JPS61173019A - 粉粒体貯蔵制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は粉粒体輸送制御系において貯蔵槽制御装置に係
シ、特に、精度の高い装入量、水分率を制御情報として
燃焼制御装置に対して提供するのに好適な貯蔵制御装置
に関する。

〔発明の背景〕

近年、省エネルギ、高品質化の観点から燃焼設備（例え
ば、焼結プラント、コークス炉）の燃焼制御の自動化が
多数試みられている。

燃焼設備の制御において、制御変数となる粉粒体の量、
粒度、強度及び水分率により所望の品質になるよう燃焼
制御を行なう。その制御変数は燃’ｊ−：、設備の前工
程である原料ヤード→配合槽→貯蔵・４−／ 一禰の粉粒体を輸送系で分析し、その結果を燃焼制御に
対して情報として与えている。

しかし、通常の設備では貯蔵槽内の粉粒体の水分に関し
ては、貯蔵槽内、あるいは、燃焼設備直前で水分を測定
するセンナが取付けられないこともあシ、貯蔵槽前で水
分率を測定し、貯蔵槽内の水分を同一と見なして処理し
ていたため、貯蔵槽へ投入した時間帯が異なったり、天
候状態が変化した場合、燃焼制御に対してきめ細かな制
御データを与えることができなかった。（開連公知例特
開昭５３−２２２７０号公報） 〔発明の目的〕 不発明の目的は、燃焼制御に対して貯蔵槽から抜出して
燃焼設備に装入した粉粒体の量と、それに対する精度の
高い水分率を制御情報として与える粉粒体制御装置を提
供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は粉粒体貯蔵、ｐａ内に投入した址と水分率を時
系列的に記憶する専用メモリと温度・湿度を入力し、粉
粒体から蒸発する水分を補正する専用゛演算器、燃焼設
備に装入した量に対する水分率を演算する専用演算器を
設けたことに特徴がある。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す。原料ヤードから多種
の粉粒体を配合Ｗ１１へ輸送される。

次に配合４１から貯蔵槽４へ輸送されるが、この時、切
出装置２は切出量をカウントアツプし計算機に入力され
専用メモＩＪ　Ｋ記憶する。この切出量が、即ち、貯蔵
槽４への投入量となる。また、配合槽１のｎ槽から切出
された粉粒体の合流点以降に設置された水分計３から水
分率が計算機に入力され専用メモリに記憶する。粉粒体
の切出量及び水分率を入力する単位時間、即ち、スキャ
ニング周期が短かければ短かいほど、その精度は向上す
る。また、温度センサ７、温度センサ８を測定し蒸発す
る水分を貯蔵時間が経過するごとに水分率を補正してい
く。５は秤量機、６は燃焼設備である。

第２図（Ａ）、　（Ｂ）、　（Ｃ）は貯蔵槽に投入した
粉粒体と単位時間で人力した粉粒体の量と水分率のメモ
リイメージを対応させたものである。

次に、貯蔵された粉粒体はその時の温度・湿度によシ水
分が蒸発する丸め、一定周期に温度・湿度に対応する蒸
発率で貯蔵槽内の粉粒体の水分率を補正しておく。補正
は次式によシ貯蔵ブロックすべてについて行なう。補正
時の温度・湿度をそれぞれｘ−ｙとすると、水分率Ｗｌ
は、ｗ　１　＝ｗ　１　寮ａ　、、　　　　　　　　　
　−（１）さて、貯蔵槽４から燃焼設備６に装入する場
合、一度に多量の粉粒体が貯蔵槽４から抜出されるがこ
の時、秤量機５で秤量され計算機に入力される。

燃焼設備６に装入した秤量値に相当する量及び水分率を
専用メモリ１２よシ取出し、装入ｆｉ！専用演算器１１
に入力する。演算器では次のような計算を行なう。

貯蔵ｆ！４から抜出した秤量体をＷ。とすると、これを
演算用メモＩＪ　１２　Ｋ移し、Ｓ［′８　と定義する
。

貯蔵Ｗ１４７５−ら抜き出すときに底から抜出しするの
で専用メモリ１２の貯蔵ブロックＷＩ、とＴｓ　とを比
較する、 ＴＨ−＝ｗ＋　　Ｔｓ　　　　　　　　、、”・（２）
このときＴＨ，は未抜出量である。

ＴＨ，（Ｏのとき貯蔵槽の貯蔵ブロックの前詰めケース
の更新を行なう。さらに、抜出量Ｔｏと水分ＨＯを更新
する。

抜出ｆｔ　Ｔ　ｏ　＝　Ｔｏ　＋　ｗ　、　　　　　　
　　−（３）水分　Ｈｏ　＝Ｈｏ　＋　ｗ＋、　ｌｋ　
Ｓ　Ｉ・”（４）前記めケ−，Ｃｍ　　ＴＨＵＭＥ＝Ｔ
ＨＵＭＥ＋１　　・（５）尚、本処理に入る前にＴｏ　
、Ｈｏ　、Ｔ８ＵＭＥは０クリアされている。

次に、抜出量の演算用メモＩＪ　Ｔ−を更新するっＴｓ
＝Ｔｊ＋　　Ｗ＋　　　　　　　　　・・・（６）その
後、（４式に戻シ、ＷｌをＷ２に、Ｓｌを８２にデータ
を変えて演算していく。同様に未払量ＴＨ＝が、ＴＨ，
＞０となるまで演算を繰返し行なう。

ＴＨ，、）Ｏとなったとき、貯蔵ブロック数ＴＳＵＭＥ
だけ貯蔵槽４の貯蔵ブロックの前詰め処理を行なう。

この処理を行なうことにより、燃焼設備６に装入する量
ＷＱと水分Ｈｏが求められる。

第３図は本処理をフローチャートで示したものである。

、第４図は本発明の一実施例のハード構成を示したもの
である。水分は燃焼設備における燃焼制御の重要な要因
であシ、精度の高い装入量と水分を与えることによシ、
製品の品質を向上できるばかりでなく、燃焼設備で使用
される燃料を最適に制御できるため省エネルギの効果も
大きい。

図中１−〇は計算機、１３は共通バス、１４は水分蒸発
率補正演算器、１５は装入量水分演算器、１６は燃焼制
御装置である。

〔発明の幼果〕

本発明によれば、貯蔵槽内に投入した時間帯によらず、
単位時間毎の投入量を水分率を専用メモリに記憶し、時
間経過するごとに温度・湿度より水分の蒸発率でその専
用メモリを専用演算器で補正し、さらに燃焼設備に装入
した粉粒体の水分を別の専用演算器で求め、精度の高い
制御清報として燃焼制御に提供できるように！に、６、
システム全体の機能向上が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の粉粒体輸送系の概略図、第
２図は貯蔵槽内に投入した粉粒体と投入ブロック毎の量
と水分率及び、温度、湿度の補正係数のメモリイメージ
との対応を示す図、第３図は貯蔵槽よシ抜出した量と水
分を求めるフローチャート、第４図は本発明の一実施例
のハード構成図である。 １０・・・計算機、１１・・・貯蔵槽専用演算器、１２
・・・水分率メモリ、１３・・・共通パス、１４・・・
水分蒸発率補正演算器、１５・・・装入量水分演算器、
１６・・・￥Ｉｃｅ ′ＪＪ　２図 （Ａン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＃
）（ｃン 肩勤）゛ロフ７棄欠　［＝二二＝＝＝コΣ＝＝＝＝］１
Ｊ　３　口 貯＾禮沃出帆堅ｆ啜フロー 竿−Ｆｒｊ３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、粉粒体を加熱して成型させる燃焼設備に装入する前
   工程で一時的に前記粉粒体を貯蔵させる輸送制御系にお
   いて、 粉粒体貯蔵槽への投入量及び、水分率を時系列的に記憶
   するメモリ、温度・湿度を取込んで、それに対応する水
   分の蒸発率で前記メモリを補正する演算器と前記燃焼設
   備に装入された量を取込み、前記メモリから相当する量
   と水分率を抜出し、相乗平均して装入量に対する水分率
   を演算する演算器、前記燃焼設備を制御する燃焼制御装
   置と前記メモリ、前記演算器、前記燃焼制御装置とのデ
   ータの授受を行なうための共通バスとを設けたことを特
   徴とする粉粒体貯蔵制御装置。