JPS61172667A - 継目無クラツド金属管の製造方法 - Google Patents

継目無クラツド金属管の製造方法

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JPS61172667A
JPS61172667A JP1510785A JP1510785A JPS61172667A JP S61172667 A JPS61172667 A JP S61172667A JP 1510785 A JP1510785 A JP 1510785A JP 1510785 A JP1510785 A JP 1510785A JP S61172667 A JPS61172667 A JP S61172667A
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JP
Japan
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pipe
layer
forming
tube
molten metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1510785A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Okazawa
岡沢 亨
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61172667A publication Critical patent/JPS61172667A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、継目無クラッド金属管の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近時、化学工業プラント用配管や油井管やギャザリング
用ラインパイプではその環境中KCO2やHasといっ
た腐食性物質が多量含有さ几る傾向があるが、とくにこ
のような苛酷な使用条件の場合には、継目無クラツド管
の採用が有利となる0すなわち、炭素鋼や低合金鋼から
なる母材管の内面にステンレス鋼等の高合金鋼やニッケ
ルまたはニッケル合金のような耐食材料C合材)を内張
し几形のクラ、ド管の使用が、次とえば油井管としての
耐食性能の経済的確保という意味において有利である。
さて、かかる油井管やラインパイプ用途向けの場合、ク
ラツド管としては母材と合材が冶金的に完全結合してい
ることが要求さnるが、このよう ・な高品質のクラツ
ド管を工業的規模で製造する方法としては、次のような
ものがある0すなわち、基本的には第2図に示すように
、母材または合材からなる外管50と合材または母材か
らなる内管51の2重管Aを素材とし、この2重素管の
外管50と内管51とをその両端においてシール溶接し
く同図の符号B)、次いでこれを所定の温度に加熱し、
第3図のように、マンネスマン穿孔圧延機20全通し、
続いて第4図のようにプラグミル30、アラセルミル、
ピルガ−ミル等を用いて、熱間延伸圧延(圧着圧延)f
:行う方法である0ところで、上記2重素管Aとしては
、外管50と内管51が単に機械的に密着し合っただけ
のもの(以下、こn′ft密着パイプと呼ぶ)、あるい
は両者が完全ではないにしても圧着しているもの(以下
、こnを不完全圧着パイプと呼ぶ)が使用さnる0この
素管については、その製造時に内管外面にNi等の媒材
をメッキあるいは箔状にして巻付ける等して内・外管の
間に媒材を介在せしめることがある。この媒材は、内・
外管の成分相互拡散が少ない良質のクラツド管を得る上
で有効である。この2重素管両端のシール溶接は、爾後
の加熱において外管50と内管51の熱膨張差によって
両者間に隙間が生じその圧着面が酸化さnるのを防ぐと
ともに、とくに上記密着パイプの場合には圧延時に母材
と合材が軸方向にずnをおこすのを防止するという意味
もある。密着パイプの場合には、このシール溶接径外管
50と内管51間のエア抜き、不活性ガスによる置換を
行うことがあるO このような方法によnば、母材と合材が完全かつ強固に
圧着したクラツド管を得ることが可能なものである。
ところで、同法に使用する2重素管、つまり密着パイプ
あるいは不完全圧着パイプを得る方法としては、大別し
て爆発圧着法、圧入法、冷間抽伸法、さらに特開昭59
−163088号公報記載の水圧拡管法等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来法においては、特に2重素管を得る過
程において次のような根本的な問題点を有する。
すなわち、爆発圧着または爆発拡管の操作によって内管
を外管に圧着ま友は密着させる爆発法は、適用する管の
長さが制約さn、実用上求めらnる長さの2重素管を得
ることが困難である。また外管を加熱してこnに内管を
圧入する方法も、加熱による酸化スケールの発生が問題
となる他、内管、外管ともにある程度の厚みがないと圧
入時に座屈の恐nがあり、この関係で適用管サイズが制
約さnる欠点がある。こnら2つの方法に対し、遊嵌状
態の内・外管を冷間抽伸にかけて外管を内管に密着させ
る冷間抽伸法は、如何なるサイズの2重素管でも製造で
きる点で、絶対的優位に立つが、こnも大型の抽伸機の
導入を要する他、作業能率、作業コストの点でも問題が
あり、更に抽伸後2重管の前端(口付部)、後端を約2
00〜300mはど切捨てる必要がある関係で歩留りが
かなり悪いO なお、方法としては、内・外管を遊嵌状態のまま2重素
管として使用するというのもあるが、こnでは、例え両
端シール溶接後のエア抜き、あるいは不活性ガスでの置
換を十分に行ったとしても、完全圧着のクラツド管を得
るのは難しい。
そこで、本発明の主たる目的は、製造工程が簡素で、か
つ能率およびコストの点で優ル、シかも爆発法や圧入法
のように適用管サイズに限定さnず、さらに薄い内面ク
ラッド層を有する管の製造に適した製造方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明によnば、外層形
成用中空金属管内にこnと異種の内層形成用の溶融金属
を注入し、周方向に回転させて二層中空素材を得、その
後この二層中空素材を所定寸法に熱間圧延加工する方法
が提供される。
〔作用〕
本発明では、外層形成用中空金属管(以下外層管ともい
う)内に内層形成用溶融金属が注入さn。
軸心周りに回転さルる。
この場合、外層管が鋳型となり、遠心鋳造法と同様な原
理によシニ層中空素材が得らnる0シ友がって、二重中
空素材の製造設備としては、ターニングローラと、外層
管の両端を塞ぐ金型と、溶融金属の注入装置とがあnば
足り、設備費が安価でちゃ、またシール溶接等も不要で
、操業がきわめて容易となる。また、溶融金属の注入に
伴って、それが外層管に直に密着するので、界面のエア
抜きや不活性ガスによる置換等の操作は不要である。
さらに、圧入法のように、内層材の厚みに限定さnず、
特に薄い内層材を得るのに適している。
他方で、得らnる二層中空素材の界面強度は低いため、
熱間圧延加工に供せらn1界面強度の増大が図らnる〇 〔発明の具体例〕 以下本発明を図面を参照しながらさらに詳説する〇 第1図は二層中空素材を得る態様を示したもので、まず
外層形成用の中空金属管lたとえば厚肉鋼管が用意され
、その両端に金型2,2が一体化さnlこの一体物はタ
ーニングロー23上に設置さnる。ターニングローラ3
は、一体物を支承し、図示しないモータによってその軸
心周9に回転せらn、もって一体物を周方向に回転させ
る。
この厚肉鋼管1を回転させながら、一方の金型2の開口
2at−通した注湯樋4から、異種の溶融金属5aたと
えばステンレス鋼を厚肉鋼管1内に注入する0目標とす
る内層形成用の管5の厚みに形成さnた段階で鋳込みを
終了し、ターニングローラ3から外し、金型2,2も外
し、二層中空素材10を得る。
この二層中空素材10の管1.5間の界面強度は低く、
このままでは高界面強度のクラツド管を得ることができ
ない。そこで、二層中空素材10をマンネスマンプラグ
ミル方式やユージンセジュルネ方式等により熱間圧延加
工し、二層が冶金的に強固に結合し几継目無クラッド管
を得る。
マンネスマンプラグミル方式では、第3図および第4図
のように、マンネスマン穿孔圧延機20およびプラグミ
ル30等が用いらnる。21.31は圧延ロール、22
.32はプラグである。
熱間圧延加工の必要についてさらに述べると、二層中空
素材の界面接合強度は、界面に酸化物が微小面積ではあ
るが面状に存在するため、5〜20ゆ/−と低く、かつ
バラツキも大きい。また、鋳込んだままの組織では、鋳
巣やブローホールの存在によって十分な耐食性を得るこ
とができない〇こ几に対して、熱間圧延加工を行うと、
界面に介、′ 在し几微小な酸化物や脱酸生成物が分離点在するので、
界面接合強度は25〜35ゆ/−と高めら几かつバラツ
キが少くなく、シかも、圧延によるから、鋳巣やブロー
ホールは圧着さn、欠陥部が無くなる。
なお、本発明に従って、二層素材を形成後、さらにその
内面に三層目の内層材を形成して熱間圧延を行い三層ク
ラツド管を得ることもできる。また、本発明法は、内面
層が2〜3uと薄い内面ステンレスクラツド鋼管の製造
に適している。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
280關φX 60 yiw t X 4 m lの従
来の一般工程で得らwた厚肉鋼管(炭素鋼: 0.20
 C−0,80Mn鋼)全外層形成用の管とし、第1図
と同様の設備にて、900 rpmの速度で周方向に回
転しながら、その内部にステンレス(SUS  304
)の溶鋼を鋳込んだ。内層の鋳込みシェルの厚さは15
朋とした。
かかる2 80 inφx(60+15)intX4m
lの・二層中空素材を、その端面千人n後、通常の組立
て2重管ビレットから製管するり2.ド管と同様に一マ
ンネスマン製管工程に従って、340mLφX15ir
mtに圧延し、外層が12.8mi+厚の炭素鋼、内層
が2.2 tsxのステンレス鋼(SUS  304)
からなる継目無クラツド管が得らnた〇かかるクラツド
管を10本製管し友ところ、界面接合強度の平均は30
kg/−1ま几内層の超音波探傷による欠陥率はOチで
、従来の組立法による場合と同様であり九。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によnば、製管工程が簡素で、能率
およびコストの点で優n1しかも内層薄 ゛肉りラ、ド
管の場合においても製造が容易であるなどの利点かも几
らさnる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う二層中空素材の製造過程を示す縦
断面図、第2図は従来の組立て二層中空素材の縦断面図
、第3図はマンネスマン穿孔圧延状態を示す断面図、第
4図はプラグミルでの圧延状態の断面図であるO 1・・外層形成用中空金属管  2・・金型3・・ター
ニングローラ  5・・内層形成用管5a・・溶融金属
  10・・二層中空素材20・・マンネスマン穿孔圧
延機 30・・プラグタル 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外層形成用中空金属管内にこれと異種の内層形成
    用の溶融金属を注入し、周方向に回転させて二層中空素
    材を得、その後この二層中空素材を所定寸法に熱間圧延
    加工することを特徴とする継目無クラッド金属管の製造
    方法。
JP1510785A 1985-01-28 1985-01-28 継目無クラツド金属管の製造方法 Pending JPS61172667A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013515614A (ja) * 2010-08-13 2013-05-09 新▲興▼▲鋳▼管股▲ふぇん▼有限公司 新型軸受リング用材及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59199162A (ja) * 1983-04-26 1984-11-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 二層シリンダライナの製造方法
JPS59220266A (ja) * 1983-05-27 1984-12-11 Kawasaki Heavy Ind Ltd 遠心鋳造による複合鋼管の製造方法

Patent Citations (2)

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