割算回路の動作から、第19図に示される回路が
第(8−1)式および第(8−2)式で表わされる乗算
を行なうことは容易に理解されよう。
この乗算回路においても、ノイズ・マージンを任意に選
定できるのはいうまでもない。
第19図の乗算回路(r=4)の入出力特性が第20図
に示されている。第18図との比較によって割算回路の
入出力特性とよく似ていることが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスイッチの種類を示すもので、第1図(A)は
グランディト・スイッチを、第1図(B)はフローティ
ング・スイッチをそれぞれ示している。 第2図は、グランディト・スイッチの欠点を説明するた
めのもので、グランディト・スイッチを含む2つの回路
を並列に接続した状態を示している。 第3図は、フローティング・スレシホールド・スイッチ
ング回路の一例を示し、第4図は、2種類のフローティ
ング・スレシホールド・スイッチング回路をモデル化し
て示すものである。 第5図はサクセッサの一例を示す回路図、第6図はサク
セッサの変形例を示す回路図、第7図はサクセッサの入
出力特性の一例を示すグラフである。 第8図は母子化回路の一例を示す回路図、第9図は電流
源の他の例を示し、第10図はけ子化回路の入出力特性
の一例を示すグラフである。 第11図は、クロックワイズ・サイクリング回路および
全加算回路を含む加算回路の一例を示す回路図、第12
図および第13図はこれらの回路の入出力特性を示すグ
ラフである。 第14図はカウンタ・サイクリング回路および全減算回
路を含む減算回路の一例を示す回路図、第15図および
第16図はこれらの回路の入出力特性を示すグラフであ
る。 第17図は割算回路の一例を示す回路図、第18図はそ
の入出力特性を示すグラフである。 第19図は乗算回路の一例を示す回路図、第20図はそ
の入出力特性を示すグラフである。 (1F)・・・フローティング・スイッチ、(3)・・
・電流比較回路、(11)(12)・・・電流ミラー、
(13)(14)・・・入力端子、(15)・・・結節
点、(21022)・・・非線形電流源。 以  上 第1図 (A) (B) 第4図 ”’j6 E ムn 第71・] 手続補正書(昼) 昭和60年6月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 比較されるべき電流をそれぞれ発生する2つの非線形電
    流源が直列に接続されることにより構成され、かつこれ
    らの非線形電流源の直列回路が一定の供給電圧により駆
    動される電流比較回路、および この電流比較回路の2つの非線形電流源の結節点の電位
    によってオン、オフ制御されるMOSFETよりなるフ
    ローティング・スイッチ、を備えたフローティング・ス
    レシホールド・スイッチング回路。
JP60015987A 1985-01-29 1985-01-29 フロ−テイング・スレシホ−ルド・スイツチング回路 Pending JPS61174813A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60015987A JPS61174813A (ja) 1985-01-29 1985-01-29 フロ−テイング・スレシホ−ルド・スイツチング回路
US06/821,289 US4814644A (en) 1985-01-29 1986-01-22 Basic circuitry particularly for construction of multivalued logic systems
EP86101096A EP0189894A3 (en) 1985-01-29 1986-01-28 Basic circuitry particularly for construction of multivalued logic systems
US07/297,034 US5017817A (en) 1985-01-29 1989-01-13 Basic circuitry particularly for construction of multivalued logic systems

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6310139B1 (ja) * 2017-11-07 2018-04-11 有限会社ファインチューン フォトカプラの出力回路及びフォトカプラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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