JPS6117225Y2 - - Google Patents

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JPS6117225Y2
JPS6117225Y2 JP14013380U JP14013380U JPS6117225Y2 JP S6117225 Y2 JPS6117225 Y2 JP S6117225Y2 JP 14013380 U JP14013380 U JP 14013380U JP 14013380 U JP14013380 U JP 14013380U JP S6117225 Y2 JPS6117225 Y2 JP S6117225Y2
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JP
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fuel
solenoid valve
engine
flow rate
working chamber
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JP14013380U
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JPS5761138U (ja
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Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンの電子ガバナ装置の改良に
関し、油圧式調速装置においてエンジンがオーバ
ーランしたときに、これを検出して電気信号によ
り安全弁を作動させてエンジンを停止可能にする
ことを目的とする。
従来、油圧式調速装置においては、圧油流量調
節用電磁弁と油圧作動器の作動不良によつて、燃
料調整供給装置の燃料調節具が作動不良を起こ
し、オーバーランしてエンジンが破損してしまう
おそれがあつた。
本考案は以上の欠点を解消するもので、エンジ
ンの電子ガバナにおいて、油圧作動器の内、燃料
制御用作動室に対向する燃料カツト用作動室と、
圧油供給路の流量調節用電磁弁よりも上流の部分
とを燃料カツト用電磁弁を介して接続し、この燃
料カツト用電磁弁をエンジン停止スイツチで開弁
可能にすることにより、エンジンがオーバーラン
した場合には停止スイツチが作動して、燃料調節
具を燃料カツト位置に移動させて、エンジンのオ
ーバーランによる破壊を防止するものである。
以下、図面に基いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、電子制御式ガバナ装置の概略回路図
であり、ガバナコントローラーは、エンジンの回
転速度設定器1、回転数検出器2、差動増幅回路
11及び電圧比較器12から成る。
回転数検出器2は、エンジンの回転数を電気的
に取出するもので、その一端を周波数・電圧変換
器に接続し、他端をパルスコイルに接続して、エ
ンジン回転数に比例して増減する周波数のパルス
信号電流を発電し、これを検出電圧に変換して、
次に接続した差動増幅回路11に入力させる。
差動増幅回路11には、可変抵抗器からなり、
アクセルペダル、アクセルレバー等によつて操作
されるエンジンの回転速度設定器1が接続する。
そして、回転速度設定器1の設定電圧と回転数
検出器2の検出電圧との差に相当する制御電圧が
差動増幅回路11から送出され、電圧比較器12
に入つて、これが圧油流量調節用電磁弁3に接続
される。
従つて、流量調節用電磁弁3は、エンジンの回
転速度設定器の設定値Aに対する回転数検出器の
検出値Bを比較して、この出力で開弁量を調節さ
れる。
流量調節用電磁弁3は圧油供給器7に介在させ
て、ダイヤフラム式の油圧作動器4の燃料制御用
作動室4aに接続し、この作動室4aに対向する
位置に燃料カツト用作動室4bがある。この作動
室4bから連出したロツド14の中途部には、調
速レバー16を枢支しその余端側には燃料供給装
置5を設けて、この内部に開閉自在に燃料制限具
6を枢支する。燃料供給装置5は、上方を気化器
に、下方をエンジン15に接続している。
そして、流量調節用電磁弁3の流量調節に基
き、油圧作動器4を作動させて燃料調節供給装置
の制限具6を揺動させ、エンジンの回転速度設定
器1の設定値Aに近づけるように構成する。
即ち、油圧作動器4の燃料カツト用作動室4b
には、圧縮バネ4cがロツド14に嵌入して、ダ
イヤフラム4dを右方rに付勢するように形成さ
れ、ロツド14の余端側の制限レバー5aはL方
向に回動して燃料制限具6が供給装置5を水平方
向に閉鎖する。
一方、圧油供給器7は、エンジン15本体と送
油管7b及び戻し管7cで連通し、流量調節用電
磁弁3より上流の部分7aと、燃料カツト用作動
室4bとは、燃料カツト用電磁弁8を介して接続
され、燃料カツト用電磁弁8をエンジン停止スイ
ツチ10で開弁可能にする。
エンジン停止スイツチ10は、ガバナコントロ
ーラーの回転数検出器2で検出される検出電圧と
回転速度設定器1の設定電圧との差が所定の値以
上になると、緊急の信号を燃料カツト用電磁弁8
に送るものである。
従つて、この開弁により流量調節用電磁弁3へ
の供給路7dを閉鎖すると共に、燃料カツト用作
動室4bへの供給路7eは大きく開いて、圧油供
給路7中の圧油は燃料カツト用作動室4bに圧入
して、ダイヤフラム4dを右方rに押しやる結
果、燃料調節具6を燃料カツト位置Cに移動させ
る。
油圧作動器4から連出されるロツド14には調
速レバー16の余端側が枢支されているが、第2
図に示すように、この支点軸17の下方に副レバ
ー18を枢支し、この余端部と燃料供給装置5の
制限レバー5aとを副ロツド19で連動すると共
に、調速レバー16から下方に凸子20を圧縮コ
イル21を介してロツド14を付勢して、ロツド
に設けた凹部22に嵌入する構成を採ると、以下
の効果を奏する。
油圧作動器4が作動不良となりロツド14が動
かなくなつた場合でも、手動によつて調速レバー
16を回動することにより、凸子20は、ロツド
14の凹部22から係脱して副ロツド19を介し
て直接、燃料供給装置5の燃料制限具6を閉じる
ことができる。従つて、エンジンのオーバーラン
を防止し、迅速かつ確実にエンジンを停止するこ
とができる。
又、上記実施例で使用する油圧式の作動器4
は、油量が低いとその油圧が上がりすぎて、ダイ
ヤフラム4dを左方lに押しやり、燃料制限具6
を開放にして、エンジンのオーバーランを引き起
こすおそれがある。
従つて、第1図に示すように、圧油供給器7の
送油管7a側にリリーフ弁25を介在させて、一
定以上に油圧が上昇することを防止すれば良い。
Pは油圧ポンプである。
本考案は以上の構成をとつているので、油圧式
調速装置の油圧作動器の作動不良によつて燃料制
御具が開き過ぎ、エンジン回転数がオーバーラン
をし始めたときに、これをエンジン停止装置が感
知して、燃料カツト用電磁弁を開弁して、圧油供
給路の流量調節用電磁弁の上流から一挙に圧油が
油圧作動器の燃料カツト用作動室に流れ込むの
で、燃料制御具を閉じてエンジンを停止させるの
で、エンジンはオーバーランにより破損すること
がなくなる。
又、構造的にも、燃料カツト作動室と流量調節
用電磁弁の上流を連通して、電磁弁を介在させた
のみであつて、簡単であり、製作費が安価にな
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はガ
バナ装置の概略回路図、第2図は調速レバーの変
形例を示す要部縦断面図、第3図はそのロツドの
平面図、第4図は第3図の−線断面図、第5
図は第3図の−線断面図である。 1……回転速度設定器、2……回転数検出器、
3……圧油流量調節用電磁弁、4……油圧作動
器、4a……燃料制御用作動室、4b……燃料カ
ツト用作動室、5……燃料調節供給装置、6……
燃料制限具、7……圧油供給路、7a……上流部
分、8……燃料カツト用電磁弁、10……停止ス
イツチ、A……設定値、B……検出値、C……燃
料カツト位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの電子ガバナを、エンジンの回転速度
    設定器1の設定値Aに対してエンジンの回転数検
    出器2の検出値Bを比較し、その出力で圧油流量
    調節用電磁弁3の開弁量を調節するように構成
    し、その流量調節用電磁弁3の流量調節に基き、
    油圧作動器4を作動させて、燃料調節供給装置5
    の燃料調節具6を制御作動させ、エンジンの回転
    速度を回転速度設定器1の設定値Aに近づけるよ
    うに構成し、流量調節用電磁弁3は圧油供給路7
    に介在し、油圧作動器4の燃料制御用作動室4a
    を流量調節用電磁弁3に接続し、油圧作動器4に
    燃料制御用作動室4aに対向する燃料カツト用作
    動室4bを設け、燃料カツト用作動室4bを圧油
    供給器7の流量調節用電磁弁3よりも上流の部分
    7aに燃料カツト用電磁弁8を介して接続し、燃
    料カツト用電磁弁8をエンジン停止スイツチ10
    で開弁可能にすると共に、この開弁により圧油供
    給路7中の圧油を燃料カツト用作動室4bに圧入
    して、燃料調節具6を燃料カツト位置Cに移動さ
    せるように構成したことを特徴とするエンジンの
    電子ガバナ装置。
JP14013380U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6117225Y2 (ja)

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JP14013380U JPS6117225Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JP14013380U JPS6117225Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5761138U JPS5761138U (ja) 1982-04-10
JPS6117225Y2 true JPS6117225Y2 (ja) 1986-05-27

Family

ID=29500052

Family Applications (1)

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JP14013380U Expired JPS6117225Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593124A (ja) * 1982-06-29 1984-01-09 Hino Motors Ltd 燃料の供給量の制御装置
JPS61102613U (ja) * 1984-12-05 1986-06-30

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JPS5761138U (ja) 1982-04-10

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