JPS61167929A - 電気化学表示素子の駆動装置 - Google Patents
電気化学表示素子の駆動装置Info
- Publication number
- JPS61167929A JPS61167929A JP803385A JP803385A JPS61167929A JP S61167929 A JPS61167929 A JP S61167929A JP 803385 A JP803385 A JP 803385A JP 803385 A JP803385 A JP 803385A JP S61167929 A JPS61167929 A JP S61167929A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- decoloring
- coloring
- counter electrode
- ecd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エレクトロクロミック現象等を利用した電気
化学表示素子の駆動装置jこ関する。
化学表示素子の駆動装置jこ関する。
従来の電気化学表示素子の駆動装置の回路図を第2図に
示す。3はエレクトロクロミック表示素子で、1はエレ
クトロクロミック物質から形成された表示電極、2は対
極である。19及び21は、それぞれ表示極1の消色及
び着色のための電源であり、異なる向きに接続されてい
る。可変抵抗器18及び22は表示電極1の消色及び着
色時に流す電流を制御するものである。スイッチ17は
消色と着色を切り替えるものである。
示す。3はエレクトロクロミック表示素子で、1はエレ
クトロクロミック物質から形成された表示電極、2は対
極である。19及び21は、それぞれ表示極1の消色及
び着色のための電源であり、異なる向きに接続されてい
る。可変抵抗器18及び22は表示電極1の消色及び着
色時に流す電流を制御するものである。スイッチ17は
消色と着色を切り替えるものである。
このように接続された回路において、スイッチ17を電
源19の側に接続する。この時、表示極1には対極2に
対して負の電圧が印加され、可変抵抗器18によって制
御される電流が流れエレクトロクロミック物質は消色す
る。次にスイッチ17を電源21の側に接続すると、表
示極1には対極2に対して正の電圧が印加され、可変抵
抗器2oによって制御される電流が流れ、エレクトロク
ロミック物質は着色する。
源19の側に接続する。この時、表示極1には対極2に
対して負の電圧が印加され、可変抵抗器18によって制
御される電流が流れエレクトロクロミック物質は消色す
る。次にスイッチ17を電源21の側に接続すると、表
示極1には対極2に対して正の電圧が印加され、可変抵
抗器2oによって制御される電流が流れ、エレクトロク
ロミック物質は着色する。
上記の従来例では回路は単純で明解なものの、正負2つ
の電源を必要とし、しかもまた電源を直接切り替えるた
めの大容量のスイッチを必要とする等の欠点があった。
の電源を必要とし、しかもまた電源を直接切り替えるた
めの大容量のスイッチを必要とする等の欠点があった。
この点は電池やスイッチのコスト及びスペースの点で、
電気化学表示素子(以下、ECDと略記する)を実装し
た製品を設計する上・で問題となっていた。また着色・
消色ともに電流制御型の駆動を行なうため応答速度、表
示寿命に問題があった。本発明はこの電源、スイッチの
問題を解決し、更にECDの特性にあった駆動方法の駆
動装置を提供するものである。
電気化学表示素子(以下、ECDと略記する)を実装し
た製品を設計する上・で問題となっていた。また着色・
消色ともに電流制御型の駆動を行なうため応答速度、表
示寿命に問題があった。本発明はこの電源、スイッチの
問題を解決し、更にECDの特性にあった駆動方法の駆
動装置を提供するものである。
上記問題点を解決するため1本発明の電気化学表示素子
の駆動装置は、表示極と対極の2つの電極を対向して配
置しその間に電解質を介在してなる電気化学表示素子を
、対極に常に一定の電圧を印加しておき他方表示極に対
極と同一極性の更に大きな電圧を印加することにより着
色させ或いは表示極を接地することにより消色させる着
消色制御回路を備えてなる。
の駆動装置は、表示極と対極の2つの電極を対向して配
置しその間に電解質を介在してなる電気化学表示素子を
、対極に常に一定の電圧を印加しておき他方表示極に対
極と同一極性の更に大きな電圧を印加することにより着
色させ或いは表示極を接地することにより消色させる着
消色制御回路を備えてなる。
対極を十分に安定な電源に接続しておけば、消色は電圧
制御による駆動となる着消色制御回路が得られ、着色電
源電圧を理論電圧より高く設定し、表示極との間にセル
抵抗よりも十分に大きく設定した抵抗を直列に挿入すれ
ば、電流制御による駆動となる着消色制御回路が得られ
る。
制御による駆動となる着消色制御回路が得られ、着色電
源電圧を理論電圧より高く設定し、表示極との間にセル
抵抗よりも十分に大きく設定した抵抗を直列に挿入すれ
ば、電流制御による駆動となる着消色制御回路が得られ
る。
この回路の具体的態様としては、ECDの駆動電圧の中
で最低の電圧である例えば消色電圧をグランド電位とし
、最高の電圧である例えば着色電圧を電源電圧として表
示極に印加する電圧の切り替えを論理回路によって制御
されるトランジスタスイッチにより行なうものである。
で最低の電圧である例えば消色電圧をグランド電位とし
、最高の電圧である例えば着色電圧を電源電圧として表
示極に印加する電圧の切り替えを論理回路によって制御
されるトランジスタスイッチにより行なうものである。
以下、本発明の一実施例の詳細を第1図に基づいて説明
する。
する。
3は本発明の駆動装置によって駆動されるECDであり
、表示極1と対極2及び電解液を有する。
、表示極1と対極2及び電解液を有する。
このECDは着消色制御回路に接続している。すなわち
対極2は適当な大きさの分圧抵抗5と6により電源4に
接続壱れている。一方、表示極1は着1色電流制御抵抗
8と着色電圧印加用トランジスタスイッチ7を介して電
源4に接続される。更に表示極lは消色電流制御抵抗9
と消色電圧印加用トランジスタスイッチ10を介してグ
ランドに接続される。トランジスタ7と10のベースに
は、それぞれダイオード11.13と電流制限抵抗12
.14を介して論理回路に端子15.16で接続される
。この場合の論理回路とはトランジスタにより1時計の
表示パターンをデジタル信号として出力するようなもの
を指す。通常、端子15にはプラス電圧が印加されてお
り、端子16は接地されている。
対極2は適当な大きさの分圧抵抗5と6により電源4に
接続壱れている。一方、表示極1は着1色電流制御抵抗
8と着色電圧印加用トランジスタスイッチ7を介して電
源4に接続される。更に表示極lは消色電流制御抵抗9
と消色電圧印加用トランジスタスイッチ10を介してグ
ランドに接続される。トランジスタ7と10のベースに
は、それぞれダイオード11.13と電流制限抵抗12
.14を介して論理回路に端子15.16で接続される
。この場合の論理回路とはトランジスタにより1時計の
表示パターンをデジタル信号として出力するようなもの
を指す。通常、端子15にはプラス電圧が印加されてお
り、端子16は接地されている。
次に上記構成の動作原理をエレクトロクロミズムを示す
物質としてプルシアンブルーを使用した電気化学表示素
子(以下、PH−ECDと略記する)#こついて説明す
る。対極に印加する電圧は、ECDの消色に要する電圧
と同じ電圧で極性を逆向きとする。プルシアンブルーの
着・消色に要する電圧は、プルシアンブルー膜自身によ
って決定される電位を基準として着色が+0.2v、消
色が−0,6Vである。これから、プルシアンブルー膜
を対極としたFB−BCDの場合の消色電圧も、通常−
〇、6■であるから、対極に印加するのは十〇、6■と
なる。RODを消色する時は端子16に正のパルス、例
えば+12V、1秒を印加する。この時トランジスタ1
0は側になる。これによって表示極1は接地される。対
極は+〇、6vに固定されているから、相対的に表示極
には一〇、6vが印加されたことになり、消色する。ト
ランジスタ10がIになってもECDはそれ自身のもつ
メモリ性lこよって消色状態を維持する。
物質としてプルシアンブルーを使用した電気化学表示素
子(以下、PH−ECDと略記する)#こついて説明す
る。対極に印加する電圧は、ECDの消色に要する電圧
と同じ電圧で極性を逆向きとする。プルシアンブルーの
着・消色に要する電圧は、プルシアンブルー膜自身によ
って決定される電位を基準として着色が+0.2v、消
色が−0,6Vである。これから、プルシアンブルー膜
を対極としたFB−BCDの場合の消色電圧も、通常−
〇、6■であるから、対極に印加するのは十〇、6■と
なる。RODを消色する時は端子16に正のパルス、例
えば+12V、1秒を印加する。この時トランジスタ1
0は側になる。これによって表示極1は接地される。対
極は+〇、6vに固定されているから、相対的に表示極
には一〇、6vが印加されたことになり、消色する。ト
ランジスタ10がIになってもECDはそれ自身のもつ
メモリ性lこよって消色状態を維持する。
次にECDを着色する場合には、端子15に負のパルス
、例えば1秒間接地、を加える。この時トランジスタ7
がGになり、表示極1が電源に接続される。前述のよう
にプルシアンブルー膜を対極としたPB−ECDの場合
の着色電圧は、通電子〇、2vであるから、対極に印加
されている電圧の0.6Vを加算して0,8vが電源電
圧となる。この時、電源電圧を更に高くして、抵抗8に
より着色電流を制御することもできる。
、例えば1秒間接地、を加える。この時トランジスタ7
がGになり、表示極1が電源に接続される。前述のよう
にプルシアンブルー膜を対極としたPB−ECDの場合
の着色電圧は、通電子〇、2vであるから、対極に印加
されている電圧の0.6Vを加算して0,8vが電源電
圧となる。この時、電源電圧を更に高くして、抵抗8に
より着色電流を制御することもできる。
なお、以上の記述において電圧として理論的な値を使用
したが、実際のECDの駆動にあたっては、ECD内の
各徨過電圧や、スイッチング用トランジスタ、電流制限
抵抗による電圧降下を加味した電圧Iこすることは轟然
である。更に、負の電圧を有する電源を用意し、着色電
圧を対極電圧とし、着色を電圧制御駆動、消色を電流制
御駆動とすることもできる。
したが、実際のECDの駆動にあたっては、ECD内の
各徨過電圧や、スイッチング用トランジスタ、電流制限
抵抗による電圧降下を加味した電圧Iこすることは轟然
である。更に、負の電圧を有する電源を用意し、着色電
圧を対極電圧とし、着色を電圧制御駆動、消色を電流制
御駆動とすることもできる。
本発明は上述したように、表示極と対極の2つの電極を
対向して配置しその間に電解質を介在してなる電気化学
表示素子を、対極lこ常に一定の電圧を印加しておき他
方表示極に対極と同一極性の更に大きな電圧を印加する
ことにより着色させ或いは表示極を接地することにより
消色させる着消色回路を備えてなることを特徴とする電
気化学表示素子の駆動装置なので、単一電源を使用でき
しかも着消色制御回路にトランジスタスイッチを使用す
ることができるので、コスト及びスペースの点で有利で
あると共に、論理回路との接続も容易である。更に、電
流駆動と電圧駆動をECDの性質に応じて使い分けるこ
とができるので、応答速度・動作寿命特性を改善するこ
とができるという特徴を有する。なお、ここで述べたE
CDの性質とは、着色時には流す電気量を電流と時間に
よって制御できる電流駆動が望ましく、消色時には表示
電極に規定どおりの電圧が消色サイクル中印加されてい
る電圧駆動が望ましいことを示す。
対向して配置しその間に電解質を介在してなる電気化学
表示素子を、対極lこ常に一定の電圧を印加しておき他
方表示極に対極と同一極性の更に大きな電圧を印加する
ことにより着色させ或いは表示極を接地することにより
消色させる着消色回路を備えてなることを特徴とする電
気化学表示素子の駆動装置なので、単一電源を使用でき
しかも着消色制御回路にトランジスタスイッチを使用す
ることができるので、コスト及びスペースの点で有利で
あると共に、論理回路との接続も容易である。更に、電
流駆動と電圧駆動をECDの性質に応じて使い分けるこ
とができるので、応答速度・動作寿命特性を改善するこ
とができるという特徴を有する。なお、ここで述べたE
CDの性質とは、着色時には流す電気量を電流と時間に
よって制御できる電流駆動が望ましく、消色時には表示
電極に規定どおりの電圧が消色サイクル中印加されてい
る電圧駆動が望ましいことを示す。
第1図は本発明の1実施例を示す回路図で、第2図は従
来例を示す回路図である。 l・・・表示極 2・・・対極 3・・・ECD 4・・電源 5・・・分圧抵抗 6・・・分圧抵抗 7・・・着色制御トランジスタ 8・・・着色電流制御抵抗 9・・・消色制御抵抗 10・・・消色制御トランジスタ 11・・・逆流防止ダイオード 12・・・電流制限抵抗 13・・・逆流防止ダイオード 14・・・電流制限抵抗 15・・・着色パルス入力端子 16・・・消色パルス入力端子 17・・・切替スイッチ 18・・・消色電圧調整用可変抵抗器 19・・・消色電源 20・・・着色電圧調整用可変抵抗器 21・・・着色電源 特許出願人 アルプス電気株式会社 第1図 第2図
来例を示す回路図である。 l・・・表示極 2・・・対極 3・・・ECD 4・・電源 5・・・分圧抵抗 6・・・分圧抵抗 7・・・着色制御トランジスタ 8・・・着色電流制御抵抗 9・・・消色制御抵抗 10・・・消色制御トランジスタ 11・・・逆流防止ダイオード 12・・・電流制限抵抗 13・・・逆流防止ダイオード 14・・・電流制限抵抗 15・・・着色パルス入力端子 16・・・消色パルス入力端子 17・・・切替スイッチ 18・・・消色電圧調整用可変抵抗器 19・・・消色電源 20・・・着色電圧調整用可変抵抗器 21・・・着色電源 特許出願人 アルプス電気株式会社 第1図 第2図
Claims (2)
- (1)表示極と対極の2つの電極を対向して配置しその
間に電解質を介在してなる電気化学表示素子を、対極に
常に一定の電圧を印加しておき他方表示極に対極と同一
極性の更に大きな電圧を印加することにより着色させ或
いは表示極を接地することにより消色させる着消色制御
回路を備えてなることを特徴とする電気化学表示素子の
駆動装置。 - (2)前記特許請求の範囲第1項記載の電気化学表示素
子の駆動装置において、前記着消色制御回路が着色また
は消色のいずれか一方の動作を電流規制により行ない、
他の一方の動作を電圧規制で駆動するもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP803385A JPS61167929A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 電気化学表示素子の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP803385A JPS61167929A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 電気化学表示素子の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61167929A true JPS61167929A (ja) | 1986-07-29 |
Family
ID=11682018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP803385A Pending JPS61167929A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 電気化学表示素子の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61167929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017122848A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 株式会社リコー | エレクトロクロミック調光装置 |
-
1985
- 1985-01-19 JP JP803385A patent/JPS61167929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017122848A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 株式会社リコー | エレクトロクロミック調光装置 |
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