JPS61171418A - 抗糖尿病剤 - Google Patents
抗糖尿病剤Info
- Publication number
- JPS61171418A JPS61171418A JP1053285A JP1053285A JPS61171418A JP S61171418 A JPS61171418 A JP S61171418A JP 1053285 A JP1053285 A JP 1053285A JP 1053285 A JP1053285 A JP 1053285A JP S61171418 A JPS61171418 A JP S61171418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- salt
- active ingredient
- blood sugar
- antidiabetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ヒドロキシカルボン酸類の新規な用途に関す
る。すなわち、本発明は、ヒドロキシカルボン酸または
その塩を有効成分とする抗糖尿病剤に関する。
る。すなわち、本発明は、ヒドロキシカルボン酸または
その塩を有効成分とする抗糖尿病剤に関する。
先j」【癒
ヒドロキシカルボン酸類は、天然に広く存在しているこ
と、その構造が簡単であること、などにより古くから利
用または研究されている化合物の一つである。
と、その構造が簡単であること、などにより古くから利
用または研究されている化合物の一つである。
該化合物は、周知の通り分子内にヒドロキシル基とカル
ボキシル基とを有する酸であり、従来から食品添加物(
例えば乳酸は乳酸飲料に、酒石酸は清涼飲料水の酸味剤
として用いられている。)、分析試薬(例えばリンゴ酸
は酸の一次標準分質としてアルカリ標準液の標定などに
用いられている。)または合成試薬などに利用されてい
る。
ボキシル基とを有する酸であり、従来から食品添加物(
例えば乳酸は乳酸飲料に、酒石酸は清涼飲料水の酸味剤
として用いられている。)、分析試薬(例えばリンゴ酸
は酸の一次標準分質としてアルカリ標準液の標定などに
用いられている。)または合成試薬などに利用されてい
る。
しかしながら、上記化合物を有効成分とする薬剤が存在
しないこと、さらにつけ加えれば薬理作用に関する報告
がほとんど見あたらないこと、などにより医薬分野にお
いては、まだまだ研究の余地が残されているのが現状で
ある。
しないこと、さらにつけ加えれば薬理作用に関する報告
がほとんど見あたらないこと、などにより医薬分野にお
いては、まだまだ研究の余地が残されているのが現状で
ある。
ところで、社会が経済的につかになるにつれて、糖尿病
疾患は、年々増加の一途をたどっており、特に近年、急
激な増加傾向を示している。その多くの原因は、インシ
ュリン欠乏のために生じる高血糖に起因するものと考え
られる。
疾患は、年々増加の一途をたどっており、特に近年、急
激な増加傾向を示している。その多くの原因は、インシ
ュリン欠乏のために生じる高血糖に起因するものと考え
られる。
従来、糖尿病患者の薬物療法はインシュリンに限られて
いたが、少くとも毎日1回注射をしなければならないな
どの欠点があり、古くから経口糖尿病薬の開発が要望さ
れていた。その目的に3 ynthal tn、メゾシ
ュウ酸塩などが使われていたがいずれも不十分であった
。
いたが、少くとも毎日1回注射をしなければならないな
どの欠点があり、古くから経口糖尿病薬の開発が要望さ
れていた。その目的に3 ynthal tn、メゾシ
ュウ酸塩などが使われていたがいずれも不十分であった
。
一方1942年、M、 Janbonらは、I PTD
(2−(1) −aminobenzne sulfo
namide ) −5−1SO−prODVlthi
adiaZOl ]の抗菌作用について研究中、このも
のが血糖降下作用を有していることを発見し、その後、
Franke 、 Fuchsらによッテ相次いでスル
ホニル尿素系の血糖降下薬(クロルプロパミド、アセト
ヘキサミド、トルブタミドなど)が開発された。
(2−(1) −aminobenzne sulfo
namide ) −5−1SO−prODVlthi
adiaZOl ]の抗菌作用について研究中、このも
のが血糖降下作用を有していることを発見し、その後、
Franke 、 Fuchsらによッテ相次いでスル
ホニル尿素系の血糖降下薬(クロルプロパミド、アセト
ヘキサミド、トルブタミドなど)が開発された。
しかし、これらの薬剤は、いずれも単独で強いインシュ
リン分泌促進作用を有しており、過母投与あるいは連続
投与などにより、低血糖を引き起こす可能性があり、正
常血糖値を維持することが困難であった。
リン分泌促進作用を有しており、過母投与あるいは連続
投与などにより、低血糖を引き起こす可能性があり、正
常血糖値を維持することが困難であった。
従って、高血糖時のみに作用し、正常または低血糖時に
は作用しない抗糖尿病剤が望まれているところである。
は作用しない抗糖尿病剤が望まれているところである。
発明の概要
要旨
本発明は、上記の点に解決を与えることを目的とし、ヒ
ドロキシカルボン酸類およびその塩がこの作用を有する
という当業者にとっても思わぬ発見に基づくものである
。
ドロキシカルボン酸類およびその塩がこの作用を有する
という当業者にとっても思わぬ発見に基づくものである
。
したがって、本発明による抗糖尿病剤は、下式で示され
るヒドロキシカルボン酸またはその塩を有効成分とする
こと、を特徴とするものである。
るヒドロキシカルボン酸またはその塩を有効成分とする
こと、を特徴とするものである。
(式中、R1は水素、メチル基(−CH3)、ヒドロキ
シメチル基(−CH20日)、カルボキシル基(−CO
OH) 、カルボキシメチル基(−CH2COOH)
、またはヒドロキシカルボキシメチル基(−CH(OH
)COOH)を示す。〕 効 果 ヒドロキシカルボン酸類にこのような生理活性があった
ということは思いがけなかったことというべく、そして
、本発明による抗糖尿病剤の提供は言うまでもなく、糖
代謝異常による諸疾患対策に有意義な貢献をなすもので
ある。
シメチル基(−CH20日)、カルボキシル基(−CO
OH) 、カルボキシメチル基(−CH2COOH)
、またはヒドロキシカルボキシメチル基(−CH(OH
)COOH)を示す。〕 効 果 ヒドロキシカルボン酸類にこのような生理活性があった
ということは思いがけなかったことというべく、そして
、本発明による抗糖尿病剤の提供は言うまでもなく、糖
代謝異常による諸疾患対策に有意義な貢献をなすもので
ある。
更につけ加えれば、本発明による抗糖尿病剤は、血糖値
を異常に下げることなく(低血糖を起すことなく)治療
可能な点に利点を有するものである。
を異常に下げることなく(低血糖を起すことなく)治療
可能な点に利点を有するものである。
木発で用いるべきヒドロキシカルボン酸は、前記式[1
]で表わされる化合物またはその塩である。
]で表わされる化合物またはその塩である。
これらの−員体例を示せば、下記の通りである。
(1)グリコール酸
グリコール酸(オキシ酸)は、未熟の実や葉、サトウヤ
ビの中などに含まれているα−ヒトOキ酸の一種で、一
般にクロロ酢酸を炭酸バリウムで加水分解することによ
り得ることができる。この化合物は、通常、無色の針状
ならびに葉状結晶で、水、エタノール、エーテルに可溶
な化合物である。
ビの中などに含まれているα−ヒトOキ酸の一種で、一
般にクロロ酢酸を炭酸バリウムで加水分解することによ
り得ることができる。この化合物は、通常、無色の針状
ならびに葉状結晶で、水、エタノール、エーテルに可溶
な化合物である。
(2)乳 酸
乳1(α−ヒトOキシプロピオン酸)は、分子内に不斉
炭素を有し、光学異性体(L、D、DL体)が存在する
ことが知られている。
炭素を有し、光学異性体(L、D、DL体)が存在する
ことが知られている。
これらの異性体は、いずれも本発明に有用であり、任意
の公知方法により取得することができる((イ) J、
Chew 、 Soc、 、 61.754 (18
92)、(0) J、 Biol 、 Chcv 、
、 102゜449 (1933)、(ハ) B 1o
chee+、 P repn、。
の公知方法により取得することができる((イ) J、
Chew 、 Soc、 、 61.754 (18
92)、(0) J、 Biol 、 Chcv 、
、 102゜449 (1933)、(ハ) B 1o
chee+、 P repn、。
3.61 (1953)、(ニ) Ind、 Ena、
Che園、、34.1522 (1942)、(ホ)
M。
Che園、、34.1522 (1942)、(ホ)
M。
Br1n 、 R,H,Dunlop 、 “Che
mtstry andMetabolism of
L −and 0−Lactic Ac1ds”。
mtstry andMetabolism of
L −and 0−Lactic Ac1ds”。
Ann、 N、 ’、 Acard、 Sci、 V
ol、 119゜art、3. 51−1165 (1
965))。
ol、 119゜art、3. 51−1165 (1
965))。
(3)グ・ セリン酸
グリセリン酸くヒドロキシプロピオン酸)は、クリセリ
ンの亜硝M酸化(Mulder 、 Bar、 、 9
゜1902 (1870))、α、β−ジブOモブロピ
オン酸の加水分解(HelV 、 Chel 、 AC
ta 、 。
ンの亜硝M酸化(Mulder 、 Bar、 、 9
゜1902 (1870))、α、β−ジブOモブロピ
オン酸の加水分解(HelV 、 Chel 、 AC
ta 、 。
1931 (1924))などにより合成される化合物
で、上記乳酸と同様にり、D、01体が存在するが、い
ずれも本発明に有用である。
で、上記乳酸と同様にり、D、01体が存在するが、い
ずれも本発明に有用である。
(4)タルトロン酸
タルトロン酸くヒドロキシマロン酸)は、グリセリン酸
の発煙硝酸による酸化、シュウ酸のナトリウムアマルガ
ムによる還元またはクロロマロン酸の酸化銀(I)処理
などにより得られる化合物で、通常無水塩および一水塩
が存在するが、いずれも本発明に有用である。
の発煙硝酸による酸化、シュウ酸のナトリウムアマルガ
ムによる還元またはクロロマロン酸の酸化銀(I)処理
などにより得られる化合物で、通常無水塩および一水塩
が存在するが、いずれも本発明に有用である。
(5)リンゴ酸
リンゴ酸(ヒドロキシコハク酸)は、前記乳酸と同様、
分子内に一つの不斉炭素を有し、三種の光学異性体(L
、D、01体)が存在することが知られている。これら
の異性体は、いずれも本発明に有用であり、任意の公知
手段により取得することができる((イ) J 、 C
hea+ 、 Soc、、上λユ。
分子内に一つの不斉炭素を有し、三種の光学異性体(L
、D、01体)が存在することが知られている。これら
の異性体は、いずれも本発明に有用であり、任意の公知
手段により取得することができる((イ) J 、 C
hea+ 、 Soc、、上λユ。
2875 (1923)、(0) Bull 、 So
c。
c。
Chew、Be1o 、、 正ユ、91 (19
40)、(ハ)米国特許第2972566号(1961
)明IIl書、(ニ)米国特許第3063910号(1
962)明細書、(ホ) J、 A8Mills、 W
。
40)、(ハ)米国特許第2972566号(1961
)明IIl書、(ニ)米国特許第3063910号(1
962)明細書、(ホ) J、 A8Mills、 W
。
1(lyne 、progress in 5ter
eOCheleStrVVo1.1 、 W、 Kly
ne、 Ed (Acadee+ic Press。
eOCheleStrVVo1.1 、 W、 Kly
ne、 Ed (Acadee+ic Press。
New York 、1954)DD182−183
゜(へ) E 、 L 、 E fief、 S te
reochemistry ofCarbon Com
pound (Mc Graw −Hlll 。
゜(へ) E 、 L 、 E fief、 S te
reochemistry ofCarbon Com
pound (Mc Graw −Hlll 。
NewYork 、1962)pp97−98゜Tet
rahedron、 、 21 、1847 (196
5) )。
rahedron、 、 21 、1847 (196
5) )。
(6)酒石酸
酒石ya<別名ジヒドロキシコハク酸)は、分子内に2
個の不斉炭素をもち、L体、0体およびこれらの対掌体
であるラセミ体、01体、また光学不活性なメソ体など
が知られている。
個の不斉炭素をもち、L体、0体およびこれらの対掌体
であるラセミ体、01体、また光学不活性なメソ体など
が知られている。
よえ、や*、およ。−*、、、s*at−is−6,1
られている。
られている。
これらの異性体は、いずれも本発明に有用であり、任意
の公知手段により取得することができる(L−酒石酸:
(イ) Chew 、 E no、 P rogres
s 。
の公知手段により取得することができる(L−酒石酸:
(イ) Chew 、 E no、 P rogres
s 。
、43.160 (1947)、(ロ)イタリア特に’
r490221 (1954>、(A)C,A、。
r490221 (1954>、(A)C,A、。
50.11607c (1956)、(ニ)インド特許
52167 (1955)、(ホ) Ind、 Eno
。
52167 (1955)、(ホ) Ind、 Eno
。
Chem、、 生ユ、1780(1951)、D−酒石
Fllt:(へ) Compt、 Rend 、 、
51 、298(1860)、DL−酒石酸:(ト)O
ra。
Fllt:(へ) Compt、 Rend 、 、
51 、298(1860)、DL−酒石酸:(ト)O
ra。
Syn、、6.82 (1926)、(チ)同Co11
。
。
Vol、 I (2nd ed、 、 1941 )
p497、(す) J、 Al11. Chelll
、 3oc、 、生ユ。
p497、(す) J、 Al11. Chelll
、 3oc、 、生ユ。
1412(1925)、(ヌ) 1bid、°、 5旦
。
。
1302 (1936)、(ル)米国特許第20002
13号(1935)明細書、メソ酒石M:(ヲ) Z、
Physik 、 Che+++ 、 、 56.5
07(1906)、(ワ) Orc+、 Syn、 C
o11 。
13号(1935)明細書、メソ酒石M:(ヲ) Z、
Physik 、 Che+++ 、 、 56.5
07(1906)、(ワ) Orc+、 Syn、 C
o11 。
Vol、I (2nd、、1941)p497、(力)
米国特許第2414385 (1947)号明m書、(
E) J、Bacteriol、、 70.405(1
955)) 。
米国特許第2414385 (1947)号明m書、(
E) J、Bacteriol、、 70.405(1
955)) 。
以上示した一連の化合物は、いずれも任意の塩基性化合
物と塩を形成することができる。本発明でいう前記式[
1]の化合物の塩とは、薬学的に許容される無機および
有機の塩基をいい、例示すればNa 、に、Ca 、M
g、Ba等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属、ア
ンモニウム塩、およびアミン酸などがある。
物と塩を形成することができる。本発明でいう前記式[
1]の化合物の塩とは、薬学的に許容される無機および
有機の塩基をいい、例示すればNa 、に、Ca 、M
g、Ba等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属、ア
ンモニウム塩、およびアミン酸などがある。
抗糖尿病剤
本発明による抗糖尿病剤は、前記式[1]に示されるヒ
ドロキシカルボン酸またはその塩を有効成分とするもの
である。そして、この抗糖尿病剤は、上記ヒドロキシカ
ルボン酸類のいずれか単独、または相互の混合物からな
るか、これと液体または固体の製剤上の補助成分、例え
ば賦形剤、結合剤、希釈剤、と混合して成るものであり
、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、注射剤など任意の網
形で経口的または非経口的に投与することができる。
ドロキシカルボン酸またはその塩を有効成分とするもの
である。そして、この抗糖尿病剤は、上記ヒドロキシカ
ルボン酸類のいずれか単独、または相互の混合物からな
るか、これと液体または固体の製剤上の補助成分、例え
ば賦形剤、結合剤、希釈剤、と混合して成るものであり
、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、注射剤など任意の網
形で経口的または非経口的に投与することができる。
また、必要に応じて他の薬剤(例えばスルホニール尿素
系化合物(SLJ剤)、グアニジン系化合物(ビクアナ
イド剤)などがある。)を調合させてもよい。投与量は
、年令、体重、症状により適宜増減するが、経口的には
通常、成人、1日、ヒドロキシカルボン酸として30■
〜309が望ましい。好ましい具体例は、ヒドロキシカ
ルボン酸と製剤上の補助成分とから成るものである。ま
た、本発明の他の好ましい具体例は、上記1日あたりの
投与量を1回ないし数回に分けて服用させるための単位
投与形態のものである。
系化合物(SLJ剤)、グアニジン系化合物(ビクアナ
イド剤)などがある。)を調合させてもよい。投与量は
、年令、体重、症状により適宜増減するが、経口的には
通常、成人、1日、ヒドロキシカルボン酸として30■
〜309が望ましい。好ましい具体例は、ヒドロキシカ
ルボン酸と製剤上の補助成分とから成るものである。ま
た、本発明の他の好ましい具体例は、上記1日あたりの
投与量を1回ないし数回に分けて服用させるための単位
投与形態のものである。
なお、本発明におけるヒトOキシカルボン酸類は、例え
ば、乳酸、酒石酸、クエン酸などが食品添加物として繁
用されていること、グリコール酸、リンゴ酸などが食用
植物中に多量に含まれていること、またグリセリン酸は
生体内で、糖代謝の重要中間体であることなどにより、
一般に低毒性である。
ば、乳酸、酒石酸、クエン酸などが食品添加物として繁
用されていること、グリコール酸、リンゴ酸などが食用
植物中に多量に含まれていること、またグリセリン酸は
生体内で、糖代謝の重要中間体であることなどにより、
一般に低毒性である。
抗糖尿病作用
本発明でいう抗糖尿病剤作用とは、高血糖時におけるイ
ンシュリン分泌促進作用をいう。なお、前記の化合物は
、血糖値が正常か、または正常値より低い場合には、該
インシュリン分泌促進作用を示さないか、示してもわず
かなものである。
ンシュリン分泌促進作用をいう。なお、前記の化合物は
、血糖値が正常か、または正常値より低い場合には、該
インシュリン分泌促進作用を示さないか、示してもわず
かなものである。
以下、上記抗糖尿病効果をみるべく、薬理学的側面から
実験を行った。
実験を行った。
1)ヒトOキシカルボン酸類のインシュリン分泌促進効
果 (1)実験方法 Wistar系雄性ラット(250〜350g)を用い
、仁木らの方法(A、 N1ki 、 H,N1kia
nd 1. Miwa 、 t=nclOcrinoI
ooy、 105.1051〜1054 (1979)
)により摘出潅流膵標本を作成した。O−Co2 (9
5:5)混合ガスを潅流圧とする装置(第1図)を用い
、上記標本の腹腔動脈カニユーレから4%デキストラン
、0.5%牛自清アルブミン(BSA)含有クレブス・
リンガ−炭酸緩衝液(K rebs −Ringer
−bicarbonate buffer (pH7、
4))を用いて調製された2、8mMのグルコース溶液
(第1〜6図中■を示す)を対照とし、以下同様にm製
された16.7mMのグルコース溶液(第1〜6図中■
を示す)、2.87FLMグルコース含有1 tt*/
dの被検液(第1〜6図中■を示す)および16.7′
frLMグルコース含有1■/dの被検液(第1〜6図
中■を示す)をそれぞれ図中(第2〜6図)に示す手順
で潅流(1d/分)し、遊離されるインシュリンをラジ
オイムノアッセイ(RIA)法により定量した。 被検
液は、以下の通りである。
果 (1)実験方法 Wistar系雄性ラット(250〜350g)を用い
、仁木らの方法(A、 N1ki 、 H,N1kia
nd 1. Miwa 、 t=nclOcrinoI
ooy、 105.1051〜1054 (1979)
)により摘出潅流膵標本を作成した。O−Co2 (9
5:5)混合ガスを潅流圧とする装置(第1図)を用い
、上記標本の腹腔動脈カニユーレから4%デキストラン
、0.5%牛自清アルブミン(BSA)含有クレブス・
リンガ−炭酸緩衝液(K rebs −Ringer
−bicarbonate buffer (pH7、
4))を用いて調製された2、8mMのグルコース溶液
(第1〜6図中■を示す)を対照とし、以下同様にm製
された16.7mMのグルコース溶液(第1〜6図中■
を示す)、2.87FLMグルコース含有1 tt*/
dの被検液(第1〜6図中■を示す)および16.7′
frLMグルコース含有1■/dの被検液(第1〜6図
中■を示す)をそれぞれ図中(第2〜6図)に示す手順
で潅流(1d/分)し、遊離されるインシュリンをラジ
オイムノアッセイ(RIA)法により定量した。 被検
液は、以下の通りである。
(イ) 乳 酸
(ロ) グリセリン酸
(ハ) タルトロン酸
(ニ) リンゴ酸
(ホ) クエン酸
(2)実験結果
ヒト0キシカルボン酸類(乳酸、グリセリン酸、タルト
ロン酸、リンゴ酸、クエン酸、)のインシュリン分泌促
進作用は、第2〜6図に示す通りであった。
ロン酸、リンゴ酸、クエン酸、)のインシュリン分泌促
進作用は、第2〜6図に示す通りであった。
上記化合物はいずれもグルコース濃度の上昇(16,7
mMグルコース)に伴い強いインシュリン分泌促進作用
を示し、また、グルコース濃度が低い場合(2,8mM
グルコース)、インシュリン分泌促進作用は、はとんど
見られなかった。
mMグルコース)に伴い強いインシュリン分泌促進作用
を示し、また、グルコース濃度が低い場合(2,8mM
グルコース)、インシュリン分泌促進作用は、はとんど
見られなかった。
第1図は、潅流装置を示す説明図である。
第2図は、乳酸のインシュリン分泌促進作用を示すグラ
フである。 第3図は、グリセリン酸のインシュリン分泌促進作用を
示すグラフである。 第4図は、タルトロン酸のインシュリン分泌促進作用を
示すグラフである。 第5図は、リンゴ酸のインシュリン分泌促進作用を示す
グラフである。 第6図は、クエン酸のインシュリン分泌促進作用を示す
グラフである。 出願人代理人 猪 股 清 51 図 ■: 2.8mM y”ルコースチ;濯■: 16.7
mM rl&コース声)張■: 2.8mM F”、k
)−7含有1mg/m1nlff;a■: 16.7m
M r−シコース4シ岡1mg/mlの愼杖!久イ、ン
3aソ、ン?、’、ビl (ng/ml)ィシQ−ソ
0リトタy量(ng/ml)ィ、ン6ユノ://fPj
ゲ+ (ng/ml)4込ムンO#I量(ng/ml) イ0./1ノ、/井J量(ng/ml)手続補正書 昭和60年4月2日 持51庁長官 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和60年 特許願 第10532号 2 発明の名称 抗糖尿病剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 湧 永 製 薬 株 式 会 社4
代 理 人 7 補正の対i−’ 、 ”J (1) 明細書の「発明の詳細な説明」の欄ノー礒・
、\ (2) 図面 、7 、、−、”y
、、8 補正の内容 1) 明細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通りに補
正する。 (1) 第3頁第7行 rsyntha I i nJを、[シンタリン(Sy
ntha l i n)Jと補正する。 (2) 第3頁第9行 「M、」を、[エム・ジャンポン(M、」と補正する。 (3) 第3頁第9行 「らは、」を「)らは、」と補正する。 (4) 第3頁第13行 rFJを、「フランク、フックス(FJと補正する。 (5) 第3頁第13行 「らによって」を、「)らによって」と補正する。 (6) 第6頁第9〜18行 「できる(〜)。」を、「できる。」と補正する。 (7) 第7頁第1〜2行 「(〜))」を削除する。 (8) 第7頁第3〜4行 「(〜))」を削除する。 (9) 第7頁第12行 「−水塩」を、[−水塩]と補正する。 (10)第7頁flIK1行〜第8真第12行[できる
(〜)。Jを、「できる。」と補正する。 (11)第9頁第1行 「できる」を、「できる。」と補正する。 (12)第9頁第2行〜第10頁第11行「(〜)。」
を削除する。 (13)第12頁第9行 [(〜y、Jを、「(エンドクリノロジー(Endoc
r + no Ioay)、Jと補正する。 2) 第2図を、別紙の通り補正する。
フである。 第3図は、グリセリン酸のインシュリン分泌促進作用を
示すグラフである。 第4図は、タルトロン酸のインシュリン分泌促進作用を
示すグラフである。 第5図は、リンゴ酸のインシュリン分泌促進作用を示す
グラフである。 第6図は、クエン酸のインシュリン分泌促進作用を示す
グラフである。 出願人代理人 猪 股 清 51 図 ■: 2.8mM y”ルコースチ;濯■: 16.7
mM rl&コース声)張■: 2.8mM F”、k
)−7含有1mg/m1nlff;a■: 16.7m
M r−シコース4シ岡1mg/mlの愼杖!久イ、ン
3aソ、ン?、’、ビl (ng/ml)ィシQ−ソ
0リトタy量(ng/ml)ィ、ン6ユノ://fPj
ゲ+ (ng/ml)4込ムンO#I量(ng/ml) イ0./1ノ、/井J量(ng/ml)手続補正書 昭和60年4月2日 持51庁長官 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和60年 特許願 第10532号 2 発明の名称 抗糖尿病剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 湧 永 製 薬 株 式 会 社4
代 理 人 7 補正の対i−’ 、 ”J (1) 明細書の「発明の詳細な説明」の欄ノー礒・
、\ (2) 図面 、7 、、−、”y
、、8 補正の内容 1) 明細書の発明の詳細な説明の欄を下記の通りに補
正する。 (1) 第3頁第7行 rsyntha I i nJを、[シンタリン(Sy
ntha l i n)Jと補正する。 (2) 第3頁第9行 「M、」を、[エム・ジャンポン(M、」と補正する。 (3) 第3頁第9行 「らは、」を「)らは、」と補正する。 (4) 第3頁第13行 rFJを、「フランク、フックス(FJと補正する。 (5) 第3頁第13行 「らによって」を、「)らによって」と補正する。 (6) 第6頁第9〜18行 「できる(〜)。」を、「できる。」と補正する。 (7) 第7頁第1〜2行 「(〜))」を削除する。 (8) 第7頁第3〜4行 「(〜))」を削除する。 (9) 第7頁第12行 「−水塩」を、[−水塩]と補正する。 (10)第7頁flIK1行〜第8真第12行[できる
(〜)。Jを、「できる。」と補正する。 (11)第9頁第1行 「できる」を、「できる。」と補正する。 (12)第9頁第2行〜第10頁第11行「(〜)。」
を削除する。 (13)第12頁第9行 [(〜y、Jを、「(エンドクリノロジー(Endoc
r + no Ioay)、Jと補正する。 2) 第2図を、別紙の通り補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下式で示されるヒドロキシカルボン酸またはその塩を有
効成分とする抗糖尿病剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素、メチル基、ヒドロキシメチル基
、カルボキシル基、カルボキシメチル基、またはヒドロ
キシカルボキシメチル基を示す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053285A JPS61171418A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 抗糖尿病剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053285A JPS61171418A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 抗糖尿病剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171418A true JPS61171418A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11752868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053285A Pending JPS61171418A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 抗糖尿病剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006058695A1 (de) * | 2004-12-01 | 2006-06-08 | Basf Aktiengesellschaft | Steigerung des proteinanteils tierischer organismen |
FR2904935A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-22 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique apte a stimuler la secretion d'insuline et destinee au traitement du diabete de type 2 (diabete non insulino-dependant). |
US20160213629A1 (en) * | 2013-09-13 | 2016-07-28 | Replicon Health Oy | Method for enhancing energy production and metabolism in cells |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP1053285A patent/JPS61171418A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006058695A1 (de) * | 2004-12-01 | 2006-06-08 | Basf Aktiengesellschaft | Steigerung des proteinanteils tierischer organismen |
FR2904935A1 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-02-22 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique apte a stimuler la secretion d'insuline et destinee au traitement du diabete de type 2 (diabete non insulino-dependant). |
WO2008022974A3 (fr) * | 2006-08-18 | 2008-12-04 | Centre Nat Rech Scient | Composition antidiabetique contenant de l'acide chicorique et/ou l'un de ses metabolites |
US20160213629A1 (en) * | 2013-09-13 | 2016-07-28 | Replicon Health Oy | Method for enhancing energy production and metabolism in cells |
US10500176B2 (en) * | 2013-09-13 | 2019-12-10 | Replicon Health Oy | Method for enhancing energy production and metabolism in cells |
US11357746B2 (en) | 2013-09-13 | 2022-06-14 | Replicon Health Oy | Method for enhancing energy production and metabolism in cells |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1572196B1 (en) | Combination of a dpp-iv inhibitor and a ppar-alpha compound | |
DE69624580T2 (de) | Verfahren und zusammensetzung zur verbesserten parenteralen ernährung | |
US11033548B2 (en) | Methods and formulations for modulating Lyn kinase activity and treating related disorders | |
Luft et al. | Hypophysectomy in man: experiences in severe diabetes mellitus | |
JP2003528135A (ja) | 糖尿病のランゲルハンス島シグナリングの改善方法及びその防止方法 | |
FR2798592A1 (fr) | Procede de traitement de troubles mataboliques, en particulier du diabete, ou d'une maladie ou d'une affection associee au diabete | |
US20160051511A1 (en) | Pharmaceutical Composition Containing Glimepiride and Metformin Hydrochloride | |
IE57793B1 (en) | Orally administerable antidiabetic compositions | |
NO175406B (no) | Fremgangsmåte ved fremstilling av piroxam i vandig opplösning | |
EP1772149A1 (en) | Drug for prevention or treatment of diabetes | |
Spira et al. | Factors contributing to the degree of polyuria in a patient with poorly controlled diabetes mellitus | |
RU2543635C2 (ru) | Способ и фармацевтические композиции для лечения постпрандиальной гипергликемии диабета ii типа введением через слизистую ротовой полости | |
JPS61171418A (ja) | 抗糖尿病剤 | |
JPS61171417A (ja) | 抗糖尿病剤 | |
EP0431465B1 (de) | Dialysier- und Spüllösung zur intraperitonealen Verarbreichung | |
Drucker et al. | Citrate metabolism during surgery | |
JPH02191212A (ja) | 3―ヒドロキシ酪酸(β―ヒドロキシ酪酸)及びその塩からなる輸液製剤 | |
DE3943424A1 (de) | Infusions- und injektionsloesung zur intravenoesen verabreichung | |
DE2743704C2 (de) | L- oder DL-Phenylglycine enthaltende Arzneimittel | |
US6197818B1 (en) | Drug for treating diabetic nephrosis | |
TW201113525A (en) | Methods for diagnosing diabetes and determining effectiveness of treatments | |
US4942171A (en) | The compound, 6-(1-imidazolyl methyl)-5,6,7,8-tetrahydronaphthalene-2-carboxylic acid and salts thereof having antidiabetic activity | |
WO2002012177A1 (en) | Composition of metformin with succinic acid or salts thereof and method for treating diabetes | |
JPH054917A (ja) | 真正糖尿病およびそれに関連した症状を治療するための医薬調剤、およびその製造法 | |
Gray | The treatment of diabetes mellitus with insoluble insulin compounds |