JPS6116992A - 燃料ブリケツトの製造方法 - Google Patents
燃料ブリケツトの製造方法Info
- Publication number
- JPS6116992A JPS6116992A JP13660984A JP13660984A JPS6116992A JP S6116992 A JPS6116992 A JP S6116992A JP 13660984 A JP13660984 A JP 13660984A JP 13660984 A JP13660984 A JP 13660984A JP S6116992 A JPS6116992 A JP S6116992A
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- Japan
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- water
- coal
- mixture
- mixing
- binder
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野１
本発明は、褐炭などの如く含水率の高い石炭類を原料と
して燃料ブリケットを製造する方法に関するものである
。
して燃料ブリケットを製造する方法に関するものである
。
［従来技術］
近年、石炭、石油などの化石燃料のこ渇対策が叫ばれて
おり、その−環として褐炭の利用がはかられている。褐
炭は、石炭の全可採埋蔵量約６４００億トンのうち、２
３％を占める大エネルギ源であり価格的に低廉であるに
もかかわらず、含水率が高いこと又自然発火し易いため
１こ輸送１こ適さないことなどから、これまで家庭用、
工業用への利用は産地における利用を除いて少ながった
。また、亜炭やれき骨炭などの高湿分炭も含水率か高い
ために燃料として利用されることが少なかった。がはか
られている。
おり、その−環として褐炭の利用がはかられている。褐
炭は、石炭の全可採埋蔵量約６４００億トンのうち、２
３％を占める大エネルギ源であり価格的に低廉であるに
もかかわらず、含水率が高いこと又自然発火し易いため
１こ輸送１こ適さないことなどから、これまで家庭用、
工業用への利用は産地における利用を除いて少ながった
。また、亜炭やれき骨炭などの高湿分炭も含水率か高い
ために燃料として利用されることが少なかった。がはか
られている。
［発明が解決しようとする問題点１
褐炭は含水率が３０〜６０％と高いため］へ直接或いは
間接加熱により水分を蒸発させ乾燥した後に液体バイン
ダを添加し、ブリケツテイングを行ないハンドリングの
容易な燃料ブリケットとする利用法が一般的であった。
間接加熱により水分を蒸発させ乾燥した後に液体バイン
ダを添加し、ブリケツテイングを行ないハンドリングの
容易な燃料ブリケットとする利用法が一般的であった。
しかしながら乾燥のためにかなりの量のエネルギーを消
費するという問題点があり、又液体バインダとしてピッ
チやタールを用いるために大量生産には不向外であった
。
費するという問題点があり、又液体バインダとしてピッ
チやタールを用いるために大量生産には不向外であった
。
これに対し液体バイング使用の問題を改めるために高温
ブリケツテイングという方法が生まれ、石炭が軟化する
温度である４００〜５ ｆ’） ｆｌ ’Ｃに加熱した
後にブリケツテイングすることか行なわれた。
ブリケツテイングという方法が生まれ、石炭が軟化する
温度である４００〜５ ｆ’） ｆｌ ’Ｃに加熱した
後にブリケツテイングすることか行なわれた。
しかし、この方法により、液体バインダが不要とはなる
もののやはり乾燥および高温加熱のためにかなりの量の
エネルギを消費するという問題点があった。
もののやはり乾燥および高温加熱のためにかなりの量の
エネルギを消費するという問題点があった。
本発明は、従来の方法の上記の問題点を解決し、褐炭を
原料とし、大量の加熱エネルギを必要とせず、かつバイ
ンダの消費量を著しく低減することがでトる燃料ブリケ
ットの製造方法を提供することを目的とする。
原料とし、大量の加熱エネルギを必要とせず、かつバイ
ンダの消費量を著しく低減することがでトる燃料ブリケ
ットの製造方法を提供することを目的とする。
Ｅ問題点を解決するための手段１
本発明は、上記の問題点を解決する手段として、高湿分
炭を微粉砕したる後、これに高吸湿性の高分子系樹脂粉
末を混合し、前記高湿分炭中の水分を該樹脂粉末に移行
せしめた後にブリケツテイングを行ない樹脂粉末中の湿
分を脱水除去して燃料ブリケットとすることを特徴とす
る燃料ブリケットの製造方法を提供するものである。
炭を微粉砕したる後、これに高吸湿性の高分子系樹脂粉
末を混合し、前記高湿分炭中の水分を該樹脂粉末に移行
せしめた後にブリケツテイングを行ない樹脂粉末中の湿
分を脱水除去して燃料ブリケットとすることを特徴とす
る燃料ブリケットの製造方法を提供するものである。
［実施例１
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
原料としての褐炭１をハンマーミルなどの粉砕機２に投
入して粉砕を行ない、次に高吸水性の高分子系樹脂粉末
３、及び゛必要に応じてバインダ４とを混入せしめ、ケ
ージミルなどの混合粉砕機５に投入し、混合及び粉砕を
行なう。
入して粉砕を行ない、次に高吸水性の高分子系樹脂粉末
３、及び゛必要に応じてバインダ４とを混入せしめ、ケ
ージミルなどの混合粉砕機５に投入し、混合及び粉砕を
行なう。
高吸水性の高分子系樹脂粉末３としては、ポリアクリル
酸ソーダ共重合体などが用いられ、バインダ４としては
、ピッチやタールなどが用いられる。
酸ソーダ共重合体などが用いられ、バインダ４としては
、ピッチやタールなどが用いられる。
この混合、粉砕のプロセス中に褐炭中の水分は樹脂粉末
に移行し吸収される。均一な混合及び粉砕繰作を十分性
なえば褐炭水の水分はがなりの量が排除され樹脂粉末に
吸収される。
に移行し吸収される。均一な混合及び粉砕繰作を十分性
なえば褐炭水の水分はがなりの量が排除され樹脂粉末に
吸収される。
その後、この材料をブリケツテイングマシン６に投入し
、はぼ常温下において数百ｋｇ／ｃｍ２ｆ程度の成形圧
力を加えて脱水を行ない、振動篩７により水９を排除し
て、ブリケット８を製品として取出す。
、はぼ常温下において数百ｋｇ／ｃｍ２ｆ程度の成形圧
力を加えて脱水を行ない、振動篩７により水９を排除し
て、ブリケット８を製品として取出す。
このようにしで得られたブリケット８の含水率は２０％
程度にまで低下せしめられており、加熱乾燥をする必要
はなく、直ちに家庭用或いは工業用に用いることができ
る。
程度にまで低下せしめられており、加熱乾燥をする必要
はなく、直ちに家庭用或いは工業用に用いることができ
る。
このように、高吸水性の高分子系樹脂粉末を混合せしめ
ることにより、加熱蒸発を行なわずに常温付近での操作
により褐炭中の水分を低下せしめることがでｂるので、
エネルギ消費量を大幅に低減することがで外る。
ることにより、加熱蒸発を行なわずに常温付近での操作
により褐炭中の水分を低下せしめることがでｂるので、
エネルギ消費量を大幅に低減することがで外る。
また、前述の樹脂類の粉末は、吸水能力が極めて大であ
り、自重の数百倍〜１０００倍程度の水を吸収するため
、褐炭への混入量は極めて僅かでよい。例えば、褐炭の
含水率を６０％から２０％に減少せしめる場合には、樹
脂粉末が自重の１０００倍の吸水能力があるとして概略
計算すると、乾燥褐炭に対しては０．１３％程度、原料
褐炭に対しては０．０５％程度の僅かの樹脂粉末３を混
入すればよいことになる。
り、自重の数百倍〜１０００倍程度の水を吸収するため
、褐炭への混入量は極めて僅かでよい。例えば、褐炭の
含水率を６０％から２０％に減少せしめる場合には、樹
脂粉末が自重の１０００倍の吸水能力があるとして概略
計算すると、乾燥褐炭に対しては０．１３％程度、原料
褐炭に対しては０．０５％程度の僅かの樹脂粉末３を混
入すればよいことになる。
また、混合プロセス中に樹脂粉末３がバインダの作用を
するので、従来常温ブリケツテイングで用いられるよう
な液体バインダの使用量を減らすことがで終る。
するので、従来常温ブリケツテイングで用いられるよう
な液体バインダの使用量を減らすことがで終る。
樹脂粉末は水に不溶性であるため、ブリケツテイングプ
ロセス中に圧縮脱水されて分離された水の中に樹脂が溶
出することはなく、廃水処理等の問題を併発するような
おそれはない。
ロセス中に圧縮脱水されて分離された水の中に樹脂が溶
出することはなく、廃水処理等の問題を併発するような
おそれはない。
このようにして褐炭などの水分の多い低品位の原料でも
、多大の加熱エネルギを要さず、常温にて脱水、成形し
て水分の少ない燃料ブリケットとして利用をはかること
ができる。また、使用バインダの量を低減せしめること
ができる。
、多大の加熱エネルギを要さず、常温にて脱水、成形し
て水分の少ない燃料ブリケットとして利用をはかること
ができる。また、使用バインダの量を低減せしめること
ができる。
原料として、通常の石炭を用いた場合においても、低温
ブリケツテイングを簡単に行なうことかで外で、多大の
加熱エネルギを節減することができ、また、バインダの
量を低減せしめることがでとる。
ブリケツテイングを簡単に行なうことかで外で、多大の
加熱エネルギを節減することができ、また、バインダの
量を低減せしめることがでとる。
［発明の効果１
本発明により、水分の多い低品位の褐炭を燃料、とじで
有効活用をはかることができ、加熱のための多大のエネ
ルギを部域することができ、かつ成形時のバインダの使
用量を低減で外る燃料ブリケットの製造方法を提供する
ことが可能となり実用上極めて大なる効果を奏すること
ができる。
有効活用をはかることができ、加熱のための多大のエネ
ルギを部域することができ、かつ成形時のバインダの使
用量を低減で外る燃料ブリケットの製造方法を提供する
ことが可能となり実用上極めて大なる効果を奏すること
ができる。
図面は本発明の実施例のフローシートである。
１−−一褐炭、２−−一粉砕磯、３−ｍ−樹脂粉末、４
−−バインダ、５−一一混合粉砕磯、６−−−ブリケツ
テイングマシン、７−−−振動篩、８−一一ブリケット
、９−一一水。 特許出願人 工 業 技 術 院 同 株式会社 荏原製作所 ＝７−
−−バインダ、５−一一混合粉砕磯、６−−−ブリケツ
テイングマシン、７−−−振動篩、８−一一ブリケット
、９−一一水。 特許出願人 工 業 技 術 院 同 株式会社 荏原製作所 ＝７−
Claims (1)
- １、高湿分炭を微粉砕したる後、これに高吸湿性の高分
子系樹脂粉末を混合し、前記高湿分炭中の水分を該樹脂
粉末に移行せしめた後に、ブリケツテイングを行ない樹
脂粉末中の湿分を脱水除去して燃料ブリケツトとするこ
とを特徴とする燃料ブリケツトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660984A JPS6116992A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 燃料ブリケツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660984A JPS6116992A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 燃料ブリケツトの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6116992A true JPS6116992A (ja) | 1986-01-24 |
Family
ID=15179298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13660984A Pending JPS6116992A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 燃料ブリケツトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116992A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191561A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Nippon Steel Corp | 炭材ペレットの製造方法 |
| CN102827659A (zh) * | 2012-09-17 | 2012-12-19 | 韩维国 | 一种褐煤煤末成型提质的方法 |
| WO2019198477A1 (ja) * | 2018-04-12 | 2019-10-17 | 栗田工業株式会社 | 石炭を含む成形物用バインダー |
| CN111575080A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-25 | 宋彦兵 | 一种机制环保炭及其加工制作方法 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP13660984A patent/JPS6116992A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191561A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Nippon Steel Corp | 炭材ペレットの製造方法 |
| CN102827659A (zh) * | 2012-09-17 | 2012-12-19 | 韩维国 | 一种褐煤煤末成型提质的方法 |
| WO2019198477A1 (ja) * | 2018-04-12 | 2019-10-17 | 栗田工業株式会社 | 石炭を含む成形物用バインダー |
| US11613716B2 (en) | 2018-04-12 | 2023-03-28 | Kurita Water Industries Ltd. | Binder for coal-containing formed product |
| CN111575080A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-08-25 | 宋彦兵 | 一种机制环保炭及其加工制作方法 |
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